JPH06192361A - フェノール系樹脂およびこれを含有するエポキシ樹脂組成物ならびにマレイミド樹脂組成物 - Google Patents

フェノール系樹脂およびこれを含有するエポキシ樹脂組成物ならびにマレイミド樹脂組成物

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JPH06192361A
JPH06192361A JP27010193A JP27010193A JPH06192361A JP H06192361 A JPH06192361 A JP H06192361A JP 27010193 A JP27010193 A JP 27010193A JP 27010193 A JP27010193 A JP 27010193A JP H06192361 A JPH06192361 A JP H06192361A
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phenolic resin
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JP27010193A
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Inventor
Tomoko Takashima
智子 高嶋
Shigeru Iimuro
茂 飯室
Tomoyuki Kawabata
朋之 川畑
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶融粘度が低いフェノール系樹脂およびこれ
を含有するにもかかわらず耐熱性に優れた硬化物を与え
る樹脂組成物を提供する。 【構成】 2核体含有率が10面積%以下、2核体を除
いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、およ
び、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%以上
である、アリルエーテル化フェノール系樹脂とアリル化
フェノール系樹脂ならびにこのフェノール系樹脂の1種
を含有するエポキシ樹脂組成物とマレイミド樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶融粘度が低いフェノー
ル系樹脂およびこれを含有するにもかかわらず耐熱性に
優れた硬化物を与える樹脂組成物に関する。詳しくは本
発明は、特定の核体分布を有するフェノール系樹脂、す
なわち2核体含有率が10面積%以下、2核体を除いた
残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、および、
3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%以上であ
るアリルエーテル化フェノール系樹脂およびアリル化フ
ェノール系樹脂、並びにこれらのうち少なくとも1種を
含有する樹脂組成物に関する。
【従来の技術】
【0002】最近の電気・電子分野での技術のめざまし
い進歩の中で、樹脂に要求される性能もより少量で性能
の優れたものが要求されるようになってきた。例えばI
C封止材や積層材料ではより低粘度の樹脂が要求されて
いる。耐熱性や耐クラック性といった要求性能を満たす
性質を保ちつつ粘度を下げることが重要である。
【0003】フェノール類とアリルハライドとを反応し
て得られるアリルエーテル化フェノール系樹脂およびア
リル化フェノール系樹脂は公知であり、おもにエポキシ
樹脂やマレイミド樹脂の硬化剤として広く用いられてい
る。例えば、特開昭59−36121号公報にはアリル
エーテル化クレゾールノボラック樹脂およびその製造方
法が開示されている。特開昭62−280254号公報
には、エポキシ樹脂とビスマレイミド化合物、硬化剤と
してアリルエーテル化置換フェノール類ノボラック樹脂
を含有する熱硬化性樹脂組成物が開示されている。ま
た、アリル化合物についても、特開平3−192114
号公報にはエポキシ樹脂とビスマレイミド化合物、硬化
剤としてアリル化フェノール樹脂を含有する熱硬化性樹
脂組成物が開示されている。特開平4−23824号公
報にはエポキシ樹脂の硬化剤としてポリアリルフェノー
ルを用いた樹脂組成物が開示されている。
【0004】これら公知のアリル化フェノール系樹脂は
ベースとなる樹脂に主にノボラック型フェノール系樹脂
