JPH06181703A - こんにゃく粉の製造方法およびこんにゃく製品の加工方法 - Google Patents

こんにゃく粉の製造方法およびこんにゃく製品の加工方法

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JPH06181703A
JPH06181703A JP43A JP35604992A JPH06181703A JP H06181703 A JPH06181703 A JP H06181703A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35604992 A JP35604992 A JP 35604992A JP H06181703 A JPH06181703 A JP H06181703A
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drying
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松崎力
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はこんにゃく玉に含まれている澱粉や
蛋白質を含んだこんにゃく粉を効率よく短時間に製造す
るとともに、該こんにゃく粉より味付けが容易な固形
状、ゲル状、ゾル状、糊状あるいは液体状のこんにゃく
を容易に安価に製造できるこんにゃく粉の製造方法およ
びこんにゃく製品の加工方法を得るにある。 【構成】 こんにゃく玉の皮を除去し、洗浄する前処理
工程と、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
玉をスライス状に切断する切断工程と、この切断工程を
経たものを乾燥する乾燥工程と、この乾燥工程を経たも
のを粉砕機等を用いて粉砕する粉砕工程とでこんにゃく
粉の製造方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はこんにゃく玉からこんに
ゃく粉を製造するこんにゃく粉の製造方法およびこんに
ゃく製品の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、こんにゃくを製造するための原料
であるこんにゃく精粉は、こんにゃく玉を洗浄した後、
スライス状に切断し、乾燥させて荒粉を製造し、該荒粉
から臼を用いて荒粉に含まれている澱粉や蛋白質(飛
粉)を14時間から17時間かけて除去して製造してい
る。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のこんにゃく精
粉は荒粉から精粉に加工するのに、臼を用いて飛粉を1
4時間から17時間かけて除去しているため、加工に手
数と時間がかかるという欠点があるとともに、荒粉状態
で長期間保存するため、大きな容積となり、大きな倉庫
が必要となる欠点があり、45パ―セント程の飛粉を除
去するため歩止まりが悪く、コスト高になるという欠点
があった。また、こんにゃく精粉より加工されたこんに
ゃくは高分子の精粉でできているので密度が高く、保水
性が強く、味付けが不可能であるという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
歩止まりよくこんにゃく粉を製造することができるとと
もに、小さなスペ―スに楽に保存することができ、かつ
加工した場合に密度が低く、保水性が弱く、味付けが容
易なこんにゃく粉の製造方法およびこんにゃく製品の加
工方法を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添附図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明かになるであろう。ただし、図面はも
っぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定
するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はこんにゃく玉の皮を除去し、洗浄する前処
理工程と、この前処理工程で処理された処理済こんにゃ
く玉をスライス状に切断する切断工程と、この切断工程
を経たものを乾燥する乾燥工程と、この乾燥工程を経た
ものを粉砕機等を用いて粉砕する粉砕工程とでこんにゃ
く粉の製造方法を構成している。
【0007】また、本発明はこんにゃく玉の皮を除去し
洗浄する前処理工程、この前処理工程で処理された処理
済こんにゃく玉をスライス状に切断する切断工程、この
切断工程を経たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程
を経たものを粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程と
で形成したこんにゃく粉の製造工程と、温水100に対
し前記こんにゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく
粉を0.1〜0.2パ―セントおよび所定量の消臭剤等
の添加剤を投入して混合させる混合工程と、この混合工
程後に所定時間放置する放置工程と、この放置工程後に
加熱し、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム等の凝固剤
を0.1〜0.2パ―セント投入して所定時間加熱煮沸
する加熱煮沸工程と、この加熱煮沸工程後に型に入れて
成型する成型工程と、この成型工程後に加熱した後、冷
却する後処理工程とでこんにゃく製品の加工方法を構成
