JPH0620422B2 - マイクロコンピュータ制御電気ポット - Google Patents

マイクロコンピュータ制御電気ポット

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JPH0620422B2
JPH0620422B2 JP1075694A JP7569489A JPH0620422B2 JP H0620422 B2 JPH0620422 B2 JP H0620422B2 JP 1075694 A JP1075694 A JP 1075694A JP 7569489 A JP7569489 A JP 7569489A JP H0620422 B2 JPH0620422 B2 JP H0620422B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロコンピュータ制御電気ポットに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、適切な温度の湯が常に手近に利用できるように、
湯を沸す電気湯沸器と保温ポットを組合せた電気ポット
が開発されている。このような電気ポットは、ヒータ,
温度センサ,およびマイクロコンピュータを備え、温度
センサにより容器に入っている水の温度を測定し、マイ
クロコンピュータによりヒータの通電制御を行い、常
に、お湯の温度が所定温度に保たれるようにされてい
る。電気ポットは省エネルギーの観点から、保温状態を
良くするため、お湯を入れる容器は断熱性の良い密閉構
造となっており、急激な加熱は容器の内圧が高まり、危
険な状態となるので、ヒータの通電制御はマイクロコン
ピュータの制御によって適切な温度上昇となるように制
御される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような、電気湯沸器と保温ポットを組合せた電気ポ
ットにおいては、電気湯沸器でお湯を沸騰させた後に保
温するようにヒータの通電制御が行われる。このような
ヒータの通電制御はマイクロコンピュータにより行われ
るが、適切な温度上昇となるようにヒータの通電制御を
行い、更に空炊きを防止するため、容器内の水の温度を
検出すると共に、容器内の水の量を検出する必要があ
る。また、内部の容器が透視できない電気ポットにおい
ては、容器内の入っている水量を外部表示できるように
すれば、電気ポットに水を補充する時期が容易に判断で
きるようになるので、検出した水の量を外部表示できる
ようにされている。これにより電気ポットの使い勝手が
良くなっている。
電気ポットのお湯の使われ方は、人により、また用途に
より様々である。通常は、保温状態にある湯が使用され
るが、例えば、カップラーメンに注ぐ湯として用いる
時、ドリップコーヒーを入れる湯として用いる時などは
沸騰した直後の高い温度の湯を利用することが所望され
る。このため、電気ポットにおいては、再沸騰スイッチ
が設けられ、再沸騰スイッチを押すことで、電気ポット
の湯を再沸騰させて、沸騰直後の湯が利用できるように
されている。
また、湯の残量が少なくなり、電気ポットに水が補充さ
れて、保温温度が極度に低下した場合には、特に、再沸
騰スイッチを押さなくても、電気ポットはこれを検出し
て自動的に再沸騰を行うようになっている。これによ
り、更に電気ポットの使い勝手が良くなっている。
ところで、このように電気ポットはマイクロコンピュー
タの制御により、使い勝手が良くなっているが、この再
沸騰スイッチの指示による再沸騰の機能は、使用者が沸
騰した直後の高い温度の湯を利用することを所望した時
に、再沸騰スイッチを押すことにより、電気ポットの湯
を再沸騰させて、沸騰直後の湯が利用できる機能であ
る。
ところで、日常の生活において、電気ポットの湯を使う
時は、毎日一定の時刻であることが多い。例えば、朝食
時、昼食時、午後3時の休憩時など、一日の生活リズム
の中の一定時刻であることが多く、このような所定時刻
に再沸騰スイッチが押されることが多い。この場合、再
沸騰スイッチを押してから、沸騰した湯が利用できるよ
うになるまでの時間は、電気ポットに入っている湯の量
によるが、保温温度から再沸騰するまでの時間であり、
