JPH06177693A - 減衰回路 - Google Patents

減衰回路

Info

Publication number
JPH06177693A
JPH06177693A JP43A JP35271892A JPH06177693A JP H06177693 A JPH06177693 A JP H06177693A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35271892 A JP35271892 A JP 35271892A JP H06177693 A JPH06177693 A JP H06177693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
phase difference
resistors
input
attenuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP43A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2677939B2 (ja
Inventor
Masao Arimoto
正生 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4352718A priority Critical patent/JP2677939B2/ja
Priority to US08/162,900 priority patent/US5363070A/en
Publication of JPH06177693A publication Critical patent/JPH06177693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2677939B2 publication Critical patent/JP2677939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/24Frequency- independent attenuators

Landscapes

  • Attenuators (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 減衰量に関係なく、入出力間の信号の位相差
が一定の減衰回路を得る。 【構成】 複数個の抵抗R01,R12,R23,R34,R4
5,R5Gを相互に直列に接続した分圧回路に対し、その
各出力の入力に対する位相差に対し、ある位相を加える
ような抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 をスイ
ッチSW0 ,SW1,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5
を介して接続し、その他端より出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、減衰回路に関し、特
に、基準電圧信号に対し、ある基準のステップでこれを
減衰させる電圧分圧型のアッテネータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の減衰回路の回路構成とそ
の入出力波形を示したもので、図3(a) はその回路図、
図3(b) はその入力信号に対する出力波形を示す図であ
る。図3(a) において、入力端子VINに印加された信号
は、この入力端子VINと接地との間に相互に直列に接続
された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R5Gによっ
て構成された分圧回路により分圧される。この分圧され
た信号は、入力端子VINと出力端子VOUT 間に接続され
たスイッチSW0 、一端が抵抗R01,R12間に他端が出
力端子VOUT に接続されたスイッチSW1 、一端が抵抗
R12,R23間に他端が出力端子VOUT に接続されたスイ
ッチSW2 、一端が抵抗R23,R34間に他端が出力端子
VOUT に接続されたスイッチSW3 、一端が抵抗R34,
R45間に他端が出力端子VOUT に接続されたスイッチS
W4 、一端が抵抗R45,R5G間に他端が出力端子VOUT
に接続されたスイッチSW5 のいずれかひとつをオンす
ることにより、この出力端子VOUT より得られる。な
お、容量Cは、出力端子VOUTと接地電位間の負荷容量
である。
【0003】次にその動作について説明する。入力端子
VINに入力された信号Vi はその角周波数がω、波高が
V0 の正弦波であるとする。この信号Vi は、相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧され、例えば抵抗R12,R23の間のノード
に波高V1 として分圧されたとすると、その分圧電圧V
1 は、
【0004】
【数1】
【0005】と表すことができる。このときスイッチS
W2 のみがオンしていたとすると、出力端子VOUT には
(1) 式で示される波高V1 の出力信号V0 が出力され
る。同様に、抵抗R45,R5G間のノードに波高V2 とし
て分圧されたとすると、その分圧電圧V2 は、
【0006】
【数2】
【0007】と表すことができる。このときスイッチS
W2 がオフし、スイッチSW5 のみがオンしていたとす
ると、出力端子VOUT には(2) 式で示される波高V2 の
出力信号V0 が角周波数ω0 で出力されることになる。
【0008】入力信号Vi はその波高がV0 ,角周波数
がω,位相の遅れがω・t0とすると、 Vi =V0 ・sin ω(t−t0 ) ……(3) と記すことができ、また出力信号V0 はその波高がVm
,位相の遅れがω・tdとすると、 V0 =Vm ・sin ω(t−td ) ……(4) と記すことができる。
【0009】図3(b) に、入力波形V0 と出力波形Vi
を示す。なお、出力波形において、スイッチSW2 のみ
がオンしていた場合、波高Vm は(1) 式で与えられるV
