JP3095315B2 - ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの製造法 - Google Patents

ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの製造法

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JP3095315B2 JP05259704A JP25970493A JP3095315B2 JP 3095315 B2 JP3095315 B2 JP 3095315B2 JP 05259704 A JP05259704 A JP 05259704A JP 25970493 A JP25970493 A JP 25970493A JP 3095315 B2 JP3095315 B2 JP 3095315B2
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    • C08G61/02Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、大略、ポリ(アリーレンスルフ
ィド)ポリマーに関する。本発明は、ポリ(アリーレン
スルフィド)ポリマー中の不純物をその重合用反応混合
物を処理することにより減少させる方法に関する。
【0002】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーは
当業界において一般的に知られており、その耐温性及び
耐薬品性並びに良好な電気的及び機械的特性のため、多
くの用途に使用されている。ポリ(アリーレンスルフィ
ド)ポリマーは、繊維、フィルム、塗料、射出成形材料
用コンパウンド及び繊維強化複合材料の製造に使用され
ている。
【0003】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの
不純物は、一定の加工及び製品の問題の一因となり得
る。これらの問題には、オフガス(off−gassi
ng)、射出成型用金型のプレートアウト、及び射出成
形用途に使用される加工装置の腐食等がある。これらの
問題には、塗料用支持体への付着性の悪さや複合材料中
の強化用繊維への付着性の悪さ等もある。
【0004】従って、ポリ(アリーレンスルフィド)ポ
リマー中の不純物の量を減少させることは望ましい。こ
れを達成する一方法は、回収したポリマーを酸溶液で処
理することであった。しかし、これは余分の洗浄及び回
収工程の包含をもたらす。
【0005】ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー
は、通常、少なくとも一種の硫黄源、少なくとも一種の
ジハロゲン化芳香族化合物及び極性有機化合物を使用
し、場合により、アルカリ金属塩のような分子量調節剤
も含有させる反応において調製する。反応混合物は非常
に塩基性であり、反応混合物に接触する金属の腐食の一
因となる。反応中に一定の副産物が形成し、これらは極
性有機化合物と化学結合し、極性有機化合物の回収と再
使用とを困難にする。従って、反応混合物の塩基性を一
層少なくし且つ副産物が極性有機化合物を離れるように
するための方法を有することが望ましい。
【0006】本発明では、減少させた量の不純物しか含
有しないポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーが、ポ
リ(アリーレンスルフィド)重合反応混合物と酸とを接
触させることにより製造され得ることが見いだされた。
【0007】重合反応混合物の酸での処理は、更に、塩
基性の少ない系をもたらし且つ一定の重合副産物と化学
結合した極性有機化合物の遊離をもたらす。
【0008】本発明により製造されるポリ(アリーレン
スルフィド)ポリマー、特にポリ(フェニレンスルフィ
ド)は、通常、少なくとも一種の硫黄源、少なくとも一
種のジハロ芳香族化合物及び極性有機化合物を適当な重
合条件下で反応させることにより調製する。
【0009】本発明の方法で使用できるジハロ芳香族化
合物は、式: によって表すことができる。式中、各Xは塩素、臭素及
びヨウ素からなる群から選択され、各Rは水素、ヒドロ
カルビルからなる群から選択される。ここで、ヒドロカ
ルビルはアルキル、シクロアルキル若しくはアリール基
又はアルカリール、アラルキル等のようなそれらの組み
合わせであることができる。各分子中の炭素原子の総数
は6〜約24の範囲内である。ハロゲン原子はジハロ芳
香族化合物のどの位置であってもよいが、ジハロ芳香族
化合物としてp−ジハロベンゼン類を使用するのが好ま
しい。
