JPH06198503A - 輪軸を切削加工する方法及びこの方法を実施する装置 - Google Patents

輪軸を切削加工する方法及びこの方法を実施する装置

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JPH06198503A
JPH06198503A JP5286814A JP28681493A JPH06198503A JP H06198503 A JPH06198503 A JP H06198503A JP 5286814 A JP5286814 A JP 5286814A JP 28681493 A JP28681493 A JP 28681493A JP H06198503 A JPH06198503 A JP H06198503A
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friction roller
flange
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Herbert Feldewert
ヘルベルト・フエルデヴエルト
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Wilhelm Hegenscheidt GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B5/00Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor
    • B23B5/28Turning-machines or devices specially adapted for particular work; Accessories specially adapted therefor for turning wheels or wheel sets or cranks thereon, i.e. wheel lathes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 輪軸を切削加工するための方法において、プ
ロフィルエラーの発生、削り屑の押し込み、ガタガタ音
の発生および摩擦ローラの滑り落ちを防止することであ
る。 【構成】 輪軸1はセンタリング手段に支持され、少な
くとも1個の摩擦ローラ8,8′,9,9′,10,1
1によって駆動およびまたは支持されている。摩擦ロー
ラは輪軸の少なくとも一方の車輪16,17の外周面に
当接力でもって当てられ、当接力を受けてその都度の接
触面の半径方向の位置変化に追随可能である。輪軸車軸
66はの回転中心14に対して同心的に位置する外周面
79は切削加工によって少なくとも一つのフランジ4
0,41の先端部に形成され、その後の切削加工の間、
輪軸1はがこの同心的な外周面79のところで駆動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪軸がセンタリング手
段に支持され、輪軸の少なくとも一方の車輪の外周面に
当接力でもって当てられかつ当接力を受けてその都度の
接触面の半径方向の位置変化に追随可能である少なくと
も1個の摩擦ローラによって、輪軸が駆動およびまたは
支持される、車輪が踏面と、丸い先端部を有するフラン
ジとを備えている輪軸を切削加工するための方法、並び
にこの方法を実施するための機械に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法はドイツ連邦共和国特許出
願公開第3931747号明細書とドイツ連邦共和国特
許第3809250号明細書によって知られている。削
正するために、輪軸はその車輪の踏面に当てられる摩擦
ローラによって駆動される。この摩擦ローラは踏面の半
径方向の位置変化に追随することができる。削正の際、
加工材料は摩擦ローラの下で移行領域まで旋削される。
更に切削加工する際に、既に削正された踏面の部分が摩
擦ローラに当接するので、更に駆動可能である。加工さ
れていない車輪外周面から既に削正された車輪外周面へ
の摩擦ローラのこの移行は知られており、ドイツ連邦共
和国特許第4001793号の図3,4,6,8,1
0,12とそれに対応する明細書部分から推察可能であ
