JPH06173617A - 軸に限定揺動可能に支持された少なくとも1個のカムを有するカム軸装置 - Google Patents

軸に限定揺動可能に支持された少なくとも1個のカムを有するカム軸装置

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JPH06173617A
JPH06173617A JP20162593A JP20162593A JPH06173617A JP H06173617 A JPH06173617 A JP H06173617A JP 20162593 A JP20162593 A JP 20162593A JP 20162593 A JP20162593 A JP 20162593A JP H06173617 A JPH06173617 A JP H06173617A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カム軸が確実にシールされかつ摩耗しないよ
うに、カム軸装置を改良することである。 【構成】 カム軸装置は少なくとも1個のカム2,3,
4,5を備えている。このカムは所定の角度範囲内で付
設の閉鎖ばねの作用を受けて、軸1と相対的に限定揺動
可能である。すべてのカム2〜9とこのカムの間に延設
されたスペーサスリーブ13〜19が軸1に嵌められ、
ストッパー27,28の間で軸上に挟持されている。そ
れによって、スペーサスリーブが、揺動可能なカム2,
3,4,5内に揺動継手34の構成要素として設けられ
かつ緩衝液を充填した凹部をシールしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸と、所定の角度範囲
内で軸と相対的に揺動可能に軸によって支持された少な
くとも1個のカムと、角度範囲を決定する揺動継手とを
具備し、カムが軸通過用の軸方向の貫通穴を備え、揺動
継手が軸上の連行体とカムに形成した凹部とを備え、こ
のカムの凹部が周方向の遊びをもって連行体を収容し、
貫通穴から延び、そして緩衝液を含んでいる、特に内燃
機関のガス交換弁を操作するためのカム軸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】個々のカムの限定揺動は例えば内燃機関
のガス交換弁の場合に所定の弁ストローク曲線を生じる
ために重要である。例えばドイツ連邦共和国特許第32
34640号明細書(F01L 1/04)とドイツ連
邦共和国特許出願公開第4100087号明細書(F0
1L 1/34)には、内燃機関のガス交換弁のための
冒頭に述べた種類のカム軸装置が記載されている。この
場合、カムを支持する軸と相対的にカムを限定揺動させ
て弁閉鎖時点をずらすことにより、機関の回転数が高い
ときに比較的に広い幅の弁ストローク曲線が生じ、低い
回転数のときに狭い弁ストローク曲線が生じる。その
際、ストローク曲線の立ち上がりは回転数に依存しな
い。しかし基本的には、弁ストローク曲線の立ち上がり
を可変になるようカム軸装置を設計することができる。
【0003】連続的に延長する弁ストローク曲線を生じ
るため、特にカム面と弁の間の接触の中断を避けるため
に、連行体を収容するカム内面の凹部に、緩衝液を設け
ることが非常に重要である。これはカム軸ひいてはこの
カム軸を装備した機関の全回転数範囲においてシールの
問題をもたらす。
【0004】前記の技術水準(ドイツ連邦共和国特許出
願公開第4100087号明細書)にはこのシールの問
題を考慮した構造的な解決策が記載されているが、この
解決策は揺動可能なカムの比較的に複雑な構造を含んで
いる。
【0005】考慮すべき他の問題は、技術水準では帯片
状の連行体とカムの凹部の半径方向の画成面との間の許
容されない摩擦の妨害である。これは特に、ドイツ連邦
共和国特許第3234640号明細書の場合にように連
行体が軸の軸線平行な溝に挿入された付加的な成形部材
によって形成されているときに当てはまる。この成形部
材は遠心力を受ける。ドイツ連邦共和国特許出願公開第
4100087号明細書の解決策の場合のように連行体
