JP3318338B2 - 導電性ポリオルガノシロキサン組成物の製造方法 - Google Patents

導電性ポリオルガノシロキサン組成物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性ポリオルガノシロ
キサン組成物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の製造あるいはそれらの心臓部
となるICやLSI等の半導体を製造するに際し、静電
気による放電破壊や塵埃の付着を防止するためにクリー
ンルームなる清浄室が使用されている。このクリーンル
ーム内の壁や床には帯電防止した壁材や床材が使われて
おり、これらの継ぎ目には、導電性のシリコーン系シー
リング材が使用されている。ところが、一般に、導電性
シリコーンシーリング材は、カーボンブラックとか銀粉
末等の導電性充填剤を導電性付与剤として添加配合して
なる室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物であり、
その色調は黒色あるいは暗色を呈し、クリーンルームの
壁材の白色系や明彩色系の色調に調和せず、美観を損ね
る等の問題点があった。また、酸化アンチモン−酸化錫
で表面処理された酸化チタン等の白色系や明彩色系の色
調を有する導電性充填剤を導電性付与材として添加配合
してなる室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物が知
られているが、この種の室温硬化性ポリオルガノシロキ
サン組成物は安定した導電性を示さないという欠点があ
った。特に、この種の組成物は導電性充填剤を多量に配
合しなければ十分な導電性を発現しないという欠点があ
り、必然的に粘度が高く作業性の悪いものであるという
欠点があった。そのため、この種の室温硬化性ポリオル
ガノシロキサン組成物を有機溶剤で希釈して、導電性充
填剤の分散性を向上させると同時に組成物自体の粘度上
昇を抑え、安定した導電性を有する室温硬化性ポリオル
ガノシロキサン組成物とする方法が提案されている(特
開平1−287169号公報参照)。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
方法で得られた室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成
物は、硬化後、体積収縮を起こし、これを壁材や床材の
継ぎ目に適用した場合にはシール性が悪くなる等の欠点
があり、十分満足できるものではなかった。本発明者ら
は、上記問題点を解消するために鋭意検討した結果、導
電性を有する室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
を製造する段階で、まずポリオルガノシロキサンと架橋
剤を均一に混合し、しかる後に、得られた混合物に特定
の導電性充填剤を添加配合し混合すれば、導電性が著し
く向上するという驚くべき事実を見出し、本発明に到達
した。即ち、本発明の目的は、硬化前は作業性に優れ、
硬化後は導電性に優れたシリコーンゴムとなり得る導電
性ポリオルガノシロキサン組成物の製造方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
は、(A)25℃における粘度が20〜1,000,000
センチストークスであり、1分子中に2個以上のケイ素
原子結合水酸基もしくは加水分解性基を有するポリオル
ガノシロキサン100重量部と(B)1分子中にケイ素原
子結合加水分解性基を3個以上有するシランもしくはシ
ロキサン5〜800重量部を混合して該(A)成分と(B)
成分の混合物を形成せしめ、次いで、該混合物に(C)
錫および/またはアンチモン、またはアルミニウムで表
面処理された金属酸化物明色系導電性充填剤1〜140
重量部を添加し混合することを特徴とする、導電性ポリ
オルガノシロキサン組成物の製造方法によって達成され
る。
【0005】本発明に使用される(A)成分のポリオルガ
ノシロキサンは本発明組成物の主成分であり、これは1
分子中に2個以上の水酸基もしくは加水分解性基で有し
ていることが必要である。ここで、加水分解性基として
は、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ
基等のアルコキシ基;メチルエチルケトオキシム基等の
オキシム基;アシロキシ基;アミド基,アミノキシ基等
が例示される。また、その粘度は低すぎると硬化後のゴ
ム弾性が乏しくなり、高すぎると作業性が低下するの
で、25℃における粘度が20〜1,000,000セン
チストークスの範囲内にあることが必要であり、100
〜100,000センチストークスの範囲内にあること
が好ましい。このポリオルガノシロキサン中の有機基と
しては、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基の
ようなアルキル基;ビニル基,アリル基,ヘキセニル基
のようなアルケニル基;フェニル基,トリル基のような
アリール基;3,3,3−トリフルオロプロピル基,3−
クロルプロピル基,3−シアノアルキル基のような置換
アルキル基が例示される。このようなポリオルガノシロ
キサンの具体例としては、ジメチルヒドロキシシロキシ
基封鎖ポリジメチルシロキサン,メチルフェニルヒドロ
キシシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン,メチルジ
メトキシシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン,ビニ
ルジメトキシシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン等
が挙げられる。
【0006】本発明に使用される(B)成分の1分子中に
ケイ素原子結合加水分解性基を3個以上有するシランも
しくはシロキサンは、(A)成分のポリオルガノシロキサ
ンのケイ素原子結合水酸基もしくは加水分解性基と反応
して架橋し、本組成物をゴム状弾性体として硬化させる
とともに、(C)成分の導電性充填剤の表面を処理し、そ
れらの間の接触を良くすることにより本組成物に安定し
た導電性を付与する働きをする。かかるシランもしくは
シロキサンとしては、一般式RaSiX4-a(式中、Rは
メチル基,エチル基,プロピル基等のアルキル基;ビニ
ル基,アリル基等のアルケニル基で例示される1価の炭
化水素基であり、Xはメチルエチルケトオキシム基,ア
シロキシ基,アミド基,アミノキシ基等で例示される加
水分解性基である。)で示されるシランもしくはその部
分加水分解縮合物が挙げられる。(B)成分の添加量は
重量部以下では、貯蔵の際にゲル化するし、800重量
部以上では、硬化が遅くなること、体積収縮が大きくな
りシール性能が悪化するので(A)成分100重量部に対
し、5〜800重量部であり、好ましくは10〜500
重量部である。配合量が5重量部未満では安定した導電
性を得ることが難しく、一方、850重量部を越えると
硬化後のゴム状弾性体の柔軟性が失われる。
【0007】本発明に使用される(C)成分の金属酸化物
明色系導電性充填剤は、本組成物に導電性を付与すると
ともに、明色系の色調を与えるものである。かかる導電
性充填剤としては錫および/またはアンチモンで表面処
理された酸化チタン粉末,錫および/またはアンチモン
で表面処理されたチタン酸カリウム粉末,アンチモンで
表面処理された酸化錫,アルミニウムで表面処理された
酸化亜鉛等が例示される。その形状は、球状,針状,不
定形のいずれでも良い。かかる(C)成分の配合量は、
(A)成分100重量部に対して1〜140重量部であ
る。
【0008】本発明の製造方法は、まず、上記のような
(A)成分と(B)成分を混合し、(A)成分と(B)成分の混
合物を形成させた後、次いで、この混合物に(C)成分を
添加し混合することが必要である。即ち、(A)成分と
(B)成分の混合物が形成されない前に、(C)成分を添加
し混合すれば得られた本発明の組成物の導電性は大幅に
低下し、かつ導電性の安定性の低いポリオルガノシロキ
サン組成物が得られる。
【0009】本発明の製造方法は上記(A)成分と(B)成
分の混合物に(C)成分を添加配合するのであるが、これ
には必要に応じて(D)成分として硬化触媒添加すること
ができる。この硬化触媒は、本発明の組成物の硬化を促
進する働きをし、例えば、錫,チタン,ジルコニウム,
鉄,アンチモン,ビスマス,マンガンの有機酸塩;有機
チタン酸エステル,有機チタンキレート化合物などが挙
げられる。具体例としては、ジブチル錫ジラウレート,
ジブチル錫ジオクトエート,ジオクチル錫ジラウレー
ト,ジブチル錫マレートエステル,スタナスオクトエー
トなどの錫化合物;テトラブチルチタネート,ジイソプ
ロポキシビス(アセチルアセトン)チタン,ジイソプロ
ポキシビス(エチルアセトアセテート)などのチタン化
合物が挙げられる。(D)成分の添加量は、通常、(A)成
分100重量部に対し10重量部以下である。添加量が
10重量部以上では硬化時間が短くなりすぎること、硬
化物のゴム弾性や耐熱性が悪化することなどの問題が生
ずる。かかる(D)成分は、(A)成分と(B)成分を混合す
る段階で添加することが可能であり、また、(A)成分と
(B)成分と(C)成分を混合した後に添加することも可能
である。
【0010】本発明の製造方法においては、上記(A)成
分〜(D)成分のほかにアミノシラン等で例示される接着
付与剤や、シリカ、炭酸カルシウム系充填剤、可塑剤、
耐熱添加剤など種々の添加剤を併用することは、本発明
の目的を損わない限り差し支えない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によって
説明する。実施例および比較例において部とあるのはい
ずれも重量部を意味し、粘度は25℃における値であ
り、csはセンチストークスを意味する。
【0012】
【実施例1】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部にメチル−トリス
(メチルエチルケトオキシム)シラン 10.0部を均一
になるまで混合した。次いでこの混合物に錫とアンチモ
ンで表面処理されたチタン酸カリウムウィスカー[大塚
化学(株)製,商品名WK−200]30部を加え、均一
になるまで混合した。この混合物にγ−(2−アミノエ
チル)アミノプロピルトリメトキシシラン1.3部、ジ
ブチルスズジラウレート0.2部を加え、均一になるま
で混合して1包装型の導電性ポリオルガノシロキサン組
成物を調製した。この組成物から厚さ3mmのシートを作
製し、そのまま室温で3日間硬化させた。得られたシリ
コーンゴムシートの体積抵抗率とゴム物性を測定した。
これらの結果を後記する表1に示した。
【0013】
【比較例1】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部に錫とアンチモンで
表面処理されたチタン酸カリウムウィスカー[大塚化学