る。この方法により、中断しないで切削を行うことがで
きる。しかし、この方法の適用時に、旋削片がこのよう
な摩擦ローラによって既に削正された車輪の表面に押し
込まれ、そこに許容されないマーキングを生じることが
判った。更に、未加工の車輪外周面から既に削正された
車輪外周面への摩擦ローラの移行の間、摩擦ローラによ
って、軸方向の力が所属の車輪、ひいては輪軸に作用
し、輪軸を変形する。この変形はそのとき削正される踏
面範囲のプロフィルエラーを生じる。更に、特に車輪外
周面の未加工部分から既に削正された車輪外周面部分へ
の移行相の間、摩擦ローラはそのときの切削深さに応じ
て不所望な状態で通り抜け得る。これは、旋削工具と摩
擦ローラの損傷を生じることになり、既に削正されたプ
ロフィル部分に、許容されないマーキングを残す。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第1286371号
明細書とドイツ連邦共和国特許出願公告第112478
2号明細書により、輪軸が摩擦ローラによって車輪で支
持および駆動される装置が知られている。この摩擦ロー
ラは踏面加工の間フランジのところで駆動し、そして次
のフランジ加工の際に踏面のところで駆動するために位
置を移動する。この場合、輪軸は摩擦ローラに心なしに
支承され、ローラ自体は加工位置に固定配置されてい
る。踏面駆動の際に、削り屑が押し込まれる危険があ
る。踏面の削正時に輪軸が摩擦ローラによってフランジ
のところで駆動されるので、フランジを潤滑して走行す
る車両の輪軸の場合には、フランジに付着したグリース
層のために、切削時に摩擦ローラが滑り抜けることにな
る。それによって、機械の出力が低下し、更に回転工具
と摩擦ローラが損傷する。更に、プロフィルの既に削正
された部分に許容されないマーキングが発生する。更
に、フランジのところで輪軸を駆動する場合には削正時
に、フランジの先端部の回転偏倚または形状誤差によっ
てガタガタ音が生じる。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3102
091号明細書によって、輪軸の車輪を削正する方法お
よび装置が知られている。この場合、輪軸は摩擦ローラ
によって駆動される。この摩擦ローラは当接力の下で輪
軸の車輪に当接し、当接力の下でそのときの接触面の半
径方向位置変化に追随する。フライス工具によって行わ
れる削正の前に、フランジ先端部は少なくとも一部が円
筒形に旋削される。しかし、この円筒形旋削は、輪軸の
車輪を測定し、測定データから必要な工具の半径方向送
りを決めるために行われる。
【0005】更に、ドイツ連邦共和国特許出願公告第1
815689号明細書により、分解できない鉄道車両に
おける輪軸の輪鉄プロフィルを測定するための方法と装
置が知られている。この方法では、測定の前にフランジ
の先端部を円筒形旋削する際に、同様に輪軸が当接力の
下で移動可能な摩擦ローラによって駆動される。円筒形
に旋削されたフランジの先端部は続いて、輪軸の測定の
ために役立つ。
【0006】輪軸の車輪を削正するための他の方法がド
イツ連邦共和国第2036093号明細書によって知ら
れている。輪軸は削正時に心なしに軸承され、ローラ自
体は加工位置に固定配置されている。この方法では、フ
ランジ先端部が平らにかつ輪軸車軸に対して同心的に圧
延され、その後の削正時に踏面が摩擦ローラのための駆
動面としての働きをする。充分に広い駆動面を生じるた
めに、機械を強く負荷する大きな圧延力が必要である。
更に、グリースをつけたフランジの場合には、グリース
が平らに圧延された外周面に残り、平らに圧延するとき
および後で踏面を削正するときに摩擦ローラが滑ること
になる。輪軸が踏面のところで駆動されると、削り屑を
押し込む危険がある。
【0007】ドイツ連邦共和国特許出願公告第1285
839号明細書により、床下輪軸旋盤が知られている。
この旋盤によって輪軸が心なしに収容され、踏面の削正
時にフランジ外周面のところで摩擦ローラによって駆動
される。この摩擦ローラは当接力の下でその都度の接触
面の半径方向位置変化に追随することができる。フラン
ジの削正時に、摩擦ローラは旋削された踏面のところで
輪軸を駆動し、そして旋削屑が既に削正された踏面に押
し込まれる危険がある。フランジ外周面上で駆動する際
に、フランジ先端部が潤滑されるかまたは他の方法で汚
