JPH0621162B2 - 親水性のポリアミドエラストマ - Google Patents

親水性のポリアミドエラストマ

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JPH0621162B2
JPH0621162B2 JP125785A JP125785A JPH0621162B2 JP H0621162 B2 JPH0621162 B2 JP H0621162B2 JP 125785 A JP125785 A JP 125785A JP 125785 A JP125785 A JP 125785A JP H0621162 B2 JPH0621162 B2 JP H0621162B2
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洋子 古田
忍 中島
善行 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は親水性のポリアミドエラストマに関するもので
ある。
[従来の技術] 親水性のポリアミドとしてポリアミドセグメントとポリ
エーテルエステルセグメントとが結合したポリエーテル
エステルアミドが知られている(特開昭50−1595
86号公報)。
[発明が解決しようとする問題点] このポリエーテルエステルアミドはポリエーテルセグメ
ントにポリ(アルキレンオキシド)グリコールが使用さ
れているので、相当柔軟性を示し、かつある程度親水性
をも示すポリマではあるが、更に親水性を要求される分
野に適用してみると、その親水能が不足しており、しか
も機械的強度、特に破断強度が十分でない。また、ある
種の分野で要求される親水性と耐アルコール性を兼ね揃
えたポリマではない。
そこで、本発明の目的は、公知のポリエーテルエステル
アミドと少なくとも同等の柔軟性を有し、しかも親水性
及び機械的強度が一層向上し、さらに耐アルコール性の
良好な親水性ポリアミドエラストマを提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の上記目的は、 (A) 炭素数6以上のアミノカルボン酸またはラクタ
ムおよび/もしくは炭素数6以上のジアミンとジカルボ
ン酸からなる塩より導びかれるポリアミド単位(A単
位)60〜5重量%と、 (B) ポリ(エチレンオキシド)単位を有する数平均
分子量が250〜6,000のポリ(アルキレンオキシ
ド)グリコールと炭素数4〜20のジカルボン酸から導
かれるポリエーテルエステル単位(B単位)40〜95
重量%とからなるポリエーテルエステルアミドにおい
て、前記A単位を導びくジカルボン酸および前記B単位
を導びくジカルボン酸の総和の25〜100モル%が下
記一般式(I)で示される金属スルホジカルボン酸誘導
体で置換され、さらにB単位中にポリ(エチレンオキシ
ド)単位を5重量%以上含有している親水性のポリアミ
ドエラストマによって達成される。
(ただし、XはNaあるいはK。RはH、CH、CH
CHOHあるいはCHCHCHCHOHか
ら選ばれる少なくとも一種の置換基) 以下具体的に本発明に係る親水性のポリアミドエラスト
マの製法及び親水性のエラストマの性質、特徴を述べ
る。
まず出発原料を用意する。
A単位の出発原料である炭素数が6以上のアミノカルボ
ン酸またはラクタムもしくは炭素数6以上のジアミンと
ジカルボン酸の塩としては、ω−アミノカプロン酸、ω
−アミノエナント酸、ω−アミノカプリル酸、ω−アミ
ノペラルゴン酸、ω−アミノカプリン酸、11−アミノ
ウンデカン酸、12−アミノドデカン酸等のアミノカル
ボン酸あるいはカプロラクタム、エナントラクタム、カ
プリルラクタム、ラウロラクタム等のラクタムおよびヘ
キサメチレンジアミン−アジピン酸塩、ヘキサメチレン
ジアミン−セバシン酸塩、ヘキサメチレンジアミン−イ
ソフタル酸塩、ウンデカメチレンジアミンアジピン酸
塩、ウンデカメチレンジアミン−1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸塩、4,4′−ジアミノジシクロヘキシ
ルメタン−ドデカンジ酸塩などのジアミンジカルボン酸
の塩があげられ、ω−アミノカプロン酸、カプロラクタ
ム、ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸塩、11−ア
ミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸が好まし
い。また、これらを併用して用いてもよい。
本発明のB単位の出発原料であるポリ(エチレンオキシ
ド)単位を有する数平均分子量が250〜6,000、
好ましくは数平均分子量が300〜4,000のポリ
(アルキレンオキシド)グリコールとしては、ポリエチ
レングリコール、エチレンオキシドとプロピレンオキシ
ドのブロック又はランダム共重合体、エチレンオキシド
とテトラヒドロフランのブロック又はランダム共重合体
などが挙げられ、ポリエチレングリコール、エチレンオ
