JPH06212721A - 間仕切装置の設備取付構造 - Google Patents

間仕切装置の設備取付構造

Info

Publication number
JPH06212721A
JPH06212721A JP457693A JP457693A JPH06212721A JP H06212721 A JPH06212721 A JP H06212721A JP 457693 A JP457693 A JP 457693A JP 457693 A JP457693 A JP 457693A JP H06212721 A JPH06212721 A JP H06212721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
equipment
panel
wiring
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP457693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kishita
浩 樹下
Katsuya Inui
克也 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP457693A priority Critical patent/JPH06212721A/ja
Publication of JPH06212721A publication Critical patent/JPH06212721A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 間仕切りされた両方の部屋のいずれからも、
一工事業者によって配線又は配管等の工事を行う。 【構成】 間仕切り用パネルの連結部分に設備シャフト
用ボックス2が介在される。設備シャフト用ボックス2
は間仕切り用パネルに連結されるフレーム9とこのフレ
ーム9の表裏面に取り付けられる設備取付パネル10と
から成る。フレーム9には配線用及び配管用のスペース
Sが夫々設けられる。設備取付パネル10の表面は間仕
切り用パネルの表面とほぼ同一平面に設定される。間仕
切りされた部屋のいずれの部屋からも設備の新設、増
設、変更、点検等の工事を行うことが可能となる。工事
時においては間仕切り装置の工事業者と他の工事業者の
いずれか一工事業者で済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間仕切り装置の設備取
付構造に関し、詳しくは電力配線、情報配線、各種配管
を備えた設備シャフト用ボックスの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図16(a)(b)に示すよ
うに、天井面に固定された天井レール36と、床面に固
定された巾木7と、これら天井レール36と巾木7との
間に所定間隔で立設されるスタッド37と、スタッド3
7に固定される間仕切り用パネル3とから構成される間
仕切り装置1′において、間仕切り用パネル3の内部に
電力配線4、情報配線5、ガス配管6等の設備を取り付
ける場合、間仕切り用パネル3間の中空部分を利用し
て、電力配線4、情報配線5、ガス配管6を通すシャフ
トとして構成し、取り付けられる設備に応じて表面が切
り欠かれた表面ボード33をシャフト表面に設けたもの
がある。
【0003】また、他の従来例として、図17(a)
(b)に示すように、間仕切り用パネル3の間に蓋付き
ボックス30を設置し、この蓋付きボックス30の左右
側面にエンド部材34を別途設け、このエンド部材34
を用いて蓋付きボックス30と間仕切り用パネル3とを
連結させると共に、各種配線、配管を上記蓋付きボック
ス30内に収納したものがある。そして、蓋付きボック
ス30の内部に固定された2本のセパレータ31,32
によって、電力配線スペースS1 と情報配線スペースS
2 とガス配管スペースS3 とを左右方向に3分割して、
電力配線4と情報配線5とガス配管6とが互いに接触す
るのを防ぐものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図16に示
す間仕切り用パネル3間の中空部分を利用して、電力配
線4、情報配線5、ガス配管6等を通すタイプのもので
は、間仕切り装置1′の工事、電力配線4の工事、情報
配線5の工事、ガス配管6などの各種配管工事のよう
に、工事区分が異なるために例えば初期工事、変更工事
時においては複数の工事業者(間仕切り装置1′の工事
業者と他の工事業者)が必要となる。一方、図17に示
す間仕切り用パネル3内に蓋付きのボックス30を設置
するタイプのものでは、ボックス30の蓋30aを開い
て電力配線4の工事、情報配線5の工事、ガス配管6の
工事を行う時には、間仕切り用パネル3で仕切られた片
側の部屋からしか工事ができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、間仕切りされた両
方の部屋のいずれの部屋からも設備の新設、増設、変
更、点検等の工事を行うことができると共に、工事時に
おいて一工事業者で済むようにした間仕切り装置の設備
取付構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、間仕切り用パネル3の連結部分に設備シ
ャフト用ボックス2が介在され、上記設備シャフト用ボ
