JPH06199062A - 被熱転写シートの製造方法 - Google Patents

被熱転写シートの製造方法

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JPH06199062A
JPH06199062A JP5294224A JP29422493A JPH06199062A JP H06199062 A JPH06199062 A JP H06199062A JP 5294224 A JP5294224 A JP 5294224A JP 29422493 A JP29422493 A JP 29422493A JP H06199062 A JPH06199062 A JP H06199062A
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和彦 佐野
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隆司 川沢
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート状基材上に、受容層形成樹脂を溶剤に
溶解或いは分散させてなる受容層形成用組成物を塗工
し、乾燥して受容層を形成する。該乾燥行程において、
受容層中の溶剤の重量が受容層形成樹脂の重量の1%以
下となるように溶剤を除去する。 【効果】 受容層中の残存溶剤量が極めて少ない被熱転
写シートを製造することができる。その結果、熱転写シ
ートと組み合わせて該熱転写シートに印字を行なった後
の経時的な画像ボケが生じる虞がなく、また該被熱転写
シートにおける溶剤臭気の問題も解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写シートと組合わせ
て使用され、該熱転写シートから移行する染料により画
像形成するための受容層を備えてなる被熱転写シートの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華性の分散染料を含有する染料層を有
する熱転写シートを、サーマルヘッド等により、画像信
号に応じて点状に加熱し、被熱転写シートの表面に染料
を移行させ、この移行した染料により画像を形成する試
みが行われている。
【0003】このような被熱転写シートはシート状基材
の表面に転写シートより移行する染料を受容する受容層
を設けてなる構成を有しており、鮮明な印字画像が得ら
れる特徴を有している。
【0004】一般に被熱転写シートを製造するに当た
り、シート状基材上に受容層形成用組成物を塗工し、乾
燥して受容層を形成するが、従来は乾燥工程において特
定の条件の下に乾燥を行うという方法は採用されていな
かった。
【0005】即ち、従来において塗工物の乾燥はただ単
に溶剤を除去するという一般的な乾燥の域内に止まって
おり、溶剤含有量に着目して該溶剤含有量の管理面から
の乾燥は行われていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記受容層形成に当た
り、乾燥の程度によって受容層中の溶剤含有量も左右さ
れる。
【0007】被熱転写シートの製造において、シート状
基材上に受容層を形成するためには、その機能上一般的
な印刷等による塗布量と比較して多量の塗布量を必要と
し、そのため溶剤の含有量も多くなる。従って、乾燥工
程において乾燥を漫然と行なったのでは或る程度の量の
溶剤が受容層中に残留してしまい、残存溶剤量が比較的
多い受容層を備えた被熱転写シートが製造されるという
結果を招く。
【0008】例えば、受容層形成用組成物を塗工後、印
刷機やコーターに備え付けられた乾燥機により乾燥して
も5〜6%程度の溶剤が受容層中に残留する。
【0009】このような被熱転写シートにおいては、熱
転写シートと共に印字を行うと、印字の際は鮮明な画像
が得られるが、保存中に残留する溶剤により拡散が生
じ、その結果、画像がぼけてしまうという不具合があっ
た。
【0010】また残存溶剤量が多いと溶剤の臭いが残
り、この臭いは印字されたシートが食品包装用として使
用される場合は特に好ましからざるものである。
