JP3096994B2 - 床 板 - Google Patents
床 板Info
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Description
等で、基礎床面上にもう1つ別の床面を敷設する際に用
いられるフリーアクセス式の床板に関する。
を確保するため、二重床構造とされることがあるが、こ
の場合、基礎床面に凹凸の不陸部があっても、敷設され
る個々の床板がガタつかないことが要求される。従来、
この床板には四角形部材が用いられていたが、施工時の
調整に多大の時間を要するので、近年、三角形部材が用
いられるようになっている。
となるため、容易に床面に追従することができるので、
施工時の調整が簡単となる。しかし、保管や運搬が、四
角形部材に比べて困難であり、又三角形部材の各隅部の
支持点は鋭角となるため、強度が不足するという欠点が
ある。したがって、四角形であって、三角形の特性を有
する床板の開発が望まれているところである。
59号公報には、三角形部材の隅部の下面に、取付板を
設けてアジャスタを支持させ、三角形部材の連結を、カ
ーペット等の表装板で行うことが、また、特開昭63−
70763号公報には、トップシートとボトムシートの
2枚の鋼板で形成されるフロアパネルで、トップシート
又はボトムシートのいずれかを三角形、他方を四角形の
連結材として形成させることが、それぞれ記載されてい
る。
7−180759号公報記載の発明によると、2分割さ
れた三角形部材の表面にカーペット等の表装板を接着し
て、四角形床板を形成していたので、その形成に手間が
かかるという問題がある。また、特開昭63−7076
3号公報記載の発明によると、2枚の鋼板を用いるた
め、重量が増し、コストが高くなるという問題がある。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑
み、四角形床板でありながら、三角形床板の特性を有
し、簡単に四角形床板を形成することができ、しかも、
軽量で安価な床板を提供することを目的としている。
に、本発明にあっては、基礎床面上に支持脚によって四
隅部が支持される四角形の床板において、前記床板を、
四角形の床板の表面の対角線上に、適所に切欠き部を有
する一定幅の折曲げ薄肉部と、前記折曲げ薄肉部で区分
けされたそれぞれの三角形状の床板の裏面に多数の強化
用のリブとが形成されるように、アルミダイキャスト等
による一体成形加工で構成したことを特徴としている。
貫通する孔とするのがよい。
持すると、折曲げ薄肉部が、山折り又は谷折り状に屈曲
変形が可能であるので、床板は、独立した三角形が、そ
れぞれ3点支持で床面の形状に追従するように移動す
る。
施工時の調整に手間のかかることのない軽量で安価な床
板を得ることができる。また、折曲げ薄肉部に切欠き部
を形成してあるため、折曲げ薄肉部の肉厚をさ程薄くし
なくても、折曲げ薄肉部の部分を容易に変形させること
ができる。
明する。図1は、第1実施例の床板の上面図、図2は、
同実施例の床板の下面図、図3は、図1のA−A断面
図、図4は、同実施例の床板を不陸部を有する基礎床面
に支持脚で支持した状態を示す図3と同様の図、図5
は、他の実施例の床板の上面図、図6は、図5の実施例
の床板を不陸部を有する基礎床面に支持脚で支持した状
態を示す図3と同様の図である。
ャスト板であり、その対角線上には、折曲げ薄肉部(5)
が設けられている。この折曲げ薄肉部(5)の肉厚は、可
能な限り薄くすることが望ましい。
による鋳造成形時に一体的に形成され、山折り及び谷折
り状に屈曲又は変位可能となっている。そのため、この
床板(1)は、折曲げ薄肉部(5)を挟んで独立した2つの
三角形(1a),(1b)を有することになる。
であるが、その下面には、図2に示すように、折曲げ薄
肉部(5)で区分された各三角形(1a)(1b)に、多数のリブ
(8)が形成され、かつ外側縁と折曲げ薄肉部(5)の両側
部には、フランジ(7)が形成されている。
の四隅部に相当する個所の下面には、床板(1)を基礎床
面(3)に支持するための三角柱状の支持脚(2)が取付け
られている。
ように、不陸部(4)を有する基礎床面(3)上に、床板
(1)を支持脚(2)で支持すると、折曲げ薄肉部(5)が山
折り又は谷折り状に屈曲し、床板(1)は、独立した三角
形(1a)(1b)がそれぞれ3点支持で床面(3)の形状に追従
するように移動する。したがって、床板(1)はガタつか
なくなり、施工時の調整に手間がかかることはない。
素材はアルミニュームである。アルミニュームは、一定
以上の力が加わると、塑性変形を起し易く、たとえ床板
の施工時に支持脚の不接点が存在していたとしても、床
板の重みで、自然に不陸部に追従するように折曲げ薄肉
部(5)が変形し、支持脚の不接点はなくなる。
ミダイキャスト板で成形されているので、床板(1)の運
搬、保管、形成が容易になるばかりか、床板(1)が軽量
で安価なものとなる。さらに、四角形床板の四隅部はそ