1 、また遅れ時間tdは(t0+t1)となるから、(4) 式は V0 (SW2 )=V1sinω(t−t0 −t1 ) ……(5) となる。また、スイッチSW5 がオンした場合は、波高
Vm が(2) 式で与えられるV2 、また遅れ時間tdはt0+
t2となるから、(5) 式は V0 (SW5 )=V2sinω(t−t0 −t2 ) ……(6) となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の減衰回路は、以
上のように構成されているので、減衰の度合によって位
相にずれが生じ、またこれを補償するための出力の位相
の操作が困難であるなどの問題点があった。
【0011】この発明は、上記のような従来のものの問
題点を解消するためになされたもので、減衰量に関係な
く、入出力間の信号の位相差を一定にできる減衰回路を
得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る減衰回路
は、複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞ
れの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものに
おいて、この電位出力端子のそれぞれに対しその入力端
が接続された複数個のスイッチを設けるとともに、一端
がこの各スイッチの出力端に接続され他端が共通接続さ
れて本回路の出力端子に接続された複数個の第2の抵抗
とを設け、この第2の抵抗により、減衰量に応じて生じ
位相差に対し、その位相差によって決まる一定の位相
を加えるようにしたものである。
【0013】また、この発明に係る減衰回路は、複数個
の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞれの抵抗端
に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものにおいて、こ
の電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に複数個
の第2の抵抗を設け、この第2の抵抗により、減衰量に
応じて生じる位相差に対し、その位相差によって決まる
一定の位相を加えるようにしたものである。さらに、こ
の発明に係る減衰回路は、第2の抵抗の抵抗値を、複数
個の抵抗およびスイッチによりこれを可変できるように
したものである。
【0014】
【作用】この発明における減衰回路においては、装置を
上述のように構成したので、入力に対して、どの減衰量
を有する出力信号を選択したとしても、その入力信号と
の位相差を減衰量に依らないものとすることができる。
【0015】また、この発明における減衰回路において
は、装置を上述のように構成したので、その入力信号と
の位相差が減衰量に依らない複数の減衰信号を同時に出
力することができる。さらに、この発明における減衰回
路においては、装置を上述のように構成したので、ある
程度の範囲内で、入力と出力との位相差を積極的に可変
することができる。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による減衰
回路を示す図であり、図1(a) はその回路図を示し、図
1(b) はその入出力波形の例を示すものである。
【0017】図1(a) において、入力端子VINに印加さ
れた信号は、この入力端子VINと接地との間に相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧される。そして、入力端子VINおよびそれ
ぞれの抵抗同士の接続点にその一端が接続されたスイッ
チSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5は
その他端がそれぞれ抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4
,R5 を介して出力端子Vout に共通に接続される。
【0018】この抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,
R5 はスイッチSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW
4 ,SW5 との接続点において、分圧された信号の入力
との位相差をθ0 ,θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 とす
る。このとき、出力と入力の位相差がθout になるとす
ると、この位相差がどのスイッチを選択したとしても一
定になるように、即ち、減衰量によって生じる位相差に
対し、その位相差によって決まる一定の位相を加えるこ
とができるように、各抵抗Rn (n=1〜5)が持つべ
き値は、
【0019】
【数3】
【0020】より与えられる。なお、Cは出力信号の負
荷容量である。したがって、スイッチSW0 のみがオン
すると、波高VA 、位相の遅れω(t0+t3)の出力波V
0 が得られる。また、SW2 のみがオンすると、波高V
B 、位相の遅れω(t0+t3)の出力が、またSW5 のみ
がオンすると波高VB 、位相の遅れω(t0+t3)の出力
が、それぞれ得られたとすると、これらはそれぞれ、 V0 (SW0 )=VAsinω(t −t0−t3) ……(8) V0 (SW2 )=VBsinω(t −t0−t3) ……(9) V0 (SW5 )=VCsinω(t −t0−t3) ……(10) と表せる。ただし、 VA =V0 ……(11) VB =V1 ……(12) VC =V2 ……(13) ωt3=θout ……(14) である。
【0021】従って、この実施例によれば、スイッチと
直列に接続される抵抗の抵抗値を、減衰量によって生じ
る位相差に対し、その位相差によって決まる一定の位相
を加えることができるような値とするようにしたので、
どのスイッチをオンしたとしても、その出力端子から得
られる信号と入力端子に入力する信号との位相差が一定
となり、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、その減衰量に関係なく、入出力間の信号の位相差を