【0011】本発明は上記の点に鑑み、印字後の経時的
な画像ボケの発生という不具合のない且つ残存溶剤によ
る臭気の発生の虞れのない被熱転写シートの製造方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は塗工した受容層形成用組成物を乾燥するに
当たり、受容層中の溶剤の重量が受容層形成用樹脂の重
量の1%以下となるように溶剤を除去するという特定の
条件下で乾燥を行うようにしたものである。
【0013】即ち、本発明の被熱転写シートの製造方法
は、熱により溶融もしくは昇華して移行する染料を含有
する染料層を有する熱転写シートと組合せて使用される
被熱転写シートの製造方法において、シート状基材上
に、受容層形成樹脂を溶剤に溶解或いは分散させてなる
受容層形成用組成物を塗工し、乾燥して受容層を形成
し、且つこの乾燥工程において受容層中の溶剤の重量が
受容層形成樹脂の重量の1%以下となるように溶剤を除
去することを特徴とするものである。
【0014】本発明はシート状基材上に受容層形成用組
成物を塗工するが、この受容層形成用組成物とは、受容
層形成樹脂を溶剤に溶解させたものか或いは分散させた
ものである。
【0015】本発明において受容層形成樹脂は、熱転写
シートから移行する染料、例えば昇華性の分散染料の画
像を受容し、受容により形成された画像を維持すること
ができるものを使用し、従来からこの種被熱転写シート
の受容層に使用されているものであればどの様なもので
あっても使用することができ、例えば、下記(a)〜
(e)の合成樹脂が単独若しくは2種以上の混合により
使用できる。
【0016】(a)エステル結合を有するもの。 ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、スチレンアク
リレート樹脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂。 (b)ウレタン結合を有するもの。 ポリウレタン樹脂等。 (c)アミド結合を有するもの。 ポリアミド樹脂(ナイロン)。 (d)尿素結合を有するもの。 尿素樹脂等。 (e)その他極性の高い結合を有するもの。 ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等。
【0017】あるいは受容層は飽和ポリエステルと塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体との混合樹脂により構成さ
れる。
【0018】塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂は塩
化ビニル成分含有率85〜97重量%で、重合度200
〜800程度のものが好ましい。又、塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合体成分のみの共重合体である場合にかぎら
ず、ビニルアルコール成分、マレイン酸成分等を含むも
のであってもよい。
【0019】受容層はまた、ポリスチレン系の樹脂によ
り構成されていてもよく、例えば、スチレン系モノマ
ー、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエンの単独もしくは共重合体からなるポリスチレン系
樹脂、或いは、前記スチレン系モノマーと他のモノマ
ー、例えば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のアクリ
ルもしくはメタクリル系モノマーもしくは無水マレイン
酸との共重合体であるスチレン系共重合体樹脂が挙げら
れる。
【0020】受容層形成樹脂を溶解或いは分散させて受
容層形成用組成物を作るために用いられる溶剤としては
通常の溶剤が使用でき、例えば、イソプロピルアルコー
ル、メチルアルコール、エチルアルコール、n−ブチル
アルコール等のアルコール系溶剤、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル等のエステル系溶剤、n−ヘキサン、シクロヘキサノ
ン等が挙げられる。
【0021】本発明は上記の如き受容層形成用組成物を
