JPH06166323A - ベンチレータグリル - Google Patents

ベンチレータグリル

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JPH06166323A
JPH06166323A JP32300892A JP32300892A JPH06166323A JP H06166323 A JPH06166323 A JP H06166323A JP 32300892 A JP32300892 A JP 32300892A JP 32300892 A JP32300892 A JP 32300892A JP H06166323 A JPH06166323 A JP H06166323A
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JP
Japan
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fins
fin
horizontal
ventilator
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JP32300892A
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Yasuo Uchiyama
康雄 内山
Yasuhiro Iwata
岩田  安弘
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IO IND KK
Suzuki Motor Corp
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IO IND KK
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ノブに節度感を得ることができ、縦フィ
ンが閉じている場合、車体振動に対して全閉状態を保つ
ことができるベンチレータグリルを提供することにあ
る。 【構成】 ベンチレータケース2に対して回動可能に設
けられたルーバー本体と、横フィン4に摺動可能に設け
られるとともに、縦フィン5を回動操作する操作ノブ7
とから成るベンチレータグリルであって、上記縦フィン
5の一つに横フィン4側に向けて延出するアーム11を
設けるとともに、このアーム11に垂直方向の軸10を
設け、この軸10に係合する係合溝9を上記操作ノブ7
の先端部18に形成し、かつ該操作ノブ7の先端角部1
9に、上記縦フィン5が閉じる過程で隣の縦フィン5の
表面に点接触して縦フィン5を閉じる方向に押圧し、縦
フィン5が閉じた状態で隣の縦フィン5の表面に線接触
して縦フィン5を閉じた状態に保持するカム部Aを形成
したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の空調装置の冷暖
気吹出口に取付けられる風向き調節用のベンチレータグ
リルに関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、自動車の空調装置
の冷暖気吹出口には室内への風向きを必要に応じて調節
するためベンチレータグリル100が取付けられてい
る。ベンチレータグリル100は図12ないし図14に
示すように、吹出口に装着されるベンチレータケース1
01と、このベンチレータケース101に、上下方向に
向きを変えるように軸支されたルーバ本体102とで構
成されている。ルーバ本体102は複数の横フィン10
3の後方に複数の縦フィン104を上下方向の軸によっ
て軸支してある。これらの縦フィン104は共通のコネ
クタ105によって一体で連動するようにしてある。
【0003】横フィン103には縦フィン104を操作
する操作ノブ106が設けられ、この操作ノブ106は
先端部に係合溝107が設けられ、この係合溝107に
係合する軸108が上記縦フィン104の1つに一体に
設けられたアーム109の上面に突設されている。
【0004】上記構成によると、操作ノブ106を持っ
て上下に操作すると、ルーバ本体102が上下に回動し
横フィン103の向きが上下動する。
【0005】次に操作ノブ106を横方向にスライドさ
せると、操作ノブ106が横フィン103に沿って摺動
し、縦フィン104のアーム109に設けられた軸10
8を係合溝107を介して移動させる。こうして、軸1
08は回動しながら横方向に移動し、縦フィン104の
向きを横方向に変える。縦フィン104と他の縦フィン
104はコネクタ105によって連結されているので、
縦フィン104と共に他の縦フィン104も向きを変え
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、操作ノブ106は縦フィン104の向きを変えるだ
けなので、縦フィン104が全閉状態のとき、節度感が
なく、走行時の振動等によって、操作ノブ106または
縦フィン104が横方向に動いて全閉状態を保てなくな
り、風漏れの原因になっていた。
【0007】本発明は上記課題を解決し、操作ノブに節
度感を得ることができるとともに、縦フィンが閉じてい
る場合に、車体振動に対して縦フィンが全閉状態を保つ
