JPH0412197Y2 - - Google Patents

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JPH0412197Y2
JPH0412197Y2 JP1986027899U JP2789986U JPH0412197Y2 JP H0412197 Y2 JPH0412197 Y2 JP H0412197Y2 JP 1986027899 U JP1986027899 U JP 1986027899U JP 2789986 U JP2789986 U JP 2789986U JP H0412197 Y2 JPH0412197 Y2 JP H0412197Y2
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fitted
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は強度が大で反響音がせず、安価かつ量
産可能としたOAやFA用の床板構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、床板としては例えば実公昭52−30171や
実公昭57−2597号で代表されるものがある。これ
ら各床板には、各種材料が層状に接着された所謂
合板構造のものや単板のものが多数採用されると
同時に、この床板を基盤上に支持するために支脚
を下設している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、これらの床板においては、その床板が
合板構造であつたり、一枚の単板を用いているた
め、床板上方からの荷重に対する支持強度が時間
経過とともに弱くなつたり、またその歪量が大と
なつて問題となるとともに、最近の事務所や工場
などがOA、FA化を行うに際し、粉塵の発生を
極力防止しなければならないにもかかわらず、こ
れら床板の摩耗による粉塵発生が問題となる上に
積層構造の場合にはその製造が容易でなく、また
コストも安価にできず、重量も大である上に積層
板または単板状態においては、歩行者の歩行に基
づき発生する音が反響音となり、室内に雑音を発
生させる原因となつていた。本考案は、このよう
な各種問題点を解決せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するために本考案において
は、多数のスリツトを並設した複数の帯状芯用板
材を直交配置するとともに、互いのスリツトを嵌
合させて平面視格子状の板状芯材を形成し、該板
状芯材の上面には下部に内向き傾斜面を有する周
板を周囲に一体形成した上板を固着するととも
に、板状芯材の下面には下板を固着し、その4隅
部であつて上板には係合孔を形成し、それと対面
する下板には該係合孔より径の大きい取付孔を形
成してなり、中心に上下に貫通した螺孔を形成し
且つ前記取付孔に嵌入可能な本体部の上面であつ
て該螺孔周縁部に前記係合孔に内嵌し上板の上面
と面一となる高さの環状突部を突設するととも
に、本体部の下端に下板下面に当接するフランジ
を形成してなる受け座を前記4隅部に下方から嵌
合装着するとともに、その螺孔に雄ネジを設けた
支脚を螺入してなる床板を提供せんとするもので
ある。
〔作用〕
本考案は以上の如く平面格子状の板状芯材を使
用し、この上下に各表面板を配し4隅部には支脚
を下設してなるので、床板そのものは強度上一種
のハニカム的構造を呈して、軽量であるにもかか
わらず強度大である上に、歩行者による反響音の
発生がほとんど見られず、機械的量産が可能であ
るために安価であり、支脚の取付部の構造におい
ては、受け座の本体部を下板の取付孔に下方より
挿入し、本体部の上面を上板の下面に当接させ且
つ環状突部を上板の係合孔に内嵌すると同時に、
本体部の下端のフランジを下板の下面に当接させ
て該受け座を床板の4隅部に装着し、そして受け
座の螺孔に支脚の雄ネジを螺入してなるので、受
け座の本体部上面とフランジとでそれぞれ上板の
下面と下板の下面が同時に支持されるので縦方向
に作用する力に対して強固であり、しかも環状突
部が上板の係合孔に内嵌しているので、受け座が
傾く恐れがなく、横方向に作用する力に対しても
強固である床板を提供できるのである。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例に基づき説
