JPH06199609A - 材料の保護におけるフランカルボキシアミドの使用 - Google Patents

材料の保護におけるフランカルボキシアミドの使用

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JPH06199609A
JPH06199609A JP5299099A JP29909993A JPH06199609A JP H06199609 A JPH06199609 A JP H06199609A JP 5299099 A JP5299099 A JP 5299099A JP 29909993 A JP29909993 A JP 29909993A JP H06199609 A JPH06199609 A JP H06199609A
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Lutz Dr Heuer
ルツツ・ホイアー
Martin Dr Kugler
マルテイン・ククラー
Hans-Georg Schmitt
ハンス−ゲオルク・シユミツト
Michael Dr Schwamborn
ミヒヤエル・シユバムボルン
Peter Dr Wachtler
ペーター・バハトラー
Hans-Ulrich Dr Buschhaus
ハンス−ウルリヒ・ブツシユハウス
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    • A01N43/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/04Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one or more oxygen or sulfur atoms as the only ring hetero atoms with one hetero atom
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27KPROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
    • B27K3/00Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
    • B27K3/34Organic impregnating agents
    • B27K3/343Heterocyclic compounds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27KPROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
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    • B27K3/34Organic impregnating agents
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Abstract

(57)【要約】 【構成】式 【化1】 式中、R1、R2およびR3は互いに独立に水素またはメ
チルを表し、そしてR4およびR5は互いに独立に水素、
アルキル、置換されていてもよいフェニルまたは置換さ
れていてもよいシクロアルキルを表す、のフランカルボ
キシアミドの工業材料の保護のための使用。 【効果】式(I)のフランカルボキシアミドは工業材料
の保護のための殺微生物剤として高度に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一部分が既知である、フランカ
ルボキシアミド類の工業材料の保護のための殺微生物剤
としての使用に関する。
【0002】多数のフランカルボキシアミド類および植
物生病原生物の菌類を防除するためのそれらの使用は既
に開示されている(参照、ドイツ国特許公開明細書(D
E−OS)第2,006,471号およびドイツ国特許
公開明細書(DE−OS)第2,006,472号)。
【0003】さらに、2,4−ジメチル−5−カルボキ
シアニリド−チアゾールを有害な生物による変質に対し
て木材を保護するために使用できることは既に開示され
ている(参照、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)
第4,000,349号)。しかしながら、この物質の
