JPH06199216A - アンチスキッド装置用液圧制御装置 - Google Patents

アンチスキッド装置用液圧制御装置

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JPH06199216A
JPH06199216A JP1696293A JP1696293A JPH06199216A JP H06199216 A JPH06199216 A JP H06199216A JP 1696293 A JP1696293 A JP 1696293A JP 1696293 A JP1696293 A JP 1696293A JP H06199216 A JPH06199216 A JP H06199216A
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JP
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hydraulic
brake
pressure
hydraulic pressure
piston
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JP1696293A
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English (en)
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Tatsuya Wada
辰也 和田
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Nippon ABS Ltd
Original Assignee
Nippon ABS Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 簡単な構造でブレーキペダルへのキックバッ
ク現象及び騒音を大巾に減少させること。 [構成] 本体129内に一対のピストン部130、1
31をばね132a、132bにより本体129の内端
面に当接させており、通孔129a、129bに伝達さ
れる各液圧ポンプの吐出圧により、ピストン部130、
131は相接近する方向に移動し、一方のピストン13
1のロッド部131aを、他方のピストン部130に当
接した状態で、なお液圧ポンプ10の液圧が増大する
と、この状態で左右に摺動して液圧ポンプ10の脈圧を
大巾に減少することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車輪のスキッド
状態に応じて車輪ブレーキ装置のブレーキシリンダに供
給されるブレーキ液圧を制御するアンチスキッド装置の
液圧制御装置、特に、ブレーキシリンダから排出された
ブレーキ液を液圧ポンプで加圧して、マスタシリンダの
圧液供給管路の還流する形式の液圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】例えば実開昭63−988
69号公報では上述の形式の液圧制御装置において、液
圧ポンプの吐出圧力を受け、この吐出圧力が所定の値に
達するまでは両方向の自由な連通を許容し、この吐出圧
力が上記所定の値以上になると両方向を絞り連通させる
ようにする絞り弁装置を圧液供給管路に配設し、この絞
り弁装置と上記液圧制御弁との間の圧液供給管路側に上
記液圧ポンプの吐出口を接続した装置を開示している。
【0003】このような装置によって装置全体を小型化
しながらアキュムレータを設けていないので重量も小さ
く、ブレーキペダルへのキックバック現象を抑制して運
転者へのフィーリングを良好なものとしている。然しな
がらアンチスキッド制御において再加圧制御時、液圧制
御弁を開閉制御するが、ブレーキ液増圧加速度に従った
ハンマリング音(衝撃音)が発生する。またそれに伴う
車体振動も発生する。確かにブレーキペダルへのキック
バック現象は大巾に減少したが、このような現象はなく
なっていない。あるいはこれが運転者に好ましくないフ
ィーリングを与えている。
【0004】また実開平2−54769号公報では上記
公報と同様にマスタシリンダと液圧ポンプとの間には可
変絞りが設けられ、これは液圧ポンプの吐出口に接続さ
れたアキュムレータ内のピストンの移動量に応じてその
絞り量が変わるもので、上記公報と同様にブレーキペダ
ルへのキックバック現象は抑制されるものの、液圧ポン
プの吐出液圧は順方向にある逆止弁を介するのみで、可
変絞りを通ってマスタシリンダに加わるので、上記公報