ことができるベンチレータグリルを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ベンチレータケースと、複数の横フィンを設
けると共に上記ベンチレータケースに対して回動可能に
設けられたルーバー本体と、上記横フィンの後部側に配
設され、互いに連動して上記横フィンの軸と直交する軸
を中心に回動する複数の縦フィンと、上記横フィンに横
フィンの軸方向に沿って摺動可能に設けられるととも
に、先端部を介して上記縦フィンの一つに係合して複数
の縦フィンを回動操作する操作ノブとから成るベンチレ
ータグリルにおいて、上記縦フィンの一つに横フィン側
に向けて延出するアームを設けるとともに、このアーム
に垂直方向の軸を設け、この軸に係合する係合溝を上記
操作ノブの先端部に形成し、かつ該操作ノブの先端角部
に、上記縦フィンが閉じる過程で隣の縦フィンの表面に
点接触して縦フィンを閉じる方向に押圧し、縦フィンが
閉じた状態で隣の縦フィンの表面に線接触して縦フィン
を閉じた状態に保持するカム部を形成したことにある。
【0009】
【作用】操作ノブを横フィンに沿ってスライドさせる
と、操作ノブの係合溝に係合した軸が移動し、これに従
って軸を設けた縦フィンが回動する。この縦フィンに連
動して他の縦フィンも回動し、軸を設けた縦フィンの隣
の縦フィンに操作ノブのカム部が当接する。このカム部
が当接した縦フィンは操作ノブの角部を越えると閉止状
態に保持され、動きが規制される。こうして、縦フィン
は全閉状態を保つことができるとともに操作ノブに節度
感を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0011】図1ないし図4において、1は自動車の空
調装置の冷暖気吹出口に取付けられるベンチレータグリ
ルである。
【0012】このベンチレータグリル1は吹出口に装着
されるベンチレータケース2と、このベンチレータケー
ス2に、上下方向に向きを変えるように左右側面を軸支
されたルーバ本体3とで構成されている。ルーバ本体3
は複数の横フィン4を一体成形したもので、横フィン4
の後方に複数の縦フィン5を上下方向の軸によってルー
バ本体3の上下面に回動可能に軸支してある。これらの
縦フィン5は後部側を共通のコネクタ6に軸支されて互
いに一体で連動するようにしてある。
【0013】7は横フィン4の1つに横フィン4の軸方
向に沿って摺動自在に装着された操作ノブであり、この
操作ノブ7は図5および図7のように上下のプレート7
a、7bで横フィン4の上下面を挾持するようにしたコ
字型部材で形成されている。この操作ノブ7の下部側プ
レート7bには板面に横フィン4の後端縁に係合する突
起部8と、先端部に係合溝9が設けられ、この係合溝9
に係合する軸10が図8ないし図10に示すように、上
記縦フィン5の1つに一体に設けられたアーム11の上
面に突設されている。この縦フィン5の前部には上記プ
レートに対応する位置に切欠き12が設けられている。
【0014】上記操作ノブ7の横フィン4との対向面は
図6のように上部プレート7aを凸面13に形成し、下
部プレート7bには横フィン4の軸方向と同方向の突条
14が形成されている。一方、操作ノブ7を支持する横
フィン4の後端部下面には突条8に係合する突起部15
を形成し、横フィン4の先端と操作ノブ7との間に間隙
16を形成している。横フィン4の板面には操作ノブ7
の摺動範囲を縦フィン5の全開状態から縦フィン5の全
閉状態までに規制する突起17が横フィン4の両側に突
設されている。
【0015】上記操作ノブ7の下部側プレート7bは縦
フィン5との距離Kと先端部18の幅Lを調整して、先
端部角部19に、上記縦フィン5が閉じる過程で隣の縦
フィン5の表面に点接触して縦フィン5を閉じる方向に
押圧し、縦フィン5が閉じた状態で隣の縦フィン5の表
面に線接触して縦フィン5を閉じた状態に保持するカム
部Aを形成してある。上記操作ノブ7の下部側プレート
7b先端部18の幅Lは、縦フィン5を閉じる過程で先
端部角部19が隣の縦フィン5の表面に当接し、操作ノ
ブ7の摺動過程で先端部角部19が隣の縦フィン5の表
面を押圧し、縦フィン5が閉じた状態で先端部18端面
が隣の縦フィン5の表面に接触する位置にくるように設
定してある。
【0016】上記構成によると、操作ノブ7を持って上
下に操作すると、ルーバ本体3が上下に回動し横フィン
4の向きが上下動する。次に操作ノブ7を横方向にスラ
イドさせると、操作ノブ7が横フィン4に沿って摺動
し、縦フィン5のアーム11に設けられた軸10を係合
溝9を介して移動させる。
【0017】こうして、軸10は回動しながら横方向に
移動し、縦フィン5の向きを横方向に変える。縦フィン
5と他の縦フィン5はコネクタ6によって連結されてい
るので、縦フィン5と共に他の縦フィン5も向きを変え
て、左右方向の風向を調整する。このとき、操作ノブ7
の下部側プレート7bは、縦フィン5を閉じる過程で先
端部角部19が隣の縦フィン5の表面に当接し、操作ノ
ブ7の摺動過程で先端部角部19が隣の縦フィン5の表
面を押圧する。そして、縦フィン5が閉じると、先端部
18端面が隣の縦フィン5の表面に接触して縦フィン5
