JP2551752Y2 - 壁パネル - Google Patents

壁パネル

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JP2551752Y2
JP2551752Y2 JP5533692U JP5533692U JP2551752Y2 JP 2551752 Y2 JP2551752 Y2 JP 2551752Y2 JP 5533692 U JP5533692 U JP 5533692U JP 5533692 U JP5533692 U JP 5533692U JP 2551752 Y2 JP2551752 Y2 JP 2551752Y2
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JP
Japan
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ribs
bonding
reinforcing member
wall panel
back surface
Prior art date
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JP5533692U
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English (en)
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JPH0616550U (ja
Inventor
浩之 齋藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室ユニット、トイレ
ユニットあるいは洗面所ユニットなどの組み立て式のユ
ニット室を構成する壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット室を構成する壁パネルは工場で
生産され、住宅建築現場で組み立てられる。このような
壁パネルとしては、従来、図3に示すように、合板や
フレキシブルボード等の板状下地材の表面に化粧材を貼
った表面材あるいは表面化粧処理した表面板材31の裏
面に、フレーム32を接着または接続した構造のもの、
また、図4に示すように、鋼板等の延性の高い板材4
1の表面を化粧し端部を曲げ加工し、この加工後の板材
41の裏面に、石膏ボードなどの板状補強部材42を貼
り付けた構造のものがある。さらには、図示しないが、
裏面にリブを一体成形したFRPなどの樹脂製のパネ
ルなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した
の構造の壁パネルによれば、板体をフレームによって補
強した構造であるので、パネルへの面荷重は均等に分散
せず、板体とフレームとの接着部のみに集中する。この
ため、剛性を得るにはフレームと板体との間に強い接着
力あるいは結合力が必要であった。
【0004】一方、の構造の壁パネルによると、面状
補強を用いるため、面荷重の分散がよく強度上の問題は
ないが、パネル重量が重く、このため、ユニット室の組
み立て時の施工性ならびに搬送時の作業性が悪いという
問題があった。
【0005】さらに、の構造の壁パネルにおいては、
パネルサイズや表面模様などが変更されるごとに、パネ
ル成形用の金型を新規にする必要があり、パネルコスト
が高くつくといった問題がある。
【0006】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、軽量で強度的にも強
く、しかも、表面模様などの仕様変更があっても、それ
に容易に対応できる構造の壁パネルを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明す
ると、本考案は、表面材1の裏面11aに補強部材2を
接着した構造の壁パネル10で、その補強部材2には、
表面材の裏面11aに対して略垂直の複数本のリブ21
a・・21a,21b・・21bが格子状に配置されている
とともに、表面材1への接着面側で、各リブ21a,2
1bが交わる部分に、そのリブ交差部よりも大きな面積
で表面材の裏面11aに接触する面を備えた接着用補強
材22a・・22a,22b・・22bが一体的に形成され
ていることによって特徴づけられる。
【0008】
【作用】補強部材2に接着用補強部材22a,22bを
設けることによって、各リブ21a,21b・・間の互い
の連結強度が高くなるとともに、補強部材2と表面材1
との接着面積が広くなる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本考案実施例の構造を示す分解斜視図で
ある。
【0010】表面材1は、フレキシブルボードなどの板
状下地材1aに、紙などの化粧材1bを貼り付けた構造
で、この表面材の裏面11aに補強部材2が、接着剤で
接着され、全体として壁パネル10が構成される。
【0011】この補強部材2は、表面材の裏面11aに
対して略垂直となる複数本のリブ21a・・21a,22
a・・22aが格子状に配置された構造の樹脂成形品で、
その各リブ21a,21bが交わる部分で、表面材1へ
の接着側の面には、接着用補強材22a,22bが一体
に形成されている。その各接着用補強材22a,22b
は、格子リブ21a,21bを対角とする正方形状もし
くは直角三角形状の平板で、その各前面はリブ21a,
21bの前面と面一となっている。従って、以上の構造
の補強部材2を表面材1の裏面11aに合わせると、そ
のリブ21a・・21a,21b・・21bおよび接着用補
強材22a,22bが、伴に接触して、その各接着用補
強材22a,22bも表面材1への接着固定面となる。
【0012】図2は本考案の他の実施例の構造を示す分
解斜視図である。先の図1に示した実施例では、リブの
交差部に接着用補強材を設けているが、この例では、格
子状に配置してリブ121a,121bの表面材101
の裏面側に向く面に、1枚で構成される接着用補強材1
22aを一体に成形して、全体として補強部材102を
構成している。
【0013】なお、接着用補強材102aには、軽量化
のために格子の各矩形の中央部に相当する位置に、それ
ぞれ穴132a,132b,132cが開口されてい
る。また、それらの穴は、パネル110の上下からその
上下方向の中央部に向かうに従って、その大きさを順次
に小さくしている。これは、組み立て式のユニット室に
おいては、一般に、壁パネルの上下方向の中央部にかか
る荷重が最大で、その荷重はパネル上下端に向かうに従
って徐々に減少するといった構造となっており、この点
を考慮して、パネルの中央部の接着強度つまり接着用補
強材122aの接着面積が大きくなるようにしたもので
ある。
【0014】以上の本考案実施例では、表面材として板
状下地材の上面に化粧材を貼った構造のもを使用してい
るが、その表面材は、板材自体に表面化粧処理を施した
表面板材と代替可能であることは言うまでもない。
【0015】また、本考案の接着補強材としては、上記
した二つの実施例の構造のほか、パネル表面材の裏面に
接着される面を備え、しかも軽量であれば、他の任意の
形状のものを適用可能である。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の壁パネル
によれば、複数本のリブが格子状に配置された補強部材
を表面材の裏面に接着した構造とし、そのリブの交差部
には、表面材の裏面に接触する面を有する接着用補強材
を設けたので、各リブ間の互いの連結強度が高くなると
ともに、補強部材2と表面材1との接着面積が広くなる
結果、剛性が高くなる。しかも、基本的にはリブによる
補強であるので、軽量化も達成できる。
【0017】さらに、表面材と補強部材とを別構造とし
たので、表面模様の仕様変更などがあっても、補強部材
は共通の構成材として表面材のみを変更するだけで、そ
のような仕様変更にも容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の構造を示す分解斜視図
【図2】本考案の他の実施例の構造を示す分解斜視図
【図3】壁パネルの従来の構造例を示す分解斜視図
【図4】壁パネルの従来の構造例を示す分解斜視図
【符号の説明】
1,101・・・・表面材 1a・・・・板状下地材 1b・・・・化粧材 2,102・・・・補強部材 21a,21b,121a,121b・・・・リブ 22a,22b,122a,122b・・・・接着用補強材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み立て式のユニット室を構成する壁パ
    ネルであって、表面材の裏面に補強部材を接着した構造
    で、その補強部材には、上記表面材の裏面に対して略垂
    直の複数本のリブが格子状に配置されているとともに、
    上記表面材への接着面側で、上記各リブが交わる部分に
    は、このリブ交差部よりも大きな面積で上記表面材の裏
    面に接触する面を備えた接着用補強材が一体的に形成さ
    れていることを特徴とする壁パネル。
JP5533692U 1992-08-06 1992-08-06 壁パネル Expired - Lifetime JP2551752Y2 (ja)

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JP7030212B2 (ja) * 2018-12-18 2022-03-04 本田技研工業株式会社 加飾成形品
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