と同様にハンマリングや車体振動はかなり大きく生ずる
ものと思われる。
【0005】また特開昭53−43180号公報におい
てはマスタシリンダと液圧ポンプとの吐出口との間にダ
ンパー及び固定絞りが配設されている。この装置によっ
ても液圧ポンプの駆動時にこの脈圧がマスタシリンダに
減衰して伝達されるのでこれがない場合に比べキックバ
ック現象は良好なものとされる。然しながらアンチスキ
ッド制御時に液圧制御弁の開閉により、車輪のホイール
シリンダに加圧したブレーキ液を供給するのに、この絞
りを介して伝達されるためにブレーキ再加圧速度が小さ
くなるばかりかやはり上述のようなハンマリング音や車
体振動が生ずるものと思われる。
【0006】また特開昭61−16657号公報におい
ては液圧ポンプの吐出圧力を受け、この吐出圧力が所定
の値に達するまでは両方向の連通を許容し、この吐出圧
力が上記所定の値になるとマスタシリンダから液圧制御
弁への連通のみを許容する弁装置を圧液供給管路に配設
し、この弁装置と液圧制御弁装置との間の圧液供給管路
側に上記液圧ポンプの吐出口を接続した装置を開示して
いる。このような装置によっても液圧ポンプの駆動時に
上記弁装置が逆止弁として働くのでブレーキペダルへは
何らキックバックを与えることはない。然しながら液圧
ポンプの脈圧により、なおブレーキ液の増圧加速度に従
ったハンマリング音(衝撃音)が発生し、またそれに伴
う車体振動も発生している。
【0007】本出願人は先に上述の問題に鑑みて、ブレ
ーキペダルへのキックバック現象を抑制しながらアンチ
スキッド制御時の再加圧制御する時のブレーキ液の増圧
加速度に従ったハンマリング音(衝撃音)を抑制し、よ
って車体振動も大巾に減少させることができるアンチス
キッド装置用液圧制御装置を提供することを目的として
マスタシリンダと独立した2系統のブレーキ回路を介し
て接続される各車輪ブレーキ装置のブレーキシリンダと
の間に配置され、車輪のスキッド状態を評価するコント
ロール・ユニットからの指令を受けて、該ブレーキシリ
ンダのブレーキ液圧を制御する各液圧制御弁と、該液圧
制御弁の制御によりブレーキ液圧を低下させる際、前記
ブレーキシリンダから前記液圧制御弁を介して排出され
るブレーキ液を貯える各リザーバと、該リザーバ内のブ
レーキ液を加圧して、前記マスタシリンダと前記液圧制
御弁とを接続する圧液供給管路に還流する各液圧ポンプ
と前記圧液供給管路に介設され、前記液圧ポンプの吐出
圧力を受け、該吐出圧力が所定の値に達するまでは両方
向の自由な連通を許容し、該吐出圧力が前記所定の値以
上になると、両方向を絞り連通させるようにする各絞り
装置とを備え、該絞り弁装置と前記液圧制御弁との間の
圧液供給管路側にそれぞれ前記液圧ポンプの吐出口をダ
ンパー及び前記圧液供給管路側へを順方向とする逆止弁
を介して接続したアンチスキッド装置用液圧制御装置を
開発した(実願平3−84256号)。
【0008】上記装置によれば、液圧ポンプの吐出圧力
が所定値に達するまではマスタシリンダ側とホイールシ
リンダ側との連通を自由としているので最初にブレーキ
をかける時は迅速にこれをかけることができる。またア
ンチスキッド制御を開始して液圧ポンプが駆動される
と、この液圧が前記所定値以上になると絞り弁装置が絞
りとして機能する。従って液圧ポンプの脈圧がブレーキ
ペダルには減少して伝達されるのであるが、更にこの絞
り機能を発揮している絞り弁装置と液圧ポンプの吐出口
との間にはダンパーが設けられていることにより大巾に
このキックバック現象が減少し、またブレーキペダルと
マスタシリンダとの結合体と車両(ボディー)との接続
部を通して運転者と乗員に伝わるハンマリング音及び車
体振動を殆どなくす。また場合によってはマスタシリン
ダと液圧制御弁との結合体と車両との接続部を介する及
び液圧制御弁とホイールシリンダとの結合体と車両との
接続部を介するハンマリング音及び振動音を軽減するこ
とができ、やはり運転者と乗員に良好なフィーリングを
与えることができる。また液圧ポンプの吐出口と、液圧
制御弁と絞り弁装置とを結ぶ圧液供給管路との間に絞り
を設ける必要がないので上記の特開昭53−43180
号公報に記載の装置と異なり、液圧ポンプは再加圧時の
ブレーキ液を迅速に車輪のホイールシリンダに供給する
ことができる。上記装置により、確かにキックバック現
象や振動音を従来より大巾に減少させることができるの
であるが、更にこれらを減少させたい要求がある。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、キックバック現象や振動音を更に減少