の動きを規制し、縦フィン5が振動によって開くのを防
止する。よって、縦フィンの全閉状態を保持し、風漏れ
の原因を防ぐことができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるベンチ
レータグリルによれば、ベンチレータケースと、複数の
横フィンを設けると共に上記ベンチレータケースに対し
て回動可能に設けられたルーバー本体と、上記横フィン
の後部側に配設され、互いに連動して上記横フィンの軸
と直交する軸を中心に回動する複数の縦フィンと、上記
横フィンに横フィンの軸方向に沿って摺動可能に設けら
れるとともに、先端部を介して上記縦フィンの一つに係
合して複数の縦フィンを回動操作する操作ノブとから成
るベンチレータグリルにおいて、上記縦フィンの一つに
横フィン側に向けて延出するアームを設けるとともに、
このアームに垂直方向の軸を設け、この軸に係合する係
合溝を上記操作ノブの先端部に形成し、かつ該操作ノブ
の先端角部に、上記縦フィンが閉じる過程で隣の縦フィ
ンの表面に点接触して縦フィンを閉じる方向に押圧し、
縦フィンが閉じた状態で隣の縦フィンの表面に線接触し
て縦フィンを閉じた状態に保持するカム部を形成したの
で、縦フィンの全閉状態を保持し、風漏れの原因を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるベンチレータグリルを
示す正面図である。
【図2】ベンチレータグリルを示す左側面図である。
【図3】縦フィンが開いた状態の図1のA−A線断面図
である。
【図4】縦フィンを閉じた状態の図1のA−A線断面図
である。
【図5】操作ノブと縦フィンを示す斜視図である。
【図6】操作ノブを示す側面図である。
【図7】操作ノブを示す平面図である。
【図8】縦フィンを示す平面図である。
【図9】縦フィンを示す側面図である。
【図10】縦フィンを示す正面図である。
【図11】インストルメントパネルを示す正面図であ
る。
【図12】ベンチレータグリルを示す斜視図である。
【図13】縦フィンが開いた状態の図12のA−A線断
面図である。
【図14】縦フィンを閉じた状態の図12のA−A線断
面図である。
【符号の説明】
1 ベンチレータグリル 2 ベンチレータケース 3 ルーバ本体 4 横フィン 5 縦フィン 7 操作ノブ 9 係合溝 10 軸 11 アーム 18 先端部 19 角部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンチレータケースと、複数の横フィン
    を設けると共に上記ベンチレータケースに対して回動可
    能に設けられたルーバー本体と、上記横フィンの後部側
    に配設され、互いに連動して上記横フィンの軸と直交す
    る軸を中心に回動する複数の縦フィンと、上記横フィン
    に横フィンの軸方向に沿って摺動可能に設けられるとと
    もに、先端部を介して上記縦フィンの一つに係合して複
    数の縦フィンを回動操作する操作ノブとから成るベンチ
    レータグリルにおいて、上記縦フィンの一つに横フィン
    側に向けて延出するアームを設けるとともに、このアー
    ムに垂直方向の軸を設け、この軸に係合する係合溝を上
    記操作ノブの先端部に形成し、かつ該操作ノブの先端角
    部に、上記縦フィンが閉じる過程で隣の縦フィンの表面
    に点接触して縦フィンを閉じる方向に押圧し、縦フィン
    が閉じた状態で隣の縦フィンの表面に線接触して縦フィ
    ンを閉じた状態に保持するカム部を形成したことを特徴
    とするベンチレータグリル。
JP4323008A 1992-12-02 1992-12-02 ベンチレータグリル Expired - Fee Related JP3045885B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000326720A (ja) * 1999-05-20 2000-11-28 Nippon Plast Co Ltd 自動車用ベンチレータ
JP2005008050A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Howa Kasei Kk レジスタ
CN104121679A (zh) * 2013-12-18 2014-10-29 东风柳州汽车有限公司 车载空调机出风口总成
JP2016153295A (ja) * 2015-02-12 2016-08-25 豊和化成株式会社 レジスタ

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JP2005008050A (ja) * 2003-06-19 2005-01-13 Howa Kasei Kk レジスタ
CN104121679A (zh) * 2013-12-18 2014-10-29 东风柳州汽车有限公司 车载空调机出风口总成
JP2016153295A (ja) * 2015-02-12 2016-08-25 豊和化成株式会社 レジスタ

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