れるときに、摩擦ローラが滑り落ちる危険がある。
【0008】更に、ドイツ連邦共和国特許第32159
39号明細書により、摩擦ローラによって伝達可能な摩
擦力を高める方法が知られている。この方法では、削正
の前または削正中に、摩擦力伝達のために設けられた表
面範囲が摩擦力を低下させるライニングによって清掃さ
れる。摩擦ローラによる駆動を行う、輪軸の車輪の清掃
された外周面によって、大きな切削能力が可能になるこ
とが判った。しかし、踏面での駆動の際に、削り屑が押
し込まれる危険がある。
【0009】実用新案登録第9109904号明細書
は、センタリング手段に装着され、車輪の外周面に当て
られた摩擦ローラによって駆動される輪軸を切削加工す
るための機械を開示している。摩擦ローラは当接力の下
でその時々の接触面の半径方向の位置変化に追随可能で
あり、かつ削正時に駆動される。しかし、フランジが汚
れているときに、所望の切削能力が達成されず、そして
切削時にフランジ先端部の形状誤差によってガタガタ音
が発生するという欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、 − 削り屑の押し込み、 − 移行範囲における摩擦ローラの軸方向送りによるプ
ロフィルエラーの発生および移行範囲における摩擦ロー
ラの滑り落ち、 − フランジ先端部で駆動する際のグリース汚れによる
摩擦ローラの滑り落ち、 − フランジ先端部で駆動する際のフランジ先端部の形
状エラーによるガタガタ音発生および最終の削正時のフ
ランジ先端部の大きすぎる切削深さ が回避される方法を提供することである。
【0011】更に、本発明の根底をなす課題は本発明に
よる方法を実施するための機械を提供することである。
以下、“摩擦ローラ”の概念は輪軸の車輪を駆動するロ
ーラと輪軸の車輪を支持するローラを意味する。
【0012】
【課題を解決するための手段】方法の場合、この課題
は、冒頭に述べた種類の方法から出発して、輪軸車軸の
回転中心に対して同心的に位置する外周面が切削加工に
よって少なくとも一つのフランジの先端部に形成され、
その後の切削加工の間、輪軸がこの同心的な外周面のと
ころで駆動されることによって解決される。
【0013】大きく摩耗した車輪の場合には、特にフラ
ンジ喉部と外側のフランジ側面の範囲においてプロフィ
ルが損耗しているので、削正によって作られる目標プロ
フィルは、半径方向内方へ充分に移動しなければならな
い。これにより、フランジの範囲において非常に大きな
切削深さが生じる。この切削深さは1回の切削による削
正時に邪魔になる。フランジ先端部が最終削正の前に予
備旋削されると、輪軸車軸の回転中心軸線に対して同心
的に回転する外周面が発生し、更にこの個所での次の切
削のための切削深さが浅くなる。
【0014】更に、フランジを予備旋削する際に、フラ
ンジ先端部からグリースが確実に除去されるので、駆動
される摩擦ローラは、非常に大きな摩擦値を有しかつ大
きな切削能力を可能にする金属の剥き出しの外周面に当
接することになる。この場合、摩擦ローラの滑り落ちの
危険が小さくなる。
【0015】フランジ先端部が輪軸の回転中心軸線に対
して同心的に予備旋削されることにより、レール上で使
用することによって生じるいびつや刻み目のような形状
エラーが除去される。それによって、削正時のガタガタ
音の発生の原因が取り除かれるので、製作された新しい
プロフィルの質が改善される。予め旋削されたフランジ
のところで駆動することにより、本来の削正である次の
切削のときに、摩耗した車輪外周面から仕上げ旋削した
車輪外周面への摩擦ローラの移動がもはや不要である。
従って、仕上げ削正された踏面への削り屑の押し込みの
ような欠点や、加工していない車輪外周面部分から仕上
げ削正した車輪外周面部分への摩擦ローラの移動によっ
て発生するプロフィルエラーが、もはや発生しない。更
に、技術水準において踏面に当てられる摩擦ローラから
輪軸に加えられる不所望な軸方向力はもはや発生しな
い。
【0016】方法の実施形では、フランジ先端部を切削
するために輪軸がその少なくとも一方の車輪の踏面のと
ころで駆動される。輪軸が踏面のところで駆動される
と、駆動のために、簡単に成形したローラだけしか必要
とせず、次にローラを同心的に旋削したフランジの外周
面に当接するために、輪軸を短い摺動距離だけローラと