が軸と一体にあるいは軸の構成部分によって作られてい
ると、不所望な摩耗を避けるために、非常に正確な製作
が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に述べたカム軸装置を次のように改良するこ
とである。すなわち、その利点、特に弁閉鎖ばねの力の
作用とカム軸の回転数だけによって弁ストローク曲線が
可変であるという利点を保ちつつ、付加的なコストをか
けずに、申し分のない運転が保証されるよう、特にカム
軸が確実にシールされかつ摩耗しないように改良するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、すべてのカ
ムとこのカムの間に設けられたスペーサスリーブが軸に
嵌められ、かつ軸上のストッパーの間で挟持され、それ
によって少なくとも一つの揺動可能なカムに接するスペ
ーサスリーブの端面が、カムの揺動運動を可能にしかつ
緩衝液用の所定の流出隙間を形成するようカムの凹部を
シールし、連行体が軸に回転可能に支持されたころとし
て形成され、このころの端部範囲が揺動可能なカムの軸
方向長さを越えて突出し、隣接するスペーサスリーブの
端面側の凹部内に支承されていることによって解決され
る。本発明の有利な構成は請求項の従属項に記載してあ
る。
【0008】本発明の利点はその製作しやすさにある。
軸によって支持されたすべての構成部品、すなわち揺動
しないカムと、限定揺動可能なカムと、このカムの間に
設けられたスペーサスリーブを、軸に簡単に嵌めて、カ
ム軸の端部ストッパーの間で挟持し、それによって連行
体を収容するための凹部が密封閉鎖され、個々のカムが
相対的に揺動可能である。連行体がころとして形成さ
れ、かつ回転運動を許容するよう軸の凹部によって支持
され、連行体の端部範囲が隣のスペーサスリーブに支承
されているという事実により、最適な摩耗状態が達成さ
れる。ころは、付設の凹部の画成壁を摩耗させる尖った
縁部を有していない。更に、凹部はころ用の保持部材と
しての働きをしないで、隣のスペーサスリーブの端面側
の凹部がこの働きのために設けられ、かつ設計されてい
る。
【0009】勿論、揺動運動時に互いに滑動する面の材
料選択は、耐摩耗性およびシール性にとって重要であ
る。この観点から、ころを完全硬化された材料で作り、
軸と揺動可能なカムを軟窒化および表面参加すると有利
である。ここでは、ドイツ連邦共和国特許第32256
86号明細書(C23F 17/00)によって知られ
ているNiOx法と呼ばれる方法を、構成部材の表面の
熱処理のために使用可能である。
【0010】
【実施例】次に、図に基づいて本発明の複数の実施例を
説明する。図1は本発明に従って形成された四シリンダ
内燃機関用カム軸の縦断面を示している。図2,3,
4,5は、図1においてローマ数字で示した横断面を示
している。図6は燃焼室当たり2個の吸気弁を備えた内
燃機関のカム軸の実施例を示している。図7,8は好ま
しいころ形状の横断面図と正面図である。
【0011】カム軸は図2〜5において時計回りに回転
すると仮定する。カム軸は主要な構成部品として、軸1
と、異なる燃焼室(シリンダ)に付設された吸気カム
2,3,4,5と、同様に異なる燃焼室に付設された排
気カム6,7,8,9とを備えている。この吸気カムと
排気カムは図1において右側から軸に嵌められている。
すべての排気カム6〜9はキーを介して軸1に相対回転
不能に連結されている。このキーのうち、キー10,1
1,12だけが図示してある。軸1は、図2〜5に基づ
いて説明するように、吸気カム2〜5を、周方向におい
て所定の角度範囲だけ限定的に揺動可能に支持してい
る。
【0012】互いに隣接するカムの間隔はスペーサスリ
ーブ13,14,15,16,17,18,19によっ
て保たれている。このスペーサスリーブは吸気カム2,
3,4,5寄りのその端面に、このカムの揺動運動を許
容する所定の密着接触を達成するために、つば状の拡大
部20,21,22,23,24,25,26を備えて
いる。ここで“所定の密着”とは、緩衝液を絞って流出
させるために、そこに所定の隙間が存在することである
