JPH06199102A - スイッチロック機構付きキャスタ - Google Patents

スイッチロック機構付きキャスタ

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JPH06199102A
JPH06199102A JP2571192A JP2571192A JPH06199102A JP H06199102 A JPH06199102 A JP H06199102A JP 2571192 A JP2571192 A JP 2571192A JP 2571192 A JP2571192 A JP 2571192A JP H06199102 A JPH06199102 A JP H06199102A
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switch
lock mechanism
caster
wheel
switch lock
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Hitoshi Ishihara
均 石原
Yasuyuki Tanahashi
保之 棚橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャスタの取付位置に左右されることなく、キ
ャスタから離れた位置でスイッチを操作することによっ
てキャスタをロックし、ロック状態を解除することがで
きるスイッチロック機構付きキャスタを提供する。 【構成】スイッチロック機構20は、車輪11の支持軸
12を介して移動体30に取り付けられ、車輪11の内
周面全周に形成された凹部11Aに対して弾力的に係合
して車輪11を停止させる係合体21と、この係合体2
1を凹部11Aに対して係合、離脱させるべく支持軸1
2に上下動自在に貫通させた上下スライド棒22と、こ
の上下スライド棒22に上下方向に弾力的に連結された
連結棒24と、この連結棒24を介して上下スライド棒
22を下降させるスイッチ25と、このスイッチ25を
下降位置で保持し且つそれを解除するロック機構26と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチの操作によっ
てキャスタの車輪を停止させ且つその停止を解除するこ
とができるスイッチロック機構付きキャスタに関し、更
に詳しくは、キャスタの取付位置から離れた位置におい
てスイッチ操作をすることができるスイッチロック機構
付きキャスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のキャスタのロック機構
は、キャスタ自体に取り付けられた操作レバーを手や足
で操作することによってキャスタの車輪をロックして停
止させ、また、同様に操作レバーを操作することによっ
て車輪のロック状態を解除するようにしたものが一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロック機構付きキャスタは、移動させる物品の下端に取
り付けられているため、キャスタが取付位置に隠れた
り、操作レバーの操作空間が極めて狭くて操作レバーを
操作し難く、また、操作しづらいために、折角のロック
機構を殆ど使用しないという課題があった。
【0004】また、ロック機構である操作レバーがキャ
スタ自体に取り付けられているため、操作レバーを手で
操作する時にはその都度屈まなくてはならず、また、足
で操作する時にはキャスタが回転して操作レバーの位置
が安定せず、操作し難いという課題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、キャスタの取付
位置に左右されることなく、キャスタから離れた位置で
スイッチを操作することによってキャスタをロックし、
また、ロック状態を解除することができるスイッチロッ
ク機構付きキャスタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪と、この
車輪の進行方向を自在に支持する支持軸と、この支持軸
を介してキャビネット等の本体の適宜の位置に取り付け
られ且つ上記車輪の進行を停止させ且つその停止を解除
するスイッチロック機構とを備えたスイッチロック機構
付きキャスタであって、上記スイッチロック機構は、上
記車輪の内周面全周に形成された凹凸部に対して弾力的
に係合して上記車輪を停止させる係合体と、この係合体
を付勢して上記凹凸部に対して係合、離脱させる、上記
支持軸に上下動自在に貫通する操作棒と、この操作棒に
バネを介して上下方向に弾力的に連結された連結棒と、
この連結棒を介して上記操作棒を下降させて上記係合体
を上記凹凸部に係合させるスイッチと、このスイッチを
下降位置で保持し且つそれを解除するロック機構とを備
えたことを特徴とするスイッチロック機構付きキャスタ
を提供することにより上記目的を達成したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、車輪の支持軸を介してキャビ
ネット等の本体の適宜の位置に取り付けられたスイッチ
を押圧すれば、連結棒及びこれに連結する操作棒が下降
