JPH03502334A - 粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートの精製方法 - Google Patents

粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートの精製方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称  粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートの精製方法 「発明の分野] 本発明は、一般に、粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートの精製方法に関す る。更に詳しくは、シアル六ルナフタリン又はその部分酸化誘導体を溶媒中で液 相酸化して得られるナフタリンジカルボン酸がち製造される粗ジメチルナフタリ ンジカーボネートを製造する方法に関する。
!従来の技術〕 ポリエチレンナフタレートから作った繊維及びフィルムは、ポリエチレンテレフ タレートから作った繊維とフィルムに較べ゛ζ改善された強度と熱的性質を持ち 、タイヤコード、磁気テープの裏地及びホントフィルコンテナー (hot−f ill cOntainer)のような用途に特に有用である。ポリエチレンナ フタレートの製造の際、モノマーとしてナフタリンジカルボン酸、特に2.6− ナフタリンジカルボン酸が用いられる。このナフタリンジカルボン酸は、典型的 には、ジアルキルナフタリン、特に2,6−ジアルキルナフタリンの触媒液相酸 化によって製造される。
ナフタリンジカルボン酸中に不純物が存在すれば、ナフタリンジカルボン酸自身 を含むどんな配合物の、又、ナフタリンジカルボン酸がら作られるどんな重合体 の物理的もしくは化学的性質又は性能特性にも、明らかに重大な悪影響を及ぼす 、加うるに、ナフタリンジカルボン酸中の不純物は、ナフタリンジカルボン酸が 供される重合の工程に悪影響を及ぼすことがある。ジアルキルナフタリン又はそ の部分酸化誘導体の触媒液相酸化で形成されるナフタリンジカルボン酸中のその ような不純物は、しばしば有機の不純物又は酸化工程で形成される副生物及び酸 化の工程で用いられる触媒の金属成分又はそれから形成され無機の不純物である 。
従って、ナフタリンジカルボン酸からそのような不純物を除くことが非常に望ま しい、しかし、ポリアルキル芳香族炭化水素の触媒液相酸化によって形成される 芳香族ポリカルボン酸から有機及び無機の不純物を除くことは、−aに非常に難 がしい、そして、どんな不純物除去技術が用いられるかは不純物を除去すべき芳 香族ポリカルボン酸にもよるし、それを作るときの酸化条件や用いられる触媒に もよる。
特に、ナフタリンジカルボン酸は、多数の溶媒に対する低い溶解性の故に、精製 が蕗しい、ナフタリンジカルボン酸の精製法として既知の最良の方法はメチルエ ステルを形成することである。しがしメチルエステルを形成するだけでは充分に 純粋なモノマーはできない、従って、このメチルエステル自体を更に精製しなけ ればならないが、この精製は時間を消費するものであり、相当複雑な反応ステッ プを含みうる。
[発明の課Uコ 従って、本発明の一般的な目的は、ジアルキルナフタリン又はその部分酸化誘導 体の、溶媒中での酸素含有ガスによるそして臭素含有成分とコバルト含有成分又 はマンガン含有成分のうちの少なくとも一成分とを含む酸化触媒の存在下での液 相酸化によって作られるナフタリンジカルボン酸から製造される粗ジメチルナフ タリンジカルボキシレートを精製する従来法の上記問題点を克服する改良された 方法を提供することである。
更に詳しくは、本発明の目的は、ジアルキルナフタリン又はその部分酸化誘導体 の上記液相酸化によって作られるナフタリンジカルボン酸から製造される粗ジメ チルナフタリンジカルボキシレートを精製する早くて簡単な方法であり、有機及 び無機の不純物の含量の少ないジメチルナフタリンカルボキシレート精製品を与 える方法を提供することである。
本発明の他の目的及び利点は以下に述べる詳細な説明と特許請求の範囲から明ら かになるであろう。
