JPH09121616A - 農用トラクタ - Google Patents
農用トラクタInfo
- Publication number
- JPH09121616A JPH09121616A JP7281327A JP28132795A JPH09121616A JP H09121616 A JPH09121616 A JP H09121616A JP 7281327 A JP7281327 A JP 7281327A JP 28132795 A JP28132795 A JP 28132795A JP H09121616 A JPH09121616 A JP H09121616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control valve
- lift arm
- mission case
- agricultural tractor
- hydraulic cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機体後部配置のミッションケース上方に運転
シートを備えるとともに、このミッションケースの後端
上部に左右一対のリフトアームを枢支し、前記リフトア
ームを上下揺動させる左右一対の油圧シリンダを前記ミ
ッションケースの後部に外装配置してある農用トラクタ
において、簡単な構造改良によってリフトシリンダに対
する作動油の昇温を抑制する。 【解決手段】 リフトアーム駆動用油圧シリンダ6,6
に対するコントロールバルブ31を前記リフトアーム1
の揺動支点17の下方近くに配設してある。
シートを備えるとともに、このミッションケースの後端
上部に左右一対のリフトアームを枢支し、前記リフトア
ームを上下揺動させる左右一対の油圧シリンダを前記ミ
ッションケースの後部に外装配置してある農用トラクタ
において、簡単な構造改良によってリフトシリンダに対
する作動油の昇温を抑制する。 【解決手段】 リフトアーム駆動用油圧シリンダ6,6
に対するコントロールバルブ31を前記リフトアーム1
の揺動支点17の下方近くに配設してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体後方に作業装
置をリフトアームによって昇降自在に装着可能な農用ト
ラクタに関し、詳しくは、機体後部配置のミッションケ
ース上方に運転シートを備えるとともに、このミッショ
ンケースの後端上部に左右一対のリフトアームを枢支
し、前記リフトアームを上下揺動させる左右一対の油圧
シリンダを前記ミッションケースの後部に外装配置して
ある農用トラクタに関する。
置をリフトアームによって昇降自在に装着可能な農用ト
ラクタに関し、詳しくは、機体後部配置のミッションケ
ース上方に運転シートを備えるとともに、このミッショ
ンケースの後端上部に左右一対のリフトアームを枢支
し、前記リフトアームを上下揺動させる左右一対の油圧
シリンダを前記ミッションケースの後部に外装配置して
ある農用トラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記農用トラクタは、リフトアーム駆動
用の油圧シリンダをミッションケースの後部に外装して
あるから、例えば、実開昭60‐89807号公報で示
されるもののように、リフトアーム駆動用の油圧シリン
ダをミッションケースの上部に内装してある構造のもの
に比して、ミッションケース上方に配置される運転シー
トとミッションケース上面との隙間を小さくして運転シ
ートを下げることができ、ハウス内作業や果樹園作業等
が行い易いものとなっている。
用の油圧シリンダをミッションケースの後部に外装して
あるから、例えば、実開昭60‐89807号公報で示
されるもののように、リフトアーム駆動用の油圧シリン
ダをミッションケースの上部に内装してある構造のもの
に比して、ミッションケース上方に配置される運転シー
トとミッションケース上面との隙間を小さくして運転シ
ートを下げることができ、ハウス内作業や果樹園作業等
が行い易いものとなっている。
【0003】従来、上記利点を有する農用トラクタは、
実開平2‐120110号公報に示されるように、リフ
トアームを上下揺動させる左右一対の油圧シリンダをミ
ッションケースより後方に突出して配設された左右車軸
ケースの基部内側に入れ込ませた状態に外装配置してあ
る。
実開平2‐120110号公報に示されるように、リフ
トアームを上下揺動させる左右一対の油圧シリンダをミ
ッションケースより後方に突出して配設された左右車軸
ケースの基部内側に入れ込ませた状態に外装配置してあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リフトアーム駆動用の
油圧シリンダがミッションケースの後部に外装配置され
ることによって、運転シートの前部横側部に配設される
リフトアーム操作用レバーに対してその近傍に配設され
るコントロールバルブと前記油圧シリンダとの配管が長
くなって、管路抵抗による作動油の昇温が生じる不都合
がある。そこで、作動油の昇温を抑制する手段として、
油圧シリンダの排油路にオイルクーラを設けることが考
えられるが、斯る場合には、コストの増大を招く不都合
がある。
