JPH06192423A - ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの精製方法 - Google Patents

ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの精製方法

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JPH06192423A
JPH06192423A JP5259968A JP25996893A JPH06192423A JP H06192423 A JPH06192423 A JP H06192423A JP 5259968 A JP5259968 A JP 5259968A JP 25996893 A JP25996893 A JP 25996893A JP H06192423 A JPH06192423 A JP H06192423A
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poly
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arylene sulfide
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Jr Earl Clark
アール・クラーク,ジュニアー
Lacy Eugene Scoggins
レシー・ユージーン・スコッギンス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーから
オリゴマーと非ポリマー不純物を除去してポリ(アリー
レンスルフィド)ポリマーを精製する方法。 【構成】 重合した直後の、オリゴマーと非ポリマー不
純物を含有するポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー
を、実質的にオリゴマーと不純物を除去するに足る温度
で而もポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーは溶解し
ない温度で、溶剤と接触させ;次いで高められた温度
で、オリゴマーと不純物を含有する溶液からポリマーを
分離することによってオリゴマーと非ポリマー不純物を
含まない精製されたポリ(アリーレンスルフィド)ポリ
マーが得られる。この方法によって製造されるポリマー
製品に就いても同じく開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はポリ(アリーレンスルフィド)ポ
リマーの精製方法とそれによって製造される組成物に関
する。更に詳しくは、より好ましい面で此の発明はポリ
(アリーレンスルフィド)ポリマーからオリゴマーと非
ポリマー不純物の除去とそれによって製造される組成物
に関する。
【0002】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーは
当該技術に公知のものであり、その望ましい耐熱性と耐
薬品性の故に広い用途を見出だしてきた。ポリ(アリー
レンスルフィド)ポリマーは、当該技術に熟練した人々
に周知の各種の方法によって、フィルム、繊維、複合材
料、成型部品の製造に有用である。
【0003】ポリ(フェニレンスルフィド)ポリマー製
品に含まれるオリゴマーとポリマーの副産物は、或る種
の加工上の問題と最終製品の問題の原因になっている。
ポリマー中の高いオリゴマー濃度に由来する問題には、
金型のプレートアウト、ダイ前面の付着物、排気ダクト
の汚染、成型部品に気泡の混入、腐食、射出成型中の垂
れ落ち、射出成型中のオフガス(off−gassin
g)などの問題がある。ポリ(フェニレンスルフィド)
生成物からオリゴマーの幾分かを除去する為に溶剤抽出
法が用いられてきたが、しかし、抽出後でも有害なオリ
ゴマー濃度が普通は残る。このような訳で、オリゴマー
と非ポリマー不純物の改良された除去技術に対する必要
性は依然として存在する。
【0004】従って、オリゴマーと不純物の少ないポリ
(アリーレンスルフィド)ポリマーの製造方法を持つこ
とは望ましいだろう。
【0005】本発明に従えば、ポリ(アリーレンスルフ
ィド)ポリマーは望ましくないオリゴマーと非ポリマー
成分を除去するプロセスに掛けられる。ポリ(アリーレ
ンスルフィド)ポリマーを、オリゴマーと非ポリマー不
純物を溶解するに足る温度だが、しかしポリ(アリーレ
ンスルフィド)ポリマーを溶解するに足らない温度で溶
剤と接触させる。次に、得られるスラリーを高められた
温度で分離に掛けて固体の精製したポリ(アリーレンス