[発明の概要] これらの目的は、ジメチルナフタリンジカルボキシレート 但し前記メチルナフタリンカルボキシレートの製造方法は、ジアルキルナフタリ ンであって、その各々のアルキル基は同じであっても異なっていてもよく、メチ ル基、エチル基もしくはプロピル基であるもの、又はその部分的酸化誘導体を、 酸素含有ガスを用いて溶媒中で液相で高められた温度及び圧力の下でそして臭素 含有成分とコバルト含有成分又はマンガン含有成分のうち少なくとも一種とを含 む酸化触媒の存在下に酸化して租ナフタリンジカルボン酸を形成し、得られた粗 ナフタリンジカルボン酸を、メタノールでエステル化触媒の存在下に高められた 温度及び圧力の下でエステル化して粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートを 形成することを含むものである。
前記改良は得られた粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートを次のステップで 精製することを含む:(a)前記粗カルボキシレートを、該カルボキシレート1 重量部あたり約0.25〜約5重量部の標準沸点が175°C未満のアルキル化 された又はハロゲン化された芳香族炭化水素で洗浄して、少なくとも残溜メタノ ールと着色不純物の実質的部分を除去し、その際所望により該ジカーボネート1 重量部あたり約0.001〜約0.1重量部のアルカリ金属又はアルカリ土類金 属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩を加えること、 (b)この洗浄されたジカルボキシレートを、該ジカルボキシレート1重量部あ たり約2〜約10重量部の標準沸点が175℃未満のアルキル化された又はハロ ゲン化されな芳香族炭化水素と組み合わせ、その際所望により該ジカルボキシレ ート1重量部あたり約o、ooi〜約0.1重量部の上述の塩基を加えること、 fc)得られた組み合わせを約65〜約115℃で該ジカルボキシレート1重量 部あたり約0.02〜約0.3重量部の水と混合し、その際所望により該ジカル ボキシレート1重量部あたり約0.001〜約0.1重量部の上述の塩基を加え ること、 fd)得られた液体混合物を約100〜約140℃に加熱して、水を留去すると 共に実質的にすべてのジカルボキシレートをステップ(b)で組み合わされたア ルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素に溶解すること、(e)得 られた水のないアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素の溶液に 、前記ジカルボキシレート1重量部あたり約0.001〜約0.02重量部の4 個までの炭素原子を含むアルカリアルコキサイドを導入すること、If)得られ た混合物から、約120〜約150℃で固体を除去すること、 (g)この固体のない溶液を、撹拌しながら約0〜約50℃に冷却することによ り前記ジカルボキシレートを晶出さること、そして (h)生じた精製されたジメチルナフタリンジカルボキシレートの結晶を前記液 体のアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素から分離すること。
アルキル置換基の炭素原数が1〜3であるどんなジアルキルナフタリンも又はそ の部分酸化誘導体も、本発明方法の酸化ステップで主原料として用いるのに適し ている。適当な部分酸化誘導体は、フォルミルメチルナフタリン、アセチルメチ ルナフタリン、カルボキシメチルナフタリン、シフオルミルナフタリン、ジアセ チルナフタリン及びジカルボキシナフタリンを含む、好ましくは、酸化しうる置 換基はナフタリンリングの2,6−位に存在する。好ましくは、前記アルキル基 はメチル基であり、更に好ましくは、前記主原料はジメチルナフタリンである。
最も好ましくは、前記主原料は2,6−ジメチルナフタリンである。
本発明方法の酸化ステップで用いられる適当な溶媒は、安息香酸;酢酸、プロピ オン酸、n−酪酸、イソ酪酸、n−吉草酸、トリメチル酢酸及びカプロン酸のよ うな炭素原子数2〜6の脂肪族モノカルボン酸:及び水;並びにそれらの混合物 である。好ましくは、前記溶媒は、酢酸及び水の混合物であり、そのうぢでより 好ましいのは1〜20重量%の水を含み、酸化反応器に導入される。非常に発熱 性の液相酸化において発生される熱は、少なくとも部分的に酸化反応器中の溶媒 の蒸発によって消散されるので、溶媒の一部は酸化反応器から蒸気として抜き出 され、次いで凝縮され反応器ヘリサイクルされる。