キシドとテトラヒドロフランのランダム共重合体が好ま
しく用いられる。数平均分子量が250より小さい時に
はポリマの性質として、柔軟性、ゴム的弾性、親水性の
点で不満足なものしか与えない。さらに数平均分子量が
6000よりも大きい時には粗大な相分離を形成し、透
明性のある品質でエラストマ特性の優れたポリエーテル
エステルアミドとすることができない。かかる観点から
本発明のポリ(アルキレンオキシド)グリコールの数平
均分子量は250〜6,000、好ましくは300〜
4,000のものが用いられる。またポリ(アルキレン
オキシド)グリコールの50重量%以内であればポリ
(1,2−及び1,3−プロピレンオキシド)グリコー
ル、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、両端
末に−OH基を有する水素添加されたポリブタジエンを
含んでいてもよい。
本発明のB単位のもう一つの出発原料である炭素数4〜
20のジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、ナ
フタレン−2,7−ジカルボン酸、ジフエニル−4,
4′−ジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸
のごとき芳香族ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、
シクロヘキシル−4,4′−ジカルボン酸のごとき脂環
族ジカルボン酸、及びコハク酸、シュウ酸、アジピン
酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸(デカンジ
カルボン酸)のごとき脂肪族ジカルボン酸を挙げること
ができる。特にアジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、
テレフタル酸、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸、ドデカンジ酸などが、重合性、色調及び
ポリマの物理的性質の点から好ましく用いられる。
また一般式(I)で示される金属スルホジカルボン酸誘
導体とは5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸ビスヒドロキシエチルエステ
ル、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ビスヒドロキシ
ブチルエステル、5−カリウムスルホイソフタル酸、5
−カリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル、5−
カリウムスルホイソフタル酸ビスヒドロキシエチルエス
テル、5−カリウムスルホイソフタル酸ビスヒドロキシ
ブチルエステル、2−ナトリウムスルホテレフタル酸、
2−ナトリウムスルホテレフタル酸ジメチルエステル、
2−ナトリウムスルホテレフタル酸ビスヒドロキシエチ
ルエステル、2−ナトリウムスルホテレフタル酸ビスヒ
ドロキシブチルエステル、2−カリウムスルホテレフタ
ル酸、2−カリウムスルホテレフタル酸ジメチルエステ
ル、2−カリウムスルホテレフタル酸ビスヒドロキシエ
チルエステル、2−カリウムスルホテレフタル酸ビスヒ
ドロキシブチルエステルを挙げることができる。特に5
−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸ジメチルエステルが好ましく用いられ
る。
親水性で機械的強度の高いポリマを得るためにポリアミ
ド単位を導びくジカルボン酸およびポリエーテルエステ
ル単位を導びくジカルボン酸の総和の25〜100モル
%好ましくは30〜95モル%を金属スルホジカルボン
酸誘導体で置換する必要がある。
また、ポリエーテルエステル単位中にポリ(エチレンオ
キシド)単位を5重量%以上好ましくは10重量%以上
含有する量となるように重合反応系に出発原料を供給す
る必要がある。
前記出発原料が準備されたらこれを重合反応に供するの
であるが、特定の性質のポリアミドエラストマを得るた
め、最終的に得られるポリエーテルエステルアミド中、
ポリアミド単位とポリエーテルエステル単位とがそれぞ
れ60〜5重量%好ましくは50〜10重量%と、40
〜95重量%好ましくは50〜90重量%の割合となる
ようにする必要がある。ポリアミド単位が60重量%を
越えると柔軟性および親水性が不十分であり、良好な親
心性ポリアメドエラストマにはならない。また、ポリア
ミド単位が5重量%未満ではアミド単位に基づく物理的
諸特性、特に機械的性質や熱的性質が十分に発現せず本
発明の目的とするポリマにはならない。
本発明のポリエーテルエステルアミドの重合方法は特に
限定されず公知の方法を利用することができる。たとえ
ばジカルボン酸−ジアミンの塩及び/又はアミノカルボ
ン酸、ラクタム(a )とジカルボン酸および金属スルホ
ジカルボン酸(b )とを均等モル比で反応させて両末端
