JPS6119551A - 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 - Google Patents
軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置Info
- Publication number
- JPS6119551A JPS6119551A JP10019584A JP10019584A JPS6119551A JP S6119551 A JPS6119551 A JP S6119551A JP 10019584 A JP10019584 A JP 10019584A JP 10019584 A JP10019584 A JP 10019584A JP S6119551 A JPS6119551 A JP S6119551A
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- JP
- Japan
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- outer ring
- circumferential surface
- grinding
- shaft
- rolling bearing
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は−例えば圧延機のバックアップロールおよび
レベラー用1−ル等の如く、外輪外周面が直接ロールと
して代用されるころがり軸受であってしかも軸に社め込
まれて軸付きとされている軸付きころがり軸受の外輪外
周面の研削装置に関する。
レベラー用1−ル等の如く、外輪外周面が直接ロールと
して代用されるころがり軸受であってしかも軸に社め込
まれて軸付きとされている軸付きころがり軸受の外輪外
周面の研削装置に関する。
従来の技術
この種のころが)軸受は、軸からその外輪に同時に回転
力を伝達できないから、軸受外部より外 ・輪側
面にケレ等によって回転力を亨え々いかぎシ市販の研削
盤を用いて外輪の研削を行うことかできない。もし−こ
のナレ等により外輪側面から外輪に回転力を与えて外輪
の研削を行ったとしても、モーメント力により外輪が振
れ回シ、研削精度が安定しない。従って従来は、このこ
ろがり軸受をばらばらに分解し、外輪だけをとシ出して
該外輪単体として研削が行われ一外輪自体の単独精度が
確保されている。
力を伝達できないから、軸受外部より外 ・輪側
面にケレ等によって回転力を亨え々いかぎシ市販の研削
盤を用いて外輪の研削を行うことかできない。もし−こ
のナレ等により外輪側面から外輪に回転力を与えて外輪
の研削を行ったとしても、モーメント力により外輪が振
れ回シ、研削精度が安定しない。従って従来は、このこ
ろがり軸受をばらばらに分解し、外輪だけをとシ出して
該外輪単体として研削が行われ一外輪自体の単独精度が
確保されている。
一方、特開昭52−43195号に示される如く1軸付
きのtま外輪研削を行うようにしたものが提案されてい
る。
きのtま外輪研削を行うようにしたものが提案されてい
る。
発明が解決しようとする問題点
例えば圧延機用バックアップロールの場合、外輪外周面
がレニル外局面を兼ねておシ、該外周面が1圧延中にス
ケールの付着、熱および高荷重条件、摩耗、および噛み
込みキズ等により荒らされて、これが圧延製品の品質低
下につながるから−この外周面の補正研削をしばしば繰
シ返す必要があシ、このために前記の如き研削手段が行
われ、また提案されている。
がレニル外局面を兼ねておシ、該外周面が1圧延中にス
ケールの付着、熱および高荷重条件、摩耗、および噛み
込みキズ等により荒らされて、これが圧延製品の品質低
下につながるから−この外周面の補正研削をしばしば繰
シ返す必要があシ、このために前記の如き研削手段が行
われ、また提案されている。
外輪だけを取シ出して研削を行うには、匹ちいちころが
り軸受を分解しなければならないから、非常に手間がか
かシ、研削段取シ工数および加工工数の増大や、分解、
再組立ておよびこの作業時の再洗浄が必要となシ非常に
面倒になるという問題点があ〕1さらに、分解、再組立
てに当って軸や外輪の軌道面等に傷をつけることがあシ
ー軸受の早期寿命の原因や製品の品質の低下につながる
という大きな欠点を持っている。
り軸受を分解しなければならないから、非常に手間がか
かシ、研削段取シ工数および加工工数の増大や、分解、
再組立ておよびこの作業時の再洗浄が必要となシ非常に