加うるに、溶媒の一部は、酸化反応器から液体とじて生成物流出液中に抜き出さ れる。生成物流出液から粗ナフタリンジカルボン酸を分離した後、生じた生成物 流出液中の母液(溶媒)の少なくとも一部は、一般に酸化反応器ヘリサイクルさ れる。
本発明方法の酸化ステップにおいて用いられる酸素分子源の酸素分子含量は、空 気のそれから酸素ガスのそれ迄変わりうる。暴鳴気の形成を避けるために、反応 器は供給される酸素含有ガスは、0.5〜8容量%の酸素(無溶媒基準で測定し て)を含有する排出ガス−蒸気混合物を与えるべきである0例えば、酸素含有ガ スの供給速度をメチル基1モルあたり1.5〜2.8モルの酸素を供給するに充 分なものとすれば、コンデンサー中のガス−蒸気混合物において酸素濃度が前述 の0.5〜8容量%(無溶媒基準で測定して)となるであろう。
本発明方法酸化ステップで用いられる触媒は、臭素含有成分とコバルト含有成分 及びマンガン含有成分のうち少なくとも1つとを含む。そしてそれらに加うるに 当技術分野において既知の促進剤を含みうる。好ましくは、この触媒は、コバル ト含有成分、マンガン含有成分及び臭素含有成分を含む、液相酸化における、ジ アルキルナフタリン又はその部分的酸化誘導体に対する触媒のコバルト含有成分 中のコバルト(元素のコバルトとして計算して)の量比は、ジアルキルナフタリ ン又はその部分的酸化誘導体1グラムモルあたりコバルト約0.1〜約10ミリ グラム原子(1ga)である、液相酸化における、触媒のコバルト含有成分中の コバルト(元素のコバルトとして計算して)に対する触媒のマンガン含有成分中 のマンガンの量比は、コバルト1ミリグラム原子あたりマンガン約0.1〜約1 0ミリグラム原子である。液相酸化における、触媒のコバルト含有成分及びマン ガン含有成分中のコバルトとマンガンの合計(元素のコバルト及び元素のマンガ ンとして計算して)に対する触媒の臭素含有成分中の臭素(元素の臭素として計 算して)の量比は、コバルト及びマンガンの合計1ミリグラム原子あたり臭素量 0.1〜約1.5ミリグラム原子である。
コバルト含有成分及びマンガン含有成分は、反応器中の溶媒の中で溶解状態のコ バルト、マンガン及び臭素を与える既知のイオン型又は結合型のいずれででも準 備されうる。例えば、溶媒が酢酸媒体であれば、コバルト及び/スはマンガンの 炭酸塩、酢酸四水塩、及び/又は臭化物を用いることかできる。適当な臭素源を 用いればコバルトとマンガンの合計量に対する臭素量をミリグラム原子比にして 0.1:1.O〜1.5  : 1.0とすることができる。そのような臭素源 として、例えば臭素分子(Br2)、イオン性臭化物(例えば、HBr 、Na Br、にBr 、NH4Br等)又は酸化の運転温度において臭化物イオンを与 えることが知られている有機臭化物(例えば、ブロムベンゼン、臭化ベンジル、 モノ−及びジ−ブロム酢酸、臭化プロムアセチル、テトラブロムエタン、臭化エ チレン等)がある、コバルト及びマンガンに対する原子状臭素のミリグラム原子 比が0.1:1.0〜1.5:1.0を満足しているか否かを決定するのに、分 子性臭素及びイオン性臭素中の全臭素が用いられる。酸化運転条件の下で有機臭 化物から放出された臭素イオンは、既知の分析手段で容易に定量することができ る0例えば、テトラブロムエタンは170〜225℃の運転温度においてその1 グラムモルあたり約3有効ダラム原子の臭素を生じることが見出されている。
運転中には、酸化反応器中の最低圧力は、ジアルキルナフタリン又はその部分酸 化誘導体及び溶媒の少なくとも70%を実質的に液相に維持する圧力である。蒸 発したために液相に存在しないジアルキルナフタリン又はその部分酸化誘導体及 び溶媒は酸化反応器から蒸気−ガス混合物として除かれ、凝縮され、次いで酸化 反応器へ戻される。溶媒が酢酸−水混合物であるときは、酸化反応器中の適当な 反応ゲージ圧は、約0〜約35kz / cm’であり、典型的には約10〜約 30kz/■2である。酸化反応器の中の温度範囲は、一般に約120℃、好ま しくは約150°Cから約240℃、好ましくは約230℃までである。溶媒の 、酸化反応器中の滞留時間は、一般に約20〜約150分であり、好ましくは約 30〜約120分である。