ルフィド)ポリマー製品を取り出し、それによってポリ
(アリーレンスルフィド)ポリマーから液体のオリゴマ
ーと非ポリマー不純物を除去する。
【0006】本発明の好ましい具体例では、ポリ(アリ
ーレンスルフィド)/溶剤のスラリーを、水を除去する
為の脱水段階に掛け、そして溶解しているオリゴマーと
不純物からポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー分離
した後、ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーを追加
量の溶剤を用いて高められた温度で一回又は一回以上洗
浄する段階を続け、残留するオリゴマーと不純物を除去
する。最後に、ポリマーを脱イオン水を用いて高められ
た温度で一回又は一回以上洗浄して残留する溶剤が有れ
ば除去する。
【0007】本発明の中で有用なポリ(アリーレンスル
フィド)ポリマーは、当該技術に通常の熟練度を持つ人
々に公知の任意の方法に従って調製される。例えば、米
国特許第3,354,129号、同第3,919,17
7号、同第4,038,261号、同第4,038,2
62号、同第4,116,947号、同第4,282,
347号、同第4,350,810号各明細書に開示さ
れた方法で製造されるような物である。これら全部の特
許を参考として本明細書に組み入れる。ポリ(アリーレ
ンスルフィド)ポリマーは、一般にジハロ置換芳香族化
合物、硫黄源および極性の有機化合物(場合により、ア
ルカリ金属カルボン酸塩および/またはポリハロ芳香族
化合物の存在で)を含む反応物を重合条件下に接触させ
ることによって調製される。
【0008】本発明の目的に適当なポリ(アリーレンス
ルフィド)ポリマーの例は、ポリ(2,4‐トルエンス
ルフィド)、ポリ(4,4′‐ビフェニレンスルフィ
ド)及びポリ(フェニレンスルフィド)を含む。利用し
易さとポリマーの持つ望ましい性質(例えば、高い耐薬
品性、難燃性、及び高い強度と硬さなど)の為に、ポリ
(フェニレンスルフィド)が現在好ましいポリ(アリー
レンスルフィド)ポリマーである。
【0009】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの
調製中に、或る種の副産物とオリゴマーが形成される。
これらの非ポリマーの副産物とオリゴマーは、回収中に
ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーと会合するよう
になる。ここで用いている“オリゴマー”という言葉
は、約15以下の数のモノマーによって構成されている
単位を含む化合物を意味している。非ポリマーの不純物
は、未反応のモノマーとアルカリ金属カルボン酸塩のよ
うな別の反応物質、及び副反応の生成物などを含む。適
当な溶剤中に溶解させることによって除去できる非ポリ
マー不純物は、反応中に副産物として製造されるアルカ
リ金属ハロゲン化物を含むことを意味しない。この物質
は、典型的にポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの
通常の回収中に除去される。若しも本発明で用いられる
ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーがアルカリ金属
ハロゲン化物を含むならば、ポリ(アリーレンスルフィ
ド)ポリマー、オリゴマー及び非ポリマーの不純物を溶
剤と接触させる前に、無理の無い範囲内で可能な限り多
くを除去するのが望ましい。除去は、例えば、ポリマー
を水で、随意には高められた温度で、洗浄することによ
って行なうことができる。
【0010】本発明では適当な如何なる溶剤でも使用す
ることができる。適当な溶剤とは、オリゴマーと非ポリ
マー不純物を実質的に溶解できるような物である。その
ような溶剤は使用する温度と圧力に於いて常に液体を保
つべきである。オリゴマーと非ポリマー不純物を溶解す
る為に本発明で有用な溶剤には、アミド、ラクタム、ス
ルホン、エーテル及びハロゲン化芳香族炭化水素がある
が、これらに限定されない。本発明に有用なアミドとラ
クタムの例は、テトラメチル尿素、N,N′‐エチレン
ジピロリドン、N‐メチルピロリドン、N‐エチルピロ
リドン、N‐シクロヘキシルピロリドン、カプロラクタ
ム、N‐メチルカプロラクタム、ヘキサメチルホスホル
アミドである。本発明に溶剤として有用な可能性のある
スルホンは、スルホラン、ジフェニルスルホン、塩素化
ジフェニルスルホンを含む。本発明で可能性のある有用
なスルフィドの例は、ジフェニルスルフィドと塩素化ジ
フェニルスルフィドである。本発明で溶剤として有用と
