JPH06173297A - ホイール式建設機械のシャーシ構造 - Google Patents

ホイール式建設機械のシャーシ構造

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JPH06173297A
JPH06173297A JP35067592A JP35067592A JPH06173297A JP H06173297 A JPH06173297 A JP H06173297A JP 35067592 A JP35067592 A JP 35067592A JP 35067592 A JP35067592 A JP 35067592A JP H06173297 A JPH06173297 A JP H06173297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
view
construction machine
type construction
side plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP35067592A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nishimura
悟 西村
Bunta Kondou
聞太 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業機を備えた上部旋回体と、走行装置を備
えた下部シャーシとにより構成されるホイール式建設機
械の、下部シャーシに搭載した走行装置が、不整地作業
時に乗り上げ等で損傷するのを防止する。 【構成】 下部シャーシのフレームを、薄肉の板金一体
構成で断面形状が舟型の側板2と、上面板3とより構成
し、走行装置のコンポネントである車軸31、図示しな
い油圧モータ、変速機、プロペラシャフト等を側板2の
内側に配設する。ホイール32はフレームに固着したブ
ラケット7に支持部材36を介して装着し、車軸31と
連結する。不整地作業時、車両が乗り上げてもコンポネ
ントはフレームの側板2に保護されているため、損傷す
ることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上部旋回体を有する油
圧パワーショベル、あるいはラフテレンクレーン等のホ
イール式建設機械の下部シャーシに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の油圧パワーショベルの外観
図であり、作業機21、運転室22およびエンジンルー
ム23を備えた上部旋回体20は、下部シャーシ40の
フレーム41に装着されている。
【0003】図示しないエンジンは、エンジンルーム2
3に収納されており、エンジンの発生する動力は下部シ
ャーシ40に装着された走行装置30によりホイール3
2に伝えられる。
【0004】図10は油圧パワーショベルのフレームの
第1例を示し、(a)は全体斜視図、(b)は横断面図
である。フレーム41は左右の側板42と上面板43と
から構成され、上面板43には旋回サークル取付座44
が固着されている。
【0005】図11は油圧パワーショベルのフレームの
第2例を示し、(a)は全体斜視図、(b)は横断面図
である。フレーム45は2個のボックス型断面の主桁4
6により構成され、上部には旋回サークル取付座47が
固着されている。
【0006】図12はラフテレンクレーンのフレームの
例であり、(a)は全体斜視図、(b)は横断面図であ
り、図11に示した油圧パワーショベルのフレームの第
2例と同様に、ボックス型断面の主桁48により構成さ
れている。
【0007】図13は図10のフレームを用いた油圧パ
ワーショベルの下部シャーシ40の側面図であり、フレ
ーム41の上部の旋回サークル取付座44には2点鎖線
で示す旋回サークル16が装着されている。
【0008】フレーム41の下部の前後には、2点鎖線
で示すようにホイール32を備えた車軸31が装着さ
れ、中央部には油圧モータ33を取着した変速機34が
装着されて、プロペラシャフト35により車軸31と連
結している。
【0009】シャーシの構成は図11の油圧パワーショ
ベルの第2例、および図12のラフテレンクレーンの場
合も同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、走行装置のコンポネントである油圧モー
タ、変速機、プロペラシャフト、車軸等がフレームより
下方に位置し、しかも露出しているため、不整地作業時
の乗り上げ等によって走行装置のコンポネントを損傷す
る恐れがある。
【0011】上記問題点に対する対策として、アンダカ
バーやアンダガードを装着する方法があるが、構造が複
雑となり、重量も増加して経済的に不利になるという問
題がある。
【0012】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、不整地作業時の乗り上げ等による走行装置のコ
ンポネントの損傷の恐れのないホイール式建設機械のシ
ャーシ構造を経済的に提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係るホイール式建設機械のシャーシ構造において
は、作業機を備えた上部旋回体と、走行装置を備えた下
部シャーシとより構成されるホイール式建設機械におい
て、前記走行装置のコンポネントを内設する、板金一枚
構成の、断面形状が舟型のフレームを具備せることを特
徴としている。
【0014】
【作用】上記構成によれば、フレームを断面が舟型形状
