JPH061975Y2 - Oaフロア用床板 - Google Patents

Oaフロア用床板

Info

Publication number
JPH061975Y2
JPH061975Y2 JP1986157233U JP15723386U JPH061975Y2 JP H061975 Y2 JPH061975 Y2 JP H061975Y2 JP 1986157233 U JP1986157233 U JP 1986157233U JP 15723386 U JP15723386 U JP 15723386U JP H061975 Y2 JPH061975 Y2 JP H061975Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
plate
flat plate
rib
support leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986157233U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6362535U (ja
Inventor
治 石津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP1986157233U priority Critical patent/JPH061975Y2/ja
Publication of JPS6362535U publication Critical patent/JPS6362535U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061975Y2 publication Critical patent/JPH061975Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はオフィスオートメーション(以下OAと称す)
機器等を設置する簡便な二重床構造に使用される床板に
関するものである。
[従来の技術] オフコンやパソコン等のOA化が進み、コンピュータ関
連機器の小型化に伴い、要求される二重床の使用も多様
化してきている。大型電算室に使用される従来の大規模
な二重床の代りに、近年では、一般的な事務室等に使用
する簡便な二重床への要求が高まっている。そこで本出
願人は以前に床板本体と支持脚とを一体に成形した、比
較的小型で取り扱いの簡便な高性能の二重床を特開昭6
3−11760号として提供している。
またリブとリブが交差する交差部に座を設けるパネルが
実開昭61−136032号として、リブ高さが縦と横
とを等間隔に順次異なる大、中、小の配置のパネルが実
開昭61−136033号として、文章には記載ないが
図面により平板の2倍以上が示されるパネルが特開昭6
1−158558号として、更にパネルがグリル形状の
フロアパネルである実開昭60−156338号として
それぞれ提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は先に開示した支持脚一体形の床板に引続いて多
種多様の二重床に対する要求に答えるために提供された
ものである。
しかしながら、支持脚一体型の床板は、比較的小型軽量
であり、取扱いは簡便という利点はあるが、その構造上
から載置される機器の重量の上限が小さく、かつ比較的
広い面積に施工するには多くの枚数を要し、施工工数が
大なる欠点があった。また大型電機室等に施設される床
板は、施工期間が長く且つ近年の軽量化に伴い、一般事
務所程度の環境下で使用されるオフコンレベルのOAフ
ロアとしては、不適当であるという欠点があった。
本考案は先に開示した支持脚一体型で軽量化の床板の施
工が簡便であるという利点と、従来の大規模な二重床の
載置できる荷重が大きく且つ床板サイズも大きく、広い
面積の施工に適しているという長所とを兼ね備えた二重
床を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は二重床構造に使用される平板と平板下面に平行
及び直角に交差する複数のリブ群を配した床板で、最外
周リブのさらに外側にある外周板の厚みが平板の厚みよ
り厚い外周板とリブと平板とがほぼ正方形状に一体形成
されると共に、リブが交差する中央ボス部ネジ孔に支持
脚を螺着し、四隅部に隣接する床板にて形成する隅部孔
に調整リング材を嵌装し調整リング材の下にナットを螺
装したネジ付支持脚を設け、ナットにて床板高さを調節
し、かつ隅部孔の支持脚上に蓋をしてなる床板であり、
グリル形状床板には平板の肉厚部の外周部と、縦リブ横
リブが交差するリブ群と中央部ボスと隅部リング以外は
天板のない空間となるOAフロア用床板である。
[作用] 本考案の床板本体は、上面が比較的薄い平板とそれを補
強する複数のリブ群と最外周リブのさらに外側にある外
周板の厚みが平板の厚みより厚い外周板とそれぞれ一体
成形し、薄い平板の中央ボス部に支持脚を設置し、また
隣接する各床板の隅部リングを接合させて支持脚に載置
すれば隅部も支持され、床板の中央部と少なくとも隅部
で支持し、載置荷重による変形を微小にすることが可能
となる。また比較的載置荷重が小さい場合には、平板の
