JPH06170783A - 切り身をスライスに切断する装置 - Google Patents

切り身をスライスに切断する装置

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JPH06170783A
JPH06170783A JP3043355A JP4335591A JPH06170783A JP H06170783 A JPH06170783 A JP H06170783A JP 3043355 A JP3043355 A JP 3043355A JP 4335591 A JP4335591 A JP 4335591A JP H06170783 A JPH06170783 A JP H06170783A
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JP
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cutting
fillet
track
cutter
movable
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JP3043355A
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English (en)
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Hans J Schmidt
ヨアヒム シュミット ハンス
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GEBA GERAETEBAU GmbH
Original Assignee
GEBA GERAETEBAU GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/27Means for performing other operations combined with cutting
    • B26D7/32Means for performing other operations combined with cutting for conveying or stacking cut product
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C17/00Other devices for processing meat or bones
    • A22C17/0006Cutting or shaping meat
    • A22C17/0033Cutting slices out of a piece of meat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/18Cutting fish into portions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切り身をスライスに切断する装置であって、
切断ステーションと、該切断ステーションに切り身を通
して案内する搬送装置とが設けられている形式のものに
おいて、特にサーモン切り身を任意の切断厚さで、しか
もやわらかい冷凍されてない状態で切断することができ
るようにする。 【構成】 搬送装置2が軌道エレメントを有しており、
該軌道エレメントに設けられた切り身載置面が、互いに
隣接して配置された複数の軌道区分15,16から形成
されていて、あらかじめ規定された数の軌道区分16
が、隣接した軌道区分15に対して駆動機構を用いてス
テップバイステップ式に運動可能な切り身連行体として
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切り身、特にサーモン切
り身のような肉片をスライスに切断する装置であって、
切断ステーションと、該切断ステーションに切り身を通
して案内する搬送装置とが設けられている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】サーモン切り身は、大きな面積のスライ
スを得るために、ほぼ紙のように薄いスライスに斜切り
される。スライスサーモンは、すぐ食卓に出せるように
包装されて、市販される。特にスモーク切り身の工場加
工は、大量のスモーク切り身を薄いスライスに切断する
ことができるような装置を必要とする。回転するカッタ
で作動するような装置は公知である。回転するカッタで
作動する装置にはたしかに、個々のスライスの厚さの調
節が可能であるという利点があるが、しかしサーモンの
