JPH06207616A - 磁性流体軸受装置 - Google Patents

磁性流体軸受装置

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JPH06207616A
JPH06207616A JP5019247A JP1924793A JPH06207616A JP H06207616 A JPH06207616 A JP H06207616A JP 5019247 A JP5019247 A JP 5019247A JP 1924793 A JP1924793 A JP 1924793A JP H06207616 A JPH06207616 A JP H06207616A
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JP
Japan
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bearing
shaft
magnetic fluid
housing
magnetic
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JP5019247A
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Ryukichi Tsuno
柳吉 津野
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸の軸方向移動と回転振れを防止し、かつ磁
性流体の漏洩防止のためのシール構造を簡素化する。 【構成】 軸1と、軸1を支承する円環形の軸受部2
と、軸受部2が固定された円筒形の軸受ハウジング3
と、軸受ハウジング3と軸1との間及び軸受部2と軸1
との間に収容された磁性流体4とを備え、軸1の先端を
ハウジング3の底部に埋設されたスラスト受板7で支持
する一方、軸受部2の少なくとも一部をラジアル方向へ
着磁された磁石5として軸1、ハウジング3、スラスト
板7を透磁性材料で形成し、軸受部2の磁石5→軸1→
スラスト受板7→ハウジング3→磁石5と流れる閉磁路
Fを形成してその磁力によって軸1がスラスト受板7に
吸着されると共に磁性流体4も軸受面隙間C部分に保持
されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受装置に関する。更
に詳述すると、本発明は、フロッピーディスクドライブ
(FDD)やハードディスクドライブ(HDD)等に利
用される小型モータ等の軸受装置として好適な磁性流体
を用いた軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスクドライブやハードデ
ィスクドライブ等に用いられる小型モータに平軸受ある
いは動圧軸受等の円筒状軸受を使用する場合、軸のアキ
シャル方向の動きに対して軸を機械的に固定することが
難しい。そこで、軸側に固定されたロータの駆動用マグ
ネットと軸受ハウジング側に固定されたステーターコア
との吸引力を利用したり、またはロータの外周へ駆動用
マグネットとは別の吸引用マグネットを設けてステータ
側との磁気吸引力を利用して軸方向の動きを規制するこ
とが考えられている。
【0003】一方、潤滑剤として磁性流体を用い、この
磁性流体を軸受面部分にマグネットによって止め、磁性
流体の働きで軸振れを抑制することが従来考えられてい
る。例えば、図5に示すようなものが特開昭62−72
920号において開示されている。この軸受装置は、非
磁性材料から成る軸受ハウジング101の内周面へ軸方
向にN極とS極とが配置されるように着磁された環状磁
石102をリング状のポールピース103,103で挟
持するようにして軸受部107を構成し、その中へ非磁
性材料から成る軸105が挿入されている。軸受面は環
状磁石102の両端のポールピース103,103の内
周面で構成されている。そして、ポールピース103,
103と軸105との間の軸受隙間C1 に磁性流体10
6が満たされている。軸105とこれと対向するポール
ピース103,103との間の磁性流体106は、各ポ
ールピース103の内周面から漏洩する磁束F1 で吸着
保持される。また、軸105の先端は、軸受ハウジング
101の底部に埋設された磁石104に当接され、磁石
104と軸105との間に充填された磁性流体106に
よって支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
軸移動規制手段はいずれも回転軸心からある半径の円周
上において吸引力が作用するため、吸引力発生位置によ
って生ずる吸引力の差が軸受に対して偶力として作用
