JPS5936495Y2 - 産業車両のエア−クリ−ナ装置 - Google Patents

産業車両のエア−クリ−ナ装置

Info

Publication number
JPS5936495Y2
JPS5936495Y2 JP12288679U JP12288679U JPS5936495Y2 JP S5936495 Y2 JPS5936495 Y2 JP S5936495Y2 JP 12288679 U JP12288679 U JP 12288679U JP 12288679 U JP12288679 U JP 12288679U JP S5936495 Y2 JPS5936495 Y2 JP S5936495Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
cover
air cleaner
engine cover
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12288679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5640016U (ja
Inventor
政雄 中根
鉱司 鈴木
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
Priority to JP12288679U priority Critical patent/JPS5936495Y2/ja
Publication of JPS5640016U publication Critical patent/JPS5640016U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5936495Y2 publication Critical patent/JPS5936495Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フォークリフトやショベルローダ等の産業車
両におけるエアークリーナ装置に関するものである。
一般に、フォークリフトにおけるエアークリーナはエン
ジンルーム内のフレーム上に配置されるのが普通であり
、そして排気マニホルドの高熱から避けるために、エン
ジン型式に応じてエンジンの右側方または左側方に配置
されるようになっている。
すなわち、エアークリーナの位置は必ずしも特定されて
おらず、車両に搭載されるエンジンの型式の相違により
配置を変えることが行われている。
また、良く知られているように、エンジンルーム内のス
ペースが狭いことから、エアークリーナはその位置は勿
論のこと容量にも自ずと制約を受けるものであり、しか
もエアークリーナが狭いスペースに窮屈な状態で配置さ
れていることはそのサービス性の悪化原因となる。
さらには、エアークリーナがエンジンの側方に配置され
ることから、エンジンオイルのレベルゲージ、オイルフ
ィルタ、フューエルポンプ等の点検・修理が行ないにく
いなどの欠点も有していた。
本考案は、上述した従来の問題点を除去することを目的
としたもので゛ある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図において、1は左右のサイドフレームを示し、このサ
イドフレーム1上にはエンジンルームを覆うエンジンフ
ード2が載置され、該エンジンフード2は図示はしない
が車体後部に回動可能に取付けられている。
エンジンルームの前側ヲ覆つフロントエンジン力バー3
は、エンジンフード2とは別体に形成され、その下端水
平部分が左右のサイドフレーム1上面に立設固定されて
おり、またフロントエンジンカバー3は前方に向って中
高状をなすように彎曲形成されている。
しかして、フロントエンジンカバー3の裏面には外気取
入用の所要の空間を形成すべく裏板4がその全周縁部分
を溶接等によって固着され、この裏板4の中央部にはフ
ィルターエレメント5を収納する円形のエレメント収納
部6が後方(エンジンルーム内)に向って一体に膨出形
成されている。
また、フロントエンジンカバー3の左右両側には裏板4
とフロントエンジンカバー3とで作られた空間に外気を
導入するエアー導入ロアが上下2個ずつ開設され、さら
にフロントエンジンカバー3の中央部には円形のエレメ
ント交換口8が開設されている。
エレメント交換口8には、前記エレメント収納部6の中
央部に固定された門形の取付金具9にボルト10および
蝶ナツト11を介して把手12 a付きの蓋板12が離
脱可能に取付けられており、そしてエレメント収納空間
に収納されたフィルターエレメント5は蓋板12によっ
てエレメント収納部6の壁面に押付けられて安定状態に
保持されている。
なお、13はエレメント交換口8の円周縁に取付けられ
たパツキンである。
前記エレメント収納部6の壁面はぼ中央部には浄化空気
の吸気口14が設けられ、この吸気口14はホース15
を介してキャブレター16と接続されている。
17はエンジン、18は吸気管を示す。
本実施例のエアークリーナ装置は上述のように構成した
ものであり、従って外気を直接エアー導入ロアからフィ
ルターエレメント5に導いて浄化せしめたるのちキャブ
レター16に流入させることができるものであって、こ
のことは従来のようにエンジンルーム内の空気を導入す
るものに比べて導入空気の鮮度の点できわめて有利であ
る。
また、本エアクリーナ装置はフロントエンジンカバー3
に一体に設けられていることから、エンジンルーム内の
スペースを広くすることが可能であるばかりでなく、エ
アークリーナ自体の濾過面積を大きくしてその性能向上
を図ることが可能であるとともに構造の簡潔化が可能と
なり、さらに比較的排気熱の影響を受は難いエンジン前
方位置にあることから、エンジンの型式如何に拘らずそ
の配置をいちいち変える必要がなくなり、組付上有利と
なる。
しかも、エアークリーナをフロントエンジンカバー3に
設けたことによってフロントエンジンカバー自体の補強
を図ることか′でき、またフィルターニレメン1〜5の
交換や点検をエンジンフード2を開放せずに実施できる
ため、サービス性がすこぶる良化向上されるものである
さらには、エンジンオイルのレベルゲージ、オイルフィ
ルタ、フューエルポンプ等の点検・修理が容易に行なえ
るという見逃し難い効果をも奏する。
以上詳述したように、本考案はフロントエンジンカバー
を利用してエアークリーナ装置を構成したことにより、
エレメント交換をエンジンフードを閉塞したままで外側
から行なうことができ、また十分な広さのエレメント収
納空間が得られ、かつ汎用性のあるエレメントを使用し
得るものであって、しかも吸気抵抗が少なく外気をスム
ーズに流入することができるものである。
また、本考案のエアークリーナ装置はフロントエンジン
カバーに一体状に組付けたものであるから、たとえばエ
アークリーナをエンジンフードに組込んだ場合の問題、
つまり、エンジンフードを開放したもとでのエンジンサ
ービス時にエアークリーナを通さずに吸気されるという
不具合が解決されるものであり、しかもエアークリーナ
装置を車幅方向のほぼ中央部に配置できるため、キャブ
レターと配管する場合の取回しが、エンジンの型式ある
いは配列の違いに伴うキャブレターの配置如何に拘らず
容易に実施することができる。
さらには、エンジンルームをカバーする部材とエアーク
リーナを構成する部材とを兼用することから、部材点数
を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は正面図、第2図
は平断面図、第3図は側断面図である。 3・・・・・・フロントエンジンカバー 4・・・・・
・裏板、5・・・・・・フィルターエレメント、6・・
・・・・エレメント収納部、7・・・・・・エアー導入
口、8・・・・・・エレメント交換口、12・・・・・
・蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームの前面以外の部分を覆うべくサイドフレ
    ーム上に開閉可能に載置されたエンジンフードと、エン
    ジンルームの前面を覆うべくサイドフレーム上に立設固
    定されたフロントエンジンカバーとを備えた産業車両に
    おいて、前記フロントエンジンカバーと、このフロント
    エンジンカバーの裏面に設けた裏板とによって車幅方向
    のほは沖央部にエレメント収納空間部を形成するととも
    に、このエレメント収納空間部の裏側にはキャブレター
    とホースを介して接続される吸気口を形成し、かつ表側
    には離脱可能の蓋板によって閉塞されるエレメント交換
    口を形成し、前記フロントエンジンカバーの適所にはエ
    レメント収納空間部へ外気を導入するエア導入口を設け
    たことを特徴とする産業車両のエアークリーナ装置。
JP12288679U 1979-09-05 1979-09-05 産業車両のエア−クリ−ナ装置 Expired JPS5936495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12288679U JPS5936495Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 産業車両のエア−クリ−ナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12288679U JPS5936495Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 産業車両のエア−クリ−ナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5640016U JPS5640016U (ja) 1981-04-14
JPS5936495Y2 true JPS5936495Y2 (ja) 1984-10-08

