JPH0620001B2 - 電気抵抗素子製造用組成物及び電気抵抗素子の製法 - Google Patents
電気抵抗素子製造用組成物及び電気抵抗素子の製法Info
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- JPH0620001B2 JPH0620001B2 JP60115540A JP11554085A JPH0620001B2 JP H0620001 B2 JPH0620001 B2 JP H0620001B2 JP 60115540 A JP60115540 A JP 60115540A JP 11554085 A JP11554085 A JP 11554085A JP H0620001 B2 JPH0620001 B2 JP H0620001B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気抵抗素子、特に電気抵抗素子を造るための
組成物および該電気抵抗素子の製法に関する。
組成物および該電気抵抗素子の製法に関する。
ある種の組成物から造つた電気抵抗素子は電子素子(ま
たはペースト)を基材上にスクリーン印刷する電子工業
用の超小型回路を造るのに特に有用である。
たはペースト)を基材上にスクリーン印刷する電子工業
用の超小型回路を造るのに特に有用である。
米国特許第3,304,199号明細書はRuO2またはIrO2と硼ケ
イ酸鉛ガラスとの混合物からなる電気抵抗素子を記載し
ている。この混合物をベヒクル例えばアセトン/トルエ
ン混合液中に溶解したエチルセルロースのような有機ス
クリーニング剤と混合し、得られた前記ベヒクル含有混
合物を非導電性基材上に施し、空気中で焼付けている。
イ酸鉛ガラスとの混合物からなる電気抵抗素子を記載し
ている。この混合物をベヒクル例えばアセトン/トルエ
ン混合液中に溶解したエチルセルロースのような有機ス
クリーニング剤と混合し、得られた前記ベヒクル含有混
合物を非導電性基材上に施し、空気中で焼付けている。
米国特許第3,324,049号明細書は硼ケイ酸鉛ガラス40〜9
9重量%、Ag,Au,Pd,Pt,Rh,Ir,OsまたはRuのよう
な貴金属0.5〜20重量%およびMnO2またはCuO0.5〜40重
量%からなるサーメツト抵抗体を記載している。
9重量%、Ag,Au,Pd,Pt,Rh,Ir,OsまたはRuのよう
な貴金属0.5〜20重量%およびMnO2またはCuO0.5〜40重
量%からなるサーメツト抵抗体を記載している。
米国特許第3,655,440号はRuO2,IrO2またはPdO、硼ケイ
酸鉛ガラス結合材および例えば1ミクロン未満の粒子寸
法の不活性粒子のアルミナのような非導電性結晶成長抑
制材を含有する抵抗体用組成物に関する。このような抵
抗体用組成物は975℃〜1025℃で45分〜1時間空気中
で基材に焼付けられる。
酸鉛ガラス結合材および例えば1ミクロン未満の粒子寸
法の不活性粒子のアルミナのような非導電性結晶成長抑
制材を含有する抵抗体用組成物に関する。このような抵
抗体用組成物は975℃〜1025℃で45分〜1時間空気中
で基材に焼付けられる。
米国特許第3,682,840号はルテニウム酸鉛またはルテニ
ウム酸鉛とRuO2との混合物と硼ケイ酸鉛結合材とを含有
するガラス質エナメル抵抗体に関する。
ウム酸鉛とRuO2との混合物と硼ケイ酸鉛結合材とを含有
するガラス質エナメル抵抗体に関する。
米国特許第4,065,743号はガラスフリツトと導電粒子を
含有するガラス質エナメル抵抗体に関する。このような
導電粒子は酸化チタンおよび酸化タンタルが含まれる。
含有するガラス質エナメル抵抗体に関する。このような
導電粒子は酸化チタンおよび酸化タンタルが含まれる。
米国特許第4,101,708号は誘電性基材の接着するフイル
ム抵抗体を製造するための不活性液体ベヒクル中に分散
した微粉状粉末からなる印刷用組成物に関し、この印刷
用組成物はPbO,Nb2O5,CaF2含有ガラス,RuO2および不
活性ベヒクルからなる。
ム抵抗体を製造するための不活性液体ベヒクル中に分散
した微粉状粉末からなる印刷用組成物に関し、この印刷
用組成物はPbO,Nb2O5,CaF2含有ガラス,RuO2および不
活性ベヒクルからなる。
ドイツ特許公報第2,115,814号はセラミツク上に空気焼
付けするための抵抗体ペーストに関し、この抵抗体ペー
ストはBaRuO3,SrRuO3およびCaRuO3を硼ケイ酸鉛ガラス
中に含有する。
付けするための抵抗体ペーストに関し、この抵抗体ペー
ストはBaRuO3,SrRuO3およびCaRuO3を硼ケイ酸鉛ガラス
中に含有する。
Ag−Pdおよび/またはPdO,RuO2,IrO2およびいわゆる
「デユポン」ピロクロール(Pyrochlore)を使用して抵
抗体組成物が製造されている。このピロクロール構造は
一般式A2B2O6-7で表わされる酸化物複合体であり、大き
な陽イオンAは8重に配位し、小さい方の陽イオンBは
十面体に配位している。この抵抗体組成物が成功を収め
たのはそれらが種々の雰囲気(還元性)中で安定であ
り、抵抗体素子の電気的性質を変えるために素子を多様
に置換処理できる能力にある。これらの組成物に特に使
用され、米国特許第3,553,109号、同第3,560,410号およ
び同第3,583,931号明細書(これらの特許はすべて硼ケ
イ酸鉛結合材を含む)に説明されているピロクロールは
Bi2Ru2O7およびPb2Ru7-x(0<x<1)を含む。
「デユポン」ピロクロール(Pyrochlore)を使用して抵
抗体組成物が製造されている。このピロクロール構造は
一般式A2B2O6-7で表わされる酸化物複合体であり、大き
な陽イオンAは8重に配位し、小さい方の陽イオンBは
十面体に配位している。この抵抗体組成物が成功を収め
たのはそれらが種々の雰囲気(還元性)中で安定であ
り、抵抗体素子の電気的性質を変えるために素子を多様
に置換処理できる能力にある。これらの組成物に特に使
用され、米国特許第3,553,109号、同第3,560,410号およ
び同第3,583,931号明細書(これらの特許はすべて硼ケ
イ酸鉛結合材を含む)に説明されているピロクロールは
Bi2Ru2O7およびPb2Ru7-x(0<x<1)を含む。
種々の貴金属酸化物(主としてピロクロール類およびペ
ロブスカイト類を含む)の抵抗率はブベ・ケイ(Bube
K.)により1972年10月30日〜11月1日にわたつてワシン
トン・デイー・シーのISHMで開催された「プロシーデイ
ングス・オブ・インターナシヨナル・ミクロエレクロニ
ツクス・シンポジウム(Proceeding of Inter.Microel.