し、回転中の軸振れの原因となる。また、この軸受構造
において潤滑オイルを使用すると、HDDなどに用いた
場合、軸受の外へ潤滑オイルが漏洩して磁気記録用メデ
ィアの面等へ飛散して重大な欠陥を引き起こす危険があ
る。
【0005】また、図5の軸受装置の場合でも軸受部1
07を構成する2つのポールピース103,103の間
の空隙磁気抵抗が大きくかつ軸105を通じての閉磁路
が構成されないことから、軸受面へ垂直に強い磁束が作
用せず、その部分に磁性流体106を保持する能力が小
さい。依って、軸受隙間C1 及びその周りに収容された
磁性流体106が適量より過剰な場合、軸受部107あ
るいは軸105の回転による遠心力で余剰な分の磁性流
体106が外部へ飛散して漏れ出ることがあり、例えば
磁気記録装置用の電動機に使用される場合はそのメディ
アへ付着し、重大な欠陥を及ぼす危険がある。そこで、
この軸受装置では、磁性流体の漏洩を防止するためには
軸受部の周りに余剰な磁性流体を捕捉するための特別な
シール機構を設けなければならないため、磁性流体のシ
ール構造が複雑になるという問題点を有している。
【0006】本発明は、軸の軸方向相対移動を防ぐと共
に軸振れを少なくし、かつ磁性流体の漏洩に対するシー
ル構造の簡素な磁性流体軸受装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の磁性流体軸受装置は、透磁性材料からなる
円筒状の軸受ハウジングと、該軸受ハウジング内に設置
される透磁性材料からなるスラスト受板と、前記軸受ハ
ウジングの内周へ固着されラジアル方向に着磁された環
状磁石を有する軸受部と、該軸受部の内側に嵌合されそ
の先端を上記スラスト受板へ突き当てた軸とを備え、前
記軸受ハウジング、スラスト受板、軸受部及び軸とで形
成された空間へ磁性流体を保持してラジアル軸受及びス
ラスト軸受を構成するようにしている。
【0008】
【作用】したがって、軸受部と軸との間には、軸受部の
磁石→軸→スラスト受板→軸受ハウジングへと磁束が流
れる閉磁路が形成され、強い磁力によって軸がスラスト
受板へ吸引されてスラスト受板に当接される。これによ
って、軸移動を阻止しようとする力が軸心に対して偶力
として作用する位置でなく直接軸に作用するため、軸振
れを招くことなく軸の軸方向への移動を阻止する。ま
た、軸受部と軸との間に形成される磁束によって、これ
らの間に磁性流体が保持される。しかも、軸受部の開口
端においては軸受部の側面からも軸へ向けて磁場が形成
され、これによって軸受部の外の軸受隙間と連なる外部
空間にも磁性流体が保持される。このため、大量の磁性
流体が軸受隙間及びその周辺に吸着保持される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0010】図1及び図2に本発明に係る磁性流体軸受
装置の一実施例を示す。この磁性流体軸受装置は、軸1
をその径方向に支承する円環形の軸受部2と、この軸受
部2が収容された円筒形の軸受ハウジング(以下、単に
ハウジングという)3と、このハウジング3の内部の軸
1と軸受部2との間の空間(以下、軸受隙間Cという)
及びハウジング3と軸1との間の空間(以下、貯留空間
9という)などに収容された磁性流体4とから構成され
ている。また、軸1の先端には、円板形の抜止め8が圧
入により固定されている。この抜止め8は過大な衝撃力
などが付加された場合に軸1が抜け出さないようにする
ためのもので、例えば軸受部2と軸方向に係合する大き
さのリングが採用されている。尚、軸1、ハウジング3
及びスラスト受板7は透磁性材料で形成されている。
【0011】軸受部2は、円環状例えば円筒形状の磁石
5とその内周面に貼着ないし圧入された薄肉の軸受面部
材6とから成る2層構造に設けられている。磁石5は、
外周側がS極,内周側がN極となるようにラジアル方向
へ着磁されている。軸受面部材6は、軸1あるいは軸受
部2の起動時あるいは停止時に避けられない軸受部2と
軸1との接触により発生する摩耗に対して好適な軸受材
料例えば潤滑性複合ニッケルメッキを施した鉄リングな
どが採用されている。この軸受面部材6は、磁路抵抗の
点から透磁性材料であることが好ましいが非磁性材料で
あっても良い。但し、非磁性材料の場合、磁石5から軸
1→スラスト受板7→磁石5へと流れる磁束の力により
軸1をスラスト受板7に吸着する力が所望の値より低下
しないような肉厚以下に設定する必要がある。
【0012】ハウジング3は非磁性材料によって円筒形
に形成され、その一端例えば底部がスラスト受板7で閉
塞されると共に内周面にラジアル軸受を構成する軸受部
2が固定されている。本実施例の場合、ハウジング3に