を用いている。以上の文献について本発明者らが精査し
たかぎりでは、2核体含有率が低く、3核体含有率が高
い核体分布を有するフェノール系樹脂を製造する方法は
記載されていない。また、フェノールとホルムアルデヒ
ドの反応モル比を1〜3として、ノボラック型フェノー
ル系樹脂が得られている。ノボラック型フェノール系樹
脂が用いられる理由としては硬化物が常温および高温で
強度、剛性に優れ、しかも価格が比較的安価で安定して
いることが挙げられる。これらの特性を保ちつつ、粘度
の低いノボラック型フェノール系樹脂は得られていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶融
粘度が低いフェノール系樹脂、その製造方法および当該
フェノール系樹脂を含有するにもかかわらず耐熱性に優
れた硬化物を与える樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討し、2核体含有率が低く、3核
体含有率が高い核体分布を有するフェノール系樹脂を使
用することによって上記目的が達成されることを見出
し、ついに本発明を完成させるに至った。
【0007】すなわち、第1の発明は、アリルエーテル
化フェノール系樹脂であり、かつ、2核体含有率が10
面積%以下、2核体を除いた残りの部分の3核体含有率
が50面積%以上、および、3核体含有率と4核体含有
率の和が75面積%以上であることを特徴とするアリル
エーテル化フェノール系樹脂であり、第2の発明は、2
核体含有率が10面積%以下、2核体を除いた残りの部
分の3核体含有率が50面積%以上、および、3核体含
有率と4核体含有率の和が75面積%以上であるノボラ
ック型フェノール系樹脂にアリルハライドをアルカリの
存在下に反応させて得られることを特徴とするアリルエ
ーテル化フェノール系樹脂の製造方法であり、第3の発
明は、エポキシ樹脂とアリルエーテル化フェノール系樹
脂を必須成分として含有するエポキシ樹脂組成物におい
て、アリルエーテル化フェノール系樹脂が2核体含有率
が10面積%以下、2核体を除いた残りの部分の3核体
含有率が50面積%以上、および、3核体含有率と4核
体含有率の和が75面積%以上であることを特徴とする
エポキシ樹脂組成物であり、第4の発明は、マレイミド
樹脂、エポキシ樹脂とアリルエーテル化フェノール系樹
脂を必須成分として含有するマレイミド樹脂組成物にお
いて、アリルエーテル化フェノール系樹脂が2核体含有
率が10面積%以下、2核体を除いた残りの部分の3核
体含有率が50面積%以上、および、3核体含有率と4
核体含有率の和が75面積%以上であることを特徴とす
るマレイミド樹脂組成物であり、
【0008】第5の発明は、アリル化フェノール系樹脂
であり、かつ、2核体含有率が10面積%以下、2核体
を除いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、
および、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%
以上であることを特徴とするアリル化フェノール系樹脂
であり、第6の発明は、2核体含有率が10面積%以
下、2核体を除いた残りの部分の3核体含有率が50面
積%以上、および、3核体含有率と4核体含有率の和が
75面積%以上であるノボラック型フェノール系樹脂に
アリルハライドをアルカリの存在下に反応させて得られ
るアリルエーテル化フェノール系樹脂のアリル基を熱転
位させることによって得られることを特徴とするアリル
化フェノール系樹脂の製造方法であり、第7の発明は、
エポキシ樹脂とアリル化フェノール系樹脂を必須成分と
して含有するエポキシ樹脂組成物において、アリル化フ
ェノール系樹脂が2核体含有率が10面積%以下、2核
体を除いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以
上、および、3核体含有率と4核体含有率の和が75面
積%以上であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物で
あり、および第8の発明は、マレイミド樹脂、エポキシ
樹脂とアリル化フェノール系樹脂を必須成分として含有
するマレイミド樹脂組成物において、アリル化フェノー
ル系樹脂が2核体含有率が10面積%以下、2核体を除
いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、およ