相対的に進ませるだけでよい。摩擦ローラの滑り落ちを
引き起こすグリースや他の汚れが、外周部旋削(予備旋
削)時に確実に取り除かれるので、フランジのところで
の駆動のために剥き出しの金属表面が供される。
【0017】方法の他の実施形では、フランジ先端部の
同心的な外周面が円筒状に形成される。摩擦ローラのた
めの車輪における接触面の形が円筒径であることによ
り、簡単に成形した摩擦ローラだけしか必要としない。
この摩擦ローラは低コストで製作可能であり、同時に車
輪上で最適な線状当接を生じる。それによって、摩擦ロ
ーラによる接触面の押圧が弱められる。摩擦ローラは同
一直径の円筒状外周面を備えていてもよい。しかし、異
なる直径の二つの円筒状外周面によって摩擦ローラを形
成することが有利である。なぜなら、フランジのところ
での駆動のための外周面と、踏面のところでの駆動のた
めの外周面を設けることができ、外周面の汚れが摩擦ロ
ーラの他の外周面に移動しにくいからである。しかし、
汚れを一つのローラ区間に制限するために、摩擦ローラ
の例えば円筒状の区間を、遮断部としての半径方向の溝
によって互いに分離することもできる。それによって、
汚れの拡がりが防止される。
【0018】当然、新しいプロフィルの形にフランジ先
端部を予備旋削することができる。当接のためにこのよ
うにして予備旋削されたフランジに設けられた摩擦ロー
ラ区間は、できるだけ充分な線状接触を得るために、丸
くなった外周面に適合可能である。
【0019】前記課題は装置的には、輪軸の少なくとも
一つの車輪の外周面に当てることができる少なくとも1
個の摩擦ローラと、加工工具を取付けて動かすための少
なくとも一つの工具支持体とを具備し、当てることがで
きる摩擦ローラがその都度の接触面の少なくとも半径方
向の位置変化に追随できるよう当接力の下でも移動可能
である、センタリング手段に支持された少なくとも1個
の輪軸を切削加工する機械から出発して、、少なくとも
1個のフランジの先端部に当てるための、駆動される少
なくとも1個の摩擦ローラが設けられていることによっ
て解決される。
【0020】この手段により、削正時のフランジでの駆
動あるいはフランジの予備旋削時の踏面での駆動が可能
になる。更に、外側の輪鉄端面から出発して内側のフラ
ンジ側面まで1回の切削で削正を行うことができる。な
ぜなら、フランジ先端部の予備旋削によって、あるいは
輪軸の回転軸線に対してフランジ外周面を同心的に旋削
することにより、この個所での切削深さが浅くなり、駆
動される摩擦ローラを越えて切削することができ、プロ
フィルエラーを生じないからである。
【0021】本発明の他の実施形では、摩擦ローラが軸
方向に摺動可能にかつ固定可能に設けられている。この
ような機械構造は、輪軸がその軸受箱で取付けられ、輪
軸の摺動が簡単な手段によって可能であるときに有利で
ある。踏面での当接がフランジ外周面で可能になるよう
に、摩擦ローラは摺動可能でなければならない。
【0022】本発明の他の実施形では、摩擦ローラがロ
ーラ支持体と共に、軸方向に摺動可能で固定可能なキャ
リッジ上に設けられている。この実施形は特に、輪軸を
車両に組み込んで加工し、組み込まれた輪軸の軸方向の
摺動が不可能である床下輪軸旋盤の場合に有利である。
しかし、この実施形は床下輪軸旋盤に制限されない。
【0023】本発明による機械の他の実施形では、セン
タリング手段が同じ方向にかつ同期して軸方向摺動可能
および固定可能に形成され、フランジまたは踏面を摩擦
ローラに選択的に当接させることができるよう摺動が行
われる。センタリング手段に支持された輪軸のこのよう
な軸方向摺動は簡単な手段によって行うことができる。
センタリング手段がほとんどセンタスリーブに保持され
たセンタであり、センタスリーブがモータまたは液圧で
摺動可能であるので、センタスリーブを適当に制御する
ことにより、支持した輪軸と共にセンタスリーブの同一
方向の軸方向同期摺動が困難なく達成される。この種の
センタスリーブはそれ自体公知であり、従ってこれ以上
説明しない。
【0024】摩擦ローラは、機械中心と輪軸中心が一致
しているときに、一方または両方の車輪のフランジ外周
面に作用し得るように配置されている。摩擦ローラは機
械中心からの輪軸の軸方向摺動の後で、輪軸の一方の車
輪の踏面で輪軸を駆動し得るような、輪軸に対する位置