している。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこんにゃく粉の製造方
法は乾燥工程後、粉砕機等を用いて微粉砕するため容積
が小さくなり、澱粉や蛋白質が飛粉として除去されるこ
とがない。
【0009】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0010】図1ないし図10の本発明の第1の実施例
において、1は図2に示すようにこんにゃく玉2の皮を
除去し、洗浄する前処理工程で、この前処理工程1は従
来から一般に行なわれている方法で行なっている。
【0011】3は前記前処理工程1で処理された処理済
こんにゃく玉2Aを図3に示すようにスライス状に切断
する切断工程で、この切断工程3は後の乾燥を容易にで
きるようにするもので、手作業あるいはスライスマシン
を用いて行なう。
【0012】4は前記切断工程3を経たスライスこんに
ゃく芋2Bを図4に示すように乾燥する乾燥工程で、こ
の乾燥工程4は従来から他の分野で使用されているバッ
チ式あるいはベルトコンベア―式の乾燥機5を用いて行
なう。
【0013】6は前記乾燥工程4を経た乾燥スライスこ
んにゃく芋2Cを図5に示すようにミキサ―等の粉砕機
7を用いて微粉砕してこんにゃく粉2Dを形成する微粉
砕工程で、この微粉砕工程6は前記乾燥工程4後にすぐ
行なうことにより、容積が大きい乾燥スライスこんにゃ
く芋2C状態での保存スペ―スが不用で、容積が5分の
1から10分の1になるこんにゃく粉2Dでの保存が可
能になる。
【0014】8は図6に示すように約60℃の温水9が
100に対し、前記こんにゃく粉2Dを2〜5パ―セン
トおよび所定量の添加剤10を加熱容器11に投入して
混合させる混合工程で、この混合工程8で混合される所
定量、例えば0.1〜5パ―セントの添加剤10は色素
の還元とこんにゃく臭の除去を行なうためのもので、例
えばクエン酸、酢酸、ミョウバン、NH(S
、KAI(SO等が選択的に使用され
る。
【0015】12は図7に示すように前記混合工程8後
に所定時間、例えば15〜20分程放置する放置工程
で、この放置工程12によって温水9、こんにゃく粉2
Dおよび添加剤10を確実に混合状態にする。
【0016】13は図8に示すように前記混合工程8後
に100℃に加熱し、水酸化カルシウム、硫酸カルシウ
ム等の凝固剤14を所定量、例えば0.1〜0.2パ―
セント投入して煮沸する加熱煮沸工程で、この加熱煮沸
工程13は攪拌しながら行なう。
【0017】15は図9に示すように前記加熱煮沸工程
13後に型16に入れ所定の形状に成型する成型工程
で、この成型工程15は従来と同様な方法が使用されて
いる。
【0018】17は図10に示すように前記成型工程1
5で成型されたものを100℃に加熱して形状を整えた
後、冷却して従来と同様な形状の固形状のこんにゃく1
8を形成する後処理工程である。
【0019】19は前記後処理工程17後に必要に応じ
て行なう味付けできるように加工する味付け用加工工程
で、この味付け用加工工程19は前記後処理工程17で
形成されたこんにゃく18を急速に、例えば−10℃に
冷凍する冷凍工程20と、この冷凍工程20後に所定時
間かけて解凍する解凍工程21とで構成されている。な
お、本出願人の実験によれば前記解凍工程21を6時間
で行なうことにより10パ―セントの水分が除去された
多孔質のこんにゃくに加工でき、12時間で解凍するこ
とにより20パ―セントの水分が除去された多孔質のこ
んにゃくに加工でき、24時間で解凍することにより4
0パ―セントの水分が除去された多孔質のこんにゃくに
加工することができる。
【0020】次に図11ないし図20に示す本発明の異
なる実施例につき説明する。なお、これらの本発明の異
なる実施例の説明に当って、前記本発明の第1の実施例
と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省
略する。
【0021】図11ないし図13の本発明の第2の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、図12に示すように約60℃の温水9が100に対
し炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の添加剤10A
を所定量、例えば0.05〜0.15パ―セントとこん
にゃく粉2Dを2〜5パ―セント加熱容器11に投入し
て混合工程8Aを行なった後、放置工程12を経て図1
3に示すように100℃に加熱して所定時間、例えば2
0分程煮沸する加熱煮沸工程13を行なってゲル状ある
いはゾル状のこんにゃく22を形成した点で、このよう
な加工方法を用いることにより、餅、ダンゴ、乳製品、
練製品の増量材料として使用できるゲル状あるいはゾル
状のこんにゃくを製造することができる。
【0022】図14および図15の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、約60℃の温水9が100に対しこんにゃく粉2D
を2〜10パ―セント容器11に入れ混合工程8Bを行
なうだけで糊状のこんにゃく23を加工することができ
る。このような加工方法を用いることにより、冷菓等の
増量材として用いることができる糊状のこんにゃくを製
造することができる。
【0023】図16および図17の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、こんにゃく粉2Dと同量あるいは同量以下の大豆の
植物繊維、澱粉あるいは穀物粉等の増量材24を混入し
て混合工程8Cを行なった点で、このような加工方法で
固形状のこんにゃくあるいは多孔質のこんにゃくを製造
してもよい。
