JPH06177693A - 減衰回路 - Google Patents
減衰回路Info
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- JPH06177693A JPH06177693A JP43A JP35271892A JPH06177693A JP H06177693 A JPH06177693 A JP H06177693A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35271892 A JP35271892 A JP 35271892A JP H06177693 A JPH06177693 A JP H06177693A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/24—Frequency- independent attenuators
Landscapes
- Attenuators (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
が一定の減衰回路を得る。 【構成】 複数個の抵抗R01,R12,R23,R34,R4
5,R5Gを相互に直列に接続した分圧回路に対し、その
各出力の入力に対する位相差に対し、ある位相を加える
ような抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 をスイ
ッチSW0 ,SW1,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5
を介して接続し、その他端より出力を得る。
Description
に、基準電圧信号に対し、ある基準のステップでこれを
減衰させる電圧分圧型のアッテネータに関するものであ
る。
の入出力波形を示したもので、図3(a) はその回路図、
図3(b) はその入力信号に対する出力波形を示す図であ
る。図3(a) において、入力端子VINに印加された信号
は、この入力端子VINと接地との間に相互に直列に接続
された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R5Gによっ
て構成された分圧回路により分圧される。この分圧され
た信号は、入力端子VINと出力端子VOUT 間に接続され
たスイッチSW0 、一端が抵抗R01,R12間に他端が出
力端子VOUT に接続されたスイッチSW1 、一端が抵抗
R12,R23間に他端が出力端子VOUT に接続されたスイ
ッチSW2 、一端が抵抗R23,R34間に他端が出力端子
VOUT に接続されたスイッチSW3 、一端が抵抗R34,
R45間に他端が出力端子VOUT に接続されたスイッチS
W4 、一端が抵抗R45,R5G間に他端が出力端子VOUT
に接続されたスイッチSW5 のいずれかひとつをオンす
ることにより、この出力端子VOUT より得られる。な
お、容量Cは、出力端子VOUTと接地電位間の負荷容量
である。
VINに入力された信号Vi はその角周波数がω、波高が
V0 の正弦波であるとする。この信号Vi は、相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧され、例えば抵抗R12,R23の間のノード
に波高V1 として分圧されたとすると、その分圧電圧V
1 は、
W2 のみがオンしていたとすると、出力端子VOUT には
(1) 式で示される波高V1 の出力信号V0 が出力され
る。同様に、抵抗R45,R5G間のノードに波高V2 とし
て分圧されたとすると、その分圧電圧V2 は、
W2 がオフし、スイッチSW5 のみがオンしていたとす
ると、出力端子VOUT には(2) 式で示される波高V2 の
出力信号V0 が角周波数ω0 で出力されることになる。
がω,位相の遅れがω・t0とすると、 Vi =V0 ・sin ω(t−t0 ) ……(3) と記すことができ、また出力信号V0 はその波高がVm
,位相の遅れがω・tdとすると、 V0 =Vm ・sin ω(t−td ) ……(4) と記すことができる。
を示す。なお、出力波形において、スイッチSW2 のみ
がオンしていた場合、波高Vm は(1) 式で与えられるV
1 、また遅れ時間tdは(t0+t1)となるから、(4) 式は V0 (SW2 )=V1sinω(t−t0 −t1 ) ……(5) となる。また、スイッチSW5 がオンした場合は、波高
Vm が(2) 式で与えられるV2 、また遅れ時間tdはt0+
t2となるから、(5) 式は V0 (SW5 )=V2sinω(t−t0 −t2 ) ……(6) となる。
上のように構成されているので、減衰の度合によって位
相にずれが生じ、またこれを補償するための出力の位相
の操作が困難であるなどの問題点があった。
題点を解消するためになされたもので、減衰量に関係な
く、入出力間の信号の位相差を一定にできる減衰回路を
得ることを目的とする。
は、複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞ
れの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものに
おいて、この電位出力端子のそれぞれに対しその入力端
が接続された複数個のスイッチを設けるとともに、一端
がこの各スイッチの出力端に接続され他端が共通接続さ