び、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%以上
であることを特徴とするマレイミド樹脂組成物である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
アリルエーテル化フェノール系樹脂、およびアリル化フ
ェノール系樹脂の最大の特徴は、2核体含有率が低く、
3核体含有率が高いという核体分布を持っている点であ
る。このような特徴的な核体分布をもつアリルエーテル
化フェノール系樹脂およびアリル化フェノール系樹脂
は、架橋反応に寄与しない2核体含有率が低いためにそ
の硬化物は高架橋度を有し、耐熱性が向上する。また、
2核体含有率を低くすると2核体を多く含有する場合に
比べて粘度が上がってしまうが、本発明のアリルエーテ
ル化フェノール系樹脂および、アリル化フェノール系樹
脂の核体分布では、同一のガラス転移点(以後Tgと
略)を有する硬化物を与える樹脂と比較して溶融粘度が
低い。
【0010】本発明のアリルエーテル化フェノール系樹
脂およびアリル化フェノール系樹脂は、ベースレジンと
なるノボラック型フェノール系樹脂が2核体含有率が低
く、3核体含有率が高いという核体分布を持っていれば
容易に得られる。
【0011】ベースレジンとなるノボラック型フェノー
ル系樹脂について説明する。樹脂中の2核体含有率につ
いては、通常10面積%以下である。2核体は架橋反応
に寄与しないため、その含有率は低い方が好ましい。し
かし2核体含有率を増やせば粘度が下がるため、要求す
る架橋度に差し障りがない範囲で2核体を含有させるこ
とができる。樹脂中の2核体を除いた残りの部分の3核
体含有率は50面積%以上である。さらに、樹脂中の2
核体を除いた残りの部分の3核体含有率と4核体含有率
の和は75面積%以上である。
【0012】これらの条件を満たす樹脂をベースレジン
として使用すれば、同一のガラス転移点(Tg)を有す
る硬化物を与える樹脂と比較して、低溶融粘度を有する
アリルエーテル化フェノール系樹脂およびアリル化フェ
ノール系樹脂が実現する。
【0013】本発明のアリルエーテル化フェノール系樹
脂およびアリル化フェノール系樹脂のベースレジンとな
るノボラック型フェノール系樹脂の製造の一例を示す。
まず最初にフェノール類をホルムアルデヒドに対して4
〜30モル倍(以下P/F=4〜30と略)の割合で混
合し、酸性触媒を添加して60〜100℃で2〜5時間
縮合反応を行って初期縮合物を製造する。次いで、得ら
れた初期縮合物を大気圧下に150〜160℃程度まで
加熱して水および少量のフェノール類を取り除き、さら
に減圧下に160〜180℃程度まで加熱して未反応の
フェノール類を取り除く。次にマクマホンパッキング等
の充填物を付した装置により1〜5mmHgの減圧下、
さらに220〜250℃まで温度を上げて蒸留を行い、
缶出物として2核体含有率が低く3核体含有率が高いノ
ボラック型フェノール系樹脂を得ることができる。
【0014】このノボラック型フェノール系樹脂の原料
であるフェノール類としてはフェノールの他に、例え
ば、クレゾール、オルソまたはパラ、メタ置換アルキル
フェノール類を例示できる。
【0015】使用するホルムアルデヒド源としてはホル
マリン、パラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラ
ミン、トリオキサンおよび環状ホルマール等を例示でき
る。ホルムアルデヒド源とフェノール類の反応に用いる
酸性触媒としては、塩酸、硫酸、パラトルエンスルホン
酸、シュウ酸等の有機酸および無機酸が挙げられる。
【0016】このノボラック型フェノール系樹脂を得る
ための反応モル比はP/F=4〜30であり、好ましく
は8〜25である。3核体以上の成分の含有率の割合は
この反応モル比によって大体コントロールでき、反応モ
ル比が大きい程3核体含有率の高い樹脂が得られる。
【0017】2核体含有率は蒸留時の温度、圧力によっ
てコントロールできる。2核体除去はこのように減圧蒸
留によってもよいが、その他抽出、水蒸気蒸留によって
も良い。抽出方法としては例えば、フェノール系樹脂に
対して貧溶媒であるトルエン、キシレン等で繰り返し洗
うという方法で2核体を除去できる。水蒸気蒸留として
は例えば不活性ガスや水蒸気を吹き込みながら減圧下に
蒸留を行うという方法で2核体を除去することができ
る。
【0018】この蒸留の缶出物は、2核体含有率が低く