【0024】図18ないし図20の本発明の第5の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、固形状のこんにゃく18を図19に示すように圧力
釜25に投入し、蒸気圧が6気圧で所定時間、例えば3
0分加熱加圧する加熱加圧工程26を行なった点で、こ
のような加熱加圧工程26を用いた加工方法によってド
リンク等の増量材として使用できるピンク色の液体状の
こんにゃく27に加工できる。なお、この加工方法の加
熱加圧工程で使用する固形状のこんにゃくは、従来の製
法で製造された市販のこんにゃくを用いても同様に液体
化のこんにゃくに加工することができる。
【0025】図21ないし図23の本発明の第6の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、図22に示すように約60℃の温水9が100に対
し水酸化カルシウム、硫酸カルシウム等の凝固剤14を
所定量、例えば1〜2パ―セントと、従来の製造方法で
製造されたこんにゃく精粉あるいはこんにゃく粉2Dを
5〜10パ―セント容器11に投入して混合工程8を行
なった後、放置工程12を経て、図23に示すように魚
肉、畜肉、貝類等を単独あるいは所定の混合割合のミン
チ状あるいは所定の大きさにカットした食品素材28を
50〜400パ―セント、必要に応じて調味料を投入し
て攪拌練り上げる練り上げ工程29と、この練り上げ工
程29後に所定の形状に加工し、蒸したり、焼いたり、
揚げたり、煮たりする作業を選択的に行う後加工工程3
0を行った点で、このように練り上げ工程29を用いて
加工することにより、カマボコ、チクワ、フライ、テン
プラ、肉ダンゴ、シュウマイ、ハム、ソーセージ等のタ
イプの製品に加工することができる。なお、食品素材2
8は混合工程8時に容器11に投入して混合させてもよ
い。この場合、放置工程12を経ても食品素材28が均
等な混合状態の場合には練り上げ工程29は不要である
が、均等な混合状態でない場合には練り上げ工程29を
行う。
【0026】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0027】(1)こんにゃく玉の皮を除去し、洗浄す
る前処理工程と、この前処理工程で処理された処理済こ
んにゃく玉をスライス状に切断する切断工程と、この切
断工程を経たものを乾燥する乾燥工程と、この乾燥工程
を経たものを粉砕機等を用いて粉砕する粉砕工程とから
なるので、従来、飛粉として除去されていた澱粉や蛋白
質を含んだこんにゃく粉に加工することができる。
【0028】(2)前記(1)によって、従来のように
臼を用いて精粉にしなくても、ミキサ―等の粉砕機を用
いて微粉砕することができるので、効率よく短時間にこ
んにゃく粉に加工でき、従来のように容積が大きい荒粉
状態で保存しなくてもよく、小さな倉庫のスペ―スでよ
い。
【0029】(3)前記(1)によって、こんにゃく粉
状態で保存できるので、保存が楽で、品質の定価を効率
よく阻止することができる。
【0030】(4)請求項2によって、澱粉や蛋白質を
含んだこんにゃく粉より固形状のこんにゃくを製造でき
る。したがって、従来の精粉よりも45パ―セントも多
いこんにゃく粉を使用するため、安価に製造することが
できる。
【0031】(5)前記(4)によって、澱粉や蛋白質
を含んでいるため、従来のこんにゃくに比べ密度が低
く、保水性も弱いため、味付けしやすいとともに、他の
製品の増量材として使用することができる。
【0032】(6)請求項3〜8も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す工程図。
【図2】前処理工程の説明図。
【図3】切断工程の説明図。
【図4】乾燥工程の説明図。
【図5】微粉砕工程の説明図。
【図6】混合工程の説明図。
【図7】放置工程の説明図。
【図8】加熱煮沸工程の説明図。
【図9】成型工程の説明図。
【図10】後処理工程の説明図。
【図11ないし図13】本発明の第2の実施例を示す説
明図。
【図14および図15】本発明の第3の実施例を示す説
明図。
【図16および図17】本発明の第4の実施例を示す説
明図。
【図18ないし図20】本発明の第5の実施例を示す説
明図。
【図21ないし図23】本発明の第6の実施例を示す説
明図。
【符号の説明】
1:前処理工程、 2:こんにゃく
玉、2A:処理済こんにゃく玉、 2B:スライ
スこんにゃく芋、2C:乾燥スライスこんにゃく芋、
2D:こんにゃく粉、3:切断工程、
4:乾燥工程、5:乾燥機、
6:微粉砕工程、7:粉砕機、
8、8A、8B、8C:混合工程、9:温水、
10、10A:添加剤、11:加熱
容器、 12:放置工程、13:加熱
煮沸工程、 14:凝固剤、15:成型工
程、 16:型、17:後処理工程、
18:固形状のこんにゃく、19:味
付け用加工工程、 20:冷凍工程、21:解
凍工程、 22:ゲル状、ゾル状のこ
んにゃく、23:糊状のこんにゃく、 24:
増量材、25:圧力釜、 26:加
熱加圧工程、27:液体状のこんにゃく、 2
8:食品素材、29:練り上げ工程、 3
0:後加工工程。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こんにゃく玉の皮を除去し、洗浄する前
    処理工程と、この前処理工程で処理された処理済こんに
    ゃく玉をスライス状に切断する切断工程と、この切断工
    程を経たものを乾燥する乾燥工程と、この乾燥工程を経
    たものを粉砕機等を用いて粉砕する粉砕工程とを含むこ
    とを特徴とするこんにゃく粉の製造方法。
  2. 【請求項2】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、温水100に対し前記こんに
    ゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉を0.1〜
    0.2パ―セントおよび所定量の消臭剤等の添加剤を投
    入して混合させる混合工程と、この混合工程後に所定時
    間放置する放置工程と、この放置工程後に加熱し、水酸
    化カルシウム、硫酸カルシウム等の凝固剤を0.1〜
    0.2パ―セント投入して所定時間加熱煮沸する加熱煮
    沸工程と、この加熱煮沸工程後に型に入れて成型する成
    型工程と、この成型工程後に加熱した後、冷却する後処
    理工程とを含むことを特徴とするこんにゃく製品の加工
    方法。
  3. 【請求項3】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、温水100に対し前記こんに
    ゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉を0.1〜
    0.2パ―セントおよび所定量の消臭剤等の添加剤を投
    入して混合させる混合工程と、この混合工程後に所定時
    間放置する放置工程と、この放置工程後に加熱し、水酸
    化カルシウム、硫酸カルシウム等の凝固剤を0.1〜
    0.2パ―セント投入して所定時間加熱煮沸する加熱煮
    沸工程と、この加熱煮沸工程後に型に入れて成型する成
    型工程と、この成型工程後に加熱した後、冷却する後処
    理工程と、この後処理工程後に冷凍する冷凍工程と、こ
    の冷凍工程後に所定時間かけて解凍する解凍工程とを含
    むことを特徴とするこんにゃく製品の加工方法。
  4. 【請求項4】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、温水100に対し前記こんに
    ゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉を2〜5パ
    ―セント投入して混合させる混合工程と、この混合工程
    後に所定時間放置する放置工程と、この放置工程後に加
    熱し、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム等の添加剤
    を0.05〜0.15パ―セント投入して所定時間加熱
    煮沸する加熱煮沸工程とで得られるゲル状のこんにゃく
    製品の製造方法。
  5. 【請求項5】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、温水100に対し前記こんに
    ゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉を2〜10
    パ―セント混合する混合工程とを含むことを特徴とする
    糊状のこんにゃく製品の加工方法。
  6. 【請求項6】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、このこんにゃく粉の製造工程
    で製造されたこんにゃく粉を用いたこんにゃく製品ある
    いは従来の製造方法で製造されたこんにゃくの精粉を用
    いたこんにゃく製品を、圧力釜で所定時間加熱加圧して
    液状のこんにゃく製品に加工する加熱加圧工程とを含む
    ことを特徴とする液状のこんにゃく製品の加工方法。
  7. 【請求項7】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程と、温水100に対し前記こんに
    ゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉を0.1〜
    0.2パ―セント、このこんにゃく粉とほぼ同量あるい
    は少量の大豆の植物繊維、澱粉あるいは穀物粉等の増量
    材および所定量の消臭剤等の添加剤を投入して混合させ
    る混合工程と、この混合工程後に所定時間放置する放置
    工程と、この放置工程後に加熱し、水酸化カルシウム、
    硫酸カルシウム等の凝固剤を0.1〜0.2パ―セント
    投入して所定時間加熱煮沸する加熱煮沸工程と、この加
    熱煮沸工程後に型に入れて成型する成型工程と、この成
    型工程後に加熱した後、冷却する後処理工程とを含むこ
    とを特徴とするこんにゃく製品の加工方法。
  8. 【請求項8】 こんにゃく玉の皮を除去し洗浄する前処
    理工程、この前処理工程で処理された処理済こんにゃく
    玉をスライス状に切断する切断工程、この切断工程を経
    たものを乾燥する乾燥工程、この乾燥工程を経たものを
    粉砕機等を用いて微粉砕する微粉砕工程とで形成したこ
    んにゃく粉の製造工程で製造されたこんにゃく粉あるい
    は従来の製法で製造されたこんにゃく精粉と水酸化カル
    シウム、硫酸カルシウム等の凝固剤を温水100に対し
    5〜10パ―セント、1〜2パ―セント投入して混合さ
    せる混合工程と、この混合工程後に所定時間放置する放
    置工程と、この放置工程後あるいは前記混合工程時に魚
    肉、畜肉、貝類等をミンチあるいは所定の大きさにカッ
    トされた食品を50〜400パ―セント投入して攪拌練
    り上げる練り上げ工程と、この練り上げ工程後に所定の
    形状に加工し蒸したり、焼いたり、揚げたり、煮たりす
    る後加工工程とを含むことを特徴とするこんにゃく製品
    の製造方法。
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