させるアンチスキッド装置用液圧制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、マスタ
シリンダと独立した2系統のブレーキ回路を介して接続
される各車輪ブレーキ装置のブレーキシリンダとの間に
配置され、車輪のスキッド状態を評価するコントロール
・ユニットからの指令を受けて、該ブレーキシリンダの
ブレーキ液圧を制御する各液圧制御弁と、該液圧制御弁
の制御によりブレーキ液圧を低下させる際、前記ブレー
キシリンダから前記液圧制御弁を介して排出されるブレ
ーキ液を貯える各リザーバと、該リザーバ内のブレーキ
液を加圧して、前記マスタシリンダと前記液圧制御弁と
を接続する圧液供給管路に還流する各液圧ポンプと、前
記圧液供給管路に介設され、前記液圧ポンプの吐出圧力
を受け、該吐出圧力が所定の値に達するまでは両方向の
自由な連通を許容し、該吐出圧力が前記所定の値以上に
なると、両方向を絞り連通させるようにする各絞り弁装
置とを備え、該絞り弁装置と前記液圧制御弁との間の圧
液供給管路側にそれぞれ前記液圧ポンプの吐出口をダン
パー及び前記圧液供給管路側へを順方向とする逆止弁を
介して接続したアンチスキッド装置用液圧制御装置にお
いて、前記両液圧ポンプの吐出口間に本体内に摺動自在
に嵌合して両側に一対の液室を画成するピストンを有す
る脈圧緩衝装置を配設し、前記液室をそれぞれ前記液圧
ポンプの各吐出口に接続し、かつ前記絞り弁装置に接続
したことを特徴とするアンチスキッド装置用液圧制御装
置、によって達成する。
【0011】又は、マスタシリンダと独立した2系統の
ブレーキ回路を介して接続される各車輪ブレーキ装置の
ブレーキシリンダとの間に配置され、車輪のスキッド状
態を評価するコントロール・ユニットからの指令を受け
て、該ブレーキシリンダのブレーキ液圧を制御する各液
圧制御弁と、該液圧制御弁の制御によりブレーキ液圧を
低下させる際、前記ブレーキシリンダから前記液圧制御
弁を介して排出されるブレーキ液を貯える各リザーバ
と、該リザーバ内のブレーキ液を加圧して、前記マスタ
シリンダと前記液圧制御弁とを接続する圧液供給管路に
還流する各液圧ポンプと、前記圧液供給管路に介設さ
れ、前記液圧ポンプの吐出圧力を受け、該吐出圧力が所
定の値に達するまでは両方向の自由な連通を許容し、該
吐出圧力が前記所定の値以上になると、両方向を絞り連
通させるようにする各絞り弁装置とを備え、該絞り弁装
置と前記液圧制御弁との間の圧液供給管路側にそれぞれ
前記液圧ポンプの吐出口をダンパー及び前記圧液供給管
路側へを順方向とする逆止弁を介して接続したアンチス
キッド装置用液圧制御装置において、前記ダンパーと前
記逆止弁との間に絞りを設け、かつ前記両液圧ポンプの
吐出口間に本体内に摺動自在に嵌合して両側に一対の液
室を画成するピストンを有する脈圧緩衝装置を配設し、
前記液室をそれぞれ前記液圧ポンプの各吐出口に接続
し、かつ前記絞り弁装置に接続したことを特徴とするア
ンチスキッド装置用液圧制御装置、によって達成され
る。
【0012】
【作用】液圧ポンプの吐出圧力が所定の値に達するまで
はマスタシリンダ側とホイールシリンダ側との連通を自
由としているので最初にブレーキをかける時は迅速にこ
れをかけることができる。またアンチスキッド制御を開
始して液圧ポンプが駆動されると、この液圧が前記所定
値以上になると絞り弁装置が絞りとして機能する。従っ
て液圧ポンプの脈圧がブレーキペダルには減少して伝達
されるのであるが、本発明によれば更にこの絞り機能を
発揮している絞り弁装置と液圧ポンプの吐出口との間に
はダンパー及び両液圧ポンプの吐出口間に脈圧緩衝装置
が設けられているので大巾にこのキックバック現象が減
少し、またブレーキペダルとマスタシリンダとの結合体
と車両(ボディー)との接続部を通して運転者と乗員に
伝わるハンマリング音及び車体振動を殆どなくす。また
場合によってはマスタシリンダと液圧制御弁との結合体
と車両との接続部及び液圧制御弁とホイールシリンダと
の結合体と車両との接続部を介するハンマリング音及び
振動音を軽減することができ、やはり運転者と乗員に良
好なフィーリングを与えることができる。また液圧ポン
プの吐出口と、液圧制御弁と絞り弁装置とを結ぶ圧液供
給管路との間に絞りを設ける必要がないので上記の特開
昭53−43180号公報に記載の装置と異なり、液圧
ポンプは再加圧時のブレーキ液を迅速に車輪のホイール
シリンダに供給することができる。また、ダンパーと逆
止弁との間に絞りを設けると、キックバック現象及びハ