数分はかかることになる。このため、使用者は、使用し
たい時に待ち時間なく直ちに沸騰した湯が利用できな
い。
また、水の中のカルキを除去するためには、所定時間沸
騰させて行っている。この時、連続して長時間沸騰させ
るため、電気ポットの各部品に過剰な熱影響を与え、各
部品の寿命が短くなるという問題があった。
本発明の目的は、使用したい時に待ち時間なく直ちに沸
騰した湯が利用できる電気ポットを提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、電気ポットの各部品に過剰な熱影
響を与えることなくカルキ除去が可能な電気ポットを提
供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、水を入れる容器
と、該容器を加熱するヒータと、前記容器近傍に設けた
温度センサと、前記温度センサの出力によりヒータの通
電制御を行うマイクロコンピュータを備えたマイクロコ
ンピュータ制御電気ポットにおいて、保温制御工程中継
続して再沸騰指示を出す自動再沸騰スイッチと、該自動
再沸騰スイッチがオンされると、所定時間間隔毎に再沸
騰の加熱制御を行うヒータ通電制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
また、再沸騰指示を出す再沸騰スイッチと、前記自動再
沸騰スイッチがオンされると、所定時間間隔毎に再沸騰
の加熱制御を行い、前記再沸騰スイッチがオンされる
と、通常保温制御から再沸騰加熱制御となるようにヒー
タの通電制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
〔作用〕
前述の手段によれば、保温制御工程中継続して再沸騰指
示を出す自動再沸騰スイッチと、該自動再沸騰スイッチ
がオンされると、所定時間間隔毎に再沸騰の加熱制御を
行うヒータ通電制御手段とを備えたことにより、所定時
間間隔毎の再沸騰による時間の合計がカルキ除去を達成
するのに必要な沸騰時間となるので、電気ポットの各部
品に過剰な熱影響を与えることなく、カルキ除去ができ
る。これにより、電気ポットの長寿命化がはかれる。
また、加熱制御手段は、通常は所定温度で保温制御を行
い、再沸騰指示により再沸騰のヒータの通電制御を行う
ので、湯を使う少し前に、再沸騰指示を設定することに
より、湯の利用者は、例えば、昼食時,午後3時の休憩
時など利用したい所定時間間隔毎に待ち時間なく直ちに
沸騰した湯を利用できる。
このように、自動再沸騰モードの設定により、所定時間
間隔毎の再沸騰による時間の合計がカルキ除去を達成す
るのに必要な沸騰時間となるので、電気ポットの各部品
に過剰な熱影響を与えることなく、カルキ除去ができ
る。これにより、電気ポットの長寿命化がはかれる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例にかかるマイクロコンピュ
ータ制御電気ポットの一部切欠側面図である。第1図に
おいて、1は電気ポット本体、2は水を入れる湯沸し容
器、3は湯沸し容器2等を収容する外装ケースである。
また、4はヒータであり、例えば、シーズヒータ,マイ
カヒータ等が用いられ、湯沸し容器2の底部に配設され
る。5は湯沸し容器の底部に接して設けられるサーミス
タ等で構成される温度センサである。6はマイクロコン
ピュータ等を組み込んだ制御ユニット、7は電気ポット
の前面に設けられる前面パネル部である。前面パネル部
7には、再沸騰スイッチ,水量表示部、沸騰動作表示用
の発光ダイオード、保温動作表示用の発光ダイオード等
が設けられる。この前面パネル部7に設けられた再沸騰
スイッチは、保温状態にあるとき、また、水をつぎ足し
たとき等で、再度、沸騰させたいときに押圧されるスイ
ッチである。再沸騰スイッチが押圧された時、電気ポッ
トは再沸騰動作に入る。
第2図は、本発明の一実施例にかかるマイクロコンピュ
ータ制御電気ポットの前面パネル部を示す図である。第
2図において、7は前面パネル部である。9は水量表示
部であり、発光ダイオードを上下方向の直線状に配設し
た構成の表示器である。この水量表示部9により、電気
ポットの容器内の湯の量が棒グラフ状に表示される。10
は保温動作表示用の発光ダイオード、11は沸騰動作表示