シート状基材上に塗工するが、ここにいう塗工とは、該
基材上に上記組成物の層を塗布方法により形成する方
法、該組成物層を印刷により形成する方法及び、シート
状基材とは別の一時的キャリヤー上に該組成物層を一旦
形成した後に、あらためてシート状基材上に該組成物層
を転写する方法を含む概念である。
【0022】本発明において用いられるシート状基材と
しては、合成紙(ポリオレフィン系、ポリスチレン系
等)、上質紙、アート紙、コート紙、キャストコート
紙、壁紙裏打ち用紙、合成樹脂又はエマルジョン含浸
紙,合成ゴムラテックス含浸紙、合成樹脂内添紙、板
紙、もしくはセルロース繊維紙等の天然繊維紙、ポリ
オレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリスチレン、メタクリレート、ポリカーボネー
ト等の各種プラスチックのフィルムもしくはシートが使
用できる。このうち、の合成紙は、その表面に熱伝導
率の低い(換言すれば断熱性の高い)ミクロブォイド層
を有しているので好ましい。又、上記〜の任意の組
み合わせによる積層体も使用できる。
【0023】代表的な積層体の例として、セルロース系
繊維紙と合成紙、あるいは、セルロース繊維紙とプラス
チックフィルムもしくはシートとの積層体が挙げられ
る。このうちセルロース繊維紙と合成紙との積層体は、
合成紙が有する熱的な不安定さ(伸縮など)をセルロー
ス繊維紙が補い、合成紙が有する低熱伝導率による印字
感熱度の高さを発揮できてよい。又、この組合わせにお
いて積層体表裏のバランスをとるため、合成紙〜セルロ
ース繊維紙〜合成紙の三層積層体を用いるのがよく、印
字によるカールを少なくできる。
【0024】上記のような積層体に用いる合成紙として
は通常、被熱転写シートの基材として使用し得るもので
あればいかなるものをも使用できるが、特に微細空孔を
有する紙状層を設けた合成紙(例えば、市販品の合成
紙:ユポ:王子油化合成紙製)が望ましい。上記の紙状
層における微細空孔は、例えば、合成樹脂を微細充填剤
含有状態で延伸することにより形成することができる。
上記微細空孔を含有する紙状層を設けた合成紙を用いて
構成した被熱転写シートは、熱転写により画像を形成し
た場合、画像濃度が高く、画像のガサツキも生じないと
いう効果がある。
【0025】これは、微細空孔により断熱効果があり、
熱エネルギー効率が良いことと、微細空孔によるクッシ
ョン性のよさが、上記合成紙上に設けられ、画像が形成
される受容層に寄与するものと思われる。又、上記微細
空孔を有する紙状層を直接、セルロース繊維紙などの芯
材の表面に設けることも可能である。
【0026】上記積層体におけるセルロース繊維紙以外
にプラスチックフィルムを使用することもでき、更に、
上記セルロース繊維紙とプラスチックフィルムとをラミ
ネートしたものも使用することができる。
【0027】合成紙とセルロース繊維紙との貼着方法と
しては、例えば、従来公知の接着剤を用いた貼着、押出
ラミネート法を用いた貼着、熱接着による貼着が挙げら
れ、また、合成紙とプラスチックフィルムとの貼着方法
としてはプラスチックフィルムの形成を同時に兼ねたラ
ミネート法、カレンダー法等による貼着等が挙げられ
る。上記貼着手段は合成紙と貼着するものの材質に応じ
て適宜選択される。上記接着剤の具体例としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル等のエマル
ジョン接着剤、カルボキシル基を含むポリエステル等の
水溶性接着剤等が挙げられ、またラミネート用の接着剤
としては、ポリウレタン系、アクリル系等の有機溶剤溶
液タイプ等の接着剤が挙げられる。これら基材の厚さは
通常30〜200μmが好ましい。
【0028】本発明において受容層形成用組成物中に種
々の添加剤を含有させることができる。例えば受容層の
白色度を向上して転写画像の鮮明度を更に高めるととも
に被熱転写シート表面に筆記性を付与し、かつ転写され
た画像の再転写を防止する目的で受容層形成用組成物中
に白色顔料を添加することができる。白色顔料を添加す
ることにより、より鮮明度が高く、耐熱性、耐湿性に優
れた画像の転写が行い得る。又、受容層、後述するクッ
