JPH0618129B2 - ゴム磁石の製造方法 - Google Patents
ゴム磁石の製造方法Info
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- JPH0618129B2 JPH0618129B2 JP62118889A JP11888987A JPH0618129B2 JP H0618129 B2 JPH0618129 B2 JP H0618129B2 JP 62118889 A JP62118889 A JP 62118889A JP 11888987 A JP11888987 A JP 11888987A JP H0618129 B2 JPH0618129 B2 JP H0618129B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ゴム磁石の製造方法に関するものである。詳
しく述べると、マイクロモーター等に使用される精密ゴ
ム磁石の製造方法に関するものである。
しく述べると、マイクロモーター等に使用される精密ゴ
ム磁石の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、マイクロモーター等に使用されるゴム磁石として
は、優れた磁気特性を与えかつ揮発性が低い点から、高
分子量ニトリルゴムおよび高級脂肪酸系滑剤よりなる配
合物に強磁性体粉末を配合し、これを所定の形状に成形
し、かつ着磁することにより製造されている(特開昭60
-14,404号)。
は、優れた磁気特性を与えかつ揮発性が低い点から、高
分子量ニトリルゴムおよび高級脂肪酸系滑剤よりなる配
合物に強磁性体粉末を配合し、これを所定の形状に成形
し、かつ着磁することにより製造されている(特開昭60
-14,404号)。
一例を挙げると、例えば各配合成分を秤量し、混練した
のち、顆粒状とし、押出しまたはロール圧延を行なって
成形し、その後必要な着磁を行なっていた。
のち、顆粒状とし、押出しまたはロール圧延を行なって
成形し、その後必要な着磁を行なっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ゴム磁石を使用したマイクロモーター、
例えば、ガバナー付きマイクロモーター特に電子ガバナ
ー付マイクロモーターにおいてはブラシと整流子との間
に揮発分、または硫黄分が付着したり、もしくは、有機
物が黒化付着したりして、接点不良となり、回転停止等
のトラブルとなることがある。これらのトラブルは、従
来の用途では比較的少なかったが、最近、モーターの高
性能化に伴ない外部への雑音防止あるいは外部からのゴ
ミやガスの侵入を防止するために密閉化された状態でゴ
ム磁石が使用されるので、このため内部から発生するガ
スが重要なポイントとなる。このガスがブラシと整流子
の間に発生する火花によりゴムまたはガスが燃焼して黒
化し、このためゴム磁石の性能および寿命が低下すると
いう問題点があった。
例えば、ガバナー付きマイクロモーター特に電子ガバナ
ー付マイクロモーターにおいてはブラシと整流子との間
に揮発分、または硫黄分が付着したり、もしくは、有機
物が黒化付着したりして、接点不良となり、回転停止等
のトラブルとなることがある。これらのトラブルは、従
来の用途では比較的少なかったが、最近、モーターの高
性能化に伴ない外部への雑音防止あるいは外部からのゴ
ミやガスの侵入を防止するために密閉化された状態でゴ
ム磁石が使用されるので、このため内部から発生するガ
スが重要なポイントとなる。このガスがブラシと整流子
の間に発生する火花によりゴムまたはガスが燃焼して黒
化し、このためゴム磁石の性能および寿命が低下すると
いう問題点があった。
したがって、本発明の目的は、ゴム磁石の新規な製造方
法を提供することにある。本発明の他の目的は、接点不
良等のトラブルのない耐久性の良好な精密ゴム磁石の製
造方法を提供することにある。
法を提供することにある。本発明の他の目的は、接点不
良等のトラブルのない耐久性の良好な精密ゴム磁石の製
造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) これらの諸目的は、100℃で24時間加熱後の減量が
0.8重量%以下のニトリルゴム100重量部当り50
0〜2500重量部の強磁性体微粉末、5〜15重量部
の滑剤、および0.3〜10重量部の加硫剤を配合し、
混練したのち成形し、ついで加硫し、さらに80〜16
0℃の温度で0.5〜48時間ベーキングを行なうこと
を特徴とするゴム磁石の製造方法により達成される。
0.8重量%以下のニトリルゴム100重量部当り50
0〜2500重量部の強磁性体微粉末、5〜15重量部
の滑剤、および0.3〜10重量部の加硫剤を配合し、