Symp)において下記のように表示された:ル チ ル 酸 化 物 ρ300゜K〔抵抗率(Ω−cm)〕 RuO2 3.5×10-5 IrO2 4.9×10-5 Rh2O3 <10-4 ピロクロール 酸 化 物 ρ300゜K(Ω−cm)〕 Bi2Ru2O7 2.3×10-2 Bi2Ru2O68 3.2×10-3 Bi2Ir2O7 1.5×10-3 Pb2Ru2O6 2.0×10-2 Pb2Ru2O65 2.0×10-4 Rb2Rh2O7 6.0×10-1 Pb2Ir2O65 1.5×10-4 Pb2Os2O7 4.0×10-4 Tl2Ru2O7 1.5×10-2 Tl2Ir2O7 1.5×10-3 Tl2Rh2O7 6.0×10-4 Tl2Os2O7 1.8×10-4 ペロブスカイト 酸 化 物 ρ300゜K(Ω−cm) LaRuO3 4.5×10-3 La0.5Sr0.5RuO3 5.6×10-3 CaRuO3 3.7×10-3 SrRuO3 2.0×10-3 BaRuO3 1.8×10-2 ペロブスカイトの結晶構造はユー・エム・ゴールトスミ
ス著「スクリフテル・ノルクス・ビデンスカプス(Skri
fter Norske Videnskaps-Akad)」〔オスロ、I:Mat.N
aturv.Kl.2:8(1926)〕に記載されている。ペロブスカイ
ト組成物ABO3において、A陽イオンは酸素と12重に配
位しており、小さい方のB陽イオンは10面体に配位し
ている。このペロブスカイト構造は高結晶格子エネルギ
ーをもつものの一つであり、通常極めて安定な構造であ
る。
ロブスカイト類を含む)の抵抗率はブベ・ケイ(Bube
K.)により1972年10月30日〜11月1日にわたつてワシン
トン・デイー・シーのISHMで開催された「プロシーデイ
ングス・オブ・インターナシヨナル・ミクロエレクロニ
ツクス・シンポジウム(Proceeding of Inter.Microel.
Symp)において下記のように表示された:ル チ ル 酸 化 物 ρ300゜K〔抵抗率(Ω−cm)〕 RuO2 3.5×10-5 IrO2 4.9×10-5 Rh2O3 <10-4 ピロクロール 酸 化 物 ρ300゜K(Ω−cm)〕 Bi2Ru2O7 2.3×10-2 Bi2Ru2O68 3.2×10-3 Bi2Ir2O7 1.5×10-3 Pb2Ru2O6 2.0×10-2 Pb2Ru2O65 2.0×10-4 Rb2Rh2O7 6.0×10-1 Pb2Ir2O65 1.5×10-4 Pb2Os2O7 4.0×10-4 Tl2Ru2O7 1.5×10-2 Tl2Ir2O7 1.5×10-3 Tl2Rh2O7 6.0×10-4 Tl2Os2O7 1.8×10-4 ペロブスカイト 酸 化 物 ρ300゜K(Ω−cm) LaRuO3 4.5×10-3 La0.5Sr0.5RuO3 5.6×10-3 CaRuO3 3.7×10-3 SrRuO3 2.0×10-3 BaRuO3 1.8×10-2 ペロブスカイトの結晶構造はユー・エム・ゴールトスミ
ス著「スクリフテル・ノルクス・ビデンスカプス(Skri
fter Norske Videnskaps-Akad)」〔オスロ、I:Mat.N
aturv.Kl.2:8(1926)〕に記載されている。ペロブスカイ
ト組成物ABO3において、A陽イオンは酸素と12重に配
位しており、小さい方のB陽イオンは10面体に配位し
ている。このペロブスカイト構造は高結晶格子エネルギ
ーをもつものの一つであり、通常極めて安定な構造であ
る。
抵抗体組成物はスクリーン印刷技法により基材に施こさ
れ、酸化性(空気)雰囲気中で焼付処理を必要とするか
ら、Au,Ag,PtおよびPdのような高価な貴金属を使うこ
とを必要とする。卑金属としてのより低価格の銅は容易
に酸化するから使用できなかつた。従つて非酸化雰囲気
例えば窒素中で焼付けでき且つ銅を安定して使用できる
抵抗体組成物が要求される。
れ、酸化性(空気)雰囲気中で焼付処理を必要とするか
ら、Au,Ag,PtおよびPdのような高価な貴金属を使うこ
とを必要とする。卑金属としてのより低価格の銅は容易
に酸化するから使用できなかつた。従つて非酸化雰囲気
例えば窒素中で焼付けでき且つ銅を安定して使用できる
抵抗体組成物が要求される。
従来使用されている代表的抵抗体組成物では硼ケイ酸鉛
ガラス結合材を使用してきた。硼ケイ酸鉛ガラス結合材
中に例えばレテニウム酸ストロンチウムを含有する抵抗
体組成物は空気中で焼付けによりルテニウム酸ストロン
チウムは分解して焼付後には酸化ストロンチウム(これ
は結合材に溶解する)と酸化ルテニウムとになる。
ガラス結合材を使用してきた。硼ケイ酸鉛ガラス結合材
中に例えばレテニウム酸ストロンチウムを含有する抵抗
体組成物は空気中で焼付けによりルテニウム酸ストロン
チウムは分解して焼付後には酸化ストロンチウム(これ
は結合材に溶解する)と酸化ルテニウムとになる。
本発明によれば、硼ケイ酸ストロンチウム結合材中のル
テニウム酸ストロンチウム導電成分は窒素中で焼付け処
理すれば、導電成分は分解しないで、未変化のまま残
る。
テニウム酸ストロンチウム導電成分は窒素中で焼付け処
理すれば、導電成分は分解しないで、未変化のまま残
る。
本発明の目的は非酸化性雰囲気で焼付処理でき銅を安定
に使用できる抵抗体組成物を提供するにある。
に使用できる抵抗体組成物を提供するにある。
本発明の他の目的は再現性があり且つ処時条件に対する
感受性による感度の低い、厚いフイルム抵抗体組成物を
提供するにある。
感受性による感度の低い、厚いフイルム抵抗体組成物を
提供するにある。
本発明は導電成分と結合材成分とからなる電気抵抗対素
子を造るための組成物に関する。
子を造るための組成物に関する。
本発明の組成物の導電成分は一般式 A′1-xA″xB′1-yB″yO3 (式中、A′はSrまたBaで、A′がSrのときはA″はB
a,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上からなる群
から選ばれ、A′がBaのときはA″はSr,La,Y,Ca及
びNaの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、B′
はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V及びCoの1種またはそれ
