JPH0510101Y2 - - Google Patents

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JPH0510101Y2
JPH0510101Y2 JP17276386U JP17276386U JPH0510101Y2 JP H0510101 Y2 JPH0510101 Y2 JP H0510101Y2 JP 17276386 U JP17276386 U JP 17276386U JP 17276386 U JP17276386 U JP 17276386U JP H0510101 Y2 JPH0510101 Y2 JP H0510101Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、二重床を構成している支持脚が地震
等の外力によつて倒れたり位置ずれしないように
補強するための補強装置に関するものである。
〈従来の技術〉 この種補強装置としては、例えば実開昭55−
97030号公報に開示されたものがあるが、このも
のは支持脚同士を連結するための連結部材の曲げ
加工が非常に面倒で加工費が高価になる不具合が
あつた。
そこで、この様な問題点を解決するものとし
て、本出願人は先に、実開昭60−129435号公報に
開示した如き支持脚の補強装置を提案した。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、本願人が先に提案した上記の補強装
置をさらに改良して、支持脚をより一層強固に補
強することが出来る二重床構造における支持脚の
補強装置を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案の二重床構造におけ
る支持脚の補強構造は、各支持脚の上下位置に
夫々取付ける取付金具と、該取付金具を介して隣
り合う支持脚間にわたり交差状に架橋される一対
の連結部材とで構成し、上記一対の連結部材の交
差部分に接続孔を形成すると共に、上記一対の連
結部材の交差部分に生じる間隙を保持するための
突出部を上記接続孔近傍にあつて当該接続孔を挟
む位置に一体に突出形成したことを特徴としたも
のである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
二重床は従来と同様に、基礎床面B上に碁盤目
状に立設配置した支持脚C上に床板Dを架橋状に
載置敷設せしめて構成され、各支持脚Cは地震等
の外力により転倒したり位置ずれしないように補
強装置Aでもつて互いに連結され補強される。
尚、図中、c2は支持脚Cの載承受台、c3は脚受
板である。
補強装置Aは、支持脚Cの支柱c1の上部及び下
部位置に夫々取付けられる取付金具1と、この取
付金具1を介して隣り合う支持脚C間にわたり交
差状に架橋される一対の連結部材2とで構成され
る。
取付金具1は、一対の連結部材2の両端部を
夫々支持脚Cに連結するためのものであり、4個
一組の部材でもつて構成される。即ち、取付金具
1を構成する1個の部材は、1枚の金属製帯状片
の中央を弯曲せしめて支持脚Cの支柱c1の外周に
圧接係止する固定部1aと、その固定部1aの両
端側を互いに直交するように外側へ折り曲げて形
成される取付部1bとからなり、取付金具1はこ
の4個の部材を支持脚支柱c1の上部及び下部にボ
ルト・ナツトで組み付けることによつて組立て構
成されるものである。
また、連結部材2は、同形に形成された2個一
対の部材でもつて構成される。即ち、1個の部材
は、第3図に示す如く、適宜長さを有するL形ア
ングル型材を用いて、所定位置を所定の角度に折
り曲げて水平杆部2aと傾斜杆部2bとからなる
正面略くの字形に形成し、その水平杆部2a及び
傾斜杆部2bの端部に取付金具1の取付部1bに
連結するための連結長孔204及び連結孔205
を夫々開口形成すると共に、一対の連結部材2が
互いに交差する部分に一対の連結部材2同士を連
結するための接続孔201を開口形成し、更に上
記接続孔201の近傍には、1乃至複数個の突出
部203を同一体に突出形成せしめてなり、この
2個の部材を両者又は一方の連結部材2に突設し
た突出部203が相手の連結部材2側に向くよう
に互いに交差状に重ね合せて連結部材2を構成す
るものである。
上記突出部203は、一対の連結部材2を取付
金具1を介して隣り合う支持脚C間にわたつて交
差状に架橋した際に交差部分に生じる間隙202
(第2図において、当接する2つの取付部1bの
厚みに相当する幅の間隙)を保持させるためのも
のであり、一対の連結部材2において接続孔20