3核体含有率の高いので、本発明のアリルエーテル化フ
ェノール系樹脂およびアリル化フェノール系樹脂のベー
スレジンとして用いることができる。また、留出物は2
核体含有率が高いので有用なビスフェノールFとして利
用できる。
【0019】上記のような方法以外の方法によって得ら
れるフェノール系樹脂であっても本発明の核体分布を満
たす場合には本発明の範囲に含まれる。このように、2
核体含有率が低く、3核体含有率が高い核体分布をもつ
ノボラック型フェノール系樹脂をベースレジンとしたア
リルエーテル化フェノール系樹脂は、フェノール類をア
リルエーテル化する周知の方法で得ることができる。
【0020】例えば、まず、ベースレジンとなるノボラ
ック型フェノール系樹脂を有機溶媒および/または水に
溶解したのち、アルカリを添加してフェノラートとし、
これに塩化アリル、臭化アリル、ヨウ化アリル等のアリ
ルハライドを加えて室温〜100℃で1〜5時間反応さ
せて水酸基をアリルエーテル化する。
【0021】ここで使用する有機溶媒としてはn−プロ
パノール、n−ブタノール、アセトンが挙げられる。使
用する溶媒によってエーテル化反応生成物の収率が変化
するが、上記の有機溶媒を使用すれば通常95%以上の
反応率でエーテル化反応は進行する。得ようとする樹脂
の使用目的によって溶媒を変えれば良いので、ノボラッ
ク型フェノール樹脂とアリルエーテル化物が可溶の溶媒
であれば使用できる。また、アルカリは水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属の水酸化物が挙
げられる。その使用量はアリルエーテル化したいフェノ
ール性水酸基に対して当量のアルカリを使用する。加え
るアリルハライドの量は、アルカリに対して当量以上で
ある。
【0022】アリル化フェノール系樹脂は、得られた生
成物(アリルエーテル化フェノール系樹脂)を160〜
250℃程度まで加熱することにより、水酸基にエーテ
ル結合していたアリル基が転位して本発明のアリル化フ
ェノール系樹脂を得ることができる。このアリル基は通
常フェノール性水酸基に対してオルソ位に転位するが、
パラ位に転位する場合もある。
【0023】このように、2核体含有率が低く、3核体
含有率が高い核体分布をもつノボラック型フェノール系
樹脂をベースレジンとして用いることによって得られる
アリルエーテル化フェノール系樹脂、および、そこで得
られたアリルエーテル化物を熱転位することによって得
られるアリル化フェノール系樹脂は、同一のガラス転移
点(Tg)を有する硬化物を与える樹脂と比較して、溶
融粘度が低い。
【0024】本発明の必須成分であるエポキシ樹脂は1
分子中にエポキシ基を2つ以上含有するエポキシ樹脂で
ある。フェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールアラル
キル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、難燃性を付与し
た臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂および臭素化
ビスフェノールF型エポキシ樹脂などを例示できる。こ
れらのエポキシ樹脂は液状エポキシ樹脂であってもよ
い。液状エポキシ樹脂を使用すれば固体状エポキシ樹脂
と比べてさらに低粘度化できる。これらのエポキシ樹脂
は単独で使用できるし2種以上の併用であってもよい。
【0025】本発明のエポキシ樹脂組成物は、エポキシ
樹脂とアリルエーテル化フェノール系樹脂またはアリル
化フェノール系樹脂を必須成分とするエポキシ樹脂組成
物であり、本発明の目的を損なわない範囲でその他のフ
ェノール系樹脂、硬化促進剤、各種添加剤を添加しても
よい。エポキシ樹脂組成物の配合割合は、エポキシ樹脂
100重量部に対して、アリルエーテル化フェノール系
樹脂またはアリル化フェノール系樹脂が10〜70重量
部である範囲が一般的である。硬化促進剤として窒素含
有化合物類、ホスフィン類、オスニウム塩類を例示でき
る。
【0026】本発明のマレイミドは、2,2−ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパンと無水
マレイン酸を反応させることにより合成されるものであ
る。マレイミドの製造方法は特に限定されるものではな
く、例えば反応溶媒中でマレインアミック酸を合成し、
次いでマレインアミック酸を無水酢酸を用いて脱水閉環