【0010】適当なp−ジハロベンゼン類の例には、p
−ジクロロベンゼン(DCB)、p−ジブロモベンゼ
ン、p−ジヨードベンゼン、1−クロロ−4−ブロモベ
ンゼン、1−クロロ−4−ヨードベンゼン、1−ブロモ
−4−ヨードベンゼン、2,5−ジクロロトルエン、
2,5−ジクロロ−p−キシレン、1−エチル−4−イ
ソプロピル−2,5−ジブロモベンゼン、1,2,4,
5−テトラメチル−3,6−ジクロロベンゼン、1−ブ
チル−4−シクロヘキシル−2,5−ジブロモベンゼ
ン、1−ヘキシル−3−ドデシル−2,5−ジクロロベ
ンゼン、1−オクタデシル−2,5−ジヨードベンゼ
ン、1−フエニル−2−クロロ−5−ブロモベンゼン、
1−(p−トリル)−2,5−ジブロモベンゼン、1−
ベンジル−2,5−ジクロロベンゼン、1−オクチル−
4−(3−メチルシクロペンチル)−2,5−ジクロロ
ベンゼン等、及びこれらの任意の二種以上の混合物があ
る。本発明で使用するための好適なジハロ芳香族化合物
は、その入手容易性及び有効性のためp−ジクロロベン
ゼン(DCB)である。
【0011】本発明の方法ではいずれの適当な硫黄源で
も使用できる。適当な硫黄源については、米国特許第
3,919,177号明細書に開示されている。このよ
うな適当な硫黄源には、チオ硫酸塩類、チオ尿素類、チ
オアミド類、元素硫黄、チオカルバメート類、金属二硫
化物類、オキシスルフィド類、チオカルボネート類、有
機メルカプタン類、有機メルカプチド類。有機スルフィ
ド類、アルカリ金属硫化物類及び水硫化物類、並びに硫
化水素等があり、これらに限定されない。現在のとこ
ろ、硫黄源としてアルカリ金属硫化物を使用するのが好
ましい。
【0012】本発明の方法で使用できるアルカリ金属硫
化物類には、硫化リチウム、硫化ナトリウム、硫化カリ
ウム、硫化ルビジウム、硫化セシウム、およびそれらの
混合物がある。好ましくは、アルカリ金属硫化物は、水
和物として又は水性混合物として使用される。所望の場
合、アルカリ金属硫化物は、水溶液中で、アルカリ金属
ヒドロキシドとアルカリ金属水硫化物との反応により水
性溶液として調製できる。本発明の硫黄源として、硫化
ナトリウム又は水硫化ナトリウムと水酸化ナトリウムと
の組み合わせを使用するのが好ましい。
【0013】本発明に有用な極性有機化合物は、ポリ
(アリーレンスルフィド)ポリマーの製造に使用される
ジハロ芳香族化合物及び硫黄源のための溶媒である。こ
のような極性有機化合物の例には、アミド類(ラクタム
類を含む)及びスルホン類がある。このような極性有機
化合物の具体的な例には、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、テトラメチル尿素、N,N′−エチレンジピロリド
ン、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、ピロリド
ン、カプロラクタム、N−エチルカプロラクタム、スル
ホラン、N,N′−ジメチルアセトアミド、1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン、低分子量ポリアミド類
等がある。現在のところ、好適な極性有機化合物はNM
Pである。
【0014】重合用反応混合物又は重合過程中にその他
の成分を使用するのは、本発明の範囲内である。例え
ば、アルカリ金属カルボキシレート類、ハロゲン化リチ
ウム類、又は水のような分子量調節剤又は分子量増大剤
を重合過程中に添加又は生成させることができる。使用
できる適当なアルカリ金属カルボキシレート類には、
式:R′CO2M(式中、R′は、アルキル、シクロア
ルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキ
ルから選択されるヒドロカルビル基であり、R′中の炭
素原子の数は1〜20の範囲内であり、Mはリチウム、
ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウムから選
択されるアルカリ金属である。)を有するものがある。
アルカリ金属カルボキシレートは、水和物として又は水
溶液若しくは水中の懸濁物として使用できる。好適なア
ルカリ金属カルボキシレートは入手容易性及び有効性の
ため酢酸ナトリウムである。
【0015】更に、コモノマー類のような反応物を、場
合により、含ませることができる。適当なコモノマーに
は、トリクロロベンゼンのような3個以上のハロゲン原
子を有するポリハロ芳香族化合物がある。
【0016】例えば、3個以上の置換基をもつポリハロ
置換芳香族化合物を、枝分かれした相対的に高分子量の
ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー類を調製するた