活性は、ある場合において、とくに低い適用割合を使用
するとき、所望の程度でない。
【0004】今回、式
【0005】
【化2】
【0006】式中、R1、R2およびR3は互いに独立に
水素またはメチルを表し、そしてR4およびR5は互いに
独立に水素、アルキル、置換されていてもよいフェニル
または置換されていてもよいシクロアルキルを表す、の
フランカルボキシアミド類を工業材料の保護のための殺
微生物剤として使用できることが発見された。
【0007】驚くべきことには、本発明に従い使用する
ことができるフランカルボキシアミド類は、同様な構成
および同一の作用方向をもつ従来既知の活性物質である
2,4−ジメチル−5−カルボキシアニリド−チアゾー
ルより、材料の保護において望ましくない微生物の防除
にいっそう適当である。
【0008】式(I)は、本発明に従い使用できるフラ
ンカルボキシアミド類の一般定義を提供する。
【0009】R1は好ましくは水素またはメチルを表
す。
【0010】R2は好ましくは水素またはメチルを表
す。
【0011】R3は好ましくは水素またはメチルを表
す。
【0012】R4は好ましくは水素、1〜12個の炭素
原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、フェ
ニル(これはハロゲン、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル、1〜2個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜
4個の炭素原子および1〜5個のハロゲン原子を有する
ハロゲノアルキルおよび/またはフェニルから成る系列
からの同一であるか、あるいは異なる置換基により1〜
5置換されていてもよい)または3〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキルを表し、これらのシクロアルキル
基の各々は1〜4個の炭素原子を有するアルキルおよび
/またはハロゲンから成る系列からの同一であるか、あ
るいは異なる置換基により1〜3置換されることができ
る。
【0013】R6は好ましくは水素、1〜12個の炭素
原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、フェ
ニル(これはハロゲン、1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル、1〜2個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜
4個の炭素原子および1〜5個のハロゲン原子を有する
ハロゲノアルキルおよび/またはフェニルから成る系列
からの同一であるか、あるいは異なる置換基により1〜
5置換されていてもよい)または3〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキルを表し、これらのシクロアルキル
基の各々は1〜4個の炭素原子を有するアルキルおよび
/またはハロゲンから成る系列からの同一であるか、あ
るいは異なる置換基により1〜3置換されることができ
る。
【0014】R1はとくに好ましくは、また、水素また
はメチルを表す。
【0015】R2はとくに好ましくは、また、水素また
はメチルを表す。
【0016】R3はとくに好ましくは、また、水素また
はメチルを表す。
【0017】R4はとくに好ましくは水素、1〜6個の
炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、
フェニル(これはフッ素、塩素、臭素、メチル、エチ
ル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチルおよび/
またはフェニルから成る系列からの同一であるか、ある
いは異なる置換基により1〜3置換されていてもよい)
または3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルを表
し、これらのシクロアルキル基の各々はメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブ
チル、フッ素、塩素および/または臭素から成る系列か
らの同一であるか、あるいは異なる置換基により1〜3
置換されることができる。
【0018】R6はとくに好ましくは水素、1〜6個の
炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、
フェニル(これはフッ素、塩素、臭素、メチル、エチ
ル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチルおよび/
またはフェニルから成る系列からの同一であるか、ある
いは異なる置換基により1〜3置換されていてもよい)
または3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルを表
し、これらのシクロアルキル基の各々はメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブ
チル、フッ素、塩素および/または臭素から成る系列か
らの同一であるか、あるいは異なる置換基により1〜3
置換されることができる。
【0019】本発明に従い適当なすることができる物質
の例は、下表1に記載するフランカルボキシアミド類で
ある。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】本発明に従い使用することができるフラン
カルボキシアミド類はある場合において既知である(参
照、ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)第2,00
6,471号およびドイツ国特許公開明細書(DE−O
S)第2,006,472号)。それらは、式
【0023】
【化3】
【0024】式中、R1およびR2は前述の意味を有す
る、のヒドロキシケトンを、式
【0025】
【化4】
【0026】式中、R3、R4およびR5は前述の意味を
有する、のアセトアニリドと、フリーデル−クラフツ触
媒、例えば、塩化アルミニウムまたは臭化アルミニウム
の存在下にかつ不活性有機溶媒、例えば、ベンゼン、ト
ルエンまたはキシレンの存在下に、20℃〜80℃の温
度において反応させることによって製造することができ
る。仕上げは慣用方法により実施する。一般に、反応混
合物を水および塩酸で処理し、そして有機相を分離し、
洗浄しそして乾燥し、次いで濃縮する。この方法におい
て得られた生成物から、存在しうる不純物を、例えば、
再結晶化により除去することができる。
【0027】式(II)のヒドロキシケトンまたは式
(III)のアセトアミドのすべては、本発明に従い使
用することができるフランカルボキシアミド類の、上の
方法による、製造のための出発物質として要求される
か、あるいはそれらは原理的に既知の方法により製造す
ることができる。
【0028】本発明に従い使用することができる活性化
合物は強力な殺微生物剤活性を有し、そして工業的材料
を望ましくない微生物の感染および微生物による破壊に
対して保護するために使用することができる。
【0029】本発明における工業的材料は、工業的使用
のために製作された、生きていない材料であると理解す
べきである。例えば、微生物の変化または破壊から本発
明による活性化合物により保護すべき工業的材料は、
膠、サイズ剤、紙および厚板、繊維材料、皮革、木材、
塗料およびプラスチック製品、冷却用潤滑剤および微生
物により蔓延または分解されうる他の材料であることが
できる。微生物により障害されうる、生産プラントの一
部分、例えば、冷却水の回路は、また、保護すべき材料
の範囲内であると述べることができる。本発明の範囲内
の述べることができる工業的材料は、膠、サイズ剤、紙
および厚板、繊維材料、皮革、木材、塗料、冷却用潤滑
剤および熱伝達液体、とくに好ましくは木材である。
【0030】本発明に従い使用することができる物質
は、木材の保護のために非常にとくに好ましくは適当で
ある。
【0031】述べることができる、工業的材料を劣化ま
たは変化することができる微生物は、例えば、バクテリ
ア、菌・かび類、酵母、藻類および粘液の生物である。
本発明による活性化合物は、好ましくは、菌・かび類、
とくにかびに対して、および木材を永久的に変色および
破壊する菌・かび類に対しておよび粘液の生物に対して
作用する。
【0032】次の属の微生物を、例として、述べること
ができる:アルテナリア(Altenaria)、アル
テナリア・テヌイス(Altenaria tenui
s)、アスペルギルス(Aspergillus)、例
えば、アスペルギルス・ニガー(Aspergillu
s niger)、ケトミウム(Chaetomiu
m)、例えば、ケトミウム・グロボスム(Chaeto
mium globosum)、コニオフォラ(Con