し、マレイミドとしてから精製する方法、反応溶媒中で
マレインアミック酸から直接脱水閉環した後、精製する
方法がある。このうち、マレイミド中の残存有機酸量を
極力減らす製造方法としては、後者の方が好ましい。マ
レイミド中の有機酸の含有量は、硬化物の耐湿信頼性を
大きく左右するので、マレイミドとしては残存有機酸量
が0.1重量%以下のものを用いることが好ましい。マ
レイミドの精製が不十分で、有機酸が大量に残存する場
合には、硬化物の耐湿信頼性が低下し、半導体チップ上
のアルミニウム配線層の腐蝕が進行する。
【0027】マレイミド樹脂組成物の配合割合は、マレ
イミド樹脂100重量部、エポキシ樹脂5〜40重量部
に対して、アリルエーテル化フェノール系樹脂またはア
リル化フェノール系樹脂が10〜100重量部である範
囲が一般的である。硬化促進剤として窒素含有化合物
類、ホスフィン類、オスニウム塩類を例示できる。
【0028】
【実施例】以下実施例および比較例により本発明をさら
に詳しく説明する。なお、実施例における各種特性値の
評価または測定は下記(1)〜(4)の方法により実施
した。 (1)各核体含有率 明細書中、%で表した各核体含有率はゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー(カラム:(東ソー社製)G4
000HXL+G2500HXL+G2000HXL×
2本、溶離液:テトラヒドロフラン、検出器:示差屈折
率計)により測定した面積%である。 (2)粘度 粘度はICIコーン&プレート型粘度計(リサーチ・エ
クイップメント社製:ロンドン)を用いて、80℃で測
定した。 (3)ガラス転移温度(Tg) Tgはリガク社製TMA8146を用いてTMA(熱機
械分析)法により線膨張係数を測定して求めた。 (4)IR(赤外吸収スペクトル)分析 IR分析は島津製作所製FT−IR4200を用いて行
った。
【0029】《ノボラック型フェノール系樹脂の製造》
以下に記載する樹脂Aおよび樹脂Bは本発明の方法によ
る樹脂であり、樹脂Cおよび樹脂Dは従来の方法による
樹脂である。 〈樹脂Aの製造〉撹拌機、温度調節装置、還流冷却器、
全縮器、減圧装置等を備えた3000mlの反応機に、
フェノール2000gと37%ホルマリン水溶液28
7.5gとを混合(P/F=6)し、シュウ酸二水和物
5.6gを加えて、70℃で4時間縮合反応を行った。
ついで反応生成物の混合物を大気圧下に160℃まで加
熱して、水および少量のフェノールを取り除き、さらに
20mmHgで170℃まで加熱して未反応のフェノー
ルを分離した。その後、6mmHgで210℃まで加熱
してフェノールを除去した。次に、径15mm、高さ2
0mmのマクマホンパッキング等の充填物を付した装置
により最終圧力3mmHgで最終温度250℃まで温度
を上げて蒸留を行い、缶出物として目的のノボラック型
フェノール系樹脂を得た。この得られた樹脂を樹脂Aと
する。この得られたノボラック型フェノール樹脂(樹脂
A)の各核体含有率を前出の方法により求めたところ、
2核体含有率は2.5面積%で、2核体を除いた残りの
部分において、3核体含有率は62.0面積%、3核体
含有率と4核体含有率の和は85.5面積%であった。
【0030】〈樹脂Bの製造〉フェノール2000gと
37%ホルマリン水溶液86.3gとを混合(P/F=
20)する以外は樹脂Aの場合と同じ条件で縮合反応を
行い、水およびフェノールを取り除き、同様の装置を用
いて、蒸留を圧力3mmHgで最終温度240℃まで行
い、缶出物として目的のノボラック型フェノール樹脂を
得た。この得られた樹脂を樹脂Bとする。この得られた
ノボラック型フェノール樹脂(樹脂B)の各核体含有率
を前出の方法により求めたところ、2核体含有率は5.
4面積%で、2核体を除いた残りの部分において、3核
体含有率は83.7面積%、3核体含有率と4核体含有
率の和は97.3面積%であった。
【0031】〈樹脂Cの製造〉フェノール2000gと
37%ホルマリン水溶液1040gとを混合(P/F=
1.66)する以外は樹脂Aの場合と同じ条件で反応を
行い、水およびフェノールを取り除き、同様の装置を用
いて、蒸留を圧力3mmHgで最終温度250℃まで行
い、缶出物として目的のノボラック型フェノール樹脂を
得た。この得られた樹脂を樹脂Cとする。この得られた
ノボラック型フェノール樹脂(樹脂C)の各核体含有率
を前出の方法により求めたところ、2核体含有率は9.