以上からなる群から選ばれ、0≦x≦0.2で、0≦y≦
0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる。
a,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上からなる群
から選ばれ、A′がBaのときはA″はSr,La,Y,Ca及
びNaの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、B′
はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V及びCoの1種またはそれ
以上からなる群から選ばれ、0≦x≦0.2で、0≦y≦
0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる。
本発明の結合材成分は (i)40〜75重量%のC′(ここにA′がSrのときはC′
はSrOで、A′がBaのときはC′はBaOであり、A′がSr
でA″がBaであるとき、及びA′がBaがA″がSrである
ときはC′はSrO+BaOである) (ii)20〜35重量%のB2O3、 (iii)2〜15重量%のSiO2、 (iv)0.5〜6.5重量%のZnO、 (v)0〜2.5重量%のAl2O3、 (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよびNb2O5からなる群から選ばれ
た1種または2種以上の酸化物の各々 0〜1.5重量
%、 (vii)0〜1.5重量%のTiO2、 (viii)0〜1.5重量%のNaF、 (ix)0〜15重量%のCaOを含有する。
はSrOで、A′がBaのときはC′はBaOであり、A′がSr
でA″がBaであるとき、及びA′がBaがA″がSrである
ときはC′はSrO+BaOである) (ii)20〜35重量%のB2O3、 (iii)2〜15重量%のSiO2、 (iv)0.5〜6.5重量%のZnO、 (v)0〜2.5重量%のAl2O3、 (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよびNb2O5からなる群から選ばれ
た1種または2種以上の酸化物の各々 0〜1.5重量
%、 (vii)0〜1.5重量%のTiO2、 (viii)0〜1.5重量%のNaF、 (ix)0〜15重量%のCaOを含有する。
本発明はさらに一般式 A′1-xA″xB′1-yB″yO3 (式中、A′はSrまたBaで、A′がSrのときはA″はB
a,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上からなる群
から選ばれ、A′がBaのときはA″はSr,La,Y,Caお
よびNaの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、
B′はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V及びCoの1種または
それ以上からなる群から選ばれ、0≦x≦0.2で、0≦
y≦0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる導電成分と、 (i)C′ 40〜75重量% (但しA′がSrのときはC′はSrOで、A′がBaのとき
はC′はBaOであり、A′がSrでA″がBaのとき、及び
A′がBaでA″がSrのときはC′はSrO+BaOである) (ii)B2O3 25〜35重量% (iii)SiO2 2〜15重量% (iv)ZnO 0.5〜6.5重量% (v)Al2O3 0〜2.5重量% (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよびNb2O5からなる群から選ばれ
た1種またはそれ以上の酸化物の各々 0〜1.5重量
% (vii)TiO2 0〜1.5重量% (viii)NaF 0〜1.5重量% (ix)CaO 0〜15重量% からなる結合材成分と (c) 有機ベヒクル とを混合してペーストを造り、その後でペーストを基材
上にスクリーン印刷し、焼付けすることからなる電気抵
抗素子の製法にも関する。
a,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上からなる群
から選ばれ、A′がBaのときはA″はSr,La,Y,Caお
よびNaの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、
B′はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V及びCoの1種または
それ以上からなる群から選ばれ、0≦x≦0.2で、0≦
y≦0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる導電成分と、 (i)C′ 40〜75重量% (但しA′がSrのときはC′はSrOで、A′がBaのとき
はC′はBaOであり、A′がSrでA″がBaのとき、及び
A′がBaでA″がSrのときはC′はSrO+BaOである) (ii)B2O3 25〜35重量% (iii)SiO2 2〜15重量% (iv)ZnO 0.5〜6.5重量% (v)Al2O3 0〜2.5重量% (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよびNb2O5からなる群から選ばれ
た1種またはそれ以上の酸化物の各々 0〜1.5重量
% (vii)TiO2 0〜1.5重量% (viii)NaF 0〜1.5重量% (ix)CaO 0〜15重量% からなる結合材成分と (c) 有機ベヒクル とを混合してペーストを造り、その後でペーストを基材
上にスクリーン印刷し、焼付けすることからなる電気抵
抗素子の製法にも関する。
結合材成分は0.1〜2.5重量%のAl2O3を含んでいること
ができる。
ができる。
結合材成分はさらにBi2O3,CuO,MgOまたはNb2O5のうち
の1種または2種以上を各々0.1〜1.5重量%含んでいて
もよい。
の1種または2種以上を各々0.1〜1.5重量%含んでいて
もよい。
