JPS6322962A - フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロア - Google Patents
フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロアInfo
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- JPS6322962A JPS6322962A JP61154429A JP15442986A JPS6322962A JP S6322962 A JPS6322962 A JP S6322962A JP 61154429 A JP61154429 A JP 61154429A JP 15442986 A JP15442986 A JP 15442986A JP S6322962 A JPS6322962 A JP S6322962A
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、フリーアクセスフロアを構成するフロアパネ
ルを床面の上方に支承するためのフリーアクセスフロア
の支持装置に関するものである。
ルを床面の上方に支承するためのフリーアクセスフロア
の支持装置に関するものである。
(従来の技術)
多数のケーブル類の敷設や特殊な換気通路の形成等を容
易にするため、床下に自由空間を確保した二重床構造、
すなわちフリーアクセスフロアが使用されつつある。
易にするため、床下に自由空間を確保した二重床構造、
すなわちフリーアクセスフロアが使用されつつある。
フリーアクセスフロアは、通常、支持手段によって基準
床面の上方に支承された多数のフロアパネルで構成され
る。
床面の上方に支承された多数のフロアパネルで構成され
る。
フリーアクセスフロアの強度を向上させるためには、個
々のフロアパネルや支持手段に十分な剛性を付与するこ
とはもちろんであるが、フロアパネルとその支持手段と
が別体から成る場合には、これらの連結個所の連結強度
も向上させなければならない、その理由はこれらの連結
個所には両者の係合を可能にする夕めのクリアランスが
必然的に存在するから、このクリアランスの存在によっ
て支持台が傾斜し、フロアパネルのズレやガタッキ、そ
してガタッキに伴う騒音が発生するためである。
々のフロアパネルや支持手段に十分な剛性を付与するこ
とはもちろんであるが、フロアパネルとその支持手段と
が別体から成る場合には、これらの連結個所の連結強度
も向上させなければならない、その理由はこれらの連結
個所には両者の係合を可能にする夕めのクリアランスが
必然的に存在するから、このクリアランスの存在によっ
て支持台が傾斜し、フロアパネルのズレやガタッキ、そ
してガタッキに伴う騒音が発生するためである。
例えば、実公昭52−34188号に開示された支持脚
では、支持台のガタッキに伴う衝撃音の発生を防止する
ため、[i用ワッシャを用いている。
では、支持台のガタッキに伴う衝撃音の発生を防止する
ため、[i用ワッシャを用いている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、上記緩衝用ワラシラはフロアパネルのガタッキ
自体ご防止するものではないから、−のフロアパネルの
コーナー部付近に偏心荷重がかかった場合には支持台が
傾斜し、これにより、隣接する他のフロアパネルのコー
ナー部が上昇することになる。
自体ご防止するものではないから、−のフロアパネルの
コーナー部付近に偏心荷重がかかった場合には支持台が
傾斜し、これにより、隣接する他のフロアパネルのコー
ナー部が上昇することになる。
このような事態の発生を防止するため、支持台を脚杆に
対してダブルナツト等の固定手段で強固に固定するとい
う手段も考えられるが、フロアパネルが脚杆の固定され
る基準床面に接近している場合には固定手段の締付けが
困難になり、施工性が極端に低下するという欠点を生じ
る。
対してダブルナツト等の固定手段で強固に固定するとい
う手段も考えられるが、フロアパネルが脚杆の固定され
る基準床面に接近している場合には固定手段の締付けが
困難になり、施工性が極端に低下するという欠点を生じ
る。
そこで、本発明の目的は、十分な剛性を有し、施工性が
良好で、簡単な構造のフリーアクセスフロアの支持装置
を提供することにある。
良好で、簡単な構造のフリーアクセスフロアの支持装置