ション層等の樹脂の積層による樹脂特有の色(黄ばみ)
で基材のもつ白色度光沢が損なわれるのを防止すること
ができ、特に基材がキャストコート紙等の天然紙では合
成紙などと比べると白色度光沢、平滑性が劣るので効果
は大きい。
【0029】白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、カオリンクレー等が用いられ、これらは2種以上混
合しても用いることができる。白色顔料の添加量は受容
層を構成する樹脂100重量部に対し5〜50重量部が
好ましい。
【0030】本発明において、上記受容層形成用組成物
中に紫外線吸収剤を添加することもできる。紫外線吸収
剤を添加することにより、染着した染料の耐光性が更に
向上する。紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、
ヒンダードアミン系、ベンゾトリアゾール系等が挙げら
れる。又、その添加量は受容層を構成する樹脂100重
量部に対し0.05〜5重量部程度である。
【0031】本発明において 熱転写シートとの間で剥
離性を向上せしめるために受容層形成用組成物中に離型
剤を含有せしめることができる。離型剤としてはポリエ
チレンワックス、アミドワックス、テフロンパウダー等
の固形ワックス類、弗素系、燐酸エステル系の界面活性
剤、シリコーンオイル等が挙げられるがシリコーンオイ
ルが好ましい。
【0032】上記シリコーンオイルとしては油状のもの
も用いることができるが、硬化型のものが好ましい。硬
化型のシリコーンオイルとしては、反応硬化型、光硬化
型、触媒硬化型等が挙げられるが、反応硬化型のシリコ
ーンオイルが特に好ましい。反応硬化型シリコーンオイ
ルとしては、アミノ変性シリコーンオイルとエポキシ変
性シリコーンオイルとを反応硬化させたものが好まし
い。これら硬化型シリコーンオイルの添加量は受容層を
構成する樹脂100重量部に対し0.5〜30重量部が
好ましい。
【0033】又、受容層の表面の一部又は全部に上記離
型剤を適当な溶媒に溶解或いは分散させて塗布した後、
乾燥させる等によって離型剤層を設けることもできる。
離型剤層を構成する離型剤としては前記したアミノ変性
シリコーンオイルとエポキシ変性シリコーンオイルとの
反応硬化物が特に好ましい。離型剤層の厚さは0.01
〜5μm、特に0.05〜2μmが好ましい。離型剤層
は受容層の表面の一部に設けても、或いは全面に設けて
も良いが受容層表面の一部に設けた場合、離型剤層の設
けられていない部分にはドットインパクト記録、感熱溶
融転写記録や鉛筆等による記録を行うことができ、離型
剤層の設けられた部分に昇華転写記録を行い、離型剤層
の設けられていない部分に他の記録方式による記録を行
う等、昇華転写記録方式と他の記録方式とを併せて行う
ことができる。
【0034】本発明はシート状基材上に受容層形成用組
成物を塗工したものを乾燥工程に送り受容層を形成する
が、この乾燥工程において、受容層中の溶剤の重量が受
容層形成樹脂の重量の1%以下となるように溶剤を除去
する。
【0035】乾燥方法として、工業的には、通常の印刷
機、コーター等に付属する乾燥機により第1段階の乾燥
を行い受容層中の溶剤重量が5〜10%程度になるまで
乾燥させた後、第2段階の乾燥を行って溶剤重量を1%
以下にする。
【0036】第1段階の乾燥方法として、例えば120
℃に温度設定された所定長さの乾燥フード中を所定速度
で通過させることにより行うことができる。
【0037】第2段階の乾燥方法としては例えば、60
℃の雰囲気中に10日以上、或いは100℃の雰囲気中
に10分以上、或いは120℃の雰囲気中に2分以上放
置することにより行うことができる。
【0038】又、受容層中の溶剤重量を測定する方法と
しては、受容層形成時の樹脂組成中の溶剤重量及び溶剤
可溶成分重量と乾燥後の溶剤重量及び溶剤可溶成分の重
量とを測定しておけば良い。
【0039】本発明方法により製造される被熱転写シー
トの基本的な構造は図1に示される通りである。同図に
示されるように、被熱転写シート1はシート状基材2の
表面に受容層3を形成してなるものである。