と理解すべきである。請求項6に従って、軸1とそれに
嵌められる部材の材質を適当に選択することにより、隙
間幅を緩衝液のその都度の粘度に合わせると有利であ
る。
【0013】軸に嵌められて支持されたこれらの要素は
すべて、軸肩部27によって形成されたストッパーと他
のストッパー28との間で軸方向において挟持されてい
る。このストッパー28は軸1にねじ込まれたねじ29
を含んでいる。
【0014】図2,3,4,5に基づいて4個の吸気カ
ム2,3,4,5の範囲の状態を考察すると、この吸気
カムが、機関の運転によって決まる付設の吸気弁の行程
相に相応して、周方向にずれていることが判る。吸気カ
ム2の場合には、所属の吸気弁がその閉鎖位置を占め、
吸気カム4の場合には、所属の吸気弁がその最大開放位
置の直前にある。カム3,5によって操作される吸気弁
は閉鎖状態にある。吸気カムは、図2,3,4,5に示
した、軸1と相対的なその揺動位置に、ばね30,3
1,32,33によって付勢されている。このばねは隣
接する排気カムに掛けられている。
【0015】すべての吸気カム2,3,4,5が同一に
形成されているので、特にカムと軸1の間の揺動継手
(揺動連結部)については、吸気カム5に基づいて、す
なわち図5に基づいて説明するだけで充分である。
【0016】揺動継手は主要な構成部品として、連行体
としてのころ34と、軸1のための中央の貫通穴36か
ら延びる、ころを収容するための凹部37とを備えてい
る。ころは軸1の軸線平行な条溝状凹部35によって回
転運動を許容するよう支持されている。凹部37は所定
の揺動角度範囲にわたって延びている。凹部37は軸1
の横方向通路38(あるいは軸方向に並べて設けられた
複数の横方向通路)を介して、縦方向通路39に接続し
ている。この縦方向通路自体は内燃機関の油供給部に接
続されている。その際、油はカム5と軸1との相対運動
の緩衝液としての働きをする。
【0017】図5に示した揺動位置では、カム5は軸1
の回転時にころ34を介して軸によって連行回転され
る。弁の閉鎖運動の開始の際、すなわちカム5の揺動運
動時にその後側の側面40がストローク弁に接触すると
き、その閉鎖ばねがころ34と相対的にカム5を時計回
りに揺動させるので、往復弁の加速閉鎖が達成される。
この閉鎖は凹部内にある緩衝液によって緩衝される。閉
鎖時点をこのように早めることは回転数に依存する。
【0018】図1から判るように、連行ころ34は所属
のカム5の軸方向長さよりも長く形成されているので、
連行ころの端部範囲は、隣接するスペーサスリーブ1
8,19の端面側の凹部44,45に収容されている。
これは他の吸気カム2,3,4の連行ころ41,42,
43にも当てはまる。凹部44,45は連行ころ34の
本来のガイドである。それによって、連行ころ34と、
それを収容する凹部37の外側の画成面との接触、ひい
てはこの個所の摩耗が避けられる。
【0019】貫通穴36の画成壁と軸1の外周面との密
着接触は、例えばカム5の基礎円範囲の下方に揺動継手
34,37を配置することによって補助される。図6
は、所定の角度範囲内で軸60と相対的に一緒に揺動可
能な2個のカム61,62を備えたカム軸装置の一部を
示している。図から判るように、両カムは同じように配
向されている。すなわち、それに付設された往復弁は同
時に操作され、同時に閉鎖位置を占める。両カム61,
62の間に連結スリーブ63が設けられている。この連
結スリーブはスペーサスリーブと同様に、軸60に回転
可能に支承され、揺動可能な両カム61,62の間の相
対回転不能な連結を行う。連行ころ64は両カム61,
62にとって共通のものである。すなわち、連行ころは
連結スリーブ63の凹部を貫通している。この連結スリ
ーブは、3個の部材61,62,63を通過する凹部6
5を生じるような形をしている。カムと軸60との間の
揺動継手の構成要素としてのこの凹部の形状と目的につ
いては既に述べた。
【0020】連結スリーブ63は共通のカム軸のための
軸受台66の下方または中で延びている。それによっ
て、部材63と66の間の軸受摩擦により、付設のスト
ローク弁を閉鎖した後、カム61,62をその出発位置