7面積%で、2核体を除いた残りの部分において、3核
体含有率は21.2面積%、3核体含有率と4核体含有
率の和は37.9面積%であった。
【0032】〈樹脂Dの製造〉フェノール2000gと
37%ホルマリン水溶液1150gとを混合(P/F=
1.51)する以外は樹脂Aの場合と同じ条件で反応を
行い、水分およびフェノールを取り除き、同様の装置を
用いて、蒸留を圧力3mmHgで最終温度220℃まで
行い、缶出物として目的のノボラック型フェノール樹脂
を得た。この得られた樹脂を樹脂Dとする。この得られ
たノボラック型フェノール樹脂(樹脂D)の各核体含有
率を前出の方法により求めたところ、2核体含有率は1
9.5面積%で、2核体を除いた残りの部分において、
3核体含有率は17.4面積%、3核体含有率と4核体
含有率の和は、31.8面積%であった。
【0033】実施例1〜2 撹拌装置、温度計、冷却器、滴下ロートを付設した10
00ml四口セパラブルフラスコに、イソプロパノール
320g、樹脂A、Bをそれぞれ106gずつ溶解し、
水酸化カリウム69.2gを加え均一になるまで撹拌し
た。これに塩化アリル84.1gを10分間で滴下した
後反応溶液を40℃で1時間撹拌し、さらに70℃で5
時間加熱撹拌してアリルエーテル化反応を完結させた。
次いで反応液を濾別して副生した塩化カリウムを除去し
た後、イソプロパノールを留去して回収した。残留物を
酢酸エチルに溶解し、水で洗浄後、酢酸エチルを留去
し、アリルエーテル化物を得た。この得られたアリルエ
ーテル化物の粘度を表1に示した。また、IR分析の結
果は実施例1、2ともに1100cmー1付近にエーテル
の吸収がみられ、3400cmー1付近のフェノール性水
酸基の吸収は殆どみられなかった。また、1640cm
ー1付近にアリル基に由来する炭素−炭素の二重結合の吸
収がみられ、アリルエーテル化していることを示してい
る。実施例1で得られたアリルエーテル化物のIR分析
のチャートを図1に示した。
【0034】実施例3〜4 実施例1〜2で得られたアリルエーテル化物をそれぞれ
130gずつ300mlセパラブルフラスコにとり、1
95℃に加熱して5時間撹拌して熱転位を行わせ、アリ
ル化フェノール樹脂を得た(収率96%)。この得られ
た樹脂の粘度を表1に示した。また、IR分析の結果
は、実施例3〜4ともに実施例1〜2の結果と比較して
エーテルの吸収がほぼなくなり、フェノール性水酸基の
吸収の増加が顕著であったため、アリルエーテル化物の
アリル基が熱転位してアリル化物になっていることを示
している。実施例3で得られたアリル化物のIR分析の
チャートを図2に示した。
【0035】比較例1〜2 実施例1〜2と同様の撹拌装置、温度計、冷却器、滴下
ロートを付設した1000ml四口セパラブルフラスコ
に、イソプロパノール320g、樹脂C、Dをそれぞれ
106gずつ溶解し、実施例1〜2と同様の条件下でア
リルエーテル化反応を行った。次いで反応液を濾過し
て、実施例1〜2と同様の方法でアリルエーテル化物を
得た。得られたアリルエーテル化物を130gずつと
り、300mlセパラブルフラスコに移し、実施例3〜
4と同様にしてアリル化フェノール樹脂を得た(収率9
6%)。この得られた樹脂の粘度を表1に示した。ま
た、IR分析の結果は実施例3〜4と同様なチャートが
得られ、フェノール性水酸基の吸収が大きく、エーテル
の吸収がほぼなくなっており、アリル基が熱転位し、ア
リル化物となったことを示した。
【0036】《アリルエーテル化物を硬化剤として用い
たエポキシおよびビスマレイミド硬化物の製造》実施例
1〜2で得られたアリルエーテル化物をそれぞれ硬化剤
として、エポキシ樹脂およびビスマレイミドを150℃
に完溶し、触媒を混合させて、注型板を作成し評価に供
した。エポキシ樹脂、ビスマレイミド、硬化剤および硬
化促進剤の配合比は、ビスマレイミド100重量部に対
してエポキシ樹脂29重量部、硬化剤70重量部、硬化
促進剤1重量部である。なお、エポキシ樹脂にはo−ク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製
EOCN−102S)、ビスマレイミドにはN,N−ジ
フェニルメタンビスマレイミド(三井東圧化学(株)
製)を使用した。硬化促進剤はトリフェニルホスフィン
(TPP)を使用し、175℃で5時間硬化を行った。
得られた硬化物のTgを表1に示す。
【0037】《アリル化物を硬化剤として用いたエポキ
シ硬化物の製造》実施例3〜4および比較例1〜2で得
られたアリル化物を硬化剤として、エポキシ樹脂および
触媒をできるだけ少量のアセトンに溶解し、約2mm厚
の注型板を作成し評価に供した。エポキシ樹脂、硬化剤
および硬化促進剤の配合比は、エポキシ樹脂100重量
部に対して硬化剤49重量部、硬化促進剤1重量部であ
る。主剤としてはエポキシ樹脂(日本化薬(株)製EO
CN−102S)を使用し、硬化促進剤はトリフェニル
ホスフィン(TPP)を使用した。硬化は175℃で5
時間硬化を行った。得られた硬化物のTgを表1に示
す。
【0038】