油圧シリンダがミッションケースの後部に外装配置され
ることによって、運転シートの前部横側部に配設される
リフトアーム操作用レバーに対してその近傍に配設され
るコントロールバルブと前記油圧シリンダとの配管が長
くなって、管路抵抗による作動油の昇温が生じる不都合
がある。そこで、作動油の昇温を抑制する手段として、
油圧シリンダの排油路にオイルクーラを設けることが考
えられるが、斯る場合には、コストの増大を招く不都合
がある。
【0005】本発明は、簡単な構造改良によって上記欠
点を解消することを目的とする。
点を解消することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、リフトアーム駆動用油圧シリンダに対するコントロ
ールバルブを前記リフトアームの揺動支点の下方近くに
配設してある。 〔作用〕リフトアームの揺動支点の下方近くにコントロ
ールバルブを配設することによって、コントロールバル
ブから油圧シリンダへの配管を短くすることができる。 〔効果〕このように、コントロールバルブから油圧シリ
ンダへの配管を短くすることによって、管路抵抗が小さ
くなり作動油の昇温を抑制することができ、作動油の早
期の劣化を抑制することができる。また、コントロール
バルブから油圧シリンダへの配管が短くなることによっ
て、配管の組付けも行い易くなり、しかも、配管の低コ
スト化も図れる。
は、リフトアーム駆動用油圧シリンダに対するコントロ
ールバルブを前記リフトアームの揺動支点の下方近くに
配設してある。 〔作用〕リフトアームの揺動支点の下方近くにコントロ
ールバルブを配設することによって、コントロールバル
ブから油圧シリンダへの配管を短くすることができる。 〔効果〕このように、コントロールバルブから油圧シリ
ンダへの配管を短くすることによって、管路抵抗が小さ
くなり作動油の昇温を抑制することができ、作動油の早
期の劣化を抑制することができる。また、コントロール
バルブから油圧シリンダへの配管が短くなることによっ
て、配管の組付けも行い易くなり、しかも、配管の低コ
スト化も図れる。
【0007】請求項2に記載の本発明は、コントロール
バルブをリフトアームの揺動支点の下方に入り込ませて
ある。 〔作用〕コントロールバルブをリフトアームの揺動支点
の下方に入り込ませることによって、よりコントロール
バルブから油圧シリンダへの配管を短くし得る。 〔効果〕上記構成の結果、より作動油の昇温の抑制、配
管の低コスト化が図れる。。
バルブをリフトアームの揺動支点の下方に入り込ませて
ある。 〔作用〕コントロールバルブをリフトアームの揺動支点
の下方に入り込ませることによって、よりコントロール
バルブから油圧シリンダへの配管を短くし得る。 〔効果〕上記構成の結果、より作動油の昇温の抑制、配
管の低コスト化が図れる。。
【0008】請求項3に記載の本発明は、リフトアーム
の下降速度を調節する落下速度調節バルブを、前記コン
トロールバルブの前後方向の近傍位置で、且つ、前記ミ
ッションケースの横外側面に取付けてある。 〔作用〕リフトアームの下降速度を調節する落下速度調
節バルブを、前記コントロールバルブの前後方向の近傍
位置で、且つ、前記ミッションケースの横外側面に取付
けてあるから、落下速度調節バルブから油圧シリンダへ
の配管も短くし得る。 〔効果〕上記構成の結果、落下速度調節バルブを設ける
ものであり乍ら流通抵抗による作動油の昇温を抑制して
作動油の早期の劣化を抑制することができる。また、ミ
ッションケースの横外側面に外装配置してあるから、ミ
ッションケース内に配置する場合に比してメンテナンス
が行ない易い。
の下降速度を調節する落下速度調節バルブを、前記コン
トロールバルブの前後方向の近傍位置で、且つ、前記ミ
ッションケースの横外側面に取付けてある。 〔作用〕リフトアームの下降速度を調節する落下速度調
節バルブを、前記コントロールバルブの前後方向の近傍
位置で、且つ、前記ミッションケースの横外側面に取付
けてあるから、落下速度調節バルブから油圧シリンダへ
の配管も短くし得る。 〔効果〕上記構成の結果、落下速度調節バルブを設ける
ものであり乍ら流通抵抗による作動油の昇温を抑制して
作動油の早期の劣化を抑制することができる。また、ミ
ッションケースの横外側面に外装配置してあるから、ミ
ッションケース内に配置する場合に比してメンテナンス
が行ない易い。
【0009】請求項4に記載の本発明は、落下速度調節
バルブの操作ロッドを三次元に屈曲可能な可撓性のロッ
ドから構成してある。 〔作用〕落下速度調節バルブの操作ロッドを三次元に屈
曲可能な可撓性のロッドから構成してあるから、ミッシ
ョンケースの横外側面に配設された落下速度調節バルブ
に対してその調節ノブを運転シートの左右中央に配置す
ることができる。 〔効果〕上記構成の結果、落下速度調節バルブの直杆状
の操作ロッドに直接、操作ノブを取付ける場合のよう
に、落下速度調節バルブの位置によって調節ノブの配置
がミッションケースの横外側部という操作し難い位置に
決定されることがなく、落下速度調節バルブと調節ノブ
の配置に設計的自由度が増し、落下速度調節バルブの操
作性の向上が図れる。
バルブの操作ロッドを三次元に屈曲可能な可撓性のロッ
ドから構成してある。 〔作用〕落下速度調節バルブの操作ロッドを三次元に屈