(株)製,商品名WK−200]120部を加え、均一に
なるまで混合した。この混合物に、メチル−トリス(メ
チルエチルケトオキシム)シランの14.3部とγ−
(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラ
ン1.8部とジブチルスズジラウレート0.2部を加え、
均一になるまで混合して導電性ポリオルガノシロキサン
組成物を調製した。この組成物について実施例1と同様
な試験を行い、その結果を後記する表1に併記した。こ
の組成物は実施例1の導電性ポリオルガノシロキサン組
成物に比べて押出性が悪かった。
【0014】
【比較例2】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部に錫とアンチモンで
表面処理されたチタン酸カリウムウィスカー[大塚化学
(株)製,商品名WK−200]120部を加え、均一に
なるまで混合した。この混合物に有機溶剤としてキシレ
ン20部を加え、均一になるまで混合した。さらにこの
混合物に、メチル−トリ−メチルエチルケトオキシムシ
ランの14.3部とγ−(2−アミノエチル)アミノプ
ロピルトリメトキシシラン1.8部とジブチルスズジラ
ウレート0.2部を加え、均一になるまで混合して、導
電性ポリオルガノシロキサン組成物を調製した。この組
成物について実施例1と同様な試験を行い、その結果を
後記する表1に併記した。この組成物は、有機溶剤を添
加しているため、実施例1の導電性ポリオルガノシロキ
サン組成物に比べて体積収縮が大きかった。
【0015】
【実施例2】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部にメチル−トリス
(メチルエチルケトオキシム)シラン20部を均一にな
るまで混合した。この混合物に平均粒径が0.2μmで
あり、錫とアンチモンで表面処理された酸化チタン80
部を均一になるまで混合した。この混合物にγ−(2−
アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン2.
5部、ジブチルスズジラウレート0.3部を加え均一に
なるまで混合して、導電性ポリオルガノシロキサン組成
物を調製した。この組成物について実施例1と同様な試
験を行い、その結果を後記する表1に示した。
【0016】
【実施例3】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部にメチル−トリス
(メチルエチルケトオキシム)シラン25部を均一にな
るまで混合した。この混合物に平均粒径が1.6μmで
あり、アルミニウム粉末で表面処理された酸化亜鉛14
0部を加え、均一になるまで混合した。この混合物にγ
−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシ
ラン2.5部、ジブチルスズジラウレート0.3部を加え
均一になるまで混合して、導電性ポリオルガノシロキサ
ン組成物を調製した。この組成物について実施例1と同
様な試験を行い、その結果を後記する表1に示した。
【0017】
【実施例4】粘度15000csのα、ω−ジヒドロキ
シ−ジメチルポリシロキサン100部にメチルトリアセ
トキシシラン5部、エチルトリアセトキシシラン5部を
加え、均一になるまで混合した。この混合物に錫とアン
チモンで表面処理されたチタン酸カリウムウィスカー3
0部を加え、均一になるまで混合した。この混合物にジ
ブチルスズジアセテート0.1部を加え、均一になるま
で混合して、導電性ポリオルガノシロキサン組成物を調
製した。この組成物について実施例1と同様な試験を行
い、その結果を後記する表1に示した。
【0018】
【実施例5】粘度4000csのα、ω−ジヒドロキシ
−ジメチルポリシロキサン100部にジメチルビス(N
−メチルアセトアミド)シラン10部、式(CH3)3Si
O((CH3)2SiO)2((C252NOSi(CH3)O)5
Si(CH3)3で示されるアミノキシシラン2部を加え、
均一になるまで混合した。この混合物に錫とアンチモン
で表面処理されたチタン酸カリウムウィスカー30部を
加え、均一になるまで混合した。得られた組成物につい
て実施例1と同様な試験を行い、その結果を表1に示し
た。
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、硬化前は作
業性に優れ、硬化後は明色系を呈し導電性に優れたシリ
コーンゴムとなり得る導電性ポリオルガノシロキサンを
得ることができるという特徴を有する。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)25℃における粘度が20〜1,0
    00,000センチストークスであり、1分子中に2個
    以上のケイ素原子結合水酸基もしくは加水分解性基を有
    するポリオルガノシロキサン100重量部と(B)1分子
    中にケイ素原子結合加水分解性基を3個以上有するシラ
    ンもしくはシロキサン5〜800重量部を混合し
    (A)成分と(B)成分の混合物を形成せしめ、次いで、該
    混合物に(C)錫および/またはアンチモン、またはアル
    ミニウムで表面処理された金属酸化物明色系導電性充填
    1〜140重量部を添加し混合することを特徴とす
    る、導電性ポリオルガノシロキサン組成物の製造方法。
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