JPS6322321Y2 - - Google Patents

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JPS6322321Y2
JPS6322321Y2 JP1510784U JP1510784U JPS6322321Y2 JP S6322321 Y2 JPS6322321 Y2 JP S6322321Y2 JP 1510784 U JP1510784 U JP 1510784U JP 1510784 U JP1510784 U JP 1510784U JP S6322321 Y2 JPS6322321 Y2 JP S6322321Y2
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JP
Japan
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seat
mounting
notch
box
shaped structure
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JP1510784U
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JPS60128262U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は家庭用温水ボイラ等の箱形構造体を
支え、これを据付け面に設置するための箱形構造
体の取付足に関するものである。
〔従来の技術〕
家庭用温水ボイラなどは家庭用設備機器として
は比較的重量の大きいものである。こうしたもの
において全体が箱形をしたものを、この明細書で
は箱形構造体と称すものであるが、この種のもの
の下部四隅に設けられている取付足は、従来にお
いては機能的にも外観的にも満足のゆくものでは
ない。すなわち、従来の取付足は例えば第1図に
示すようにアングル材の下端側に片方のフランジ
部101のみをほぼ直角に曲げて横方向に張り出
す座部102を形成したもので、箱形構造体には
フランジ部101の一部に溶接したアングル形の
取付片103によつて取付けられているのであ
る。座部102は据付け面に当たり、中央にあけ
られた孔を使つて据付け面に固定されるが、この
部分の荷重に対する耐性を十分なものとするに
は、従来の構造の場合では、アングル材そのもの
を、フランジ部101の幅が広く肉も厚いものと
しなければならない。従つて、通常においては荷
重を圧縮方向で受ける垂直部分の強度はそれほど
必要がないため、これがあまり大げさな構造とな
らない限りで強度的に秀れたアングル材が取付足
として使用されているのである。このことは、座
部102に十分な荷重に対する耐性を持たせにく
いことを示しており、実際にも取扱いにおいて片
側の取付足に荷重が掛るような持ち上げ方をする
と、荷重の集中する取付足の座部102が上側へ
曲がり、変形するトラブルが起きている。
〔考案の概要〕
本考案は上記した従来の問題点を解消すること
を目的としてなされたもので、座面をもつ据付座
と脚部材とを別構成にして組合わせることによつ
て、必要な部分に必要十分な強度を持たせうる、
安定性が高く、製造の容易な箱形構造体の取付足
を提供するものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
第2図に示す本考案の適用例としての箱形構造
体1は、底板2の四隅部に、直角段差を形成する
足取付部としての切込み部3を有し、この各切込
み部3に対して、据付座4と脚部材5よりなる四
組の取付足が取付けられているのである。各取付
足を構成する据付座4と脚部材5とは、それぞれ
別部材として次のように構成されている。すなわ
ち、据付座4は、切込み部3の前後方向の寸法よ
り大きい幅の座面6を有し、この座面6の一側
に、底板2の切込み部3の裏面に当たり、座面6
上方において座面6に平行に突き出す受面7とこ
れを支える立上り面8とからなる取付部9を、幅
寸法を二分する形態に切込み部3の段差分に相当
する段差をつけて二個並びに形成してなる。取付
部9のうちの突き出し側のものには受面7と立上
り面8とにねじ締結のための孔が形成され、座面
6には据付け面との固定を計るための孔10が形
成されている。この据付座4は、角形の鋼板から
プレス成形されるが、この時、二個の取付部9が
同形同寸法で方向性も等しいため、対角線上に取
付ける二個は同じものを、これに交叉する対角線
に取付ける二個については、取付部9の曲げ方向
を反転させて形成したものを使用すれば良い。つ
まり、据付座4は二種類必要であるが、これらは
同じ抜き金型によつて製造することが可能であ
る。脚部材5は据付座4より肉の薄いアングル材
で構成されている。そして、据付座4を、その突
き出し側の取付部9の受面7を底板2の切込み部
3の下面に当て、後退側の取付部9の受面7を切
込み部3からはずれた底板2の下面に当てて、受