結合材成分は0.1〜1.5重量%のそれぞれTiO2またはNaF
を含んでいてもよい。結合材成分はさらに5〜15重量%
のCaOを含んでいてもよい。
を含んでいてもよい。結合材成分はさらに5〜15重量%
のCaOを含んでいてもよい。
本発明の電気用抵抗素子を造るための組成物は導電酸化
物ペロブスカイト成分とガラス結合成分とを含む。
物ペロブスカイト成分とガラス結合成分とを含む。
導電成分は一般式A′1-xA″xB′1-yB″yO3(式中、
A′はSrまたBaで、A′がSrであるときはA″はBa,L
a,Y,Ca及びNaから選ばれる1種または2種以上で、
A′がBaであるときはA″はSr,La,Y,Ca及びNaか選
ばれる1種または2種以上であり、B′はRuで、B″は
Ti,Cd,Zr,VおよびCoから選ばれる1種または2種以
上であり、0≦x≦0.2で、0≦y≦0.2である)で表わ
される。好適なB′1−yB″yの組合わせはRu0.8Ti0.2
およびRu0.9Ti0.1である。好適な導電成分はSrRu0.8Ti
0.2O3,SrRuO3およびSrRu0.9Ti0.1O3である。これらの
成分の組合わせ、例えばSrRuO3+SrRu0.8Ti0.2O3またはS
rRuO3+SrRu0.9Ti0.1O3も使用できる。導電成分の他の非
限定例はSrRu0.95Cd0.05O3, Sr0.90Na0.10RuO3,Sr0.90Y0.10RuO3, Sr0.80Na0.10La0.10RuO3および SrRu0.8Ti0.2O3/SrRuO3,SrRu0.8Zr0.2O3, SrRu0.9Zr0.1O3および SrRu0.8Co0.2O3である。
A′はSrまたBaで、A′がSrであるときはA″はBa,L
a,Y,Ca及びNaから選ばれる1種または2種以上で、
A′がBaであるときはA″はSr,La,Y,Ca及びNaか選
ばれる1種または2種以上であり、B′はRuで、B″は
Ti,Cd,Zr,VおよびCoから選ばれる1種または2種以
上であり、0≦x≦0.2で、0≦y≦0.2である)で表わ
される。好適なB′1−yB″yの組合わせはRu0.8Ti0.2
およびRu0.9Ti0.1である。好適な導電成分はSrRu0.8Ti
0.2O3,SrRuO3およびSrRu0.9Ti0.1O3である。これらの
成分の組合わせ、例えばSrRuO3+SrRu0.8Ti0.2O3またはS
rRuO3+SrRu0.9Ti0.1O3も使用できる。導電成分の他の非
限定例はSrRu0.95Cd0.05O3, Sr0.90Na0.10RuO3,Sr0.90Y0.10RuO3, Sr0.80Na0.10La0.10RuO3および SrRu0.8Ti0.2O3/SrRuO3,SrRu0.8Zr0.2O3, SrRu0.9Zr0.1O3および SrRu0.8Co0.2O3である。
一般式A′1-xA″xB′1-yB″yO3の化合物はAまたは
BまたはAおよびB(ここにAはA′+A″、BはB′
+B″である)を一部を上述した他の置換成分で置換す
ることによつて変性できる。A部位またはB部位の置換
イオンの非限定例は下記の通りである:A2+部位 B4+部位 K+ Sc3+ Cu+ Mn3+ Ag+ Fe3+ Ce3+ Ta5+ Nd3+ Al3+ Sm3+ Gd3+ Mg2+ Bi3+ Nb5+ Sb5+ Mo6+ W6+ 本発明の結合材成分は主要成分C′、すなわちSrOまた
はBaOまたはSrO+BaO;B2O3;SiO2およびZnOとして下記
の量で含む: さらに、結合材成分は下記の成分の1種またはそれ以上
を含むことができる: 好適な結合材成分組成物の非限定例は下記の通りであ
る: 結合材組成物の多の非限定例は下記のものを含む: 結合材成分/導電成分の重量%配合率は結合材25〜75重
量%/導電成分75〜25重量%の率に変えることができ
る。すなわち結合材の重量%は例えば30重量%、35重量
%、40重量%、50重量%、60重量%、65重量%および70
重量%であることができる。
BまたはAおよびB(ここにAはA′+A″、BはB′
+B″である)を一部を上述した他の置換成分で置換す
ることによつて変性できる。A部位またはB部位の置換
イオンの非限定例は下記の通りである:A2+部位 B4+部位 K+ Sc3+ Cu+ Mn3+ Ag+ Fe3+ Ce3+ Ta5+ Nd3+ Al3+ Sm3+ Gd3+ Mg2+ Bi3+ Nb5+ Sb5+ Mo6+ W6+ 本発明の結合材成分は主要成分C′、すなわちSrOまた
はBaOまたはSrO+BaO;B2O3;SiO2およびZnOとして下記
の量で含む: さらに、結合材成分は下記の成分の1種またはそれ以上
を含むことができる: 好適な結合材成分組成物の非限定例は下記の通りであ
る: 結合材組成物の多の非限定例は下記のものを含む: 結合材成分/導電成分の重量%配合率は結合材25〜75重
量%/導電成分75〜25重量%の率に変えることができ
る。すなわち結合材の重量%は例えば30重量%、35重量
%、40重量%、50重量%、60重量%、65重量%および70
重量%であることができる。
結合材結合と導電成分とは適当な「有機ベヒクル」を用
いて混合する。ここに「有機ベヒクル」とは適度に低い
温度(約400℃〜500℃)で他のペースト成分を還元しな
いで蒸発する媒体である。有機ベヒクルはスクリーン印
刷の転写媒体として作用する。本発明に使用する有機ベ
ヒクルは樹脂、例えばアクリルエステル樹脂、好適には
イソブチルメタクリレートおよび溶媒例えばアルコール
好適にはトリデシルアルコール(TDA)である。樹脂は窒
素中400℃またはそれ以下で解重合する任意の重合体
であることができる。使用できる他の溶媒はテルピネオ
ールまたは「テキサノール(TEXANOL)(商品名、イース
トマン・コダツク社製品)」である。本発明で使用する
溶媒は樹脂を溶解でき、次工程の混練粉砕およびスクリ
ーン印刷に適する蒸発圧をもつ溶媒である。好適な実施
例においては有機ベヒクルはイソブチルメタクリレート
10〜30重量%とTDA90〜70重量%とからなる。
いて混合する。ここに「有機ベヒクル」とは適度に低い
温度(約400℃〜500℃)で他のペースト成分を還元しな
いで蒸発する媒体である。有機ベヒクルはスクリーン印
刷の転写媒体として作用する。本発明に使用する有機ベ
