JP3584888B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
発明は主として一般家庭または事務所等で使用される電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気湯沸かし器の構成は図3及び図4に示すようであった。
【0003】
1は本体である器体であり、2は器体1内に収納された有底状の容器である。容器2底には加熱用の加熱装置を形成するヒーター3が取り付けられている。4は器体1前面に垂直に備えられた導水管であり、一端を前記容器2底面に連通し他端を器体1外方に開口している。5は器体1内に収納された給湯装置を形成する電動タイプの遠心ポンプであり、容器2下方に位置して前記導水管4の途中に備えられて容器2内の湯を外方に給湯する。
【0004】
6は容器2下方に配置された制御回路であり、制御回路6には信号によりカウントダウン機能を有するタイマー装置7を内蔵している。8は器体1上部に設けられた操作パネルであり、操作パネル8にタイマーボタン9が設けられてこのタイマーボタン9を操作することでタイマー機能を制御していた。操作パネル8上に、容器2内の湯を給湯する給湯スイッチ10と、この給湯スイッチ10の給湯機能を可能にするロック解除スイッチ11と、容器2内の湯を沸騰させる再沸騰ボタン12と、容器2内の湯温を選択する選択ボタン13と、容器2内の水垢を除去するモードを選択する洗浄ボタン14と、タイマー機能を起動するタイマーボタン9などの操作ボタンと、ロック解除表示LED15、沸騰表示LED16、保温温度選択表示LED17、洗浄機能表示LED18、タイマー動作表示用7セグメントLED19などの表示用LEDが配置されていた。
【0005】
前記制御回路6はタイマー装置7、タイマーボタン9、給湯スイッチ10、ロック解除スイッチ11、再沸騰ボタン12、選択ボタン13、洗浄ボタン14、ロック解除表示LED15、沸騰表示LED16、保温温度選択表示LED17、洗浄機能表示LED18、タイマー動作表示用7セグメントLED19と電気的に接続されていて、制御回路6で信号を受けたり制御したりするものである。
【0006】
なお、タイマー動作表示用7セグメントLED19はタイマー装置7が動作しているとき以外は温度検知素子(図示せず)で検知した容器2内の湯温を表示している。
【0007】
以上の構成において、動作、作用を説明する。容器2内に水を入れる。ヒーター3に通電して湯を沸かす。温度検知素子(図示せず)で温度検知して制御回路6で所定の温度に保温する。湯を所望のときは、ロック解除スイッチ11を押すとロック解除表示LED15が点灯する。そのまま放置すると約10秒で消灯する。制御回路6はこのロック解除表示LED15が点灯している間に給湯スイッチ10を押すと遠心ポンプ5を駆動し湯は導水管4を押し出されて外方へと給湯される。
【0008】
料理の時間測定用やカップめんの調理時間測定のためにタイマーボタン9を使用する。例えば6分を測定するために、タイマーボタン9でタイマー装置7のカウントダウン数値を6分にセットしておく。このときタイマー動作表示用7セグメントLED19が点灯して「6」を表示して残り時間を表示してタイマー動作中であることを知らせる。6分後に残り時間を「0」と表示して点滅を10秒継続してからタイマー動作表示用7セグメントLED19は湯温を表示することとなる。
【0009】
再沸騰ボタン12は沸騰した湯が所望のときに押すと、沸騰表示LED16が点灯して約2分で容器2内の湯は沸騰する。給湯については前述のとおりである。容器2内に水垢が付着してくるとクエン酸等を希釈した液を容器2に入れて洗浄ボタン14を押すと、洗浄機能表示LED18が点灯して、沸騰させた後にさらに沸騰と停止を約15分間繰り返して容器2内面に付着した水垢を除去する。
【0010】