iophora)、コニオフォラ・プテアナ(Coni
ophora puteana)、例えば、レンチヌス
(Lentinus)、例えば、レンチヌス・チグリヌ
ス(Lentinus tigrinus)、ペニシリ
ウム(Penicillium)、例えば、ペニシリウ
ム・グラウクム(Penicillium Glauc
um)、ポリポルス(Polyporus)、例えば、
ポリポルス・ベルシコロル(Polyporus ve
rsicolor)、アウレオバシジウム(Aureo
basidium)、例えば、アウレオバシジウム・プ
ルランス(Aureobasidium pullul
ans)、スクレロフォマ(Sclerophom
a)、例えば、スクレロフォマ・ピチオフィラ(Scl
erophoma pityophila)、トリコデ
ルマ(Trichoderma)、例えば、トリコデル
マ・ヴィリデ(Trichoderma virid
e)、エシェリヒア(Echerichia)、例え
ば、エシェリヒア・コリ(Echerichia co
li)、シュードモナス(Pseudomonas)、
例えば、シュードモナス・アエルギノサ(Pseudo
monas aeruginosa)、スタフィロコッ
カス(Staphylococcus)、例えば、スタ
フィロコッカス・アウレウス(Staphylococ
cus aureus)、コリオルス(Coriolu
s)、例えば、コリオルス・ベルシコロル(Corio
lus versicolor)、ステレウム(Ste
reum)、例えば、ステレウム・サングイノレウム
(Stereum sanguinoleum)、ポリ
ア(Poria)、例えば、ポリア・プラセンタ(Po
ria placenta)、グレオフィルム(Glo
eophyllum)、例えば、グレオフィルム・トラ
ベウム(Gloeophyllum trabeu
m)。
【0033】適用の分野に依存して、本発明による活性
化合物は、普通の配合物、例えば、溶液、乳濁液、懸濁
液、粉末、ペーストおよび粒体に転化することができ
る。
【0034】これらは、それ自体既知の方法において、
例えば、活性化合物を、液体の溶媒および/または固体
の担体から成る増量剤と、必要に応じて表面活性剤、例
えば、乳化剤および/または分散剤を使用して、混合す
ることによって調製することができ、増量剤として水を
使用する場合、有機溶媒、例えば、アルコールを補助溶
媒として使用することができる。
【0035】活性化合物のための液体の溶媒は、例え
ば、次のものを使用することができる:水、アルコー
ル、例えば、低級脂肪族アルコール、好ましくはエタノ
ールまたはイソプロパノール、またはベンジルアルコー
ル、ケトン、例えば、アセトンまたはメチルエチルケト
ン、液状炭化水素、例えば、鉱油留分、およびハロゲン
化炭化水素、例えば、1,2−ジクロロエタン。
【0036】本発明に従い使用することができる活性化
合物、またはそれから調製された組成物、濃厚物また
は、非常に一般に配合物の活性および作用のスペクトル
は、適当ならば、他の抗微生物的に活性な化合物、殺菌
剤、殺バクテリア剤、除草剤、殺昆虫剤または他の活性
化合物を作用のスペクトルを拡大するために、または特
定の効果、例えば、昆虫に対する追加の保護を達成する
ために添加することによって、増加することができる。
これらの混合物は本発明による化合物より広いスペクト
ルを有することができる。
【0037】多くの場合において、これは相乗的効果を
生ずる、すなわち、この混合物の活性は個々の成分の活
性より大きい。混合のためにとくに好適な成分は、例え
ば、次の化合物である:スルフェンアミド類、例えば、
ジクロルフルアニド(Euparen)、トリルフルア
ニド(Methyleuparen)、フォルペット、
フルオルフォルペット;ベンズイミダゾール、例えば、
カルベンダジム(MBC)、ベノミル、フベリダゾー
ル、チアベンダゾールまたはこれらの塩類;チオシアネ
ート類、例えば、チオシアナトメチルチアベンダゾチア
ゾール(TCMTB)、メチレンビスチオシアネート
(MBT);第4アンモニウム化合物、例えば、ベンジ
ルジメチルテトラデシルアンモニウムクロライド、ベン
ジル−ジメチル−ドデシルアンモニウムクロライド、ジ
デシル−ジメチル−アンモニウムクロライド;モルホリ
ン誘導体、例えば、C11−C14−4−アルキル−2,6
−ジメチル−モルホリン(トリデモルフ)、(±)−シ
ス−4−[3−t−ブチルフェニル]−2,6−ジメチ
ルモルホリン(フェンプロピモルフ)、ファリモル