1の近傍にあつて当該接続孔201を左右両側か
ら挟む位置に配置突設する。
また、突出部203の形状は、図示例の如き円
錐形状に限らず、四方形状あるいは半球状等、一
対の連結部材2の接続孔201にわたりボルト・
ナツトで締結した際に、交差部分の間隙202を
保持し耐え得る形状であれば任意に設定すること
ができる。
而して、本考案に係る補強装置Aを二重床に施
工する場合には、先ず、基礎床面B上に立設配置
した各支持脚Cの支柱c1の上部及び下部位置に
夫々取付金具1をボルト3とナツト4とで仮止め
状に取付ける。次に、支持脚支柱c1の上部に仮止
めした取付金具1の取付部1bに、連結部材2の
傾斜杆部2bを連結孔205を介して上記ボルト
3とナツト4で仮止め状に連結し、支持脚支柱c1
の下部に仮止めした取付金具1の取付部1bに、
連結部材2の水平杆部2aを連結長孔204を介
してボルト3とナツト4とで仮止め状に連結し、
然る後、一対の連続部材2の両接続孔201を互
いにボルト3およびナツト4で仮り止め状に連結
する。
そして最後に、上記各部の仮止め状態を、夫々
のボルト3とナツト4とを締付けることにより、
本止め状態として補強装置Aの取付け施工が完了
する。
〈考案の効果〉 本考案の二重床における支持脚の補強装置は斯
様に構成したので、下記の作用効果を有する。
一対の連結部材を隣り合う支持脚にわたつて
交差状に架橋しその交差部分を互いに連結接続
せしめたので、一対の連結部材が一体化され連
結部材自体を強固なものとすることが出来ると
共に、一体化された2本の連結部材でもつて支
持脚を同時に支えることになる。その結果、一
対の連結部材を単に交差させたものよりも支持
脚を一層強固に支持することができると同時
に、連結部材が配線コード等で引張られた場合
でも、連結部材が不用意に動く惧れがなくな
る。
一対の連結部材を隣り合う支持脚にわたつて
交差状に架橋した際にその交差部分に生じる間
隙を突出部で保持せしめるようにしたので、交
差部分を互いにボルト・ナツトで締結接続した
際に両連結部材が交差部分でたわみ変形するこ
とがなくなり、その結果、連結部材の本来の強
度を損うことなく保持させることが出来、上記
の作用効果と相俟つて支持脚を一層強固に支
持することができる。
突出部を連結部材に一体に形成せしめたの
で、間隙を保持するためのスペーサーなどを別
個に製造する必要がなく、部品の製造上及び補
強装置を施工する上で容易且つ安価になると共
に、部品の保存管理も容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図は正
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は本考案に係る連結部材の斜視図、第4図は第3
図の−線断面図である。 図中、A……補強装置、B……基礎床面、C…
…支持脚、D……床板、1……取付金具、2……
連結部材、2a……水平杆部、2b……傾斜杆
部、201……接続孔、202……間隙、203
……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎床面上に碁盤目状に立設配置した支持脚上
    に床板を載置敷設してなる二重床構造における支
    持脚の補強装置であつて、前記各支持脚の上下位
    置に夫々取付ける取付金具と、該取付金具を介し
    て隣り合う支持脚間にわたり交差状に架橋される
    一対の連結部材とで構成し、上記一対の連結部材
    の交差部分に接続孔を形成して両接続孔にわたり
    ボルト・ナツトで締結すると共に、上記一対の連
    結部材の交差部分に生じる間隙を保持するための
    突出部を上記接続孔近傍にあつて当該接続孔を挟
    む位置に一体に突出形成したことを特徴とする二
    重床構造における支持脚の補強装置。
JP17276386U 1986-11-10 1986-11-10 Expired - Lifetime JPH0510101Y2 (ja)

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JP17276386U JPH0510101Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JPS6378636U JPS6378636U (ja) 1988-05-25
JPH0510101Y2 true JPH0510101Y2 (ja) 1993-03-12

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