面倒になるという問題点があ〕1さらに、分解、再組立
てに当って軸や外輪の軌道面等に傷をつけることがあシ
ー軸受の早期寿命の原因や製品の品質の低下につながる
という大きな欠点を持っている。
特開昭52−43195号のものは1軸付きころがり軸
受とされたゼンジミア圧延機のバッキングベアリング(
バックアップロール)研削装置で、軸付きのまま外輪外
周面を研削するが、平行に配置された2本の駆動ロール
上にバッキングベアリングを載置し、両駆動ロール間に
位置させたサドル脚部の回転をブレーキシューで制止し
ておりて翫駆動ロールで外輪を回転させながら外輪外周
面にその斜め上方から砥石を押しつけ研削加工を行うも
のであるが、サドル脚部の下面からバックアップロール
中心までの高さが、外−の肉厚決定の基準とされるもの
であるから、サドル脚部の下面が圧延機での使用中の摩
耗−変形により、バックアップリール全数相互間に、肉
厚不同が生ずるという問題、及びサドルのない軸受と軸
とが一体となった単品組立品である軸付きころがり軸受
に利用することが出来ないという問題がある。
受とされたゼンジミア圧延機のバッキングベアリング(
バックアップロール)研削装置で、軸付きのまま外輪外
周面を研削するが、平行に配置された2本の駆動ロール
上にバッキングベアリングを載置し、両駆動ロール間に
位置させたサドル脚部の回転をブレーキシューで制止し
ておりて翫駆動ロールで外輪を回転させながら外輪外周
面にその斜め上方から砥石を押しつけ研削加工を行うも
のであるが、サドル脚部の下面からバックアップロール
中心までの高さが、外−の肉厚決定の基準とされるもの
であるから、サドル脚部の下面が圧延機での使用中の摩
耗−変形により、バックアップリール全数相互間に、肉
厚不同が生ずるという問題、及びサドルのない軸受と軸
とが一体となった単品組立品である軸付きころがり軸受
に利用することが出来ないという問題がある。
また、バックアップロール下面を2本の平行11A動ロ
ールで支持して回転駆動し、斜め上方から単に砥石で押
しつけて研削するものであるから、この押しつけ力だけ
では、砥石が押しつけられる位置での軸受の内部スキマ
(ラジアルスキマ)全完全にゼロにすることは出来ない
ので (イ)長尺物であるバックアップロール軸の中心から、
それを支承する各駆動ロールまでの窓間距離に、モーメ
ント力や各駆動ロールの自重によるタワミ等により変化
があった場合箋ロールの円筒度がでない0 (ロ)バックアップロールをサポートする2本の駆動ロ
ール相互間の押しつけ力が均一になるよう管理すること
が困難であるため、その変化に起因して加工精度が出に
くい等の欠点力りある。
ールで支持して回転駆動し、斜め上方から単に砥石で押
しつけて研削するものであるから、この押しつけ力だけ
では、砥石が押しつけられる位置での軸受の内部スキマ
(ラジアルスキマ)全完全にゼロにすることは出来ない
ので (イ)長尺物であるバックアップロール軸の中心から、
それを支承する各駆動ロールまでの窓間距離に、モーメ
ント力や各駆動ロールの自重によるタワミ等により変化
があった場合箋ロールの円筒度がでない0 (ロ)バックアップロールをサポートする2本の駆動ロ
ール相互間の押しつけ力が均一になるよう管理すること
が困難であるため、その変化に起因して加工精度が出に
くい等の欠点力りある。
問題点を解決するための手段
本発明は1前記従来技術の問題点を解消し、外輪の円筒
度や真円度を低下させることなく、軸付きの状態で軸受
外輪の再研削加工を行い、軸受の分解−再組立作業、加
工工数等の工数を省くことを目的とする。
度や真円度を低下させることなく、軸付きの状態で軸受
外輪の再研削加工を行い、軸受の分解−再組立作業、加
工工数等の工数を省くことを目的とする。
′このため本発明では、ころがり軸受がはめ込まれた軸
を支持する支持手段と、ころが)軸受の外輪外周面に圧
接されて、該外輪を回転駆動する伝動車と\外輪外局面
の最下部より一方托偏位した位置において、前記外輪外
周面に圧接させられるプッシャーロールとを備え、伝動
車とプッシャーロールとの配置を、双方の外輪外周面へ
の圧接力の合成分力によ)、前記外輪を軸中心に向って
一方向に付勢する如くなし、該付勢方向から外輪外周面
に砥石車を接触させて1該外輪外周面を研削すべくした
軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置の構成とした
ものである。
を支持する支持手段と、ころが)軸受の外輪外周面に圧
接されて、該外輪を回転駆動する伝動車と\外輪外局面