考えられるエーテルは、ジフェニルエーテルと塩素化ジ
フェニルエーテルを含む。クロロナフタレンは本発明で
溶剤として有用な好ましいハロゲン化芳香族炭化水素で
ある。
【0011】オリゴマーと非ポリマー不純物を溶解する
のに溶剤の任意の適当量を使用することができる。
【0012】使用される溶剤の量は、オリゴマーと不純
物の除去量を最大化する為に出来るだけ多量のポリマー
を接触させるに足る量であるべきである。スラリー取扱
装置を利用する為に、溶剤中のポリ(アリーレンスルフ
ィド)ポリマーの濃度が約50重量%以下になるような
溶剤量を用いるのが差し当たって好ましい。使用される
溶剤の量の上限は、実用的な(装置などの)面と経済的
な面の考慮に基づくだろう。ポリマーの重量1に対する
溶剤の重量比が約10の範囲を超えないことが差し当た
り好ましい。
【0013】オリゴマーと不純物を溶解する段階中に存
在する水の量は、一般に除去されるオリゴマーと不純物
の量を最大化する為に最小限にすべきである。
【0014】従って、ポリ(アリーレンスルフィド)ポ
リマー、オリゴマー及び不純物は、存在する水の少なく
とも一部分を除去する為に脱水段階または乾燥段階に掛
けることが好ましい。ポリマー、オリゴマー及び不純物
を溶剤と混合し、存在する水の少なくとも約75重量
%、好ましくは90〜100重量%を除去することを前
提に混合物を約140℃〜約205℃、好ましくは18
0〜205℃の範囲の温度に加熱するのが差し当たって
好ましい。
【0015】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー、
オリゴマー及び非ポリマー不純物を溶解する段階では、
適当な任意の温度を使用することができる。使用する温
度は、どのようなポリ(アリーレンスルフィド)ポリマ
ーと溶剤を使用するか又それ以外に追加の成分が存在す
るかどうかに応じて変化するだろう。例えば、オリゴマ
ーと非ポリマー不純物をN‐メチル‐2‐ピロリドンに
溶解するのに要する温度は、典型的には約140℃〜約
205℃である。一般に、約300℃を超えるような温
度は避けるべきである。その理由は、この温度以上では
ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーが劣化し始める
又は反応し始めるか及び/又は溶剤が沸騰し始めるから
である。更に、オリゴマーと不純物の溶解を更に促進す
る為にスラリーを攪拌することが好ましい。
【0016】溶剤をポリマー、オリゴマー及び不純物と
接触させるに要する時間とは、オリゴマーと不純物の溶
解に必要な時間のことである。一般に、時間は溶剤をポ
リマー、オリゴマー及び不純物と接触させるに要する時
間から約75分間まで変化するだろう。もっと長い時間
を用いることもできるが、除去される追加のオリゴマー
と不純物の量は、典型的に製造プロセスを延長するコス
トを正当化しない筈である。溶剤をポリマー、オリゴマ
ー及び不純物と接触させる時間は約30分以下にするの
が差し当たって好ましい。
【0017】オリゴマーと不純物ポリマーを溶解した
後、その溶液から固体ポリマーの分離を開始する。分離
プロセスの間は溶解した不純物が確かに溶液中に留どま
るようにスラリー温度は高められた温度に保つ。
【0018】ポリ(フェニレンスルフィド)ポリマーの
場合は、濾過は一般に約140℃〜約205℃、好まし
くは180〜205℃の範囲の温度で行なわれる。
【0019】分離段階は、液体から固体を分離する為の
当該技術に通常の熟練を有する人々には公知の如何なる
方法によっても、例えば、濾過または遠心分離のような
方法によって行なうことができる。得られたポリ(フェ
ニレンスルフィド)ポリマーは、残留する少量のオリゴ
マー及び/又は不純物を除去する為に洗浄するか又は溶
剤を用いて抽出することができる。好ましくは、少なく
とも一回の溶剤洗浄を高められた温度で行なう。溶剤
は、好ましくは本発明の第一段階でオリゴマーと不純物
の溶解に使用される溶剤である。好ましくは、溶剤はポ
リマーと接触させる前に約80℃〜約205℃、好まし
くは100〜200℃に加熱される。
【0020】ポリマーは高められた温度で一回又は一回
以上溶剤で洗浄し、次いで回収することができる。
【0021】回収後のポリマーと一緒に残っている溶剤
を除去する為に、溶剤による洗浄段階(単数又は複数の
段階)の後に高められた温度で少なくとも一回の脱イオ
ン水による洗浄が続くのが好ましい。水洗浄は、好まし
くは約40℃〜約100℃、好ましくは60〜100℃
の範囲の温度で行なわれる。ポリマーの重量を基準とし
て、ポリマーの溶剤含量を少なくとも約3重量%又はそ
