JPS62145927A - デ−タ変換装置 - Google Patents

デ−タ変換装置

Info

Publication number
JPS62145927A
JPS62145927A JP28726985A JP28726985A JPS62145927A JP S62145927 A JPS62145927 A JP S62145927A JP 28726985 A JP28726985 A JP 28726985A JP 28726985 A JP28726985 A JP 28726985A JP S62145927 A JPS62145927 A JP S62145927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
frequency
filter
signal
changed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28726985A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Chiba
千葉 富雄
Mitsuyasu Kido
三安 城戸
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Yoshio Sato
佐藤 美雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP28726985A priority Critical patent/JPS62145927A/ja
Priority to EP86117490A priority patent/EP0228646A3/en
Priority to US06/942,713 priority patent/US4764913A/en
Priority to CN86108556A priority patent/CN86108556B/zh
Publication of JPS62145927A publication Critical patent/JPS62145927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ変換装置に係り、特に半導体集積回路
化するのに好適なアナログ・ディジタル(以下A/Dと
いう、)変換装置に関する。
〔従来の技術〕
A/D変換装置の役目は、アナログ入力信号を忠実にデ
ィジタル量に変換することである。従って、アナログ入
力信号に含まれる全ての成分(すなわち、直流成分から
高周波の成分)を扱う必要があるが、時々刻々と変化す
るアナログ入力信号を必要な時点で抜きとるためのサン
プリングという操作があるために、1つの制限を受ける
。その制限は、サンプリングデータを扱うときの拘束条
件である標本化実理(原信号波形の含む最高周波数の2
倍以上の頻度でサンプリングすれば、それから原信号を
再生できるとする定理)によるものであり、正確に再生
するためにはサンプリング周波数の決定には慎重を期さ
なれけばならない。
上記の標本化定理で原信号を完全に再現できるための条
件は、原信号fからサンプリング周波数fs“の−以上
の成分を完全に除去した場合(f<は折返し雑音となっ
て、可成精度を低下させる原因となる。
すなわち、f<−fsなる標本化楚理を満足しま た場合には、*信号の忠実な可成が可能であるが、この
条件を満さない場合には高周波がサンプリングによって
低周波に化け(折返し雑音)、再現しま た段階において低周波Cf=<−fs)との区別かつか
なくなる場合がある。従って、データの再現を実用上十
分な精度で行うために、サンプリングに先立って低域フ
ィルタを用いてアナログ入力信号周波数の帯域制限を行
わなければならない。
この低域フィルタのことを折返し雑音防止用の帯域制限
フィルタと呼ぶ。
このフィルタとしては、従来、抵抗、キャパシタ、演算
増幅器等のいわゆるディスクリート素子を用いたRCア
クティブフィルタで構成されている(CQ出版社、OP
アンプIC活用ノウハウ、玉村著)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、サンプリング周波数の変更に対しては。
その度に回路定数を変更せざるを得なく、回路の標準化
が困難であった。このことは、これらの回路のIC化を
も困難としているところのものである。
特に、上記したフィルタ、サンプルホールド回路及びA
/D変換器等を複数個1つのIC内に実装し、ハードの
標準化を図ろうとした場合には、上記したごとく、サン
プリング周波数の決定により、これに適合したフィルタ
の実現が困難であり、フィルタまでを1つの工Cに内蔵
したデータ変換装置を実現するまでに至っていなかった
本発明の目的は、上記した従来の問題点を克服し、サン
プルホールド回路、A/D変換器、D/A変換器、マル
チプレクサと同時にA/D変換装置用の折返し雑音防止
用フィルタ、D/A変換装置用の平滑フィルタをも1つ
のIC内に実装できるようにすると共に、サンプリング
周波数に合わせて、自由にフィルタ特性をも変更可能な
標準化したデータ変換装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した問題点を解決するために、本発明のデータ変換
装置は、入力アナログ信号の周波数帯域を制限する所定
周波数のクロック信号により駆動されるスイツチトキヤ
パシタフイルタと、前記制限されたアナログ信号を所定
のサンプリング周波数のサンプリング指令信号によりサ
ンプリングし、かつ、ホールドするサンプルホールド回
路と、前記サンプルホールドされた信号をA/D変換指
令信号に基づいてディジタル信号に変換するA/D変換
回路と、前記クロック信号、サンプリング指令信号およ
びA/D変換指令信号を出力し、かつ、前記サンプリン
グ指令信号のサンプリング周波数の変更に追従して前記
クロック信号の周波数を自動変更可能なタイミング信号