繊細で敏感な肉は、回転するカッタが引抜き切断を行う
ことに基づき、冷凍された状態での切断を必要とする。
したがって、一般に不都合とみなされるような工場加工
内で肉を何回も冷凍することが避けられなくなる。切り
身の冷凍によって、切り身に比較的大きな氷結晶が形成
され、蛋白質が分解されてしまう。肉または魚の切り身
はねばねばした状態となり、スライスが互いに貼り付か
ないようにするために、個々のスライスの間に紙の中間
層が必要となる。
【0003】さらに、切り身、特にサーモン切り身を冷
凍されてない新鮮な状態で切断することができる装置も
公知である。この公知の装置は、互いに平行に位置する
カッタブレードから成る切断格子を用いて作動する。こ
の切断格子は斜切りを形成するために全体的に斜めに位
置していて、切断運動を形成するために上下に運動させ
られる。サーモン切り身は運動する切断格子を通って案
内されて、個別スライスに切断される。この公知の装置
には、たしかに、冷凍されてない切り身を切断すること
ができるという利点があるが、しかし、切断されたスラ
イスの厚さが調節不可能であるという欠点もある。その
理由は、この場合に前記厚さが、切断格子の互いに平行
に位置する個々のカッタブレードの間の距離によってあ
らかじめ規定されているからである。したがって、切断
角度および切断厚さは変更不可能となる。上下運動させ
られる切断格子では、互いに密に隣接したカッタブレー
ドによって強められて生じる粘着効果も不都合となる。
さらに、切断されたスライスを発送や包装のために必要
となるプレートに供給することは極めて困難である。ス
ライスのこのようなプレートへの供給は特にサーモン等
の切り身を工場規模で加工する場合には有利になる。な
ぜならば、このような薄いスライスは取扱が極めて困難
であるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、特にサーモン切り身を
任意の切断厚さで、しかもやわらかい冷凍されてない状
態で切断することができるような装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、搬送装置が軌道エレメントを有し
ており、該軌道エレメントに設けられた切り身載置面
が、互いに隣接して配置された複数の軌道区分から形成
されていて、あらかじめ規定された数の軌道区分が、隣
接した軌道区分に対して駆動機構を用いてステップバイ
ステップ式に運動可能な切り身連行体として構成されて
いるようにした。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、ステップバイステップ
式に運動可能な切り身連行体によって、軌道エレメント
上に位置する切り身をステップバイステップ式に切断ス
テーションに通して案内することができる。この場合、
ステップ幅を変えることによって、本発明による装置の
切断厚さを変えることができるので、切り身から切断さ
れた個々のスライスの厚さが極めて簡単に調節可能とな
る。切り身が切断ステーションを通って案内されるとき
の個々の各ステップの間に、前記切断ステーションで1
つのスライスを切断することができる。搬送装置の軌道
エレメントに設けられた切り身載置面を定置の軌道区分
と可動の軌道区分とに分割することには、可動の軌道区
分を駆動機構によって「バックステップ」に似たように
運動させることができるという利点がある。このために
は、駆動機構が、可動の軌道区分を鉛直方向で駆動する
ための鉛直方向駆動装置と、前記軌道区分を水平方向で
駆動するための水平方向駆動装置とを有していると有利
である。鉛直方向駆動装置によって、可動の軌道区分
を、この軌道区分上に切り身が載るように持ち上げるこ
とができる。水平方向駆動装置によって、可動の軌道区
分は同軌道区分に載置している切り身と一緒に切断ステ
ーションの方向に運動させられる。この場合、前記水平
方向駆動装置は、この運動が、あらかじめ規定されて調
節された幅のステップにわたってしか行われないように
調節されている。次いで、前記鉛直方向駆動装置が逆に
再び引き込まれて、可動の軌道区分を降下させるので、
前記切り身は定置の軌道区分にしか載置しなくなる。こ
の時に切り身を切断することができる。それと同時に、
有利にはその後で、前記可動の軌道区分は降下させられ
た位置において、規定されたステップ幅だけ再び戻され
て、次いで、切り身をさらに1ステップだけ送るために
新たに持ち上げられる。引き続き切断を行うことによ
り、切り身から切り離されたスライスが得られる。ステ
ップ運動と切断動作とが矢継ぎ早に何回も行われると、
サーモン切り身は所望の厚さのスライスに完全に切断さ