本発明方法の酸化はバッチ式、連続式又は半連続式で行ないうる。′バッチ式で は、ジアルキルナフタリン又はその部分酸化誘導体、溶媒及び触媒成分を始めに バッチ式に反応器へ入れ、反応器内容物の温度及び圧力を反応開始のための所望 の温度に上げる。′ti化反応の開始後−例えば、すべてのジアルキルナフタリ ン又はその部分酸化誘導体を反応器に完全に入れた後、反応器内容物の温度を上 げる。
連続式では、ジアルキルナフタリンもしくはその部分酸化誘導体、空気、溶媒、 及び触媒の各々を連続的に反応器に導入し、溶媒に溶解されたナフタリンジカル ボン酸及び触媒成分を含む生成物流出物を反応器から抜き出す、半連続式では、 溶媒と触媒を始めに反応器へ導入し、次いでジアルキルナフタリン又はその部分 酸化誘導体及び空気を連続的に反応器へ導入する。
その後、連続式における生成物流又はバッチ式もしくは半連続式における反応器 内容物を、少なくとも1段階で、本質的にすべてのナフタリンジカルボン酸が溶 媒中で晶出するような少なくとも1つの晶出8中で、約80〜約105℃に冷却 する。晶出に引続いて、生成した母液中のナフタリンジカルボン酸のスラリーを 、約80〜105℃で、典型的には遠心分離によって、分離する。一般に、この 分離は最終晶出湯度と本質的に同じ温度で行なわれる。
得られた分離された粗ナフタリンジカルボン酸を、高められな温度及び圧力の下 でエステル化触媒の存在下にメタノールでエステル化することにより、そのジメ チルエステルに変換する。どのような便利な、伝統的なそのようなエステル化工 程も用いることができる。前記エステル化触媒として、硫酸、P−トルエンスル ホン酸、メタンスルホン酸、チタンアルコキシド、亜鉛、酸化亜鉛、三酸化モリ ブデン、又は有機錫化合物が適当である。典型的にはナフタリンジカルボン酸、 メタノール及び80〜85重量%硫酸水溶液を重量比1:8:0.1で混合し、 攪拌しながら120℃に加熱しこの温度に約6時間保つ、それからこの混合物を 20℃と65℃の間の温度に冷却しジメチルナフタリンジカルボキシレートを晶 出させ、生じた粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートを、母液から、例えば 遠心分離によって分離する。硫酸を除くためにメタノール洗浄を用いてもよい、 連続的エステル化、晶出及び真空−過も用いることができる。
得られた粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートを、次いで本発明方法の改良 に従って精製する。第一にステップ[a)において、前記狽ジカルボキシレート を、該カルボキシレート1重量部あたり約0.25好ましくは約0.5重量部か ら約5好ましくは約3重量部までの範囲のある重量部の、キシレン、トルエン、 プソイドクメン、エチルベンゼン又はクロロベンゼンのような、標準沸点が17 5°C未満の適当なアルキル化された又はハロゲン化されな芳香族炭化水素で洗 浄して、残留メタノール及び着色不純物の少なくとも実質的部分を除く、所望に よりアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩もまた 、このステップで、該ジカーボネート1重量部あたり約o、ooi好ましくは約 0.005重量部から約0,1好ましくは約0.06重量部までの範囲のある重 量部で加える。一般には前記塩基はカルシウム、バリウム、カリウム、ナトリウ ム又はリチウムの水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩である。
ステップ(b)において、得られた洗浄されたジカルボキシレートを、該ジカル ボキシレート1重量部あたり約2好ましくは約3重量部から約10好ましくは約 7重量部の範囲のある重量部のアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭 化水素と組み合わせる。この組み合わせは約65°C好ましくは約75℃から約 115℃好ましくは約105℃の範囲のある温度で行なう、この条件下では前記 ジカルボキシレートは一般に完全には溶解しない、これに代えて、前記組合わせ を約116℃好ましくは約120°Cから約140℃好ましくは約130℃まで の範囲のある温度に加熱し次いで約65℃好ましくは約75℃から約115℃好 ましくは約105℃までの範囲のある温度に冷却することによって、前記ジカル ボキシレートを前記アルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素に溶 解してもよい、所望により前記ジカルボキシシー81重量部島なり約0.001 好ましくは約0.005重量部から約0.1好ましくは約0.06重量部の範囲 のある重量割合の、アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩又は 重炭酸塩を含む塩基もまたこのステップで加える。典型的にはこの塩基はカルシ ウム、バリウム、カリウム、ナトリウム又はリチウムの水酸化物、炭酸塩又は重 炭酸塩である。
