JPH06165610A - 作業車の油圧操作機構 - Google Patents

作業車の油圧操作機構

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Publication number
JPH06165610A
JPH06165610A JP32292792A JP32292792A JPH06165610A JP H06165610 A JPH06165610 A JP H06165610A JP 32292792 A JP32292792 A JP 32292792A JP 32292792 A JP32292792 A JP 32292792A JP H06165610 A JPH06165610 A JP H06165610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
control valve
hydraulic cylinder
hydraulic control
machine body
Prior art date
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Pending
Application number
JP32292792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Takekata
武方  光宏
Keiichi Sasaki
圭一 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06165610A publication Critical patent/JPH06165610A/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧配管を簡略化でき、昇降用油圧シリンダ
配設部の上下寸法をコンパクトなものにする。 【構成】 機体後部のミッションケース4の上部に、作
業装置昇降操作用リフトアーム10を駆動揺動する油圧
シリンダ9を配備し、その近傍にこの油圧シリンダ9に
対する油圧制御弁25を設けてある作業車の油圧操作機
構において、油圧シリンダ9並びにそれに枢支連結され
る操作アーム22を、機体左右中心より横一側に偏芯さ
せて配置するとともに、その反対側箇所における前記ミ
ッションケース4内部に入り込ませた状態で前記油圧制
御弁25を配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体後部のミッション
ケースの上部に、作業装置昇降操作用リフトアームを駆
動揺動する油圧シリンダを配備するとともに、その近傍
にこの油圧シリンダに対する油圧制御弁を設けてある作
業車の油圧操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の油圧操作機構において、従
来では、例えば特開昭60−160803号公報に示さ
れるように、前記油圧シリンダを機体左右中心に位置さ
せて配備するとともに、油圧制御弁をこの油圧シリンダ
の下方側位置のミッションケース内部に配備する構造と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、油圧
制御弁をミッションケースに内装させることで、作動油
の排油をそのままミッションケースに排出できて油圧配
管が簡素化できる利点を有するものであるが、ミッショ
ンケース内に油圧制御弁を配備するために、この油圧制
御弁がミッションケース内のギア機構に干渉しない高い
位置に配備する必要があり、それに連れて上下方向に重
なる油圧シリンダも高い位置に設定しなければならず、
ミッションケース並びにシリンダケースが上下方向に大
型化する欠点があった。本発明は上記不具合点を解消す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した作業車の油圧操作機構において、前記油圧
シリンダ並びにそれに枢支連結される操作アームを、機
体左右中心より横一側に偏芯させて配置するとともに、
その反対側箇所における前記ミッションケース内部に入
り込ませた状態で前記油圧制御弁を配置してある点にあ
る。
【0005】
【作用】油圧シリンダを左右方向横一側に偏らせて配備
するとともに、このように偏らせた結果形成されるミッ
ションケース上部の左右片寄り空間を有効利用して油圧
制御弁を配備することで、油圧制御弁をミッションケー
ス内のギア機構と干渉しない高い位置に配置しても、こ
の油圧制御弁と油圧シリンダとが側面視で上下方向に重
複配備することが可能となって、油圧シリンダのケース
をできるだけ低い位置に設定することができる。
【0006】
【発明の効果】従って、油圧制御弁を作動油の排出が容
易で配管が簡素化し易いミッションケース内部に配備す
る構造でありながら、合理的配置構造を採用すること
で、油圧シリンダ配設部の上下方向のケース寸法を極力
コンパクトなものに設定でき、その上方に位置する運転
座席を低い安定した位置に設定できる等の利点がある。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図7
に作業車の一例としての乗用型耕耘機を示している。こ
の耕耘機は、乗用型走行機体の後部に3点リンク機構1
を介してロータリー耕耘装置2を昇降自在に連結して構
成してある。機体前部に搭載したエンジンの動力をミッ
ションケース4を介して前後車輪に伝えるよう伝動系を
構成するとともに、動力取り出し軸を介して耕耘装置2
を駆動するよう伝動系を構成してある。又、左右後輪フ
ェンダー7,7の間に運転座席8を設け、この運転座席
8の下方側であってミッションケース4の後部上方に配
備した油圧シリンダ9により、横軸芯周りで駆動揺動さ
れる左右一対のリフトアーム10,10により前記3点
リンク機構1の左右ロアーリンク11,11を吊り上げ
昇降して耕耘装置2を駆動昇降するよう構成してある。
【0008】前記左右後輪フェンダー7,7には、図
5、図6に示すように、前後方向に操作自在な各種操作
レバー12〜15を挿通する状態で備えてあり、各操作
レバーが挿通する箇所におけるレバーガイド部16をフ
ェンダー7に一体形成してある。つまり、板金材で形成
されるフェンダー7に両端部が円弧状に膨らんだ長孔1
7を打ち抜き形成するとともに、左右両側の直線縁部分
を下方に折り曲げ形成して、レバーガイド部16を構成
してある。尚、各操作レバーにはレバーガイド部16と
の摺接箇所には樹脂製の防音用チューブ18を外嵌装着
してある。
【0009】前記油圧シリンダ9の配置構造について説
明する。図1に示すように、ミッションケース4の後部
上方側にシリンダケース19を取付け、このシリンダケ
ース19の内面に油圧ピストン20を内装し、ピストン
ロッド21及びピストンロッド2の先端部に枢支連結さ
れる操作アーム22を介してシリンダケース19に横軸
芯周りで支承されるリフトアーム10,10の回動駆動
軸23を回動操作するよう構成してある。前記操作アー