の最下部より一方托偏位した位置において、前記外輪外
周面に圧接させられるプッシャーロールとを備え、伝動
車とプッシャーロールとの配置を、双方の外輪外周面へ
の圧接力の合成分力によ)、前記外輪を軸中心に向って
一方向に付勢する如くなし、該付勢方向から外輪外周面
に砥石車を接触させて1該外輪外周面を研削すべくした
軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置の構成とした
ものである。
作 用
この発明によれば、軸付きころがり軸受を分解すること
なく、オフラインで、そのま\の状態で外輪外周面の研
削を行うものであシーこのとき、伝動車とプッシャーロ
ールとにより、外輪を軸中心に向けて一方向に付勢し、
かつ回転駆動するから、内外輪軌道面とその間に介装す
るころ等の転動体とのラジアルスキマが、ゼロとなった
位置において、外輪外周面に砥石車を接触させることが
でき、研削基準を実費的に、ころがり軸受がはめ込まれ
た軸中心に設定して研削を行うことになる0′ 実施例 第1図と第2図は、一実施例の正面図と側面図で、第3
図が研削作用の説明図である0軸付きころがり軸受α〔
は、例えば〜図示の如く軸(1)K内輪(2)が固定さ
れ、或は軸と内輪とが一体物とされ一内輪軌道面(2a
)と外輪(3)の軌道面(3a)との間に、軸受の回転
に必要なラジアルスキマが与えられた状態で、ころ等の
転動体(4)が多数組込まれている。
なく、オフラインで、そのま\の状態で外輪外周面の研
削を行うものであシーこのとき、伝動車とプッシャーロ
ールとにより、外輪を軸中心に向けて一方向に付勢し、
かつ回転駆動するから、内外輪軌道面とその間に介装す
るころ等の転動体とのラジアルスキマが、ゼロとなった
位置において、外輪外周面に砥石車を接触させることが
でき、研削基準を実費的に、ころがり軸受がはめ込まれ
た軸中心に設定して研削を行うことになる0′ 実施例 第1図と第2図は、一実施例の正面図と側面図で、第3
図が研削作用の説明図である0軸付きころがり軸受α〔
は、例えば〜図示の如く軸(1)K内輪(2)が固定さ
れ、或は軸と内輪とが一体物とされ一内輪軌道面(2a
)と外輪(3)の軌道面(3a)との間に、軸受の回転
に必要なラジアルスキマが与えられた状態で、ころ等の
転動体(4)が多数組込まれている。
研削盤本体(ロ)上には、その両端にセンタ主軸台(2
)と心押台Q41とが、さらにセンタ主軸台(至)と心
押台04間の本体(1)上にスライドベッド(イ)がそ
れぞれ設けられ、このセンタ主軸台(2)とスライドベ
ッドυは本体(1)上をスライド可能に載設され、心押
台Q4は本体fll上に固設されている。前記センタ主
軸台(ト)と心押し台α尋との各センタ(ト)、@を、
軸付きころがり軸受QQIO軸fi1両端面に設けられ
た図示しないセンタ孔に係合して該軸(1)が水平に支
持固定される。
)と心押台Q41とが、さらにセンタ主軸台(至)と心
押台04間の本体(1)上にスライドベッド(イ)がそ
れぞれ設けられ、このセンタ主軸台(2)とスライドベ
ッドυは本体(1)上をスライド可能に載設され、心押
台Q4は本体fll上に固設されている。前記センタ主
軸台(ト)と心押し台α尋との各センタ(ト)、@を、
軸付きころがり軸受QQIO軸fi1両端面に設けられ
た図示しないセンタ孔に係合して該軸(1)が水平に支
持固定される。
外周をゴム等の弾性材で被覆された伝動車α力が外輪(
3)の外周面(3b)の最上部(U)に対し上方がら圧
接され、後述の駆動機構で駆動されて、外輪(3)を回
転させる。
3)の外周面(3b)の最上部(U)に対し上方がら圧
接され、後述の駆動機構で駆動されて、外輪(3)を回
転させる。
また外輪(3)の前面部斜め下方からは、ゴム等の弾性
材で被覆されたプッシャーロール(ト)が、外輪外周面
(3b)に圧接され、前記センタ(2)+(ト)で軸(
1)を介して支持され、伝動車αηにより回転駆動され
る外輪(3)をサポートする。尚本発明における外輪(
3)の前面部とは、外輪(3)の外周面(3b)の最上
部と最下部を通る直径線で区分される砥石車αQ側の外
輪半部をいう。
材で被覆されたプッシャーロール(ト)が、外輪外周面
(3b)に圧接され、前記センタ(2)+(ト)で軸(
1)を介して支持され、伝動車αηにより回転駆動され
る外輪(3)をサポートする。尚本発明における外輪(
3)の前面部とは、外輪(3)の外周面(3b)の最上
部と最下部を通る直径線で区分される砥石車αQ側の外
輪半部をいう。
かくて外輪(3)は、伝動車(ロ)とプッシャーロール