ステップ(C)において、得られた組合わせをジカルボキシレート1重量部あた り約0.02好ましくは約0.04重量部から約0.3好ましくは約0.2重量 部までの範囲のある重量割合の水を約65℃好ましくは約75°Cから約115 ℃好ましくは約105℃までの範囲のある温度で水と混合する。
好ましくはこの混合は約0.1〜約4時間の間行なう。所望によりこのステップ で前記ジカルボキシレ−1・1重量部あたり約o、ooi好ましくは約0.00 5重量部から約0.1好ましくは約0.06重量部の範囲のある重量割合のアル カリ金属もしくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩もしくは重炭酸塩を含む 塩基もまた加える。典型的には前記塩基はカルシウム、バリウム、カリウム、ナ トリウム又はリチウムの水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩である。
ステップ(a) 、(b)及び(C)のうちの少なくとも1つにおいて、上述の 塩基を好ましくは個体で又は水に溶解して又はその両者として加える。ステップ (a) 、(b)及びfc)を連結してそこで加えられる塩基の合計量は前記ジ カーボネート1重量部あたり約0.001好ましくは約0、005重量部から約 0.1好ましくは約0.06重量部の範囲にある。好ましくは塩基、より好まし くはすべての塩基がステップfb)で加えられる。
ステップfd)において、得られた液体混合物を、約100℃好ましくは約11 0℃から約140°C好ましくは約130℃の範囲のある温度に加熱して水を留 去すると共に前記ジカルボキシレートを前記アルキル化された又はハロゲン化さ れた芳香族炭化水素に完全に溶解する。
ステップ(e)において、得られた水のないアルキル化された又はハロゲン化さ れた芳香族炭化水素の溶液に該溶液中の前記ジカルボキシレート1重量部あたり 約0.001好ましくは約0.002から約0.02好ましくは約0.01重量 部までの範囲のある重量部の4個までの炭素原子を含むアルカリアルコキサイド を導入する。好ましくは前記アルコキサイドはメタノールに溶解し7て添加する 。もしメタノールのフラッシング(flashing>が望ましくないのなら、 メタノール溶液は、メタノールのフラッシングが起こらない温度、圧力又はそれ らの両者の条件の下で導入する0例えば、前記水のないアルキル化された又はハ ロゲン化された芳香族炭化水素の溶液を約20℃好ましくは約60℃から約80 ℃好ましくは約70’Cまでの範囲のある温度に冷却してもよいし、前記メタノ ール溶液を、比較的高い温度においてであるが、アルキル化されたもしくはハロ ゲン化された芳香族炭化水素の溶液の液面下に又は約1もしくは約2気圧(絶対 圧)から約10好ましくは約5気圧(絶対圧)までの範囲内のある圧力の下に、 導入する。
ステップff)において、得られた液体混合物を約120℃好ましくは約125 ℃から約iso”c好ましくは約145℃までの範囲内のある温度に加熱してメ タノールを留去すると共に、この温度で、例えば濾過によって、固体を除く。好 ましくはセライト(Celite)  (商標)のような濾過助剤をそのような 濾過に用いる0例えばフィルターをフィルター助剤で予備コートしてもよい。
ステップ(g)において、得られた固体のない溶液を約0℃好ましくは約10℃ から約50゛C好ましくは約40℃までの範囲のある温度に、撹拌しながら冷却 して、生じた精製されたジカルボキシレートを晶出させる。この晶出物を、次に 、ステップfh)において分離し、例えば濾過又は遠心分離によって回収する。