れ以下に減少する為に十分な水洗浄を行なうのが好まし
い。
【0022】本発明方法の好ましい具体例は図1に描か
れている。図1を参照すると、水、オリゴマー及び不純
物を含むポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーは流れ
1を通って脱水容器2に送られる。同じく流れ3を通し
て溶剤が容器2に加えられる。水はオーバーヘッド流5
を通して除去され、脱水されたポリマー/オリゴマー/
不純物/溶剤の混合物は底流7を通して抽出容器6に送
られる。抽出段階から得られたスラリーは流れ9を通し
て分離手段8に送られ、そこで溶解したオリゴマーと不
純物を含む溶剤は流れ11を介して別の重合にリサイク
ルされるか又は廃棄される。精製されたポリマーは流れ
13を通って溶剤洗浄容器10に送られ、次いで分離手
段12に送られて其処で溶剤濾液は分離され、流れ17
を介してリサイクルされるか又は廃棄される。更に精製
されたポリマーは流れ19を通して、各洗浄の後に続く
分離手段16、20、24を有する一連の熱水洗浄タン
ク14、18、22に送られる。精製されたポリマー
は、流れ21、23、27、29、33、35を通って
前に進み、最後に乾燥機26に達する。洗浄タンクには
脱イオン水が加えられ、夫れぞれ流れ39、37、31
を経て水洗浄タンクにリサイクルされる。
【0023】本発明の方法によって製造されたポリマー
は生のまま(neat、何も加えずに)使用されるか、
又は種々の添加剤、充填剤(又は増量剤)、強化材と混
合して、繊維、射出成型用のコンパウンド、又は繊維強
化した複合材料の製造などの各種の用途に用いられる。
【0024】本発明とその有利点を更に良く理解して貰
うことは、下記の実施例を参照することによって与えら
れるだろう。実施例は単に本発明の実施を例示するのが
目的で、いかなる意味に於いても本発明の範囲、即ち特
許請求の範囲の記載を限定するものとして読まれるべき
ではない。本発明の本質と精神から外れること無しに行
なわれる如何なる合理的な変法と修正法も我々が希望
し、探し求めている特許権保護の範囲内にあるものと考
えられる。
【0025】
【実施例】下記の実施例では、ポリフェニレンスルフィ
ド(略してPPS)の溶融流量を、ASTM D 12
38‐86、手順Bー自動タイマーでの流量測定法、5
分間の予熱が使えるように一部修正した条件316/
5.0の方法によって測定した。溶融流量の値は10分
間当たりのグラム数(g/10分)で表わされる。
【0026】ポリマーの分子量測定は、水素炎イオン化
検出器に接続した特別製作の高温ゲル透過クロマトグラ
フィー装置の上で行なった。測定は220℃の1‐クロ
ロナフタレンの中で行なった。結果はモル当たりのグラ
ム単位(g/モル)で表わした重量平均分子量(Mw)
により報告される。標準較正にはポリスチレンを使用す
る。
【0027】ポリマーサンプル中に存在する揮発性化合
物の相対的な量は、水晶微量はかり(QCM)を用いて
測定した。この試験は固体のPPSサンプルから揮発性
物質を蒸発させ、その蒸気を水冷の振動水晶の上に集
め、凝縮した物質の量を振動水晶の振動数の変化によっ
て推定することを含む。PPSポリマーの秤量したサン
プルを、振動水晶を含む蓋で覆った加熱した(290
℃)ステンレス鋼のビーカーの底に入れた。水晶の上に
蒸気が凝縮するにつれて水晶の共鳴振動数は蓄積した物
質の量に比例して減少した。試験値は、30分間の試験
時間中に起こった水晶の振動数の変化に比例する無次元
の相対数によって報告される。報告された値が低いとい
うことは、試験サンプルが高いQCM値を持つサンプル
よりも低水準の揮発性物質を持っていたことを示す。
【0028】ポリマーの灰分含量はポリマーの秤量した
サンプルを白金皿の中で燃焼させて測定した。残留炭質
物質は白金皿とその中の物をマッフル炉の中で540℃
で加熱することによって除去した。残渣(灰分)の重量
は、ポリマーの最初の重量のパーセンテージで表わす。
【0029】
【実施例I】この実施例はPPSの典型的な重合とフラ
ッシュ回収を例示し、ポリマーの揮発成分の水準を低下
させる為のPPS抽出法を示す。PPSは、水性の水酸
化ナトリウム(NaOH)、水性の水硫化ナトリウム
(NaSH)、酢酸ナトリウム、N‐メチル‐2‐ピロ
リドン(NMP)及びp‐ジクロロベンゼン(DCB)
を用いて340リットル容の反応器の中で調製した。
【0030】水性のNaOHと水性のNaSHを別々の
加熱容器の中で予備混合した。加温した(約115℃)
液体混合物を、NMPと酢酸ナトリウムの入った反応器
に装入し、続いてNMPのフラッシュをした。この混合