洗浄動作が終了すると洗浄機能表示LED18が点滅すると同時にヒーター3への通電を停止する。容器2内の湯を捨てて容器2内を洗浄してから水を入れて再沸騰ボタン12を押すと湯沸かしを開始する。選択ボタン13は保温温度を選択するものであり、保温時の湯温を制御回路6に指示するものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の構成では、操作パネル8上に、操作ボタンが5個と、LEDが6個配置されていて、操作が煩雑になるといった課題があった。
【0012】
また、タイマー装置7の動作のためにタイマーボタン9を操作しなければいけないといった課題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の電気湯沸かし器は、器体と、前記器体内に収納された有底状容器と、前記容器を加熱して湯を沸かす加熱装置と、給湯スイッチと、前記給湯スイッチを押す操作を行うと前記容器に一端を連通し他端を前記器体外に開口した導水管を介して前記湯を前記器体外へ吐出する給湯動作を行う給湯装置と、料理の時間測定やカップめんの調理時間測定のために使用するカウントダウン方式のタイマー装置と、前記タイマー装置にセットされたタイマー時間を表示するとともに、前記タイマー装置がカウントダウン開始後において前記タイマー装置のタイマー動作の残り時間を表示する表示装置と、前記給湯スイッチの前記操作を有効にするためのロック解除スイッチとを備え、前記ロック解除スイッチを操作して前記給湯スイッチの前記操作を有効とした後一定時間以内に前記給湯スイッチを操作すると前記給湯装置が前記給湯動作し、前記ロック解除スイッチを操作せずに前記給湯スイッチを一定時間以上押し続けると前記タイマー装置が動作し前記表示装置に前記セットされたタイマー時間を表示するタイマーモードにはいり、その後前記給湯スイッチから指を離すと前記タイマー装置はカウントダウン動作を開始する構成としたものである。これにより、操作パネル上のボタンの数を少なくすることができる。また、ロック解除スイッチを操作しないと給湯されないので誤って給湯するといったことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、器体と、前記器体内に収納された有底状容器と、前記容器を加熱して湯を沸かす加熱装置と、給湯スイッチと、前記給湯スイッチを押す操作を行うと前記容器に一端を連通し他端を前記器体外に開口した導水管を介して前記湯を前記器体外へ吐出する給湯動作を行う給湯装置と、料理の時間測定やカップめんの調理時間測定のために使用するカウントダウン方式のタイマー装置と、前記タイマー装置にセットされたタイマー時間を表示するとともに、前記タイマー装置がカウントダウン開始後において前記タイマー装置のタイマー動作の残り時間を表示する表示装置と、前記給湯スイッチの前記操作を有効にするためのロック解除スイッチとを備え、前記ロック解除スイッチを操作して前記給湯スイッチの前記操作を有効とした後一定時間以内に前記給湯スイッチを操作すると前記給湯装置が前記給湯動作し、前記ロック解除スイッチを操作せずに前記給湯スイッチを一定時間以上押し続けると前記タイマー装置が動作し前記表示装置に前記セットされたタイマー時間を表示するタイマーモードにはいり、その後前記給湯スイッチから指を離すと前記タイマー装置はカウントダウン動作を開始する構成とすることにより、タイマー機能を操作するボタンを低減するとともに、ロック解除スイッチを操作しないと給湯されないので誤って給湯するといったことがなく、操作の簡単な電気湯沸かし器を提供することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の構成で、タイマーモードにはいり引き続き給湯スイッチを押し続けると、タイマー装置はセットされたタイマー時間のカウントアップ動作を開始する構成とすることにより、タイマーの選択と時間の設定を同時に行うことができて実用上1回だけの簡単な操作ができることと、部品点数を削減することができる。我々の経験からして人間の感覚では約0.3秒以上操作ボタンを押し続けることで明らかに操作する意志があることがわかる。従って0.3秒以上給湯スイッチを操作し続けることでタイマー機能を操作する意志があることがわかり、誤操作の心配がなくなる。また、タイマー機能を操作する意志を確認するために給湯スイッチを0.3秒以上操作することで誤操作を防止することができる。さらに、1秒以上の操作を必要とする場合には逆に日常の操作感覚では長すぎて操作しにくいと感じるものである。