用の発光ダイオードである。また、12は再沸騰スイッ
チ、13aは自動再沸騰モードスイッチ、13bは再沸騰時
間設定スイッチ(おやすみタイマ設定スイッチ)であ
る。14aは自動再沸騰時間表示部、14bは再沸騰タイマ
表示部(おやすみタイマ表示部)である。自動再沸騰時
間表示部14aおよび再沸騰タイマ表示部14bは、それぞ
れ複数の発光ダイオード群から構成されており、設定し
た再沸騰の時間間隔,再沸騰時間(タイマ時間)をそれ
ぞれ表示する。
第3図は、マイクロコンピュータを用いた制御ユニット
の要部の構成を示すブロック回路図である。第3図にお
いて、9aは水量表示器9を駆動する水量表示ユニッ
ト、10は保温動作表示用の発光ダイオード、11は沸騰動
作表示用の発光ダイオード、12は再沸騰スイッチ、13a
は自動再沸騰モードスイッチ、13bは再沸騰時間設定ス
イッチ、14aは自動再沸騰時間表示部、14bは再沸騰タ
イマ表示部であり、これらのものは、第2図に示した前
面パネル部7に設けられたものに対応する。また、15は
マイクロコンピュータであり、内部に処理装置CPU,
メモリRAM,プログラムメモリROM,アナログ/デ
ィジタル変換機能を有する入力ポート,キースイッチ入
力を受付ける複数の入力ポート,制御出力信号を出す出
力ポート等を内蔵する。16は温度センサユニット、17は
水量検出ユニット、18は空炊き状態などの異常状態を報
知するブザー、19はヒータ通電制御ユニットである。ヒ
ータ通電制御ユニット19は、マイクロコンピュータから
出力される出力信号により、トライアック等の通電制御
手段に加えるパルス幅を制御して、ヒータの加熱電力を
制御する。また、20は時計機構である。時計機構20は、
マイクロコンピュータ15の動作における基本クロック信
号を与えると共に、時刻を計時するタイマ機構のための
時刻信号をマイクロコンピュータ15に与える。なお、こ
の時計機構20は独立した電源で駆動され、独自のタイマ
機構を有する。このタイマ機構は、設定した時間になる
と電気信号を出力するタイマ予約機構を有すると共に、
設定した時間間隔毎に信号を出力するタイマ機構を有す
るものである。
次に、このように構成されたマイクロコンピュータ制御
電気ポットの動作を説明する。
第4図は、マイクロコンピュータの制御処理の要部の自
動再沸騰モードの処理を示すフローチャートである。第
4図を参照して説明する。
電気ポットにおけるマイクロコンピュータは、自動再沸
騰モードスイッチ13aが操作されず、通常モードである
場合には、周知のマイクロコンピュータ制御の電気ポッ
トの制御動作を行う。すなわち、水が電気ポットに入れ
られると、水の温度および水の量を検知して、ヒータ通
電を行い、沸騰の状態になると所定時間の沸騰を維続し
た後に、例えば、93℃の保温制御を行う。この間、検
出した水量を表示すると共に、電気ポットの動作状態の
表示を行うための発光ダイオードの点灯制御も行う。こ
のような状態において、自動再沸騰モードスイッチ13a
が操作され、自動再沸騰モードとなると、第4図に示す
制御フローにしたがって処理が行われる。自動再沸騰モ
ードに設定する場合、前面パネル部7の自動再沸騰時間
表示部14a(第2図)の表示面からも明かなように、複
数の自動再沸騰の時間間隔が予め決められており、利用
者は、これらの複数の時間間隔から所望する時間間隔を
選択して、自動再沸騰の時間間隔の設定を行う。この選
択は、自動再沸騰モードスイッチ13aを押圧することに
より行う。自動再沸騰モードスイッチ13aが押圧される
と、まず、予め設定されている2時間の時間間隔が選択
されて、2時間を示す発光ダイオードが点灯し、自動再
沸騰モードとなる。更に続いて、自動再沸騰モードスイ
ッチ13aを押圧すると、発光ダイオードの点灯は、2時
間から、順次に4時間,6時間と切換わり、自動再沸騰
モードスイッチ13aを押圧する毎に、選択される時間間
隔が切換えられて、自動再沸騰モードとなる。6時間の
選択の次に更に自動再沸騰モードスイッチ13aが押圧さ
れると、自動再沸騰モードが解除されて、発光ダイオー
ドが消灯する。更に自動再沸騰モードスイッチ13aが押
圧されると、再び2時間が選択される。このように、自