面7の孔を利用して底板2とボルト・ナツト等で
結合させるのである。底板2に取付けた据付座4
に対し、脚部材5を、その一方のフランジ部11
が突き出し側の取付部9の立上り面8に当接し、
他方のフランジ部12が後退側の取付部9の立上
り面8の端面に当接し、かつ端面が座面7上に突
き合わさる形態に立てて、突き出し側の取付部9
に対してねじ締結することによつて、各々の取付
足が構成されるのである。
しかして、この取付足は、荷重を圧縮方向の力
として受ける脚部材5はそれほど強度的に秀れた
アングル材を使う必要がなく、荷重を分散して受
ける座面7については十分な平面積と曲げに対す
耐力を備えさせることができ、全体として安定性
が高く、安定感のあるものとなる。すなわち、必
要な強度を必要な部分に、他の部分の制約なしに
備えさせることができ、これによつて機能的に安
定した取付足が構成できるのである。そして、取
付部9の曲げ方向を変えるだけで二種の据付座4
を形成でき、製造面での困難性がほとんどない利
点がある。
〔考案の効果〕
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案の箱形構造体の取付足は、荷重を平面で受
ける据付座に荷重を圧縮方向の力として受けるア
ングル状の脚部材を結合させたものであるから、
それぞれの荷重に対する耐性を、それぞれに対し
適切に備えさせることができ、全体が、強度的に
も外観的にも安定したものとなるうえ、据付座の
二個の取付部を、幅寸法を二分する形態で段差状
に並設させたことにより、前後左右の各隅部に対
する据付座を、例えば一種類の抜き金型によつて
製造することができ、しかも座面の平面積が十分
に安定性と安定感をもつ広さとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例としての箱形構造体の取付足を
示す斜視図、第2図は本考案の適用例としての箱
形構造体を底部について示す平面図、第3図はそ
の取付足の構造を示す要部を拡大して示す斜視図
である。図において1は箱形構造体、2は底板、
3は切込み部、4は据付座、5は脚部材、6は座
面、7は受面、8は立上り面、9は取付部、1
1,12はフランジ部である。なお、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板の四隅にかぎ形段差を形成する足取付部と
    しての切込み部を有する箱形構造体の切込み部に
    対して取付けられる、切込み部より幅の広い座面
    をもつ据付座と、この据付座に対して立て状態に
    固定され、箱形構造体の荷重を支えるアングル材
    よりなる脚部材とからなり、前記据付座はその座
    面の一側に、前記底板の切込み部の裏面に当た
    り、座面上方において座面に平行に突き出す受面
    とこれを支える立上り面とからなる取付部と、こ
    の取付部と同形でこの取付部より底板の切込み部
    の段差分後退したもう一つの取付部とを幅寸法を
    二分する形態で有し、前記脚部材は、一方のフラ
    ンジ部が前記据付座の突出し側の取付部の立上り
    面に当接し、他方のフランジ部が後退側の取付部
    の立上り面の端面に当接し、かつその端面が座面
    上に突き合わされていることを特徴とする箱形構
    造体の取付足。
JP1510784U 1984-02-06 1984-02-06 箱形構造体の取付足 Granted JPS60128262U (ja)

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JP1510784U JPS60128262U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 箱形構造体の取付足

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JPS60128262U JPS60128262U (ja) 1985-08-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7752861B2 (en) 2002-07-05 2010-07-13 Daikin Industries, Ltd. Outdoor unit of air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6052852B2 (ja) * 2012-07-12 2016-12-27 株式会社長府製作所 貯湯式給湯ユニット
JP6052854B2 (ja) * 2012-07-31 2016-12-27 株式会社長府製作所 貯湯式給湯ユニット

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JPS60128262U (ja) 1985-08-28

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