ヒクルは樹脂、例えばアクリルエステル樹脂、好適には
イソブチルメタクリレートおよび溶媒例えばアルコール
好適にはトリデシルアルコール(TDA)である。樹脂は窒
素中400℃またはそれ以下で解重合する任意の重合体
であることができる。使用できる他の溶媒はテルピネオ
ールまたは「テキサノール(TEXANOL)(商品名、イース
トマン・コダツク社製品)」である。本発明で使用する
溶媒は樹脂を溶解でき、次工程の混練粉砕およびスクリ
ーン印刷に適する蒸発圧をもつ溶媒である。好適な実施
例においては有機ベヒクルはイソブチルメタクリレート
10〜30重量%とTDA90〜70重量%とからなる。
結合材成分、導電成分および有機ベヒクルを混合し、適
当な基材例えば96%Al2O3上のCu端子上にスクリーン
印刷し、次いで窒素雰囲気中で高温例えば900℃で適
当な期間例えば7分間焼付けする。
当な基材例えば96%Al2O3上のCu端子上にスクリーン
印刷し、次いで窒素雰囲気中で高温例えば900℃で適
当な期間例えば7分間焼付けする。
本発明による電気抵抗素子を製造するため組成物では導
電成分、結合材成分および有機ベヒクルを混合してペー
ストを造り、このペーストを次に混練(粉砕)してスク
リー印刷に要求される微粉にする 銅を安定に使用できる(銅と両立できる)抵抗ペースト
は(例えば酸化アルミニウム基材上の銅導電ペーストの
焼付けにより造られた)銅電電路を備えた基材上に塗布
し、焼付けて抵抗路となすことができる。抵抗ペースト
と銅との両立性(安定可使性)は結合材の種類に極めて
大きく依存するから結合材の選択は大きな意義をもつよ
うになる。本発明者の研究によれば、特許請求の範囲第
1項に記載のA′1-xA″xB′1-yB″yO3で表わされ
る酸化物と、同じく特許請求の範囲第1項に規定する結
合材とを組合わせるときにだけ良好な結果が得られ、他
の組成の結合材では役に立たないか不良な結果を招くこ
とを見出した。
電成分、結合材成分および有機ベヒクルを混合してペー
ストを造り、このペーストを次に混練(粉砕)してスク
リー印刷に要求される微粉にする 銅を安定に使用できる(銅と両立できる)抵抗ペースト
は(例えば酸化アルミニウム基材上の銅導電ペーストの
焼付けにより造られた)銅電電路を備えた基材上に塗布
し、焼付けて抵抗路となすことができる。抵抗ペースト
と銅との両立性(安定可使性)は結合材の種類に極めて
大きく依存するから結合材の選択は大きな意義をもつよ
うになる。本発明者の研究によれば、特許請求の範囲第
1項に記載のA′1-xA″xB′1-yB″yO3で表わされ
る酸化物と、同じく特許請求の範囲第1項に規定する結
合材とを組合わせるときにだけ良好な結果が得られ、他
の組成の結合材では役に立たないか不良な結果を招くこ
とを見出した。
結合材成分であるガラスフリツトは、導電相粒子を緻密
な均質フイルムに燒結し基材に接着する化学結合を形成
する点で一般に重要である。ガラスフリツトはまた、導
電相を希釈して種々の異なる電気固有抵抗をもつ抵抗体
を生ずるのに役立つ。導電相の完全な溶解を防止するた
めに少なくとも40重量%のC′成分がガラス(結合
材)中に存在すべきことが見出された。ここにC′はS
rO及び/又はBaOである。好適なC′成分料は42
〜58重量%である。C′成分量が75重量%より多量
であると結合材のガラスは失透し易くなり基材への接着
が劣化する。
な均質フイルムに燒結し基材に接着する化学結合を形成
する点で一般に重要である。ガラスフリツトはまた、導
電相を希釈して種々の異なる電気固有抵抗をもつ抵抗体
を生ずるのに役立つ。導電相の完全な溶解を防止するた
めに少なくとも40重量%のC′成分がガラス(結合
材)中に存在すべきことが見出された。ここにC′はS
rO及び/又はBaOである。好適なC′成分料は42
〜58重量%である。C′成分量が75重量%より多量
であると結合材のガラスは失透し易くなり基材への接着
が劣化する。
動作性について特定の理論に拘束されることを望むもの
ではないが、本発明の結合材成分(ガラスマトリツク
ス)は焼付け中の導電成分の分解を防止すると思われ
る。すなわち、導電成分の結晶構造(物理的)および導
電成分の化学組成を焼付け中安定に残存させ、未変化の
まま保つ。
ではないが、本発明の結合材成分(ガラスマトリツク
ス)は焼付け中の導電成分の分解を防止すると思われ
る。すなわち、導電成分の結晶構造(物理的)および導
電成分の化学組成を焼付け中安定に残存させ、未変化の
まま保つ。
以下に実施例(以下、特記しない限り例という)を掲げ
て本発明を説明する。
て本発明を説明する。
例1(結合材の調製)(参考例) ストロンチウム、バリウムおよび銅の化合物として炭酸
塩を使用した以外は酸化物の形態の試薬級鈍度の原料を
使用して結合材組成物を調製した。組成物を造るには個
々の成分を秤量し、それらを1時間V−ブレンダー(こ
れは乾式混練操作である)中で均質に混練した。混練が
完了した後、均質な粉末をカイヤナイトるつぼに入れ、
粉末を溶融させた。結合材を600℃で1時間予熱し、
次いで他の炉に移して通常1100℃〜1300℃で1〜1.5時
間溶融した。溶融した材料を溶融温度で炉から取出し脱
イオン水を満したステンレス鋼容器中に注加してフリツ
トを造つた。溶融した材料が水と接触すると固化と砕解
とが行われてガラス塊(大きさは熱圧力によりきまる)
が得られる。脱イオン水をデカンテーシヨンにより除
き、ガラス塊をアルミナ磨砕用円筒状物とイソプロピル
アルコール媒体とを入れた磁器製磨砕器(ミル)中に入
れてガラス塊を24時間磨砕処理し、次いで200メル
シユふるいで湿式分級する。室温の対流式防爆式炉中で
乾燥すれば抵抗体素子製造用のペーストに使い得る特性
をもつ状態となる。得られたガラス粉末の粒径は1〜2
μmの範囲である。上述の操作によつて造つた結合材は
組成物I、組成物IIおよび組成物IIIとし先に記載した
結合材である。組成物I、組成物IIおよび組成物IIIの
軟化点はそれぞれ625℃、635℃および660℃であつ
た。例1によつて造つた他の結合材は下記の組成をもつ
組成物IV〜VIIIである。
塩を使用した以外は酸化物の形態の試薬級鈍度の原料を
使用して結合材組成物を調製した。組成物を造るには個
々の成分を秤量し、それらを1時間V−ブレンダー(こ