【0040】本発明方法により被熱転写シートを製造す
るに当たり図2に示すようにシート状基材2と受容層3
との間に中間層4を設けることも可能であり、該中間層
4を設けることにより画像形成時の表面の断熱性やクッ
ション性を向上させることができる。中間層4は構成す
る材質によりクッション性層、多孔層のいずれかであ
り、或いは場合により接着材の役目を兼ねている。
【0041】クッション性層はJIS−K−6301に
規定される100%モジュラスが100kg/cm2
下である樹脂を主とするものであり、ここで前記100
%モジュラスが100kg/cm2 を越えると、剛性が
高すぎるためにこのような樹脂を用いて中間層を形成し
ても熱転写シートと被熱転写層の印字の際の充分な密着
性は保たれない。又、前記100%モジュラスの下限は
実際上、0.5kg/cm2 程度である。
【0042】上記の条件に合致する樹脂としては次のよ
うなものが挙げられる。
【0043】ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リブタジエン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリアミド樹脂、ロジン変成フェノール樹
脂、テルペンフェノール樹脂、エチレン/酢酸ビニル共
重合体樹脂。
【0044】上記の樹脂は、1種もしくは2種以上混合
して使用することができるが、上記の樹脂は比較的、粘
着性を有しているので、加工中に支障があるときは無機
質の添加剤、例えば、シリカ、アルミナ、クレー、炭酸
カルシウム等、或いはステアリン酸アミド等のアミド系
物質を添加してもよい。
【0045】クッション性層は上記したような樹脂を必
要に応じて他の添加剤と共に溶剤、希釈剤等と混練して
塗料もしくはインキとし、公知の塗布方法もしくは印刷
方法により塗膜として乾燥させることにより形成でき、
その厚みは0.5〜50μm、より好ましくは2〜20
μm程度である。厚みが0.5μmでは設けたシート状
基材の表面の粗さを吸収しきれず、従って効果がなく、
逆に50μmを越えると、効果の向上が見られないばか
りか、受容層部が厚くなりすぎて突出し、巻き取った
り、重ねたりする際の支障となるし、又、経済的でな
い。
【0046】このような中間層を形成すると熱転写シー
トと被熱転写シートとの密着性が向上するのは、中間層
自体が剛性が低いために印字の際の圧力により変形する
ためと考えられるが、更に、前記したような樹脂は通常
ガラス転移点や軟化点が低く、印字の際に与えられる熱
エネルギーにより、常温におけるよりも更に剛性が低下
して変形し易くなることも寄与しているものと推定され
る。
【0047】多孔層は、ポリウレタン等の合成樹脂エ
マルジョン、メチルメタクリレート−ブタジエン系等の
合成ゴムラテックスを機械的撹拌により気泡させた液を
基材上に塗布し、乾燥させた層、上記合成樹脂エマル
ジョン、上記合成ゴムラテックスに発泡剤を混合させた
液を基材上に塗布し、乾燥させた層、塩ビプラスチゾ
ル、ポリウレタン等の合成樹脂、又はスチレン−ブタジ
エン系等の合成ゴムに発泡剤を混合した液を基材上に塗
布し加熱することにより発泡させた層、熱可塑性樹脂
又は合成ゴムを有機溶媒に溶解した溶液と、該有機溶媒
に比べて蒸発しにくく該有機溶媒に対し相溶性を有し且
つ熱可塑性樹脂又は合成ゴムに対して溶解性を有しない
非溶媒(水を主成分とするものも含む)との混合液を、
基材上に塗布し、乾燥させることによりミクロ状に凝集
した膜を形成してなるミクロポーラス層等が用いられ
る。上記〜の層は気泡の大きさが大きいため、該層
上に受容層の形成用溶液を塗布し乾燥させた場合、乾燥
させて形成された受容層の表面に凹凸が生じる虞があ
る。そのため上記凹凸が小さくまた均一性の高い画像を
転写せしめることが可能な受容層の表面を得るために
は、多孔層として、上記のミクロポーラス層を設ける
ことが好ましい。
【0048】上記ミクロポーラス層の形成に当たって用
いられる熱可塑性樹脂としては、飽和ポリエステル、ポ
リウレタン、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、セルロ