ンマリング音、もしくは騒音は更に一段と減少させるこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例によるアンチスキッド
装置用液圧制御装置について図面を参照して説明する。
【0014】図1においてブースタ付マスタシリンダ1
はブレーキペダル4を踏むことにより駆動され、公知の
構造のブースタ部2及び液圧発生部3を有している。液
圧発生部3は2つの液圧発生室を内蔵し、これらに管路
5a、5bが接続され、本実施例ではX配管が適用され
るが、管路5a側には後述する各弁部材を介して右側後
輪及び左側前輪のホイールシリンダが接続され、他方の
管路5bには同様な各弁部材を介して右側前輪及び左側
後輪のホイールシリンダが接続されている。なお管路5
a、5bには全く同一の配管構成が接続されるので一方
の系統、すなわち右側後輪及び左側前輪のホイールシリ
ンダの系統についてのみ説明し、他方の系統の対応する
部分についてはaの代わりにbを付すものとする。
【0015】管路5aには絞り弁装置6aが接続されて
おり、これには並列にホイールシリンダ側からマスタシ
リンダ1側への方向を順方向とする逆止弁7aが接続さ
れている。本実施例では絞り弁装置6aと逆止弁7aと
が一体化され、図2にその詳細が示される絞り逆止弁装
置Tとして構成されている。この弁装置6aは管路16
aを介して供給弁17a及び管路18aを介して右側後
輪RRのホイールシリンダに接続される。また供給弁1
7aには並列にホイールシリンダ側からマスタシリンダ
側への方向を順方向とする逆止弁19aが接続される。
【0016】また管路16aから分岐する管路には他方
の供給弁20a及び管路22aを介して左側前輪FLの
ホイールシリンダに接続されている。この供給弁20a
にも並列にホイールシリンダ側からマスタシリンダ側へ
の方向を順方向とする逆止弁21aが接続されている。
【0017】更に右側後輪RR及び左側前輪FLのホイ
ールシリンダには、それぞれ排出弁23a、24aが接
続され、これらは低圧リザーバ25aに接続される。低
圧リザーバ25aは公知の構造を有し、ケーシング内に
弱いばねで固定されたピストンが摺動自在に嵌合してお
り、図において上方部にリザーバ室を画成している。ま
た他方の系統のリザーバ25bと共通に液圧ポンプ10
が接続されており、この液圧ポンプ10は公知の構造を
有し、電動機11により偏心カム機構12が駆動され、
これにより2つのピストンが交互に図において左右に駆
動され、両側の液圧室に正圧、負圧を発生し、これら液
圧室に接続される逆止弁15aを介してリザーバ25a
からブレーキ液が吸込まれると共に逆止弁13aを介し
てダンパー14aに接続されている。ダンパー14aは
公知の構造を有し、逆止弁13aを介して吐出される液
圧を流動抵抗を小さくしてこの下流側に伝達する働きを
し、ダンパー14a側からマスタシリンダ側への方向を
順方向とする逆止弁8aが接続され、これは絞り弁装置
6aと供給弁17a、20aとを接続する管路16aに
接続される。
【0018】供給弁17a、20a及び排出弁23a、
24aは電磁切換弁であって、それぞれソレノイド部を
有し、これが励磁されないと図示の連通状態または遮断
位置をとり、励磁されると遮断位置または連通位置をと
るよう構成されている。ダンパー14aと逆止弁13a
とを接続する配管から分岐する管路9aは図3にその詳
細が示される脈圧緩衝装置70及び管路9a’を介し
て、図2にその詳細が示される絞り弁装置6aに接続さ
れる。
【0019】絞り弁装置6aは管路9aの液圧が所定値
以上になると図示の連通位置から絞り位置をとるよう構
成されている。
【0020】次に図2を参照して絞り弁装置6aの詳細
について説明する。
【0021】図2においてハウジング31内には段付孔
31aが形成され、これに外周部にシールリング33、
34を装着したスリーブ32が嵌着されており、これに
は段付孔が形成されるがこの小径孔部に形成された溝に
嵌着されたシールリング35を摺動自在に液圧駆動ピス
トン36の小径部36aが摺動自在に嵌合しており、こ
れはシールリング37を装着して段付孔31aの小径孔
部に摺動自在に嵌合し、ばね38により左方に付勢され
ており、通常はスリーブ32に当接して図示の位置をと
っている。
【0022】またハウジング31の左方開口端部ではシ
ールリング41を装着した栓体40がスリーブ32に嵌
着されており、これはナット42がハウジング32のね
じ孔に螺着し、締付けることにより固定されている。
【0023】以上のようにしてスリーブ32内の内孔に
は弁室Vが形成され、これに弁体43がばね47により