れは乾式混練操作である)中で均質に混練した。混練が
完了した後、均質な粉末をカイヤナイトるつぼに入れ、
粉末を溶融させた。結合材を600℃で1時間予熱し、
次いで他の炉に移して通常1100℃〜1300℃で1〜1.5時
間溶融した。溶融した材料を溶融温度で炉から取出し脱
イオン水を満したステンレス鋼容器中に注加してフリツ
トを造つた。溶融した材料が水と接触すると固化と砕解
とが行われてガラス塊(大きさは熱圧力によりきまる)
が得られる。脱イオン水をデカンテーシヨンにより除
き、ガラス塊をアルミナ磨砕用円筒状物とイソプロピル
アルコール媒体とを入れた磁器製磨砕器(ミル)中に入
れてガラス塊を24時間磨砕処理し、次いで200メル
シユふるいで湿式分級する。室温の対流式防爆式炉中で
乾燥すれば抵抗体素子製造用のペーストに使い得る特性
をもつ状態となる。得られたガラス粉末の粒径は1〜2
μmの範囲である。上述の操作によつて造つた結合材は
組成物I、組成物IIおよび組成物IIIとし先に記載した
結合材である。組成物I、組成物IIおよび組成物IIIの
軟化点はそれぞれ625℃、635℃および660℃であつ
た。例1によつて造つた他の結合材は下記の組成をもつ
組成物IV〜VIIIである。
例2(導電性成分の調製)(参考例) それぞれの化合物(例えばSrRuO3)を調製することによ
り造つた。すなわち、例えばSrCO3およびRuO2を等化学
量論比に秤量するためにそれらSrCO3、RuO2の等モル量
を算出し、それら個々の成分を秤量した。Ru金属含有
量、水含有量および600℃での灼熱時に失われる他の
揮発性成分に対する補正係数をも前記等モル量の算出の
際に計算に入れた。必要に応じ、他の成分についても灼
熱時の重量損失に対する補正係数を算出して秤量時の計
算に入れた。RuO2は70m2/g以上の表面積をもち、他の
成分を表面積は5m2/g以下であつた。秤量した原料を
アルミナ磨砕媒体と脱イオン水とにより磁器製ミル中で
湿式磨砕により2時間間砕処理した。2時間後に均質と
なつたスラリーをステンレス鋼の浅皿に注加し、80℃
で24時間乾燥した。乾燥した混合物を80メツシユふ
るいに通した後で焼成した。
り造つた。すなわち、例えばSrCO3およびRuO2を等化学
量論比に秤量するためにそれらSrCO3、RuO2の等モル量
を算出し、それら個々の成分を秤量した。Ru金属含有
量、水含有量および600℃での灼熱時に失われる他の
揮発性成分に対する補正係数をも前記等モル量の算出の
際に計算に入れた。必要に応じ、他の成分についても灼
熱時の重量損失に対する補正係数を算出して秤量時の計
算に入れた。RuO2は70m2/g以上の表面積をもち、他の
成分を表面積は5m2/g以下であつた。秤量した原料を
アルミナ磨砕媒体と脱イオン水とにより磁器製ミル中で
湿式磨砕により2時間間砕処理した。2時間後に均質と
なつたスラリーをステンレス鋼の浅皿に注加し、80℃
で24時間乾燥した。乾燥した混合物を80メツシユふ
るいに通した後で焼成した。
前記ふるいに通した粉末を高純度(99.8%純度)ア
ルミナるつぼ中で焼成した。この焼成処理サイクルは精
密にマイクロプロセサーで制御した。加熱速度および冷
却速度自体は厳密な制限を要するものではないが、一般
に500℃/時間とした。(化合物に応じて800℃〜1200℃
での)保持時間は1〜2時間である。焼成が完了したら
粉末をスウイーコ(Sweeco)振動式ミル中で2時間粉砕
した。これはアルミナ磨砕媒体およびイソプロピルアル
コールを使用する高エネルギー磨砕操作である。得られ
たペロブスカイトをサイクルの終りにふるい(200メ
ツシユ)に通し、室温で対流式炉(防爆式)中で乾燥す
れば抵抗体素子用ペーストに配合できる特性をもつ導電
成分粉末が得られた。
ルミナるつぼ中で焼成した。この焼成処理サイクルは精
密にマイクロプロセサーで制御した。加熱速度および冷
却速度自体は厳密な制限を要するものではないが、一般
に500℃/時間とした。(化合物に応じて800℃〜1200℃
での)保持時間は1〜2時間である。焼成が完了したら
粉末をスウイーコ(Sweeco)振動式ミル中で2時間粉砕
した。これはアルミナ磨砕媒体およびイソプロピルアル
コールを使用する高エネルギー磨砕操作である。得られ
たペロブスカイトをサイクルの終りにふるい(200メ
ツシユ)に通し、室温で対流式炉(防爆式)中で乾燥す
れば抵抗体素子用ペーストに配合できる特性をもつ導電
成分粉末が得られた。
上述の操作により造つた導電成分は下記の組成I〜Vの
ものである: 例3(結合材および導電成分の混合) 上述の例1で造つた結合材と上述の例2で造つた導電成
分とを有機ベヒクルと混合した。使用した有機ビヒクル
は「アクリルリド(ACRYLOID)B67」(商品名、米
国、ペンシルベニア州、フイラデルフィアのローム・エ
ンド・ハース社製品、イソブチルメタクリレート樹脂)
およびトリデシルアルコール(TDA)の30/70重量%比の
ものである。
ものである: 例3(結合材および導電成分の混合) 上述の例1で造つた結合材と上述の例2で造つた導電成
分とを有機ベヒクルと混合した。使用した有機ビヒクル
は「アクリルリド(ACRYLOID)B67」(商品名、米
国、ペンシルベニア州、フイラデルフィアのローム・エ
ンド・ハース社製品、イソブチルメタクリレート樹脂)
およびトリデシルアルコール(TDA)の30/70重量%比の
ものである。
結合材、導電成分および有機ベヒクルをそれぞれ秤量し
て所望のペーストを造つた。固体含有量(結合材を導電
成分との含量)は全ペースト重量の70重量%に保つ
た。ペーストを3本ロールミルで10μm以下の微細度
に磨砕した。得られたペーストの湿潤時29〜32μmの厚
さ(焼付後10〜13μmの厚さ)の印刷図柄が得られるよ
うに抵抗体の試験図柄にスクリーン印刷した。すなわ
ち、ペーストを0.015mm(0.6ミル)エマルジヨンを用い
て325メツシユスクリーンを通すかまたは0.0125mmエ
マルジヨンを用いて280メツシユスクリーンを通して
印刷した。湿潤印刷図柄を150℃で5〜10分間乾燥
後焼付けした。
て所望のペーストを造つた。固体含有量(結合材を導電
成分との含量)は全ペースト重量の70重量%に保つ
た。ペーストを3本ロールミルで10μm以下の微細度
