JP2986882B2 - 二重床ブロック体およびそれを利用した二重床構造体 - Google Patents

二重床ブロック体およびそれを利用した二重床構造体

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、二重床ブロック体およびそれを利用した二
重床構造体に関する。
〔従来技術〕
OA化が求められるようになってから、オフィスの床を
二重床とし、下地と表面床の間は各種配線のための空間
が設けられるようになった。
その代表的三例を第1〜3図を参照して説明する。
第1の例を第1図に示す。第1図はコンクリート床の
ような下地4の上に二重床用床材5を張り始めた時点の
斜視図であり、支持脚1と頂部平板3とが分離している
共有脚タイプの二重床用床材である。
第2の例を第2図に示す。第2図は支持脚1と頂部平
板3とが一体になった(あるいは螺合されている場合も
ある)お膳型二重床用床材である。
第3の例を第3図に示す。第3図はコンクリート床の
ような下地14の上に床板載置部材12を高さ調節用ネジ15
をもつ支持板11上に固定し、床板載置部材12に設けられ
たリップ部と床板13に設けられた係合部とをかみ合わせ
るようにして床板13を張り始めた時点の斜視図であり、
これが床板載置部材タイプの二重床用床材である。
第1例の共有脚タイプのものは構造上不安定であるだ
けでなく、レベル合せが困難であり、床板3の定着が完
全でなく、歩行、振動により床板3がカタカタと音を発
する場合がある。第2例のお膳タイプのものは安定では
あるが、レベル合せが困難である。お膳タイプの変形で
お膳の脚部の長さを調節できるようにしたものもある
が、この場合は1つ1つのお膳毎に四本の脚部の長さを
調節して全体のレベル合せを行う必要があり、施工に大
へん時間がかかるという難点が存在する。第3例は、床
板載置方式のもので、この場合はレベル合せが楽で、か
つ床板13,13′,…がカタカタいうことはなく、この点
で好ましいタイプであるがコストが高くつきまた配線工
事のとき床板載置部材が邪魔になるという問題点があ
る。
〔目的〕
本発明の目的は、床鳴り(カタカタいうこと)がな
く、レベル合せをはじめとする施工が容易でかつ構造の
簡単な二重床ブロック体およびそれを利用した二重床構
造体を提供する点にある。
〔構成〕
本発明は、前述の変形お膳タイプの二重床構造の改良
に関する。
すなわち、本発明の第1は、その側面に溝部を有する
床板と該床板を支持し、かつ高さを調節できる脚部とか
らなるお膳型二重床ユニット群と、複数の該お膳型二重
床ユニット群の前記溝部に嵌合して該お膳型二重床ユニ
ット同志を連結する連結部材とから構成されていること
を特徴とする二重床ブロック体に関する。
連結部材は、前記お膳型二重床ユニットの複数個を一
本の連結部材で連結することによりお膳型二重床ユニッ
トが複数一体化して1つのブロックを形成するので、ブ
ロックの四辺の脚部の高さを調節してレベリングを行え
ば、その他の脚部の高さは右えならえで整合させればよ
く、作業能率が大いに向上する。
前記連結部材は、第4図の24−1のような断面「−」
状のものあるいは24−2のような断面「エ」字形のもの
でもよいし、これらの端部がふくらんだものあるいは端
部にゆくほどふくらんだ形状のものにするなど、前述の
目的に反しない限り任意の形状を取ることができる。端
部方向にふくらみをもたせた場合には連結部材とお膳型
二重床ユニットの結合は確実であり、ゆるむことがな
い。
第4図における24−3は、連結部材を部屋の壁面に接
する部分に使用する場合の1例を示すものであり、必要
に応じて「コ」の字の凹部に対応する床板の側面を連結
部材の厚みだけ削っておけば、連結部材が側面に突出す
ることを避けることができる。
連結部材の長さは、前述のブロックの大きさをどの程
度に採るかによって任意に決定することができる。
この二重体ブロック体を床面の全体に敷きつめて二重
床構造体とすることもできるが、すべての床面を二重床
ブロック体で構成すると、配線の変更などのため、お膳
型二重床ユニットをとりはずしたいときには連結部材が
邪魔をして作業が面倒となる。
そこで、本発明の第2は、第1の二重床ブロック体と
第2の二重体ブロック体の間に該二重床ブロック体を構