ースアセテートプロピオネート等が挙げられ、また同様
に用いられる上記合成ゴムとしては、スチレン−ブタジ
エン系、イソプレン系、ウレタン系等が挙げられる。ま
た該ミクロポーラス層の形成に当たって用いられる有機
溶媒及び非溶媒としては種々のものが可能であるが、通
常、有機溶媒としてメチルエチルケトン、アルコール等
の親水性溶媒が用いられ、また、非溶媒として水が用い
られる。
【0049】本発明における多孔層の厚みは、3μm以
上のものが好ましく、特に5〜20μm厚のものが好ま
しい。多孔層の厚みが3μm未満のものは、クッション
性、断熱性の効果が発揮されない。
【0050】本発明はシート状基材の裏面に滑性層を設
けることもできる。被熱転写シートは積み重ねて1枚ず
つ送り出して転写を行う場合があり、この場合滑性層を
設けるとシート同志の滑りが円滑となり、一枚ずつ正確
に送り出すことができる。滑性層の材質としてはメチル
メタクリレート等のメタクリレート樹脂若しくは対応す
るアクリレート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
等のビニル系樹脂等が挙げられる。
【0051】本発明により製造される被熱転写シートに
帯電防止剤を含有せしめることもできる。帯電防止剤を
含有せしめることにより、シート同志の滑りをより円滑
にすることができると共に、被熱転写シートのほこりの
付着を防止する効果がある。帯電防止剤はシート状基
材、受容層或いは滑性層中に含有せしめてもよいし、或
いは帯電防止剤層としてシート状基材裏面等に設けるこ
とができるが、該基材裏面に帯電防止剤層として設ける
ことが好ましい。
【0052】本発明は被熱転写シートを製造するに当た
り、該シートに検知マークを設けることも可能である。
検知マークは熱転写シートと被熱転写シートとの位置決
めを行う際等に極めて便利であり、例えば、光電管検知
装置により検知しうる検知マークをシート状基材裏面等
に印刷等により設けることができる。
【0053】尚、本発明により製造される被熱転写シー
トにおいて中間層等を設けた場合、これらに含まれる溶
剤の量が問題となるが、印字後の画像のボケに関しては
受容層中の溶剤量にのみ左右されるため問題は無い。し
かしながら、臭いの点では中間層等に多量の溶剤が含有
されていると問題となるが、上記したと同様に中間層等
も含めて被熱転写シートを本発明方法による乾燥条件に
て乾燥させれば中間層等に含有される溶剤の量も受容層
同様に極めて少なくなるため臭気の問題も解消される。
【0054】上記の如く本発明方法により製造される被
熱転写シートは熱転写シートの色材層と被熱転写シート
の受容層とが接触するように熱転写シートと重ね合わ
せ、熱転写シートの支持材側よりサールマヘッド等によ
り加熱した後、転写シートを剥離することにより色材層
中の昇華性染料が被熱転写シートの受容層に転写され、
被熱転写シートに画像情報に応じた画像が記録される。
【0055】本発明方法により製造される被熱転写シー
トは1)簡易IDカードの顔写真の形成、2)名刺の顔
写真の形成、3)テレフォンカード上への絵付け、4)
プレミアム、5)葉書、6)窓用広告、7)電飾看板、
8)各種装飾品、9)荷札、10)商品説明用ラベル、1
1)文房具用ラベル、12)オーディオカセットやビデオ
カセット用のインデックス等に適用できる。
【0056】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。 実施例1〜2、比較例1〜2 支持体として片面にコロナ処理を施した厚み9μmのP
ETフィルム(東洋紡製:S−PET)に、下記組成の
熱転写層用インキ組成物をワイヤーバーコーティングに
より乾燥時の塗布重量が1.0g/m2 となる様に塗
布、乾燥し、背面にシリコーンオイル(信越シリコーン
製:X−41・4003A)をスポイトにて一滴たらし
た後全面に広げ背面処理を施し、熱転写シートとした。
【0057】熱転写層用インキ組成物 分散染料 4重量部 (日本化薬製:カヤセットブルー714) ポリビニルブチラール 4.3 重量部 (積水化学製:S−LEC BX−1) トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 イソブタノール 10重量部