れぞれ直角であり、強度的にも充分なものである。
下面には、その対角線と平行および直角に、強化用のリ
ブ(8)が設けられているので、床板(1)の強度はより一
層強化されている。
し、前述の実施例と同様、対角線上に折曲げ薄肉部(5)
が設けられているが、その折曲げ薄肉部(5)には多数の
切欠き部(6)が形成されている。
が、必要に応じて、多数の円孔や矩形孔とすることもで
きる。これらの切欠き部(6)は、アルミダイキャストに
よる一体成形時に作ることもできるが、一体成形後、穿
孔機で穿孔することもできる。
(6)を設けると、折曲げ薄肉部(5)の肉厚を薄くするよ
うな鋳造加工をしなくても、折曲げ薄肉部(5)の部分を
容易に変形させることができる。
はなく、発明の要旨を具体化する場合に、当業者であれ
ば想到し得るレベルの実施の態様を含んでいる。例え
ば、本実施例では、床板(1)の1本の対角線上に折曲げ
薄肉部(5)を形成しているが、交叉する2本の対角線上
に折曲げ薄肉部(5)を形成して、その移動自由度を向上
させることもできるし、アルミダイキャストに代えて、
プラスチックダイキャストで床板を一体成形することも
できる。
ので、次に記載する効果を有する。(a) 不陸部を有する基礎床面上に床板を支持脚で支持
すると、折曲げ薄肉部が山折り又は谷折り状に屈曲、変
形可能になっているので、床板は、独立した三角形がそ
れぞれ3点支持で床面の形状に追従するように移動す
る。したがって、床板のガタツキはなくなり、施工時の
調整に手間がかかることはない。
キャスト板等の対角線上に折曲げ薄肉部が形成されるの
みであるので、床板の運搬、保管、形成が容易であり、
しかも、床板は軽量で安価なものとなり、さらに、四角
形床板の四隅部はそれぞれ直角であり、強度的にも充分
なものである。
あるので、折曲げ薄肉部の肉厚を薄くするための鋳造加
工をしなくても、折曲げ薄肉部の部分を容易に変形させ
ることができる。
持脚で支持した状態を示す図である。
に支持脚で支持した状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基礎床面上に支持脚によって四隅部が支
持される四角形の床板において、前記床板を、四角形の
床板の表面の対角線上に、適所に切欠き部を有する一定
幅の折曲げ薄肉部と、前記折曲げ薄肉部で区分けされた
それぞれの三角形状の床板の裏面に多数の強化用のリブ
とが形成されるように、アルミダイキャスト等による一
体成形加工で構成したことを特徴とする床板。 - 【請求項2】 切欠き部が、床板の裏面から表面まで貫
通する孔である請求項1記載の床板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03322352A JP3096994B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 床 板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03322352A JP3096994B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 床 板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133080A JPH05133080A (ja) | 1993-05-28 |
JP3096994B2 true JP3096994B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=18142687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03322352A Expired - Fee Related JP3096994B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 床 板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096994B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6519902B1 (en) | 2001-10-05 | 2003-02-18 | Maxcess Technologies, Inc. | Heavy-duty floor panel for a raised access floor system |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP03322352A patent/JP3096994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05133080A (ja) | 1993-05-28 |
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