成している連結部材の端部突出部を支持片として第1の
二重床ブロック体と第2の二重床ブロックの間に掛け渡
し床材を係合したことを特徴とする二重床構造体に関す
る。
第5図、第6図に第2の本発明の具体例を示す。第1
の二重床ブロック体31−1と第2の二重床ブロック体と
の間に掛け渡し床材32,32,32,32を係合させ二重床構造
体とする。第5図のX−X線断面図が第6図である。掛
け渡し床材32は第1の二重床ブロック体31−1に連結し
ている第1の連結部材24−1の突出部と第2の二重床ブ
ロック体31−2に連結している第2の連結部材24−2の
突出部に係合しているだけであるので、配線33の変更を
行う場合には、床材32は他の部材とは何の関係もなくと
りはずせるので好都合である。
第5図中、各二重床ブロック体にはそれぞれのユニッ
トの線を引くべきところであるが、掛け渡し床材と混乱
するためその線は省略してある。
また、二重床ブロック体と他の二重床ブロック体のす
べての間に掛け渡し床材を設ける必要はなく、どの程度
の割合で掛け渡し床材の部分を設けるかは任意である。
お膳型二重床ユニット、掛け渡し床材および連結部材
の材質は強度を保つことができる材料であれば、いずれ
の材料も使用することが出来る。例えば金属、強化コン
クリート(GRC)強化プラスチックス、木材などを挙げ
ることができる。
配線取り出しのため、床板22や掛け渡し床材32には孔
を設けることがある。掛け渡し床材32に穴を設けるとき
は、その中央部分に設けることもできるが、第5図34に
示すような箇所に穴を設けておくと配線の接続をはずず
ことなく、配線の移しかえができるので有利である。
本発明の二重床ブロック体は、連結部材により一体化
されているので、二重床ブロック体の各ユニットは必ず
しもそれぞれのユニットに四本脚を必要とせず、必要に
応じて各ユニットの脚数を少くすることもできる。
〔効果〕
本第1発明では、連結部材により各二重床ユニットが
一体化されているので、床鳴りが極めて少くなく、レベ
ル出しに時間を要しないため、作業性が極めて向上す
る。
本第2発明では、各二重床ユニットを連結してブロッ
ク体を形成したにもかかわらず、掛け渡し床材の使用に
より配線変換作業に全く悪影響をおよぼさない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来型の共有脚タイプの二重床用床材を用い
た二重床の施工過程を示す斜視図であり、第2図は従来
型のお膳タイプの二重床用床材の斜視図であり、第3図
は従来型の床板載置方式による二重床用床材を用いた二
重床の斜視図であり、第4図は、本第1発明の二重床ユ
ニット体の具体例を示す断面図であり、第5図は本第2
発明の二重床構造体の具体例を示す上面図であり、第6
図はそのX−X線断面図である。 1……支持脚、2……高さ調節用ネジ 3……頂部平板 4……コンクリート等の基礎床 5……二重床用床材 6……配線コード取り出し用穴 11……支持板、12……床板載置部材 13……床板 14……コンクリート等の基礎床 15……高さ調節用ネジ、21……駆体 22……お膳型二重床ユニットの床板 23……お膳型二重床ユニットの脚部 31,31−1,31−2,31−3,31−4,31−5,31−6……二重床
ブロック体 32……掛け渡し床材、33……配線コード 34……配線コード取りだし用穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その側面に溝部を有する床板と該床板を支
    持し、かつ高さを調節できる脚部とからなるお膳型二重
    床ユニット群と、複数の該お膳型二重床ユニット群の前
    記溝部に嵌合して該お膳型二重床ユニット同志を連結す
    る連結部材とから構成されていることを特徴とする二重
    床ブロック体。
  2. 【請求項2】第1の二重床ブロック体と第2の二重床ブ
    ロック体の間に該二重床ブロック体を構成している連結
    部材の端部突出部を支持片として第1の二重床ブロック
    体と第2の二重床ブロックの間に掛け渡し床材を係合し
    たことを特徴とする二重床構造体。
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