JPH05133080A - 床 板 - Google Patents

床 板

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JPH05133080A
JPH05133080A JP32235291A JP32235291A JPH05133080A JP H05133080 A JPH05133080 A JP H05133080A JP 32235291 A JP32235291 A JP 32235291A JP 32235291 A JP32235291 A JP 32235291A JP H05133080 A JPH05133080 A JP H05133080A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 四角形床板でありながら三角形床板の特性を
有し、簡単に四角形床板を形成でき、しかも、軽量で安
価な床板を得る。 【構成】 不陸部(4)を有する基礎床面(3)上に床板
(1)を支持脚(2)で支持すると、折曲げ薄肉部(5)が山
折り又は谷折り状に屈曲、変形可能になっているので、
床板(1)は、独立した三角形(1a),(1b)がそれぞれ3点
支持で床面(3)の形状に追従するように移動する。した
がって、床板(1)のガタツキはなくなり、施工時の調整
に手間のかかることのない軽量で安価な床板を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OA室又は一般事務室
等で基礎床面上にもう1つ別の床面を敷設する際に用い
られるフリーアクセス式の床板に関する。
【0002】
【従来の技術】OA室等では、床下に配線等のスペース
を確保するため二重床構造をとることがあるが、この場
合に用いられる床板に要求されることは、例え、基礎床
面に凹凸の不陸部があっても敷設される個々の床板がガ
タつかない事である。従来、この床板には四角形部材が
用いられていたが、施工時の調整に多大の時間を要して
いたので、近年、三角形部材が用いられてきている。
【0003】この三角形部材によれば、三点支持が可能
となるため、容易に床面に追従することができるので、
施工時の調整が簡単となるが、保管、運搬のいずれも四
角形部材に比べて困難であり、又三角形部材の各隅部の
支持点は鋭角となるために強度が不足するという欠点が
ある。したがって、現在では、四角形の形状で三角形の
特性を有する床板の開発が望まれてきている。
【0004】その解決策として、特開昭57−1807
59号公報には、三角形部材の隅部下面に取付板を設け
てアジャスタを支持させ、三角形部材の連結はカーペッ
ト等の表装板で行う方法、また、特開昭63−7076
3号公報には、トップシートとボトムシートの2枚の鋼
板で形成されるフロアパネルで、トップシート又はボト
ムシートのいずれかを三角形、他方を四角形の連結材と
して形成させる方法がそれぞれ記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭57−180759号公報記載のものにあっては、
2分割された三角形部材の表面にカーペット等の表装板
を接着して、四角形床板を形成していたので、その形成
に手間がかかるという問題があった。また、特開昭63
−70763号公報記載のものにあっては、2枚の鋼板
を用いるため重量が増し、コストが高くなるという問題
があった。本発明は、従来の技術が有するこのような問
題点に鑑み、四角形床板でありながら三角形床板の特性
を有し、簡単に四角形床板を形成でき、しかも、軽量で
安価な床板を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、基礎床面上に支持脚によって四
隅部が支持される四角形の床板において、前記床板を、
四角形の床板の表面の対角線上に一定幅の折曲げ薄肉部
と、前記折曲げ薄肉部で区分けされたそれぞれの三角形
状の床板の裏面に多数の強化用のリブとが形成されるよ
うに、アルミダイキャスト等による一体成形加工で構成
したことを特徴としている。
【0007】そして、切欠き部を、適宜一定幅の折曲げ
薄肉部の適所に形成することもできる。また、切欠き部
は、床板の裏面から表面まで貫通させることもできる。
【0008】
【作用】不陸部を有する基礎床面上に床板を支持脚で支
持すると、折曲げ薄肉部が山折り又は谷折り状に屈曲、
変形可能になっているので、床板は、独立した三角形が
それぞれ3点支持で床面の形状に追従するように移動す
る。
【0009】したがって、床板のガタツキはなくなり、
施工時の調整に手間のかかることのない軽量で安価な床
板を得ることができる。また、折曲げ薄肉部に切欠き部
を形成すると、折曲げ薄肉部の肉厚をさ程薄くする鋳造
加工をしなくても折曲げ薄肉部の部分を容易に変形させ
ることができる(請求項2)。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の床板の上面図、図2は、同
実施例の床板の下面図、図3は、図1のA−A断面図、
図4は、同実施例の床板を不陸部を有する基礎床面に支
持脚で支持した状態を示す図、図5は、他の実施例の床
板の上面図、図6は、図5の実施例の床板を不陸部を有
する基礎床面に支持脚で支持した状態を示す図である。
【0011】本発明の床板(1)は1枚の四角形アルミダ
イキャスト板であり、この床板(1)の対角線上には、折
曲げ薄肉部(5)が設けられている。この折曲げ薄肉部
(5)の肉厚は、可能な限り薄く形成することが望まし
い。
【0012】折曲げ薄肉部(5)は、アルミダイキャスト
による鋳造成形時に一体的に形成され、折曲げ薄肉部
(5)が山折り及び谷折り状に屈曲又は変位可能となって
いるため、この床板(1)は折曲げ薄肉部(5)を挟んで独
立した2つの三角形(1a),(1b)を有することになる。