付勢され、液圧駆動ピストン36の小径孔部36aによ
り通常は図示するように、その端部がスリーブ32の段
部61から離座しており、またその端部には切欠き43
aが形成されていて、これが段部61に当接した場合に
は弁室Vと管路16a側との間に絞り通路を形成するよ
う構成されている。またハウジング31には孔44、4
5、46が形成されており、それぞれ図1における管路
5a、16a及び9a’に接続されている。
【0024】以上のようにして液圧駆動ピストン36と
スリーブ32との間に液圧ポンプ圧室62が形成されて
おり、これは管路9a、すなわち液圧ポンプ10の吐出
側と後述する脈圧緩衝装置70を介して連通している。
液圧駆動ピストン36を付勢するばね38のばね力及び
液圧駆動ピストン36の受圧面積により図1における絞
り弁装置6aが絞り機能を有する位置に切り換わる所定
の液圧が決定される。
【0025】次に、図3において脈圧緩衝装置70の詳
細について説明する。本体129内にはシリンダ孔が形
成されており、これは隔壁部129eにより2室に画成
されているが、これらにそれぞれシールリング133
a、133bを装着させた一対のピストン部130、1
31が摺動自在に嵌合しており、これによりこれらの間
に、かつ隔壁部129eの両側に空気室139a、13
9bを画成し、かつこれらピストン部130、131と
本体129の端壁部との間に液室135a、135bを
画成している。また、本体129には通孔100a、1
00bが形成されており、これを介して空気室139
a、139bは常時、大気と連通している。本体129
の下壁部には通孔129a、129bが形成されてお
り、これは液圧ポンプの吐出側、すなわち逆止弁13
a、13bに接続され、また上壁部には通孔128c、
129dが形成されているが、これらは図1における管
路9a’、9b’に接続されている。また、ばね132
a、132bによりピストン部130、131は通常は
本体129の内端壁に図示されるように当接しており、
液室135a、135bの容量を最小としている。
【0026】また、一対のピストン部130、131の
うち一方のピストン部130の中央部にはロッド部13
1aが一体的に形成されており、これは隔壁部129e
に形成した開口に摺動自在に嵌合し他方のピストン13
0と所定の間隔を設けて対向している。また、ピストン
部130、131の内端面と隔壁部129eとの距離は
等しく設定されている。
【0027】本発明の実施例によるアンチスキッド装置
用液圧制御装置は以上のように構成されるが、次にこの
作用について説明する。
【0028】ブレーキペダル4を踏み込むとブースタ部
2の踏力助成作用が加わり、液圧発生部3に液圧が発生
する。これは管路5a、5bを介してX配管された前後
輪に伝達されるが一方の系統についてのみ説明する。す
なわち管路5aからの液圧は図2における逆止弁・絞り
弁装置Tにおける孔44を通り、更に弁室V及び弁体4
3の外周部の液通路及び液圧駆動ピストン36の小径部
36aのまわりの液通路及び孔45を通って管路16a
側、すなわち供給弁17a及び管路18aを通り右側後
輪RRのホイールシリンダに伝達される。また管路16
aから分岐する管路を介し供給弁20a及び管路22a
を通り右側後輪RRのホイールシリンダに伝達される。
よって全車輪にブレーキがかけられる。
【0029】図示しないコントロール・ユニットがブレ
ーキを弛めるべきであると判断すると(なお、説明をわ
かり易くするために同系統の車輪RR、FLは同じスキ
ッド状態とする。)供給弁17a、20aのソレノイド
部が励磁され、管路18a側と管路16a側とは遮断さ
れ、また排出弁23a、24aのソレノイド部が励磁さ
れて連通状態になり、右側後輪RR及び左側前輪FLの
ホイールシリンダから排出弁23a、24aを通りリザ
ーバ25aにブレーキ液が排出される。これと共に液圧
ポンプ10が駆動され、直ちにリザーバ25aからブレ
ーキ液が吸入され逆止弁13aを通りダンパー14aに
供給される。ここで液圧ポンプ10の脈圧は大巾に減少
されて逆止弁8aを通り絞り弁装置6aと供給弁17a
とを接続する圧液供給管路16aに伝達される。
【0030】以上のようにして液圧ポンプ10が駆動開
始されると、この吐出圧が180度の位相差を持って脈
圧緩衝装置70における液室135a、135bに伝達
されるのであるが、この液圧がばね132a、132b
のばね力、シールリング133a、133bの摺動抵抗
及びピストン部130、131の液室側に面する受圧面
積などにより定まる所定の圧力に達すると、両ピストン
部130、131はばね132a、132bのばね力に