に磨砕した。得られたペーストの湿潤時29〜32μmの厚
さ(焼付後10〜13μmの厚さ)の印刷図柄が得られるよ
うに抵抗体の試験図柄にスクリーン印刷した。すなわ
ち、ペーストを0.015mm(0.6ミル)エマルジヨンを用い
て325メツシユスクリーンを通すかまたは0.0125mmエ
マルジヨンを用いて280メツシユスクリーンを通して
印刷した。湿潤印刷図柄を150℃で5〜10分間乾燥
後焼付けした。
焼付処理は結合材成分により異なる。例えば結合材組成
物Iを含むペーストは850℃、結合材組成物IIおよび
IIIを含むペーストは900℃で焼付け処理した。850℃
での焼理の経過は100℃から100℃まで、すなわち炉の入
口から炉の出口までの所要時間が58分であつた。加熱
速度は45℃/分、冷却速度は60℃/分、最高温度での滞
留時間は10分間であつた。900℃での焼付処理経過は
100℃から100℃までが55分間で、加熱速度50
℃/分、冷却速度60℃/分で、最高温度での滞留時間は
5分〜14分に変えた。
物Iを含むペーストは850℃、結合材組成物IIおよび
IIIを含むペーストは900℃で焼付け処理した。850℃
での焼理の経過は100℃から100℃まで、すなわち炉の入
口から炉の出口までの所要時間が58分であつた。加熱
速度は45℃/分、冷却速度は60℃/分、最高温度での滞
留時間は10分間であつた。900℃での焼付処理経過は
100℃から100℃までが55分間で、加熱速度50
℃/分、冷却速度60℃/分で、最高温度での滞留時間は
5分〜14分に変えた。
前述の結合材組成物と導電成分との種々の組合わせによ
り抵抗体素子を造り、窒素雰囲気中で焼付後の得られた
性質を第1表および第II表に示す。第II表では窒素雰囲
気中の焼付けは850℃である。
り抵抗体素子を造り、窒素雰囲気中で焼付後の得られた
性質を第1表および第II表に示す。第II表では窒素雰囲
気中の焼付けは850℃である。
第I表および第II表中、ρs=シート抵抗;HTCR=抵抗
の高温度係数;CTCR=抵抗の冷温度係数;TCR=抵抗の
温度係数;△TCR=HTCRとCTCRとの差(絶対値)、VCR=
抵抗の電圧係数;(CV)=変化係数(%);結合材=結合材
組成物;導電成分または成分=導電成分組成物を示す。
の高温度係数;CTCR=抵抗の冷温度係数;TCR=抵抗の
温度係数;△TCR=HTCRとCTCRとの差(絶対値)、VCR=
抵抗の電圧係数;(CV)=変化係数(%);結合材=結合材
組成物;導電成分または成分=導電成分組成物を示す。
本明細書の記載は説明のためのものであり、これらに限
定するものでなく、本発明の精神および範囲を逸脱する
ことなく種々の改変を行うことができることを理解され
たい。
定するものでなく、本発明の精神および範囲を逸脱する
ことなく種々の改変を行うことができることを理解され
たい。
Claims (35)
- 【請求項1】a.一般式A′1-xA″xB′1-yB″yO3 (式中、A′はSrまたBaで、A′がSrのときは
A″はBa,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ
以上からなる群から選ばれ、A′がBaのときはA″は
Sr,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上か
ら選ばれ、B′はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V
及びCoの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、
0≦x≦0.2で、0≦y≦0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる導電成分と、 b.(i)C′ 40〜70重量% (但しC′は、A′がSrのときはSrOで、A′がB
aのときはBaOであり、A′がSrでA″がBaのと
き、及びA′がBaでA″がSrのときはC′はSrO
+BaOである) (ii)B2O3 20〜35重量% (iii)SiO2 2〜15重量% (iv)ZnO 0.5〜6.5重量% (v)Al2O3 0〜2.5重量% (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよび Nb2O5からなる群から選ばれた1種または2種以上
の酸化物の各々 0〜1.5重量% (vii)TiO2 0〜1.5重量% (viii)NaF 0〜1.5重量% (ix)CaO 0〜15重量% からなる結合材成分 とからなる電気抵抗素子製造用組成物。 - 【請求項2】A′がSrである特許請求の範囲第1項記
載の組成物。 - 【請求項3】A′がBaである特許請求の範囲第1項記
載の組成物。 - 【請求項4】結合材中のAl2O3量が0.1〜2.5
重量%である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項5】C′42〜58重量%、B2O327〜3
1重量%、SiO27〜11重量%、ZnO2〜4重量
%である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項6】結合材中のBi2O3,CuO,MgO及
びNb2O5からなる群から選ばれた1種またはそれ以
上の酸化物の各々の量が0.1〜1.5重量%である特
許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項7】結合材中のTiO2の量が0.1〜1.5
重量%である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項8】結合材中のNaFの量が0.1〜1.5重
量%である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項9】結合材中のCaOの量が5〜15重量%で
ある特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項10】結合材がSrO51.7重量%、B2O
330.0重量%、SiO210.5重量%、Al2O
31.1重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.