フ);フェノール類、例えば、o−フェニルフェノー
ル、トリブロモフェノール、テトラクロロフェノール、
ペンタクロロフェノール、3−メチル−4−クロロフェ
ノール、ジクロロフェン、クロロフェンまたはそれらの
塩類;アゾール、例えば、トリジメフォン、トリアジメ
ノール、ビタータノール、テブコナゾール、プロピコナ
ゾール、アザコナゾール、ヘキサコナゾール、プロクロ
ラズ;1−(2−クロロフェニル)−2−(1−クロロ
シクロプロピル)−3−(1,2,4−トリゾル−1−
イル)−プロパン−2−オール、1−(2−クロロフェ
ニル)−2−(1,2,4−トリアゾル−1−イル−メ
チル)−3,3−ジメチル−ブタン−2−オールおよび
1−(4−クロロフェニル)−1−(1−クロロプロピ
ル−エチル)−2−(1,2,4−トリアゾル−1−イ
ル)−エタン−1−オール;イソプロパルギル誘導体、
例えば、ヨードプロパルギルブチルカルバメート(IP
BC)、ヨードプロパルギルクロロフェニルホルマー
ル、ヨードプロパルギルフェニルカルバメート、ヨード
プロパルギルヘキシルカルバメート、ヨードプロパルギ
ルクロロヘキシルカルバメート、ヨードプロパルギルオ
キシエチルフェニルカルバメート;ヨウ素誘導体、例え
ば、ジヨードメチル−p−アリールスルホン、例えば、
ジヨードメチル−p−トリルスルホン;臭素誘導体、例
えば、ブロモポル;イソチアゾリノン類、例えば、N−
メチルイソチアゾリノン−3−オン、5−クロロ−N−
メチルイソチアゾリノン−3−オン、4,5−クロロ−
N−オクチルイソチアゾリノン、N−オクチルイソチア
ゾリノン−3−オン(オクチリノン);ベンズイソチア
ゾリノン類、シクロペンテンイソチアゾリノン類;ピリ
ジン類、例えば、1−ヒドロキシ−2−ピリジンチオン
(およびそれらのナトリウム、鉄、マンガンおよび亜鉛
の塩類)、テトラクロロスルホニルピリジン;金属塩
類、例えば、錫オクトエート、銅オクトエート、亜鉛オ
クトエート、錫2−エチルヘキサノエート、銅2−エチ
ルヘキサノエート、亜鉛2−エチルオレエート、錫オレ
エート、銅オレエート、錫ホスフェート、銅ホスフェー
ト、亜鉛ホスフェート、錫ベンゾエート、銅ベンゾエー
トまたは亜鉛ベンゾエート、酸化物、例えば、TBT
O、CU2O、CuO、ZnO;有機化合物、例えば、
トリブチル錫ナフテネートおよびトリブチル錫酸化物;
ニトリル類、例えば、2,4,5,6−テトラクロロイ
ソフタロニトリル(クロロタロニル)および活性化ハロ
ゲン基を有する他の殺微生物剤、例えば、Cl−Ac、
MCA、テクタマー、ブロノポル、ブロミドクス;ベン
ゾチアゾール、例えば、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル;s.o.ダゾメト;キノリン類、例えば、8ーヒド
ロキシキノリン;ホルムアルデヒド解放性化合物、例え
ば、ベンジルアルコールモノ(ポリ)ヘミフォルマー
ル、オキサゾリジン類、ヘキサヒドロ−s−トリアジン
類、N−メチロールクロロアセトアミド;トリス−N−
(シクロヘキシルジアゼニウムジオキシ)−アルミニウ
ム、N−(シクロヘキシルジアゼニウムジオキシ)−ト
リブチル錫またはそれらのK塩類、ビス−(N−シクロ
ヘキシル)ジアジニウム−ジオキシ−(銅またはアルミ
ニウム);好ましく添加される殺昆虫剤は次の通りであ
る:リン酸エステル、例えば、アジノホス−エチル、ア
ジノホス−メチル、1−(4−クロロフェニル)−4−
(O−エチル、S−プロピル)ホスホリルオキシピラゾ
ール(TiA−230)、クロロピリホス、クマホス、
デメトン、デメトン−S−メチル、ジアジノン、ジクロ
ロボス、ジメトエート、エトプロホス、エトリムホス、
フェニトリチオン、フェンチオン、ヘプテノホス、パラ
チオン、パラチオン−メチル、ホサロン、フォキシオ
ン、ピリミホス−エチル、ピリミホス−メチル、プロフ
ェノホス、フオチオホス、スルプロホス、トリアゾホス
およびトリクロルホン;カルバメート類、例えば、アル
ジカルブ、ヘンジオカルブ、BPMC(2−(1−メチ
ルプロピル)フェニルメチルカルバメート)、ブトカル
ボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボ
フラン、カルボスルファン、クロエトカルブ、イソプロ
カルブ、メトミル、オキサミル、ピリミカルブ、プロメ
カルブ、プロオクスルおよびチオジカルブ;ピレトロイ
ド類、例えば、アレトリン、ビオレスメトリン、バイフ