一定にすることが可能となる。
【0022】なお、上記(7) 式は以下のようにして導出
できる。入力信号vi (角周波数ω,位相遅れθi )に
対し、直列に抵抗RAを挿入した図6の出力信号v0 に
ついて検討すると、
【0023】
【数4】
【0024】 v0/vi =(1−jωCR)/(1+(jωCR)2 ) ……(15) 故に、v0 の位相遅れθ0 は(15)式より、
【0025】
【数5】
【0026】従って、位相差θ0 −θi は、 θ0 −θi =−tan -1ωCR ……(16) となる。
【0027】これをベクトル表示すると図7のようにな
る。従って、vi ,v0 についての一般式は次のように
なる。 vi =v0 sin (ωt−θi ) ……(17) v0 =vm sin (ωt−θ0 ) ……(18)
【0028】(16)式の位相差をθ1 とおくと、(18)式は v0 =vm sin (ωt−θ0 −θ1 ) ……(19) と表せる。
【0029】以上より、入力信号vi に対し、直列に抵
抗Rが挿入された図6のような回路により、その出力信
号は(16)式で示す位相差θ1 (=θ0 −θi )に相当す
る分、これを入力信号より遅延させることができる。即
ち、(16)式より図6において、出力信号を入力信号より
θ1 に相当する分これを遅延させることのできる抵抗R
値は、
【0030】
【数6】
【0031】により与えられる。このようにして、上記
(7) 式を導出することができる。また、(8) 式,(9)
式,(10)式は、位相遅れを(7) 式で求めた抵抗を挿入す
ることによってω(t0−t3)分位相遅れとすることによ
りそれぞれ求めることができる。
【0032】また、この実施例では、スイッチSW0 ,
SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5 および抵抗R
1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 を6個ずつ設けたものを示
したが、これらは抵抗R01,R12,R23,R34,R45,
R5Gと同数(但し、複数)であればいくつ設けられてい
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0033】実施例2.上記の実施例1では、スイッチ
により位相差が一定の一つの減衰出力を得るものを示し
たが、このスイッチを取除き、様々な減衰出力を一定の
位相差で得るように構成することもできる。
【0034】図2はこのようにした本発明の第2の実施
例による減衰回路を示す図であり、図2(a) はその回路
図を示し、図2(b) には、その6つの出力のうち3つの
出力を入力の波形とともに示すものである。
【0035】図2(a) において、入力端子VINに印加さ
れた信号は、この入力端子VINと接地との間に相互に直
列に接続された抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R
5Gにより分圧される。そして、その分圧された信号は入
力端子VINおよびそれぞれの抵抗同士の接続点にその一
端が接続された抵抗R0 およびR1 ,R2 ,R3 ,R4
,R5 を介して出力端子Vout0およびVout1,Vout
2,Vout3,Vout4,Vout5にそれぞれ出力される。な
お、この抵抗Rn (n=1〜5)が持つべき値は、実施
例1と同様(7) 式で与えられる。
【0036】したがって、出力端子Vout0からは、波高
VA 、位相の遅れω(t0+t3)の出力波V0 が得られ
る。また、出力端子Vout2からは、波高VB 、位相の遅
れω(t0+t3)の出力が、また、出力端子Vout5からは
波高VC 、位相の遅れω(t0+t3)の出力が、それぞれ
同時に得られる。これらは(8) 式、(9) 式、(10)式によ
ってそれぞれ与えられる。
【0037】このように、上記実施例によれば、分圧用
の抵抗同士の接続点と出力端子の間に設けられる抵抗の
抵抗値を、減衰量によって生じる位相差に対し、その位
相差によって決まる一定の位相を加えることができるよ
うな値とするようにしたので、どの出力端子から得られ
る信号も、これと入力端子VINに入力する信号との位相
差が一定となり、減衰量に関係なく、入出力間の信号の
位相差を一定にすることが可能である。
【0038】なお、この実施例では、抵抗R0 ,R1 ,
R2 ,R3 ,R4 ,R5 を6個設けたものを示したが、
これは抵抗R01,R12,R23,R34,R45,R5Gと同数
(但し、複数)であればいくつ設けられていてもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
【0039】実施例3.また、上記の実施例1,実施例
2ではその減衰量にかかわらず、入力と出力との位相差
が一定になるようにしたものを示したが、ある程度の範
囲内で、位相差を積極的に可変できるように構成するこ
ともできる。
【0040】図4はこのようにした本発明の第3の実施
例による減衰回路を示す図であり、図4はその回路図を
示す。この図4では、図1の第n番目のスイッチSWn
に直列に接続する抵抗Rn に相当するものを、その抵抗
値を5通りの可変ができるように、一端がスイッチSW
n1,SWn2,SWn3,SWn4,SWn5を介してそれぞれ
スイッチSWn の出力端に接続され他端が共通接続され
た5つの抵抗Rn1,Rn2,Rn3,Rn4,Rn5で構成する
ようにしたものである。
【0041】この実施例では、スイッチSWn1,SWn
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn2,Rn3,Rn4,Rn5のなかから選択できるので、抵
抗Rn 値を微調整することができ、ある程度の範囲内
で、位相差を積極的に可変することが可能となる。
【0042】なお、この実施例では、スイッチSWn1,
SWn2,SWn3,SWn4,SWn5および抵抗Rn1,Rn
2,Rn3,Rn4,Rn5を5個ずつ設けたものを示した