めに使用できる。使用できる適当なポリハロ置換化合物
は米国特許第3,354,129号明細書に開示されて
いる。現在のところ、使用される場合には、ポリハロ置
換化合物として1,2,4−トリクロロベンゼン(TC
B)を使用するのが好ましい。
【0017】前述から分かるように、場合により、反応
物として塩基を使用できる。使用する硫黄源がアルカリ
金属ビスルフィドであるとき、塩基を使用することが好
ましい。塩基を使用する場合、典型的にはアルカリ金属
ヒドロキシド類を使用する。使用する場合、現在のとこ
ろ、塩基として水酸化ナトリウムを使用するのが好まし
い。
【0018】反応物の割合は相当変動できるが、ジハロ
芳香族化合物対硫黄源のモル比は、通常、約0.8〜約
2の範囲内であり、好ましくは、0.95〜約1.3で
ある。その他の反応物と共に添加する極性有機化合物対
硫黄源のモル比は、通常、約2〜約8の範囲内である。
反応物として場合により使用されるポリハロ置換芳香族
化合物の量は、要求されるメルトフローを呈するポリマ
ーをもたらす所望の枝分かれの程度を達成するのに必要
な量である。大体、ジハロ芳香族化合物の1モル当たり
約0.0004〜0.02モルのポリハロ置換芳香族化
合物を使用する。アルカリ金属カルボキシレートを使用
する場合、アルカリ金属カルボキシレート対ジハロ芳香
族化合物のモル比は、通常、約0.02〜約4の範囲内
であり、好ましくは、約0.1〜約2である。
【0019】いかなる順番でも、反応物を接触させるこ
とができる。反応物と共に導入する水は重合前に除去で
きる。
【0020】重合を実施する温度は、通常、約235〜
450℃の範囲内であり、好ましくは、約240〜約3
50℃である。圧力は、ジハロ芳香族化合物と極性有機
化合物を実質的に液相に維持し且つその中に硫黄源を保
持するのに足ることのみが必要とされる。反応時間は、
約10分〜3日の範囲内であり、好ましくは、1時間〜
8時間である。
【0021】本発明では、重合反応の終了前に、一定量
の酸溶液を重合反応混合物に添加する。言い換えれば、
重合条件を維持させながら、重合反応混合物に一定量の
酸溶液を添加し、その後、重合を終了する。「重合反応
の終了」という用語は反応物の完全な反応(即ち、10
0%変換率)が起こったことを意味しない。重合反応の
終了は、例えば、加熱手段を除去し反応混合物の温度を
実質的に重合が起こる点よりも低く下げることによりも
たらせることができる。通常、この温度は235℃未満
である。
【0022】本発明の方法の経済性を最適化させるため
に、酸溶液を、適当な量の重合が起こった後であって反
応の終了前に反応混合物と接触させる。重合において、
酸溶液の添加が早すぎると、重合反応はゆっくりとなる
か停止していまい、ポリマーの分子量は低いであろう。
従って、現在のところ、重合反応の終了直前に反応混合
物と酸溶液とを接触させるのが好ましい。「終了直前」
とは、極性有機化合物と重合の終了との間に有意な時間
が経過しないことを意味する。反応混合物中に酸溶液の
添加及び分散にある程度の時間が必要かもしれないし、
重合条件の実際の終了に反応混合物を冷却するのに必要
な時間のためある程度の時間を必要とする可能性のある
ことが認められる。当業界の熟達者は過度の実験をする
ことなく、必要な時間を決定できるが、重合条件の終了
の開始は酸性化合物の反応混合物への添加の完了の1/
2時間内で起こるであろうことが想像される。
【0023】重合終了前に添加される酸溶液の量は反応
混合物の塩基性を低下させ且つポリ(アリーレンスルフ
ィド)ポリマー中の灰分原因ポリマー不純物の量を減少
させるのに適当な量である。通常、添加した酸対PPS
のモル比は0.025〜0.100の範囲、好ましく
は、0.40〜0.80である。
【0024】酸溶液に、極性有機化合物に可溶性である
か混和するいずれの適当な有機又は無機酸を使用でき
る。現在のところ、水溶性酸又は水性酸溶液を使用する
のが好ましい。適当な有機酸の例には、これらには限定
されないが、酢酸、蟻酸、シュウ酸、フマル酸、フタル
酸モノカリウム塩等がある。現在のところ好適な有機酸
は酢酸である。適当な無機酸の例には、これらには限定
されないが、塩酸、燐酸モノアンモニウム塩、硫酸、燐
酸、ホウ酸、硝酸、燐酸二水素ナトリウム、燐酸二水素
アンモニウム、炭酸及びH2SO4等がある。
【0025】酸溶液で反応混合物を処理した後、重合反
応を、例えば、反応混合物を冷却するか又は反応混合物
と重合防止化合物とを接触させることにより終了させ
る。
【0026】その後、ポリマーを回収する。本発明の方
法により製したポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー
は、反応混合物から慣用的な方法、例えば、ポリマーの
濾過、それに続く水での洗浄によるか又は反応混合物を
水で希釈し次いで濾過そしてポリマーを水洗することに
より、分離できる。米国特許第3,800,845号明
細書に開示されているような「フラッシュ」法によるか
又は米国特許第4,415,729号明細書に記載され
ている通りの分離剤を使用することによりポリマーを回
収できる。
【0027】反応条件下にある間酸溶液と接触させたポ
リマーは、通常、酸処理をしなかったポリマーよりも不
純物をもたらす灰分を相対的に少なく含有する。灰分原
因不純物の量の尺度を本明細書中で灰分含量と呼ぶ。表
示する「灰分含量」は、ポリ(アリーレンスルフィド)
ポリマー中のイオン性不純物の酸化の結果として生じた
無機化合物の濃度で示す。本発明により調製したポリマ
ーは、繊維強化材、充填剤、顔料、核剤、可塑剤、腐食
防止剤、離型剤、顔料等の種々の添加剤をブレンドでき
る。
【0028】
【実施例】次の実施例は、本発明を更に例証するために
提供するものであり、本発明の範囲を限定することを意
味しない。
【0029】下記の実施例では、ポリフェニレンスルフ
ィド(PPS)のメルトフローレートをASTM D
1238−86法(方法B−自動時間経過フローレート
手順,条件316/5.0,5分の予備加熱の使用に修
正)により決定した。フローレートの値は10分当たり
のグラム数(g/10分)として表示する。
【0030】ポリマー試料中に存在する揮発性成分の相
対量を水晶微量はかり(QCM)を使用して測定した。
この試験は、固体PPS試料から揮発性物質を蒸発さ
せ、冷却した水上に蒸気を集め。水晶を振動させ、そし
て、振動水晶の振動数の変化により凝縮した物質の量を
推定することが含まれる。PPSポリマーの秤量試料
を、加熱(290℃)したステンレス鋼製ビーカーの底
部に入れ、振動する水晶を含有する蓋をかぶせた。蒸気
が水晶上で凝縮するにつれ、水晶の共鳴振動数は蒸着し
た量に比例して減少した。試験値は、30分の試験時間
中に水晶の振動数の変化に比例する無次元相対数に換算
して報告した。より低く報告した値は試験試料が試験温
度においてより高いQCM値をもつ試料よりも低いレベ
ルの揮発成分を有したことを示す。
【0031】灰分含量は白金皿中でポリマーの秤量部を
燃焼させることにより決定した。残留炭素質物質をマッ
フル炉中で1000°Fで加熱することにより除去し
た。残った残留物(灰)の重量はポリマーの最初の重量
のフラクションとして表示する。
【0032】
【実施例1】この実施例は、50重量%の水酸化ナトリ
ウム(NaOH)71.42ポンドと60重量%の水硫
化ナトリウム(NaSH)及び0.4重量%の硫化ナト
リウム(Na2S)を含有する溶液86.74ポンドと
の混合物を調製したことを記載する。この溶液、酢酸ナ
トリウム(NaOAc)粉末25ポンド、及びN−メチ
ル−2−ピロリドン(NMP)27.5ガロンを撹拌し
ながら(400rpm)反応器に加え、次いで、窒素で
パージした。この混合物を約342°Fに加熱し、約4
11°Fに温度を上昇させながら脱水して水を除去し
た。
【0033】次いで、6ガロンのNMP中のp−ジクロ
ロベンゼン(DCB)139.49ポンドを反応器に入
れた。得られた混合物を約540°Fに加熱し、1.5
時間保持した。
【0034】次いで、氷酢酸2000ミリリットルを1
ガロンのNMPと共に反応器に加え、反応混合物と約5
分間535°Fで反応させた。
【0035】次いで、反応混合物を約540°Fでフラ
ッシュし、NMPを除去し、ポリ(フェニレンスルフィ
ド)(PPS)ポリマーを凝固させた。乾燥、塩含有ポ
リマーを二度120ガロンの脱イオン水で環境温度で洗
浄し、次いで、濾過し、次いで、80ガロンの脱イオン
水で350°Fで30分間洗浄した。この溶液を濾過
し、59ポンドのPPS(ポリマー1と表示)を回収し
た。回収したPPSは、ASTM D−1238(31
5/5)(予備加熱時間を5分の使用に修正)に従って
測定すると、760g/10分のメルトフローレートを
示し、灰分0.23、そしてQCM2.6を示した。ポ
リマー1の試料40ポンドを硬化容器(3立方フィート
のリボンブレンダー)に入れ、400〜410°Fの温
度で約15.5時間加熱した。ポリマー1のメルトフロ
ーを再度測定し、334g/10分であることが判明し
た。
【0036】
【実施例2】ポリマー1と同様にして、ポリマー2を調
製し、酸処理し、回収しそして加熱処理した。ポリマー
2は、硬化容器中での加熱処理前はフローレートが76
0g/10分で、加熱処理後は329であった。ポリマ
ー2の灰分は0.23であり、QCMは2.5であっ