ェントリン(FMC 54 800)、シクロプロトリ
ン、シフルトリン、デカメトリオン、シハロトリン、シ
ペルメトリン、デルタメトリン、アルファ−シアノ−3
−フェニル−2−メチルベンジル2,2−ジメチル−3
−(2−クロロ−2−トリフルオロメチル−ビニル)シ
クロプロパンカルボキシレート、フェンプロパトリン、
フェンフルトリン、フェンバレレート、フルシトリネー
ト、フルメトリン、フルバリネート、ペルメトリンおよ
びレスメトリン、ニトロイミノおよびメチルメチレン
類、例えば、1−[(6−クロロ−3−ピリジニル)−
4,5−ジヒドロ−N−1H−イミダゾル−2−アミン
(イミダクロプリド);有機シリコン化合物、好ましく
はジメチル(フェニル)シリルメチル3−フェノキシ−
ベンジルエーテル類、例えば、ジメチル(4−エトキシ
フェニル)−シリルメチル3−フェノキシベンジルエー
テルまたはジメチル(フェニル)−シリルメチル2−フ
ェノキシ−6−ピリジルメチルエーテル類、例えば、ジ
メチル(9−エトキシフェニル)−シリルメチル2−フ
ェノキシ−6−ピリジルメチルエトキシまたは(フェニ
ル)[3−(3−フェノキシフェニル)−プロピル]
(ジメチル)−シラン類、例えば、(4−エトキシフェ
ニル)−[3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニ
ル)−プロピル]ジメチル)−シラン。
【0038】式(I)のフランカルボキシアミド、アゾ
ールおよび第4アンモニウム塩の混合物はとくに好まし
い。
【0039】適当な他の活性化合物は、殺藻剤、殺軟体
動物剤、または海の動物、例えば、船底の塗料にむらが
る動物に対する活性化合物である。
【0040】工業的材料の保護のために使用する殺微生
物剤の組成物または濃厚物は、0.001〜95重量
%、とくに0.01〜60重量%の濃度の本発明に従い
使用することができる活性化合物、ならびに、適当なら
ば0.001〜10重量%の適当な他の殺菌剤、殺昆虫
剤または前述のそれ以上の活性化合物を含む。
【0041】本発明に従い使用することができる活性化
合物または組成物は、今日まで入手可能であった殺微生
物剤の組成物をいっそう有効な組成物と有利な方法で置
換することを可能とする。それらはすぐれた安定性を示
しそして、有利な方法で、広い作用のスペクトルを有す
る。
【0042】本発明に従う活性化合物の製造およびそれ
らの使用を以下の実施例により例示する。
【0043】製造実施例 実施例1
【0044】
【化5】
【0045】133g(1モル)の塩化アルミニウム
を、室温において撹拌しながら、354g(2モル)の
アセトアセトアニリド、176g(2モル)の乾燥アセ
トインおよび1500mlの乾燥トルエンの混合物に添
加する。反応混合物を撹拌しながら50℃にゆっくり加
熱する。発熱反応のために、反応混合物の温度は引き続
いて沸点に上昇する。反応が止んだのち、還流下に30
分間撹拌し、次いで混合物を80℃に冷却し、そして3
00mlの水および200mlの6N塩酸を添加する。
得られた沈澱を濾過し、連続的に希塩酸、水およびトル
エンで洗浄し、引き続いて乾燥する。トルエンの母液を
濃縮すると、より多くの生成物が得られ、これをまた濾
過し、洗浄しそして乾燥する。これにより、2,4,5
−トリメチル−3−カルボキシアニリノ−フランが融点
142℃の無色の固体の物質の形態で得られる。
【0046】下表1に記載する式(I)のフランカルボ
キシアミド類が、また、同様に製造される。
【0047】
【表3】
【0048】使用実施例 以下の使用実施例において、下に記載する化合物を比較
物質として使用した:
【0049】
【化6】
【0050】(ドイツ国特許公開明細書(DE−OS)
第4,000,349号に開示されている)。
【0051】実施例A 巨大コロニー試験 木材を破壊する担子菌網の菌類(Basidiomyc
etes)に対する活性を証明するために、特定の活性
化合物で処置したある種の種の巨大コロニーにおいて達
成された阻止作用%を決定する。この目的で、麦芽エキ
スを使用して寒天を調製し、そして活性化合物の配合物
である種の濃度において処理する。寒天が固化した後、
すぐれた成長を示す直径5mmの円筒形寒天片でそれを
接種する。処理した寒天調製物を27℃の温度において
7日間放置し、次いで形成したコロニーの直径を測定す
る。未処理対照プレートを参照として使用する。得られ
た値を百分率として表す。0%は阻止なしを意味し、1
00%は成長の完全な阻止を意味する。