発生回路と、を備えて構成されたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
以上の構成によれば、スイツチトキヤパシタフイルタは
クロック信号の周波数に依存してその特性(特に周波数
特性)を任意に変更することが可能であり、かつ、タイ
ミング信号発生回路はサンプリング周波数の変更時に、
これに追従してクロック信号の周波数を自動的に変更す
るから、A/D変換すべきアナログ信号に対応するサン
プリング周波数の変更に伴なって、そのサンプリング周
期に適合した周波数帯域の制限を行うことができ、通過
特性のフィルタをA/D変換器に組み合せることができ
る。このことは、アナログ信号のサンプリング周期が異
なるごとに、その専用の構成をその都度作る必要がなく
、きわめて汎用性の高い(すなわち、標準化を可能とす
る)データ変換病型を提供しうろことを意味する。さら
に、スイツチトキヤパシタフイルタはモノリシックIC
化に適したものであるから、従来困難とされたフィルタ
、サンプルホールド回路、A/D変換回路を同−I’C
に一体に実装することも容易となり、上記汎用性と相ま
って精度よく、また装置形状の小形化を可能とするデー
タ変換装置を提供しろるものである。
〔実施例〕
次に、本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。
A/D変換装置の構成およびその動作 第1図に本発明の一実施例を示す。第1図に示すように
、複数のアナログ信号A、B、・・・、NをA/D変換
するために多チヤンネル入力端を備えている。したがっ
て;各アナログ信号A、B、・・・。
Nに対応してスイッチトキャパシタフィルタ(詳しくは
後述する)を用いた帯域制限フィルタLA。
IB、・・・、INを備えており、各フィルタ出力信号
は同様に各アナログ信号A、B、・・・、Nに対応して
設けられたサンプルホールド回路2A、2B。
・・・、2Nに与えられる。各サンプルホールド回路2
A、2B、・・・、2Nの出力信号はマルチプレクサ3
に与えられ、いずれか1つがA/D変換回路4に入力さ
れてディジタル量に変換され、出力端より入力アナログ
信号に対応する内容のディジタル信号として出力される
以上の帯域制限フィルターA、IB、・・・、INはタ
イミング信号発生回路5から6ツク信号aにより、サン
プルホールド回路2A、2B、・・・。
2Nはタイミング信号発生回路5からのサンプルホール
ド指令信号すにより、マルチプレクサ3はマルチプレク
ス信号Cにより、かつ、A/D変換回路4はA/D変換
指令信号により、それぞれ駆動される。
サンプルホールド指令信号すのサンプリング周波数をA
/D変換すべきアナログ信号A、B、・・・。
Nの周波数によって適宜変更しなければならず、それと
ともにフィルタLA、IB、・・・、Nの制限帯域も変
更しなければならないことはすでに述べた通りである。
したがって、タイミング信号発生回路5は制御信号eに
よりサンプリングホールド指令信号Cのサンプリング周
波数が変更され、これに伴って制限すべきカットオフ周
波数に見合うクロック信号aを出力する。
以上の帯域制限フィルタLA、IB、・・・、IN、サ
ンプルホールド回路2A、2B、・・・、2N、マルチ
プレクサ3.A/D変換回路4およびタイミング信号発
生回路5は、破線αで示すように、同一のIC内に実装
されて一体化されている。但し。
必要に応じて部分的にIC化して標準化を図ることも可
能である。すなわち、ICの実装範囲の例として、 ■ フィルタIA〜INの部分 ■ フィルタIA〜INとサンプルホールド回路2A〜
2Nの部分 ■ フィルタIA〜IN、サンプルホールド回路2A〜
2Nおよびマルチプレクサの部分■ 上述の破線αの全
て が考えられる。
次に、一連の動作を説明する。各チャンネルには種々の
アナログ信号A、B、・・・、Nが入力され、それらは
各帯域制限フィルタLA、IB、・・・。
INによりクロック信号aの周波数によって決まる必要
な周波数帯域に制限され(換言すれば、折返し雑音が除
去され)でサンプルホールド回路2A、2B、・・・、
2Nに入力される。
サンプルホールド回路2A、2B、・・・、2Nは制御
信号eによって指定されたサンプリング周波数のサンプ
ルホールド指令信号すによりフィルタ出力信号をサンプ
リングし、かつ、所定時間ホールドしてマルチプレクサ
3に与える。
マルチプレクサ3はタイミング信号発生回路5からのマ
ルチプレックス指令信号dにより指定されるチャンネル
のアナログ信号A、B、・・・、Nのいずれかを選択し
て取り込み、A/D変換回路4に送る。なお、マルチプ
レクサ3は第1図のように多チャンネルのアナログ信号
A、B、・・・、Nを扱う場合には必要であるが、1つ
のアナログ信号のみの場合には不要である。また、この
ように、各アナログ信号A、B、・・・、Nに対して帯
域制限フィルタIA、IB、・・・、INおよびサンプ
ルホールド回路2A、2B、・・・、2Nを並列的に設
けることにより、同時刻の各アナログ信号A、B。
・・・、Nのサンプリングデータを取込むことができる
。このような処理は1例えば種々複数の信号を並行処理
するような場合において有効である。
A/D変換回路4は各アナログ信号A、B、・・・。
Nのうち、マルチプレクサ3を通じて送られるサンプリ
ングデータをA/D変換指令信号に同期して対応するデ
ィジタル量に変換し、出力する。
以上の第1図に示したA/D変換装置は1wL数のアナ
ログ信号A、B、・・・、Nの同時刻のサンプリングデ
ータを必要とする場合に応じる構成としたものであるが
、必ずしも同時刻のサンプリングデータは必要としない
が多チャンネルであることが必要である場合の構成例を
第2図に示す。
第2図において、第1図と異なるのは、サンプルホール
ド回路2を各アナログ信号A、B、・・・。
Nにそれぞれ対応して設けるのではなく、一括して処理
するように1つ設けであるだけであり、取込むべきサン
プリングデータはマルチプレクサ3によって選択するよ