本発明方法のある好ましい具体例では、ステップ(f)の前に前記ジカルボキシ レート1重量部あたり約0.005好ましくは約0.01重量部から約0.05 好ましくは約0.04重量部の範囲のある重量割合の活性炭をジカルボキシレー トと混合し、ステv (f)で液体から活性炭を除く、更に好ましくは活性炭処 理はステップ(b)の後に行なう。
本発明方法の更に好ましいある具体例では、ステップ(h)で得られる精製され たジカルボキシレートを、メタノール又は上述のアルキル化されたもしくはハロ ゲン化された芳香族炭化水素例えばキシレン、トルエン、プソイドクメン、エチ ルベンゼン又はクロロベンゼンで洗浄する。
最後に、回収され所望により洗浄された精製されたジメチルナフタリンジカルボ キシレートを乾燥して全ての液体を除く。
本発明は次の実施例により、よりはっきりと理解出来る。
例  1 100gの固体及び84.4gの液体(主にメタノール)を含む粗ジメチルナフ タリンジカルボキシレートをキシレン200gで5分間でスラリー化し、そして 濾過した。生じたケーキをキシレン50gで洗浄した。
この洗浄されたケーキ、400gのキシレン、4gの水酸化カルシウムをヒータ ー、撹拌器、コンデンサー及び熱電対を備えたフラスコに入れ、90℃に加熱し た615gの冷い水を入れて前記混合物の温度を85℃に低下させ、85℃で1 時間混合物を撹拌した。この混合物を加熱して水をキシレンとの共沸混合物とし て留去した。温度が120℃になったとき0.5gのナトリウムメトキシドを4 .5gのメタノールに溶かした溶液を注射器で液面下に注入した。生じた混合物 を130℃に加熱してメタノールを留去した。
3gのナラチャ−(Nuchar)  (商標) SN活性炭と7gのセライト ハイフo −(Celite Hyflo)  (商標)フィルター助剤を液体 に加え、得られた混合物を140℃に加熱しセライト(商@)で予備コートされ た予め加熱されたフィルターを通して一過しP液を得る。このフィルターを2回 、各々50gの沸mキシレンで洗浄した。始めの洗浄P液を上述の一過と一緒に し、後の洗浄炉液は別に取っておいた。
上述の一緒にした炉液を攪拌しながら室温にまで冷却して、ジカルボキシレート を晶出させた。生じた結晶を濾過により分離し、回収した。
得られたフィルターケーキを始めに上述の別にとっておいたr液で洗浄し次いで 50gの新しいキシレンで洗浄した。この湿潤ケーキ110℃、0.33気圧で 16時間乾燥した。 85.4gの乾燥精製ジメチルナフタリンジカルボキシレ ートを回収した。
例1及び例2〜5で採られた反応条件及びこれらの例で生じさせた精製ジカルボ キシレートの性質のいくつかを、表1に要約する。
表1において、YIEは、黄色度指数を表わし、ジメチルナフタリンジカルボキ シレートのクロロフォルム溶液の黄色度の尺度であり、^STH法E−313r インデシスオフ ホワイトネス アンド イエローネス オフ ニヤーホワイト 、オベイク マテリアルズ」 (“Ind 1ces0f Whiteness  and YellOwness of Near−W旧te、 0paque HaterialS”)に基づ(、YIEはB(黄色の反射又は透過)値及びG (緑色の反射又は透過)値に関連する。パーセントで表わされたB値及びG値に よって、YIEは次式で計算される。
’/IE =100  (1−B/G )ガードナーXL−835三刺激値測色 計を用いて測定を行な実施例1のジメチルエステル製品の色は格別によい。
例  2 ナトリウムメトキサイド処理をしなかった他は例1と同じ装置、工程及び条件で 処理を行なった。従ってこの例は比較例である0例2の製品の色は例1の製品の 色に較べて大いに濃くなっている。
例  3 50gの固体と42.2gの液体を含む粗ジメチルナフタリンジカルボキシレー トを125gのキシレンに入れてスラリーにし、そして濾過した。得られた湿潤 ケーキ、250gのキシレン及び1.5gの水酸化カルシウムを11の樹脂製釜 に入れた。混合物を120℃に加熱してジカルボキシレートを溶解し、次いで8 5℃に冷却した。6gの水を加え、得られた混合物を85℃で30分撹拌した0 次いでこの混合物を45分かけて 130℃に加熱して水を留去し、その後60 °Cに冷却した。この温度で、0.25gのナトリウムメトキシドを0.75  gのメタノールに溶かした溶液を、液面上に注いで加えた0次に得られた混合物 を130℃に加熱してメタノールを留去しフィルター助剤で予備コートされた予 め加熱されたフィルターを通して濾過した。このフィルターを50r@eのキシ レンで130℃で洗浄した。−緒にした全P液を撹拌しながら室温まで冷却する ことにより精製されたジメチルナフタリンジカルボキシレートを晶出させた。得 られた湿潤ケーキを100 gのキシレンに入れて再びスラリーとし一過し乾燥 して43.3gの乾燥精製ジメチル・ナフタリンジカルボキシレートを得た。得 られた製品の色は非常に良かった。