がカルボン酸基のポリアミドプレポリマーをつくり、こ
れにポリ(アルキレンオキシド)グリコール(c )を高
真空下に反応させる方法、あるいは上記(a )、(b
)、(c )の化合物を反応槽に仕込み、水の存在下ま
たは非存在下に高温で加圧反応させることによりカルボ
ン酸末端のポリアミドプレポリマーを生成させ、その
後、常圧または減圧下で重合を進める方法が知られてい
る。また、上記(a )、(b )、(c )の化合物を同時
に反応層に仕込み溶融混合したのち高真空下で一挙に重
合をすすめる方法もある。また、さらに好ましいのは、
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールと金属スルホジ
カルボン酸誘導体とを、まず反応させ、しかるのち他の
原料を反応槽に仕込み、溶融混合したのち、高真空下で
重合する方法である。この方法の具体的な一例を以下に
示す。
重合反応は三つの操作によって進められる。まずポリ
(アルキレンオキシド)グリコールと金属スルホジカル
ボン酸誘導体とをエステル化あるいはエステル交換触媒
存在下で150〜260℃好ましくは180〜250℃
で常圧下約30〜90分間、不活性ガス雰囲気下で撹拌
して反応させる。次いで他の出発原料を反応容器に仕込
み、150〜260℃、好ましくは180〜250℃で
常圧下約20〜120分間、不活性ガス雰囲気下で撹拌
して出発原料を均質化する。その後重合触媒の存在下で
220〜290℃好ましくは240〜285℃で高真空
下で2〜7時間加熱し、所定の重合度に到達するまで撹
拌する。ここで高真空とは約15mmHg以下、好まし
くは5mmHg以下、更に好ましくは1mmHg以下の
減圧状態をいう。
エステル化、エステル交換、あるいは重合の触媒として
はチタン系触媒、スズ系触媒、アンチモン系触媒、ジル
コニウム系触媒、ハフニウム系触媒、及び鉛系触媒など
が使われる。
更に重合系に好ましくは、耐熱安定剤として各種ヒンダ
ードフェノール類、芳香族アミン類などを加える。
上記の方法によって得られた本発明のポリマは次の特徴
を有する。
(1) 親水性が極めて高く、水溶ないし吸水率で20
0%もの吸水性を示す。
(2) 下記のとおり著しく柔軟で(引張弾性率)強度
が大きく、ゴム的弾性(弾性回復率、反発弾性率)が高
い。
破断強度 >75Kg/cm 破断伸び >200% 引張弾性率 10〜1,000Kg/cm 弾性回復率 >50% (50%伸長後) 反発弾性率 >40% (3) 透明性が大きい。
(4) 前記した方法によって高重合度のものが得られ
る。
(5)耐アルコール性が良く、膨潤率が小さい。
本発明のポリエーテルエステルアミドは、通常の熱可塑
性プラスチツクやゴムの成形方法のいずれの方法、例え
ば射出成形、押出成形、圧縮成形、ブロー成形、カレン
ダー加工、コーテイング被覆等の成形方法によって成形
体にすることができる。
成形体として感光性樹脂基板、吸湿・吸水性維持、静電
性維持、吸湿性フォーム、導電性コンポジット、分離
膜、医療用チューブ、デイスポーサブル製品等がある。
以下実施例によって本発明を説明する。なお実施例中特
にことわらない限り部数は重量部を意味する。
[実施例] 実施例1 数平均分子量600のポリエチレングリコール51.2
部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステ
ル17.4部を“イルガノックス”1098(酸化防止
剤)0.50部およびテトラブチルチタネート触媒0.
05部と共にヘリカルリボン撹拌翼を供えた反応容器に
仕込み、窒素パージして240℃で60分間加熱撹拌し
てエステル変換反応を行なわせた。ついで12−アミノ
ドデカン酸32.7部、ドデカンジ酸6.1部と三酸化
アンチモン触媒0.05部を反応容器に仕込み窒素パー
ジして240℃で80分間加熱撹拌して透明な均質溶液
としたのち、昇温および減圧プログラムに従つて260
℃、0.5mmHg以下の重合条件にもたらした。この
条件にて4時間30分重合反応せしめると粘ちょうな無
色透明の溶融ポリマが得られた。ポリマを冷却ベルト上
にガット状に吐出し、ペレタイズした。このポリエーテ
ルエステルアミド(1)はポリエーテルエステル単位を
導びくドデカンジ酸の69モル%を5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸ジメチルエステルで置換し、かつポリエ
ーテルエステル単位が全共重合体の70重量%を占める
ものであるが、ポリエーテルエステル単位の共重合量を
ポリエーテルエステルアミド(1)と等しくして5−ナ
トリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステルによるド
デンカンジ酸の置換の割合が90モル%になるようにポ
リエーテルエステルアミド(2)を同様に重合した。ま
た、ドデカンジ酸を置換しないポリエーテルエステルア
ミド(3)を原料一括添加で重合した。これらのポリマ
の重合反応性、オルトクロロフェノール中25℃、0.