れて本回路の出力端子に接続された複数個の第2の抵抗
とを設け、この第2の抵抗により、減衰量に応じて生じ
位相差に対し、その位相差によって決まる一定の位相
を加えるようにしたものである。
の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞれの抵抗端
に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものにおいて、こ
の電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に複数個
の第2の抵抗を設け、この第2の抵抗により、減衰量に
応じて生じる位相差に対し、その位相差によって決まる
一定の位相を加えるようにしたものである。さらに、こ
の発明に係る減衰回路は、第2の抵抗の抵抗値を、複数
個の抵抗およびスイッチによりこれを可変できるように
したものである。
上述のように構成したので、入力に対して、どの減衰量
を有する出力信号を選択したとしても、その入力信号と
の位相差を減衰量に依らないものとすることができる。
は、装置を上述のように構成したので、その入力信号と
の位相差が減衰量に依らない複数の減衰信号を同時に出
力することができる。さらに、この発明における減衰回
路においては、装置を上述のように構成したので、ある
程度の範囲内で、入力と出力との位相差を積極的に可変
することができる。
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による減衰
回路を示す図であり、図1(a) はその回路図を示し、図
1(b) はその入出力波形の例を示すものである。
れた信号は、この入力端子VINと接地との間に相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧される。そして、入力端子VINおよびそれ
ぞれの抵抗同士の接続点にその一端が接続されたスイッ
チSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5は
その他端がそれぞれ抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4
,R5 を介して出力端子Vout に共通に接続される。
R5 はスイッチSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW
4 ,SW5 との接続点において、分圧された信号の入力
との位相差をθ0 ,θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 とす
る。このとき、出力と入力の位相差がθout になるとす
ると、この位相差がどのスイッチを選択したとしても一
定になるように、即ち、減衰量によって生じる位相差に
対し、その位相差によって決まる一定の位相を加えるこ
とができるように、各抵抗Rn (n=1〜5)が持つべ
き値は、
荷容量である。したがって、スイッチSW0 のみがオン
すると、波高VA 、位相の遅れω(t0+t3)の出力波V
0 が得られる。また、SW2 のみがオンすると、波高V
B 、位相の遅れω(t0+t3)の出力が、またSW5 のみ
がオンすると波高VB 、位相の遅れω(t0+t3)の出力
が、それぞれ得られたとすると、これらはそれぞれ、 V0 (SW0 )=VAsinω(t −t0−t3) ……(8) V0 (SW2 )=VBsinω(t −t0−t3) ……(9) V0 (SW5 )=VCsinω(t −t0−t3) ……(10) と表せる。ただし、 VA =V0 ……(11) VB =V1 ……(12) VC =V2 ……(13) ωt3=θout ……(14) である。
直列に接続される抵抗の抵抗値を、減衰量によって生じ
る位相差に対し、その位相差によって決まる一定の位相
を加えることができるような値とするようにしたので、
どのスイッチをオンしたとしても、その出力端子から得
られる信号と入力端子に入力する信号との位相差が一定
となり、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、その減衰量に関係なく、入出力間の信号の位相差を
一定にすることが可能となる。
できる。入力信号vi (角周波数ω,位相遅れθi )に
対し、直列に抵抗RAを挿入した図6の出力信号v0 に
ついて検討すると、
る。従って、vi ,v0 についての一般式は次のように
なる。 vi =v0 sin (ωt−θi ) ……(17) v0 =vm sin (ωt−θ0 ) ……(18)
抗Rが挿入された図6のような回路により、その出力信
号は(16)式で示す位相差θ1 (=θ0 −θi )に相当す
る分、これを入力信号より遅延させることができる。即
ち、(16)式より図6において、出力信号を入力信号より
θ1 に相当する分これを遅延させることのできる抵抗R
値は、
(7) 式を導出することができる。また、(8) 式,(9)
式,(10)式は、位相遅れを(7) 式で求めた抵抗を挿入す
ることによってω(t0−t3)分位相遅れとすることによ
りそれぞれ求めることができる。
SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5 および抵抗R
1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 を6個ずつ設けたものを示