リブに沿って長孔を設けて、軽量で1枚当たりの面積を
大きくして施工能率を向上させることができる。以上の
考案により、軽量で且つ施工が簡易な上に、大型電算器
室に使用される床板サイズに匹敵し、載置荷重も比較的
多い二重床を可能とする。
[実施例] 図面に基づいて以下本考案の実施例1を説明する。第1
図の(a)には上面が平板で構成され、1辺の長さが5
00mmのアルミニウム合金を用いたダイカスト製の床板
の裏面を示す。(b)、(c)は(a)のそれぞれX−
X′、Y−Y′の断面図を示す。第2図は第1図(a)
のA−A′の断面拡大図、第3図(a)は交差するリブ
とボス部の拡大図、(b)は(a)の断面B−B′、第
4図(a)は平板中央部のボスの拡大図、(b)はその
C−C′断面拡大図、第5図(a)は4枚の床板を隣接
したときの周辺板の隅部の拡大図、(b)はそのD−
D′の断面図、第6図は床板を支持する調整リングと支
持脚の一例を示す。
第1図において平板1の厚みは1.5mm、最外周部のリ
ブ21a,21bの上端外周に沿った外周板4の厚さは
4mmで幅10mmだけリブ21の外側に張り出し、リブ2
1,22,23の高さは20mmと高くしてあり、それ以
外のリブは8〜14mmと低くしてある。リブ2a間のピ
ッチは20mm、2b間のピッチは40mmでピッチ比1:
2にしてある。リブ2の交差する箇所には、適宜10ψ
で高さが20mm一定のボスを配設し、リブの補強を行っ
ている。平板裏面のリブ23が交差する中央部の箇所に
は六角柱状のボス5を形成し、内部に10ψの孔と相対
する対辺間の寸法が13mmの断面が六角形状をなす孔5
1を下面を開孔して設けてある。同孔には六角形状内ネ
ジ付ナットが鋳込まれ、これに外ネジボルト支持脚9が
螺着され、中央部における床板の補強を可能とする。
外周板4の隅部には、内径が22ψと10ψの段差の貫
通する隅部の孔6を有する隅部リング7の1/4が形成
しており、これが集まって第5図に示すように床板4枚
が隣接したときの第5図(a)及び第5図(b)には、
貫通孔を有する隅部リング7が形成される。第6図は隅
部リング7に支持脚9と調整リング10を装入して受リ
ング11を介してナット12により床板4枚を支持した
状態を示すものである。
このような構成で床板の隅部と中央部での支持が可能と
なるが、床板施工時における、四隅と中央部の5点支持
での床板の面合せは困難である。この時、中央部での支
持高さを隅部での支持高さより若干支持高さが低くなる
ように調整することで、隅部での面合せが容易で、サイ
ズの大きな床板での比較的大きな載置荷重においても、
中央部の変形が所定の変形量以上にはならない。また中
央部における補強が可能である。隅部の調整リング10
と支持脚9と受リング11とで床板を支持する以外に、
調整リング10を隅部リング7に挿入することで、隅部
リング7と支持脚9との間の間隙を埋め、床板相互を保
持することにより床板全体のガタと移動を防止する機能
を有している。
また実施例IIは、第1図の(b)及び(c)の右半分及
び上半分に見られる如く平板は天板がない空間の貫通孔
1′となっており、肉厚部の外周板4と縦リブ(平行)
21a,22a,23aと横リブ(直角)21b,22
b,23b等と中央部のボス5とそれぞれのボス3を除
く空間が得られるグリル形状である。支える支持脚は実
施例と同様であるが、部屋の規模OA機器の量、空調機
も考慮して高さを決めることも出来る。
[考案の効果] 本考案によれば、先に開示した支持脚一体型の床板の施
工の簡便さを有すると共に、従来の大型電算機室に使用
される床板の大きさに匹敵する床板が可能となり、比較
的施工面積の大きいOAフロア用二重床を短期間で能率
的に施工することが可能となる。更に床板を四隅部のみ
ならず、中心部でも支持し、中心部の支持脚の高さを若
干低くすることにより、従来の変形量を越えない所定内
におさめることが出来る。また従来のOAフロアで問題
となっていたガタやズレも隅部を支持脚接続具と支持脚
とにより床板相互を保持することにより、床板の移動を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)は床板裏面図、(b)(c)は(a)の
X−X′、Y−Y′断面図を表し、右半分はグリル部分
を、また上半分はグリル部分をそれぞれ表している。 第2図は第1図(a)のA−A′断面拡大図、第3図
(a)はボスが配置されたリブ交差部の拡大図、(b)
はB−B′の断面図、第4図(a)は中心部のボス拡大
図、(b)はC−C′断面図、第5図の(a)は外周板
隅部のボス拡大図、(b)はD−D′の断面図、第6図
は床板の隅部の支持状態を示す図である。 1:平板、2:リブ、21:外周リブ、22,23:高
さの高いリブ、3:ボス、4:外周板、5:中央部ボ
ス、51:中央ボス孔、6:隅部の孔、7:隅部リン
グ、8:支持脚蓋、9:支持脚、10:調整リング、1
1:受リング、12:ナット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重床構造に使用される平板と平板裏面に
    平行及び直角に交差する複数のリブ群を配した床板にお
    いて、最外周リブのさらに外側にある外周板の厚みが平