うにした点であり、その他は同様なので同一の符号を附
して説明は省略する。
なおIC化実装範囲は第1図と同様であり最も集積度の
高い場合は全ての要素を含めた破線βで示す場合である
帯域側μフィルタの構成およびその動作第1図および第
2図に示したA/D変換装置における帯域制限フィルタ
IA、IB、・・・、INは、スイツチトキヤパシタフ
イルタを用いて構成されている。このようにスイツチト
キヤパシタフイルタを用いることにより、A/D変換装
置に要求される種々の特性に応することができ、汎用性
が高く1回路の標準化が可能で、かつ、帯域制限フィル
タを含んでIC化するに適したA/D変換装置の実現が
可能となる。なぜなら、変換すべきアナログ信号の周波
数帯域に合せてサンプリング周波数を変更する場合に2
回路要素の定数を変更しなくともスイッチトキャバシタ
フイルタに与えるクロック周波数のみをサンプリング周
波数の変更に合わせて変更するだけでよいからであり、
またスイツチトキヤパシタフイルタのIC化の容易性が
上記A/D変換装置の実現化を助長するからである。以
下に、帯域制限フィルタにスイッチトキャバシタフイル
タを適用する場合の具体例について順を追って説明する
くスイツチトキヤパシタフイルタの原理〉まず、スイッ
チト・キャパシタによる等価抵抗について簡単に説明す
る。
第3図(a)〜(d)はスイッチト・キャパシタによっ
て如何に等価抵抗が得られるかを原理的に説明するため
のものである。第3図において、端子■、■での電圧を
それぞれVx、Vzとして第3図(a)のようにMOS
等のアナログスイッチ(以下、スイッチという。)Sz
をオンした状態では、キャパシタCには、Qz =CV
2で表わされる電荷Qzが充電されていることになる。
この状態で次に、第1図(b)のようにスイッチS2を
オンさせると、キャパシタCの電荷は、Q1=CV 1
 となり、QlとQlの差の電荷ΔQが端子■より流れ
込むことになる。すなわち、電荷ΔQは以下のようにな
る。
ΔQ=Qx −Qx =C(Vt −V2 )  −(
1)ここで、再び第1図(C)に示すようにスイッチS
2がオンされれば、キャパシタCの電荷はQz=CVz
となり式(1)に示す電荷ΔQと同量の電荷がキャパシ
タCから端子■に流出することは明らかである。
したがって1周期Tで上記動作を繰返すようにすれば、
周期Tで電荷ΔQがキャパシタCを介し移動することに
なり、結果的に端子■から端子■には式(2)で示され
る電流iが平均的に流れることになるものである。
i=ΔQ/ T=C(Vt −V2 ) / T  ・
= (2)一方、同図(d)に示すように抵抗Rの両端
各各における電圧がそれぞれVz 、Vzである場合、
抵抗Rに流れる電流iRは以下のようになる。
iR= (Vt  Vz ) / R−−(3)ここで
1=iRとすれば1式(2)、(3)より以下の式(4
)が得られる。
R=T/C:1/ (JC)       ・・・・・
・(4)但し、fはスイッチング周波数である。
このように、スイッチト・キャパシタによる等価抵抗は
キャパシタCの容量値(C)とスイッチングの周期Tと
の比で決定され1周期Tを変えることによりキャパシタ
Cの容量値を変えることなく等価抵抗を自由に変化させ
得るものである。
以上述べたスイッチト・キャパシタ回路は基本的な回路
であるが、実際には寄生容量の影響を受けにくい第3図
(e)、(f)に示す回路などが用いられる。第3図(
e)、(f)中7はクロック中の反転されたものを示す
以上のスイッチト・キャパシタ回路をフィルタ回路の抵
抗要素に用いて作られたのがスイッチト・キャパシタ・
フィルタである。スイッチト・キャパシタ・フィルタは
その特性定数を任意に変更することができる。
従来、スイッチト・キャパシタ・フィルタの特性定数を
可変する方法として、例えば特開昭55−123226
号公報に示されるように、各スイッチング素子の切換周
期を設定してフィルタ特性を可変するものが知られてい
る。しかしながら、この方法では、特性定数を独立に変
更するためには、スイッチ群を全て1個々に制御しなけ
ればならない不具合があったが、本発明ではクロック周
波数のみの制御により独立に制御可能である。
〈スイツチトキヤパシタフイルタの駆動法〉次に、スイ
ッチト・キャパシタ・フィルタの駆動方法を図面に基づ
いて説明する。
第4図に示すように、スイッチト・キャパシタ等価抵抗
SCIはスイッチSWs〜SW4およびコンデンサCr
 tにより構成される。他のスイッチト・キャパシタ等
価抵抗SC2、SCa 、SCaも同様であるs C1
p Czは積分コンデンサ100および200は演算増
幅器である。スイッチト・キャパシタ・フィルタは、い
わばアクティブ・フィルタの抵抗要素をスイッチト・キ
ャパシタ等価抵抗で置換えたものに等しい。
スイッチSWI及びSW2は、クロック入力端子φ工が
“1”のときに○NL、スイッチSWs及びSWaはク
ロック入力端子71が“1”のときにONする。スイッ
チSWe及びSW7はクロック入力端子φ2が“1”の
ときにONL、、スイッチSWa及びSWsはクロック
入力端子cfizが“1”のときにONする。さらに、
スイッチSWz工、5Wzz* 5Wze及びS W 
t oはクロック入力端子φδが“1″のときにONし
、スイッチ5W121. SW1番、5W17及びS 
W tδはクロック入力端子78がdi l IIのと
きにONする。すなわち、スイッチト・キャパシタ等価
抵抗SC1及びSCxは独立したクロックをクロック入
力端子φ工とφl及びφ2とφ2に与えることによって
動作し、SCaとS04が同じクロックをクロック入力
端子φ8及びφ8に与えることにより動作するようにな
っている。
第4図に示す回路は、100の演算増幅器の出力V O
fが2次のバンドパスフィルタの出力となり。
200の演算増幅器の出力Vozが2次のローパスフィ
ルタの出力となるものである。
まず、バンドパスフィルタに関して説明する。
次式にバンドパスフィルタの伝達関数を示す。