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するため、本発明のフリーアクセスフ
ロアの支持装置は、コンクリート床等の基準床面に固定
配置される支柱部材と、この支柱部材に高さ調節可能に
取付けられた支持台とを有し、この支持台は隣接する複
数のフロアパネルのコーナー部付近を支承するように配
置される。この支持台の上面には支持台と各フロアパネ
ルとの水平方向への相対変位を防止するための係止部が
複数形成され、また、支持台の係止部の間には、フロア
パネルのコーナー部の上面に係合してコーナー部を支持
台方向へ押圧する押え部材が着脱自在に取付けられる。
ロアの支持装置は、コンクリート床等の基準床面に固定
配置される支柱部材と、この支柱部材に高さ調節可能に
取付けられた支持台とを有し、この支持台は隣接する複
数のフロアパネルのコーナー部付近を支承するように配
置される。この支持台の上面には支持台と各フロアパネ
ルとの水平方向への相対変位を防止するための係止部が
複数形成され、また、支持台の係止部の間には、フロア
パネルのコーナー部の上面に係合してコーナー部を支持
台方向へ押圧する押え部材が着脱自在に取付けられる。
そして、これらの係止部は支持台に取付けられた押え部
材の縁部よりも外方に配置される。
材の縁部よりも外方に配置される。
(作 用)
フロアパネルはその各コーナー部付近を支持台の上面に
係合させて支柱部材に支承されると共に、支持台の上面
に形成された係止部と係合して水平方向への相対変位が
規制されている。フロアパネルの各コーナー部は、また
、押え部材によって支持台方向へ押圧され、これによっ
てコーナー部の上方への変位が規制されている。支持台
と支柱部材との間には両者の相対変位を可能にするため
のクリアランスが存在し、支持台は支柱部材に対してこ
のクリアランスの範囲で揺動可能である。しかし、この
揺動を規制する手段は特に必要ではなく、両者の間には
、必要に応じて回り止め手段を設ければ十分である。そ
の理由は、このようにして敷設されたーのフロアパネル
のコーナー部付近に偏心荷重がfY用すると、支持台は
支柱部材に関して偏心荷重側に傾斜しようとする。すな
わち、支柱部材に関して、このフロアパネルの反対側に
位置する他のフロアパネルは対角線方向の反対端を回動
支点として上方へ変位しようとする。しかし、このフロ
アパネルは押え部材によって上方へ変位できないように
規制されているから、支持台の傾斜角度は微小である。
係合させて支柱部材に支承されると共に、支持台の上面
に形成された係止部と係合して水平方向への相対変位が
規制されている。フロアパネルの各コーナー部は、また
、押え部材によって支持台方向へ押圧され、これによっ
てコーナー部の上方への変位が規制されている。支持台
と支柱部材との間には両者の相対変位を可能にするため
のクリアランスが存在し、支持台は支柱部材に対してこ
のクリアランスの範囲で揺動可能である。しかし、この
揺動を規制する手段は特に必要ではなく、両者の間には
、必要に応じて回り止め手段を設ければ十分である。そ
の理由は、このようにして敷設されたーのフロアパネル
のコーナー部付近に偏心荷重がfY用すると、支持台は
支柱部材に関して偏心荷重側に傾斜しようとする。すな
わち、支柱部材に関して、このフロアパネルの反対側に
位置する他のフロアパネルは対角線方向の反対端を回動
支点として上方へ変位しようとする。しかし、このフロ
アパネルは押え部材によって上方へ変位できないように
規制されているから、支持台の傾斜角度は微小である。
また、支持台が傾斜しようとすると、偏心荷重の作用し
たフロアパネルに隣接するフロアパネルはねじれて支持
台の傾斜を抑制しようとするから、偏心荷重の作用した
フロアパネルの傾斜角度は更に微小に抑制される。
たフロアパネルに隣接するフロアパネルはねじれて支持
台の傾斜を抑制しようとするから、偏心荷重の作用した
フロアパネルの傾斜角度は更に微小に抑制される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第4図及び第8,9図は本発明の第一実施
例を示す、フリーアクセスフロア1は同一のフロアパネ
ル2A、2B、2C,2D、・・・を複数枚敷設して構
成され、これらのフロアパネル2 A 。
例を示す、フリーアクセスフロア1は同一のフロアパネ
ル2A、2B、2C,2D、・・・を複数枚敷設して構
成され、これらのフロアパネル2 A 。
2B、2C,2D、・・−は各コーナー部を支持脚3.