物を脱水段階に掛けて、水と若干のNMPを蒸留によっ
て反応器から除去した。
【0031】次ぎに、溶融したDCBを反応器に約22
5〜230℃で装入し、反応混合物を約230℃の温度
で1時間、次ぎに約264℃で2時間保持した。反応器
の内容物を別の容器に移すと、自然に生じた減圧状態が
NMPと他の揮発成分を回収の為に頭上からフラッシュ
させた。
【0032】フラッシング操作に続いて、反応混合物を
周囲温度で454Lの脱イオン水を用いて2回洗浄し、
更に300Lの脱イオン水を用いて177℃で一回、1
50mLの酢酸を含む300Lの脱イオン水を用いて1
77℃で一回洗浄した。洗浄/リンス液体からPPSを
分離する為にPPSのスラリー濾過を使用した。
【0033】水で濡れた、濾過したPPSポリマー(ポ
リマーAと名付ける)の一部を下記の抽出に使用した。
177℃の脱イオン水で洗浄した後に集めた濡れたポリ
マーの別の部分を乾燥して対照サンプルA1を製造し
た。この物は溶融流量が432g/10分で、QCM値
が2.4であった。
【0034】表Iに要約する各抽出のシーケンスで水分
を含むケーキAを610gのNMPと、凝縮器を備えた
丸底の2リットル容のフラスコの中で混合し、次ぎに水
と若干のNMPを除去する為の脱水段階の中で混合物を
約200℃に加熱した。
【0035】実験1〜3で得られたスラリーを60分で
約205℃の温度に更に加熱し、実験4のスラリーは直
ちに濾過した。抽出されたポリマーを回収する為に、抽
出した熱いスラリーの濾過は濾紙の上か又は270メッ
シュのスクリーンの上で行ない、次いで200℃で61
0gのNMPを用いてリンスした。抽出液とリンスから
のNMP濾液は、後の実施例IVの中でのPPS重合に使
用する為に一時保存した。
【0036】リンススラリーを濾過した後、NMP‐湿
潤ポリマーケーキは、ポリマーからNMPを除去する為
の向流水洗浄で出るシーケンシャルの(逐次連続する)
溶液をシミュレートする為に、異なる種々の量のNMP
を含む脱イオン水を用いて60分間還流下に(約100
℃)3回洗浄した。三つの洗浄溶液は、夫れぞれ1)2
0gのNMPと380gの水、2)4gのNMPと39
6gの水、3)400gの水を含んでいた。
【0037】最終の、洗浄したPPSサンプルはアセト
ンでリンスし、乾燥し、評価した。表Iは処理条件と試
験結果を含む。製品の溶融流量とQCM値は、対照ポリ
マーA1の対応する値から減少している。結果は、抽出
のプロセスが一部の低分子量物質を除去したことを示し
ている。
【0038】元の湿潤ケーキが約100gの乾燥ポリマ
ーを含んでいたと仮定すると、90重量パーセント以上
のPPSが実験1と2で回収されたことになる。実験3
と4では、250メッシュのスクリーンを通過した損失
分の為にポリマーの回収量は少なかった。
【0039】 抽出プロセスによるPPSの変化は、対照ポリマーA1
とポリマー1のゲル透過クロマトグラフィー(GPC)
の結果(図1)に明瞭に示されている。重量平均分子量
(Mw)(A1のMw=41,950で、ポリマー1の
Mw=47,890)もクロマトグラフ(図1)も、低
分子量の盛り上がり(こぶ)がA1には存在し、抽出し
たポリマー1には存在しないことを示している。
【0040】
【実施例II】種々の脱水、抽出、及びリンス温度が回収
されたポリマーに与える効果を実証する為に更に三つの
抽出実験を行なった。実験5〜7は実施例Iに使用した
のと同じ出発湿ケーキのポリマーAと同じ手順を用いて
行なった。実験5は脱水し、抽出し、175℃でリンス
した。実験6は脱水し、抽出し、150℃でリンスし
た。実験7は200℃で脱水し、濾過の為に125℃ま
で冷却し、125℃でリンスした。濾過は250メッシ
ュのスクリーンを用いて行なった。
【0041】プロセス条件と結果は表IIに示されてい
る。各実験ともポリマーの回収は良好ではあったが、低
い脱水、抽出、リンスの温度を使用しても実施例Iでの
温度の使用よりもオリゴマーの除去には(高い溶融流量
と低いQCMの低下を示した)余り効果は無かった。
【0042】
【0043】
【実施例III】この実施例は、本発明のプロセスの抽出
温度より高い抽出温度は高い温度の使用から来るポリマ
ーの変化の為に不適当であることを示す対照実験を提供
する。実験8と9は脱水温度が205℃、抽出温度が2
65℃、そしてリンス温度が100℃で行なわれた。
【0044】結果は表IIIに示す。減少したQCM値に
よって示される如く、処理によって低分子量物質は除去
されたけれどもGPC曲線はポリマーの分子量は元のP
PSから実際には増加していたことを示した。これは多