(至)との圧接力の合成分力で、軸+1)の中心に向っ
て一方向に付勢され、その付勢力が作用する側で、内外
輪軌道面(2a) v (3a)と転動体(4)が押し
つけられ、該各面(2a) + (3a)及び転動体(
4)との間のラジアルスキマが、ゼロの状態となる。従
って、この 1ラジアルスキマがゼロとなる
位置において、砥石車αQを外輪外周面(3b)に接触
させ所要の再研削加工を行う。
(至)との圧接力の合成分力で、軸+1)の中心に向っ
て一方向に付勢され、その付勢力が作用する側で、内外
輪軌道面(2a) v (3a)と転動体(4)が押し
つけられ、該各面(2a) + (3a)及び転動体(
4)との間のラジアルスキマが、ゼロの状態となる。従
って、この 1ラジアルスキマがゼロとなる
位置において、砥石車αQを外輪外周面(3b)に接触
させ所要の再研削加工を行う。
伝動車αηは、VプーリーH1vベル)6i◇等を介し
て無段変速電動ta@によ多回転駆動され、支点軸(イ
)に可回転に取付けられた伝動車用ブラケット(ハ)上
の軸受(2)に支持されている。支点#Iに)は、無段
変速電動機(イ)が設置された伝動車用ベース(1)の
、軸受部(財)に枢架されており、該ベース(ホ)は高
さ調節用スペーサ(2)を介してスライドベース(至)
上に固設の伝動車用フレーム縛止に固定されている。伝
動車用ベース(ハ)の上端部には、押しボルト■が螺合
され、その先端を伝動車用ブラケット(ハ)の受動面に
当接し、該ボルト員により伝動車αηの位置の調節ミお
よび圧接力の調節が行われる。
て無段変速電動ta@によ多回転駆動され、支点軸(イ
)に可回転に取付けられた伝動車用ブラケット(ハ)上
の軸受(2)に支持されている。支点#Iに)は、無段
変速電動機(イ)が設置された伝動車用ベース(1)の
、軸受部(財)に枢架されており、該ベース(ホ)は高
さ調節用スペーサ(2)を介してスライドベース(至)
上に固設の伝動車用フレーム縛止に固定されている。伝
動車用ベース(ハ)の上端部には、押しボルト■が螺合
され、その先端を伝動車用ブラケット(ハ)の受動面に
当接し、該ボルト員により伝動車αηの位置の調節ミお
よび圧接力の調節が行われる。
ブツシャ−ロール(至)は、その軸部0IJを、スライ
ドベース(6)上に設けられたブツシャ−ロール用ブラ
ケット(至)の切欠部(至)に係入し、該ブラケット(
2)に取付けられた軸受(ロ)に回転自在に支持されて
いる。ブラケット(2)と軸受(ロ)との間には、ブラ
ケット(2)に螺合する押しボルト(至)が設けられ、
該ボルト(至)により外輪外周面(3b)に対するプッ
シャーロール(至)の圧接力の調整と、該ロール(ト)
の位置の調節が行われる。
ドベース(6)上に設けられたブツシャ−ロール用ブラ
ケット(至)の切欠部(至)に係入し、該ブラケット(
2)に取付けられた軸受(ロ)に回転自在に支持されて
いる。ブラケット(2)と軸受(ロ)との間には、ブラ
ケット(2)に螺合する押しボルト(至)が設けられ、
該ボルト(至)により外輪外周面(3b)に対するプッ
シャーロール(至)の圧接力の調整と、該ロール(ト)
の位置の調節が行われる。
砥石車0嗜は、図示しない機構により研削盤本体@に支
持され、該本体(ロ)内の駆動機構によ多回転させられ
、また該本体(ロ)の操作機構(図示せず)により工作
物に向って進退させられる。
持され、該本体(ロ)内の駆動機構によ多回転させられ
、また該本体(ロ)の操作機構(図示せず)により工作
物に向って進退させられる。
スライドヘッドυは、案内部(至)により両センタαつ
、(至)の軸方向に摺動可能に研削盤本体(ロ)上に載
設され、その内部に設けられたピニオン0ηが、研側盤
本体(ロ)内のラック□□□と噛み合っている。ビニオ
ンOηは、スライドベッドυに回転自在に取付けた操作
軸−上に固設され、操作軸(至)のスライドベッド外に
露出する端部にハンドル顛が取付けられて、スライドベ
ッド(2)の摺動を行わせる。なお、研削盤本体(1)
上にスライド可能に載設されたセンタ主軸台(2)は、
図示していないが、例えばスライドベッド(2)と同様
の駆動機構で摺動させられる。
、(至)の軸方向に摺動可能に研削盤本体(ロ)上に載
設され、その内部に設けられたピニオン0ηが、研側盤
本体(ロ)内のラック□□□と噛み合っている。ビニオ
ンOηは、スライドベッドυに回転自在に取付けた操作
軸−上に固設され、操作軸(至)のスライドベッド外に
露出する端部にハンドル顛が取付けられて、スライドベ
ッド(2)の摺動を行わせる。なお、研削盤本体(1)