3゜3、・・・で支承されて基準床面4の上方に位置す
る。
3゜3、・・・で支承されて基準床面4の上方に位置す
る。
支持脚3は、接着剤(図示せず)等で基準床面4上に固
定される支柱部材5を有し、支柱部材5はネジ棒6とこ
れに溶接等で固定された基板7とから成る。支柱部材5
には支持台8が取付けられている。支持台8はスリーブ
9の上端に固定された支持板10と、スリーブ9に取付
けられた回り止め用のネジ11と、ネジ棒6に螺合する
スリーブナツト12とから成る。ネジ11はスリーブナ
ツト12とスリーブ9との相対回転を防止すると共に、
スリーブ9がスリーブナツト12から浮上るのを防止す
るためのものである。支持板10の上面にはフロアパネ
ル2A、2B、2C,2D、・・・の下面に当接してこ
れを支持する支持面10aが形成され、支持面10aの
縁部付近にはフロアパネル2A、2B’、・・・と係合
する係止部10bが形成されている。係止部10bは管
状突起で構成され、この管状突起の周面には緩衝部材1
0cが嵌着されている。そして、支持板10の中央部に
はネジ孔10dが形成され、ネジ孔10dにはネジ13
が螺合する。押え部材14にはネジ挿通孔15が形成さ
れ、押え部材14はこのネジ挿通孔15に挿通されたネ
ジ13により、支持台8に着脱可能に取付けられる。な
お、14aは押え部材14の下面に形成された環状段部
を示す。
定される支柱部材5を有し、支柱部材5はネジ棒6とこ
れに溶接等で固定された基板7とから成る。支柱部材5
には支持台8が取付けられている。支持台8はスリーブ
9の上端に固定された支持板10と、スリーブ9に取付
けられた回り止め用のネジ11と、ネジ棒6に螺合する
スリーブナツト12とから成る。ネジ11はスリーブナ
ツト12とスリーブ9との相対回転を防止すると共に、
スリーブ9がスリーブナツト12から浮上るのを防止す
るためのものである。支持板10の上面にはフロアパネ
ル2A、2B、2C,2D、・・・の下面に当接してこ
れを支持する支持面10aが形成され、支持面10aの
縁部付近にはフロアパネル2A、2B’、・・・と係合
する係止部10bが形成されている。係止部10bは管
状突起で構成され、この管状突起の周面には緩衝部材1
0cが嵌着されている。そして、支持板10の中央部に
はネジ孔10dが形成され、ネジ孔10dにはネジ13
が螺合する。押え部材14にはネジ挿通孔15が形成さ
れ、押え部材14はこのネジ挿通孔15に挿通されたネ
ジ13により、支持台8に着脱可能に取付けられる。な
お、14aは押え部材14の下面に形成された環状段部
を示す。
フロアパネル2A、2B、2C,・−・は、第8図、第
9図に示すように、方形の鋼板製表面板16と鋼板製裏
面板17とをスポット溶接等で接合して構成されている
0表面板16と裏面板17の間には空間が形成され、こ
の空間内には無機質系充填材(図示せず)が充填され、
消音効果と剛性強化が図られる。裏面板17にはプレス
絞り加工が施され、環状補強リブ18、放射状補強リブ
19、外側補強リブ20が形成されている。環状補強リ
ブ18で囲繞された部位にはサービスエリア21が形成
され、サービスエリア21には蓋体22で開基された開
口23が形成されている。裏面板17のリブ19,20
上には支持脚3の係止部10bが挿入される複数の位置
決め孔24が形成され、また、フロアパネル2Aの4つ
のコーナー部25には肩部26と四分円形状の切欠き部
27がそれぞれ形成されている。なお、フロアパネルの
材質はGRCやアルミダイキャストでも良い。
9図に示すように、方形の鋼板製表面板16と鋼板製裏
面板17とをスポット溶接等で接合して構成されている
0表面板16と裏面板17の間には空間が形成され、こ
の空間内には無機質系充填材(図示せず)が充填され、
消音効果と剛性強化が図られる。裏面板17にはプレス
絞り加工が施され、環状補強リブ18、放射状補強リブ
19、外側補強リブ20が形成されている。環状補強リ
ブ18で囲繞された部位にはサービスエリア21が形成
され、サービスエリア21には蓋体22で開基された開
口23が形成されている。裏面板17のリブ19,20
上には支持脚3の係止部10bが挿入される複数の位置
決め孔24が形成され、また、フロアパネル2Aの4つ
のコーナー部25には肩部26と四分円形状の切欠き部
27がそれぞれ形成されている。なお、フロアパネルの
材質はGRCやアルミダイキャストでも良い。
支持脚3でフロアパネル2A、2B、2C,・・・を支
承するには、第2図、第3図に示すように、先ず、支持
脚3の基板7を基準床面4の所定位置にアンカー又は接
着によって固定し、ネジ棒6にスリーブナツト12を螺
合させて位置決めを行なう。