を有する。輪軸がこの偏心した状態で駆動され、両車輪
のフランジ先端部が加工されると、輪軸車軸の回転中心
軸線に対して同心的に回転する外周面が形成される。輪
軸はこの旋削工程の後で再び機械中央に戻され、摩擦ロ
ーラは作成区間のためのフランジの新しく旋削された外
周面のところで駆動可能である。
【0025】摩擦ローラは全体を円筒形に形成してもよ
いし、並置された異なる直径の二つの円筒区間を備えて
いてもよい。しかし、円錐形または各々一つの円筒形区
間と円錐形区間を備えていてもよい。
【0026】駆動される摩擦ローラから輪軸の車輪への
力の伝達を改善するために、駆動される摩擦ローラの外
周面は摩擦を大きくするライニングを備えていてもよ
い。これにより、車輪に対する摩擦ローラの当接力が低
減され、輪軸の負荷が小さくなり、切削時に充分な切削
深さが達成される。
【0027】
【実施例】添付の図に基づいて本発明を詳しく説明す
る。図1,2において、輪軸1はセンタ2,3によって
センタリングされて示してある。このセンタはそれぞれ
センタスリーブ4,5に収容されている。センタスリー
ブはセンタスリーブ受け6,7内に摺動可能に設けられ
ている。摩擦ローラ8,8′,9,9′,10,11は
まだ車輪22,23の外周面12,13に当てられてお
らず、車輪の輪郭(プロフィル)は加工されていない。
センタスリーブ受け6,7はケーシングとして形成さ
れ、門形のスタンド80に固定されている。センタスリ
ーブ受けはこのスタンドと共に一つのユニットを形成し
てもよい。
【0028】支持体18,19はそれぞれ駆動装置3
3,34によって駆動される摩擦ローラ10,11を支
持している。対向支持体20,21はそれぞれ2個の摩
擦ローラ、すなわち摩擦ローラ8,8′,9,9′を支
持している。図においてはこの摩擦ローラのうちの1個
だけしか見えない。支持体18,19と対向支持体2
0,21はそれぞれその外側端部に、各々1個の揺動個
所24,25,26,27を備え、所属のピストンシリ
ンダユニット28,29,30,31によってこの揺動
個所を中心に揺動させられ、それによって輪軸の車輪に
接触したり、この車輪から再び離れることができる。こ
のピストンシリンダユニットは、支持体と対向支持体に
よって支持された摩擦ローラが車輪22,23上での当
接力を受けてその都度接触面の半径方向位置変化に追随
できるように、形成および制御されている。
【0029】削正の前および削正中に、車軸66の回転
軸線14と同心的に回転するフランジの40,41の外
周面79のところで輪軸1を駆動できるようにするため
に、輪軸1は図1に示すように、センタ2,3でセンタ
リングされ、摺動距離32だけ矢印15の方へ軸方向摺
動させられ、それによって輪軸中心37は摺動距離32
だけ機械の中心38から離れた位置にあり、摩擦ローラ
8,8′,10を車輪22の踏面16に当てることがで
きる。
【0030】この軸方向摺動はここでは例えばセンタ
4,5内に収容されたピストンシリンダユニット35,
36によって行われる。このピストンシリンダ装置はそ
れに所属する液圧装置を含んでおり、この液圧装置は図
示されておらず、ここで説明もしない。この種のセンタ
制御装置自体は公知であり、従ってこれ以上詳しく説明
する必要はない。
【0031】輪軸が前記のように中心からずれた位置に
ある状態で、摩擦ローラ8,8′,10は輪軸1の車輪
22の踏面16に当てられ、輪軸1を駆動する。そし
て、車輪22,23の各々のフランジ40,41の外周
部を旋削する(予備旋削)。一方、摩擦ローラ9,
9′,11は当てられない。輪軸が中心を外れた位置に
あるときに少なくとも一つの車輪の加工を可能にするよ
うな軸方向摺動距離を有する工具支持体39,39′
は、図示していない、この加工のために必要な旋削工具
を持っている。フランジ40,41のところで形成され
た外周面79は車軸66の回転軸線14と同心的に回転
する。この外周面79は円筒形に旋削可能であるが、フ
ランジの新しい先端部の前述のプロフィル形状を有して
いてもよい。車輪と摩擦ローラの接触面で線形の当接が
生じるように、摩擦ローラの一部を形成するだけでよ
い。この摩擦ローラは輪軸の削正の際に、この新しいフ
ランジ外周面のところで駆動される。
【0032】フランジ40,41の外周部が旋削された