上にスライド可能に載設されたセンタ主軸台(2)は、
図示していないが、例えばスライドベッド(2)と同様
の駆動機構で摺動させられる。
この発明は以上のような構成であって、軸付きころがり
軸受(10の軸(1)をセンタ支持により固定し、伝動
車αηとブツシャー四−ル(至)とを適正な圧接力で外
輪外周面(3b)に押しつけ、そして外輪(3)を回転
駆動しながら研削を行うものであるが、これは、第3図
に示す如く、外輪(3)の上部においては、伝動車αη
の圧接力−と、回転力を分力とする合成力(Nが生じ、
前面下部においては、プッシャーロール(至)の圧接力
(B)が働き、そして前面からは、砥石車α傷の接触に
よる押しつけ力と、回転力を分力とする合成力(0)が
生じ、その結果、それら3つの総合威力(D)が、砥石
車αQと外輪外周面(3b)の接触点にほぼ一定方向に
作用し、被加工物であるころがり軸受の内外輪軌道面(
2a) + (3a)と転動体(4)相互間のラジアル
スキマをゼロとし、結果的に軸中心を研削基準とする高
精度の研削加工を可能とする。
軸受(10の軸(1)をセンタ支持により固定し、伝動
車αηとブツシャー四−ル(至)とを適正な圧接力で外
輪外周面(3b)に押しつけ、そして外輪(3)を回転
駆動しながら研削を行うものであるが、これは、第3図
に示す如く、外輪(3)の上部においては、伝動車αη
の圧接力−と、回転力を分力とする合成力(Nが生じ、
前面下部においては、プッシャーロール(至)の圧接力
(B)が働き、そして前面からは、砥石車α傷の接触に
よる押しつけ力と、回転力を分力とする合成力(0)が
生じ、その結果、それら3つの総合威力(D)が、砥石
車αQと外輪外周面(3b)の接触点にほぼ一定方向に
作用し、被加工物であるころがり軸受の内外輪軌道面(
2a) + (3a)と転動体(4)相互間のラジアル
スキマをゼロとし、結果的に軸中心を研削基準とする高
精度の研削加工を可能とする。
また第4図は別の実施例で、第3図の実施例で説明した
合成力(A)をより確実に発生させるため、伝動車αり
を外輪(3)の前面部側にδだけ偏位させ、外輪(3)
の外周面(3b)との接触位置を外輪外周面(3’b)
。
合成力(A)をより確実に発生させるため、伝動車αり
を外輪(3)の前面部側にδだけ偏位させ、外輪(3)
の外周面(3b)との接触位置を外輪外周面(3’b)
。
の最上部(U)よりも外輪(3)の前面部側に移動させ
たものである◎ 尚、伝動車面、プッシャーロール(至)および砥石車0
Oの配設位置は、必ずしも前記各実施例に限定されるも
のではなく、要するにプッシャーロール(至)の位置が
、外輪外周面(3b)の最下部より一方に偏位させられ
、伝動車αηとプッシャーロール(至)の双方の圧接力
の合成分力が前記外輪を軸中心に向って一方向に付勢す
る配置であればよい。
たものである◎ 尚、伝動車面、プッシャーロール(至)および砥石車0
Oの配設位置は、必ずしも前記各実施例に限定されるも
のではなく、要するにプッシャーロール(至)の位置が
、外輪外周面(3b)の最下部より一方に偏位させられ
、伝動車αηとプッシャーロール(至)の双方の圧接力
の合成分力が前記外輪を軸中心に向って一方向に付勢す
る配置であればよい。
効 果
この発明によれば、従来のように軸付きころがり軸受の
外輪の補正研削等において、該軸受の分解、再組立て等
の工数を省略することができるので、研削段取シエ数お
よび洗浄工数とともに加工工数の大幅な減少による経済
性の向上と、分解組立ての際に生ずる打痕、損傷等を皆
無として再研削前の軸受性能の維持および圧延製品の品
質向上とを達成し、また軸付きのまま、再研削加工する
に当シ、軸基準の高精度の加工と、円筒度、真円度の向
上を達成し、例えば圧延機のバックアップロールだけで
はなく、この種のいかなる形式のころがり軸受にも適応
するものである。
外輪の補正研削等において、該軸受の分解、再組立て等
の工数を省略することができるので、研削段取シエ数お
よび洗浄工数とともに加工工数の大幅な減少による経済
性の向上と、分解組立ての際に生ずる打痕、損傷等を皆
無として再研削前の軸受性能の維持および圧延製品の品
質向上とを達成し、また軸付きのまま、再研削加工する
に当シ、軸基準の高精度の加工と、円筒度、真円度の向
上を達成し、例えば圧延機のバックアップロールだけで
はなく、この種のいかなる形式のころがり軸受にも適応
するものである。
なお実施例において、スライドベッドと伝動車用ベース
との間にスペーサを設けることは、工作物のサイズの変
化に対応させることが容易であシ、また押しボルトを、