して係合体を付勢し、これによって係合体が車輪の凹凸
部に係合して車輪を停止させると共にロック機構でこの
停止状態を保持し、更にスイッチを押圧すれば、ロック
機構が解除されてバネに作用によって操作棒が上昇して
係合体と車輪との係合を解除することができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図7に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明のスイッチ
ロック機構付きキャスタの一実施例を示す図で、(a)
はその要部を示す部分断面図、(b)は車輪の凹凸部を
示す側面図、図2は本発明のスイッチロック機構付きキ
ャスタをキャビネットに取り付けた一例を示す図で、
(a)はその正面図、(b)はその側面図、(c)はそ
の平面図、図3、図4、図5はそれぞれ本発明のスイッ
チロック機構付きキャスタの他の実施例を示す図1相当
図である。
【0009】本実施例のスイッチロック機構付きキャス
タは、図1(a)に示すように、キャスタ10と、キャ
スタ10の車輪11の進行を停止(ロック)させ且つそ
のロックを解除するスイッチロック機構20とを備えて
構成されている。そして、キャスタ10は、車輪11と
この車輪11を垂直に支持する支持軸12と、支持軸1
2に対して回転自在に嵌合されたキャスタ本体13とを
備え、また、スイッチロック機構20は、後述のように
キャスタ10の支持軸12を介してキャビネット等の移
動体30の適宜の位置に取り付けられている。14はキ
ャスタ10をキャビネット等の移動体30に取り付ける
際に用いられる取付板である。
【0010】上記スイッチロック機構20は、図1
(b)に示す車輪11の内周面全周に形成された凹凸部
の凹部11Aに対して弾力的に係合して車輪11を停止
させる係合体21と、この係合体21を付勢して凹部1
1Aに係合、離脱させる、支持軸12に上下動自在に貫
通させて設けられた上下スライド棒22と、この上下ス
ライド棒22にバネ23を介して上下方向に弾力的に連
結された連結棒24と、この連結棒24を介して上下ス
ライド棒22を下降させて係合体21を凹部11Aに係
合させるスイッチ25と、このスイッチ25を下降位置
でロックし且つそれを解除するロック機構26とを備え
ている。また、上記連結棒24と上記スイッチ25とは
略扇形を呈するカム27の両側27A、27Bに接し、
且つこのカム27は末端部が軸27Cで枢支されて揺動
自在になっている。また、このカム27は、図2に示す
ように、伝達棒40によって他のスイッチロック機構付
きキャスタの連結棒に連結して2個またはそれ以上のス
イッチロック機構付きキャスタを同時に操作できるよう
にすることができる。
【0011】また、上記スイッチ25は、小径の円柱部
25Aと大径の円柱部25Bとこれら両者の境界に形成
されたフランジ部25Cからなり、上記移動体30の表
面の押圧操作し易い適宜な位置に押圧部25Eが露出す
るように取り付けられている。そして、上記各円柱部2
5A、25B及びフランジ部25Cが上記移動体30の
内側空間に突出し、これらの部分が円筒状部材28によ
って囲まれている。この円筒状部材28は、その内面の
上記移動体30の表面側が厚肉に形成されて薄肉部との
境界に段部28Aを形成し、この段部28Aでスイッチ
25のフランジ部25Cを係止するようにしている。
【0012】また、上記ロック機構26は、上記スイッ
チ25の大径の円柱部25Bに形成された横長形状の溝
部25Dと、この溝部25D内に嵌合された鋼球26A
と、この鋼球26Aが嵌入するように上記円筒状部材2
8に上記溝部25Dと対向させて形成されたほぼ環状の
溝部28Bとからなっている。この環状溝部28Bは、
その下方に湾曲部28Cを有し、その上方に傾斜部28
Dを有している。そして、湾曲部28Cがスイッチ25
の押圧操作時に鋼球26Aが係合してスイッチ25をそ
の下降位置に上記バネ23の付勢力によって保持し、延
いては上記上下スライド棒22をその下降位置に保持す
る保持部になり、また、傾斜部28Dがスイッチ25の
解除のための押圧操作時に鋼球26Aを湾曲部28Cか
ら外してスイッチ25を上記バネ23の付勢力によって
元の位置に復帰させる際に鋼球26Aをガイドするガイ
ド部になるようにしている。
【0013】一方、上記キャスタ10は、2個の車輪1
1、11を有し、これらの車輪11、11間の下方に上
記係合体21が配設されている。この係合体21は、キ
ャスタ10の本体13によって支持されたもので、上記
車輪11の凹部11Aに対向する係合凸部21Aと、こ
の係合凸部21Aと一体化し且つ上下スライド棒22と
直交させた左右スライド棒21Bとからなっており、こ
の左右スライド棒21Bの一端には傾斜面が形成されて
いる。また、上記上下スライド棒22は、その下端に円
錐台状に形成されたカム部22Aを有し、キャスタ10
の支持軸12の下端から突出し、スイッチ25の非押圧
時においてこのカム部22Aの下端部が左右スライド棒
21Bの傾斜面の上部に係合している。更に、左右スラ
イド棒21Bの傾斜面とは反対側端にはバネ29が弾装
されている。