【0016】
請求項に記載の発明は、特に、請求項1の構成で、タイマー装置がカウントダウン作動中に給湯スイッチを一定時間以上押し続けるとタイマー装置が現在保持しているタイマー動作の残り時間からカウントアップ動作をし、前記給湯スイッチから指を離すとカウントダウン動作を開始する構成とすることにより、タイマー動作中にセット時間を修正したい場合には給湯スイッチを0.3秒押さえてさらに所望のタイマー時間を表示するまで押し続けることでタイマーの動作途中の変更が可能になる。特別な操作が必要なく、ただ1回のみ給湯スイッチを押して離せばタイマー動作時間の変更が可能となる。したがって、タイマー動作の途中でも時間の再設定を簡単に行うことができて、タイマーボタンを離すとタイマーが動作するのでボタン操作が1回でよいこととなり、操作が簡単でボタンの部品点数を低減できる電気湯沸かし器を提供することができる。
【0017】
請求項に記載の発明は、特に、請求項1記載のタイマー装置はロック解除スイッチを操作することでリセットされる構成としたことにより、リセットしたい時にはロック解除スイッチを操作すればリセットできる電気湯沸かし器を提供することができる。
【0018】
【実施例】
(実施例1)
以下に本発明の実施例1を図1を用いて説明する。
【0019】
器体1、容器2、ヒーター3、導水管4、遠心ポンプ5、ロック解除スイッチ11、再沸騰ボタン12、選択ボタン13、洗浄ボタン14、ロック解除表示LED15、沸騰表示LED16、保温温度表示LED17、洗浄機能表示LED18、タイマー動作表示用7セグメントLED19は従来の実施例と同一の形状と機能であり、同一の名称と符号を使用して説明は省略する。
【0020】
21は器体1の上部に張り付けられた操作パネルであり、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のプレス加工で形成されている。22は給湯スイッチである。この給湯スイッチ22はタイマースイッチ23を兼ねている。制御回路6は湯沸かし機能は従来例の制御回路6と同じ動作をするが、給湯スイッチ22とロック解除スイッチ11と表示装置を構成するタイマー動作表示用7セグメント19の動作が従来例と異なる。以下に動作を説明する。
【0021】
湯沸かし動作については従来例と同じであり省略する。タイマー機能について説明する。料理の時間計測やカップめんの調理時間を測定するために給湯スイッチ22を押すと0.3秒後にタイマーモードにはいり、引き続き押し続けるとタイマー装置7がタイマー時間のカウントアップを開始する。0.3秒毎に1分ずつ数値をカウントアップする。例えば12分のタイマー設定をする場合には給湯スイッチ22を押し続ける。最初の0.3秒でタイマー装置7が作動することとなる。引き続き給湯スイッチ10を押し続けると0.3秒毎にタイマー装置7はカウントダウンする数値をカウントアップする。タイマー動作表示用7セグメントLED19はタイマー装置7のセット時間を逐次表示する。ここで給湯スイッチ22から指を離すと、タイマー装置7はカウントダウンを開始するとともにタイマー動作表示用7セグメントLED19にタイマー動作の残り時間を表示する。タイマー動作が終了すると「0」を10秒間点滅させた後に容器2内の湯温を表示する。
【0022】
我々の経験からして人間の感覚では約0.3秒以上操作ボタンを押し続けることで明らかに操作する意志があることがわかる。従って0.3秒以上給湯スイッチ22を操作し続けることでタイマー機能を操作する意志があることがわかり、誤操作の心配がなくなる。さらに、1秒以上の操作を必要とする場合には逆に日常の操作感覚では長すぎて操作しにくいと感じるものである。
【0023】