但し、ω0 :角周波数 Q :選択度 H:利得係数 第4図の回路において、S Ci ” S C4に示す
スイッチト・キャパシタ等価抵抗を実現するために与え
るクロックをクロック入力端子φ1とφ工。
φ2と72及びφ8と78の3組のグループに分割して
与える。これより、バンドパスフィルタの特性定数は次
式で表わすことができる。
5xcrx ここで、第1図の回路において、fsxはクロツり入力
端子φ1及び71に与えるクロック周波数、fszはク
ロック入力端子φ2及びnzに与えるクロック周波数、
fsaはクロック入力端子φ3及びφδに与えるクロッ
ク周波数である。さらに、クロック入力端子7エはφ1
に対して5T2はφ2に対して、T8はφ8に対して、
それぞれ反転したクロックを与えることを示すものであ
る。
まず、中心周波数foを変更する場合について説明する
。上記(6)式に着目すると、中心周波数foはコンデ
ンサCralC目1 ct及びc2の関数であり、また
、クロック周波数fssの関数で表わされる。すなわち
、中心周波数ioを任意に変更するためには、(6)式
のパラメータであるコンデンサC「δ、 Cr4y c
l及びCzの値を変更するほかに、クロック周波数fs
sを任意に変更することにより変更可能であることが理
解できる。
上述したクロック周波数fssは(7)式より選択度Q
のパラメータでもあることがら、同時に選択度Qも変更
することになる。よって、選択度のを変えずに中心周波
数ioのみを変更するためには、fslもfssに合わ
せて変更させなければならない。
さらに、fsxを変更すると、(8)式により利得係数
Hも変更することになるので、fslもfsaに合わせ
て変更させなければならない。以上のことを考慮して、
第2図(a)に中心周波数ioのみを変更させるための
、クロックの配線図を示す。
第5図(a)において、クロック入力端子φ1゜φ2及
びφδに、第6図に示す基本クロック周波数!、のクロ
ックCK aを与え一+1+dx及びφδに、クロック
CKδを反転させたクロックCK4を与える。このとき
の周波数−ゲイン特性を第7図(a)のvlに示す。第
7図(a)のvlには、中心周波数foが100 Hz
の例を示した。
これに対して1周波数が−fsのクロックCK 5゜C
Ka をそれぞれφ1.φ2.φ8とi工、T2゜φ8
に与えると、第7図(a)のv2に示すように、中心周
波数ioのみが第7図(a)のVlに対して一倍の50
Hzになる。このことはクロッり周波数fsaが基本ク
ロック周波数の一倍であるから(6)式に代入するとf
oが一倍になることは容易に理解できる。さらに、周波
数が2fsのクロックCKt + CKzをφ工、φ2
.φBとφ工、φ2.φSに与えると、第7図(a)の
Vaに示すように、中心周波数foが第7図(a)のV
lに対して2倍の200 Hzとなる。これも(6)式
にφδ及びT8のクロック周波数を代入することにより
、ioが2倍になることより明らかである。以上より、
クロック久方端子φ工、φ2及びφ8と#1.$2及び
78にそれぞれ同じ周期のクロックを与え、このクロッ
クの周波数を可変させることにより、中心周波数foの
みを任意に可変できることが理解できるであろう。
第1表に以上説明したクロック入力端とクロックとの関
係およびその効果の対応関係を示す。
第   1   表 次に選択度Qのみを変更する場合の例について説明する
上記(7)式に着目すると1選択度Qはクロック周波数
fsz及びfssの関数で表わすことができる。すなわ
ち選択度Qを任意に変更するためには、fsz及びfs
sを任意に変更することにより達成できるものである。
しかしながら、fsaを変更すると、中心周波数ioま
でも変更してしまうので、選択度Qのみを変更するため
にはfsxを変更するとよい。しかし、fsxは上述し
たとおり、利得係数Hにも関係してしまうので、fsx
もfs2に合わせて変更させなければならない。第2図
(b)にQのみを変更させるための、クロックの配線図
を示す。第2図(b)においてクロック入力端子φ1゜
φ2及びφ8に、クロックCK aを与え、φl。
=t=2及び78に、クロックCK 4を与えたときの
周波数−ゲイン特性を第7図(b)のvlに示す。
これは、第7図(a)のvlと全く同じである。
これに対して、クロック入力端子φ1及びφ2にクロッ
クCKa、$を及び(zにクロックCK eを与え、さ
らにφ8にクロックCK1.φ8にクロックCK zを
与えると第7図(b)のVz’  に示すように選択度
Qのみが2倍の特性を得ることができる。さらに、φ8
及びT8をそのままにしてφl及びφ2にクロックCK
1.$を及びTzにクロックCKzをそれぞれ与えると
第7図(b)の■δ′ に示すように選択度Qのみが一
倍の特性を得ることができる。以上より、クロック端子
φ1とφ2及びφlとφ2をペアにしてクロックを任意
に可変することにより、選択度Qのみを任意可変するこ
とが理解できる6以上に説明した各クロック入力端子と
クロックの関係およびその効果の対応関係を第2表に示
す。
第   2   表 次に利得係数Hのみを変更する場合の例について説明す
る。上記(8)式に着目すると、利得係数Hはクロック
周波数fax及びfsxの関数である。
すなわち、利得係数Hを任意に変更するためには。
fsl及びfaxを任意に変更することにより達成でき
るものである。さらに(8)式よりfsrのみを任意に
変更することにより、独立に利得係数Hが変更できる。
このときのクロックの配線図を第2図(c)に示す。
クロック周波数fsxはバンドパスフィルタの特性式の
利得係数Hのみに関するため、fsxを任意に可変する
ことにより利得係数Hを任意に独立に可変できる。第4
図の回路のクロック入力端子φIIφ21φδ及び+1
. (fiz 、 $δしこそれぞれクロックCKδ及
びCK a を与えたときの周波数−ゲイン特性を第7
図(c)のV工に示す。これは、第7図(a)のvlと
全く同じである。これに対し、クロック入力端子φ2.