【0013】床板(1)の上面部は、図1に示されるよう
に平板であるが、その下面には、図2に示されるよう
に、折曲げ薄肉部(5)で区分された三角形(1a)(1b)それ
ぞれに、多数のリブ(8)が形成されるとともに、各縁部
と折曲げ薄肉部(5)の両側部にはフランジ(7)が形成さ
れている。
【0014】床板(1)の四隅部すなわち下方向に突出し
たフランジ(7)には、床板(1)を基礎床面(3)に支持す
るための支持脚(2)が取付けられている。この支持脚
(2)は三角柱状のものであるが、ジャッキアップ式等、
従来周知のものを採用することもできる。
【0015】次に、作用について説明する。図3に示す
ように、不陸部(4)を有する基礎床面(3)上に床板(1)
を支持脚(2)で支持すると、折曲げ薄肉部(5)が山折り
又は谷折り状に屈曲、変形可能になっているので、床板
(1)は、独立した三角形(1a),(1b)がそれぞれ3点支持
で床面(3)の形状に追従するように移動する。したがっ
て、床板(1)はガタつかなくなり施工時の調整に手間が
かかることはない。
【0016】本発明では床板(1)がアルミダイキャスト
板であり、素材がアルミニュームである。アルミニュー
ムは、一定以上の力が加わると塑性変形を起し易く、た
とえ床板の施工時に支持脚の不接点が存在していたとし
ても、床板の重みで自然に不陸部に追従するように折曲
げ薄肉部(5)が変形し、支持脚の不接点がなくなる。
【0017】また、床板(1)自体は1枚の四角形アルミ
ダイキャスト板で成形されているので、床板(1)の運
搬、保管、形成が容易になるばかりか、床板(1)が軽量
で安価なものとなる。さらに、四角形床板の四隅部はそ
れぞれ直角であり、強度的にも充分なものである。加え
て、床板(1)を構成する四角形床板の下面部には、その
対角線に平行および直角に強化用のリブ(8)が設けられ
ているので、床板(1)の強度はより一層強化される。
【0018】図5、6には、本発明の他の実施例が示さ
れ、前述の実施例と同様対角線上に折曲げ薄肉部(5)が
設けられているが、その折曲げ薄肉部(5)には多数の切
欠き部(6)が形成されている。
【0019】本実施例で切欠き部(6)は長孔であるが、
必要に応じて多数の円孔や矩形孔を設けることもでき
る。これらの切欠き部(6)は、アルミダイキャストによ
る一体成形時に作ることもできるが、一体成形後、穿孔
機で穿孔することもできる。
【0020】このように折曲げ薄肉部(5)に切欠き部
(6)を形成すると、折曲げ薄肉部(5)の肉厚をさ程薄く
する鋳造加工をしなくても折曲げ薄肉部(5)の部分を容
易に変形させることができる。
【0021】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を具体化する場合に当業者であれば
想到し得るレベルの実施の態様を含んでいる。例えば、
本実施例では、床板(1)の1本の対角線上に折曲げ薄肉
部(5)を形成しているが、交叉する2本の対角線上に折
曲げ薄肉部(5)を形成して、その移動自由度を向上させ
ることもできるし、アルミダイキャストに代えてプラス
チックダイキャストで床板を一体成形することもでき
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を有する。請求項1の床板にお
いては、不陸部を有する基礎床面上に床板を支持脚で支
持すると、折曲げ薄肉部が山折り又は谷折り状に屈曲、
変形可能になっているので、床板は、独立した三角形が
それぞれ3点支持で床面の形状に追従するように移動す
る。したがって、床板のガタツキはなくなり、施工時の
調整に手間がかかることはない。
【0023】また、床板自体は1枚の四角アルミダイキ
ャスト板等の対角線上に折曲げ薄肉部が形成されるのみ
なので、床板の運搬、保管、形成が容易で、しかも、床
板は軽量で安価なものとなり、さらに、四角形床板の四
隅部はそれぞれ直角であり、強度的にも充分なものであ
る。
【0024】請求項2の床板においては、折曲げ薄肉部
に切欠き部を形成しているので、折曲げ薄肉部の肉厚を
さ程薄くする鋳造加工をしなくても折曲げ薄肉部の部分
を容易に変形させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の床板の上面図である。
【図2】同実施例の床板の下面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】同実施例の床板を不陸部を有する基礎床面に支
持脚で支持した状態を示す図である。
【図5】他の実施例の床板の上面図である。
【図6】図5の実施例の床板を不陸部を有する基礎床面
に支持脚で支持した状態を示す図である。
【符号の説明】
(1)床板 (1a),(1b)三角形床
板 (2)支持脚 (3)基礎床面 (4)不陸部 (5)折曲げ薄肉部 (6)切欠き部 (7)フランジ (8)リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎床面上に支持脚によって四隅部が支
    持される四角形の床板において、前記床板を、四角形の
    床板の表面の対角線上に一定幅の折曲げ薄肉部と、前記
    折曲げ薄肉部で区分けされたそれぞれの三角形状の床板
    の裏面に多数の強化用のリブとが形成されるように、ア
    ルミダイキャスト等による一体成形加工で構成したこと
    を特徴とする床板。
  2. 【請求項2】 切欠き部が、一定幅の折曲げ薄肉部の適
    所に形成されている請求項1記載の床板。
  3. 【請求項3】 切欠き部が、床板の裏面から表面まで貫
    通している請求項2記載の床板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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