れる。
【0007】可動の軌道区分の「バックステップ運動」
は作業シリンダによって構造的に極めて単純に実現され
得る。このような作業シリンダは第1に鉛直方向で鉛直
方向駆動装置として働き、第2に水平方向で水平方向駆
動装置として働く。複数の可動の軌道区分が、結合作用
のあるブリッジ部材によって互いに連結されていて、し
かも前記作業シリンダがこのブリッジ部材に作用してい
ると、駆動機構のために極めて少数の作業シリンダしか
必要にならないので特に有利となる。シフト軌道、特に
水平方向駆動装置として働く作業シリンダのシフト軌道
には、ステップ幅を調節するために、たとえば前記シフ
ト軌道を制限するような相応する端ストッパが突出して
いてよい。端ストッパ間の距離が変えられると、切断厚
さをも変えることができる。
【0008】各軌道区分が、軌道エレメントの全長にわ
たって延びる条片であると特に有利である。可動の条片
と定置の条片とが交互に並んでかつ、互いに平行に延び
るように配置されていると、両条片が互いにガイドし合
うという利点が得られる。この場合に搬送装置には、た
とえば複数のサーモン切り身を相並んでかつ相前後する
ように配置して、連続的に切断ステーションに通して案
内することを許すような寸法を与えることができる。切
り身載置面上に相並んで位置するサーモン切り身は各ス
テップ後に各1回の切断で同時に切断され得るので有利
となる。軌道区分のために条片を使用することは、特に
可動の軌道区分に対しても、条片の駆動機構とガイドと
にかかる構成手間を最小限に抑えることができるという
利点を有している。
【0009】可動の軌道区分のステップ運動には切断し
たいスライスの切断厚さが関連しているので、可動の軌
道区分が、載置している切り身をできるだけスリップな
く連行するようにするために、本発明の別の有利な構成
では、ほぼ切り身載置面の平面に位置する前記可動の軌
道区分の上面が、この上面から突出した連行体を備えて
いる。連行体としては、載置している切り身に下方から
突入して、その小さな寸法に基づいて切り身に突入痕跡
を残さないようなピンが使用されると有利である。
【0010】切断ステーションは軌道エレメントを横切
って延びる切断カッタを有しており、この切断カッタは
切り身載置面に向けられたガイドに沿って運動可能であ
る。切断ステーションの切断カッタを、適当な駆動装置
によってガイドに沿って所定のタイミングで上下運動さ
せることができる。前記ガイドは軌道エレメントの両側
に配置されていて、ガイドからガイドにブリッジのよう
に軌道エレメントを横切って延びる切断カッタを保持し
ていると有利である。ガイドに沿った切断カッタの切断
軌道に切り身が位置していると、切断カッタは搬送軌道
の切り身載置面に対する下方に向けられた各運動時に軌
道エレメントの全幅にわたって切断を実施する。
【0011】切断カッタがそのガイドに沿った下方運動
時に切り身を完全に切断するようにするために、軌道エ
レメントの切り身載置面が、前記ガイドの端部によって
規定された範囲に、軌道区分全体を横方向に通って延び
る凸状の横方向溝を有している。切断カッタが前記ガイ
ドの下端部における最も低い位置に移動させられている
場合に、前記切断カッタは前記横方向溝に進入すること
ができる。
【0012】特にサーモン切り身のような敏感な切り身
を切断しやすくするために、本発明の別の有利な構成で
は、切断カッタが、互いに接触していて振動するように
駆動される2つのカッタブレードを有している。両カッ
タブレードのカッティングエッジは波形カッタ面を備え
ていると有利である。切断カッタを振動するように駆動
する駆動装置は切断カッタの一端に取付け可能であっ
て、駆動ヘッドを形成しており、この駆動ヘッドを切断
カッタと共に前記ガイドに沿って往復運動させることが
できる。切断カッタと共に駆動ヘッドを前記ガイドに沿
って運動させるためには、作業シリンダを使用すること
ができる。
【0013】前記ガイドは軌道エレメントに対して、あ
らかじめ規定された角度で傾けられていると有利であ
る。この角度によって切断角度を規定することができ
る。切断角度を変えるためには、軌道エレメントに対す
る前記ガイドの傾斜角度を相応に調節することが可能で
ある。本発明のさらに別の有利な構成では、水平線に対
する軌道エレメントの傾斜もしくは勾配を調節するため
の調節装置が設けられている。この場合には、前記ガイ
ドの位置調整を変えずに、軌道エレメント全体の傾斜を
変えることによって切断角度を調節することができる。
軌道エレメントは僅かに下方に傾けられて切断ステーシ
ョンを通って延びていると有利であり、この場合、前記
ガイドは、切り身が切断ステーションを通って搬送され