したが、これらは抵抗R01,R12,R23,R34,R45,
R5Gと同数(但し、複数)であればいくつ設けられてい
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
により位相差が一定の一つの減衰出力を得るものを示し
たが、このスイッチを取除き、様々な減衰出力を一定の
位相差で得るように構成することもできる。
例による減衰回路を示す図であり、図2(a) はその回路
図を示し、図2(b) には、その6つの出力のうち3つの
出力を入力の波形とともに示すものである。
れた信号は、この入力端子VINと接地との間に相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧される。そして、その分圧された信号は入
力端子VINおよびそれぞれの抵抗同士の接続点にその一
端が接続された抵抗R0 およびR1 ,R2 ,R3 ,R4
,R5 を介して出力端子Vout0およびVout1,Vout
2,Vout3,Vout4,Vout5にそれぞれ出力される。な
お、この抵抗Rn (n=1〜5)が持つべき値は、実施
例1と同様(7) 式で与えられる。
VA 、位相の遅れω(t0+t3)の出力波V0 が得られ
る。また、出力端子Vout2からは、波高VB 、位相の遅
れω(t0+t3)の出力が、また、出力端子Vout5からは
波高VC 、位相の遅れω(t0+t3)の出力が、それぞれ
同時に得られる。これらは(8) 式、(9) 式、(10)式によ
ってそれぞれ与えられる。
の抵抗同士の接続点と出力端子の間に設けられる抵抗の
抵抗値を、減衰量によって生じる位相差に対し、その位
相差によって決まる一定の位相を加えることができるよ
うな値とするようにしたので、どの出力端子から得られ
る信号も、これと入力端子VINに入力する信号との位相
差が一定となり、減衰量に関係なく、入出力間の信号の
位相差を一定にすることが可能である。
R2 ,R3 ,R4 ,R5 を6個設けたものを示したが、
これは抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R5Gと同数
(但し、複数)であればいくつ設けられていてもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
2ではその減衰量にかかわらず、入力と出力との位相差
が一定になるようにしたものを示したが、ある程度の範
囲内で、位相差を積極的に可変できるように構成するこ
ともできる。
例による減衰回路を示す図であり、図4はその回路図を
示す。この図4では、図1の第n番目のスイッチSWn
に直列に接続する抵抗Rn に相当するものを、その抵抗
値を5通りの可変ができるように、一端がスイッチSW
n1,SWn2,SWn3,SWn4,SWn5を介してそれぞれ
スイッチSWn の出力端に接続され他端が共通接続され
た5つの抵抗Rn1,Rn2,Rn3,Rn4,Rn5で構成する
ようにしたものである。
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn2,Rn3,Rn4,Rn5のなかから選択できるので、抵
抗Rn 値を微調整することができ、ある程度の範囲内
で、位相差を積極的に可変することが可能となる。
SWn2,SWn3,SWn4,SWn5および抵抗Rn1,Rn
2,Rn3,Rn4,Rn5を5個ずつ設けたものを示した
が、これらは同数(但し、複数)であればいくつ設けて
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
差を付与する抵抗として5つの抵抗のなかのいずれか1
つを選択するように構成したが、これをいくつの抵抗を
相互に直列接続するかで、その抵抗値を可変できるよう
にしてもよい。
例による減衰回路を示す図であり、図5はその回路図を
示す。この図5では、図1の第n番目のスイッチSWn
に直列に接続する抵抗Rn に相当するものを、一端がス
イッチSWn の出力端に接続され他端がスイッチSWn1
の入力端に接続された抵抗Rn1と、相互に直列に接続さ
れその直列接続体の一端がこのスイッチSWn1の入力端
に接続されるとともにその直列接続体の他端がスイッチ
SWn5を介してスイッチSWn1の出力端に接続された抵
抗Rn2,Rn3,Rn4と、この抵抗Rn2,Rn3,Rn4同士
の接続点とスイッチSWn1の出力端間にそれぞれ接続さ
れたスイッチSWn2,SWn3,SWn4とをそれぞれ設け
るようにしたものである。
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn1+Rn2,Rn1+Rn2+Rn3,Rn1+Rn2+Rn3+R
n4,Rn1+Rn2+Rn3+Rn4+Rn5のなかから選択でき
るので、抵抗Rn 値を微調整することができ、ある程度
の範囲内で、位相差を積極的に可変することが可能とな
っている。
SWn2,SWn3,SWn4,SWn5および抵抗Rn1,Rn
2,Rn3,Rn4,Rn5を5個ずつ設けたものを示した
が、これらは同数(但し、複数)であればいくつ設けて
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
によれば、複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、
それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型の
ものにおいて、この電位出力端子のそれぞれに対しその
入力端が接続された複数個のスイッチを設けるととも
に、一端がこの各スイッチの出力端に接続され他端が共
通接続されて本回路の出力端子に接続された複数個の第
2の抵抗とを設け、この第2の抵抗により、減衰量に応
じて生じる位相差に対し、その位相差によって決まる一
定の位相を加えるようにしたので、どの減衰量を有する
出力信号を選択したとしても、減衰のための分圧精度を
劣化することなく容易に一定の位相差の減衰出力を得ら
れるという効果がある。
複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞれの
抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものにおい
て、この電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に
複数個の第2の抵抗とを設け、この第2の抵抗により、
減衰量に応じて生じる位相差に対し、その位相差によっ
て決まる一定の位相を加えるようにしたので、減衰のた
めの分圧精度を劣化することなく容易に一定の位相差を
有する複数の減衰出力を同時に得られるという効果があ
る。
ば、第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵抗およびスイッ
チにより可変できるようにしたので、ある程度の範囲内
で、入力と出力との位相差を積極的に可変することがで
きる効果がある。
で、図1(a) がその回路図、図1(b) がその入出力波形
の例を示す波形図である。
示す図で、図2(a) がその回路図、図2(b) がその入出
力波形の例を示す波形図である。
路図、図3(b) がその入出力波形の例を示す波形図であ
る。
位相差を操作可変な回路例を示す図である。
例を示す図である。
る。
る。
W2 がオフし、スイッチSW5 のみがオンしていたとす
ると、出力端子VOUT には(2) 式で示される波高V2 の
出力信号V0 が角周波数ωで出力されることになる。
は、減衰すべき入力信号が入力される入力ノードと所定
電位ノードとの間に相互に直列に接続された複数個の第
1の抵抗を接続し、入力ノードおよび複数個の第1の抵
抗同士の接続点に複数個の電位出力ノードを接続し、こ
の複数個の電位出力ノードに択一的に閉成される複数個
のスイッチの入力端を接続し、複数個の第2の抵抗の一
端を上記複数個のスイッチの出力端に接続し、この該複
数個の第2の抵抗の他端に、共通に接続されて減衰され
た出力信号を出力する出力ノードを接続するとともに、
この出力ノードと所定電位ノードとの間に負荷容量を接
続して回路を構成し、第2の抵抗により、上記第1の抵
抗の分圧比と上記負荷容量の容量値で決定される上記入
力信号に対する上記出力信号の移相量が上記スイッチに
より選択した減衰量に依存しないように、その位相差に
よって決まる所要の位相を加えるようにしたものであ
る。
べき入力信号が入力される入力ノードと所定電位ノード
との間に複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、入
力ノードおよび複数個の第1の抵抗同士の接続点に複数
個の電位出力ノードを接続し、この複数個の電位出力ノ
ードに複数個の第2の抵抗の一端を接続し、この複数個
の第2の抵抗の他端に、減衰された出力信号を出力する
複数個の出力ノードを接続し、この複数個の出力ノード
と所定電位ノードとの間に複数個の負荷容量を接続して
回路を構成し、第2の抵抗により、上記第1の抵抗の分
圧比と上記負荷容量の容量値で決定される上記入力信号
に対する上記出力信号の移相量が上記出力ノード毎に異
なる減衰量に依存しないように、その位相差によって決
まる所要の位相を加えるようにしたものである。さら
に、この発明に係る減衰回路は、第2の抵抗の抵抗値
を、複数個の抵抗およびスイッチによりこれを可変でき
るようにしたものである。
R5 はスイッチSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW
4 ,SW5 との接続点において、分圧された信号の入力
との位相差をθ0 ,θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 とす
る。このとき、出力と入力の位相差がθout になるとす
ると、この位相差がどのスイッチを選択したとしても一
定になるように、即ち、減衰量によって生じる位相差に
対し、その位相差によって決まる所要の位相を加えるこ
とができるように、各抵抗Rn (n=1〜5)が持つべ
き値は、入力されうる信号と同様の信号を予め入力して
おいて得られた、
直列に接続される抵抗の抵抗値を、減衰量によって生じ
る位相差に対し、その位相差によって決まる所要の位相
を加えることができるような値とするようにしたので、
どのスイッチをオンしたとしても、その出力端子から得
られる信号と入力端子に入力する信号との位相差が一定
となり、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、その減衰量に関係なく、入出力間の信号の位相差を
一定にすることが可能となる。
の抵抗同士の接続点と出力端子の間に設けられる抵抗の
抵抗値を、減衰量によって生じる位相差に対し、その位