に戻すことが補助される。場合によっては、図1の部材
30〜33に対応するばねを省略可能である。
【0021】実施例に前記説明から判るように、所定の
弁開閉時間を保つためには、カム軸に回転可能に支持さ
れたころと、カムに形成された凹部の、ころ寄りの半径
方向画成壁との間で、所定のシール作用を維持すること
が重要である。設計が異なるカム軸の場合には、各々の
カム軸構造のために、所定の直径を有するころを在庫と
して保有すべきであることを意味する。この場合、図
7,8に基づいて次に説明するころ構造が有利である。
【0022】図7に示すように、カム軸71に揺動可能
に設けられたカム70は緩衝室と呼ばれる凹部72を備
えている。この凹部はカム軸71の横方向通路73を介
して、カム軸71の中央の緩衝液供給部74に流体接続
されている。前記実施例で既に述べたように、ころ75
はカム軸71によって回転可能に支持されている。しか
し、このころ75はシール条片76を備えている。ころ
75がカム軸71に回転可能に支承されているので、こ
のシール条片は凹部72内の圧力の作用を受けて(およ
び場合によってはばねや遠心力の作用を受けて)矢印方
向、すなわち図7に示すように時計回りに揺動させら
れ、凹部72の画成壁または画成面77に密封接触す
る。従って、ころ75の外周部と前記画成壁77の間に
隙間78が形成されるので、異なる寸法を有する装置の
場合、シール条片を含む同じころ構造体を使用すること
ができる。シール条片のために、面77に密封接触する
よう柔らかい材料、例えば打抜き可能な薄板が使用され
る。
【0023】図8から判るように、両部材75,76は
例えばレーザ溶接によって互いに連結されている。シー
ル条片76の長さは凹部72の長さ(図7において図面
の面に対して垂直に測った長さ)に一致している。
【0024】図9は、カム90が直径方向に位置する二
つの凹部91,92を備え、カム軸93が直径方向に位
置する二つのころ94,95を備えた装置の横断面を示
している。両凹部91,92は横方向通路96を介して
カム軸93内の中央の緩衝液供給部97に一時的に流体
接続する。一方のころ95を弾性的なシール材料で形成
可能であるこの“二室型装置”は、特に弾性的なころ9
5が図示のように他のころ94よりも前に当接すると、
油緩衝を改善し、油不足時に非常時緩衝特性を改善す
る。
【0025】
【発明の効果】本発明により、運転時の耐摩耗性が良好
で、大量生産しやすい組み立てが可能であるという利点
を有する冒頭に述べたカム軸装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って形成された四シリンダ内燃機関
用カム軸の縦断面を示す図である。
【図2】図1のII−II線に沿った横断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った横断面図であ
る。
【図4】図1のIV−IV線に沿った横断面図である。
【図5】図1のV−V線に沿った横断面図である。
【図6】燃焼室当たり2個の吸気弁を備えた内燃機関の
カム軸の実施例を示す図である。
【図7】好ましいころ形状の横断面図である。
【図8】好ましいころ形状を示す図である。
【図9】2個のころを備えた装置を示す図である。
【符号の説明】
1 軸 2〜9 カム 13〜19 スペーサスリーブ 27,28 ストッパー 34 ころ 36 貫通穴 37 凹部 44,45 凹部 61,62 カム 63 連結スリーブ 72 凹部 75 ころ 76 シール条片 77 画成壁 78 隙間 91,92 凹部 93 カム 94,95 ころ 97 緩衝液供給部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイートリッヒ・デイストラー ドイツ連邦共和国、ウオルフスブルク28、 フオン−ランゲン−ストラーセ、16 (72)発明者 パナジオテイス・アダミス ドイツ連邦共和国、ウオルフスブルク12、 テオドール−レーン−ストラーセ、43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸と、所定の角度範囲内で軸と相対的に
    揺動可能に軸によって支持された少なくとも1個のカム
    と、角度範囲を決定する揺動継手とを具備し、カムが軸
    通過用の軸方向の貫通穴を備え、揺動継手が軸上の連行
    体とカムに形成した凹部とを備え、このカムの凹部が周
    方向の遊びをもって連行体を収容し、貫通穴から延び、
    そして緩衝液を含んでいる、特に内燃機関のガス交換弁
    を操作するためのカム軸装置において、すべてのカム
    (2〜9)とこのカムの間に設けられたスペーサスリー
    ブ(13〜19)が軸(1)に嵌められ、かつ軸上のス
    トッパー(27,28)の間で挟持され、それによって
    少なくとも一つの揺動可能なカム(2,3,4,5)に
    接するスペーサスリーブ(13〜19)の端面が、カム
    (5)の揺動運動を可能にしかつ緩衝液用の所定の流出
    隙間を形成するようカムの凹部(37)をシールし、連
    行体が軸(1)に回転可能に支持されたころ(34)と
    して形成され、このころの端部範囲が揺動可能なカム
    (5)の軸方向長さを越えて突出し、隣接するスペーサ
    スリーブ(18,19)の端面側の凹部(44,45)
    内に支承されていることを特徴とするカム軸装置。
  2. 【請求項2】 一方のストッパー(28)が軸(1)の
    端部にねじ込まれたねじ部分(29)を含んでいること
    を特徴とする請求項1のカム軸装置。
  3. 【請求項3】 揺動継手の凹部(37)が実質的に、カ
    ム(5)の基礎円範囲の下方に設けられていることを特
    徴とする請求項1または2のカム軸装置。
  4. 【請求項4】 ころ(34)が完全硬化された材料から
    なり、軸(1)と揺動可能なカム(5)が軟窒化および
    表面を酸化した材料からなることを特徴とする請求項1
    から3までのいずれか一つのカム軸装置。
  5. 【請求項5】 同じように配向された揺動可能な複数の
    カム(61,62)が、その間においてカム軸軸受(6
    6)の下方に設けられた連結スリーブ(63)によって
    相対回転しないように連結されていることを特徴とする
    請求項1から4までのいずれか一つのカム軸装置。
  6. 【請求項6】 隙間の幅が温度の低下と共に緩衝液の粘
    度の上昇に対応して増大するように調節された熱膨張係
    数を有する材料が選択されていることを特徴とする請求
    項1から5までのいずれか一つのカム軸装置。
  7. 【請求項7】 ころ(75)が凹部(72)内を延びる
    シール条片(75)を支持し、このシール条片が緩衝液
    の圧力を受けて凹部(72)の画成壁に密封接触するこ
    とを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つのカ
    ム軸装置。
  8. 【請求項8】 ころ(75)と壁(77)の間に隙間
    (78)が形成されていることを特徴とする請求項7の
    カム軸装置。
  9. 【請求項9】 特に直径方向に対抗する二つの凹部(9
    1,92)がカム(93)に設けられ、この凹部が少な
    くとも一時的にカム軸(93)の中央の緩衝液供給部
    (97)に流体接続し、軸(93)内に回転可能に支持
    されたころ(94,95)がこの凹部内に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つ
    のカム軸装置。
  10. 【請求項10】 一方のころ(95)が予備ストパーを
    形成するために弾性的な材料からなることを特徴とする
    請求項9のカム軸装置。
JP20162593A 1992-08-17 1993-08-13 軸に限定揺動可能に支持された少なくとも1個のカムを有するカム軸装置 Expired - Fee Related JP3422528B2 (ja)

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