タイマー動作のカウントダウン中にさらにタイマー装置7の時間を変更したい場合について説明する。タイマー時間を伸ばしたい場合はさらに給湯スイッチ22を押す。0.3秒後に現在の残り時間からカウントアップする。所望の時間で給湯スイッチ22から指を離すとタイマー装置7はカウントダウンを開始する。カウント終了時の動作は上述の通りである。タイマー動作中にタイマーの時間を短くしたい場合はカウントアップして「99」分から「0」分に戻ってからさらに所望の時間になるまで給湯スイッチ22を押し続ける。これはタイマー操作を単純に給湯スイッチ22を押し続けて離すとタイマーセットできるといった簡単な操作を行うためである。
【0024】
以上のように構成された電気湯沸かし器についてその動作、作用を説明する。基本的な湯沸かし操作は前述の従来の技術の動作と同じである。タイマー動作については料理の時間測定やカップめんの時間測定が必要なときに、給湯スイッチ22を押す。0.3秒後にタイマー装置7が作動し、以降は設定時間のカウントアップが始まる。0.3秒毎に1分ずつカウントアップする。カウントアップと同時にタイマー動作表示用7セグメントLED19がタイマー時間を表示する。所望の時間をタイマー動作表示用7セグメントLED19が表示したら給湯スイッチ22から手を離す。以降タイマー装置7はカウントダウンを実施し、タイマー動作終了時にはタイマー動作表示用7セグメントLED19が「0」を10秒点滅表示し以降は容器2内の湯温を表示することとなる。
【0025】
以上のように実施例1によれば、操作パネル8上のボタンの数を少なくすることができる。また、ロック解除スイッチ11を操作しないと給湯されないので誤って給湯するといったことがない。
【0026】
また、タイマー機能を操作する意志を確認するために給湯スイッチ10を0.3秒以上操作することで誤操作を防止することができる。
【0027】
また、タイマー操作をただ1回の給湯スイッチ10の操作で実施できる。最初の0.3秒はタイマー操作の開始であり、引き続きタイマーをカウントアップする操作にはいるために、タイマー操作として給湯スイッチ22を1回押してタイマーセット時間を合わせた後に給湯スイッチ22を離せばタイマーのセットは完了することとなる。
【0028】
また、給湯スイッチ22を一定時間押し続けることでタイマー動作を起動し、タイマー操作を確実に実施することができる。
【0029】
さらに、タイマー動作中にセット時間を修正したい場合には給湯スイッチ22を0.3秒押さえてさらに所望のタイマー時間を表示するまで押し続けることでタイマーの動作途中の変更が可能になる。特別な操作が必要なく、ただ1回のみ給湯スイッチ22を押して離せばタイマー動作時間の変更が可能となる。
【0030】
参考
以下に本考案の参考を図2を用いて説明する。
【0031】
器体1、容器2、ヒーター3、導水管4、遠心ポンプ5、再沸騰ボタン12、選択ボタン13、洗浄ボタン14、ロック解除表示LED15、沸騰表示LED16、保温温度表示LED17、洗浄機能表示LED18、タイマー動作表示用7セグメントLED19は従来の実施例と同一の形状と機能であり、同一の名称と符号を使用して説明は省略する。
【0032】
31は器体1の上部に張り付けられた操作パネルであり、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のプレス加工で形成されている。32は給湯スイッチである。33はタイマースイッチ33であり、タイマー動作時間を設定するタイマースイッチ33を押すと、0.3秒後からタイマー操作時間を1分毎にカウントアップしてタイマースイッチ33を離すとその時の設定時間を制御回路6内に保持する。34はロック解除スイッチである。35は制御回路であり、報知用のブザー(図示せず)を備えている。制御回路35は湯沸かし機能は従来例の制御回路6と同じ動作をするが、給湯スイッチ32とロック解除スイッチ34と表示装置を構成するタイマー動作表示用7セグメント19の動作が従来例と異なる。以下に動作を説明する。
【0033】