φ8及びφ2゜(6aにそれぞれ基本クロックである周
波数f、のCK3及びCK4 を与え、φ1及び71に
周波数が−fsのクロックCK 3及びCKoを与える
と、第7図(c)のV2’  に示すように、利得係数
I−1が二倍となる。さらに、φ1及びTIに周波数2
fsのクロックCKt及びCK 2を与えると、第7図
(c)のv11#  に示すように、利得係数I(が2
倍となる。以上より、φ1及びφ1のクロック周波数を
任意に可変することにより、利得係数Hのみを任意に可
変できることが理解できる。以上に説明したクロック入
力端子とクロックとの関係およびその効果の対応関係を
第3表に示す。
第   3   表 以上は第4図の回路におけるバンドパスフィルタについ
て説明したが1次にローパスフィルタに関して述べる。
ローパスフィルタの伝達関数を次式に示す。
ω0 :角周波数 Q :選択度 H:利得係数 ローパスフィルタの特性定数であるしゃ断層波数fcは
バンドパスフィルタについての(6)式と全く同様に示
されるので、foをfcに書き換えて(6)式を流用す
る。また1選択度Qは(7)式と全く同じである。ただ
し、利得係数Hはローパスフィルタの場合、次式で表わ
すことができる。
まず、しゃ断層波数fcのみを変更する場合の例につい
て説明する。
(6)式に着目すると、バンドパスフィルタと全く同様
に、クロック周波数fs8を任意に変更することにより
、しゃ断層波数fcを任意に変更できる。
第8図(a)に、しゃ断層波数fcを任意に変更した周
波数−ゲイン特性を示す、すなわち、第4図の回路にお
いて、クロック入力端子φ1゜φ2及びφ3にクロック
CKa、φl、φ2及びφ8にクロックCK 4を与え
た時の特性V4に対して、φ1.φ2及びφ8にクロッ
クCKδ、Tl、$z及び78にクロックCKeを与え
た特性はT8となり、しゃ断層波数fcが一倍になる。
さらに、φ1.φ2及びφ8に周波数が2fsのクロッ
クCK tを与え、 $t 、 *z及び78にクロッ
クCxを反転させたクロックCKzをそれぞれ与えた特
性はT8となり、しゃ断層波数fcが2倍になることを
示している1以上の関係をまとめて第4表に示す。
第   4   表 次に、選択度Qのみを変更する場合の例について説明す
る。(7)式に着目すると、バンドパスフィルタと全く
同様に、第4図の回路のクロック入力端子φlとφ2及
びT1と72をペアにしてクロックを任意に可変するこ
とにより選択度。のみが任意に可変できる。第8図(b
)に、選択度Qを任意に変更した周波数−ゲイン特性を
示す。
すなわち、@8図(b)のT4に示した特性に対し、ク
ロック入力端子φ1及びφ2にクロックCKa、φ1及
びφ2にクロックCK aを与えた特性はVa’  と
なり、選択度Qは2倍になる。さらに、φ工及びφ2に
クロックCK1、φl及びφ2にクロックCK 2をそ
れぞれ与えた特性はV e ’  となり、この場合の
選択度QはT4に対して−倍になることがわかる。以上
の関係をまとめて第5表に示す。
第   5   表 次に、利得係数のみを変更する場合の例について説明す
る。
(10)式に着目すると、利得係数Hはクロック周波数
fsl及びfs4の関数である。利得係数Hを任意に変
更するためには、fsl及びfs4を任意に変更すれば
よい。さらに、利得係数Hのみを独立に変更する場合は
、(6)、(7)および(10)式よりクロック周波数
fs1のみを変更することにより可能なことは言うまで
もない。第8図(c)に利得係数Hのみを変更した例を
示す。
すなわち、第8図(c)のv4に示した特性に対し、ク
ロック入力端子φ1にクロックCKIS。
φlにクロックCKsを与えた特性は第5図(c)のV
+s’  となり、利得係数Hが一倍になる。
さらに、クロック入力端子φ1にクロックCK 1、φ
!にクロックCK zを与えた特性はV o ’  と
なり、利得係数Hは2倍になる0以上の関係を第6表に
示す。
第   6   表 なお、本発明の一実施例であるパイクワット形フィルタ
のみならず、リープフロッグ形フィルタについても同様
にしてクロック周波数を制御することによりH以外(H
l )の任意のフィルタ特性を得ることができる。
さらには、ローパスフィルタ、バンドパスフィルタのみ
ならず、バイパスフィルタについても同様にして、クロ
ック周波数を制御することにより任意のフィルタ特性を
得ることができる。
かくして、本実施例によれば、フィルタの特性定数であ
る中心周波数及びしゃ新局波数fo9選択度Q、利得係
数Hが外部クロックにより任意に可変できる。このフィ
ルタをLSI化した場合、従来1作り込んだフィルタの
特性は中心周波数のみしか可変できなかったのに対して
、任意に特性定数が可変でき、特性変更に十分対応でき
る。また、回路定数であるコンデンサの容量値は変わら
ないので、特性定数変更用のコンデンサを付加しないで
すむ。よってチップ面積が小さくてすみ。
高集積化でき、さらに、コンデンサ切換用の制御端子が
不要であるので、不要なピン数を削除できる。
次に、他の駆動法の例について説明する。第9図〜第1
2図にその例を示す。この例において第4図〜第8図に
示す部分と同−又は重複する部分には同一の符号を附し
て説明する。
この例はスイッチト・キャパシタ・フィルタの特性定数
である中心周波数for選択度Q、利得係数をクロック
周波数のみにて任意に独立に、1ケ所で変更できるよう
に、スイッチ群を大きく3分割し、クロック周波数の変
更を優先度を持たせて制御するようにしたものであり、
スイッチト・キャパシタ・フィルタ自体については第1
の実施例と同じなので説明は省略する。
第9図において、300はクロック信号発生回路を示し
ており、基本クロック周波数fsを発生する。この基本
クロック信号は継続接続された第1カウンタ401、第
2カウンタ402、第3カウンタ403により順次分周
され、各手動切換選択スイッチSt t Sz + S
sおよびインバータ500を介して各スイッチト・キャ
パシタ等価抵抗回路SC1、SC2、SCs 、SC4
のクロック入力端子φ1 t $1 # φ2w$2y
 φδ、工δされる。
まず、中心周波数io を変更する場合について説明す
る。上記(6)式に着目すると、中心周波数foはコン
デンサCram Cr4、C1及びC2の関数であり、
また、クロック周波数fssの関数で表わされる。すな
わち、中心周波数Joを任意に変更するためには、(6
)式のパラメータであるコンデンサCrs、C目、CL
及びC2の値を変更するほかに、クロック周波数fsa
を任意に変更することにより変更可能であることが理解
できる。
上述したクロック周波数fssは(7)式より選択度Q
のパラメータでもあることから、同時に選択度Qも変更
することになる。よって選択度Qを変えずに中心周波数
foのみを変更するためには、fszも!、δに合わせ
て変更させなければならない。