    板の厚みより厚い外周板とリブと平板とがほぼ正方形状
    に一体形成されると共に、リブが交差する中央ボス部ネ
    ジ孔に支持脚を螺着し、四隅部に隣接する各床板にて形
    成する隅部孔に調整リング材を嵌装し、調整リング材の
    下にナットを螺装したネジ付支持脚を設け、ナットにて
    床板高さを調節し、かつ隅部孔の支持脚上に蓋をしてな
    ることを特徴とするOAフロア用床板。
  2. 【請求項2】平板の外周部肉厚部と縦リブ及び横リブ群
    と中央部ボスと隅部のリブ以外は天板のない空間のグリ
    ル形状であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のOAフロア用床板。
JP1986157233U 1986-10-14 1986-10-14 Oaフロア用床板 Expired - Lifetime JPH061975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986157233U JPH061975Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14 Oaフロア用床板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986157233U JPH061975Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14 Oaフロア用床板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6362535U JPS6362535U (ja) 1988-04-25
JPH061975Y2 true JPH061975Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31079590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986157233U Expired - Lifetime JPH061975Y2 (ja) 1986-10-14 1986-10-14 Oaフロア用床板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061975Y2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4934516U (ja) * 1972-06-21 1974-03-27
JPS60156338U (ja) * 1984-03-29 1985-10-18 日立金属株式会社 フリ−アクセスフロア用グリル
JPS61158558A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 日立金属株式会社 フリ−アクセスフロア用パネル
JPH0343303Y2 (ja) * 1984-11-19 1991-09-11
JPS61136032U (ja) * 1985-02-13 1986-08-25
JPS61136033U (ja) * 1985-02-13 1986-08-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6362535U (ja) 1988-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61165681A (ja) 燃料集合体
JP2570159Y2 (ja) 特に軽くて堅固な構造のキャビネット
JPH11172816A (ja) 支柱への面材および横枠材の取付構造
JPH061975Y2 (ja) Oaフロア用床板
JPH0475976B2 (ja)
JPH01142167A (ja) 二重床構造
JPS6322962A (ja) フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロア
JPH0246584Y2 (ja)
JPH0623492B2 (ja) フリ−アクセスフロアの機器据付装置
JPH0623616Y2 (ja) 二重床における間仕切壁の取付構造
JPH0735008Y2 (ja) フリーアクセスフロア用床パネル
JPH076326Y2 (ja) 二重床構造
JP3512011B2 (ja) 持出しを備えたユニットルーム
JPS6245862A (ja) 床板支持具
JP3096994B2 (ja) 床 板
CN216196305U (zh) 用于高架地板的支撑装置
JPH0629353Y2 (ja) 高減衰多段積層ゴムを用いた免震床システム
JPH0428869B2 (ja)
JPH0622752Y2 (ja) フリーアクセスフロア用パネル
JPS6313699Y2 (ja)
JP3094342B2 (ja) 二重床の施工方法およびそれに使用する支持ブロックの製造方法
JPH10238082A (ja) フロアパネルの支持装置
JP2577750Y2 (ja) フリ−アクセスフロア
KR20240055418A (ko) 액세스 플로어 저소음 받침장치
JPH076327Y2 (ja) 二重床構造