Family

ID=29354910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12288679U Expired JPS5936495Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05 産業車両のエア−クリ−ナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5936495Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839379U (ja) * 1981-09-09 1983-03-15 株式会社クボタ トラクタにおけるエアークリーナ取付構造
JPS58118521U (ja) * 1981-12-23 1983-08-12 ミツミ電機株式会社 消去ヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5640016U (ja) 1981-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4440555A (en) Engine compartment and air cleaner
US6435264B1 (en) Cooling system for working vehicle
US5042602A (en) Loader
EP1650426A2 (en) Utility Vehicle
CN108930614A (zh) 摩托车的空气滤清器
JPS5936495Y2 (ja) 産業車両のエア−クリ−ナ装置
JP3569809B2 (ja) 自動2輪車のエアクリーナ
JP2511364Y2 (ja) 作業車両
JP6260635B2 (ja) 作業機械
JP2824313B2 (ja) トラクタのボンネット機構
JP3380449B2 (ja) 自動二輪車の補器配置構造
JP2511365Y2 (ja) 作業車両用エンジンの吸気装置
JP2938782B2 (ja) バックホウのボンネット構造
JP3881170B2 (ja) 旋回作業機のボンネット構造
JP4224158B2 (ja) トラクタのボンネット構造
JPS6033326Y2 (ja) 自動二輪車用空気清浄器
JPH0724439Y2 (ja) スキッドステア式作業車両
JPH0344620Y2 (ja)
JPH0335624Y2 (ja)
JP2509282Y2 (ja) 作業車両のエンジン付属機器の取付け構造
JPH0712663Y2 (ja) トラクタのエンジン排気装置
JP3089275B2 (ja) 自動二輪車用エアクリーナ装置
JPS6132099Y2 (ja)
JPH06255538A (ja) トラクタの吸気装置
JP2557571B2 (ja) ローントラクタの燃料コック取付構造