JPS628787Y2 - - Google Patents

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JPS628787Y2
JPS628787Y2 JP9045282U JP9045282U JPS628787Y2 JP S628787 Y2 JPS628787 Y2 JP S628787Y2 JP 9045282 U JP9045282 U JP 9045282U JP 9045282 U JP9045282 U JP 9045282U JP S628787 Y2 JPS628787 Y2 JP S628787Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は銀行等のように来訪者のある事業所な
どに於て、その来訪者と面談等をし乍ら事務作業
などを行う際に使用される受付用カウンターに関
するものである。
一般に銀行等で用いる受付用カウンターは、そ
れを側面から見た場合、来訪者が立つた姿勢で使
用する高さの来訪者側天板と、受付者側は椅子な
どに腰掛けた姿勢で使用する高さの受付者側天板
とを段違い状に配設して構成したものが多い。
而して、上記段違い天板を有する受付用カウン
ターに於ける天板の段違い構造は、例えば、第1
図々示のように、天板A,Bの高さを異にして
夫々独立に構成した2種類のカウンターを前後に
並べたり、或は、第2図々示のように、来訪者側
天板Aをその上面に取付けた1のカウンターの基
枠Cの内面(受付)側に、受付者用の天板Bを片
持ち梁状に取付けて支持させるなどして構成され
ているが、種々難点がある。
まず、第1図に示した天板A,Bの高さを違え
て個々に構成した2種類のカウンターを前後に並
べる形式のものは、夫々の天板A,Bの両側にそ
れら天板を支持する各種形状、構造の脚部材D,
Eが設けられているため、このカウンターを長手
方向において連接するとその接合部に脚部材D,
Eが重複して存在することになるため、受付者側
天板Bの下面側に設置される各種什器等を前記脚
部材D,Eがある部分には置けないこととなり、
前記天板Bの下面側の有効な利用を図ることがで
きなくなるのみならず、このことによつて連接し
たカウンターの長手方向に於て任意の場所に受付
者を配置できないこととなり、例えば、同一の受
付に2人乃至はそれ以上の受付者を配置できな
い、換言すれば、所謂受付窓口となる部分をカウ
ンターの長手方向に於ける任意の場所に設定でき
ないという難点がある。また、第1図々示の形式
のカウンターは、来訪者側天板Aの脚部材Dがそ
の天板A下面に於て来訪者側へ大きくせり出して
位置するため、例えば、来訪者が車椅子の使用者
である場合には、その車椅子が前記脚部材Dの前
面側に張設されている幕板Fや脚部材Dに阻ま
れ、車椅子に乗つた来訪者にとつては天板Aが大
きく離れた所に位置し、極めて使い難いという難
点もあるのである。
一方、第2図に示すカウンターは、2つの天板
A,Bが共通の基枠Cに支持されることとなるの
で、図示の例のものは、受付者側天板Bの下面に
天板B専用の脚部材のようなものが無く、従つて
受付者側においては先に述べた第1図々示のもの
のような難点はないが、来訪者側においては、第
1図々示のものと同様に、来訪者側にせり出した
基枠Cや該基枠Cの前面側に張設した幕板Fによ
る難点がある。更に、第2図々示のものは、基枠
Cの内面(受付)側に天板Bが片持ち状で取付け
られているので、カウンター全体を自立させるた
め、該枠Cを設置場所の床面にアンカーボルトG
で固定したり、或は、天板Bを基枠Cに取付ける
ため、該枠Cの後面に固定支持Iされた倒L字状
等の支持腕Hが不可欠であるなど、施工に手間を
要するほか、カウンターの配置場所やそのレイア
ウトを簡単に変更することができないという特有
の難点もある。
本考案は上記のような段違い天板を有する受付
用カウンターの難点に鑑み、連接した場合におい
ても、受付者側及び来訪者側のいずれにも天板を
支持する脚部材などが突出することのない受付用
カウンターを提供することを目的としてなされた
もので、その構成は、水平な天板部材と垂直な幕
板部材とが一体で内部が中空の側面略T字状又は
〓状をなす金属板製外皮の長手方向両側部に木質
材等から成る研削可能な側面部材を埋設すると共
にそれら両側面部材間に、両端部に螺子部を形成
した連結杆をその螺子部を前記側面部材の外面に
臨ませて架装し、前記外皮内に発泡樹脂を充填密
着して成る来訪者側カウンター部材と、水平な天
板部材と前記来訪者側カウンター部材の幕板部材
より短かい垂直な立壁部材とが一体で内部が中空
の側面略〓状をなす金属板製外皮の長手方向両側
部に木質材等から成る研削可能な側面部材を埋設
すると共にそれら両側面部材間に、両端部に螺子
部を形成した連結杆をその螺子部を前記側面部材
の外面に臨ませて架装し、前記外皮内に発泡樹脂
を充填密着して成る受付者側カウンター部材のそ
れぞれ複数本を、それらの長手方向に並列させて
相互に対向する前記連結杆を連結螺子部により連
結し、それら両連結体を幕板部材を前後で対向さ
せると共にそれらの長手方向外側端部に適宜の脚
部材を当てがい、該脚部材を前記連結杆の螺子部
に固着して成ることを特徴とするものである。