【0052】活性化合物、活性化合物の濃度および試験
結果は下表から理解することができる。
【0053】
【表4】
【0054】本発明の主な特徴および態様は、次の通り
である。
【0055】1.式
【0056】
【化7】
【0057】式中、R1、R2およびR3は互いに独立に
水素またはメチルを表し、そしてR4およびR5は互いに
独立に水素、アルキル、置換されていてもよいフェニル
または置換されていてもよいシクロアルキルを表す、の
フランカルボキシアミド類の工業材料の保護のための殺
微生物剤としての使用。
【0058】2、式中、R1が水素またはメチルを表
し、R2が水素またはメチルを表し、R3が水素またはメ
チルを表し、R4が水素、1〜12個の炭素原子を有す
る直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、フェニル(これ
はハロゲン、1〜3個の炭素原子を有するアルキル、1
〜2個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素
原子および1〜5個のハロゲン原子を有するハロゲノア
ルキルおよび/またはフェニルから成る系列からの同一
であるか、あるいは異なる置換基により1〜5置換され
ていてもよい)または3〜8個の炭素原子を有するシク
ロアルキルを表し、これらのシクロアルキル基の各々は
1〜4個の炭素原子を有するアルキルおよび/またはハ
ロゲンから成る系列からの同一であるか、あるいは異な
る置換基により1〜3置換されることができ、そしてR
6が水素、1〜12個の炭素原子を有する直鎖状もしく
は分枝鎖状のアルキル、フェニル(これはハロゲン、1
〜3個の炭素原子を有するアルキル、1〜2個の炭素原
子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子および1〜
5個のハロゲン原子を有するハロゲノアルキルおよび/
またはフェニルから成る系列からの同一であるか、ある
いは異なる置換基により1〜5置換されていてもよい)
または3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキルを表
し、これらのシクロアルキル基の各々は1〜4個の炭素
原子を有するアルキルおよび/またはハロゲンから成る
系列からの同一であるか、あるいは異なる置換基により
1〜3置換されることができる、式(I)の化合物を使
用することを特徴とする上記第1項記載の方法。
【0059】3.上記第1項記載の式(I)のフランカ
ルボキシアミドを微生物および/またはそれらの環境に
適用することを特徴とする、材料の保護において望まし
くない微生物を防除する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ゲオルク・シユミツト ドイツ連邦共和国デー47809クレーフエル ト・アムオベレント13 (72)発明者 ミヒヤエル・シユバムボルン ドイツ連邦共和国デー51069ケルン・プレ モンシユトラテンザーシユトラーセ76 (72)発明者 ペーター・バハトラー ドイツ連邦共和国デー51061ケルン・モル ゲングラーベン4 (72)発明者 ハンス−ウルリヒ・ブツシユハウス ドイツ連邦共和国デー47800クレーフエル ト・ベテルシユトラーセ24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 式中、 R1、R2およびR3は互いに独立に水素またはメチルを
    表し、そしてR4およびR5は互いに独立に水素、アルキ
    ル、置換されていてもよいフェニルまたは置換されてい
    てもよいシクロアルキルを表す、のフランカルボキシア
    ミド類の工業材料の保護のための殺微生物剤としての使
    用。
  2. 【請求項2】 請求項1の式(I)のフランカルボキシ
    アミド類を微生物および/またはそれらの環境に適用す
    ることを特徴とする、材料の保護において望ましくない
    微生物を防除する方法。
JP5299099A 1992-11-11 1993-11-05 材料の保護におけるフランカルボキシアミドの使用 Pending JPH06199609A (ja)

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AU5039293A (en) 1994-05-26
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