湯沸かし動作については従来例と同じであり省略する。タイマー機能について説明する。料理の時間計測やカップめんの調理時間を測定するためにタイマースイッチ33を押すと0.3秒後にタイマーモードにはいり、引き続き押し続けるとタイマー装置7がタイマー時間のカウントアップを開始する。0.3秒毎に1分ずつ数値をカウントアップする。例えば12分のタイマー設定をする場合にはタイマースイッチ34を押し続ける。最初の0.3秒でタイマー装置7が作動することとなる。引き続きタイマースイッチ34を押し続けると0.3秒毎にタイマー装置7はタイマー動作する数値をカウントアップする。タイマー動作表示用7セグメントLED19はタイマー装置7のセット時間を逐次表示する。ここでタイマースイッチ34から指を離すと、タイマー装置7はカウントアップ完了の時間を記憶する。このタイマー装置7のカウントアップ時間の記憶には不揮発性のメモリーが使用される。タイマースイッチ34から指を離してから3秒後にはタイマー動作表示用7セグメントLED19は現在の容器2内お湯温の表示を開始する。
【0034】
給湯スイッチ32の操作については、まずロック解除スイッチ34を押してロック解除表示LED15が点灯する。このロック解除表示LED15の点灯は10秒であり、その間放置すると自動的に消灯する。そしてロック解除機能はこのロック解除表示LED15が点灯している間のみ有効である。ロック解除機能が有効な時に給湯スイッチ32を操作すると制御回路6が遠心ポンプ5を駆動して容器2内の湯を導水管4を介して給湯するものである。
【0035】
ロック解除中に給湯スイッチ32を操作して所望の湯を給湯した後に、給湯スイッチ32から指を離すと、10秒後にロック解除表示LED15が消灯するとともに、タイマー装置7が作動する。タイマー装置7の動作状況はタイマー動作表示用7セグメントLED19に逐次表示される。表示されるのはカウントアップする時間であり、最初は「0」であり、1分毎にカウントアップする。そして1分毎に制御回路35に備えられたブザーで報知する。
【0036】
タイマー動作のカウントアップ中にさらにタイマー装置7の時間を変更したい場合について説明する。タイマー時間を伸ばしたい場合はさらにタイマースイッチ33を押す。0.3秒後に現在の残り時間からカウントアップする。所望の時間でタイマースイッチ33から指を離すとタイマー装置7は現在の経過時間から引き続きカウントアップを開始する。カウント終了時の動作は10秒間カウントアップ時間を点滅表示した後に容器2内の湯温を表示する。タイマー動作中にタイマーの時間を短くしたい場合はカウントアップして「99」分から「0」分に戻ってからさらに所望の時間になるまでタイマースイッチ33を押し続ける。これはタイマー操作を単純にタイマースイッチ33を押し続けて離すとタイマーセットできるといった簡単な操作を行うためである。設定時間がタイマー装置7の現在の動作時間より短い場合は動作が完了したと判断してカウントアップ時間を10秒点滅させた後に容器2内の湯温を表示する。
【0037】
以上のように構成された電気湯沸かし器についてその動作、作用を説明する。基本的な湯沸かし操作は前述の従来の技術の動作と同じである。タイマー動作については料理の時間測定やカップめんの時間測定が必要なときに、タイマースイッチ33を押す。0.3秒後にタイマー装置7が作動し、以降は設定時間のカウントアップが始まる。0.3秒毎に1分ずつカウントアップする。カウントアップと同時にタイマー動作表示用7セグメントLED19がタイマー時間を表示する。所望の時間をタイマー動作表示用7セグメントLED19が表示したらタイマースイッチ33から手を離す。0.3秒後に制御回路35内の不揮発性メモリーに記憶される。
【0038】
湯が所望のときは、ロック解除スイッチ34を操作してロック解除表示LED15を点灯させる。10秒以内に給湯スイッチ32を操作すると制御回路35が遠心ポンプ5を駆動して導水管4を介して容器2内の湯を給湯することができる。
【0039】
必要量の湯を給湯した後は、給湯スイッチ32から指を離す。制御回路35は遠心ポンプ5の駆動を停止する。ロック解除表示LED15は10秒間点灯した後に消灯する。
【0040】
ロック解除表示LED15が消灯した以降はタイマー装置7はカウントアップを実施し、タイマー動作終了時にはタイマー動作表示用7セグメントLED19が「0」を10秒点滅表示し以降は容器2内の湯温を表示することとなる。タイマー動作の途中でカウントを停止させる場合はロック解除スイッチ34を押すとタイマー動作は停止し、以降タイマー動作表示用7セグメントLED19は容器2内の湯温を表示する。