例  4 精製したジメチルナフタリンジカルボキシレート生成品を再スラリー化しなかっ た他は、例3と同じ装置、工程及び条件で処理を行なった。得られた製品の色は 例3の製品の色よりやや悪かったが、2つの製品の酸価及び曇り価特性は本質的 に同じであった。
例  5 粗ジカルボキシレートのキシレン中での洗浄をしなかった他は例4と同じ装置、 工程及び条件で処理を行なった。従って本例5は比較例である。この製品の色特 性は金側で得られた製品の中で最も悪かった。
上に述べたことから本発明の目的は達せられたことは明らかである。ある種の具 体例しか述べなかったが、代わりの具体例や様々の具体例は、上の記述から当業 者にとって明らかであろうし、それらは本発明と均等であるか本発明思想の範囲 内である。
本発明を記載したが、請求の範囲は次の通りである。
国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジアルキルナフタリンであって、その各々のアルキル基は、同じであって も異なっていてもよく、メチル基、エチル基もしくはプロピル基であるもの、又 はその部分的酸化誘導体を、酸素含有ガスを用いて溶媒中で液相で高められた温 度及び圧力で、そして臭素含有成分とコバルト含有成分又はマンガン含有成分の うち少なくとも一種とを含む酸化触媒の存在下に酸化して粗ナフタリンジカルボ ン酸を形成し、得られた粗ナフタリンジカルボン酸を、メタノールでエステル化 触媒の存在下に高められた温度及び圧力の下でエステル化して粗ナフタリンジカ ルボキシレートを形成することを含むジメチルナフタリンジカルボキシレートの 製造方法において、得られた粗ジメチルナフタリンジカルボキシレートを次のス テップで精製することを特徴とする前記製造方法: (a)前記粗カルボキシレートを、該カルボキシレート1重量部あたり0.25 〜5重量部の標準沸点が175℃未満のアルキル化された又はハロゲン化された 芳香族炭化水素で洗浄して、少なくとも残溜メタノールと着色不純物の実質的部 分を除去し、その際所望により該ジカーボネート1重量部あたり0.001〜0 .1重量部のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩又は重炭酸 塩を加えること、 (b)この洗浄されたジカルボキシレートを、該ジカルボキシレート1重量部あ たり2〜10重量部の標準沸点が175℃未満のアルキル化された又はハロゲン 化された芳香族炭化水素と組み合わせ、その際所望により該ジカルボキシレート 1重量部あたり0.001〜0.1重量部の上述の塩基を加えること、 (c)得られた組み合わせを65〜115℃で該ジカルボキシレート1重量部あ たり0.02〜0.3重量部の水と混合し、その際所望により該ジカルボキシレ ート1重量部あたり約0.001〜約0.1重量部の上述の塩基を加えること、 ここで、前記ステップ(a)、(b)及び(c)のうちの少なくとも1つにおい て、前記ジカルボキシレート1重量部あたり合計で0.001〜0.1重量部の 前記塩基を添加すること、 (d)得られた液体混合物を100〜140℃に加熱して、水を留去すると共に 実質的にすべてのジカルボキシレートをステップ(b)で組合わされたアルキル 化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素に溶解すること、(e)得られた 水のないアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素の溶液に、前記 ジカルボキシレート1重量部あたり約0.001〜約0.02重量部の4個まで の炭素原子を含むアルカリアルコキサイドを導入すること、 (f)得られた混合物から、約120〜約150℃で固体を除去すること、 (g)この固体のない溶液を、撹拌しながら約0〜約50℃に冷却することによ り前記ジカルボキシレートを晶出さること、そして (h)生じた精製されたジメチルナフタリンジカルボキシレートの結晶を前記液 体のアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素から分離すること。