混練したのち成形し、ついで加硫し、さらに80〜16
0℃の温度で0.5〜48時間ベーキングを行なうこと
を特徴とするゴム磁石の製造方法により達成される。
(作用) 本発明で使用されるニトリルゴムは、100℃で24時
間加熱後の減量が0.8重量%以下、好ましくは0〜
0.6重量%のものである。すなわち、前記減量分が
0.8重量%を越えるニトリルゴムを使用すると、使用
時に、特に密閉系においてガス発生の原因となり、ブラ
シと整流子の間で発生する火花により燃焼し、これがゴ
ム磁石の炭化の原因になるからである。
間加熱後の減量が0.8重量%以下、好ましくは0〜
0.6重量%のものである。すなわち、前記減量分が
0.8重量%を越えるニトリルゴムを使用すると、使用
時に、特に密閉系においてガス発生の原因となり、ブラ
シと整流子の間で発生する火花により燃焼し、これがゴ
ム磁石の炭化の原因になるからである。
ニトリルゴムは、アクリロニトリルとブタジエンとの共
重合によって得られる共重合体ゴムであり、該ニトリル
ゴム中のアクリロニトリル含量が18〜50%、好まし
くは26〜42%である。また、該ニトリルゴムは、M
L1+4 (100℃)が25以上の高いムーニー粘度(高
分子量)を有することが必要であり、好ましくは30〜
60である。
重合によって得られる共重合体ゴムであり、該ニトリル
ゴム中のアクリロニトリル含量が18〜50%、好まし
くは26〜42%である。また、該ニトリルゴムは、M
L1+4 (100℃)が25以上の高いムーニー粘度(高
分子量)を有することが必要であり、好ましくは30〜
60である。
強磁性体微粉末としては、MO・6Fe2 O3 (M=S
r,Ba,Pb等)で表わされるフェライト磁石、RC
o5 ・R2 CO17(R=Sm,Y,La,Ce等)で表
わされる希土類コバルト磁石、マンガン-ビスマス磁
石、マンガン-アルミニウム磁石、コバルト系(例え
ば、Al-Ni-Co系、Fe-Cr-Co系等)等があ
る。また、この強磁性体微粉末は、前記ニトリルゴム1
00重量部あたり500〜2500、フェライト磁性粉
末場合、重量部、好ましくは950〜1050重量部配
合される。
r,Ba,Pb等)で表わされるフェライト磁石、RC
o5 ・R2 CO17(R=Sm,Y,La,Ce等)で表
わされる希土類コバルト磁石、マンガン-ビスマス磁
石、マンガン-アルミニウム磁石、コバルト系(例え
ば、Al-Ni-Co系、Fe-Cr-Co系等)等があ
る。また、この強磁性体微粉末は、前記ニトリルゴム1
00重量部あたり500〜2500、フェライト磁性粉
末場合、重量部、好ましくは950〜1050重量部配
合される。
滑剤としては、高級脂肪酸系滑剤があり、これらは、炭
素原子数10〜35、好ましくは15〜22の脂肪酸ま
たはそのエステルもしくはその塩が挙げられる。一例を
挙げると、例えばカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、アラキン酸、ベヘン酸、ソグッセリン酸、セロ
チン酸等の脂肪酸およびそのメチル、エチル、n-プロ
ピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec -ブ
チル、t-ブチル等のアルキルエステルや亜鉛、カルシ
ウム、アルミニウム等の塩があり、好ましくは遊離の酸
または亜鉛の塩である。これらの滑剤は、前記ニトリル
ゴム100重量部あたり5〜15重量部、好ましくは7
〜12重量部用いられる。
素原子数10〜35、好ましくは15〜22の脂肪酸ま
たはそのエステルもしくはその塩が挙げられる。一例を
挙げると、例えばカプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、アラキン酸、ベヘン酸、ソグッセリン酸、セロ
チン酸等の脂肪酸およびそのメチル、エチル、n-プロ
ピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec -ブ
チル、t-ブチル等のアルキルエステルや亜鉛、カルシ
ウム、アルミニウム等の塩があり、好ましくは遊離の酸
または亜鉛の塩である。これらの滑剤は、前記ニトリル
ゴム100重量部あたり5〜15重量部、好ましくは7
〜12重量部用いられる。
加硫剤としては、硫黄、有機過酸化物等がある。その配
合量は、前記ニトリルゴム100重量部あたり0.3〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。また
加硫促進剤としては市販のものが使用でき、その配合量
は、前記ニトリルゴム100重量部あたり0.5〜3重
量部、好ましくは1〜2.5重量部である。
合量は、前記ニトリルゴム100重量部あたり0.3〜