油圧シリンダの如き機器に代替えすれば、遠隔操作、自
動制御等が可能であることはいうまでもない。
との間にスペーサを設けることは、工作物のサイズの変
化に対応させることが容易であシ、また押しボルトを、
油圧シリンダの如き機器に代替えすれば、遠隔操作、自
動制御等が可能であることはいうまでもない。
第1図は実施例の正面図、第2図は側面図、第3図は作
用の説明のための要部拡大−面図、第4図は別の実例の
第3図相当図である。 (1)・・・軸、(3)・・・外輪、(3b)・・・外
輪外周面、翰・・・軸付きころがり軸受、(ロ)・・・
研削盤本体、釦・・スライドベッド、(イ)、(至)・
・・センタ、α♂・・・伝動車、(至)・・・プッシャ
ーロール、α・・・・砥石車、(2)・・・伝動車用ブ
ラケット、翰・・・伝動車用ペース、(至)、cll・
・・押しボルト、(2)・・・プッシャーロール用ブラ
ケット図面の浄?I!(内容に変更なし) 第2図 手続補正書(方式) 昭和60年 3月19日 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願第100195号2、発明の名
称 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置3、補正をす
る者 事件との関係 出願人 氏名 辻 弘 (ほか2名) 4、代理人 住 所 大阪市東区伏見町4丁目33番地芝川ビル
2階1号昭和59年10月 2 日 6、補正の対象 手続補正書 昭和60年7月75日 昭和59年特許願第100195号 2、発明の名称 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置3、補正をす
る者 事件との関係 出願人 氏 名 辻 弘 (他2名) 4、代理人 8541 住 所 大阪市東区伏見町4丁目33番地芝川ビル2階
1号 氏 名 (6047)弁理士 五歩−敬治5、復代理人
0541 k06−202−6117 、(代表)住
所 大阪市東区伏見町4丁目33番地6、補正の対象 図面 7、補正の内容 第4図を別紙の通り補正します。 8、添付書類の目録 (11委任状 1通
用の説明のための要部拡大−面図、第4図は別の実例の
第3図相当図である。 (1)・・・軸、(3)・・・外輪、(3b)・・・外
輪外周面、翰・・・軸付きころがり軸受、(ロ)・・・
研削盤本体、釦・・スライドベッド、(イ)、(至)・
・・センタ、α♂・・・伝動車、(至)・・・プッシャ
ーロール、α・・・・砥石車、(2)・・・伝動車用ブ
ラケット、翰・・・伝動車用ペース、(至)、cll・
・・押しボルト、(2)・・・プッシャーロール用ブラ
ケット図面の浄?I!(内容に変更なし) 第2図 手続補正書(方式) 昭和60年 3月19日 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願第100195号2、発明の名
称 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置3、補正をす
る者 事件との関係 出願人 氏名 辻 弘 (ほか2名) 4、代理人 住 所 大阪市東区伏見町4丁目33番地芝川ビル
2階1号昭和59年10月 2 日 6、補正の対象 手続補正書 昭和60年7月75日 昭和59年特許願第100195号 2、発明の名称 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置3、補正をす
る者 事件との関係 出願人 氏 名 辻 弘 (他2名) 4、代理人 8541 住 所 大阪市東区伏見町4丁目33番地芝川ビル2階
1号 氏 名 (6047)弁理士 五歩−敬治5、復代理人
0541 k06−202−6117 、(代表)住
所 大阪市東区伏見町4丁目33番地6、補正の対象 図面 7、補正の内容 第4図を別紙の通り補正します。 8、添付書類の目録 (11委任状 1通
Claims (6)
- (1)ころがり軸受がはめ込まれた軸を支持する支持手
段と、ころがり軸受の外輪外周面に圧接されて該外輪を
回転駆動する伝動車と、外輪外周面の最下部より一方に
偏位した位置において前記外輪外周面に圧接させられる
プッシャーロールとを備え、伝動車とプッシャーロール
との配置を、双方の外輪外周面への圧接力の合成分力に
より前記外輪を軸中心に向って一方向に付勢する如くな
し、該付勢方向から外輪外周面に砥石車を接触させて該
外輪外周面を研削すべくした軸付きころがり軸受の外輪
外周面研削装置 - (2)前記支持手段が、軸のセンタ孔に係合して該軸を