次に本考案の実施例を図に拠り説明する。
第3図において、1は全体の側面形状が略T状
をなし、内部を中空に形成した来訪者側カウンタ
ー部材を外皮で、天板となる水平部及び該水平部
の下面から下方へ延設された幕板となる垂直部と
により形成される。
而して、上記カウンター部材の外皮1は、平面
矩形の金属薄板1a,1b,1cを曲げ加工して
第3図に示すカウンター部材の外郭形状をなす中
空体に形成した後、第4図々示のように、その長
手方向両端部に、該外皮の側断面内縁形状と同様
に形成した木質材による側面部材2,3を埋設
し、前記中空部を密閉空間に形成する一方、前記
両側面部材2,3間に、両端に螺子部4aを形成
した連結杆4を複数本架設し、更に、第5図に示
すように、前記中空部内に、発泡樹脂5を充填密
着させることにより、天板1Aと幕板1Bとが一
体となつた来訪者側カウンター部材Xを構成す
る。尚、第5図において、2a,3aは、前記連
結杆4の螺子部4aを側面部材2,3の外面側へ
露出させるための座ぐり穴である。
また、Yは前記来訪者側カウンター部材Xと同
様の手法で作製される側面略〓状の受付者側カウ
ンター部材で、前記部材Xとは断面形状が異なる
だけである。
即ち、上記受付者側カウンター部材は、平面矩
形の金属板から成る上面部材6aと、同様形状の
下面部材6bとを側面略〓状に曲げ加工し、第3
図に示す外郭形状をなす中空の外皮6に形成した
後、第6図、第7図に示すように、該外皮6の長
手方向両端部に、該外皮6の側断面内縁形状と同
様に形成した木質材による側面部材7,8を埋設
し、前記中空部を密閉空間に形成する一方、前記
両側面部材7,8間に、両端に螺子部4aを形成
した連結杆4を架設し、更に、第7図に示すよう
に、前記密閉中空部内に、発泡樹脂を充填密着さ
せて作製することにより、天板6Aと立壁6Bと
から成る受付者側カウンター部材を構成するので
ある。尚、図中、7a,8aは前記螺子部4aを
側面部材7,8の外面に露出させるための座ぐり
穴である。また、上記外皮1,6の内部には適宜
の補助骨材を内装してもよく、更に、各連結杆4
には、側面部材間で管状のスリーブ材を外装して
もよい。
上記のように構成した各カウンター部材X,Y
をそれぞれ複数本連結して組合せ、受付用カウン
ターに構成するには、前記両者X,Yを第8図に
示すような態様で前後に並べ配設すると共に、こ
れらX,Yの複数本を第12図に示すような態様
で連結し、この連結体の長手方向両外側端に脚部
材12,13を取付ることにより構成される。
即ち、各カウンター部材X、又はY同士の連結
は、それらを長手方向に並べたときそれぞれに対
向する各連結杆4の螺子部4aを、それぞれ連結
用ナツト部材9を以て連結することにより行な
い、また、このようにして連結した各部材X,Y
の連結体を前後に配した状態で固定して支持する
ため、当該連結体の長手方向両端部に位置する各
連結杆4の螺子部4aに、受座10、止着用の頭
付ナツト11を介して、パネル状の脚部材12,
13を固着するのである。
而して、受座10は、前記頭付ナツト11の胴
部を挿通させる孔を有する板状で、その外面側か
ら該ナツト11を前記螺子部4aに螺合緊締する
ことにより、前記受座10の内面が各側面部材
2,3、及び7,8に押圧されるようになつてい
る。この結果、前記頭付ナツト11が受座10を
側面部材の外面に押圧することになり、連結ナツ
ト部材9を介して連結され一体化している各連結
杆4はその両端部から外側へ引張られることとな
り、各部材X,Y同士がそれらの長手方向の外側
から圧縮されて長手方向で一体化される。従つ
て、前記受座10を、内面側に該受座10の厚さ
及び頭付ナツト11の頭部を嵌入する凹部12
a,13aを形成したパネル状の脚部材12,1
3の当該凹部に嵌合させて、該脚部材12,13
の内面側に止着螺子14などにより固着すれば、
前後に配しつつ連結した前記カウンター部材X,
Yが脚部材12,13に支持された受付用カウン
ターの一例に構成されるのである。尚、上記の連
結された各カウンター部材X,Yはそれぞれ幕板
1B及び立壁6Bによる縦方向部材が、各天板1
A,6Aに加わる荷重を支持するので、連結され
た各天板1A,6Aはその長手方向のみならず、
曲げ荷重の加わる方向に関しても剛体的に一体化
されることとなる。
上記実施例において、連結杆4には雄螺子によ
る螺子部4aを形成し、その連結材として連結ナ
ツト部材を用いたが、前記螺子部4aを状の雌螺
子に形成し、その連結材、止着材として雄螺子を
有する螺子杆を用いてもよい。
本考案は上述の通りであつて、天板1Aと幕板
1Bとを一体構造に形成すると共に連結杆4を内
装した側断面略T状又は〓状をなす来訪者側カウ
ンター部材Xと、天板6Aと立壁6Bとが一体構
造で内部に連結杆4を設けて形成した側面略〓状
の受付者側カウンター部材Yとを、前記各連結杆
4の対向するものを相互に連結して、複数の前記
部材X,Yを長手方向で剛体的に一体化し、ま
た、前後に位置付けた両部材X,Yの列を、その
列の長手方向の両外側において連結された各連結
杆4に脚部材12,13を固着することにより一
体化して、受付用カウンターに構成したから、来
訪者側は、天板1Aの前端から大幅に後退した所
に幕板1Bが位置すると共に、該幕板1Bは受付