動再沸騰モードスイッチ13aが操作されると、自動再沸
騰モードの設定・除解が行われ、それに応じて、自動再
沸騰時間表示部14aのいずれかの発光ダイオードが点灯
表示され、または消灯され、選択されている時間間隔を
表示すると共に、自動再沸騰モードであることが表示さ
れる。
なお、所定の時間になると再沸騰を行う「おやすみタイ
マ機能」についても、再沸騰時間設定スイッチ13bおよ
び再沸騰タイマ表示部14bを用いて、同様な設定スイッ
チ操作を行い、タイマ時間の設定が行われる。すなわ
ち、再沸騰時間設定スイッチ13bが押される毎に、再沸
騰タイマ表示部14bの発光ダイオードの表示状態が「3
時間→6時間→9時間→キャンセル(消灯)→3時間」
と繰り返えされ、それぞれに再沸騰のタイマ設定が行わ
れる。
自動再沸騰モードの制御処理に入ると、まず、ステップ
21において、選択された設定時間のLED(発光ダイ
オード)を点灯表示する。次にステップ22で、選択さ
れた設定時間を内部レジスタのタイマにセットする。次
に、ステップ23に進んで、タイマをカウントアップ
し、次のステップ24で保温工程制御を行う。次にステ
ップ25において、自動再沸騰モードスイッチ13aが押
されて、自動再沸騰時間が変更されたか否かを判定す
る。選択する時間間隔が変更された場合、ステップ21
に戻り、変更された時間間隔を設定時間として、セット
し直して、再び、ステップ21からの処理を行う。な
お、この時、自動再沸騰モードスイッチ13aが押され
て、自動再沸騰モードが解除された場合は、通常モード
に戻る。自動再沸騰時間の変更がされていない場合、次
のステップ26において、再沸騰スイッチ12がオンとさ
れたか否かを判定する。再沸騰スイッチ12がオンとされ
た場合、直ちに沸騰動作を開始するため、後述するステ
ップ30へ進む。また、再沸騰スイッチ12がオンとされ
ていない場合、次のステップ27に進んで、タイマがタ
イムアップとなったか否かを判定し、タイムアップとな
るまでは、ステップ23に戻り、ステップ23からの処
理を繰り返し行う。すなわち、設定時間の時間間隔とな
るまでは、ステップ24の保温工程制御,ステップ25
の再沸騰時間設定スイッチ13aによる自動再沸騰時間の
変更の判定およびステップ26の再沸騰スイッチ12のオ
ン判定を繰り返し行い、タイムアップを待つことにな
る。ステップ27において、タイムアップが判定される
と、次にステップ28に進む。ステップ28において
は、水量検出ユニットから水量データを読込み、次のス
テップ29で、電気ポットに入っている湯の量が給水値
以下となっていないか否を判定する。湯の量が給水値以
下となっている場合、再沸騰を行っても使える湯の量が
ないので、この自動沸騰モードから抜け出して、給水お
知らせ処理のルーチンへ移行する。一方、ステップ29
の判定処理において、湯の量が給水値以下となっていな
いと判定できると、次のステップ30に進み、再沸騰動
作に入る。この再沸騰の動作は、ステップ30において
メインヒータをオンとし、ステップ31で沸騰判定が終
了したか否かの判定を繰り成すことにより行う。沸騰判
定の処理は、例えば、沸騰温度が所定時間の間持続した
ことにより判定する。なお、この間(メインヒータがオ
ンとなっている間)は、再沸騰動作表示用の発光ダイオ
ード11が点灯表示される。
ステップ31において、沸騰判定の終了の判断される
と、次のステップ32に進み、メインヒータをオフとし
て、再沸騰動作を終了し、次のステップ33の保温工程
制御の処理を行う。そして、再び、ステップ21に戻
り、ステップ21からの処理を繰り返し行う。
自動再沸騰モードにおいては、このような処理を行うこ
とにより、設定した時間間隔毎に再沸騰動作を繰り返し
行う処理を行う。
第5図は、本実施例の電気ポットにおける湯の温度変化
の一例を示す温度変化曲線図である。第5図は、時刻t
において、時間間隔T1で自動再沸騰モードが設定さ
れ、動作している場合の温度変化曲線を示している。
このように、図から明らかなように、この実施例の電気
ポットによれば、設定された所定の時間間隔T1毎に、
再沸騰スイッチを押圧することなく、自動的に再沸騰動
作が繰り返し行われる。この時間間隔T1は、任意な時
間を設定できるような構成としても良いが、この実施例