5重量%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、
Nb2O50.5重量%,TiO20.5重量%及びN
aF0.5重量%からなる特許請求の範囲第1項記載の
組成物。 - 【請求項11】結合材がSrO55.2重量%、B2O
330重量%、SiO27.0重量%、Al2O31.
1重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.5重量
%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、Nb2
O50.5重量%,TiO20.5重量%及びNaF
0.5重量%からなる特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 - 【請求項12】結合材がSrO56.6重量%、B2O
330.1重量%、SiO27.1重量%、Al2O3
0.5重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.5
重量%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、N
b2O50.5重量%からなる特許請求の範囲第1項記
載の組成物。 - 【請求項13】導電成分がSrRuO3、SrRu0.8T
i0.2O3、SrRu0.9Ti0.1O3、SrRu0.95Cd
0.05O3、Sr0.9Ba0.1RuO3、Sr0.9Y0.1RuO
3、Sr0.8Na0.1La0.1RuO3、SrRu0.8Zr
0.2O3、SrRu0.9Zr0.1O3、SrRu0.8Co0.2
O3、及びSrRu0.8Ti0.1Zr0.1O3からなる群か
ら選ばれる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項14】導電成分と結合材とが有機ベヒクルと混
合されてなる特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項15】有機ベヒクルがアクリル酸エステル樹脂
とアルコールとの混合物である特許請求の範囲第14項
記載の組成物。 - 【請求項16】アクリル酸エステル樹脂がイソブチルメ
タクリレートで、アルコールがトリデシルアルコールで
ある特許請求の範囲第15項記載の組成物。 - 【請求項17】a.一般式A′1-xA″xB′1-yB″yO
3 (式中、A′はSrまたBaで、A′がSrのときは
A″はBa,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ
以上からなる群から選ばれ、A′がBaのときはA″は
Sr,La,Y,Ca及びNaの1種またはそれ以上か
ら選ばれ、B′はRuで、B″はTi,Cd,Zr,V
及びCoの1種またはそれ以上からなる群から選ばれ、
0≦x≦0.2で、0≦y≦0.2である) で表わされる貴金属酸化物からなる導電成分と、 b.(i)C′ 40〜70重量% (但しC′は、A′がSrのときはSrOで、A′がB
aのときはBaOであり、A′がSrでA″がBaのと
き、及びA′がBaでA″がSrのときはC′はSrO
+BaOである) (ii)B2O3 20〜35重量% (iii)SiO2 2〜15重量% (iv)ZnO 0.5〜6.5重量% (v)Al2O3 0〜2.5重量% (vi)Bi2O3,CuO,MgOおよび Nb2O5からなる群から選ばれた1種または2種以上
の酸化物の各々 0〜1.5重量% (vii)TiO2 0〜1.5重量% (viii)NaF 0〜1.5重量% (ix)CaO 0〜15重量% からなる結合材成分と c.有機ベヒクル とを混合してペーストを造り、その後でペーストを基材
上にスクリーン印刷し、焼付けすることからなる電気抵
抗素子の製法。 - 【請求項18】A′がSrである特許請求の範囲第17
項記載の製法。 - 【請求項19】A′がBaである特許請求の範囲第17
記載の製法。 - 【請求項20】結合材中のAl2O3量が0.1〜2.
5重量%で、SiO2が2〜15重量%であり、ZnO
が0.5〜6.5重量%である特許請求の範囲第17項
記載の製法。 - 【請求項21】C′42〜58重量%、B2O327〜
31重量%、SiO2 7〜11重量%、ZnO2〜4重
量%である特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項22】結合材中のBi2O3,CuO,MgO
及びNb2O5からなる群から選ばれた1種またはそれ
以上の酸化物の各々の量が0.1〜1.5重量%である
特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項23】結合材中のTiO2の量が0.1〜1.
5重量%である特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項24】結合材中のNaFの量が0.1〜1.5
重量%である特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項25】結合材中のCaOの量が5〜15重量%
である特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項26】結合材がSrO51.7重量%、B2O
330.0重量%、SiO210.5重量%、Al2O
31.1重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.
5重量%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、
Nb2O50.5重量%、TiO20.5重量%及びN
aF0.5重量%からなる特許請求の範囲第17項記載
の製法。 - 【請求項27】結合材がSrO55.2重量%、B2O
330重量%、SiO27.0重量%、Al2O31.
1重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.5重量
%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、Nb2
O50.5重量%、TiO20.5重量%及びNaF
0.5重量%からなる特許請求の範囲第17項記載の製
法。 - 【請求項28】結合材がSrO56.6重量%、B2O
330.1重量%、SiO27.1重量%、Al2O3
0.5重量%、ZnO3.4重量%、Bi2O30.5
重量%、CuO0.6重量%、MgO0.7重量%、N
b2O50.5重量%からなる特許請求の範囲第17項
記載の製法。 - 【請求項29】導電性分がSrRuO3、SrRu0.8T
i0.2O3、SrRu0.9Ti0.1O3、SrRu0.95Cd
0.05O3、Sr0.9Ba0.1RuO3、Sr0.9Y0.1RuO
3、Sr0.8Na0.1La0.1RuO3、SrRu0.8Zr
0.2O3、SrRu0.9Zr0.1O3、SrRu0.8Co0.2
O3及びSrRu0.8Ti0.1Zr0.1O3からなる群から
選ばれる特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項30】有機ベヒクルがアクリル酸エステル樹脂
とアルコールとの混合物である特許請求の範囲第17項
記載の製法。 - 【請求項31】アクリル酸エステル樹脂がイソブチルメ
タクリレートで、アルコールがトリデシルアルコールで
ある特許請求の範囲第30項記載の製法。 - 【請求項32】スクリーン印刷を摩砕処理したペースト
を用いて行う特許請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項33】スクリーン印刷をCu端子上に行う特許
請求の範囲第17項記載の製法。 - 【請求項34】基材がAl2O3からなる特許請求の範
囲第17項記載の製法。 - 【請求項35】焼付けを窒素雰囲気中で行う特許請求の
範囲第17項記載の製法。
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