【表1】 2核体含有率の単位は面積%である。3核体含有率と
3、4核体含有率合計は樹脂中の2核体を除いた残りの
部分における含有率およびその合計である。粘度の単位
はP(80℃で測定)である。Tgの単位は℃である。
【0039】表1からわかるように、核体分布が、2核
体含有率が低く3核体含有率が高い樹脂であれば、同一
のガラス転移点(Tg)を有する硬化物を与える樹脂と
比較して低溶融粘度を有するアリルエーテル化フェノー
ル系樹脂およびアリル化フェノール系樹脂が得られる。
実施例3〜4と比較例1は同程度のガラス転移温度(T
g)を与える樹脂であるが、その粘度には相当な差がみ
られ、実施例3〜4の樹脂の方がはるかに低粘度である
ことがわかる。
【0040】比較例2は全体的に低分子量の樹脂であ
り、比較例1の樹脂と比較して粘度が少し下がったが、
それ以上にガラス移転温度(Tg)が大きく下がってし
まうことがわかる。
【0041】
【発明の効果】本発明のフェノール系樹脂は、硬化時の
ガラス転移温度が同一のフェノール系樹脂と比較して低
揮発成分、低溶融粘度であり、その用途は半導体封止材
料、積層材料、塗料、接着剤、成形材料等、広範であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のアリルエーテル化フェノール系樹
脂の赤外吸収スペクトルを表わす図である。
【図2】 実施例3のアリル化フェノール系樹脂の赤外
吸収スペクトルを表わす図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アリルエーテル化フェノール系樹脂であ
    り、かつ、2核体含有率が10面積%以下、2核体を除
    いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、およ
    び、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%以上
    であることを特徴とするアリルエーテル化フェノール系
    樹脂。
  2. 【請求項2】 2核体含有率が10面積%以下、2核体
    を除いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、
    および、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%
    以上であるノボラック型フェノール系樹脂にアリルハラ
    イドをアルカリの存在下に反応させて得られることを特
    徴とするアリルエーテル化フェノール系樹脂の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂とアリルエーテル化フェノ
    ール系樹脂を必須成分として含有するエポキシ樹脂組成
    物において、アリルエーテル化フェノール系樹脂が請求
    項1のアリルエーテル化フェノール系樹脂であることを
    特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 マレイミド樹脂、エポキシ樹脂とアリル
    エーテル化フェノール系樹脂を必須成分として含有する
    マレイミド樹脂組成物において、アリルエーテル化フェ
    ノール系樹脂が請求項1のアリルエーテル化フェノール
    系樹脂であることを特徴とするマレイミド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 アリル化フェノール系樹脂であり、か
    つ、2核体含有率が10面積%以下、2核体を除いた残
    りの部分の3核体含有率が50面積%以上、および、3
    核体含有率と4核体含有率の和が75面積%以上である
    ことを特徴とするアリル化フェノール系樹脂。
  6. 【請求項6】 2核体含有率が10面積%以下、2核体
    を除いた残りの部分の3核体含有率が50面積%以上、
    および、3核体含有率と4核体含有率の和が75面積%
    以上であるノボラック型フェノール系樹脂にアリルハラ
    イドをアルカリの存在下に反応させて得られるアリルエ
    ーテル化フェノール系樹脂のアリル基を熱転位させるこ
    とによって得られることを特徴とするアリル化フェノー
    ル系樹脂の製造方法。
  7. 【請求項7】 エポキシ樹脂とアリル化フェノール系樹
    脂を必須成分として含有するエポキシ樹脂組成物におい
    て、アリル化フェノール系樹脂が請求項5のアリル化フ
    ェノール系樹脂であることを特徴とするエポキシ樹脂組
    成物。
  8. 【請求項8】 マレイミド樹脂、エポキシ樹脂とアリル
    エーテル化フェノール系樹脂を必須成分として含有する
    マレイミド樹脂組成物において、アリル化フェノール系
    樹脂が請求項5のアリル化フェノール系樹脂であること
    を特徴とするマレイミド樹脂組成物。
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