承するには、第2図、第3図に示すように、先ず、支持
脚3の基板7を基準床面4の所定位置にアンカー又は接
着によって固定し、ネジ棒6にスリーブナツト12を螺
合させて位置決めを行なう。
次に、スリーブ9をスリーブナツト12に嵌合させ、支
持板10を適当に回転させて位置決めした後、ネジ11
を締め付けて支持板10の固定を行なう。
持板10を適当に回転させて位置決めした後、ネジ11
を締め付けて支持板10の固定を行なう。
基準床面4への支持脚3の配設が完了すると、フロアパ
ネル2A、2B、2C,・・・の各コーナー部25付近
の位置決め孔24に支持板10の係止部tobがそれぞ
れ嵌合するようにして各フロアパネル2A。
ネル2A、2B、2C,・・・の各コーナー部25付近
の位置決め孔24に支持板10の係止部tobがそれぞ
れ嵌合するようにして各フロアパネル2A。
2B、2C,・・・を支持脚3.3.・・・上に敷設す
る(第3図参照)、これにより、4枚のフロアパネルの
コーナー部が集合する部位には、4つの四分円形状の切
欠き部26が集って円形開口が形成されると共に、各フ
ロアパネルの表面板に形成された4つの肩部15が集っ
て環状凹部が形成される。押え部材14はこの環状凹部
に環状段部14aを係合させて上記円形開口に挿入され
、ネジ孔10dに螺合するネジ13により支持板10に
固定される。各フロアパネル2A、2B、2C,2Dの
コーナー部25は、支持板10に固定された押え部材1
4によって支持板10方向へ押圧され、浮上がりを防止
される。
る(第3図参照)、これにより、4枚のフロアパネルの
コーナー部が集合する部位には、4つの四分円形状の切
欠き部26が集って円形開口が形成されると共に、各フ
ロアパネルの表面板に形成された4つの肩部15が集っ
て環状凹部が形成される。押え部材14はこの環状凹部
に環状段部14aを係合させて上記円形開口に挿入され
、ネジ孔10dに螺合するネジ13により支持板10に
固定される。各フロアパネル2A、2B、2C,2Dの
コーナー部25は、支持板10に固定された押え部材1
4によって支持板10方向へ押圧され、浮上がりを防止
される。
このようにして構成されたフリーアクセスフロア1を第
1図に示す、第2図は、第1図の■−■線に沿う断面図
であり、これらの図に基づいて各フロアパネル2A、2
1B、2C,2Dの固定作用を説明する。フロアパネル
2Aのコーナー部25付近に偏心荷重F、が作用すると
、支持台8は支点P1を中心にして、第2図中、X方向
へ回動しようとする。これにより、フロアパネル2Bは
支持台8からP、(=−F、)の力を受け、支点P2を
中心にしてY方向へ回動しようとする。しかし、フロア
パネル2Bの支点P2とは反対端のコーナー部25は押
え部材14から力F、を受けて浮上がりを規制されてい
るから、フロアパネル2Bの傾斜角度は微小である。そ
して、フロアパネル2Bの傾斜角度が微小であれば、支
持台8はX方向へ回動量も微小であるから、フロアパネ
ル2人のコーナー部25の降下量も微小である。すなわ
ち、フロアパネル2A、2B、支持脚3,3、押え部材
14及び基準床面4が完全な剛体であるならば、支持台
8と支柱部材5の間にクリアランスが存在してもフロア
パネル2A、2Bは完全に固定され得る。今、支点P2
と力F2との間の距離をa、支点P2と力F、との間の
距Nζbとすると、F != F 2xa/、であるか
ら、F2.F、間の距Mc(=b−a)を大きくすれば
F、はより小さくなり、フロアパネル2B、2Aの固定
力はより大きくなる。もとより、フロアパネル2A、2
B、支持脚3等の部材は完全剛体ではあり得ないから、
距ICを大きく設定して力F。
1図に示す、第2図は、第1図の■−■線に沿う断面図
であり、これらの図に基づいて各フロアパネル2A、2
1B、2C,2Dの固定作用を説明する。フロアパネル
2Aのコーナー部25付近に偏心荷重F、が作用すると
、支持台8は支点P1を中心にして、第2図中、X方向
へ回動しようとする。これにより、フロアパネル2Bは
支持台8からP、(=−F、)の力を受け、支点P2を
中心にしてY方向へ回動しようとする。しかし、フロア
パネル2Bの支点P2とは反対端のコーナー部25は押
え部材14から力F、を受けて浮上がりを規制されてい
るから、フロアパネル2Bの傾斜角度は微小である。そ
して、フロアパネル2Bの傾斜角度が微小であれば、支
持台8はX方向へ回動量も微小であるから、フロアパネ
ル2人のコーナー部25の降下量も微小である。すなわ
ち、フロアパネル2A、2B、支持脚3,3、押え部材
14及び基準床面4が完全な剛体であるならば、支持台
8と支柱部材5の間にクリアランスが存在してもフロア
パネル2A、2Bは完全に固定され得る。今、支点P2