ックス2は、両端部が間仕切り用パネル3に連結される
フレーム9と、このフレーム9の表面側と裏面側に取り
付けられる設備取付パネル10とを備え、上記フレーム
9には配線用及び配管用のスペースSが夫々設けられる
と共に、上記設備取付パネル10の表面は間仕切り用パ
ネル3の表面とほぼ同一平面に設定されていることを特
徴とする。
【0007】また、上記フレーム9に設けられる配線用
及び配管用のスペースSは、フレーム9に固定したセパ
レータ19,20を介して互いに隔離されているのが好
ましい。また、上記セパレータ20がL字状に形成さ
れ、縦セパレータ部20aがフレーム9の上部付近から
フレーム9の上下方向のほぼ中央部に上下方向に延び、
横セパレータ部20bがフレーム9の上下方向のほぼ中
央部からフレーム9の端部近傍に延びているのが好まし
い。
【0008】さらに、上記フレーム9の両端部にはパネ
ル取付用スタッド14が設けられ、このパネル取付用ス
タッド14に隣接する間仕切り用パネル3の端部が固定
されているのが好ましい。
【0009】
【作用】本発明によれば、間仕切り用パネル3間に設備
シャフト用ボックス2を介在させると共に、設備シャフ
ト用ボックス2のフレーム9内に配線用及び配管用のス
ペースSを設け、フレーム9の表裏面に設備取付パネル
10,10を設けるようにしたから、設備取付パネル1
0をフレーム9から着脱させることによって、間仕切り
用パネル3によって仕切られた両方の部屋のどちらの部
屋からも配線、配管の新設、増設、変更、点検等の工事
を工事を行うことができ、そのうえ、間仕切り装置1′
の施工後に配線、配管等の初期工事、変更工事等が可能
となり、工事時においては一工事業者で済むようにな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例では、設備シャフト用ボックス2を間仕
切り用パネル3と同一ラインに取り付け、電力配線4、
情報配線5、ガス配管6を設備シャフト用ボックス2内
に収納する間仕切り装置1を例示する。
【0011】この設備シャフト用ボックス2は、間仕切
り用パネル3の連結部分に介在されるものであって、図
1に示すように、巾木7、笠木8、フレーム9、設備取
付パネル10等を備えている。まず、巾木7は、床面に
固定される床レール11と、この床レール11に被せら
れる下向きコ字形の巾木レール12と、床レール11と
巾木レール12の間に挿入されるアジャスタボルト13
とで構成されており、この巾木7は隣接する間仕切り用
パネル3の巾木と同一の断面形状、同一構造(上向きコ
字形)となっている。
【0012】笠木8は、隣接する間仕切り用パネル3の
笠木と同一断面形状(下向きコ字形)となっており、上
部には配線等を通す開口部15と、天井面に固定するた
めの開口孔等を有している。そして、建て込み状態で
は、笠木8の長手方向の両端部がフレーム9の両端部に
設けたパネル取付用スタッド14の上端部に収納される
ようになっている。
【0013】フレーム9は、間仕切り用パネル3の1ス
パンに相当する幅を有し、フレーム9の両端部には、図
12乃至図14に示すように、平面視コ字状のパネル取
付用スタッド14が設けられ、このパネル取付用スタッ
ド14の表裏面にはスリット孔16が上下多段に夫々設
けられている。一方、間仕切り用パネル3の端部には引
掛金具50内に挿入されて抜け止めされる折曲部3aが
屈曲形成されており、上記引掛金具50がパネル取付用
スタッド14のスリット孔16に係止されることによっ
て間仕切り用パネル3が引掛金具50を介してパネル取
付用スタッド14に固定されるようになっている。図1
4中、51は目地カバーである。なお、図15には設備
シャフト用ボックス2と間仕切り用パネル3との連結構
造の変形例を示してある。
【0014】上記フレーム9のパネル取付用スタッド1
4,14間には、図3に示すように、縦横に枠組みされ
た複数の横枠18とセパレータ19,20とが設けられ
ている。上記横枠18は、パネル取付用スタッド14の
表面側と裏面側の上下数箇所に連結され、これら横枠1
8を介してパネル取付用スタッド14が互いに連結され
ると共に、表面側の横枠18と裏面側の横枠18との間
には、図1に示すように、配線用及び配管用のスペース
Sが設けられている。この横枠18にはセパレータ1
9,20が保持されており、これらセパレータ19,2
0によって横枠18,18間のスペースSが電力配線ス
ペースS1 と情報配線スペースS2 とガス配管スペース
3 とに隔離されており、これにより、電力配線4と情
報配線5とガス配管6(図2)とが互いに接触しない構
造となっている。
【0015】ここで、電力配線4と情報配線5とは隣接
して配置されている方が使用上便宜であることから、そ
の点を考慮して、電力配線スペースS1 →情報配線スペ
ースS2 →ガス配管スペースS3 の順(又は情報配線ス
ペースS2 →電力配線スペースS1 →ガス配管スペース
3 の順)で隔離されている。また、図4乃至図6に示
すように、電力配線スペースS1 と情報配線スペースS
2 とを隔離するセパレータ19は天井近傍から床近傍ま
で達しているのに対し、電力配線スペースS1とガス配
管スペースS3 を隔離するセパレータ20はL字状に屈
曲形成されている。このセパレータ20は、縦セパレー
タ部20aと横セパレータ部20bとから成り、縦セパ
レータ部20aがフレーム9の上部付近からフレーム9
の上下方向のほぼ中央部に上下方向に延びており、横セ