軸受部2を固定した後に抜止め8を固定した軸1をハウ
ジング3内へ挿入しようとしているためハウジング3の
底を貫通させてこれをスラスト受板7で塞ぐようにして
いるが、軸1を装入してから軸受部2をハウジング3に
圧入する場合にはハウジング3を有底円筒状に形成して
底部にスラスト受板7を埋設すれば足りる。尚、スラス
ト受板7は好ましくは自己潤滑性を有する透磁性材料で
構成されている。
【0013】また、軸受部2は、ハウジング3の内周面
の中程の部位に配置されている。軸受部2のハウジング
3への固定は例えば圧入などによって行われる。この軸
受部2と軸2との間には適宜間隔の軸受隙間Cが形成さ
れ、そこに潤滑剤としての磁性流体4が満たされてラジ
アル軸受が構成されている。尚、軸受部2の下方のハウ
ジング3と軸1との間には、軸受隙間Cより大きな空間
の貯留空間9が設けられ、補給用の磁性流体4が満たさ
れている。この貯留空間9は軸受装置への磁性流体の供
給量のばらつきによる過剰な量を貯えるためのバッファ
ーの役目も果たしている。
【0014】この実施例によると、図1に示すように、
軸受部2の磁石5のN極から軸受部2の軸受面部材6→
軸1→スラスト受板7→ハウジング3→軸受部2の磁石
5のS極へと磁束が流れる閉磁路Fが形成される。この
閉磁路Fの磁力は、軸1を直接的にスラスト受板7へ吸
着させる。このため、軸1の軸方向移動を阻止するため
のスラスト力を回転軸心から離れた円周上に設定するこ
と、即ち駆動用マグネットとステータとの吸引力などを
利用する必要がない。このため、回転中の軸振れの原因
となる偶力の発生がなく、軸1の軸振れを防止すること
ができる。
【0015】また、閉磁路Fの形成によって軸受部2と
軸1との間(ラジアル軸受部位)及び軸1とスラスト受
板7との間(スラスト軸受部位)に強い磁束が発生する
ため、この部分に磁性流体4が集められ保持されること
となる。更に、軸受部2の外にも磁石5→軸受面部材6
→軸1→ハウジング3→磁石5へと磁束が流れる閉磁路
s を形成して磁性流体4を保持する。したがって、特
別にシール用磁石をハウジング開口部分に設けなくと
も、軸受部2を構成する磁石5によって磁性流体4を保
持することができる。このため、磁性流体4の飛散,漏
減を防止するシール構造を簡素化することができる。し
かも、貯留空間9、軸受隙間C及び磁石5の外の空間1
0へ保持された磁性流体4は連続しており、軸受隙間C
での磁性流体4の発熱を循環によって緩和している。
【0016】なお、この実施例では、軸受部2の軸受面
を軸受面部材6で構成しているが、回転起動時あるいは
停止時の耐摩耗性について特に問題なければ磁石5の内
周面そのものを軸受面とすることも可能である。この場
合、部品点数の減少や磁石の体積がかせげるためにその
分だけ吸引力が増すといった利点がある。
【0017】図3及び図4に他の実施例を示す。この実
施例は、マグネット5の両端の内周面に透磁性材料から
なるリング状の軸受部材11,12を固定し、それらの
中間にマグネットの非軸受面13を形成したものであ
る。このように軸受面を分割する場合、軸受長が比較的
長くとも軸受ロスを減らし、かつコニエルモーメントに
対する軸受剛性を維持することができる。但し、この構
造の場合、透磁性材料の軸受部材11,12のラジアル
方向の厚さが問題となる。
【0018】図4に軸受面部分を拡大して示す。ハウジ
ング3の開口端側の透磁性材料である軸受部材11の側
面14からは磁束がほとんど発生せず、磁性流体を保持
する能力は極めて弱い。したがって、軸受部材11のラ
ジアル方向厚さHが大きい場合は磁石側面15の近傍の
磁性流体4aと軸受隙間Cから外にはみ出た軸受端部近
傍の磁性流体4bとは不連続であり、この状態では軸受
端部近傍における磁性流体を保持する能力は小さくなっ
てしまう。このため、過剰となる軸受部材11の側面1
4の周りの磁性流体4bは遠心力により飛散し、外部装
置へ重大な欠陥を及ぼす危険がある。しかし、軸受厚さ
Hが或る値以下であれば、磁石5の側面15の周りの磁
性流体4aと軸受部材11の側面14の周りの磁性流体
4bとは連続し、表面張力の弛緩によりほぼ破線に示す
ような形状に分布する。この場合はマグネット5の側面
15は前述のように磁性流体4の供給量のばらつきに対
してバッファーとして有効に働く。そこで、この軸受部
材11,12の厚さHが上述の限度を越す場合は、図3
に示す如く透磁性材から成る磁極片16を設ければ、こ
れがO−リング磁性シールとして働き閉磁路F’を形成
して磁性流体4の漏洩を防ぎ、かつその内部空間17が
補給部として利用できる。
【0019】この実施例によると、図1〜図2の実施例