抗して内側に移動し、図3のBに示す状態になり、なお
液圧ポンプの吐出圧は増大すると第1ピストン131の
ロッド部131aは他方のピストン130の内端面に当
接した状態で、一体となったピストンPが180度の位
相差をもって交互に液室135a、135bに吐出圧が
加えられ図3のBの状態から左右に摺動し、液室135
a、135bの容積は拡大、減少して緩衝作用を受け
る。よって、マスタシリンダ1側には脈圧は、大巾に減
少されて伝達されることになる。ブレーキペダル4への
キックバック現象は良好となり、また騒音は大巾に減少
する。更に、本実施例によれば脈圧緩衝装置70と管路
16aとは単に逆止弁8a及びダンパー14aを介して
接続されているのみであるので、アンチスキッド制御中
における再込めにおいては液圧ポンプ10の液圧を迅速
に各車輪に伝達することができ、アンチスキッド制御を
良好なものとすることができる。更に、図3のAで示す
ように、液室135a、135bが従来と比べ、非常に
小なる容量をもって拡大を開始し、かつまた空気室に張
設されたばね132a、132bのばね力に打ち勝つだ
けで移動開始できるので、液圧ポンプの吐出圧よりはる
かに小さい抵抗に打ち勝つだけでその容量を大とするこ
とができるので、その緩衝効果は非常に大きい。
【0031】更に、本実施例によれば隔壁部129eと
各ピストン部130、131の内端面との間には等しい
所定の距離が置かれているので、他方の系統がフェール
して、これに対応する液圧ポンプからの吐出圧が0とな
っても正常な系統のピストン部は隔壁部129eに当接
することにより、それ以上の移動を阻止され、ダンパ室
としてダンピング作用を有効とすることができる。
【0032】他方、液圧ポンプ10の吐出側、すなわち
管路9aは絞り弁装置6aに接続されており、図2に示
すようにこの液圧駆動ピストン36の大径部とスリーブ
32との間に形成される液圧ポンプ圧室62に伝達され
る。これが所定圧に達すると液圧ポンプ36が右方に移
動し、その小径部36aも右方に移動することにより弁
体43がばね47のばね力により、その端部が段部61
に当接する。よって切欠き43aにより絞り機能が働
き、以後マスタシリンダ1側の液圧はこの絞りを介して
管路16a側に伝達されるようになるが、これまでは絞
りが機能していないので、迅速にブレーキがかけられ
る。またダンパー14aと絞り弁装置6a及び上述の脈
圧緩衝装置70が設けられているので従来生じていたア
ンチスキッド制御時に再加圧する時にブレーキ液の増圧
加速度に従ったハンマリング音(衝撃音)は大巾に減少
するか、殆どなくなり、よって車体振動も大巾に減少す
るか、なくなる。従って運転者や乗員には非常に良好な
フィーリングを与える。
【0033】上述のハンマリング音や振動はブレーキペ
ダルとブースタとの結合体と車両との接続部、マスタシ
リンダと液圧制御弁との結合体と車両との接続部や液圧
制御弁とホイールシリンダとの結合部との車両との接続
部を介して伝達するものであるが、本発明によれば液圧
ポンプの吐出口とマスタシリンダとの間には絞り機能を
発揮している絞り弁装置6aとダンパー14aとの直列
接続回路及び脈圧緩衝装置70が設けられているので上
記接続部を介して運転者や乗員に伝わっていたハンマリ
ング音や振動は大巾に低減するか、ほぼ零となる。
【0034】また絞り機能を発揮している時にブレーキ
を弛める時には絞り弁装置6aにおいて液圧制御弁側に
接続される管路16aに接続される孔45及び駆動液圧
ピストン36の小径部36aの外周部の通路を通って弁
体43をばね47のばね力に抗して図2において左方へ
と押動させる。これによりこれまで絞りとして働いてい
た逆止弁・絞り弁装置Tは逆止弁として働くことにな
る。よってホイールシリンダからの圧液はマスタシリン
ダ1側へと迅速に還流させてブレーキを弛めることがで
きる。
【0035】図4は本発明の第2実施例を示すが、図に
おいて第1実施例に対応するものについては同一の符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0036】すなわち、本実施例によればダンパー14
a、14bと逆止弁8a、8bとの間に、更に絞り80
a、80bが設けられる。これによりブレーキペダル4
へのキックバック現象及びハンマリング音もしくは騒音
は更に一段と減少することができる。その他の作用及び
効果は第1実施例と同様である。
【0037】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明の