後で、輪軸1が機械の中心38の方へ再び軸方向に摺動
されて戻され、そして摩擦ローラ8,8′;9,9′;
10,11が車輪22,23のフランジ40,41の同
心的に回転する外周面に当てられ、削正のために輪軸1
が駆動される。この削正はそれぞれ外側の輪鉄端面7
1,72から始まって、踏面16,17とフランジ4
0,41を越えてフランジの内側側面73,74まで一
気に行われる。輪軸が機械内で軸方向中央の位置にある
場合にも、摩擦ローラが支持体18,19および対向支
持体20,21内で機械中心38に対してまたは支持体
や対向支持体に対して摺動可能であるときには、フラン
ジ40,41と車輪22,23の踏面16,17に対し
て摩擦ローラ8,8′;9,9′;10,11を当てる
ことができる。
【0033】図3,4には、摩擦ローラ駆動装置を備え
た輪軸旋盤が示してある。輪軸1は旋盤の軸受箱42,
43において各々1個の押え44,45と各々1本の支
柱46,47によって受け止められてセンタリングされ
ている。この支柱は旋盤スタンド58,58によって支
持されている。摩擦ローラ56,56′;57,57′
を備えたローラ支持体はヒンジ60,61で軸承されて
いる。このヒンジは水平方向に移動可能なキャリッジ5
0,51上にあり、矢印52,53方向への各ローラ支
持体48,49の垂直な揺動運動を可能にする。軸承部
はここでは簡略化して示してあり、例えばドイツ連邦共
和国特許第2937751号によるローラ支持体軸承部
に一致している。各ローラ支持体48,49は2個の摩
擦ローラを支持している。この摩擦ローラのうち1個だ
けが見え、少なくとも1個が駆動可能である。垂直方向
に揺動可能であるローラ支持体48,49はそれぞれピ
ストンシリンダユニット54,55によって支持されて
いる。このピストンシリンダユニットの支持は、摩擦ロ
ーラが輪軸の車輪の当接力を受けてその時々の接触面の
少なくとも半径方向の位置変化に追随できるように、行
われかつ制御される。キャリッジ50,51は水平方向
におよび輪軸の車軸66の回転中心軸線14に対して平
行に矢印69,70に向かって摺動可能であり、かつ駆
動装置を備えた各々1個の歯車装置62,63によって
駆動される。この駆動装置は図示していない。キャリッ
ジ50,51は摩擦ローラによる輪軸1の駆動のための
位置に固定可能に形成されている。キャリッジのこの固
定は歯車装置62,63内であるいはキャリッジ50,
51のためのストッパーまたは締付け手段によって達成
可能であり、これはそれ自体公知であるので図示してい
ない。
【0034】図3において、輪軸1は上述のようにその
軸受箱42,43で受け止められ、センタリングされ、
そしてこの軸受箱内で回転可能である。摩擦ローラ5
6,56′;57,57′は踏面16,17に当てら
れ、輪軸1を駆動する。摩擦ローラ56,56′;5
7,57′の駆動装置は、同様にそれ自体公知であるの
で、図示していない。
【0035】工具支持体67,68によって支持されて
動くことができる工具64,65は、フランジ40,4
1を加工し、輪軸車軸66の回転中心軸線14と同心的
に回転する外周面79を形成する。輪軸1は後続の切削
加工時にこの外周面のところで駆動される。
【0036】フランジに形成された、回転中心軸線14
と同心的に回転する外周面79は、円筒形であってもよ
い。しかし、外周面はフランジの新しい先端部の前述の
プロフィル形状を有していてもよい。この新しいフラン
ジ外周面で輪軸を駆動する摩擦ローラの区間を、車輪と
摩擦ローラの接触面に線状接触が行われるように、形成
する必要がある。フランジ40,41の先端部が加工さ
れて仕上げられると、ローラ支持体48,49はキャリ
ッジ50,51によってそれぞれ矢印69,70の方向
に内方へ摺動し、摩擦ローラ56,56′;57,5
7′がフランジ40,41の新しい外周面に当てられる
(図4)。そして、工具64,65はその都度外側の輪
鉄端面71,72から始まって踏面16,17とフラン
ジ40,41を越えて内側のフランジ側面73,74ま
で一気に削正する。
【0037】図5には、車輪の踏面16に当てられた摩
擦ローラ75が示してある。車輪のフランジ40,41
は、輪軸が図示のように駆動される間、回転中心軸線に
対して同心的に外周を旋削される。そして、他の切削加
工のために、摩擦ローラの小径部が、旋削されたフラン