る方向で同じく下方に傾けられている。切断結果が種々
の傾斜角度の調節時でも常に同じになるようにするため
に、本発明のさらに別の有利な構成では、軌道エレメン
トがその傾斜もしくは勾配の調節のために旋回する際の
中心となる旋回軸線が、軌道エレメントに対する最も低
い位置で切断カッタのカッティングエッジによって描か
れるラインに位置している。前記調節装置における軌道
エレメントのための適宜な枢着手段と位置固定手段とに
よって、軌道エレメントの旋回は前記軸線を中心にして
行われ、これによって切断角度が変えられるようにな
る。したがって、本発明による装置では、ステップ幅の
変化と相まって、任意の厚さのスライスを任意の傾斜角
度で切断することができ、しかも冷凍されてない肉から
も同様のスライスを切断することができるので特に有利
である。スモーク切り身の切断において、紙の中間層は
もはや必要とならず、切断されたスモーク切り身の個々
のスライスは搬送装置の端部で架渡しによって問題なく
プレート、タブレットまたはそれに類したものに引き渡
されて、後処理に供給され得る。
【0014】当然ながら、本発明による装置では、別の
魚のヒレ肉やチキン、猟獣等のヒレ肉をもスライス切断
することができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の有利な実施例を図面につき
詳しく説明する。
【0016】図1には、本発明による装置の全体図が示
されている。箱型のベースフレーム1には、搬送装置2
が設けられており、この搬送装置は軌道エレメント3を
有している。軌道エレメント3の上面は切り身載置面4
として役立つ。切り身は搬送装置2の前記ベースフレー
ム1を越えて突出した部分において載置可能である。こ
の搬送装置は載置された切り身、つまりこの場合では図
示のサーモン切り身5を矢印6の方向で、搬送ベルト7
にまで搬送する。搬送装置2の軌道エレメント3を横切
るようにして、切断カッタ117を支持する切断ステー
ション19のブリッジヨーク8が延びている。切断カッ
タ117を支持するブリッジヨーク8は軌道エレメント
の両側に配置されたガイド9に沿って往復摺動可能であ
る。このガイドは図示したように下方に傾けられている
ので、ブリッジヨーク8は、同ブリッジヨークに保持さ
れた切断カッタ117を搬送装置2の軌道エレメント3
に設けられた切り身載置面4に向かって案内する。切断
カッタ117は切り身、つまりサーモン切り身5を順次
に行われる2つの切断によってスライス切断する。この
場合、個々の切断の間で、切り身が搬送装置2によって
矢印6の方向で切断ステーション19を通って搬送され
る際の運動ステップに基づき、切断厚さが規定される。
搬送ステップと、ガイド9に沿った切断カッタの切断運
動との経過を適宜に繰り返すことによって、切り身は順
次に矢継ぎ早にスライス切断される。搬送装置2の端部
では、搬送ベルト7に載置されたプレート10が供給さ
れており、このプレートには切断された切り身、この場
合にはサーモン切り身5が引き渡されて、搬送ベルトの
左側端部に認められるように搬出される。この場所に
は、それぞれプレート10に位置する切断された2つの
サーモン切り身5′が位置している。搬送ベルト7は単
純なベルトコンベヤとして構成されていてよい。この場
合、ベルトコンベヤの搬送速度は搬送装置2の供給速度
に合わせて調節されている。
【0017】ベースフレーム1から上方に突出したステ
ー11,12には調節装置13,14が設けられてお
り、この調節装置によって軌道エレメント3の傾斜も、
搬送ベルト7の傾斜をも調節することができる。軌道エ
レメント3の傾斜を変えることによって、切断角度に影
響を与えることもできる。
【0018】図2は搬送装置2と、対応する切断ステー
ション19とを概略的に示している。搬送ベルト7は再
び符号7で示されており、ここでは詳しく説明しない。
搬送装置2に設けられた軌道エレメントは図示したよう
に、定置の軌道区分15と可動の軌道区分16とから成
っている。各軌道区分15,16は図示したように、搬
送装置2の軌道エレメントの全長にわたって延びる条片
である。軌道エレメントの切り身載置面に相当する前記
軌道区分16の表面は、この上面から突出した複数のピ
ン17を備えており、これらのピンは切り身連行体とし
て働く。可動の軌道区分16のための駆動機構として
は、鉛直方向駆動装置18と、水平方向駆動装置20と
が設けられている。鉛直方向駆動装置18と水平方向駆
動装置20とは図示したように作業シリンダである。可
動の軌道区分16は全体的に、下側の横方向支持体21
によって互いに結合されているので、鉛直方向駆動装置
18はこの結合部に作用し、したがって、可動の軌道区