た。
【0037】
【実施例3】ポリマー3を、フラッシュ回収工程後、ポ
リマーを350°FでpH5.5の酢酸溶液で洗浄し、
次いで、180°Fで脱イオン水でスプレーしながらベ
ルトフィルターを使用して回収した以外は、ポリマー1
及び2と同様にして調製した。ポリマー3のメルトフロ
ーを測定し、932g/10分であることが見いだされ
た。ポリマー3は灰分が0.10でQCMが7.2であ
った。
【0038】次いで、ポリマー3を実施例1に記載した
通りに加熱処理した。メルトフローレート332g/1
0分のポリマー3を最終的に41ポンド回収した。
【0039】QCM値に基づき、ポリマー回収後の酸処
理の使用は大量の揮発成分を含有するポリマーを与え
た。
【0040】
【実施例4】ポリマー1〜3からコンパウンド1,2及
び3を各々調製し、射出成形用途の使用についての適合
性を決定した。比較のため、2種類の市販されているポ
リマーから同様にしてコンパウンドを調製した。コンパ
ウンド4を、フィリップス・ペトロリウム・カンパニー
から入手できる、RYTON(登録商標)PPS PR
−26(実施例1に記載した通りの加熱処理後メルトフ
ローが332g/10分であり灰分が0.24であっ
た。)を使用して調製した。コンパウンド5を、トーレ
・フィリップス・ペトロリウム・インクからTorel
ina(登録商標)L2840(実施例1に記載した通
りの加熱処理後メルトフローが331g/10分であり
灰分が0.05であった。)から調製した。
【0041】プラスチック製袋中で各PPSポリマー粉
末及びガラス繊維及び添加剤の混合物をタンブルブレン
ドすることによりコンパウンドを調製した。ガラス繊維
及び添加剤は、G−フィラメントガラス繊維(本実施例
ではオーエンズ−コーニングから供給される0C497
EE)、エポキシシラン(本実施例ではユニオン・カー
バイドからTC−100として入手できるガンマ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン)、ハイドロタル
ク石(本実施例ではキョーワ・ケミカル・インダストリ
ーにより供給されるDHT−4A)、ポリエーテルエー
テルケトン(本実施例ではICIにより供給される15
0PF)及び高密度ポリエチレン(フィリップス・ケミ
カル・カンパニーにより供給されるTR−161)から
選択した。この乾燥ブレンドを、620〜640°Fの
設定温度で1.5インチ、24:1(L:D)、ディブ
ス−スタンダード、一軸スクリュー押出機中で溶融混合
した。押出物を細断し、次いで、当業界の熟達者に公知
の方法を使用によりArburg ECO 305射出
成形機を使用して試験標本に成形した。試験前2時間3
92°Fで全試料をアニールした。製した試験標本は引
張試験片(1/16インチ厚、4インチ長、標本の位置
により1/4ないし3/4インチ幅の寸法をもつ造形犬
骨)及び曲げ試験片(1/8インチ厚、5インチ長、1
/2インチ幅)であった。
【0042】試験標本は、次の試験手順に従い機械特性
について評価した。
【0043】引張: ASTM D
638、タイプIV試験片、クロスヘッド速度:0.5c
m/分 曲げ弾性率及び曲げ強さ:ASTM D 790 アイゾッド衝撃強さ(ノッチ付き及びノッチなし):A
STM D 256
【0044】実施例4において調製したコンパウンドの
各々について、それらの溶融結晶挙動を測定するための
試験も行った。溶融結晶温度を、パーキン・エルマーD
SC−2C、3500データ・ステーション装備示差走
査熱量測定器を使用して測定した。5〜10mgの各ポ
リマーの試料を使用した。冷却を320℃で開始し、1
60℃/分の速度で冷却した。
【0045】より高いTmcを示すポリマー及びコンパ
ウンドは、射出成形中に型の中で概してより早く結晶化
する。従って、サイクル時間を短くする。
【0046】表1にコンパウンドの配合を示す。
【0047】機械特性及び溶融結晶の評価を表2に示
す。
【0048】
【表1】 (a)重量%は成分組成の総重量基準である。
【0049】
【表2】
【0050】
【実施例5】本実施例はポリマー反応混合物を二酸化炭
素で処理することを記載する。
【0051】50重量%の水酸化ナトリウム(NaO
H)水溶液73.24ポンドと60重量%の水硫化ナト
リウム(NaSH)及び0.4重量%の硫化ナトリウム
(Na2S)を含有する溶液117.7ポンドとの混合
物を調製した。この溶液、酢酸ナトリウム(NaOA
c)粉末23ポンド、及びN−メチル−2−ピロリドン
(NMP)30ガロンを撹拌下(400rpm)の反応
器に加え、次いで、窒素でパージした。この混合物を約
216°Fに加熱し、温度を約417℃に上昇させなが