パレータ部20bがフレーム9の上下方向のほぼ中央部
からフレーム9の端部近傍に延びている。これにより、
ガス配管スペースS3 はフレーム9のほぼ中央部より下
方には存在せず、床面近傍で電力コンセントや情報コン
セント等を多く取り付けることができると共に、電力配
線4と情報配線5との横送りがガス配管6によって妨げ
られないようになっている。なお、上記縦セパレータ部
20aと横セパレータ部20bの断面形状は図9に示す
断面コ字状に限られず、例えば図10に示す断面L字
状、図11に示す断面逆L字状であってもよく、また、
これら縦セパレータ部20aと横セパレータ部20bと
を別部品で構成して、施工現場でL形に組立てるように
してもよい。さらに、本実施例では、各セパレータ1
9,20はフレーム9にネジ止めされてフレーム9に対
して着脱可能な構造とされ、従って、セパレータ19,
20を表裏面の設備取付パネル10と共にフレーム9か
ら着脱させることにより、配管、配線の変更時にセパレ
ータ19,20が邪魔にならず、作業を容易に行えるよ
うになっている。
【0016】上記フレーム9の表面側と裏面側には、図
1に示すように、設備取付パネル10,10が配置され
る。これら設備取付パネル10の表面には各種コンセン
ト類等が装着可能な機器取付部21が夫々開口して設け
られていると共に、設備取付パネル10の両端部はフレ
ーム9に固定するための固定部10aとなっており、設
備取付パネル10の表面が間仕切り用パネル3の表面と
ほぼ同一平面に設定された状態で、設備取付パネル10
の固定部10aがフレーム9のパネル取付用スタッド1
4の表裏面にボルト22によって取り付け可能となって
いる。
【0017】次に、設備シャフト用ボックス2を間仕切
り用パネル3間に設置する一例として、先ず、間仕切り
用パネル3の施工ライン上の設定位置に床レール11を
固定し、アジャスタボルト13を調整した後に巾木レー
ル12を被せて巾木7を構成する。その後、フレーム9
の上部に笠木8を挿入した状態で、このフレーム9を巾
木7の上面に載せて垂直に建て掛けた後、笠木8をフレ
ーム9から引き出して天井面へ笠木8を固定する。ま
た、隣接する間仕切り用パネル3とフレーム9との連結
は、フレーム9の側面を利用して行う。つまり、図14
に示すように、パネル取付用スタッド14のスリット孔
16に引掛金具50を挿入すると共に、間仕切り用パネ
ル3の端部に設けた折曲部3aを上記引掛金具50に引
っ掛けた状態で、引掛金具50の先端の係止爪17をス
リット孔16に引掛係止することにより、間仕切り用パ
ネル3を引掛金具50を介してパネル取付用スタッド1
4に一体的に固定することができる。また、設備取付パ
ネル10とフレーム9との連結は、パネル取付用スタッ
ド14の表裏面に設備取付パネル10の固定部10aを
夫々ボルト22にて固定することにより行う。
【0018】上記構成において、間仕切り用パネル3の
一部に取り付けられる設備シャフト用ボックス2を、間
仕切り用パネル3間に連結されるフレーム9とフレーム
9の表裏面に取り付けられる設備取付パネル10とで構
成し、且つフレーム9内に配線用及び配管用のスペース
Sを設けたから、設備取付パネル10をフレーム9から
着脱させることにより、フレーム9の内部を露出させる
ことができるので、間仕切り用パネル3によって仕切ら
れた2部屋のどちらの部屋からも工事を行うことができ
るようになる。また、間仕切り装置1の工事業者とそれ
以外の他の工事業者のうちの一工事業者で済むようにな
り、つまり、設備取付パネル10をフレーム9から取外
して配線、配管の新設、増設、変更工事を一工事業者で
行うことができ、従来のように間仕切り用の工事業者と
配線等の工事業者が初期工事或いは変更工事等において
立ち会う必要がなくなり、その結果、施工管理の削減を
図ることができる。
【0019】また、図7及び図8に示すように、病院内
の連続して配置された診療室間を仕切る間仕切り用パネ
ル3間に設備シャフト用ボックス2を連続して設置する
場合において、例えば設備シャフト用ボックス2の前に
患者を診察、治療するためのベッド23が置かれてお
り、診察、治療時に必要な電源、情報、医療用ガスが容
易に取れるように、設備シャフト用ボックス2の表面に
はベッド23上部程度の高さに各種コンセント類が設け
られ、一方、間仕切りされた隣の部屋には診察用机24
が置かれ、設備シャフト用ボックス2表面の床面近傍に
は電力コンセント、情報コンセント等が設けられ、これ
らコンセントから間仕切り用パネル3に設けたコンセン
トへ配線送りが行われている。
【0020】ところで、図17(従来)においては、蓋
付きボックス30の内部に固定された2本の直線状のセ
パレータ31,32によって、電力配線スペースS1
情報配線スペースS2 とガス配管スペースS3 とが左右
方向に3分割され、ガス配管スペースS3 が電力配線ス
ペースS1 等と同じく床面近傍まで延びているため、例
えば病院内で使用される場合において、情報コンセント
や電力コンセントがベッド23上部、机面24a上部の
近傍や、床面近傍に設置される場合が非常に多いにもか
かわらず、床面近傍で電力コンセントや情報コンセント
を多く取り付けることができず、そのうえ、電力配線4
と情報配線5との横送りがガス配管6によって妨げら
れ、配線工事を容易に行うことができないという問題が
ある。これに対し、本発明ではガス配管スペースS3
隔離するためのセパレータ20が図2に示すようにL字