10重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。また
加硫促進剤としては市販のものが使用でき、その配合量
は、前記ニトリルゴム100重量部あたり0.5〜3重
量部、好ましくは1〜2.5重量部である。
また、前記配合物には、必要により老化防止剤等が配合
される。
される。
このような各成分は、その全部を一度に配合して混練す
るか、あるいはあるいくつかの成分を最初配合して混練
し、さらに別の成分を配合して混練し、さらに必要に応
じて別の成分を配合して混練してもよい。混練は、加圧
ニーダー、ミキシングロール、バンバリーミキサー、エ
キストルーダー等の混練機を用いて50〜170℃、好
ましくは60〜150℃の温度で行なわれる。
るか、あるいはあるいくつかの成分を最初配合して混練
し、さらに別の成分を配合して混練し、さらに必要に応
じて別の成分を配合して混練してもよい。混練は、加圧
ニーダー、ミキシングロール、バンバリーミキサー、エ
キストルーダー等の混練機を用いて50〜170℃、好
ましくは60〜150℃の温度で行なわれる。
つぎに、このようにして得られる混練物は、押出法、ロ
ール成形法、その他の方法により成形され、かつ圧延さ
れて板状、シート状等の任意の形状に成形される。この
成形物は、ついで加硫される。加硫は、熱空気または蒸
気の雰囲気下に140〜200℃、好ましくは160〜
180℃の温度で10〜60分間、好ましくは15〜3
0分間加熱することにより行なわれる。
ール成形法、その他の方法により成形され、かつ圧延さ
れて板状、シート状等の任意の形状に成形される。この
成形物は、ついで加硫される。加硫は、熱空気または蒸
気の雰囲気下に140〜200℃、好ましくは160〜
180℃の温度で10〜60分間、好ましくは15〜3
0分間加熱することにより行なわれる。
このようにして加硫されたゴム磁石は、必要により加工
をおこなったのちベーキングされるか、あるいはベーキ
ングされたのち必要により加工され、ついで着磁され
る。ベーキングは酸素雰囲気(通常空気)下にあるいは
真空中で、好ましくは酸素雰囲気下で80〜160℃、
好ましくは100〜140℃で0.5〜48時間、好ま
しくは1〜15時間行なわれる。例えば厚さ1〜3mmの
ゴム磁石の場合で3〜12時間、好ましくは4〜8時間
加熱することにより行なわれる。
をおこなったのちベーキングされるか、あるいはベーキ
ングされたのち必要により加工され、ついで着磁され
る。ベーキングは酸素雰囲気(通常空気)下にあるいは
真空中で、好ましくは酸素雰囲気下で80〜160℃、
好ましくは100〜140℃で0.5〜48時間、好ま
しくは1〜15時間行なわれる。例えば厚さ1〜3mmの
ゴム磁石の場合で3〜12時間、好ましくは4〜8時間
加熱することにより行なわれる。
このようにして得られるゴム磁石は、必要により所定の
寸法に切断されたのち、例えばマイクロモーター等に使
用される。
寸法に切断されたのち、例えばマイクロモーター等に使
用される。
(実施例) 次に、実施例を挙げて本発明方法をさらに詳細に説明す
る。
る。
比較例 ストロンチウムフェライト(平均粒子径1.0μm)1
050重量部、ニトリルゴム(アクリロニトリル含有3
4%、ムーニー粘度30、100℃における24時間後
の減量(以下加熱減量という)1.0重量%)75重量
部、液状ニトリルゴム(加熱減量2.0重量%)25重
量部、ステアリン酸9重量部、老化防止剤0.5重量部
および亜鉛華3重量部を、加圧ニーダーにより混練し、
ついで硫黄0.5重量部、加硫促進剤2.5重量部を配
合してさらに混練したのち、厚さ2mmに圧延してシート
状ゴム磁石を得た。このシート状ゴム磁石を160℃の
温度で0.5時間加熱して加硫を行なった。この加硫シ
ート状ゴム磁石を真空中(10-2mmHg)および大気中で
ベーキングを行なったときの加熱時間変化による各ベー
キング温度での重量変化率は、第1図(大気中ベーキン
グ)および第2図(真空中ベーキング)のとおりであっ
た。
050重量部、ニトリルゴム(アクリロニトリル含有3
4%、ムーニー粘度30、100℃における24時間後
の減量(以下加熱減量という)1.0重量%)75重量
部、液状ニトリルゴム(加熱減量2.0重量%)25重
量部、ステアリン酸9重量部、老化防止剤0.5重量部
および亜鉛華3重量部を、加圧ニーダーにより混練し、
ついで硫黄0.5重量部、加硫促進剤2.5重量部を配
合してさらに混練したのち、厚さ2mmに圧延してシート
状ゴム磁石を得た。このシート状ゴム磁石を160℃の
温度で0.5時間加熱して加硫を行なった。この加硫シ
ート状ゴム磁石を真空中(10-2mmHg)および大気中で
ベーキングを行なったときの加熱時間変化による各ベー
キング温度での重量変化率は、第1図(大気中ベーキン