分16全体を同時に上下運動させるために極めて少数の
作業シリンダしか必要とならない。
【0019】水平方向駆動装置20は同じく作業シリン
ダであり、この作業シリンダは図示したようにフォーク
22に作用する。このフォークのフォーク開口には同じ
く横方向支持体21が上下運動可能に案内されている。
水平方向駆動装置20は可動の軌道区分16を全体で往
復運動させることができる。鉛直方向駆動装置と水平方
向駆動装置とが適宜に制御されると、可動の軌道区分1
6を「バックステップ」に似たように運動させることが
できる。切り身が搬送装置の上面に載置されると、鉛直
方向駆動装置18の降下によってまず前記軌道区分16
を下方に降下させることができる。これによって、この
切り身は定置の軌道区分15にしか載置しなくなる。こ
の降下させられた位置において、可動の軌道区分16は
水平方向駆動装置20のピストンロッドの引戻しによっ
て、あらかじめ規定されたステップだけ引き戻される。
引き続き、鉛直方向駆動装置18が再び引き出されるの
で、可動の軌道区分16は、再び切り身の下面に当接す
るまで持ち上げられる。この時、ピン17が切り身に突
入する。次いで、水平方向駆動装置20として働く作業
シリンダのピストンロッドが、あらかじめ規定可能でか
つ調節可能な量だけ引き出されると、可動の軌道区分は
再び所定の位置に、つまりこの軌道区分が運動ステップ
の終了時に再び降下させられる際にとっている位置に移
動する。この場合に前記切り身は規定されたステップだ
け一緒に移動させられ、したがってステップバイステッ
プ式に切断ステーション19を通って案内される。この
切断ステーションは傾けられたガイド9を有しており、
このガイドはこの場合、図面を簡単にするために丸棒と
して構成されている。このガイドに沿ってヘッド23が
往復滑動し、この場合、このヘッドはたとえば作業シリ
ンダ(図示しない)を介して運動させられる。前記ヘッ
ドは概略的に示した駆動ヘッド24とブリッジヨーク8
とを有しており、このブリッジヨークは同じく駆動ヘッ
ド24とブリッジヨーク8との間を延びる切断カッタ1
17を支持している。切断カッタ117は、互いに接触
していて長手方向で振動するように駆動される2つのカ
ッタブレード25,26から成っており、両カッタブレ
ードは所属のカッティングエッジ27でガイド9に対し
て平行に運動可能であり、この場合、搬送装置2の切り
身載置面に対する切断カッタの最大限の接近が達成され
るやいなや、つまり駆動ヘッド24が可能な限り下方に
移動させられるやいなや、搬送装置2によってステップ
バイステップ式に近付けられた切り身に侵入することが
できる。
【0020】図3は図2の一部を拡大して示している。
定置の軌道区分15の両側には、可動の2つの軌道区分
16が位置しており、両軌道区分は突出したピン17を
備えている。カッタブレードは再び符号25,26で示
されている。カッタブレード25,26は切断側に、図
示したような波形カット面を備えている。
【0021】図3から認められるように、軌道エレメン
トの切り身載置面は前記ガイドの端部によって規定され
た範囲に、軌道区分15,16全体を横方向に通って延
びる凸状の横方向溝28を有している。この横方向溝に
は、カッタブレード25,26のカッティングエッジ2
7が、前記ガイドの最下端部への到達時に進入し、した
がって切り身を完全に切断することができる。図示した
ように、横方向溝28は楔状に構成されており、これに
よって、切り身載置面に対して斜めの規定された切断角
度での前記横方向溝への進入が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置を全体的に示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した装置の搬送装置と切断ステーショ
ンとを概略的に示す斜視図である。
【図3】図2に示した軌道区分と切断カッタとを拡大し
て示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 搬送装置 3 軌道エレメント 4 切り身載置面 5,5′ サーモン切り身 6 矢印 7 搬送ベルト 8 ブリッジヨーク 9 ガイド 10 プレート 11,12 ステー 13,14 調節装置 15,16 軌道区分 17 ピン 18 鉛直方向駆動装置 19 切断ステーション 20 水平方向駆動装置 21 横方向支持体 22 フォーク 23 ヘッド 24 駆動ヘッド 25,26 カッタブレード 27 カッティングエッジ 117 切断カッタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切り身をスライスに切断する装置であっ