技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0038】例えば以上の実施例では、ブースタ付のマ
スタシリンダ1を説明したが、勿論、ブースタを備えな
い通常のタンデムマスタシリンダを装備した車両にも本
発明は適用可能である。
【0039】また以上の実施例では、液圧制御弁として
は供給弁17a、20aと排出弁23a、24aとの二
つの切換弁で構成したが、これに代えて一個の切換弁、
例えば3ポート3位置電磁切換弁を一個用いるようにし
てもよい。
【0040】また以上の実施例では、各車輪に対しそれ
ぞれ液圧制御弁を設けた。すなわち、4チャンネル方式
の液圧制御弁を説明したが、勿論、一系統に一つ宛の液
圧制御弁、すなわち2チャンネル方式にも本発明は適用
可能である。
【0041】また上述の実施例ではX配管について説明
したが前後配管分離方式の配管にも本発明は適用可能で
ある。また以上の実施例では図1における逆止弁7aと
絞り弁装置6aとを一体化させた逆止弁・絞り弁装置T
が用いられたが、勿論、これらは別体として構成するよ
うにしてもよい。この場合、上記実開昭63−9886
9号公報に開示されているような弁装置が適用可能であ
る。また図1において、絞り弁装置6aと並列に接続さ
れている逆止弁7aは絞り弁装置6aの絞りの大きさに
よっては必ずしも必要ではない。絞り径が小さい(流路
断面積が小さい)場合には、液圧ポンプの液圧が所定値
以上で絞り機能を発揮しているときにブレーキを弛めに
くいので逆止弁が必要であるが、そうでなければ不要で
ある。またブレーキ液の粘性によっても逆止弁7aを必
ずしも用いる必要はない。
【0042】またダンパー14a、14bの容積も液圧
ポンプ10の能力に応じて変更するようにしておけばよ
く、場合によっては液圧ポンプの吐出口に2個、並列あ
るいは直列に接続するようにしてもよい。
【0043】また以上の実施例では、脈圧緩衝装置70
においてはピストンは一対のピストン部130、131
とからなるとしたが、これは単一のピストン体からなる
としてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように本発明のアンチスキッ
ド装置用液圧制御装置によれば、簡単な構造でマスタシ
リンダに結合されるブレーキペダルへのキックバック現
象及び装置内から発生する騒音を大巾に小とするか殆ど
無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるアンチスキッド装置
用液圧制御装置の配管系統図である。
【図2】図1における絞り弁装置の拡大断面図である。
【図3】図1における脈圧緩衝装置の断面図であり、A
は通常の状態を示し、Bはその作動状態を示す。
【図4】本発明の第2実施例によるアンチスキッド装置
用液圧制御装置の配管系統図である。
【符号の説明】
70 脈圧緩衝装置 80a 絞り 80b 絞り 130 ピストン部 131 ピストン部 132a ばね 132b ばね 135a 液室 135b 液室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 以上のようにしてスリーブ32内の内孔
には弁室Vが形成され、これに弁体43がばね47によ
り付勢され、液圧駆動ピストン36の小径部36aによ
り通常は図示するように、その端部がスリーブ32の段
部61から離座しており、またその端部には切欠き43
aが形成されていて、これが段部61に当接した場合に
は弁室Vと管路16a側との間に絞り通路を形成するよ
う構成されている。またハウジング31には孔44、4
5、46が形成されており、それぞれ図1における管路
5a、16a及び9a’に接続されている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダと独立した2系統のブレ
    ーキ回路を介して接続される各車輪ブレーキ装置のブレ
    ーキシリンダとの間に配置され、車輪のスキッド状態を
    評価するコントロール・ユニットからの指令を受けて、
    該ブレーキシリンダのブレーキ液圧を制御する各液圧制
    御弁と、該液圧制御弁の制御によりブレーキ液圧を低下
    させる際、前記ブレーキシリンダから前記液圧制御弁を
    介して排出されるブレーキ液を貯える各リザーバと、該
    リザーバ内のブレーキ液を加圧して、前記マスタシリン
    ダと前記液圧制御弁とを接続する圧液供給管路に還流す
    る各液圧ポンプと、前記圧液供給管路に介設され、前記
    液圧ポンプの吐出圧力を受け、該吐出圧力が所定の値に