と力F2との間の距離をa、支点P2と力F、との間の
距Nζbとすると、F != F 2xa/、であるか
ら、F2.F、間の距Mc(=b−a)を大きくすれば
F、はより小さくなり、フロアパネル2B、2Aの固定
力はより大きくなる。もとより、フロアパネル2A、2
B、支持脚3等の部材は完全剛体ではあり得ないから、
距ICを大きく設定して力F。
を小さくすることは、フロアパネル2A、2Bのより堅
固な固定を達成するための有力な手段になる。更に、わ
ずかに弾性変形が生じた場合でも距離Cが大きいのでフ
ロアパネルの傾斜角度を小さくすることができる。
固な固定を達成するための有力な手段になる。更に、わ
ずかに弾性変形が生じた場合でも距離Cが大きいのでフ
ロアパネルの傾斜角度を小さくすることができる。
更に、偏心荷ffi p +の作用により支持台8が支
点P1を中心にX方向へ回動しようとすると、フロアパ
ネル2Aに隣接するフロアパネル2C12Dはねじれて
支持台8の回動を阻止しようとする。
点P1を中心にX方向へ回動しようとすると、フロアパ
ネル2Aに隣接するフロアパネル2C12Dはねじれて
支持台8の回動を阻止しようとする。
すなわち、フロアパネル2A、2Bの傾斜は隣接するフ
ロアパネル2C,2Dによっても抑制される。
ロアパネル2C,2Dによっても抑制される。
第5図ないし第7図は、本発明に使用する支持脚3の他
の実施例を示す、これらの図中、第4図と同一参照符号
は同一部材を示す。
の実施例を示す、これらの図中、第4図と同一参照符号
は同一部材を示す。
第5図の実施例の特徴は、スリーブナツト12の代りに
回り止めネジ28を有するナツト29を用いた点にある
。このように構成すると、支持脚3の製造コストが低下
するという利点がある。
回り止めネジ28を有するナツト29を用いた点にある
。このように構成すると、支持脚3の製造コストが低下
するという利点がある。
第6図の実施例の特徴は、長ナツト30を支持板10に
固定し、スリーブ9やスリーブナツト12、回り止めネ
ジ11等を省いた点にある。長ナツト30の採用により
、支持脚3の構成が簡単になるという利点がある。
固定し、スリーブ9やスリーブナツト12、回り止めネ
ジ11等を省いた点にある。長ナツト30の採用により
、支持脚3の構成が簡単になるという利点がある。
第7図の実施例の特徴は、第6図の支持脚3にロックナ
ツト31を付加した点にある。ロックナツト31の締め
付けにより支持板lOをより強固に支柱部材5に固定す
ることができる。
ツト31を付加した点にある。ロックナツト31の締め
付けにより支持板lOをより強固に支柱部材5に固定す
ることができる。
このように、本発明のフリーアクセスフロアの支持装置
では支柱部材と支持台との間にガタッキが存在してもか
まわないので、種々の高さ調節構造を有する支持脚を用
いることができる。
では支柱部材と支持台との間にガタッキが存在してもか
まわないので、種々の高さ調節構造を有する支持脚を用
いることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の支持装置によれば、フリ
ーアクセスフロアを構成する各フロアパネルは隣接する
他のフロアパネルから受ける反力によりその移動を相互
に規制されるから、フリーアクセスフロア全体として高
い剛性を得ることができる。
ーアクセスフロアを構成する各フロアパネルは隣接する
他のフロアパネルから受ける反力によりその移動を相互
に規制されるから、フリーアクセスフロア全体として高
い剛性を得ることができる。
また、本発明の支持装置は、支柱部材と支持台との間に
クリアランスが存在してもフリーアクセスフロア全体の
剛性は低下しないから、製造が容易であると共に施工上
の困難性も低い。
クリアランスが存在してもフリーアクセスフロア全体の
剛性は低下しないから、製造が容易であると共に施工上
の困難性も低い。
更に、本発明の支持装置は高さ調節が容易であるから、
基準床面からフロアパネルまでの高さが小さい場合にも
施工が容易であるという効果を生じる。
基準床面からフロアパネルまでの高さが小さい場合にも
施工が容易であるという効果を生じる。
第1図は本発明の支持装置を用いたフリーアクセスフロ
アの部分斜視図、 第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図はフリ
ーアクセスフロアのコーナー部分の分解斜視図、 第4図は本発明に用いる支持脚の半断面を含む側面図、 第5図ないし第7図は本発明に用いる支持脚の他の実施
例をそれぞれ示す側面図、 第8図は本発明に用いるフロアパネルの一実施例の裏面