の閉磁路Fが軸受部2の2つの軸受部材11,12を夫
々通る2系統に増加形成されることになるため、軸1の
軸振れを防止する力がより強大となる。また、磁極片1
6側の軸受部材11と磁極片16との間にも閉磁路F’
が形成されることになり、磁極片16と軸受部2との間
にも磁性流体4を連続させて、この間を余剰の磁性流体
4のバッファとして機能させることができる。
【0020】斯様に図1及び図3中の矢印で示される閉
磁路Fのため、軸受隙間Cの磁性流体4が強く配向する
ため回転中の軸振れの抑制が良好なものとなる。
【0021】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の磁性流体軸受装置は、ラジアル方向へ着磁したマグネ
ットを使用し、透磁性材料からなるハウジング、軸及び
スラスト受板で閉磁路を作りかつ潤滑剤として磁性流体
を使用するようにしたので、軸をスラスト板に磁力で吸
着させて軸の移動を防ぐと共に、潤滑剤たる磁性流体を
軸受面及びその周辺に大量に集めて保持できる。したが
って、軸振れの原因となる偶力の発生を防いで軸振れを
防止することができると共に磁性流体の漏洩防止のため
の特別のシール部材・磁石を付加しなくとも磁性流体の
漏洩を防止できる。しかして、この磁性流体軸受装置は
衝撃に強く、軸受からの塵埃油の漏出を防ぎ、かつ軸振
れの少ないことが要求されるハードディスクドライブ用
電動機などの軸受として好適である。
【0023】また、本発明の磁性流体軸受装置は、磁性
流体を保持するためのシール用磁石を特別に設ける必要
がないため、軸部、軸受部周りの構造が簡素化され、シ
ール構造が簡素である
【0024】更に、本発明において軸受部を磁石と軸受
部材とで構成する場合には耐久性を向上できるし、磁石
だけで軸受部を構成する場合には部品点数が少なく製作
が容易であることからコスト低減が可能となると共によ
り大きな磁石を採用して吸引力を増加させ得る。更に、
ハウジングの開口端に磁極片を設ける場合、磁極片と軸
受部との間の空間にも磁性流体を貯留できるため、使用
時の磁性流体の漏洩をより確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁性流体軸受装置の一実施例を示
す中央縦断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明に係る軸受装置の他の実施例を示す中央
縦断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】従来の磁性流体軸受装置の図で、(A)は中央
縦断面図、(B)は軸受部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 軸 2 軸受部 3 軸受ハウジング 4 磁性流体 5 磁石 6 軸受面部材 7 スラスト受板 16 磁極片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透磁性材料からなる円筒状の軸受ハウジ
    ングと、該軸受ハウジング内に設置される透磁性材料か
    らなるスラスト受板と、前記軸受ハウジングの内周へ固
    着されラジアル方向に着磁された環状磁石を有する軸受
    部と、該軸受部の内側に嵌合されその先端を上記スラス
    ト受板へ突き当てた軸とを備え、前記軸受ハウジング、
    スラスト受板、軸受部及び軸とで形成された空間へ磁性
    流体を保持してラジアル軸受及びスラスト軸受を構成し
    てなる磁性流体軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受部は環状磁石とその内周面に設
    けられた環状の軸受面部材とから構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の磁性流体軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記軸受部は環状磁石から成りその内周
    面をラジアル軸受面としたことを特徴とする請求項1記
    載の磁性流体軸受装置。
  4. 【請求項4】 軸受ハウジングの開口端へ環状の磁極片
    を固着してなるシール構造を有することを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の磁性流体軸受装置。
JP5019247A 1993-01-12 1993-01-12 磁性流体軸受装置 Pending JPH06207616A (ja)

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