JPS63153907A - スイツチトキヤパシタフイルタ - Google Patents

スイツチトキヤパシタフイルタ

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JPS63153907A
JPS63153907A JP30240186A JP30240186A JPS63153907A JP S63153907 A JPS63153907 A JP S63153907A JP 30240186 A JP30240186 A JP 30240186A JP 30240186 A JP30240186 A JP 30240186A JP S63153907 A JPS63153907 A JP S63153907A
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capacitor
switch
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三安 城戸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスイツチトキヤパシタフイルタに係り、特に一
つのフィルタの構成で特性の異なる多重出力を得るに好
適なスイツチトキヤパシタフイルタに関する。
〔従来の技術〕
一つのフィルタ構成で特性の異なる複数のフィルタ出力
を得るものとして、演算増幅器を用いた時分割多重構成
のものが知られている(特開昭55−60326号)、
この従来フィルタは各段における積分キャパシタを入力
信号と同数設けておき、この積分キャパシタを入力信号
の選択動作に同期させて接続切換えする構成としたもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のフィルタは各入力信号の選択の際の切換時間
の存在によって入力信号のサンプリング時点が異なって
くるという時間遅れの点について配慮されていない問題
がある。すなわち、当該フィルタを複数の入力信号を処
理するべく用いられ。
かつ、フィルタ出力信号を相互に比較するような使用に
供される場合に、時間遅れ分だけ異なる時点のデー1夕
を出力することになるため、不正確なデータとなってし
まうからである。
本願筒1の発明は、同時刻における複数の入力信号を1
つのフィルタ構成で処理しうるスイツチトキヤパシタフ
ィルタを提供することを目的とする。第2の発明は1つ
の入力信号に対して複数の特性のフィルタ出力を1つの
フィルタ構成で得ることができるスイツチトキヤパシタ
フィルタを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記第1の発明の目的は、n個あるスイツチトキヤパシ
タ入力等価抵抗のキャパシタにてnチャ ゛ネルの入力
信号を同時刻に取り込み、これを保持し、保持されたn
チャネルのキャパシタを順次演算増幅器に接続すると共
に1m個備えた積分キャパシタを、上記したn個のスイ
ツチトキヤパシタ入力等価抵抗のキャパシタの接続にあ
わせて、切り換えるように接続することにより達成され
る。
すなわち、第1の発明は、演算増幅器および抵抗要素と
してのスイツチトキヤパシタ回路を用いて構成されたス
イツチトキヤパシタにおいて、前記スイツチトキヤパシ
タフイルタの入力段に複数並列接続され、前記フィルタ
入力信号のサンプリング時に同時に前記スイツチトキヤ
パシタフイルタの入力端から切離されて同時刻における
各フィルタ入力信号をそれぞれ保持する入力段スイツチ
トキヤパシタと、前記演算増幅器の入力端と出力端間に
複数並列接続され、前記各入力段スイツチトキヤパシタ
回路の前記スイツチトキヤパシタフイルタの入力端への
接続切換えタイミングに同期して切換接続可能な積分キ
ャパシタ群と、を備えたことを特徴とするものである。
上記第2の発明の目的は、入力信号を一つのスイツチト
キヤパシタ等価抵抗により取り込み、これを保持し、保
持した入力信号を順次時分割で異なる容量値の積分キャ
パシタの接続切換えに合せて演算増幅器に与えることに
より達成される。すなわち、第2の発明は、演算増幅器
および抵抗要素としてのスイツチトキヤパシタ回路を用
いて構成されたスイツチトキヤパシタフイルタにおいて
、当該スイツチトキヤパシタフィルタの入力段に当該フ
ィルタ入力信号を保持する一つの人力段スイツチトキヤ
パシタ回路と、前記演算増幅器の入力端と出力端間に前
記入力段スイツチトキヤパシタ回路のスイッチング周期
に同期して切換接続可能でそれぞれ静電容量の異なる複
数の積分キャパシタと、を備えたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
上記第1の発明によれば、複数のフィルタ入力信号が与
えられた場合、入力段に複数並列に接続されたスイツチ
トキヤパシタ回路のそれぞれには各フィルタ入力信号が
それぞれ個別的に保持される。これは、フィルタ入力信
号のサンプリング時に当該スイツチトキヤパシタ回路が
フィルタの入力端から切離され、当該スイツチトキヤパ
シタ回路内のキャパシタにフィルタ入力信号が充電され
るからである。このときの充電は各スイツチトキヤパシ
タ回路が同時に切離されて各フィルタ入力信号を同時サ
ンプリングすることとなる1次に、保持された各フィル
タ入力信号は時分割で一つのフィルタを共用して処理さ
れて順次出力されるが、その各フィルタ出力の出力時点
は時系列的であってもデータ内容としてはあく零で同時
サンプリングデータであるから、データ相互の時間遅れ
の問題は発生しない、フィルタでのフィルタリング処理
は、演算増幅器の入出力間に接続された積分キャパシタ
の静電容量値に依存するが、積分キャパシタは複数設け
られており、したがって各フィルタ入力信号の性質とフ
ィルタの振幅特性(減衰特性)とを考慮して適切な静電
容量値に選択することにより最適な特性を得ることがで
きる。この場合の接続切換は入力段スイツチトキヤパシ
タ回路のスイッチング周波数と積分キャパシタ切換周波
数とを対応づける(同期させる)ことにより実現するこ
とができる。
また、第2の発明によれば、一つの入力段スイツチトキ
ヤパシタ回路に対し、互に静電容量の異なる積分キャパ
シタを演算増幅器に接続しであることにより、一つのフ
ィルタ入力信号を異なる減衰特性のフィルタとして処理
することができる。
この場合、各積分キャパシタを時分割で切換接続するが
、フィルタ構成は一つであることから小形で多種の特性
をもつフィルタが実現可能である。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
スイツチトキヤパシタ等価抵抗 まず、スイツチトキヤパシタ等価抵抗について簡単に説
明する。
第14図(a)〜(d)はスイツチトキヤパシタ等価抵
抗の原理を説明するものである。第14図において、端
子の、■の電圧をそれぞれVt。
vlとして第6図(a)のようにMOS等のアナログス
イッチ(以下、スイッチという、)StをONした状態
では、キャパシタCには、Qz=CV xで表わされる
電荷Qzが充電される。この状態で、次に、第6図(b
)のようにスイッチS1をONすると、キャパシタCに
はQ 1 = CV 1で表わす電荷Q1が蓄積され、
QlとQlの差の電荷ΔQが端子■側から流れ込むこと
になる。
すなわち、この状態における電荷ΔQは次式のように表
わせる。
ΔQ=Qs−Qz=C(Vl−Vt)     ”(1
)ここで、再び第6図(c)に示すようにスイッチSt
をONするとキャパシタCの電荷がQz=CVxとなり
(1)式に示す電荷ΔQと同量の電荷がキャパシタCか
ら端子■に流出する。
したがって、同期Tで上記動作を繰返すようにすれば、
同期Tで電荷ΔQがキャパシタCを介し移動することに
なり、結果的に端子■から端子■へ(2)式で示す電流
iが平均的に流れることになるものである。
i=ΔQ / T = C(V s −V x ) /
 T    ・・・(2)一方、同図(d)に示すよう
に抵抗Rの両端各界における電圧がそれぞれV+、Vz
である場合、抵抗Rに流れる電流iRは以下のようにな
る。
1R=(Vt−V2)R−(3) ここで、i = i nとすれば、(2)、(3)式よ
り以下の(4)式が得られる。
R=T/C:= 1 /f −C−(4)ただし、f=
スイッチイング周波数である。
このように、スイツチトキヤパシタによる等価抵抗はキ
ャパシタCの容量(C)とスイッチングの周期Tとの比
で決定され、周期Tを変えることによりキャパシタCの
容量値を変えることなく等価抵抗を自由に変化させ得る
ものである。
以上述べたスイツチトキヤパシタ回路は基本的な回路で
あるが、実際には寄生容量の影響を受けにくい第14図
(6)に示す回路などが用いられる。第14図(a)の
中の7はクロックφの極性を反転したものである。
以上のスイツチトキヤパシタ回路をフィルタ回路の抵抗
要素に用いて作られたのがスイツチトキヤパシタフイル
タである。
スイツチトキヤパシタフイルタiその用途によって、演
算増幅器を多重使用する場合である。
次に、本発明によ、るスイツチトキヤパシタフイルタの
各実施例をその態様別に説明する。
ローパスフィルタ 第1の 第1図に第1の発明に係る2人力、2出力のローパスフ
ィルタの実施例を示す、第1図に示すように、ローパス
フィルタの基本的構成は、スイツチトキヤパシタ等価抵
抗(以下1等価抵抗と略す* )SCIによって接続さ
れた演算増@@100および200と、演算増@191
00の入出力間に跨って接続された等価抵抗Semと、
同じく演算増幅Ig100の入出力間に跨って接続され
た積分キャパシタC・、Cyと演算増幅器200−の入
出力間に跨って接続された積分キャパシタCm、C・と
、演算増幅器100の入力と200の出力間に接続され
た帰還等抵抗SCgとよりなる。
そして、演算増幅器100の入力端には二つの入力段ス
イツチトキヤパシタ回路(なお、この回路は単なる等価
抵抗としてではなく、後述するようにサンプルホールド
回路として機能するので。
他のスイツチトキヤパシタ等価抵抗と区別する意味でこ
のような名称を以下使用する。)SCI。
SCsが並列に接続されている。一方、演算増幅器20
0の出力段には二つのスイツチトキヤパシタ回路からな
るサンプルホールド回路SCs。
SCtが並列に接続されている。また、第1図中、81
48フは後述するクロック信号により駆動されるMOS
−FET等のアナログスイッチ製置しており、同一タイ
ミングでスイッチングするものには説明を簡単にするた
め同一符号を重複使用しである。C1、CBは入力信号
のサンプルホールド用キャパシタ* C10g’ CH
lは出力信号のサンプルホールド用キャパシタをそれぞ
れ示している。
V @ 1 @ V @ zはフィルタ入力電圧、 V
oz、 Vozはフィルタ出力電圧、Voは演算増幅器
】00の出力電圧、V o ’  は演算増幅器200
の出力電圧を示している。
次に、動作を説明する。まずアナログスイッチS1〜S
7の動作を第2図により説明する。アナログスイッチ8
1はクロックφSが“1”のときON、”O”のときO
FFとなる。アナログスイッチBzはクロックφ2が“
1”のときON。
“0”のときOFFとなる。アナログスイッチS8はク
ロックφ8が“l”のときON、  “0”のときOF
Fとなる。アナログスイッチ4と5とは相対的に逆の動
作を行ない、4はクロックφ里が“0”のときON、“
l”のときOFFとなり、5はクロックφ1が“1#の
ときON、”ONのときOFFとなる。アナログスイッ
チ6と7も同じく相対的に逆の動作であり、6はクロッ
クφ1が“1”のときON、′0”のときOFFとなり
、7はクロックTfが“0”のときON、′1”のとき
OFFとなる。
次に具体的に動作を第3図のタイムチャートおよび第1
5!1.第41!1〜第7wAの回路に従って説明する
。各入力段スイツチトキヤパシタ回路5CseSCsの
各入力端にはフィルタ入力電圧V i x 2v、!が
それぞれ印加される。第3図は参照して、時刻Tz(1
)においては、アナログスイッチSt。
Ss * SsがONとなり(第2図参照)、他はOF
Fである。このときの回路の接続状態は第4図に示す通
りである。すなわち、入力段スイツチトキヤパシタ回路
SCz 、SCsは演算増幅器100の入力端から切離
されて入力サンプルホールド用キャパシタCs、Czに
よる充電回路が形成される。したがって、入力サンプル
ホールド用キャパシタCs 、Czにはフィルタ入カ電
圧V口。
V s xの同時刻の各瞬時al、blが充電保持され
ることになり、両保持信号al、blに相対的な時間差
はない、このときキャパシタC1,C2の各端子電圧を
Va 、Vbに示す。
一方、演算増幅器100および200の一側入力端子と
出力端子間に積分キャパシタCBおよびCaが接続され
る。このとき積分キャパシタCaおよびC8は、Tz(
0)時刻の電圧を保持している。すなわち、フィルタの
出力端子V o ’  には。
第3図に示すように出力電圧ao’  が得られる。
さらに、このT1(1)時刻に、帰還等価抵抗のキャパ
シタC6が演算増幅器200の出力端子V o ’  
に接続され出力電圧ao′  が充電される。
以上が、Ts(1)時刻におけるフィルタの動作である
次に、’I’5(1)時刻において、第1図に示したア
ナログスイッチSs 、SaおよびS6がONし、他の
アナログスイッチOFFする。このときの回路の接続状
態は第5図に示す通りである。すなわち、演算増幅器1
00の一側入力端子には、キャパシタC1およびキャパ
シタOsが接続される。
また、演算増幅器100の出力端子と演算増幅器200
の一側入力端子間にキャパシタC番が接続される。演算
増幅器100および200の一側入力端子と出力端子間
には、T1(1)時刻に引つづき、キャパシタCBおよ
びCIが接続される。このような動作により、演算増幅
器100および200において、各キャパシタの電圧を
演算し、この結果を積分キャパシタC6およびC6に充
電する。
その結果、フィルタの出力端子V o ’  には第3
図に示す、電圧a 1/  が得られる。また、アナロ
グスイッチSsがONすることにより、出力波形の連続
化のためのキャパシタCIOが出力端子V o ’に接
続され、出力電圧a 1/  をサンプルホールドし、
第3図に示す出力電圧V o 1を得る0以上がTlk
(1)時刻の動作説明である。
次に、TJ+(1)時刻の動作について説明する・Ta
(1)時刻には、アナログスイッチS8およびS7がO
NL、、他のアナログスイッチはOF I・’する。こ
のときの回路の接続状態は第:3図に示す通りである。
すなわち、演算増幅器100および200の一側入力端
子と出力端子間に積分キャパシタC7およびC9が接続
する。このとき積分キャパシタC7およびCIは、Ta
(0)時刻の電圧を保持している。すなわち、フィルタ
の出力端子V o ’  には、第3図に示す出力電圧
bo’  が得られる。さらに、このTa(1)時刻に
は、フィルタの帰還等価抵抗用のキャパシタであるキャ
パシタCδが演算増幅器200出力端子Vo’  出力
電圧bo’  を充電する1以上が、Ta(1)時刻に
おける動作説明である。
次に、T4(1)時刻の動作について説明する。
Ta(1)時刻には、アナログスイッチSs+ 、 S
sおよびS7がONし、他のアナログスイッチはOFF
する。このときの回路の接続状態は第3図に示す通りで
あり、演算増幅器100の一側入力端子にキャパシタC
2およびキャパシタC6が接続される。演算増幅器10
0および200の一側入力端子と出力端子間には、Ta
(1)時刻に引きつづき、キャパシタC7およびC9が
接続される。
このときのキャパシタC2の電圧は、入力端子V 口を
充電したキャパシタC1と同時刻のTt(1)時刻に入
力電圧vlを充電した値となる。すなわち、第3図に示
す入力電圧blとなる。このような動作により、演算増
幅D100および200において、各キャパシタ電圧を
演算し、この結果を積分キャパシタC7およびCIIに
充電する。
したがって、第1図に示すフィルタの出力端子Vo’ 
 には、第3図に示す、電圧b1′  が得られる。ま
た、第1図において、アナログスイッチSsをONする
ことにより、出力波形の連続化のためのキャパシタCt
tが出力端子Vo’  に接続され、上記した出力電圧
す工′  をサンプルホールドし、第3図に示す出力電
圧Vowを得る。
以上述べたT1〜T4時刻の一連の動作を周期Tごとに
順次繰り返すことにより、出力電圧a′Nおよびb’ 
n  (N=0.1.・旧・・n)を得ることができる
。したがって、一つのフィルタの構成で多入力に対する
多出力が可能であることが理解できる。力端子vo1お
よびV o sには以下に示す伝達関数を得ることがで
きる。
さらに、T 4(N )時刻には、それぞれ複数の入力
電圧を取り込んだ同時刻であるT 1(N )時刻に対
する出力電圧が得られることが明らかである。
また、第1図において、以下に示す2種のフィルタの特
性定数が得られる。
(jl)  出力Vo怠 Cfo・・・しゃ新局波数、Q・・・選択度、H・・・
利得係数、) 第8rj4に、フィルタの2種の出力である、Vatお
よびVowの振幅特性を示す、第8図において、(a)
および(b)はキャパシタC1およびCz、キャパシタ
C6およびCフ、キャパシタC8およびC・がそれぞれ
同じ値の場合の特性例を示している。上記した(6)〜
(11)式より、積分キャパシタC@、C7、Caおよ
びC11,入力段のキャパシタC1およびCzをそれぞ
れ、任意に変更することにより、複数入力に対する異な
った複数の出力を得ることが可能であることは容易に理
解できる。第9図に、異った複数の出力の振幅特性を示
す。
以上に述べた本発明の実施例によると、積分キャパシタ
を複数備え、これを切り換えて接続することにより、フ
ィルタの多重化を可能にでき、演算増幅器の多重使用を
可能できる。
また、同時刻に入力端子を充電するので、入力選択によ
る時間遅れが生じず、常に、同時刻の瞬時値に対するフ
ィルタ出力が得られ、瞬時値の入力電圧を用いて演算す
る制御装置には非常に有効である。
バンドパスフィルタ いままで述べたフィルタはローパスフィルタの構成につ
いて説明したものであるが、第1図において、演算増幅
回路200の出力端子V o ’  の後段に設けたサ
ンプルホールド回路S Cs 、 S C7を、演算増
幅回路100の出力端子V o ’  に設けることに
より、バンドパスフィルタの構成としても適用できる。
以下に、バンドパスフィルタの伝達関数を示す。
バンドパスフィルタの特性定数である中心周波数/ o
 、選択度Qは(6)、(7)、(9)および(10)
式に示したローパスフィルタの場合と同じである。また
、利得係数Hは以下のようになる。
(1)  出力V o t Ca (it)  出力Vow このように本発明は、ローパスフィルタにもバンドパス
フィルタにも適用できる。
ローパスフィルタの他の 流側(第2の発明)第10図
は第2の発明の実施例である。第】0図に示す回路は、
第1図に示した回路のV r z側の入力段スイツチト
キヤパシタ回路がないものである。すなわち、1人力に
対し、多出力となるフィルタの回路構成である。
各アナログスイッチの動作は、第1図に示した回路と全
く同じであるが、入力段のキャパシタC1を動作する各
スイッチSa 、Saが、他の等価抵抗SCs、80番
、SCgの各スイッチSa 。
S3と同じタイミングで動作するようにした。このよう
な構成にすることにより、第11図に示すように、一つ
の入力信号に対して複数の異なった出力信号を得ること
ができる。
さらに、第12図に示すように、第1図の回路構成を流
用して、入力端子同士を接続し、一つの入力V目のみが
入力する構成にしてもよい0回路の動作は、第1図に示
した回路と全く同様である。
このことにより、一つの入力信号に対し、異なつた特性
の複数の出力を得ることができる。また。
第9図の回路は、複数の出力が同時刻の入力信号に対す
る出力となり、フィルタの多重化における遅れがないと
いう特徴を有するものである。
亘立笈旦叢 以上述べた実施例はアナログ信号を得る構成であった。
そこで、出力波形が階段状であることから、第13図に
示すように、サンプルホールド用のスイツチトキヤパシ
タ回路SC@、SC7に代えて、高速のアナログディジ
タル変換回路300を備え、さらに入力段のスイツチト
キヤパシタ回路数を多くして、多数の入力信号V+5p
VIx・・・・・・vIllを受ける多入力構成とする
このことにより、出力波形は入力数nに応じたV i 
nに対するフィルタ出力Vo’  が繰返し得られる。
このフィルタ出力Vo’  をアナログディジタル変換
回路300に入力することにより、高速にディジタル量
に変換可能な入力変換回路を実現することかできる。
このことにより、アナログ信号をホールドするサンプル
ホールド回路およびサンプルホールド出力を切り換える
アナログマルチプレクサが不要となり1回路の小形化が
図れる。
[発明の効果〕 以上述べたように、第1の発明によれば、複数の入力信
号を同時にフィルタ処理する場合に、一つのフィルタの
回路構成で複数(n)の入力信号を複数(m)の同特性
または異なる特性で出力を得ることができ、フィルタの
多重化とともに複数入力信号の選択時の遅れ時間の発生
を防止できる。
また、第2の発明によれば、一つの人力信号に対して複
数の異なる特性のフィルタ出力を一つのフィルタ回路多
重化により得ろことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るローパスフィルタの実施例を示す
回路図、第2図は各アナログスイッチを駆動するクロッ
ク信号のタイムチャート、第3図は各部の電圧波形を示
す波形図、第4図は時刻TI(1)における接続状態を
示す回路図、第5図は時刻Tz(1)における接続状態
を示す回路図、第6図は′rδ(1)における接続状態
を示す回路図、第7図は時刻Ta(1)における接続状
態を示す回路図、第8図は異なる2種のフィルタ特性を
示す特性図、第9図は異なる2種の振輔特性を示す特性
図、第10図は他の実施例を示す回路図、第11図はそ
のフィルタ特性を示す特性図、第12図は応用例を示す
回路図、第13図は他の応用例を示す回路図、第14図
はスイツチトキヤパシタ回路の原理説明図である。 SC1,SCz・・・入力段スイツチトキヤパシタ回路
、SCδHS Ca HS C2I・・・スイツチトキ
ヤパシタ等価抵抗、SCs 、SC7・・・サンプルホ
ールド回路、C1xCe、Cto、C15−スイツチト
キヤパシタ、Ca ” Cs・・・積分キャパシタ、8
1〜S7・・・アナログスイッチ、100.200・・
・演算増幅器。 300・・・アナログディジタル変換器、 V+z* 
V+2〜■In・・・フィルタ入力電圧、Vat、 V
oz・・・フィルタ出力電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、演算増幅器および抵抗要素としてのスイツチトキヤ
    パシタ回路を用いて構成されたスイツチトキヤパシタフ
    イルタにおいて、 前記スイツチトキヤパシタフイルタの入力段に複数並列
    接続され、前記フイルタ入力信号のサンプリング時に同
    時に前記スイツチトキヤパシタフイルタの入力端から切
    離された同時刻における各フイルタ入力信号をそれぞれ
    保持する入力段スイツチトキヤパシタ回路群と、 前記演算増幅器の入力端と出力端間に複数並列接続され
    、前記各入力段スイツチトキヤパシタ回路の前記スイツ
    チトキヤパシタフイルタの入力端への接続切換えタイミ
    ングに同期して切換接続可能な積分キヤパシタ群と、を
    備えたことを特徴とするスイツチトキヤパシタフイルタ
    。 2、特許請求の範囲第1項記載のスイツチトキヤパシタ
    フイルタにおいて、当該スイツチトキヤパシタフイルタ
    の出力段に複数並列接続され、各入力段スイツチトキヤ
    パシタ回路の各接続切換えタイミングに同期して接続さ
    れて同時刻における各フイルタ出力信号を保持するスイ
    ツチトキヤパシタ回路からなる出力段サンプルホールド
    回路を備えたことを特徴とするスイツチトキヤパシタフ
    イルタ。 3、特許請求の範囲第1項記載のスイツチトキヤパシタ
    フイルタにおいて、当該スイツチトキヤパシタフイルタ
    の出力段にアナログ・デイジタル信号変換器が接続され
    ていることを特徴とするスイツチトキヤパシタフイルタ
    。 4、演算増幅器および抵抗要素としてのスイツチトキヤ
    パシタ回路を用いて構成されたスイツチトキヤパシタフ
    イルタにおいて、 当該スイツチトキヤパシタフイルタの入力段に当該フイ
    ルタ入力信号を保持する一つの入力段スイツチトキヤパ
    シタ回路と、 前記演算増幅器の入力端と出力端間に前記入力段スイツ
    チトキヤパシタ回路のスイツチング周期に同期して切換
    接続可能でそれぞれ静電容量の異なる複数の積分キヤパ
    シタと、を備えたことを特徴とするスイツチトキヤパシ
    タフイルタ。 5、特許請求の範囲第4項記載のスイツチトキヤパシタ
    フイルタにおいて、当該スイツチトキヤパシタフイルタ
    の出力段に複数並列接続され、当該積分キヤパシタの接
    続切換タイミングに同期して接続切換えされることによ
    り各フイルタ出力信号を保持するスイツチトキヤパシタ
    回路からなる出力段サンプルホールド回路を備えたこと
    を特徴とするスイツチトキヤパシタフイルタ。 6、特許請求の範囲第4項記載のスイツチトキヤパシタ
    フイルタにおいて、当該スイツチトキヤパシタフイルタ
    の出力段にアナログ・デイジタル信号変換器が接続され
    ていることを特徴とするスイツチトキヤパシタフイルタ
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