が、これらは同数(但し、複数)であればいくつ設けて
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0043】実施例4.また上記の実施例3では、位相
差を付与する抵抗として5つの抵抗のなかのいずれか1
つを選択するように構成したが、これをいくつの抵抗を
相互に直列接続するかで、その抵抗値を可変できるよう
にしてもよい。
【0044】図5はこのようにした本発明の第4の実施
例による減衰回路を示す図であり、図5はその回路図を
示す。この図5では、図1の第n番目のスイッチSWn
に直列に接続する抵抗Rn に相当するものを、一端がス
イッチSWn の出力端に接続され他端がスイッチSWn1
の入力端に接続された抵抗Rn1と、相互に直列に接続さ
れその直列接続体の一端がこのスイッチSWn1の入力端
に接続されるとともにその直列接続体の他端がスイッチ
SWn5を介してスイッチSWn1の出力端に接続された抵
抗Rn2,Rn3,Rn4と、この抵抗Rn2,Rn3,Rn4同士
の接続点とスイッチSWn1の出力端間にそれぞれ接続さ
れたスイッチSWn2,SWn3,SWn4とをそれぞれ設け
るようにしたものである。
【0045】この実施例では、スイッチSWn1,SWn
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn1+Rn2,Rn1+Rn2+Rn3,Rn1+Rn2+Rn3+R
n4,Rn1+Rn2+Rn3+Rn4+Rn5のなかから選択でき
るので、抵抗Rn 値を微調整することができ、ある程度
の範囲内で、位相差を積極的に可変することが可能とな
っている。
【0046】なお、この実施例では、スイッチSWn1,
SWn2,SWn3,SWn4,SWn5および抵抗Rn1,Rn
2,Rn3,Rn4,Rn5を5個ずつ設けたものを示した
が、これらは同数(但し、複数)であればいくつ設けて
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る減衰回路
によれば、複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、
それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型の
ものにおいて、この電位出力端子のそれぞれに対しその
入力端が接続された複数個のスイッチを設けるととも
に、一端がこの各スイッチの出力端に接続され他端が共
通接続されて本回路の出力端子に接続された複数個の第
2の抵抗とを設け、この第2の抵抗により、減衰量に応
じて生じる位相差に対し、その位相差によって決まる一
定の位相を加えるようにしたので、どの減衰量を有する
出力信号を選択したとしても、減衰のための分圧精度を
劣化することなく容易に一定の位相差の減衰出力を得ら
れるという効果がある。
【0048】また、この発明に係る減衰回路によれば、
複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、それぞれの
抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧型のものにおい
て、この電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に
複数個の第2の抵抗とを設け、この第2の抵抗により、
減衰量に応じて生じる位相差に対し、その位相差によっ
て決まる一定の位相を加えるようにしたので、減衰のた
めの分圧精度を劣化することなく容易に一定の位相差を
有する複数の減衰出力を同時に得られるという効果があ
る。
【0049】さらに、この発明に係る減衰回路によれ
ば、第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵抗およびスイッ
チにより可変できるようにしたので、ある程度の範囲内
で、入力と出力との位相差を積極的に可変することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による減衰回路を示す図
で、図1(a) がその回路図、図1(b) がその入出力波形
の例を示す波形図である。
【図2】この発明の他の実施例による多出力減衰回路を
示す図で、図2(a) がその回路図、図2(b) がその入出
力波形の例を示す波形図である。
【図3】従来の減衰回路を示す図で、図3(a) がその回
路図、図3(b) がその入出力波形の例を示す波形図であ
る。
【図4】この発明の他の実施例による減衰回路であり、
位相差を操作可変な回路例を示す図である。
【図5】この発明の他の実施例であり、特に図4の変形
例を示す図である。
【図6】(7) 式を導出する際に用いる等価回路図であ
る。
【図7】(7) 式を導出する際に用いるベクトル図であ
る。
【符号の説明】
Vin 入力端子 Vout 出力端子 R01 抵抗 R12 抵抗 R23 抵抗 R34 抵抗 R45 抵抗 R5G 抵抗 SW0 スイッチ SW1 スイッチ SW2 スイッチ SW3 スイッチ SW4 スイッチ SW5 スイッチ Vout0 出力端子 Vout1 出力端子 Vout2 出力端子 Vout3 出力端子 Vout4 出力端子 Vout5 出力端子 R0 抵抗 R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 R4 抵抗 R5 抵抗 SWn スイッチ SWn1 スイッチ SWn2 スイッチ SWn3 スイッチ SWn4 スイッチ SWn5 スイッチ Rn 抵抗 Rn1 抵抗 Rn2 抵抗 Rn3 抵抗 Rn4 抵抗 Rn5 抵抗 R(n-1)n 抵抗 Rn(n+1) 抵抗
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】と表すことができる。このときスイッチS
W2 がオフし、スイッチSW5 のみがオンしていたとす
ると、出力端子VOUT には(2) 式で示される波高V2 の
出力信号V0 が角周波数ωで出力されることになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る減衰回路