では、予め複数個の設定時間をセットしておき、使用者
が簡単なスイッチ操作に容易に選択できるような構成と
している。これにより、自動再沸騰モードの設定操作が
容易に行えて、使い勝手が良くなる。
以上、実施例の説明においては、マイクロコンピュータ
の制御ユニットに自動再沸騰モードの処理プログラムを
設ける構成としたが、所定時間間隔毎に信号を出力する
独立したタイマ機構を設け、このタイマ機構により、所
定時間間隔毎に発生する信号を再沸騰スイッチからの信
号と同様なものとして、再沸騰動作を行うようにしても
良い。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、所定時間間隔
毎の再沸騰による時間の合計がカルキ除去を達成するの
に必要な沸騰時間となるので、電気ポットの各部品に過
剰な熱影響を与えることなく、カルキ除去ができる。こ
れにより、電気ポットの長寿命化がはかれる。
また、加熱制御手段は、通常は所定温度で保温制御を行
い、再沸騰指示により再沸騰のヒータの通電制御を行う
ので、湯を使う少し前に、再沸騰指示を設定することに
より、湯の利用者は、例えば、昼食時,午後3時の休憩
時など使用したい所定時間間隔毎に待ち時間なく直ちに
沸騰した湯を利用できる。
また、所定時間間隔毎に再沸騰させるので、乾燥状態に
おいて加濕する必要がある場合、湯の保温とともに加濕
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかるマイクロコンピュ
ータ制御電気ポットの一部切欠側面図、 第2図は、本発明の一実施例にかかるマイクロコンピュ
ータ制御電気ポットの前面パネル部を示す図、 第3図は、マイクロコンピュータを用いた制御ユニット
の要部の構成を示すブロック回路図、 第4図は、マイクロコンピュータの制御処理の要部の自
動再沸騰モードの処理を示すフローチャート、 第5図は、本実施例の電気ポットにおける湯の温度変化
の一例を示す温度変化曲線図である。 図中、1……電気ポット本体、2……湯沸し容器、3…
…外装ケース、4……ヒータ、5……温度センサ、6…
…制御ユニット、7……前面パネル部、9……水量表示
部、10……保温動作表示用の発光ダイオード、11……沸
騰動作表示用の発光ダイオード、12……再沸騰スイッ
チ、13a……自動再沸騰モードスイッチ、13b……再沸
騰時間設定スイッチ、14a……自動再沸騰時間表示部、
14b……再沸騰タイマ表示部、15……マイクロコンピュ
ータ、16……温度センサユニット、17……水量検出ユニ
ット、18……ブザー、19……ヒータ通電制御ユニット、
20……時計機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を入れる容器と、該容器を加熱するヒー
    タと、前記容器近傍に設けた温度センサと、前記温度セ
    ンサの出力によりヒータの通電制御を行うマイクロコン
    ピュータを備えたマイクロコンピュータ制御電気ポット
    において、保温制御工程中継続して再沸騰指示を出す自
    動再沸騰スイッチと、該自動再沸騰スイッチがオンされ
    ると、所定時間間隔毎に再沸騰の加熱制御を行うヒータ
    通電制御手段とを備えたことを特徴とするマイクロコン
    ピュータ制御電気ポット。
  2. 【請求項2】水を入れる容器と、該容器を加熱するヒー
    タと、前記容器近傍に設けた温度センサと、前記温度セ
    ンサの出力によりヒータの通電制御を行うマイクロコン
    ピュータを備えたマイクロコンピュータ制御電気ポット
    において、保温制御工程中継続して再沸騰指示を出す自
    動再沸騰スイッチと、再沸騰指示を出す再沸騰スイッチ
    と、前記自動再沸騰スイッチがオンされると、所定時間
    間隔毎に再沸騰の加熱制御を行い、前記再沸騰スイッチ
    がオンされると、通常保温制御から再沸騰加熱制御とな
    るようにヒータの通電制御を行う制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ制御電気ポット。
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