【0041】
以上のように参考によれば、一度タイマー時間をセットしたら給湯操作を終了すると自動的にタイマー動作を行い、湯を使った料理等において重要な要因である時間をより正確に簡単に表示することができる。また、ロック解除スイッチ34を操作してタイマー動作を停止させることもできる。
【0042】
また、カウントアップタ表示をすることで、経過した時間がわかるとともにタイマー時間を変更するときもそまま時間のみを変更すれが良い。
【0043】
また、1分毎にブザーで報知するので常にタイマー動作表示用7セグメントLED19を見ている必要がなく料理の準備をしながら報知音で時間をしることができる。
【0044】
さらに、リミッターで自動的にタイマー動作が終了して容器2内の湯温を表示するのでリセットする必要がない。また途中でリセットしたい場合はロック解除スイッチ34を操作すればタイマー動作をリセットすることができる。
【0045】
なお、タイマー動作表示用7セグメントLED19はLEDで構成したが、液晶表示素子を使用しても良い。
【0046】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、操作パネル上のタイマー機能を操作するボタンの数を少なくすることができる。また、ロック解除スイッチを操作しないと給湯されないので誤って給湯するといったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気湯沸かし器の構成を示す部分拡大図
【図2】本発明の参考における電気湯沸かし器の構成を示す部分拡大図
【図3】従来例を示す電気湯沸かし器の構成を示す部分断面斜視図
【図4】従来例を示す電気湯沸かし器の構成を示す部分拡大図
【符号の説明】
1 器体(本体)
2 容器
3 ヒーター(加熱装置)
4 導水管
5 遠心ポンプ(給湯装置)
7 タイマー装置
11 ロック解除スイッチ
19 タイマー動作表示用7セグメントLED(表示装置)
22 給湯スイッチ
32 給湯スイッチ
34 ロック解除スイッチ

Claims (4)

  1. 器体と、前記器体内に収納された有底状容器と、前記容器を加熱して湯を沸かす加熱装置と、給湯スイッチと、前記給湯スイッチを押す操作を行うと前記容器に一端を連通し他端を前記器体外に開口した導水管を介して前記湯を前記器体外へ吐出する給湯動作を行う給湯装置と、料理の時間測定やカップめんの調理時間測定のために使用するカウントダウン方式のタイマー装置と、前記タイマー装置にセットされたタイマー時間を表示するとともに、前記タイマー装置がカウントダウン開始後において前記タイマー装置のタイマー動作の残り時間を表示する表示装置と、前記給湯スイッチの前記操作を有効にするためのロック解除スイッチとを備え、前記ロック解除スイッチを操作して前記給湯スイッチの前記操作を有効とした後一定時間以内に前記給湯スイッチを操作すると前記給湯装置が前記給湯動作し、前記ロック解除スイッチの操作をせずに前記給湯スイッチを一定時間以上押し続けると前記タイマー装置が動作し前記表示装置に前記セットされたタイマー時間を表示するタイマーモードにはいり、その後前記給湯スイッチから指を離すと前記タイマー装置はカウントダウン動作を開始する電気湯沸かし器。
  2. タイマーモードにはいり引き続き給湯スイッチを押し続けると、タイマー装置はセットされたタイマー時間のカウントアップ動作を開始する請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. タイマー装置がカウントダウン作動中に給湯スイッチを一定時間以上押し続けるとタイマー装置が現在保持しているタイマー動作の残り時間からカウントアップ動作をし、前記給湯スイッチから指を離すとカウントダウン動作を開始する請求項1記載の電気湯沸かし器。
  4. タイマー装置はロック解除スイッチを操作することでリセットされる請求項1記載の電気湯沸かし器。
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