は、減衰すべき入力信号が入力される入力ノードと所定
電位ノードとの間に相互に直列に接続された複数個の第
1の抵抗を接続し、入力ノードおよび複数個の第1の抵
抗同士の接続点に複数個の電位出力ノードを接続し、こ
の複数個の電位出力ノードに択一的に閉成される複数個
のスイッチの入力端を接続し、複数個の第2の抵抗の一
端を上記複数個のスイッチの出力端に接続し、この該複
数個の第2の抵抗の他端に、共通に接続されて減衰され
た出力信号を出力する出力ノードを接続するとともに、
この出力ノードと所定電位ノードとの間に負荷容量を接
続して回路を構成し、第2の抵抗により、上記第1の抵
抗の分圧比と上記負荷容量の容量値で決定される上記入
力信号に対する上記出力信号の移相量が上記スイッチに
より選択した減衰量に依存しないように、その位相差に
よって決まる所要の位相を加えるようにしたものであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、この発明に係る減衰回路は、減衰す
べき入力信号が入力される入力ノードと所定電位ノード
との間に複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続し、入
力ノードおよび複数個の第1の抵抗同士の接続点に複数
個の電位出力ノードを接続し、この複数個の電位出力ノ
ードに複数個の第2の抵抗の一端を接続し、この複数個
の第2の抵抗の他端に、減衰された出力信号を出力する
複数個の出力ノードを接続し、この複数個の出力ノード
と所定電位ノードとの間に複数個の負荷容量を接続して
回路を構成し、第2の抵抗により、上記第1の抵抗の分
圧比と上記負荷容量の容量値で決定される上記入力信号
に対する上記出力信号の移相量が上記出力ノード毎に異
なる減衰量に依存しないように、その位相差によって決
まる所要の位相を加えるようにしたものである。さら
に、この発明に係る減衰回路は、第2の抵抗の抵抗値
を、複数個の抵抗およびスイッチによりこれを可変でき
るようにしたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】この抵抗R0 ,R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,
R5 はスイッチSW0 ,SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW
4 ,SW5 との接続点において、分圧された信号の入力
との位相差をθ0 ,θ1 ,θ2 ,θ3 ,θ4 ,θ5 とす
る。このとき、出力と入力の位相差がθout になるとす
ると、この位相差がどのスイッチを選択したとしても一
定になるように、即ち、減衰量によって生じる位相差に
対し、その位相差によって決まる所要の位相を加えるこ
とができるように、各抵抗Rn (n=1〜5)が持つべ
き値は、入力されうる信号と同様の信号を予め入力して
おいて得られた、
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】従って、この実施例によれば、スイッチと
直列に接続される抵抗の抵抗値を、減衰量によって生じ
る位相差に対し、その位相差によって決まる所要の位相
を加えることができるような値とするようにしたので、
どのスイッチをオンしたとしても、その出力端子から得
られる信号と入力端子に入力する信号との位相差が一定
となり、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、その減衰量に関係なく、入出力間の信号の位相差を
一定にすることが可能となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】このように、上記実施例によれば、分圧用
の抵抗同士の接続点と出力端子の間に設けられる抵抗の
抵抗値を、減衰量によって生じる位相差に対し、その位
相差によって決まる所要の位相を加えることができるよ
うな値とするようにしたので、どの出力端子から得られ
る信号も、これと入力端子VINに入力する信号との位相
差が一定となり、減衰量に関係なく、入出力間の信号の
位相差を一定にすることが可能である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】実施例3.また、上記の実施例1,実施例
2ではその減衰量にかかわらず、入力と出力との位相差
が一定になるようにしたものを示したが、ある程度の範
囲内で、位相差を積極的に可変し位相差を微調整できる
ように構成することもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】この実施例では、スイッチSWn1,SWn
2,SWn3,SWn4,SWn5のいずれか1つをオンする
ことにより、抵抗Rn の持つべき抵抗値を、抵抗Rn1,
Rn1+Rn2,Rn1+Rn2+Rn3,Rn1+Rn2+Rn3+R
n4,Rn1+Rn2+Rn3+Rn4+Rn5のなかから選択でき
るので、抵抗Rn 値を微調整することができ、ある程度
の範囲内で、位相差を積極的に可変し微調整することが
可能となっている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る減衰回路
によれば、減衰すべき入力信号が入力される入力ノード
と所定電位ノードとの間に相互に直列に接続された複数
個の第1の抵抗を接続し、入力ノードおよび複数個の第
1の抵抗同士の接続点に複数個の電位出力ノードを接続
し、この複数個の電位出力ノードに択一的に閉成される
複数個のスイッチの入力端を接続し、複数個の第2の抵
抗の一端を上記複数個のスイッチの出力端に接続し、こ
の該複数個の第2の抵抗の他端に、共通に接続されて減
衰された出力信号を出力する出力ノードを接続するとと
もに、この出力ノードと所定電位ノードとの間に負荷容
量を接続して回路を構成し、上記第1の抵抗の分圧比と
上記負荷容量の容量値で決定される上記入力信号に対す
る上記出力信号の移相量が上記スイッチにより選択した
減衰量に依存しないようにその抵抗値が決定された第2