明する。第1図に示した本床板は、上板の一部を
切欠した状態で示しており、図中1が上板、2が
下板、3が周板であつて、上板1と下板2の間に
存在せしめた4は板状芯材である。また5は支脚
である。これらの詳細は、更に第2図以下によつ
て示される。第2図は第1図における支脚部分を
更に拡大した縦断面図である。前記周板3は、前
記上板1の周囲に下向きに一体形成され、その下
部の約3分の2は内向き傾斜面3′となしている。
第3図で示す如き芯用板材6に巾方向2分の1の
高さで一方へ開放したスリツト7を多数並設し、
該芯用板材6の多数を各スリツト7が対向配置す
る位置に直交配置し上下から各芯用板材6をその
スリツト7を用いて互いに嵌合することにより、
平面視で第1図の如き格子状の板状芯材4が得ら
れる。第2図における一方の芯用板材6に対し他
方の芯用板材6を直交状態に交叉したものがこれ
に該当し、この板状芯材4の上方に前記上板1
が、そして下方に下板2が設けられ、上板側端か
ら下方へ周板3を延設し、下板2上の板状芯材4
に外嵌した状態で板状芯材4、下板2を一体にし
ている。この一体化する方法としては、上板1並
びに下板2と芯用板材4間に接着剤を介在させな
がら互いに固着したり、または各材料が金属製で
あるときには、スポツト溶接等すること等が採用
される。図中8が前記スリツト7の口縁を拡大形
成した口部で、このようにすることにより一方の
芯用板材6と他方の芯用板材6を直交配置して互
いにスリツト7を嵌合させるときに、嵌合作業が
極めて容易となる。また、図中5が前記した支脚
であり、該支脚5は、図例の如き正方形又は長方
形状の床板において、その4隅部に設けてなるも
のであり、該支脚5は、本床板を貫通する方向に
螺孔9を設け、該螺孔9に雄ネジを外設した支脚
5を螺入して上下の高さを調整可能にしている。
図中10がこの支脚5を取付けるための受け座で
あり、該受け座10の円柱状本体部10aの中心
には上下貫通した螺孔9を形成し、該本体10a
の上面10bであつて螺孔9の周縁部には、上板
1に形成した係合孔1′に内嵌して、位置決めす
るための環状突部11を形成してなり、他端には
フランジ12を形成して、下板2に形成した取付
孔2′に前記本体部10aを挿入した状態で下板
2の下面に当接可能といている。ここで、前記上
板1の係合孔1′と下板2の取付孔2′は上下対面
位置に形成され、取付孔2′の径は係合孔1′のそ
れより大きく且つ受け座10の本体部10aがガ
タつかない程度に小さく設定しまた前記環状突部
11の突出高さは係合孔1′に内嵌した状態で上
板1の上面と面一となるように設定している。こ
の内面に前記支脚5上部に形成してなる雄ネジ
5′を螺合するための雌ネジ10′を形成してい
る。図中13は支脚5下端に外嵌した防振ゴム、
14は支脚5回転用の溝である。尚、支脚5に関
して第4図に示す実施例は、支脚5の受け座10
にキヤツプ15を取付けたものであり、該キヤツ
プ15は床板上方から圧入することにより、嵌入
されるべく受け座10上部内面に係止縁16を突
設したものを採用している。
しかして、本床板は平面格子状の板状芯材4を
上板1並びに下板2で外被するとともに、周板3
を外周に設けてなり、かつ4隅部には支脚5を下
設しているので、該床板の製造時には、単に帯状
の芯用板材6をそれぞれ格子状に嵌合するだけ
で、板状芯材4を得ることができ、また上下面に
は上板1、下板2が設けられて、互いに一体化さ
れているので、機械的量産が可能で安価である上
に、一種のハニカム的構造を呈し上方からの荷重
に対しては支持強度大となり、またその上面を歩
行者が歩行したときの反響音が極めて少ないとい
う状態をも呈しうる。更に、前記支脚5を、床板
を貫通した螺孔9に支持せしめることにより、床
板の水平や高さ調整をするときに床板上面から作
業者がドライバー等で該支脚5を回転せしめれ
ば、その水平並びに高さ調整を自在にできるので
ある。
〔考案の効果〕
以上の如く本考案に係る床板は多数のスリツト
を並設した複数の帯状芯用板材を直交配置すると
ともに、互いのスリツトを嵌合させて平面視格子
状の板状芯材を形成し、該板状芯材の上面には下
部に内向き傾斜面を有する周板を周囲に一体形成
した上板を固着するとともに、板状芯材の下面に
は下板を固着し、その4隅部であつて上板には係
合孔を形成し、それと対面する下板には該係合孔
より径の大きい取付孔を形成してなり、中心に上
下に貫通した螺孔を形成し且つ前記取付孔に嵌入