【0058】ここでポリビニルブチラール(BX−1)
は、分子量が約10万、Tgが83℃、ビニルアルコー
ル部の重量%が約20%である。得られた熱転写層は透
明であり、顕微鏡で観察しても何等粒子は認められなか
った(倍率400倍)。
【0059】次に、基材として150μm厚の合成紙
(王子油化製:YUPO−FPG150)を用い、下記
組成の受容層用インキ組成物をロールコーティングを用
いて、乾燥時の厚みが9.3g/m2 となるように塗布
して同じ塗布シートを4種類用意した。第1段階の乾燥
は、塗布シートを120℃、20m長の乾燥フード中を
50m/minの速度で通過させて行った。しかして受
容層を形成してなる被熱転写シートが得られた。第2段
階後の各被熱転写シートの受容層中の受容層形成樹脂重
量に対する溶剤重量は各々8.2%であった。次に表1
に示す第2段階乾燥条件にて各被熱転写シートの第2段
階の乾燥を行った。第2段階乾燥後の各シートの受容層
中の受容層形成樹脂重量に対する溶剤重量は表1に示
す。
【0060】受容層用インキ組成物 バイロン103 8重量部 (ポリエステル樹脂:東洋紡製) エルバロイ741 2重量部 (EVA 系高分子可塑剤:三井ポリケミカル製) アミノ変性シリコーン 0.125 重量部 (KF−393:信越シリコーン製) エポキシ変性シリコーン 0.125 重量部 (X−22−343:信越シリコーン製) トルエン 70重量部 メチルエチルケトン 10重量部 シクロヘキサノン 20重量部
【0061】上記の様にして得られた熱転写シートと、
各被熱転写シートとを熱転写層と受容層が接するように
重ねて熱転写シートの支持体側からサールマヘッドによ
り、サーマルヘッドの出力:1W/1ドット、パルス
巾:0.3〜4.5msec、ドット密度:3ドット/
mmの条件で記録を行った結果、表1に示す印字濃度が
得られた。
【0062】又、印字後の各被熱転写シートのうち実施
例1、2のものは臭気を感じなかったが、比較例1、2
のものは溶剤特有の臭気を感じた。又、各被熱転写シー
トの保存性を調べた結果を表1に併せて示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】本発明はシート状基材上に受容層形成用
組成物を塗工し、乾燥して受容層を形成して受容層を形
成するに当り、該乾燥行程において、受容層中の溶剤の
重量が受容層形成樹脂の重量の1%以下となるように溶
剤を除去するものであるから、受容層中の残存溶剤量が
極めて少ない被熱転写シートを製造することができる。
【0065】しかして本発明方法により製造される被熱
転写シートは受容層の残存溶剤量が極めて少ないため、
印字後の経時的な画像ボケが生じる虞がなく、極めて鮮
明な画像を長期間維持できるものである。
【0066】また該シートは残存溶剤による臭気の発生
という不具合もないことから、印字により画像の形成さ
れたシートを食品包装用に用いてもなんら支障がなく、
当該用途において顕著な効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造される被熱転写シートの
縦断面図である。
【図2】本発明方法により製造される被熱転写シートの
他の構成例における縦断面図である。
【符号の説明】
1 被熱転写シート 2 シート状基材 3 受容層 4 中間層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱により溶融もしくは昇華して移行する
    染料を含有する染料層を有する熱転写シートと組合せて
    使用される被熱転写シートの製造方法において、シート
    状基材上に、受容層形成樹脂を溶剤に溶解或いは分散さ
    せてなる受容層形成用組成物を塗工し、乾燥して受容層
    を形成し、且つこの乾燥工程において受容層中の溶剤の
    重量が受容層形成樹脂の重量の1%以下となるように溶
    剤を除去することを特徴とする被熱転写シートの製造方
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