の抵抗により、減衰量に応じて生じる位相差に対し、そ
の位相差によって決まる所要の位相を加えるようにした
ので、どの減衰量を有する出力信号を選択したとして
も、減衰のための分圧精度を劣化することなく容易に一
定の位相差の減衰出力を得られるという効果がある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また、この発明に係る減衰回路によれば、
減衰すべき入力信号が入力される入力ノードと所定電位
ノードとの間に複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
し、入力ノードおよび複数個の第1の抵抗同士の接続点
に複数個の電位出力ノードを接続し、この複数個の電位
出力ノードに複数個の第2の抵抗の一端を接続し、この
複数個の第2の抵抗の他端に、減衰された出力信号を出
力する複数個の出力ノードを接続し、この複数個の出力
ノードと所定電位ノードとの間に複数個の負荷容量を接
続して回路を構成し、上記第1の抵抗の分圧比と上記負
荷容量の容量値で決定される上記入力信号に対する上記
出力信号の移相量が上記出力ノード毎に異なる減衰量に
依存しないようにその抵抗値が決定された第2の抵抗に
より、減衰量に応じて生じる位相差に対し、その位相差
によって決まる所要の位相を加えるようにしたので、減
衰のための分圧精度を劣化することなく容易に一定の位
相差を有する複数の減衰出力を同時に得られるという効
果がある。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】さらに、この発明に係る減衰回路によれ
ば、第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵抗およびスイッ
チにより可変できるようにしたので、ある程度の範囲内
で、入力と出力との位相差を積極的に可変し位相差を微
調することができる効果がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
    し、それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧
    型の減衰回路において、 上記電位出力端子のそれぞれに対しその入力端が接続さ
    れた複数個のスイッチと、 一端が上記各スイッチの出力端に接続され他端が共通接
    続されて本回路の出力端子に接続された複数個の第2の
    抵抗とを備えたことを特徴とする減衰回路。
  2. 【請求項2】 複数個の第1の抵抗を相互に直列に接続
    し、それぞれの抵抗端に電位出力端子を有する抵抗分圧
    型の減衰回路において、 上記各電位出力端子と各減衰信号の出力端子との間に接
    続された複数個の第2の抵抗を備えたことを特徴とする
    減衰回路。
  3. 【請求項3】 上記第2の抵抗の抵抗値を、複数個の抵
    抗およびスイッチにより可変できるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の減衰回路。
JP4352718A 1992-12-09 1992-12-09 減衰回路 Expired - Fee Related JP2677939B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352718A JP2677939B2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 減衰回路
US08/162,900 US5363070A (en) 1992-12-09 1993-12-08 Attenuator having phase between input and output signals independent of attenuation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352718A JP2677939B2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 減衰回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06177693A true JPH06177693A (ja) 1994-06-24
JP2677939B2 JP2677939B2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=18425963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4352718A Expired - Fee Related JP2677939B2 (ja) 1992-12-09 1992-12-09 減衰回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5363070A (ja)
JP (1) JP2677939B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088477A1 (fr) * 2002-04-15 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Attenuateur variable
JP2008299716A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Panasonic Corp 電圧発生回路、アナログ・デジタル変換回路、イメージセンサシステム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131481A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Takayama:Kk 重み付き加算回路
GB2301501B (en) * 1994-03-02 1998-01-28 Ind Res Ltd A resistance network