状に屈曲され、横セパレータ部20bをフレーム9の上
下方向のほぼ中央部からフレーム9の端部近傍に延ばし
ているので、ガス配管スペースS3 はフレーム9のほぼ
中央部より下方には存在せず、床面近傍で電力コンセン
トや情報コンセントを多く取り付けることが可能であ
り、電力配線4と情報配線5との横送りがガス配管6に
よって妨げられることもない。従って、幅の狭い設備シ
ャフト用ボックス2で多くのコンセント類を設置するこ
とが可能となり、配線施工を容易に行えるようになる。
【0021】一方、図17(従来)においては、蓋付き
ボックス30を間仕切り用パネル3の端部にエンド部材
34を介して連結しており、このため、部品点数が増加
し、高コストと施工性低下を招くばかりか、床面近傍か
ら天井面に至る外観に多くの線(凹凸、溝)35が生
じ、見栄えが悪く、見苦しい印象を与えてしまうという
問題がある。これに対し、本発明では、図14に示すよ
うに、フレーム9の両端部に引掛金具50が固定される
パネル取付用スタッド14を設け、このパネル取付用ス
タッド14に隣接する間仕切り用パネル3の端部の折曲
部3aを引掛金具50内に引っ掛け係止させるようにし
たから、フレーム9と間仕切り用パネル3とが直接固定
される構造となり、従来のようなエンド部材34を別途
用いる必要がなくなり、これに伴って部品点数が削減さ
れ、省コスト、省施工が図られると共に、床面近傍から
天井面に至る外観にエンド部材34による凹凸や溝等が
生じなくなり、納まりを良くして設備シャフト用ボック
ス2の外観を見栄え良くすることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように、間仕切り用パネ
ルの連結部分に設備シャフト用ボックスが介在され、上
記設備シャフト用ボックスは、両端部が間仕切り用パネ
ルに連結されるフレームと、このフレームの表面側と裏
面側に取り付けられる設備取付パネルとを備え、上記フ
レームには配線用及び配管用のスペースが夫々設けられ
ると共に、上記設備取付パネルの表面は間仕切り用パネ
ルの表面とほぼ同一平面に設定されているから、フレー
ムの表裏面に取り付けた設備取付パネルを着脱させるこ
とによって、間仕切り装置によって仕切られた2部屋の
どちらの部屋からも工事を行うことが可能となり、しか
も配線、配管の新設、増設、変更、点検等の工事を行う
時には一工事業者で済むようになり、施工管理の削減を
図ることができる。また、設備シャフト用ボックスの設
備取付パネルの表面を間仕切り用パネルの表面とほぼ同
一平面に設定したことにより、設備シャフト用ボックス
を間仕切り用パネルと一体化させることができると共
に、設備シャフト用ボックスと間仕切り用パネルとの連
結部分の外観が向上するという効果がある。
【0023】また、上記フレームに設けられる配線用及
び配管用のスペースは、フレームに固定したセパレータ
を介して互いに隔離した場合は、フレームとセパレータ
とが一体化され、このセパレータによって配線スペース
と配管スペースとの接触を防止することができる。ま
た、上記セパレータがL字状に形成され、縦セパレータ
部がフレームの上端部からフレームの上下方向のほぼ中
央部に上下方向に延び、横セパレータ部がフレームの上
下方向のほぼ中央部からフレームの端部近傍に延びてい
る場合は、床面近傍で電力コンセントや情報コンセント
を多く取り付けることができると共に、電力配線と情報
配線との横送りがガス配管によって妨げられず、幅の狭
い設備シャフト用ボックスで多くのコンセント類を設置
することが可能となり、配線施工を容易に行うことがで
きる。
【0024】さらに、上記フレームの両端部にはパネル
取付用スタッドが設けられ、このパネル取付用スタッド
に隣接する間仕切り用パネルの端部が固定されている場
合は、設備シャフト用ボックスと間仕切り用パネルとの
連結部分に従来のようなエンド金具を別途用いる必要が
なくなり、これに伴って部品点数が削減され、省コス
ト、省施工が図られると共に、床面近傍から天井面に至
る外観に従来のエンド部材による凹凸や溝等が生じなく
なり、納まりを良くして設備シャフト用ボックスの見栄
えを良くすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられる設備シャフト用
ボックスの分解斜視図である。
【図2】同上の設備シャフト用ボックスを備えた間仕切
り装置の斜視図である。
【図3】同上の設備シャフト用ボックスのフレームの正
面図である。
【図4】同上の設備シャフト用ボックスの正面図であ
る。
【図5】同上の設備シャフト用ボックスのの断面図であ
る。
【図6】同上の設備シャフト用ボックスの背面図であ
る。
【図7】同上の設備シャフト用ボックスの使用例を示す
平面図である。
【図8】同上の使用例の斜視図である。
【図9】同上の設備取付パネルのセパレータの斜視図で
ある。
【図10】同上のセパレータの変形例を示す斜視図であ
る。
【図11】同上のセパレータの他の変形例を示す斜視図
である。
【図12】同上の設備シャフト用ボックスと間仕切り用
パネルとの連結部分を示す斜視図である。
【図13】同上の設備シャフト用ボックスの連結部分を
示す正面図である。
【図14】同上の設備シャフト用ボックスと間仕切り用
パネルとの連結部分の拡大斜視図である。
【図15】同上の設備シャフト用ボックスと間仕切り用
パネルとの連結構造の変形例を示す斜視図である。
【図16】従来の間仕切り装置を示し、(a)は分解斜