分高温の化学反応に因るものと思われる。
【0045】
【0046】
【実施例IV】PPS重合に於ける初期の実施例でPPS
抽出から回収されたNMPの使用を此の実施例で実証す
る。一連の五つのPPS重合を1リットル容の反応器の
中で行なった。
【0047】反応器に水性のNaSH、固体のNaO
H、固体の酢酸ナトリウム、及びNMPを装入して1.
00グラムモルのスケールで重合を行なった。この混合
物を脱水段階で水を除去する為に脱水した。脱水が終了
した時点で、反応器を冷却し、NMPに溶解したDCB
を添加し、混合物を3時間で約245℃に加熱した。反
応混合物を一晩中放置して冷却した。
【0048】粗PPS製品を熱脱イオン水で数回洗浄
し、真空オーブン中で乾燥してPPSの粉末を得た。
【0049】対照の重合実験10と11には新しいNM
Pを使用した。実験12と13では、それ以前の抽出か
ら得られたリサイクルNMPを脱水段階の為に使用し、
脱水後に反応器に装入するDCBを新しいNMPに溶解
した。実験12と13で使用した全部のNMPの67重
量パーセントはリサイクルの(抽出濾液)NMPであっ
た。実験14では、脱水と重合に使用したNMPは全部
リサイクル(抽出濾液)NMPであった。
【0050】PPSの重合の結果は表IVに要約されてい
る。若干のリサイクルNMPを用いて行なった実験12
と13は、結果では対照実験10と11に類似してい
た。実験14(全部リサイクルNMPを使用)の溶融流
量は高かったが、これは恐らく脱水が不十分であった為
に重合混合物中に過剰の水を残したことに因るものであ
ろう。リサイクルNMPを用いて造ったポリマーの灰分
含量は増加したが、これは熱水洗浄を行なえば減少でき
たであろう。
【0051】
【0052】
【実施例V】この実施例はPPS抽出段階からのリサイ
クルNMPを用いた、より大規模なPPS重合を示す。
実施例Iに記述した手順を用いて、340リットル容の
反応器の中で五つのPPSポリマーを調製した。対照実
験15では新鮮なNMPのみ使用した。実験16〜19
では、前のPPS抽出段階から出たリサイクルNMPを
若干の新鮮なNMPと一緒に使用した。
【0053】表Vは重合実験の結果を示す。実験16〜
19でのリサイクルNMPの使用は、対照実験15の場
合と略同じ性質のPPS製品を齎らした。実験17、1
8、19では、熱水洗浄溶液に酢酸カルシウムを添加し
た。交錯ブレンド(cross blending)を
避ける為に各バッチ間でポリマー乾燥器は十分洗浄した
ので、ポリマーの収量は普通の場合よりも低い。ポリマ
ー19のQCM値は、非抽出のPPSサンプルには典型
的なもので、抽出されたオリゴマーを含むNMPをリサ
イクルすることによるオリゴマーの蓄積増大が無いこと
を示している。
【0054】
【0055】
【実施例VI】リサイクルNMPを用いて造ったポリマー
の機械的性質を測定する為に実施例Vから得られたポリ
マー18を混練配合し、射出成型した。比較の為に同じ
く工業用PPSのサンプルも混練配合した。
【0056】プラスチックの袋に入れたPPS粉末、ガ
ラス繊維および添加剤の混合物をタンブラーでブレンド
してコンパウンドを調製した。選択したガラス繊維と添
加剤は次の通りであった。G‐フィラメントのガラス繊
維、この実施例では、Owens‐Corning社の
OC497EE;エポキシシラン、この実施例では、U
nion Carbide社のγ‐グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシランTC‐100;ヒドロタルサイ
ト、この実施例では、協和化学工業(株)社のDHT‐
4A;ポリエーテルエーテルケトン、この実施例では、
ICI社の380 P;高密度ポリエチレン、この実施
例では、Phillips Chemical Com
pany製品のTR‐161。このドライブレンドを、
次に1.5吋、長さと直径の比が24:1のDavis
‐Standard の一軸スクリュー押出機の中で設
定温度330〜340℃で溶融混合した。押出物を細断
し、次いでArburg ECO 305射出成型機を
用いて試験片に成型した。使用した手順は当該技術に熟
練した人々にとって公知のものである。総てのサンプル
は試験前に200℃で2時間アニールした。機械的性質
をASTM手順D638と790を用いて測定した。
【0057】混練配合の結果は表VIに示す。リサイクル
のNMPを用いて造ったコンパウンド21は、コンパウ
ンド20のそれらより僅かに低い物理的性質を持ってい
る。明らかに、コンパウンド21の中に使用したシラン
は、ポリマー18の熱水洗浄に使用した酢酸カルシウム