【0014】また、上記上下スライド棒22は、移動体
30の底面を貫通し、その上端にリテーナー部22Bが
取り付けられている。そして、リテーナー部22Bの裏
面と移動体30の底面との間に上下スライド棒22を囲
むバネ23Aが弾装され、このバネ23Aによって上下
スライド棒22を上方へ常時付勢している。また、上記
連結棒24の下端にはリテーナー部24Aが形成され、
このリテーナー部24Aと上記リテーナー部22Bとの
間にバネ23Bが弾装されている。
【0015】尚、上記スイッチロック機構付きキャスタ
は、図2(a)、(b)(c)に示すように、移動体3
0であるキャビネットに2個取り付け、それぞれのカム
27をそのジョイント27Dを介して伝達棒40によっ
て連結し、本体30の正面上端の一角に配設された1個
のスイッチ25を操作することによって左右2個のスイ
ッチロック機構付きキャスタが同時に動作するようにす
ることができる。
【0016】次に、本実施例のスイッチロック機構付き
キャスタの動作について説明する。まず、キャスタ10
の車輪11を停止させる操作について説明する。この場
合には、スイッチ25を押圧すると、鋼球26Aが環状
溝部28Bの左側に沿って下降し下部側の湾曲部28C
に達する。この際、この押圧力によってカム27が反時
計方向へ回転すると共にカム27を介して連結棒24を
下降させ、更に、上下スライド棒22をバネ23の作用
によって弾力的に下降させ、そのカム部22Aによって
左右スライド棒21Bを介して係合体21をバネ29に
抗して弾力的に右方向へ移動させて係合凸部21Aを車
輪11の内周面に係合させる。この時、係合凸部21A
が車輪11の凹部11Aに一致しないと車輪11をロッ
クすることができないが、移動体30を僅かに動かせば
車輪11の凹部11Aが移動して係合凸部21Aが凹部
に一致して嵌り込み車輪11をロックする。
【0017】この時に、既にスイッチを操作する手は離
しているから、スイッチ25はバネ23の付勢力によっ
て上昇する連結棒24、カム27を介して上方へ付勢さ
れ、その鋼球26Aが環状溝部28Bの湾曲部28Cに
嵌り込んでそれ以上スイッチは上昇せず、車輪11をロ
ック状態で保持する。
【0018】次いで、車輪11のロック状態を解除する
場合には、スイッチ25を押圧すると、環状溝部28B
に沿って鋼球26Aが右下方へ移動し、更に、上部の傾
斜部28Dに連なる部分に達するとバネ23の付勢力に
よって鋼球26Aが環状溝部28Bを上昇して傾斜部2
8Dに達し、後は鋼球26Aが溝部25Dに沿って元の
位置に復帰するとともにスイッチ25が元の位置へ復帰
する。このスイッチ25の復帰動作に伴って上下スライ
ド棒22がバネ23Aの付勢力によって上昇し、カム部
22Aと左右スライド棒21Bの傾斜面との噛み合いの
程度が徐々に浅くなると共に係合体21がバネ29の付
勢力によって左方向へ移動してその係合凸部21Aが車
輪11の凹部11Aから離脱して、車輪11のロック状
態を解除して車輪11の回転を自由にする。
【0019】以上説明したように本実施例によれば、キ
ャスタ10から離れた、キャビネット等の移動体30の
上面等の操作し易い部分に取り付けられたスイッチ25
を操作するだけでキャスタ10の車輪11を容易且つ簡
単にロックすることができ、車輪11をロックする際に
従来のような煩わしさがない。
【0020】なお、上記実施例では、スイッチ25の動
きをカム27を介して連結棒24に伝えるようにして、
ストロ−クの調整や、力の強弱の調整を可能にし、スイ
ッチ25の取付角度を自由に設定できるようにしている
が、カムを介在させず、スイッチ25によって直接連絡
棒24を上下させるようにしても良い。
【0021】図3は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本実施例のスイッチロック機構付きキャスタは、同
図に示すように、脚が本体から外へ出ているものの脚部
30に取り付けられたもので、脚部30にスイッチ25
を取り付け、連結棒24を省略し、更に係合体21の構
成を異にする以外は上記実施例に準じて構成されてい
る。即ち、本実施例では、脚部30に凹部30Aを設
け、この凹部30A内に円筒状部材28を配置し、この
円筒状部材28の外周にスイッチ25を嵌合させて上下
動できるようにしたものである。更に、本実施例では、
上記実施例における係合体21の係合凸部21Aに代え
てキャスタ本体13に枢支された略V字状の板バネ21
Aが用いられている。この板バネ21Aの一端には突起
21Cが形成され、この板バネ21Aが左右スライド棒
21Bの左右の移動によって押されて一端の突起21C
が車輪11の凹部11Aに嵌入して車輪11をロックす
るようにしている。従って、本実施例では足によってス
イッチ25を操作して上下スライド棒22を下降させて
左右スライド棒21Bを右方へ移動させて板バネ21A
を凹部11Aに嵌入させて簡単に車輪11をロックある
いはその解除をすることができ、上記実施例と同様の作
用効果を期することができる。尚、キャスタ10は、支
持軸12の螺子12Aで脚部30に取り付けるようにし
てあるが、上記実施例のように取付板を用いて固定する
ようにしても良い。