5%濃度で測定した相対粘度(η)、ポリマをホット
プレスにより1mm厚みのシートとし吸水〜水溶性、耐
アルコール性および力学的性質を測定した結果を表1に
示す。ショア硬さと反発弾性率はシートを4枚重ねて測
定した値である。また、耐アルコール性は1mm厚みのシ
ートをエタノール、あるいはエタノール/酢酸エチル
(重量比70/30)混合液に23℃で1日間浸漬した
時の膨潤率であらわす。
表1のように、ドデカンジ酸を5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸ジメチルエステルで置換した本発明のポリマ
は、柔軟で機械的強度が高く、置換しないポリマに比べ
て親水性が大巾に向上している。また本発明のポリマは
耐エタノール性も良好であり、特にエタノール/酢酸エ
チル(70/30)混合液での膨潤率は、置換しないポ
リマに比べて、小さく良好である。
実施例2 数平均分子量が600のポリエチレングリコール56.
9部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエス
テル18.7部、“イルガノックス”1098 0.2
0部およびテトラブチルチタネート触媒0.05部を用
いて実施例1と同様の方法でエステル交換反応を行わせ
た。ついでヘキサメチレンジアミンとアジピン酸から予
め調製したナイロン66塩(AH塩)29.0部、アジ
ピン酸4.6部および三酸価アンチモン触媒0.05部
を反応容器に仕込み、実施例1と同様の方法でポリエー
テルエステルアミド(4)を重合した。このポリエーテ
ルエステルアミド(4)は、ポリエーテルエステル単位
が全共重合体の75重量%を占め、かつ、ポリアミド単
位を導くアジピン酸の総和の31モル%を5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸ジメチルエステルで置換したもの
である。比較のために、アジピン酸を5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸ジメチルエステルで置換せず、かつポ
リエーテルエステル単位が全共重合体の75重量%を占
めるポリエーテルエステルアミド(5)、およびアジピ
ン酸5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステ
ルで置換せず、かつポリエーテルエステル単位が全共重
合体の85重量%を占めるポリエーテルエステルアミド
(6)を、原料一括添加で重合した。これらのポリマの
物性を実施例1と同様の方法で測定した結果を表2に示
す。表2のように、アジピン酸を5−ナトリウムスルホ
イソフタル酸ジメチルエステルで置換した本発明のポリ
マは、耐アルコール性に優れ、柔軟で、機械的強度が高
く、ゴム的性質も良好であり、置換しないポリマに比べ
て、親水性が大きく改良されている。また、アジピン酸
を5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル
で置換することなく、ポリアミド単位を減らして、ポリ
エーテルエステル単位を増すことによって親水性および
柔軟性を向上させたポリマと比較すると本発明のポリマ
は耐アルコール性が優れている。
[発明の効果] 実施例にみられるように本発明によって親水性、耐アル
コール性、及び機械的強度にすぐれたポリアミドエラス
トマが得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 炭素数6以上のアミノカルボン酸
    またはラクタムおよび/もしくは炭素数6以上のジアミ
    ンとジカルボン酸からなる塩より導びかれるポリアミド
    単位(A単位)60〜5重量%と、 (B) ポリ(エチレンオキシド)単位を有する数平均
    分子量が250〜6,000のポリ(アルキレンオキシ
    ド)グリコールと炭素数4〜20のジカルボン酸から導
    かれるポリエーテルエステル単位(B単位)40〜95
    重量%とからなるポリエーテルエステルアミドにおい
    て、前記A単位を導びくジカルボン酸および前記B単位
    を導びくジカルボン酸の総和の25〜100モル%が下
    記一般式(I)で示される金属スルホジカルボン酸誘導
    体で置換され、さらにB単位中にポリ(エチレンオキシ
    ド)単位を5重量%以上含有している親水性のポリアミ
    ドエラストマ。 (ただし、XはNaあるいはK。RはH、CH、CH
    CHOHあるいはCHCHCHCHOHか
    ら選ばれる少なくとも一種の置換基。)
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