  2. (2)請求項(1)において、ステップ(f)の前に、ジカルボキシレート1重 量部あたり0.005〜0.05重量部の活性炭を該ジカルボキシレートに混合 することを特徴とする前記方法。
  3. (3)請求項(1)において、ステップ(h)で得られた精製されたナフタリン ジカルボキシレートをメタノール又は標準沸点が175℃未満のアルキル化され た又はハロゲン化された芳香族炭化水素で洗浄することを特徴とする前記方法。
  4. (4)請求項(1)においてステップ(h)で得られた又はステップ(h)の後 の洗浄により得られた精製されたジメチルナフタリンジカルボキシレートを乾燥 することを特徴とする前記方法。
  5. (5)請求項(1)において、ステップ(a)、(b)又はその両者で用いられ るアルキル化された又はハロゲン化された芳香族炭化水素がキシレン、クロロベ ンゼン、エチルベンゼン、トルエン又はプソイドクメンである前記方法。
  6. (6)請求項(1)において、ステップ(a)で用いられるアルキル化された又 はハロゲン化された芳香族炭化水素の量が、前記ジカルボキシレート1重量部あ たり0.5〜3重量部であることを特徴とする前記方法。
  7. (7)請求項(1)において、ステップ(b)で用いられるアルキル化された又 はハロゲン化された芳香族炭化水素の量が、前記ジカルボキシレート1重量部あ たり3〜7重量部であることを特徴とする前記方法。
  8. (8)請求項(1)において、ステップ(b)において、前記ジカルボキシレー トと前記芳香族炭化水素が65〜115℃で組み合わせられることを特徴とする 前記方法。
  9. (9)請求項(1)において、ステップ(b)において、前記ジカルボキシレー トと前記芳香族炭化水素が116〜140℃で組み合わされ、その後65〜11 5℃に冷却されることを特徴とする前記方法。
  10. (10)請求項(1)において、ステップ(c)において、前記ジカルボキシレ ート1重量部あたり0.04〜0.2重量部の水が混合されることを特徴とする 前記方法。
  11. (11)請求項(1)において、ステップ(c)において、前記混合が75〜1 05℃で行なわれることを特徴とする前記方法。
  12. (12)請求項(1)において、ステップ(a)、(b)及び(c)で用いられ る塩基の合計量が、前記ジカルボキシレート1重量部あたり、0.005〜0. 06重量部であることを特徴とする前記方法。
  13. (13)請求項(1)において、ステップ(a)、(b)及び(c)において用 いられる塩基がカルシウム、バリウム、ナトリウム、カリウム又はリチウムの水 酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩であることを特徴とする前記方法。
  14. (14)請求項(1)において、前記塩基がステップ(b)で加えられることを 特徴とする前記方法。
  15. (15)請求項(1)において、ステップ(d)において、前記混合物を110 〜130℃に加熱することを特徴とする前記方法。
  16. (16)請求項(1)において、ステップ(e)において、前記アルカリアルコ キサイドが、前記ジカルボキシレート1重量部あたり0.002〜0.01重量 部導入されることを特徴とする前記方法。
  17. (17)請求項(1)において、ステップ(e)で導入されるアルカリアルコキ サイドがナトリウムメトキシドであることを特徴とする前記方法。
  18. (18)請求項(1)において、ステップ(e)において、前記アルカリアルコ キサイドがメタノールに溶解して導入されることを特徴とする前記方法。
  19. (19)請求項(1)において、ステップ(f)において、前記混合物を125 〜145℃に加熱することを特徴とする前記方法。
  20. (20)請求項(1)において、ステップ(g)において、前記固体のない溶液 を10〜40℃に冷却することを特徴とする前記方法。
  21. (21)請求項(2)において、前記活性炭がステップ(b)の後に混合するこ とを特徴とする前記方法。
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