視図、(b)は組立斜視図である。
【図17】他の従来の間仕切り装置を示し、(a)は分
解斜視図、(b)は組立斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切り装置 2 設備シャフト用ボックス 3 間仕切り用パネル 9 フレーム 10 設備取付パネル 14 パネル取付用スタッド 19,20 セパレータ 20a 縦セパレータ部 20b 横セパレータ部 S スペース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切り用パネルの連結部分に設備シャ
    フト用ボックスが介在され、上記設備シャフト用ボック
    スは、両端部が間仕切り用パネルに連結されるフレーム
    と、このフレームの表面側と裏面側に取り付けられる設
    備取付パネルとを備え、上記フレームには配線用及び配
    管用のスペースが夫々設けられると共に、上記設備取付
    パネルの表面は間仕切り用パネルの表面とほぼ同一平面
    に設定されていることを特徴とする間仕切装置の設備取
    付構造。
  2. 【請求項2】 上記フレームに設けられる配線用及び配
    管用のスペースは、フレームに固定したセパレータを介
    して互いに隔離されていることを特徴とする請求項1記
    載の間仕切装置の設備取付構造。
  3. 【請求項3】 上記セパレータがL字状に形成され、縦
    セパレータ部がフレームの上端部からフレームの上下方
    向のほぼ中央部に上下方向に延び、横セパレータ部がフ
    レームの上下方向のほぼ中央部からフレームの端部近傍
    に延びていることを特徴とする請求項2記載の間仕切装
    置の設備取付構造。
  4. 【請求項4】 上記フレームの両端部にはパネル取付用
    スタッドが設けられ、このパネル取付用スタッドに隣接
    する間仕切り用パネルの端部が固定されていることを特
    徴とする請求項1記載の間仕切装置の設備取付構造。
JP457693A 1993-01-14 1993-01-14 間仕切装置の設備取付構造 Withdrawn JPH06212721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP457693A JPH06212721A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 間仕切装置の設備取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP457693A JPH06212721A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 間仕切装置の設備取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06212721A true JPH06212721A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11587865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP457693A Withdrawn JPH06212721A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 間仕切装置の設備取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06212721A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220800A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 パラマウントベッド株式会社 簡易構造物及び医療設備
US10900224B2 (en) 2016-03-07 2021-01-26 Innovative Building Technologies, Llc Prefabricated demising wall with external conduit engagement features
US10961710B2 (en) 2016-03-07 2021-03-30 Innovative Building Technologies, Llc Pre-assembled wall panel for utility installation
US10975590B2 (en) 2014-08-30 2021-04-13 Innovative Building Technologies, Llc Diaphragm to lateral support coupling in a structure
US11054148B2 (en) 2014-08-30 2021-07-06 Innovative Building Technologies, Llc Heated floor and ceiling panel with a corrugated layer for modular use in buildings
US11060286B2 (en) 2014-08-30 2021-07-13 Innovative Building Technologies, Llc Prefabricated wall panel for utility installation