図、 第9図は第8図のIX −IX線に沿う断面図である。 1・・・フリーアクセスフロア 2A、2I3,2C,2D・・・フロアパネル3・・・
支持脚 4・・・基準床面 5・・・支柱部材 8・・・支持台 10m・・・支持面 10b・・・係止部 14・・・押え部材 特許出願人 ナカ工業株式会社 :゛□′°′) 代理人 弁理士 湯 浅 恭 三1−」(外
5名) 基3閏 tab 尾4I!1 尾6 凹 纂ろ凹 乳7図
アの部分斜視図、 第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図はフリ
ーアクセスフロアのコーナー部分の分解斜視図、 第4図は本発明に用いる支持脚の半断面を含む側面図、 第5図ないし第7図は本発明に用いる支持脚の他の実施
例をそれぞれ示す側面図、 第8図は本発明に用いるフロアパネルの一実施例の裏面
図、 第9図は第8図のIX −IX線に沿う断面図である。 1・・・フリーアクセスフロア 2A、2I3,2C,2D・・・フロアパネル3・・・
支持脚 4・・・基準床面 5・・・支柱部材 8・・・支持台 10m・・・支持面 10b・・・係止部 14・・・押え部材 特許出願人 ナカ工業株式会社 :゛□′°′) 代理人 弁理士 湯 浅 恭 三1−」(外
5名) 基3閏 tab 尾4I!1 尾6 凹 纂ろ凹 乳7図
Claims (1)
- (1)隣接する複数のフロアパネルのコーナー部付近を
支承する支持台を、基準床面に固定配置される支柱部材
に高さ調節可能に取付け、前記支持台の上面に、前記支
持台と前記フロアパネルとの間の水平方向への相対変位
を防止する係止部を複数形成し、前記コーナー部の上面
に係合して前記コーナー部を前記支持台方向へ押圧する
押え部材を、前記支持台の前記係止部の間に着脱自在に
取付け、前記各係止部を前記押え部材の縁部よりも外方
に位置させたことを特徴とするフリーアクセスフロアの
支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61154429A JPH0639839B2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61154429A JPH0639839B2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6322962A true JPS6322962A (ja) | 1988-01-30 |
JPH0639839B2 JPH0639839B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=15583984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61154429A Expired - Lifetime JPH0639839B2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 | フリーアクセスフロアの支持装置及びフリーアクセスフロア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639839B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0258540U (ja) * | 1988-06-23 | 1990-04-26 | ||
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JPH0299147U (ja) * | 1989-01-26 | 1990-08-07 | ||
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JP2019035248A (ja) * | 2017-08-15 | 2019-03-07 | ニチアス株式会社 | フロア支持脚 |
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-
1986
- 1986-07-01 JP JP61154429A patent/JPH0639839B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2019035248A (ja) * | 2017-08-15 | 2019-03-07 | ニチアス株式会社 | フロア支持脚 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639839B2 (ja) | 1994-05-25 |
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