さらに、fszを変更すると、(8)式より利得係数H
も変更することになるので、faxもfssに合わせて
変更させなければならない。
そこで、クロック信号を分周するカウンタ401゜40
2.403を縦続接続し、さらに第1カウンタ401の
出力をクロック入力端子φ8及びT8に与えるようにす
る。すなわち、クロック入力端子φ8及び78の周波数
を変更すると、次段以降のカウンタ402,403は上
記変更に追従するため、自動的にその出力周波数が変更
される。よって、中心周波数foのみが独立に1ケ所で
変更できる。以下に第10図に示すクロック波形を用い
て詳細に説明する。
第9図の回路において、選択スイッチSs 。
S2及びS8で、カウンタ401,402及び403の
出力のB、B’及びB′を選択することによりクロック
入力端子φ工、φ2及びφ3に第7図(a)に示すクロ
ックCKII、CK12及びCKxsが与えられ、また
φl、φ2及びφ8にはクロックCKil、 CKtz
及びCK t aをインバータ500により反転されて
与えられるものとする。
ここでは、クロックCK 11の周波数をfsとする。
このときの周波数−ゲイン特性を第8図(a)のVlに
示す、第11図(a)のVlには、中心周波数foがl
 OOHzの例を示した。これに対して、選択スイッチ
S工により、第1段の出力よりCを選択すると第7図(
b)に示すクロックCKll’ 、 CKzz’及びC
KI11’が与えられる。
クロックCKI!’及びCKza’の周波数はCKzz
’に従いそれぞれ一倍になる。このときの周波数−ゲイ
ン特性は第11図(a)のVスに示すように、中心周波
数faのみが第11図(a)のVlに対して−倍の50
 Hzになることが明らかである。
このことは、クロック周波数fssが基本クロック周波
数fsの一倍であるから、(6)式に代入することによ
り容易に理解できる。
次に選択度Qのみを変更する場合の例について説明する
。上記(7)式に着目すると、選択度Qはクロック周波
数fsz及びfssの関数で表わすことができる。すな
わち選択度Qを任意に変更するためには、fsz及びf
saを任意に変更することにより達成できるものである
。しかしながら、fsaを変更すると、中心周波数fo
までも変更してしまうので、選択度Qのみを変更するた
めには、fsxを変更するとよい。しかし、fszは上
述したとおり、利得係数Hにも関係してしまうので、f
slもfsaに合わせて変更させなければならない。
そこで、第9図の回路において、第2カウンタ402の
出力をクロック入力端子φ2及びφ2に与えるようにす
る。すなわち、クロック入力端子φ2及びT2に与える
周波数を変更すると、第3カウンタ403は上記変更に
追従するため自動的に周波数が変更され1選択度Qのみ
が独立に1ケ所で変更できる。以下に第10図に示すク
ロック波形を用いて詳細に説明する。
第9図の回路において選択スイッチS1.S2及びS1
1でカウンタ404,402及び403の出力より、B
、B’及びB′を選択することによってクロック入力端
子φ1.φ2及びφ♂に第10図(c)に示すクロック
CK zx 、 CK zz及びCKzsが与えられる
。ここでクロックCKzzの周波数をfsとする。この
ときの周波数−ゲイン特性を第11図(b)のvlに示
す。これに対して、選択スイッチS2により、第2カウ
ンタ402の出力よりC′を選択するとφ1.φ2及び
φδに第10図(d)に示すクロックCKit、 CK
2z’及びCK28’ が与えられる。これにより第1
1図(b)のV2’  に示すように選択度Qのみが2
倍の特性を得ることができる。
このことは、クロック周波数fssが基本クロッり周波
数fsの一倍であるから、(7)式に代入することによ
り、容易に理解しうる。
次に、利得係数Hのみを変更する場合の例について説明
する。上記(8)式に着目すると、利得係数Hはクロッ
ク周波数fsxのみを任意に変更することにより、独立
に1ケ所で利得係数Hが変更できる。
そこで、第9図の回路において、第3カウンタ403の
出力をクロック入力端子φ工及びφ工に与えるようにす
る。すなわち、第3カウンタ403の出力は、クロック
入力端子φ工及び71にしか与えていないので、クロッ
ク入力端子φ1及び71に与える周波数のみが独立に変
更できることを表わしている。よって、(8)式より、
利得係数1■のみが独立に変更できる。以下に第7図に
示すクロック波形を用いて詳細に説明する。
第9図の回路において、選択スイッチS1゜S2.及び
Szより、B、B’ 及びB′を選択することによりク
ロック入力端子φ1.φ2及びφδに第10図(e)に
示すクロックCKδ1.CKδ2及びCKssが与えら
れる。ここでクロックCKsaの周波数を!、とする。
このときの周波数−ゲイン特性を第11図(Q)のvl
に示す、これに対して、選択スイッチS8により第3カ
ウンタ403の出力よりC′を選択するとクロック入力
端子φl、φ2及びφ8に第10図(f)に示すクロッ
クCKs1.CKaz及びCKssが与えられる。これ
より、第11図(Q)のv2に示すように利得係数Hの
みが一倍の特性を得ることができる。
このことは、クロック周波数fsδが基本クロッり周波
数f、の一倍であるから、(8)式に代入することによ
り理解しうる。
以上のように、クロック周波数を変更するのに優先度を
持たせることにより、フィルタの特性定数が独立に1ケ
所で変更できる。すなわち、要約すると、fa変更用の
クロック周波数を変更すると、Q及びH変更用のクロッ
ク周波数も変更される。また、Q変更用のクロック周波
数を変更すると、H変更用のクロック周波数は同様に変
更されるが、io変更用のクロック周波数は変更されな
い。H変更用のクロック周波数を変更しても。
fo及びQ変更用のクロック周波数は変更されない。
第12図に本発明のクロック周波数変更の優先度を示し
た包含例を示す。
本発明の実施例で述べたバンドパスフィルタ以外のロー
パスフィルタ及びバイパスフィルタ等にも十分適用でき
る。
さらに、パイクワット形フィルタのみならず、リープフ
ロック形フィルタについても同様に適用できることはも
ちろんである。
D/A変換装置の構成とその動作 以上の説明は、データ変換装置としてのA/D変換装置
にスイツチトキヤパシタフイルタを適用して回路の標準
化、帯域制限フィルタのIC内実装の実現化等を図った
ものであるが、本発明はD/A変換装置にも適用可能で
あり、第13図に、D/A変換装置の例を示す。
第13図において、10はD/A変換回路、20A〜2
ONはサンプルホールド回路、30A〜3ONはサンプ
リングデータを平滑化する平滑フィルタ、40はタイミ
ング信号発生制御回路を示す。
この回路において、従来、平滑フィルタ30A〜3ON
としてRCアクティブフィルタを用いていた。従って、
D/A変換した出力を平滑化する場合、サンプルホール