グ)および第2図(真空中ベーキング)のとおりであっ
た。
また、大気中で120℃の温度で8時間ベーキングして
得られたシート状ゴム磁石を着磁し、所定の寸法に切断
してゴム磁石を密閉防塵型電子ガバナーモーター(所定
回転数:2,400rpm )に使用したところ、回転数の
変動整流波形の乱れが見られた。
得られたシート状ゴム磁石を着磁し、所定の寸法に切断
してゴム磁石を密閉防塵型電子ガバナーモーター(所定
回転数:2,400rpm )に使用したところ、回転数の
変動整流波形の乱れが見られた。
実施例 ストロンチウムフェライト平均粒子径1.0μm)10
26重量部およびニトリルゴム(アクリロニトリル含有
33%、ムーニー粘度32、加熱減量0.4重量%)1
00重量部を配合して加圧ニーダーで予備混練し、つい
でステアリン酸亜鉛10重量部、老化防止剤(アンデー
ジW−500、川口化学工業株式会社製)0.3重量部
および亜鉛華5重量部を混練し、さらに加硫促進剤(ア
クセルDM−R、川口化学工業株式会社製)1重量部、
硫黄0.5重量部を配合して混練したのち、厚さ2mmに
圧延してシート状ゴム磁石を得た。このシート状ゴム磁
石を160℃の温度で0.5時間加熱して加硫を行なっ
た。この加硫シート状ゴム磁石を真空中(10-2mmHg)
および大気中でベーキングを行なったときの加熱時間変
化による各ベーキング温度での重量変化率は、第3図
(大気中)および第4図(真空中)のとおりであった。
26重量部およびニトリルゴム(アクリロニトリル含有
33%、ムーニー粘度32、加熱減量0.4重量%)1
00重量部を配合して加圧ニーダーで予備混練し、つい
でステアリン酸亜鉛10重量部、老化防止剤(アンデー
ジW−500、川口化学工業株式会社製)0.3重量部
および亜鉛華5重量部を混練し、さらに加硫促進剤(ア
クセルDM−R、川口化学工業株式会社製)1重量部、
硫黄0.5重量部を配合して混練したのち、厚さ2mmに
圧延してシート状ゴム磁石を得た。このシート状ゴム磁
石を160℃の温度で0.5時間加熱して加硫を行なっ
た。この加硫シート状ゴム磁石を真空中(10-2mmHg)
および大気中でベーキングを行なったときの加熱時間変
化による各ベーキング温度での重量変化率は、第3図
(大気中)および第4図(真空中)のとおりであった。
また、大気中で120℃の温度で8時間ベーキングして
得られたシート状ゴム磁石を着磁し、所定の寸法に切断
してゴム磁石を密閉防塵型電子ガバナーモーター(所定
回転数:2,400rpm )に使用したところ、回転に異
常は見られなかった。
得られたシート状ゴム磁石を着磁し、所定の寸法に切断
してゴム磁石を密閉防塵型電子ガバナーモーター(所定
回転数:2,400rpm )に使用したところ、回転に異
常は見られなかった。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明は、100℃で24時間加熱
後の減量が0.8重量%以下のニトリルゴム100重量
部当り500〜2500重量部の強磁性体微粉末、5〜
15重量部の滑剤、0.3〜10重量部の加硫剤を配合
し、混練したのち成形し、ついで加硫し、さらに80〜
160℃の温度で0.5〜48時間ベーキングを行なう
ことを特徴とするゴム磁石の製造方法であるから、揮発
分の発生がなく密閉系でモーター等に長時間使用しても
揮発分黒化による接点不良や回転停止等の問題点は全く
なくなるという利点がある。
後の減量が0.8重量%以下のニトリルゴム100重量
部当り500〜2500重量部の強磁性体微粉末、5〜
15重量部の滑剤、0.3〜10重量部の加硫剤を配合
し、混練したのち成形し、ついで加硫し、さらに80〜
160℃の温度で0.5〜48時間ベーキングを行なう
ことを特徴とするゴム磁石の製造方法であるから、揮発
分の発生がなく密閉系でモーター等に長時間使用しても
揮発分黒化による接点不良や回転停止等の問題点は全く
なくなるという利点がある。
第1〜2図は、従来法により製造されたゴム磁石のベー
キング条件の変化に伴なう重量変化を示す図面であり、
また第3〜4図は、本発明方法により製造されたゴム磁
石のベーキング条件の変化に伴なう重量変化を示す図面
である。
キング条件の変化に伴なう重量変化を示す図面であり、
また第3〜4図は、本発明方法により製造されたゴム磁
石のベーキング条件の変化に伴なう重量変化を示す図面
である。
Claims (2)
- 【請求項1】100℃で24時間加熱後の減量が0.8
重量%以下のニトリルゴム100重量部当り500〜2
500重量部の強磁性体微粉末、5〜15重量部の滑
剤、0.3〜10重量部の加硫剤を配合し、混練したの
ち成形し、ついで加硫し、さらに80〜160℃の温度
で0.5〜48時間ベーキングを行なうことを特徴とす