の一枚の板金で構成し、走行装置のコンポネントをフレ
ーム内に収納したため、車両が不整地等で乗り上げた場
合でもコンポネントはフレームにより保護され、損傷す
ることはない。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係るホイール式建設機械の
シャーシ構造の実施例について、図面を参照して説明す
る。
【0016】図1は油圧パワーショベルの下部シャーシ
の第1実施例の斜視図であり、図2は側面図、図3は図
2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。
【0017】フレーム1は側板2、上面板3、前面板
4、後面板5より構成され、上面板3には旋回サークル
取付座6が固着されている。
【0018】側板2は薄肉の一枚の板金で構成され、断
面形状は図3、図4に示すように舟型をしており、断面
寸法を大きくして強度を確保している。上面板3の幅は
側板2の幅より広い。7はホイール32の昇降装置装着
用のブラケットである。
【0019】車軸31は図2、図3の二点鎖線に示すよ
うに、フレーム1の側板2に固着され、ホイール32は
ブラケット7から支持部材36を介して支持され、車軸
31と連結している。
【0020】油圧モータ33を取着した変速機34は側
板2の内側に装着され、車軸31とはプロペラシャフト
35により連結されている。旋回サークル取付座6には
旋回サークル16が装着されている。
【0021】図5はフレームの第2実施例の断面図であ
り、上面板3の幅が側板2の幅に等しい場合である。
【0022】図6はフレームの第3実施例の断面図であ
り、舟底C部の形状が台形ではなく、三角型をしている
場合である。
【0023】図7はフレームの第4実施例の断面図であ
り、2個のボックス型の主桁10の上面に上面板11
を、下面に舟底型形状の薄板構成の底板12を強度部材
として固着した場合である。
【0024】図8はフレームの第5実施例の断面図であ
り、2個のI型の主桁13の上面に上面板14を、下面
に舟底型形状の薄板構成の底板15を強度部材として固
着した場合である。
【0025】いずれの場合においても、走行装置のコン
ポネントはフレームの内側に収納されている。
【0026】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明は、上部旋
回体を備えたホイール式建設機械の下部シャーシのフレ
ームを、薄肉の板金一枚構成の舟型形状とし、走行装置
のコンポネントを内設するようにしたため、不整地作業
時、車両が乗り上げた場合でも、フレームがコンポネン
トを保護しているため損傷する恐れはない。
【0027】また、構造が簡単であり、軽量であるた
め、経済的なホイール式建設機械のシャーシ構造が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャーシの第1実施例の斜視図であ
る。
【図2】本発明のシャーシの第1実施例の側面図であ
る。
【図3】図2のA−A部を示すフレームの横断面図であ
る。
【図4】図2のB−B部を示すフレームの横断面図であ
る。
【図5】本発明のフレームの第2実施例の横断面図であ
る。
【図6】本発明のフレームの第3実施例の横断面図であ
る。
【図7】本発明のフレームの第4実施例の横断面図であ
る。
【図8】本発明のフレームの第5実施例の横断面図であ
る。
【図9】従来の油圧パワーショベルの側面図である。
【図10】従来の油圧パワーショベルのフレームの第1
例の斜視図である。
【図11】従来の油圧パワーショベルのフレームの第2
例の斜視図である。
【図12】従来のラフテレンクレーンのフレームの斜視
図である。
【図13】従来の油圧パワーショベルのシャーシの側面
図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 側板 3,11,14 上面板 4 前面板 5 後面板 6 旋回サークル取付座 7 ブラケット 10,13 主桁 12,15 底板 16 旋回サークル 30 走行装置 31 車軸 32 ホイール 33 油圧モータ 34 変速機 35 プロペラシャフト 36 支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機を備えた上部旋回体と、走行装置
    を備えた下部シャーシとより構成されるホイール式建設
    機械において、前記走行装置のコンポネントを内設す
    る、板金一枚構成の、断面形状が舟型のフレームを具備
    せることを特徴とするホイール式建設機械のシャーシ構
    造。
JP35067592A 1992-12-04 1992-12-04 ホイール式建設機械のシャーシ構造 Pending JPH06173297A (ja)

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JP35067592A JPH06173297A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 ホイール式建設機械のシャーシ構造

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JPH06173297A true JPH06173297A (ja) 1994-06-21

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ID=18412095

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