ド回路20A〜2ONへのサンプルホールド指令信号に
よって指定される、サンプリング周波数に応じて平滑用
フィルタの回路素子(R,C)自体を変更しており1回
路を標準化したIC化は回連であった。
しかし、本発明ではこの平滑フィルタ30A〜3ONを
スイツチトキヤパシタフイルタで構成し、サンプルホー
ルド回路20A〜2ONのサンプリング周波数に対応し
てフィルタ30A〜3ONのクロック周波数を適宜変更
し、サンプリング周波数に適合したフィルタ特性を実現
するようにすると共に回路の標準化を図り、IC化を実
現可能としたものである。クロック周波数の変更により
フィルタ特性を変更するための駆動方法は、先に述べた
。(第4図〜第12図)手法を適用することができるの
で、その説明を援用し、ここでは省略する。
このD/A変換装置をIC内に実装する場合の実装範囲
としては、第13図において、■ フィルタ30A〜3
ONの部分 ■ フィルタ30A〜3ONおよびサンプルホールド回
路 ■ フィルタ30A〜3ON、サンプルホールド回路2
0A〜2ONおよびD/A変換装置10の全て(破線γ
参照) が考えられる。
以上のように、ディジタル量からアナログ量に変換した
データをサンプルホールドし、これを平滑化する回路構
成において、上記平滑化フィルタを前記スイッチトキャ
バシタフイルタで構成するようにし、このフィルタのク
ロックを前段のサンプルホールド回路のサンプル周波数
に対応して変更するようにすると1回路の標準化が達成
でき、IC化を実現することが可能となる。
変形例 以上の実施例において、A/D変換装置は、■ スイッ
チトキャパシタフィルタ ■ サンプルホールド回路 ■ マルチプレクサ ■ A/D変換器 で構成され、 D/A変換装置は ■ スイッチトキャパシタフィルタ ■ サンプルホールド回路 ■ A/D変換器 で構成されるから、上記A/D変換器をD/A変換器を
用いて構成する(例えば、CQ出版社。
opアンプIC活用ノウハウ、p、172 (玉村著)
ようにするなどを考慮すると、上記A/D変換装置の両
方に使用しうるデータ変換装置をIC化することが可能
である。
そのようにするための手法、すなわち、これらの標準化
手法としては、構成要素がほぼ同じであるので切換えス
イッチで一括切換えて配線変更する手法、あるいは、電
気的に書替え可能な不揮発性メモリを用いて配線変更す
る手法などがある。
また以上の説明では、A/D変換及びD/A変換の例に
ついてそれぞれ述べたが、本発明はそのまま、FM変調
及びV−F変換等にも応用することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本発明によれば、従来の問題点を克
服し、サンプルホールド回路、A/D変換器、マルチプ
レクサと同時に、A/D変換装置用の折返し雑音防止用
フィルタをも1つのEC内に実装することができ、サン
プリング周波数に合わせて、自由にフィルタ特性をも変
更可能な標準化したデータ変換装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るA/D変換装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図は他の実施例を示すブロック図、第3
図はスイツチトキャパシタ等価抵抗の説明図、第4図は
スイッチト・キャパシタ・フィルタの例を示す回路図、
第5図は第1図の実施例を示すブロック図で(a)は中
心周波数faのみを変更する場合のブロック図、(b)
は選択度Qのみを変更する場合のブロック図、(c)は
利得Hのみを変更する場合のブロック図、第6図は各ク
ロック入力端子に与えるクロック信号のタイムチャート
、第7図(a)はバンドパスフィルタの中心周波数fo
の変化を示す特性図、(b)はその選択度Qの変化を示
す特性図、(C)はその利得Hの変化を示す特性図、第
8図(a)はローパスフィルタのしゃ断層波数Jcの変
化を示す特性図、(b)はその選択度Qの変化を示す特
性図、(C)はその利得Hの変化を示す特性図、第9図
は第2の実施例を示すブロック図、第10図は各ブロッ
ク入力端子に与えるクロック信号のタイムチャート、第
11図(a)はバンドパスフィルタの中心周波数foの
変化を示す特性図、(b)はその選択度Qの変化を示す
特性図、(c)はその利得Hの変化を示す特性図、第1
2図は優先度を示す説明図、第13図はD/A変換装置
の例を示すブロック図である。 A−N・・・アナログ信号、IA〜IB・・・帯域制限
フィルタ、2A〜2B・・・サンプルホールド回路、3
・・・マルチプレクサ、4・・・A/D変換回路、5・
・・タイミング信号発生器、SCs−SC4・・・スイ
ッチト・キャパシタ等価抵抗、SWs〜5Wzo・・・
アナログスイッチ、C目〜Crt・・・コンデンサ、C
x。 C2・・・積分コンデンサ、φ1 、 (61、φzl
工zgφ3.φδ・・・クロック入力端子、CK x〜
CKe・・・クロック信号、100,200・・・演算
増幅器、300・・・クロック信号発生回路、401・
・・第1カウンタ、402・・・第2カウンタ、403
・・・第3カウンタ、500・・・インバータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力アナログ信号の周波数帯域を制限する所定周波
    数のクロック信号により駆動されるスイツチトキヤパシ
    タフイルタと、 前記制限されたアナログ信号を所定のサンプリング周波
    数のサンプリング指令信号によりサンプリングし、かつ
    、ホールドするサンプルホールド回路と、 前記サンプルホールドされた信号をA/D変換指令信号
    に基づいてディジタル信号に変換するA/D変換回路と
    、 前記クロック信号、サンプリング指令信号およびA/D
    変換指令信号を出力し、かつ、前記サンプリング指令信
    号のサンプリング周波数の変更に追従して前記クロック
    信号の周波数を自動的に変換可能なタイミング信号発生
    回路と、 を備えたことを特徴とするデータ変換装置。
JP28726985A 1985-12-20 1985-12-20 デ−タ変換装置 Pending JPS62145927A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28726985A JPS62145927A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 デ−タ変換装置
EP86117490A EP0228646A3 (en) 1985-12-20 1986-12-16 A signal processing apparatus for disc memory devices