ム22はリフトアーム10,10の上昇操作限界をミッ
ションケース4の内壁に取付けた僅かに弾性変形自在な
板材24で接当規制するよう構成してある。図2に示す
ように、前記操作アーム22は回動駆動軸23の左右方
向中心位置で一体回動自在に外嵌するとともに、揺動端
側を横一側に屈曲成形し、油圧シリンダ9との枢支連結
点を機体左右中心から横一側に偏芯させるとともに、油
圧シリンダ9も機体左右中心から横一側に偏芯させて配
備してある。そして、この油圧シリンダ9に対する油圧
制御弁25を、油圧シリンダ9の偏芯方向と反対側にお
いてミッションケース4内部に入り込ませた状態で配備
してある。つまり、油圧シリンダ9の駆動に伴って操作
されるピストンロッド21と操作アーム22との枢支連
結点の横側近傍に位置する箇所に、シリンダケース19
に形成した取付部19aの下面側に油圧制御弁25を当
て付けて、下方側から挿通ボルト26で油圧制御弁25
を取付け固定してある。この油圧制御弁25は後輪用差
動機構27において機体左右中心位置より偏って配備さ
れる入力ベベルギア27aの反対側に位置を偏らせて配
備して、ミッションケース4内の駆動ギア機構との干渉
を避けながら、ミッションケース4内の空きスペースを
有効利用するようにしてある。
【0010】そして、運転座席8の横側に配備したポジ
ションレバー12の操作により、該レバー12の操作位
置に対応した対機体レベルに前記耕耘装置2が位置制御
されるポジション制御機構を備えてある。図3、図4に
示すように、油圧制御弁25のスプール28を機体前後
方向に沿ってスライド操作するよう構成するとともに、
皿バネ29により任意操作位置で位置保持されるポジシ
ョンレバー12の回動操作軸12aとリフトアーム10
の回動に伴って前後方向に押し引き操作されるフィード
バックリンク30の回動操作軸30aとを、油圧シリン
ダ9の油圧制御弁25配設側横側に近接させて横軸芯周
りで回動自在に支承し、各回動操作軸12a,30aに
取付けた回動アーム31,32が両端に枢支される天秤
揺動リンク33を縦向き姿勢で油圧シリンダ9の横側箇
所に配備してある。そして、この天秤揺動リンク33の
中間支点部と前記バルブスプール28とを横向き軸芯周
りで天秤回動する縦向き姿勢の中継リンク34で枢支連
結してある。この中継リンク34は油圧制御弁25の前
部側面に取付けたブラケット35により中間部を横向き
軸芯周りXで回動自在に支持してある。前記ポジション
レバー12を上昇側あるいは下降側に操作すると、天秤
揺動リンク33がフィードバックリンク30の回動操作
軸30aの軸芯周りで揺動操作され、それに伴って中継
リンク34が支点X周りで揺動してバルブスプール28
を操作方向に対応する位置に操作され、リフトアーム1
0が昇降操作される。その結果、フィードバックリンク
30が押し引き操作され、フィードバックリンク30の
回動操作軸30aが回動してレバー操作位置に対応した
位置までリフトアーム10が昇降するとバルブスプール
28を中立位置に戻し操作させるよう機械的にフィード
バック制御を行い、耕耘装置2がレバー操作に対応した
対機体高さになるようポジション制御される。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧制御弁配設部の側面図
【図2】油圧制御弁配設部の切欠正面図
【図3】ポジション制御用リンク機構配設部の正面図
【図4】中継リンクの側面図
【図5】運転部の平面図
【図6】レバーガイド部の断面図
【図7】乗用型耕耘機の全体側面図
【符号の説明】
4 ミッションケース 9 油圧シリンダ 10 リフトアーム 22 操作アーム 25 油圧制御弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体後部のミッションケース(4)の上
    部に、作業装置昇降操作用リフトアーム(10)を駆動
    揺動する油圧シリンダ(9)を配備するとともに、その
    近傍にこの油圧シリンダ(9)に対する油圧制御弁(2
    5)を設けてある作業車の油圧操作機構であって、前記
    油圧シリンダ(9)並びにそれに枢支連結される操作ア
    ーム(22)を、機体左右中心より横一側に偏芯させて
    配置するとともに、その反対側箇所における前記ミッシ
    ョンケース(4)内部に入り込ませた状態で前記油圧制
    御弁(25)を配置してある作業車の油圧操作機構。
JP32292792A 1992-12-02 1992-12-02 作業車の油圧操作機構 Pending JPH06165610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32292792A JPH06165610A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 作業車の油圧操作機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32292792A JPH06165610A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 作業車の油圧操作機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06165610A true JPH06165610A (ja) 1994-06-14

Family

ID=18149185

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JP32292792A Pending JPH06165610A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 作業車の油圧操作機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2864478A1 (fr) 2003-12-26 2005-07-01 Kubota Kk Ensemble a panneau de commande pour vehicule utilitaire

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2864478A1 (fr) 2003-12-26 2005-07-01 Kubota Kk Ensemble a panneau de commande pour vehicule utilitaire
KR100645404B1 (ko) * 2003-12-26 2006-11-15 가부시끼 가이샤 구보다 작업차를 위한 조작 레버를 구비한 조작 패널 유닛
US7444897B2 (en) 2003-12-26 2008-11-04 Kubota Corporation Control panel unit having control lever for utility vehicle

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