ら脱水して水を除去した。
【0052】次いで、6ガロンのNMP中のp−ジクロ
ロベンゼン(DCB)137.36ポンドを反応器に入
れた。得られた混合物を約440°Fに加熱し2時間保
持し、次いで、混合物を更に約510°Fに加熱し2時
間保持した。
【0053】次いで、温度を510°Fに保持しなが
ら、反応器をCO2で160から190psigまで加
圧した。190psigの圧力を維持するために、反応
器を1/2時間にわたって合計3回加圧した。
【0054】次いで、反応混合物を約540°Fでフラ
ッシュし、NMPを除去し、ポリ(フェニレンスルフィ
ド)(PPS)ポリマーを凝固させた。乾燥、塩含有ポ
リマーを実施例1に記載したのと同じ方法で洗浄した。
【0055】フラッシュ前の反応器試料を二度80℃の
脱イオン水で洗浄したものからの濾液を、未反応NaS
H及びその他の副産物についてHCl滴定を使用して分
析した。滴定の結果は、未反応NaSHがPPSポリマ
ーを基準に1.5重量%の量残留していたことを示し
た。濾液のpHは9.4であり、従って、反応混合物の
CO2での処理は反応混合物を完全に中和するのに有効
でなかった。
【0056】
【実施例6】510°FでCO2を加える代わりに15
00ミリリットルの氷酢酸を1ガロンのNMPと共に加
えた以外は実施例5と同様にして別の重合を行った。得
られた混合物を510°Fに30分間保持し、次いで、
温度を540°Fに上昇させ、ポリマーを実施例5に記
載した通りに回収した。反応器試料からの濾液を実施例
5に記載した通りに分析した。濾液のpHは7.3であ
り、反応混合物に酢酸を添加することは塩基性反応混合
物を中和するのに役立ったことを示す。無視しうる量の
未反応NaSHしか滴定により検出しなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウエイ−テー・ウェイド・シャン アメリカ合衆国オクラホマ州74006,バ ートルズビル,リージェンシー・ロード 2633 (72)発明者 レシー・ユージーン・スコッギンス アメリカ合衆国オクラホマ州74006,バ ートルズビル,ラリアト・ドライブ 1310 (56)参考文献 特開 平5−98009(JP,A) 特開 昭62−205125(JP,A) 特開 昭62−223232(JP,A) 特開 昭62−252430(JP,A) 特開 平1−240529(JP,A) 特開 平3−168215(JP,A) 特開 平2−298515(JP,A) 米国特許3800845(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 75/00 - 75/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマー
    の製造法であって、少なくとも一種の硫黄源、少なくと
    も一種のジハロ芳香族化合物および極性有機化合物を含
    む反応物を接触させて重合用反応混合物を形成し、この
    重合用反応混合物を、ポリ(アリーレンスルフィド)ポ
    リマーを形成するのに適当な重合条件に付して、この適
    当な重合条件を維持しながら前記反応混合物と酸溶液と
    を接触させ、そして、その後、ポリ(アリーレンスルフ
    ィド)ポリマーをフラッシュ法により回収することから
    なる、前記ポリ(アリーレンスルフィド)ポリマーの製
    造法。
  2. 【請求項2】 使用する酸溶液の量が、1モルのポリ
    (アリーレンスルフィド)ポリマーを基準に、0.02
    5モル〜0.100モルの範囲である、請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記酸溶液が酢酸溶液である、請求項1
    又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記酸溶液と前記反応混合物とを反応混
    合物中に酸溶液を分散させるのに少なくとも足る時間接
    触させる、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記酸溶液と前記反応混合物とを5分〜
    最高45分までの範囲の期間中、前記ポリ(アリーレン
    スルフィド)ポリマーの回収前に接触させる、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記反応混合物は、アルカリ金属ヒドロ
    キシドである塩基を更に含む、請求項1〜5のいずれか
    に記載の方法。
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