US06/942,713 US4764913A (en) 1985-12-20 1986-12-17 Signal processing apparatus for disc memory devices
CN86108556A CN86108556B (zh) 1985-12-20 1986-12-20 盘型存储器设备的一种信号处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28726985A JPS62145927A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 デ−タ変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62145927A true JPS62145927A (ja) 1987-06-30

Family

ID=17715217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28726985A Pending JPS62145927A (ja) 1985-12-20 1985-12-20 デ−タ変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62145927A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428030U (ja) * 1987-08-11 1989-02-17
JPH01261028A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Mitsubishi Electric Corp A−d変換装置
JPH0260231A (ja) * 1988-07-18 1990-02-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コード化方法
JP2003510933A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 種々の電荷サンプリング回路
WO2014208042A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 株式会社デンソー 車両用音声出力制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123226A (en) * 1979-03-16 1980-09-22 Fujitsu Ltd Switched capacitor filter
JPS5698023A (en) * 1980-01-07 1981-08-07 Atsushi Hasegawa Higher harmonic filter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123226A (en) * 1979-03-16 1980-09-22 Fujitsu Ltd Switched capacitor filter
JPS5698023A (en) * 1980-01-07 1981-08-07 Atsushi Hasegawa Higher harmonic filter

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6428030U (ja) * 1987-08-11 1989-02-17
JPH01261028A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Mitsubishi Electric Corp A−d変換装置
JPH0260231A (ja) * 1988-07-18 1990-02-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コード化方法
JP2003510933A (ja) * 1999-09-28 2003-03-18 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 種々の電荷サンプリング回路
JP4685310B2 (ja) * 1999-09-28 2011-05-18 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 種々の電荷サンプリング回路
WO2014208042A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 株式会社デンソー 車両用音声出力制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2104601C1 (ru) Полупроводниковая интегральная схема
US5675334A (en) Analog to digital conversion system
US5379040A (en) Digital-to-analog converter
US4331894A (en) Switched-capacitor interolation filter
JPH0340972B2 (ja)
Gray et al. A single-chip NMOS dual channel filter for PCM telephony applications
JPS6412420B2 (ja)
US6169506B1 (en) Oversampling data converter with good rejection capability
JPH0211172B2 (ja)
JPS62145927A (ja) デ−タ変換装置
EP0042386A1 (en) Low sensitivity switched-capacitor ladder filter using monolithic mos chip
JPS6221317A (ja) スイツチドキヤパシタ乗算回路
JPS626536A (ja) 信号変換装置
JPS6145409B2 (ja)
JPH0671194B2 (ja) スイツチド・キヤパシタ・フイルタ
JPS63153907A (ja) スイツチトキヤパシタフイルタ
JPS6326033A (ja) Ad変換装置
JPH0660688A (ja) サンプル・ホールド回路
JPH01303913A (ja) スイッチドキャパシタフィルタ回路
JPS62209913A (ja) スイツチトキヤパシタフイルタ
JPS59135927A (ja) A/d変換器
JPS58182917A (ja) D/a変換器
JPS62195928A (ja) 補間型d/a変換回路
JPH0295023A (ja) Σ△変調形a/d変換器
JPH04178025A (ja) 信号変換回路