相差によって決まる所要の位相を加えることができるよ
うな値とするようにしたので、どの出力端子から得られ
る信号も、これと入力端子VINに入力する信号との位相
差が一定となり、減衰量に関係なく、入出力間の信号の
位相差を一定にすることが可能である。
2ではその減衰量にかかわらず、入力と出力との位相差
が一定になるようにしたものを示したが、ある程度の範
囲内で、位相差を積極的に可変し位相差を微調整できる
ように構成することもできる。
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn1+Rn2,Rn1+Rn2+Rn3,Rn1+Rn2+Rn3+R
n4,Rn1+Rn2+Rn3+Rn4+Rn5のなかから選択でき
るので、抵抗Rn 値を微調整することができ、ある程度
の範囲内で、位相差を積極的に可変し微調整することが
可能となっている。
によれば、減衰すべき入力信号が入力される入力ノード
と所定電位ノードとの間に相互に直列に接続された複数
個の第1の抵抗を接続し、入力ノードおよび複数個の第
1の抵抗同士の接続点に複数個の電位出力ノードを接続
し、この複数個の電位出力ノードに択一的に閉成される
複数個のスイッチの入力端を接続し、複数個の第2の抵
抗の一端を上記複数個のスイッチの出力端に接続し、こ
の該複数個の第2の抵抗の他端に、共通に接続されて減
衰された出力信号を出力する出力ノードを接続するとと
もに、この出力ノードと所定電位ノードとの間に負荷容
量を接続して回路を構成し、上記第1の抵抗の分圧比と
上記負荷容量の容量値で決定される上記入力信号に対す
る上記出力信号の移相量が上記スイッチにより選択した
減衰量に依存しないようにその抵抗値が決定された第2
の抵抗により、減衰量に応じて生じる位相差に対し、そ
の位相差によって決まる所要の位相を加えるようにした
ので、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、減衰のための分圧精度を劣化することなく容易に一
定の位相差の減衰出力を得られるという効果がある。
減衰すべき入力信号が入力される入力ノードと所定電位
ノードとの間に複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
し、入力ノードおよび複数個の第1の抵抗同士の接続点
に複数個の電位出力ノードを接続し、この複数個の電位
出力ノードに複数個の第2の抵抗の一端を接続し、この
複数個の第2の抵抗の他端に、減衰された出力信号を出
力する複数個の出力ノードを接続し、この複数個の出力
ノードと所定電位ノードとの間に複数個の負荷容量を接
続して回路を構成し、上記第1の抵抗の分圧比と上記負
荷容量の容量値で決定される上記入力信号に対する上記
出力信号の移相量が上記出力ノード毎に異なる減衰量に
依存しないようにその抵抗値が決定された第2の抵抗に
より、減衰量に応じて生じる位相差に対し、その位相差
によって決まる所要の位相を加えるようにしたので、減
衰のための分圧精度を劣化することなく容易に一定の位
相差を有する複数の減衰出力を同時に得られるという効
果がある。
ば、第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵抗およびスイッ
チにより可変できるようにしたので、ある程度の範囲内
で、入力と出力との位相差を積極的に可変し位相差を微
調することができる効果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
し、それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧
型の減衰回路において、 上記電位出力端子のそれぞれに対しその入力端が接続さ
れた複数個のスイッチと、 一端が上記各スイッチの出力端に接続され他端が共通接
続されて本回路の出力端子に接続された複数個の第2の
抵抗とを備えたことを特徴とする減衰回路。 - 【請求項2】 複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
し、それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧
型の減衰回路において、 上記各電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に接
続された複数個の第2の抵抗を備えたことを特徴とする
減衰回路。 - 【請求項3】 上記第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵
抗およびスイッチにより可変できるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の減衰回路。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4352718A JP2677939B2 (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 減衰回路 |
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JP2677939B2 JP2677939B2 (ja) | 1997-11-17 |
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