ジ40,41の外周面に当てられる(図6)。ローラ区
間の間の段差部により、一方のローラ区間から他方のロ
ーラ区間への汚れ、例えばグリースの移動が阻止され
る。
【0038】図7では、輪軸の車輪が、溝78によって
外周面が互いに分離された円筒状摩擦ローラ76によ
り、踏面16のところで駆動される。車輪のフランジ4
0,41は、図示のように輪軸が駆動される間、輪軸の
回転中心軸線に対して同心的に外周面に沿って旋削され
る。そして、後続の他の切削加工のために、摩擦ローラ
76はその前に利用していないローラ区間によって、フ
ランジ40,41の旋削された外周面79に当てられる
(図8)。溝78により、汚れが一方のローラ区間から
他方のローラ区間へ移動しなくなる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明による輪軸の
切削加工方法及び装置は、削り屑の押し込み、移行範囲
における摩擦ローラの軸方向送りによるプロフィルエラ
ーの発生および移行範囲における摩擦ローラの滑り落
ち、フランジ先端部で駆動する際のグリース汚れによる
摩擦ローラの滑り落ち、フランジ先端部で駆動する際の
フランジ先端部の形状エラーによるガタガタ音発生およ
び最終の削正時のフランジ先端部の大きすぎる切削深さ
が回避されるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解した輪軸のための摩擦ローラ駆動装置を備
えた輪軸旋盤を示す図である。
【図2】分解した輪軸のための摩擦ローラ駆動装置を備
えた輪軸旋盤を示す図である。
【図3】車両に組み込まれた輪軸の削正のためのもので
あるが、分解した輪軸の削正にも使用可能である摩擦ロ
ーラ駆動装置を備えた輪軸旋盤を示す図である。
【図4】車両に組み込まれた輪軸の削正のためのもので
あるが、分解した輪軸の削正にも使用可能である摩擦ロ
ーラ駆動装置を備えた輪軸旋盤を示す図である。
【図5】車輪の外周面に当てられた、異なる二つの直径
を有する摩擦ローラを示す図である。
【図6】車輪の外周面に当てられた、異なる二つの直径
を有する摩擦ローラを示す図である。
【図7】車輪の外周面に当たられた、同じ直径の複数の
範囲を有する摩擦ローラを示す図である。
【図8】車輪の外周面に当たられた、同じ直径の複数の
範囲を有する摩擦ローラを示す図である。
【符号の説明】
1 輪軸 2 センタ 3 センタ 4 センタスリーブ 5 センタスリーブ 6 センタスリーブ受け 7 センタスリーブ受け 8,8′ 摩擦ローラ 9,9′ 摩擦ローラ 10 摩擦ローラ 11 摩擦ローラ 12 外周面 13 外周面 14 回転中心軸線 15 矢印 16 踏面 17 踏面 18 支持体 19 支持体 20 対向支持体 21 対向支持体 22 車輪 23 車輪 24 揺動個所 25 揺動個所 26 揺動個所 27 揺動個所 28 ピストンシリンダユニット 29 ピストンシリンダユニット 30 ピストンシリンダユニット 31 ピストンシリンダユニット 32 摺動距離 33 駆動装置 34 駆動装置 35 ピストンシリンダユニット 36 ピストンシリンダユニット 37 輪軸中心 38 旋盤中心 39,39′ 工具支持体 40 フランジ 41 フランジ 42 軸受箱 43 軸受箱 44 押え 45 押え 46 支柱 47 支柱 48 ローラ支持体 49 ローラ支持体 50 キャリッジ 51 キャリッジ 52 矢印 53 矢印 54 ピストンシリンダユニット 55 ピストンシリンダユニット 56,56′ 摩擦ローラ 57,57′ 摩擦ローラ 58 旋盤スタンド 59 旋盤スタンド 60 ヒンジ 61 ヒンジ 62 歯車装置 63 歯車装置 64 工具 65 工具 66 輪軸軸線 67 工具支持体 68 工具支持体 69 矢印 70 矢印 71 外側の輪鉄端面 72 外側の輪鉄端面 73 内側の輪鉄端面 74 内側の輪鉄端面 75 摩擦ローラ 76 摩擦ローラ 77 段差部 78 溝 79 円筒状外周面 80 スタンド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪が踏面と、丸い先端部を有するフラ
    ンジとを備えている輪軸を切削加工するための方法であ
    って、輪軸がセンタリング手段に支持され、輪軸の少な