者側から見てもその天板6Aの前端に位置し、然
も、受付者側にはその天板6Aの連結部下面には
脚部材が一切設けられないことによつて、来訪者
側は仮に車椅子の使用者であつても、その天板1
Aを使用し易い所までその車椅子を寄せることが
できる一方、受付者側は、その天板6Aの下面の
空間を何らの障害物なく活用することができる。
また、本考案においては、来訪者側カウンター部
材と受付者側カウンター部材とが、金属板の加工
と側面部材の取付け、連結杆の架装及び発泡樹脂
の注入により得られるので、製造が容易な上にそ
れらカウンター部材の連結も容易に行なうことが
できる。
更に、来訪者側及び受付者側の両カウンター部
材は、それぞれ発泡樹脂の注入により全体が安定
した強度の高いものとすることができることは勿
論、両カウンター部材はそれらの幕板部材と立壁
部材が重合されて一体的に脚部材に組付けられる
ことにより、カウンター全体としても安定した高
い強度を確保することができるから、従来のこの
種カウンターの難点を一挙に解消することがで
き、銀行等の比較的長尺のものが望まれる受付用
のカウンターとして好適である。
尚、本考案カウンターの各カウンター部材の外
皮1,6の側面形状は、上記実施例のものに限ら
れることなく、第14図乃至第16図に示したよ
うなものであつてもよい。これら第14図乃至第
16図において第3図と同一符号は同一部材を示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の受付用カウンターの
構造例を示す側断面図、第3図は本考案カウンタ
ーに用いるカウンター部材の外皮の一例の側面
図、第4図、第5図は本考案における来訪者側カ
ウンター部材の一例の一部切截平面図、第6図、
第7図は本考案における受付者側カウンター部材
の一例の一部切截平面図、第8図は本考案におけ
るカウンター部材の構成の側面図、第9図は第8
図のイ−イ線断面図、第10図は同じくロ−ロ線
断面図、第11図は同じくハ−ハ線断面図、第1
2図は脚部材と各カウンター部材との結合状態を
示す一部切截平面図、第13図は第12図のニ−
ニ線一部切截側面図、第14図乃至第16図はそ
れぞれカウンター部材の外皮の別例の側面図であ
る。 X……来訪者側カウンター部材、1……外皮、
1A……天板、1B……幕板、2,3……側面部
材、4……連結杆、4a……螺子部、5……発泡
樹脂、Y……受付者側カウンター部材、6……外
皮、6A……天板、6B……立壁、7,8……側
面部材、9……連結用ナツト部材、10……受
座、11……頭付ナツト部材、12,13……脚
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平な天板部材と垂直な幕板部材とが一体で内
    部が中空の側面略T状又は〓状をなす金属板製外
    皮の長手方向両側部に木質材等から成る研削可能
    な側面部材を埋設すると共にそれら両側面部材間
    に、両端部に螺子部を形成した連結杆をその螺子
    部を前記側面部材の外面に臨ませて架装し、前記
    外皮内に発泡樹脂を充填密着して成る来訪者側カ
    ウンター部材と、水平な天板部材と前記来訪者側
    カウンター部材の幕板部材より短かい垂直な立壁
    部材とが一体で内部が中空の側面略〓状をなす金
    属板製外皮の長手方向両側部に木質材等から成る
    研削可能な側面部材を埋設すると共にそれら両側
    面部材間に、両端部に螺子部を形成した連結杆を
    その螺子部を前記側面部材の外面に臨ませて架装
    し、前記外皮内に発泡樹脂を充填密着して成る受
    付者側カウンター部材のそれぞれ複数本を、それ
    らの長手方向に並列させて相互に対向する前記連
    結杆を連結螺子部により連結し、それら両連結体
    を幕板部材と立壁部材を前後で対向させると共に
    それらの長手方向外側端部に適宜の脚部材を当て
    がい、該脚部材を前記連結杆の螺子部に固着して
    成ることを特徴とする受付用カウンター。
JP9045282U 1982-06-17 1982-06-17 受付用カウンタ− Granted JPS58191871U (ja)

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JP9045282U JPS58191871U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 受付用カウンタ−

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JP9045282U JPS58191871U (ja) 1982-06-17 1982-06-17 受付用カウンタ−

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JPS58191871U JPS58191871U (ja) 1983-12-20
JPS628787Y2 true JPS628787Y2 (ja) 1987-02-28

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