    て、切断ステーションと、該切断ステーションに切り身
    を通して案内する搬送装置とが設けられている形式のも
    のにおいて、搬送装置(2)が軌道エレメント(3)を
    有しており、該軌道エレメントに設けられた切り身載置
    面(4)が、互いに隣接して配置された複数の軌道区分
    (15,16)から形成されていて、あらかじめ規定さ
    れた数の軌道区分(16)が、隣接した軌道区分(1
    5)に対して駆動機構を用いてステップバイステップ式
    に運動可能な切り身連行体として構成されていることを
    特徴とする、切り身をスライスに切断する装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構が、可動の軌道区分(1
    6)を鉛直方向で駆動する鉛直方向駆動装置(18)
    と、前記軌道区分(16)を水平方向で駆動する水平方
    向駆動装置(20)とを有している、請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 各軌道区分(15,16)が、軌道エレ
    メント(3)の全長にわたって延びる条片である、請求
    項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】 ほぼ切り身載置面(4)の平面に位置す
    る前記可動の軌道区分(16)の上面が、該上面から突
    出した連行体を備えている、請求項1から3までのいず
    れか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記連行体がニードル(17)である、
    請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 切断ステーション(19)が、軌道エレ
    メント(3)を横切って延びる切断カッタ(117)を
    有しており、該切断カッタ(117)が、切り身載置面
    (4)に向けられたガイド(9)に沿って運動可能であ
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 軌道エレメント(3)の切り身載置面
    (4)が、前記ガイド(9)の端部によって規定された
    範囲に、軌道区分(15,16)全体を横方向に通って
    延びる凸状の横方向溝(28)を有している、請求項1
    から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 切断カッタ(117)が、振動するよう
    に駆動される互いに接触した2つのカッタブレード(2
    5,26)を有している、請求項1から7までのいずれ
    か1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ガイド(9)が軌道エレメント
    (3)に対して、あらかじめ規定された角度で傾けられ
    ている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 水平線に対する軌道エレメント(3)
    の傾斜もしくは勾配を調節するための調節装置が設けら
    れている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装
    置。
  11. 【請求項11】 軌道エレメント(3)がその傾斜もし
    くは勾配の調節のために旋回する際の中心となる旋回軸
    線が、軌道エレメント(3)に対する最も低い位置で切
    断カッタ(117)のカッティングエッジ(27)によ
    って描かれるラインに位置している、請求項10記載の
    装置。
JP3043355A 1990-03-09 1991-03-08 切り身をスライスに切断する装置 Pending JPH06170783A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4007503.6 1990-03-09
DE4007503A DE4007503C2 (de) 1990-03-09 1990-03-09 Vorrichtung zum Zerlegen von Schneidgut, vorzugsweise Fleischstücken, insbesondere Lachsseiten, in Scheiben

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