    達するまでは両方向の自由な連通を許容し、該吐出圧力
    が前記所定の値以上になると、両方向を絞り連通させる
    ようにする各絞り弁装置とを備え、該絞り弁装置と前記
    液圧制御弁との間の圧液供給管路側にそれぞれ前記液圧
    ポンプの吐出口をダンパー及び前記圧液供給管路側へを
    順方向とする逆止弁を介して接続したアンチスキッド装
    置用液圧制御装置において、前記両液圧ポンプの吐出口
    間に本体内に摺動自在に嵌合して両側に一対の液室を画
    成するピストンを有する脈圧緩衝装置を配設し、前記液
    室をそれぞれ前記液圧ポンプの各吐出口に接続し、かつ
    前記絞り弁装置に接続したことを特徴とするアンチスキ
    ッド装置用液圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ピストンは一対のピストン部から成
    り、前記本体の中間部に形成された隔壁部とこれら各ピ
    ストン部との間に圧縮状態で配設されたばねの付勢力に
    より通常は前記ピストン部は前記本体の内端壁に当接し
    ており、前記一対のピストン部のうち一方は他方側へと
    延びるロッド部を形成させ前記隔壁部に形成した開口に
    摺動自在とし、かつ前記一対のピストン部間は空気室と
    している請求項1に記載のアンチスキッド装置用液圧制
    御装置。
  3. 【請求項3】 マスタシリンダと独立した2系統のブレ
    ーキ回路を介して接続される各車輪ブレーキ装置のブレ
    ーキシリンダとの間に配置され、車輪のスキッド状態を
    評価するコントロール・ユニットからの指令を受けて、
    該ブレーキシリンダのブレーキ液圧を制御する各液圧制
    御弁と、該液圧制御弁の制御によりブレーキ液圧を低下
    させる際、前記ブレーキシリンダから前記液圧制御弁を
    介して排出されるブレーキ液を貯える各リザーバと、該
    リザーバ内のブレーキ液を加圧して、前記マスタシリン
    ダと前記液圧制御弁とを接続する圧液供給管路に還流す
    る各液圧ポンプと、前記圧液供給管路に介設され、前記
    液圧ポンプの吐出圧力を受け、該吐出圧力が所定の値に
    達するまでは両方向の自由な連通を許容し、該吐出圧力
    が前記所定の値以上になると、両方向を絞り連通させる
    ようにする各絞り弁装置とを備え、該絞り弁装置と前記
    液圧制御弁との間の圧液供給管路側にそれぞれ前記液圧
    ポンプの吐出口をダンパー及び前記圧液供給管路側へを
    順方向とする逆止弁を介して接続したアンチスキッド装
    置用液圧制御装置において、前記ダンパーと前記逆止弁
    との間に絞りを設け、かつ前記両液圧ポンプの吐出口間
    に本体内に摺動自在に嵌合して両側に一対の液室を画成
    するピストンを有する脈圧緩衝装置を配設し、前記液室
    をそれぞれ前記液圧ポンプの各吐出口に接続し、かつ前
    記絞り弁装置に接続したことを特徴とするアンチスキッ
    ド装置用液圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ピストンは一対のピストン部から成
    り、前記本体の中間部に形成された隔壁部とこれら各ピ
    ストン部との間に圧縮状態で配設されたばねの付勢力に
    より通常は前記ピストン部は前記本体の内端壁に当接し
    ており、前記一対のピストン部のうち一方は他方側へと
    延びるロッド部を形成させ前記隔壁部に形成した開口に
    摺動自在とし、かつ前記一対のピストン部間は空気室と
    している請求項3に記載のアンチスキッド装置用液圧制
    御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5655819A (en) * 1995-04-05 1997-08-12 Emig; Reiner Anti-skid fluid pressure control apparatus
KR100458018B1 (ko) * 2000-07-22 2004-11-26 주식회사 만도 브레이크 트랙션 콘트롤 시스템
US20130220463A1 (en) * 2012-02-22 2013-08-29 Yong Kap Kim Pressure damping device for brake system

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