US11098475B2 (en) 2017-05-12 2021-08-24 Innovative Building Technologies, Llc Building system with a diaphragm provided by pre-fabricated floor panels
AT17543U1 (de) * 2020-10-07 2022-07-15 Spachinger Robert Wandeinsatz und Massivwand mit solch einem Wandeinsatz

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10975590B2 (en) 2014-08-30 2021-04-13 Innovative Building Technologies, Llc Diaphragm to lateral support coupling in a structure
US11054148B2 (en) 2014-08-30 2021-07-06 Innovative Building Technologies, Llc Heated floor and ceiling panel with a corrugated layer for modular use in buildings
US11060286B2 (en) 2014-08-30 2021-07-13 Innovative Building Technologies, Llc Prefabricated wall panel for utility installation
JP2016220800A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 パラマウントベッド株式会社 簡易構造物及び医療設備
US10900224B2 (en) 2016-03-07 2021-01-26 Innovative Building Technologies, Llc Prefabricated demising wall with external conduit engagement features
US10961710B2 (en) 2016-03-07 2021-03-30 Innovative Building Technologies, Llc Pre-assembled wall panel for utility installation
US11098475B2 (en) 2017-05-12 2021-08-24 Innovative Building Technologies, Llc Building system with a diaphragm provided by pre-fabricated floor panels
AT17543U1 (de) * 2020-10-07 2022-07-15 Spachinger Robert Wandeinsatz und Massivwand mit solch einem Wandeinsatz
AT524290A3 (de) * 2020-10-07 2023-12-15 Spachinger Robert Wandeinsatz in Leichtbauweise für eine Massivwand

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5214889A (en) Electrified wall panel system
USRE44546E1 (en) Universal electrical wiring component
EP0617178B1 (en) Wall panel system
EP0006707B1 (en) System for dividing a floor space into a plurality of work areas
US5112240A (en) Electrified wall panel system
JPH02243849A (ja) オープンオフィス装置の仕切りパネル組立体
JPH07122866A (ja) 機器格納庫
JP3589968B2 (ja) キャビネットシステム
JP4524649B2 (ja) 大部屋の個室化パネルシステムにおける機器取付装置
JPH06212721A (ja) 間仕切装置の設備取付構造
JPS60226702A (ja) 配電盤キャビネットのための支持台
JP2013110911A (ja) 壁面据付機器のキャビネット構造
JP4042532B2 (ja) 床配線装置
JPH11346834A (ja) 机用配線ダクト装置
JPS6341460Y2 (ja)
JPS6316267Y2 (ja)
JP4239857B2 (ja) 配線ダクト
JPH04117911A (ja)
JPS6310036Y2 (ja)
JPH0423550Y2 (ja)
JPH0534140Y2 (ja)
JP3279386B2 (ja) 分電盤の施工方法および分電盤の取付構造
JP3123701B2 (ja) オフィス構造
JP2510695Y2 (ja) 二重床におけるコンセント取付装置
JPH0528892Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404