【0022】また、図4は本発明の第3の実施例を示す
図である。本実施例のスイッチロック機構付きキャスタ
は、同図に示すように、基本的に係合体21の構成を異
にする以外は図3に示す実施例と同様に構成されてい
る。本実施例では、係合体21は、一端がキャスタ本体
13側に固定された板バネによって構成され、この板バ
ネ21は、中央に下方へ湾曲する湾曲部21Aが形成さ
れ、更にこの湾曲部21Aの下端近傍に突起21Cが形
成され、上下スライド棒22を下方へ移動させることに
よって突起21Cを車輪11の凹部11Aに嵌入させて
車輪11をロックするようにしている。従って、本実施
例においても図3に示すスイッチロック機構付きキャス
タと同様の作用効果を期することができる。
【0023】また、図5は本発明の第4の実施例を示す
図である。本実施例のスイッチロック機構付きキャスタ
は、同図に示すように、基本的に係合体21の構成を異
にする以外は図3に示す実施例と同様に構成されてい
る。本実施例では、係合体21は、上下スライド棒22
の下降によって反時計方向へ揺動する第一揺動板21A
と、この揺動板21Aの揺動によってその他端で付勢さ
れて揺動する第二揺動板21Bとを備えて構成されてい
る。第一揺動板21Aは、一端側が付勢前の上下スライ
ド棒22の下端に接触する水平部と、他端側が車輪11
の形状に沿って湾曲形成された湾曲部とからなり、その
中央がフレーム13に枢支されている。また、第二揺動
板21Bは、車輪11の凹凸部の内側に沿う形状に湾曲
して形成され且つその一端が第一揺動板21Aの他端に
接触し且つその他端側に突起21Cが形成され、その中
央がフレーム13に枢支されている。即ち、本実施例に
おける係合体21は、上下スライド棒22を下方へ移動
させて第一揺動板21Aを反時計方向へ揺動させると、
第二揺動板21Bが時計方向へ揺動してその突起21C
が車輪11の凹凸部に接近し、その突起21Cが凹部1
1Aに一致すると突起21Cがこの凹部11Aへ嵌入し
て車輪11をロックするようにしている。従って、本実
施例においても図3、図4に示すスイッチロック機構付
きキャスタと同様の作用効果を期することができる。
【0024】尚、本発明は、上記実施例に何等制限され
るものではなく、スイッチロック機構が、車輪の内周面
全周に形成された凹凸部に対して弾力的に係合して車輪
を停止させる係合体と、この係合体を付勢して上記凹凸
部に対して係合、離脱させる、車輪の支持軸に上下動自
在に貫通する上下スライド棒と、この上下スライド棒を
下降させて係合体を凹凸部に係合させるスイッチと、こ
のスイッチを下降位置で保持し且つそれを解除するロッ
ク機構とを備えたスイッチロック機構付きキャスタであ
れば、全て本発明に包含される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャスタの取付位置に左右されることなく、キャスタから
離れた位置でスイッチを操作することによってキャスタ
をロックし、ロック状態を解除することができるスイッ
チロック機構付きキャスタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチロック機構付きキャスタの一
実施例を示す図で、(a)はその要部を示す部分断面
図、(b)は車輪の凹凸部を示す側面図である。
【図2】本発明のスイッチロック機構付きキャスタをキ
ャビネットに取り付けた一例を示す図で、(a)はその
正面図、(b)はその側面図、(c)はその平面図であ
る。
【図3】本発明のスイッチロック機構付きキャスタの第
2の実施例を示す図1相当図である。
【図4】本発明のスイッチロック機構付きキャスタの第
3の実施例を示す図1相当図である。
【図5】本発明のスイッチロック機構付きキャスタの第
4の実施例を示す図1相当図である。
【符号の説明】
10 キャスタ 11 車輪 11A 凹部 12 支持軸 21 係合体 22 上下スライド棒 23 バネ 24 連結棒 25 スイッチ 25A 円柱部 25D 細長形状の溝部 26 ロック機構 26A 鋼球 28 円筒状部材 28B 環状の溝部 30 キャビネット等の移動体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と、この車輪の進行方向を自在に支
    持する支持軸と、この支持軸を介してキャビネット等の
    移動体の適宜の位置に取り付けられ、上記車輪を停止さ
    せ且つその停止を解除するロック機構とを備えたキャス
    タであって、上記ロック機構は、上記車輪の内周面全周
    に形成された凹凸部に対して弾力的に係合して上記車輪
    を停止させる係合体と、この係合体を付勢して上記凹凸
    部に対して係合、離脱させる、上記支持軸に上下動自在
    に貫通する上下スライド棒と、この上下スライド棒を下
    降させて上記係合体を上記凹凸部に係合させるスイッチ
    と、このスイッチを下降位置で保持し且つそれを解除す
    るロック機構とを備えたことを特徴とするスイッチロッ
    ク機構付きキャスタ。
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