るゴム磁石の製造方法。 - 【請求項2】ベーキングは100〜140℃の温度で1
〜15時間行なわれてなる特許請求の範囲第1項に記載
のゴム磁石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118889A JPH0618129B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ゴム磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118889A JPH0618129B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ゴム磁石の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63284804A JPS63284804A (ja) | 1988-11-22 |
JPH0618129B2 true JPH0618129B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14747654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118889A Expired - Lifetime JPH0618129B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ゴム磁石の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618129B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150142423A (ko) * | 2014-06-12 | 2015-12-22 | 주식회사 엘지화학 | 딥 성형용 라텍스 조성물 및 그 제조방법 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0353504A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-07 | Tdk Corp | ゴム磁石 |
US20020183427A1 (en) * | 1999-11-30 | 2002-12-05 | Yoshihiko Yamaguchi | Magnetic rubber composition for encoder |
JP2006156484A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Tdk Corp | ゴム磁石組成物の製造方法 |
JP2007250603A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Tdk Corp | ゴム磁石組成物の製造方法 |
CN106461423B (zh) * | 2014-05-16 | 2020-03-10 | 内山工业株式会社 | 磁编码器的制造方法 |
JP6682113B2 (ja) * | 2015-11-18 | 2020-04-15 | 内山工業株式会社 | 磁性ゴム組成物、磁性ゴム成形品、磁気エンコーダ及びそれらの製造方法 |
JP7234226B2 (ja) * | 2018-05-30 | 2023-03-07 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2020177960A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | 中西金属工業株式会社 | 磁気エンコーダ用ゴム組成物及びゴム磁石並びに磁気エンコーダ |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP62118889A patent/JPH0618129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150142423A (ko) * | 2014-06-12 | 2015-12-22 | 주식회사 엘지화학 | 딥 성형용 라텍스 조성물 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63284804A (ja) | 1988-11-22 |
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JP2004095744A (ja) | 樹脂磁石用ナイロン樹脂組成物 |
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