可能な本体部の上面であつて該螺孔周縁部に前記
係合孔に内嵌し上板の上面と面一となる高さの環
状突部を突設するとともに、本体部の下端に下板
下面に当接するフランジを形成してなる受け座を
前記4隅部に下方から嵌合装着するとともに、そ
の螺孔に雄ネジを設けた支脚を螺入してなるもの
であるので、OAやFA向きの強度上大であり、
しかも歩行時に反響音の発生しにくい床板を提供
できるばかりでなく、機械的量産が可能で安価な
ものが得られるものあり、支脚の取付部の構造に
おいては、受け座の本体部を下板の取付孔に下方
より挿入し、本体部の上面を上板の下面に当接さ
せ且つ環状突部を上板の係合孔に内嵌すると同時
に、本体部の下端のフランジを下板の下面に当接
させて該受け座を床板の4隅部に装着し、そして
受け座の螺孔に支脚の雄ネジを螺入してなるの
で、受け座の本体部上面とフランジとでそれぞれ
上板の下面と下板の下面が同時に支持されるので
縦方向に作用する力に対して強固であり、しかも
環状突部が上板の係合孔に内嵌しているので、受
け座が傾く恐れがなく、横方向に作用する力に対
しても強固である。また、周板は上板の周囲に一
体形成されているので強固であるとともに、その
下部を内向き傾斜面となしているので、多数の床
板を密接して敷設する場合には、隣接する床板間
に嵌め込み易く、その作業性の向上が図れるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる床板の平面図、第2図
は要部拡大縦断面図、第3図は芯用板材の正面
図、第4図は第2図にかわる他の実施例縦断面
図。 1……上板、2……下板、3……周板、4……
板状芯材、5……支脚、5′……雄ネジ、6……
芯用板材、7……スリツト、8……口部、9……
螺孔、10……受け座、10′……雌ネジ、11
……環状突部、12……フランジ、13……防振
ゴム、14……溝、15……キヤツプ、16……
係止縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のスリツトを並設した複数の帯状芯用板材
    を直交配置するとともに、互いのスリツトを嵌合
    させて平面視格子状の板状芯材を形成し、該板状
    芯材の上面には下部に内向き傾斜面を有する周板
    を周囲に一体形成した上板を固着するとともに、
    板状芯材の下面には下板を固着し、その4隅部で
    あつて上板には係合孔を形成し、それと対面する
    下板には該係合孔より径の大きい取付孔を形成し
    てなり、中心に上下に貫通した螺孔を形成し且つ
    前記取付孔に嵌入可能な本体部の上面であつて該
    螺孔周縁部に前記係合孔に内嵌し上板の上面と面
    一となる高さの環状突部を突設するとともに、本
    体部の下端に下板下面に当接するフランジを形成
    してなる受け座を前記4隅部に下方から嵌合装着
    するとともに、その螺孔に雄ネジを設けた支脚を
    螺入してなることを特徴とする床板。
JP1986027899U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH0412197Y2 (ja)

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JPS62140133U JPS62140133U (ja) 1987-09-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749700A (en) * 1980-09-08 1982-03-23 Riyouichi Chiba Production of active transparent soap

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54150311U (ja) * 1978-04-11 1979-10-19

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749700A (en) * 1980-09-08 1982-03-23 Riyouichi Chiba Production of active transparent soap

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