    くとも一方の車輪の外周面に当接力でもって当てられか
    つ当接力を受けてその都度の接触面の半径方向の位置変
    化に追随可能である少なくとも1個の摩擦ローラによっ
    て、輪軸が駆動およびまたは支持される方法において、
    輪軸車軸(66)の回転中心(14)に対して同心的に
    位置する外周面(79)が切削加工によって少なくとも
    一つのフランジ(40,41)の先端部に形成され、そ
    の後の切削加工の間、輪軸(1)がこの同心的な外周面
    (79)のところで駆動されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 フランジ先端部の切削加工のために、輪
    軸(1)がその少なくとも一つの車輪(22,23)の
    踏面(16,17)のところで駆動されることを特徴と
    する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 フランジ先端部の同心的な外周面(7
    9)が円筒形に形成されることを特徴とする請求項1の
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つの方法を実
    施するための、センタリング手段に支持された少なくと
    も1個の輪軸を切削加工する機械であって、輪軸の少な
    くとも一つの車輪の外周面に当てることができる少なく
    とも1個の摩擦ローラと、加工工具を取付けて動かすた
    めの少なくとも一つの工具支持体とを具備し、当てるこ
    とができる摩擦ローラがその都度の接触面の少なくとも
    半径方向の位置変化に追随できるよう当接力の下でも移
    動可能である機械において、少なくとも1個のフランジ
    (40,41)の先端部に当てるための、駆動される少
    なくとも1個の摩擦ローラ(10,11;56,5
    6′;57,57′)が設けられていることを特徴とす
    る機械。
  5. 【請求項5】 摩擦ローラ(10,11;56,5
    6′;57,57′)が軸方向に摺動可能にかつ固定可
    能に設けられていることを特徴とする請求項4の機械。
  6. 【請求項6】 摩擦ローラ(56,56′;57,5
    7′)がローラ支持体(48,49)と共に、軸方向に
    摺動可能で固定可能なキャリッジ(50,51)上に設
    けられていることを特徴とする請求項5の機械。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか一つの方法を実
    施するための、センタリング手段に支持された少なくと
    も1個の輪軸を切削加工する機械であって、輪軸の少な
    くとも一つの車輪の外周面に当てることができる少なく
    とも1個の摩擦ローラと、加工工具を取付けて動かすた
    めの少なくとも一つの工具支持体とを具備し、当てるこ
    とができる摩擦ローラがその都度の接触面の少なくとも
    半径方向の位置変化に追随できるよう当接力の下でも移
    動可能である機械において、センタリング手段(2,
    4;3,5)が同じ方向にかつ同期して軸方向摺動可能
    および固定可能に形成され、フランジまたは踏面を摩擦
    ローラに選択的に当接させることができるよう摺動が行
    われることを特徴とする機械。
  8. 【請求項8】 駆動される摩擦ローラ(75)が、異な
    る直径を有する二つの円筒範囲を備えていることを特徴
    とする請求項4〜7のいずれか一つの機械。
  9. 【請求項9】 駆動される摩擦ローラ(76)が同じ直
    径を有し溝(78)によって互いに分離された二つの範
    囲を有することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一
    つの機械。
  10. 【請求項10】 駆動される摩擦ローラ(10,11;
    56,56′;57,57′;75,76)の少なくと
    も一つの範囲が、外周面に、摩擦を大きくするライニン
    グを備えていることを特徴とする請求項4〜9のいずれ
    か一つの機械。
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