JP2833564B2 (ja) * 1996-02-15 1998-12-09 日本電気株式会社 多値電圧源回路
TWI271962B (en) * 2003-12-01 2007-01-21 Realtek Semiconductor Corp Network transmission unit with compensation feature
US7923238B2 (en) * 2006-02-10 2011-04-12 Bio-Rad Laboratories, Inc. Multi-channel electroporation system
US7750605B2 (en) * 2006-09-21 2010-07-06 Bio-Rad Laboratories, Inc. Controlling an electrical signal sent to a sample load using a pulse modulated resistance
US7576549B2 (en) * 2006-09-21 2009-08-18 Bio-Rad Laboratories, Inc. Methods for measuring sample resistance in electroporation
US8810354B2 (en) 2013-01-10 2014-08-19 Eaton Corporation Binary coded decimal resistive load and network
WO2014135194A1 (en) * 2013-03-04 2014-09-12 Advantest (Singapore) Pte. Ltd. Switchable signal routing circuit
CN113364430A (zh) * 2021-05-25 2021-09-07 北京智芯微电子科技有限公司 一种可变衰减器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3453529A (en) * 1967-02-17 1969-07-01 Weston Instruments Inc Attenuators having constant output resistance
JPH01305612A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Toshiba Corp 減衰器
JPH01318307A (ja) * 1988-06-20 1989-12-22 Toshiba Corp 電子アッテネータ
JPH0247909A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Nec Corp 基準電圧の発生回路
JPH076819B2 (ja) * 1990-09-06 1995-01-30 積水化学工業株式会社 液位計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088477A1 (fr) * 2002-04-15 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Attenuateur variable
JP2008299716A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Panasonic Corp 電圧発生回路、アナログ・デジタル変換回路、イメージセンサシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US5363070A (en) 1994-11-08
JP2677939B2 (ja) 1997-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2677939B2 (ja) 減衰回路
JP3222284B2 (ja) シグマデルタ変調器用d/a変換器
JPH02155457A (ja) 自己較正a―dおよびd―a変換器
JP2000341089A (ja) フィルタ回路
EP0716308B1 (en) Calibration circuit for capacitive sensors
EP0289081B1 (en) Digital-to-analog converter
JP4740408B2 (ja) 振幅整合を有する8相の45°多相フィルタシステム
JPH066229A (ja) D/a変換器
EP0899873A1 (en) Area-efficient reconstruction filters, particularly for D/A current-driven converters
JPS6362416A (ja) アナログ−デイジタル変換器
JP3522492B2 (ja) 複素係数乗算器および複素係数フィルタ
JP3718932B2 (ja) 中間位相クロック生成回路
JPS58146131A (ja) Mos fetスイッチ回路
JPS6258571B2 (ja)
JP2746955B2 (ja) オフセット補正回路
JPS6337973B2 (ja)
JPH04158637A (ja) 適応可変形抵抗ハイブリッド回路
JPS62145927A (ja) デ−タ変換装置
JPH05243857A (ja) オフセット不感型スイッチトキャパシタ増幅回路
JPS61170113A (ja) 2次アクテイブ位相等価器
JP2000165199A (ja) フィルタ回路および波形生成装置
JPS63294012A (ja) ヒステリシス回路
JPS6337970B2 (ja)
JPH06196982A (ja) 発振装置のノイズ除去回路
JP2760683B2 (ja) 電荷平衡型a/d変換器

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 14

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 14

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees