JPH061764U - エンジン用のエアクリーナ - Google Patents

エンジン用のエアクリーナ

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JPH061764U
JPH061764U JP4790392U JP4790392U JPH061764U JP H061764 U JPH061764 U JP H061764U JP 4790392 U JP4790392 U JP 4790392U JP 4790392 U JP4790392 U JP 4790392U JP H061764 U JPH061764 U JP H061764U
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学 西内
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株式会社土屋製作所
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Abstract

(57)【要約】 [目的] カバーを取外したり、上方に回動したりせず
にろ過エレメントの交換を容易に行えるようにする。 [構成] ケース本体11を上下一体な非分割型とな
し、その内側の四方に棚板12を設け、この棚板12の
上に下側周囲に弾性シール材14を装着すると共に上に
額縁状の補強カバー15を嵌めたろ過エレメントeを配
設し、これを後壁11b上のガイド部材17に回動かつ
摺動可能に取付けた押え部材18で押えるようになし、
ケース本体11の前壁11aには一定広さの開口11c
を形成し、この開口11cの部分に上下の扉部材16
a,16bを配設し、上扉部材16aの下端と下扉部材
16bの上端を押え部材18の前部横杆18aに回動可
能に連結し、下扉部材16bを操作して開口11cを開
き、そこからろ過エレメントを出し入れする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はエンジンルーム等の狭隘な場所でケースを取外すことなく、ろ過エ レメントの交換を容易に行えるように改良した角形のエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンに広く用いられている角形のエアクリーナを示せば図6,図7 のとおりであり、下壁に外気の入口パイプ1aを備えた段付き箱状のボデー1の 内部に、波状にひだ付け加工したろ紙3の両側面に形体保持用の紙材を貼り付け ると共に両端に鉄製の端板3aで補強し上側周囲部にウレタン等のシール材3b を装着したろ過エレメントeを段部にのせるようにして収容し、そして、ボデー 1の長手方向の一側壁に、同じく段付き箱状をなし端壁に吸気管に連通する出口 パイプ2aを設けたカバー2を複数のヒンジ部材5で開閉自在に結合し、他側壁 には複数のクリップ金具6を取付け、それらの屈曲係止部をカバー2の側壁段部 に係合させ、シール材3bを圧迫しつつボデー1とカバー2を密封し、入口パイ プ1aから外気を取入れ、ろ過エレメントeを横切らせて浄化し出口パイプ2a を通じ吸気管に送り込むようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種のエアクリーナは入口パイプ1aと出口パイプ2aにダクト部材Dを連 結した状態でエンジンルーム内に配設され、一定時間の使用によりろ過エレメン トeが目詰まりした際には、これをボデー1から取出し新しいものと交換するの が一般であるが、上記従来のエアクリーナではカバー2をボデー1からいちいち 取出す必要はない反面、カバー2を上方に開けてろ過エレメントeをボデー1か ら取出す形式であるため、カバー2をかなり上方に回動させる必要があり、その 場合、カバーの出口パイプ2aはダクト部材Dが連結されていて、回動に制約を 受けるばかりでなく、種々の機器類で込み入ったエンジンルーム内に広いスペー スを取ることが困難で、ろ過エレメントeの交換がむずかしくかなりの時間を要 している。
【0004】 そこで、この考案はろ過エレメントの交換のためにカバーを取外したり、上方 に回動させたりする必要がなく、広いセットスペースも必要とせずにエレメント の交換を容易迅速に行うようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のためにこの考案は、エンジン用のエアクリーナとして、上部に 入口パイプを備え下部に出口パイプを有するケース本体を上下一体な非分割型と なし、その内側のほぼ中央高さ位置に四方に棚板を設け、この棚板上には、下側 周囲部に弾性シール材を装着した角形のろ過エレメントを位置決めして配設し、 そのろ過エレメントをケース本体の後壁に設けたガイド部材に摺動かつ回動可能 に取付けた枠状の押え部材で抑止するようになし、ケース本体の前壁には上記ろ 過エレメント出入用の開口を設け、この開口を、下端又は上端が上記押え部材の 前部横杆に回動可能に連結された上下の扉部材で開閉自在におおい、下扉部材を 前壁に設けたクリップ部材でケース本体にロックするようにしたことを特徴とし ている。
【0006】
【実施例】
図1は手前側の壁体を除去してこの考案に係るエアクリーナの全体を斜めに示 し、図2はそのX−X線に沿った平面を示すものであり、11は合成樹脂又は金 属板で上下一体で非分離型に形成されたケース本体で、内部のほぼ中央高さ位置 に水平な棚板12が四方から内向きに張出して設けられ、後部(図で左側)の棚 板12は他の三方のものより若干幅広で、その上の左右(図で前後)所定の位置 にろ過エレメントeの位置決め部材12aが設けられており、又前部の棚板12 の中央部は若干前方に張出していて扉受けをなしている。
【0007】 四方の棚板12上には、図5のように波状にひだ付け加工されたろ紙13の長 手方向両側面に形体保持用の紙製の側板13bを貼り付けると共に両端に鉄板製 の端板13aを取付け、下側周囲部にウレタン等の弾性シール材14を装着した 角形のろ過エンメントeに鉄板製で枠状箱形の補強カバー15を被嵌して、その 後端を上記位置決め部材12aに当接させて配設されている。
【0008】 ケース本体11の前壁(図で右側壁)11aには上記補強カバー15付きのろ 過エレメントeを出し入れする大きさの角形の開口11cが設けられていて、そ の開口11cの部分には次のようにして上下に分割された扉部材16a,16b が開閉自在に配設されている。
【0009】 即ち、上扉部材16aの上端は開口11cの上端両側に設けられたブラケット 19に回動可能に軸支され、かつ上扉部材16aの下端と下扉部材16bの上端 はろ過エレメントの被嵌カバー15を抑止する角枠状の押え部材18の前部横杆 18aにそれぞれ回動可能に連結されており、下扉部材16bの下端部はL字形 に折曲されていて、開口11cを閉じた際にはカバー本体11内側の前部棚板1 2に係合し、前壁11aの下部両側に回動自在に取付けられたクリップ部材20 の屈曲係止部によってロックされている。
【0010】 一方、カバー本体11の後壁(図で左側壁)11bには、横長なガイド孔17 aをろ過エレメントの補強カバー15の上面にほぼ一致させた左右一対のガイド 部材17が設けられ、それらのガイド孔17aには上記押え部材18の後部横杆 18bが摺動かつ回動可能に嵌合されている。
【0011】 かくて、ケース本体11の内部は四方の棚板12及びその上に配置された補強 カバー付きのろ過エレメントeにより上部のダーテイサイドと下部のクリーンサ イドに区分され、一方の側壁には上部のダーテイサイドに通じる入口パイプ21 が取付けられると共に他方の側壁には下部のクリーンサイドに通じる出口パイプ 22が取付けられている。
【0012】 使用時には空気取入れ側のダクトD及び入口パイプ21を介しダーテイサイド に外気が取入れられ、その外気はろ過エレメントeを横切ることにより浄化され てクリーンサイドに出て、出口パイプ22及び取出し側のダクトDを介し吸気管 側に流れていく。
【0013】 そして、長期の使用により、ろ過エレメントeが目詰まりした際には、図3の ように先ず、クリップ部材20を下方に回動させて下扉部材16bのロック状態 を解き、下扉部材16bを下端折曲部を持って上方に回動させ、これがほぼ水平 になったところで図4のように下扉部材16bを内側に押し込めば、上扉部材1 6aが軸支部を支点として上方に回動することになり、それにしたがって押え部 材18の前部横杆18aが持ち上げられると同時に後部横杆18bがガイド孔1 7aを後方に移動し、ろ過エレメントeに対する押え部材18の抑止が解除され ると共に前壁11aの開口11cが開かれる。
【0014】 そこで、目詰まりしたろ過エレメントeを補強カバー15と共に前方に引いて 取出し、その開口11cから新しいろ過エレメントに補強カバー15を被嵌した ものを差し入れ、下扉部材16bを前方に引き出しながら下方に回動させれば、 押え部材18が前側に移動しつつ新しいろ過エレメントeを抑止し、それと同時 に上,下の扉部材16a,16bが前壁の開口11cを閉じることになり、これ をクリップ部材20でロックすることにより図1の使用可能の状態に戻る。
【0015】 なお、図示の例では、入口パイプ21及び出口パイプ22を一方又は他方の側 壁に設けるようにしたものを示したが、入口パイプ21は上壁に、出口パイプ2 2は下壁に設けるようにしてもよい。又、ろ過エレメントeの端板13a及び側 板13bが充分に剛性を持つならば、補強カバー15は必ずしも必要としない。 更に、ケース本体11に設ける棚板12は本体の下部が幅狭くなるように絞り 込んで形成してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のようにこの考案では、エンジン用のエアクリーナとして、ケース本体を 上下一体な非分割型となし、前壁には一定大きさの開口を設け、その開口を上下 の扉部材でおおい、これら上下の扉部材の下端又は上端をろ過エレメントの枠状 の押え部材の前部横杆に回動可能に連結し、下扉部材を回動かつ押し込み操作す るだけで開口を開くと共にろ過エレメントに対する押えを解いて、ろ過エレメン トを前壁の開口から出し入れするようにしたので、ろ過エレメントの交換に当た り、従来のようにカバーを本体から取外したり、カバーを上方に大きく回動させ る必要がなく、狭隘な場所での使用に適したものであり、又入口パイプや出口パ イプに接続されるダクトにも制約を受けることなく、これを取外したりせずにろ 過エレメントを簡単に交換することができ、作業に手間取らず、能率を向上させ ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るエアクリーナの一つの側壁を除
いて示す斜視図。
【図2】図1のX−X線に沿って示す平断面図。
【図3】下扉部材を回動させた状態を示す断面図。
【図4】ろ過エレメントの押えを解除した状態を示す断
面図。
【図5】ろ過エレメントと補強カバーの分離斜視図。
【図6】従来品の断面図。
【図7】その平面図。
【符号の説明】
11 ケース本体 11a 前壁 11b 後壁 11c 開口 12 棚板 13 ろ紙 14 弾性シール材 15 補強カバー 16a 上扉部材 16b 下扉部材 17 ガイド部材 18 押え部材 20 クリップ部材 e ろ過エレメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に入口パイプを備え下部に出口パイ
    プを有するケース本体を上下一体な非分割型となし、そ
    の内側のほぼ中央高さ位置に四方に棚板を設け、この棚
    板上には、下側周囲部に弾性シール材を装着した角形の
    ろ過エレメントを位置決めして配設し、該ろ過エレメン
    トをケース本体の後壁に設けたガイド部材に摺動かつ回
    動可能に取付けた枠状の押え部材で抑止するようにな
    し、ケース本体の前壁には上記ろ過エレメント出入用の
    開口を設け、該開口を、下端又は上端が上記押え部材の
    前部横杆に回動可能に連結された上下の扉部材で開閉自
    在におおい、下扉部材を前壁に設けたクリップ部材でケ
    ース本体にロックするようにしてなるエンジンン用のエ
    アクリーナ。
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