の為に普通の物より効果は劣る。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスの好ましい具体例を略図的な
線図に描いたもの。
【図2】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーと本発
明に従って処理した後の同じポリマーのゲル透過クロマ
トグラフィーの結果を比較して描いたもの。
【符号の説明】
1,3,5,7,9,11,13,15,17,19,
21,23,27,29,33 流れ 2 脱水容器 6 抽出容器 10 溶剤洗浄装置 8,12,16,20,24 分離手段 14,18,22 熱水洗浄タンク 26 乾燥機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリゴマーと非‐ポリマーの不純物を除
    去してポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーを精製す
    る方法であって、 a) ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー、オリゴ
    マー及び非‐ポリマーの不純物を、前記オリゴマーと非
    ‐ポリマーの不純物とを溶解するのに足る高い温度であ
    るが、しかし、前記ポリ(アリーレンスルフィド)ポリ
    マーを溶解する程には高くない温度である第一の高めら
    れた温度で適当な溶剤と実質的に接触させ、このように
    してスラリーを形成し;そして b) 前記オリゴマーと不純物を含む前記溶剤から前記
    ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーを、前記オリゴ
    マーと不純物を前記溶剤中に溶解した状態に保つのに十
    分高い第二の高められた温度で分離する;各段階を含
    む、前記から成る、ポリ(アリーレンスルフィド)ポリ
    マーの精製方法。
  2. 【請求項2】 前記溶剤がアミド、ラクタム、スルホ
    ン、スルフィド、エーテル又はハロゲン化芳香族化合物
    である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ポリ(アリーレンスルフィド)がポ
    リ(フェニレンスルフィド)である請求項1又は2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の高められた温度が約140℃
    〜約205℃の範囲にある請求項1乃至3のいずれか一
    つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第二の高められた温度が約140℃
    〜約205℃の範囲にある請求項1乃至4のいずれか一
    つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記溶剤がN‐メチル‐2‐ピロリドン
    である請求項1乃至5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 段階b)の後に更に前記精製されたポリ
    マーを追加量の適当な溶剤と約80℃〜約205℃の範
    囲の温度で接触させることを更に含む請求項1乃至6の
    いずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記精製されたポリマーを脱イオン水を
    用いて約40℃〜約100℃の範囲の温度で一回又は一
    回以上洗浄することを更に含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 段階b)で前記精製されたポリマーから
    分離される前記オリゴマーと不純物を含む前記溶剤をそ
    の後の重合に反応物として使用する請求項1乃至8のい
    ずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記スラリー中に含まれる前記ポリ
    (アリーレンスルフィド)ポリマーの濃度が約5重量パ
    ーセント未満である請求項1乃至9のいずれか一つに記
    載の方法。
JP5259968A 1992-10-23 1993-10-18 ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの精製方法 Pending JPH06192423A (ja)

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