固定するセンタ支持装置である特許請求の範囲(1)記
載の軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 - (3)前記伝動車が、外輪の上方から外輪外周面に転接
すべく配置され、プッシャーロールが、外輪の前面斜め
下方から外輪の前面下部に転接すべく配置され、砥石車
が、外輪の前面部に接触するように配置された特許請求
の範囲(1)又は(2)記載の軸付きころがり軸受の外
輪外周面研削装置 - (4)前記伝動車が、外輪の上方から外輪外周面の最上
部に転接すべく配置された特許請求の範囲(3)記載の
軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 - (5)前記伝動車が、外輪の上方から外輪外周面の最上
部より外輪の前面部側で転接すべく配置された特許請求
の範囲(3)記載の軸付きころがり軸受の外輪外周面研
削装置 - (6)前記伝動車の位置の調節が可能とされた特許請求
の範囲(1)から(5)までのいずれか1つに記載の軸
付きころがり軸受の外輪外周面研削装置(7)前記プッ
シャーロールの位置の調節が可能とされた特許請求の範
囲(1)から(6)までのいずれか1つに記載の軸付き
ころがり軸受の外輪外周面研削装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019584A JPS6119551A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10019584A JPS6119551A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119551A true JPS6119551A (ja) | 1986-01-28 |
JPH0367827B2 JPH0367827B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=14267519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10019584A Granted JPS6119551A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 軸付きころがり軸受の外輪外周面研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119551A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0250770A2 (de) * | 1986-07-01 | 1988-01-07 | J.M. Voith GmbH | Verfahren zum Aussenrundschleifen von Walzen |
JPH03502334A (ja) * | 1988-11-21 | 1991-05-30 | アモコ コーポレーション | 粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートの精製方法 |
US6427823B1 (en) | 1999-04-15 | 2002-08-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Conveyor device |
JP2007184250A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-07-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグの製造方法 |
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CN110405554A (zh) * | 2019-08-19 | 2019-11-05 | 浙江依蕾毛纺织有限公司 | 一种细纱机皮辊高效打磨装置 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP10019584A patent/JPS6119551A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0367827B2 (ja) | 1991-10-24 |
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