曲可能な可撓性のロッドから構成してあるから、ミッシ
ョンケースの横外側面に配設された落下速度調節バルブ
に対してその調節ノブを運転シートの左右中央に配置す
ることができる。 〔効果〕上記構成の結果、落下速度調節バルブの直杆状
の操作ロッドに直接、操作ノブを取付ける場合のよう
に、落下速度調節バルブの位置によって調節ノブの配置
がミッションケースの横外側部という操作し難い位置に
決定されることがなく、落下速度調節バルブと調節ノブ
の配置に設計的自由度が増し、落下速度調節バルブの操
作性の向上が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、リフトアーム1によって
昇降自在な作業装置(図示せず)を機体後方に装着可能
な農用トラクタの後部が示されている。この農用トラク
タは、機体後部配置のミッションケース3上方に運転シ
ート4を備えるとともに、このミッションケース3の後
端上部に左右一対のリフトアーム1,1を枢支するボス
部5,5を突設し、前記リフトアーム1,1を上下揺動
させる油圧シリンダ6,6を前記ミッションケース3の
後方に外装配置し、かつ、前記ミッションケース3の上
部において左右後輪フェンダ7,7をつなぐカバープレ
ート9を設置してある。
に基づいて説明する。図1に、リフトアーム1によって
昇降自在な作業装置(図示せず)を機体後方に装着可能
な農用トラクタの後部が示されている。この農用トラク
タは、機体後部配置のミッションケース3上方に運転シ
ート4を備えるとともに、このミッションケース3の後
端上部に左右一対のリフトアーム1,1を枢支するボス
部5,5を突設し、前記リフトアーム1,1を上下揺動
させる油圧シリンダ6,6を前記ミッションケース3の
後方に外装配置し、かつ、前記ミッションケース3の上
部において左右後輪フェンダ7,7をつなぐカバープレ
ート9を設置してある。
【0011】前記油圧シリンダ6,6は、図2にも示す
ように、ミッションケース3より後方に突出して配設さ
れた左右車軸ケース13,13の基部内側に入れ込ませ
た状態に外装配置するとともに、前記車軸ケース13,
13と前記ミッションケース3の後面部のブラケット1
5,15とに亘って両持ち状に支架したシリンダピン1
6,16に、その下側取付部12、12を回動自在に支
持してある。そして、上側の取付部11,11はリフト
アーム1,1の揺動支点を構成する機体側の揺動軸17
とリフトロッド10,10の枢支点との間に枢支させて
ある。前記左右一対のリフトアーム1,1は、ミッショ
ンケース3上面のボス部5,5に回動自在に軸支された
1本の軸17に連結されており、前記左右一対の油圧シ
リンダ6,6の同時駆動によって同時に昇降駆動可能に
構成されている。
ように、ミッションケース3より後方に突出して配設さ
れた左右車軸ケース13,13の基部内側に入れ込ませ
た状態に外装配置するとともに、前記車軸ケース13,
13と前記ミッションケース3の後面部のブラケット1
5,15とに亘って両持ち状に支架したシリンダピン1
6,16に、その下側取付部12、12を回動自在に支
持してある。そして、上側の取付部11,11はリフト
アーム1,1の揺動支点を構成する機体側の揺動軸17
とリフトロッド10,10の枢支点との間に枢支させて
ある。前記左右一対のリフトアーム1,1は、ミッショ
ンケース3上面のボス部5,5に回動自在に軸支された
1本の軸17に連結されており、前記左右一対の油圧シ
リンダ6,6の同時駆動によって同時に昇降駆動可能に
構成されている。
【0012】図2に示すように、リフトロッド10下端
に連結したロアリンク21の機体側への支持は、車軸ケ
ース13の厚肉基板13aにボス座23を固着し、そこ
へ片持ち状に支架した支軸22へ三次元揺動可能に、例
えばピロボール等を介した構成にしてある。
に連結したロアリンク21の機体側への支持は、車軸ケ
ース13の厚肉基板13aにボス座23を固着し、そこ
へ片持ち状に支架した支軸22へ三次元揺動可能に、例
えばピロボール等を介した構成にしてある。
【0013】次に、前記油圧シリンダ6の下部取付け構
造に付いて説明する。図3に示すように、車軸ケース1
3の厚肉基板13aにシリンダピン16嵌入用の穴を設
け、ミッションケース3の後面部から一体的に延出した
ブラケット15にシリンダピン16先端の小径ピン挿入
用の孔を設け、車軸ケース13の着脱に伴ってシリンダ
ピン16を挿脱可能に構成して油圧シリンダ6の下部を
支持するように構成してある。
造に付いて説明する。図3に示すように、車軸ケース1
3の厚肉基板13aにシリンダピン16嵌入用の穴を設
け、ミッションケース3の後面部から一体的に延出した
ブラケット15にシリンダピン16先端の小径ピン挿入
用の孔を設け、車軸ケース13の着脱に伴ってシリンダ
ピン16を挿脱可能に構成して油圧シリンダ6の下部を
支持するように構成してある。
【0014】前記油圧シリンダ6の上部は、図4に示す
ように、その取付部11をリフトアーム1から突出の片
持ちストレートピン18に支持させてある。前記ストレ
ートピン18は、段付きボルトから構成されており、リ
フトアーム1の側面を貫通してスプリング座金19、ナ
ット20を介して固定されている。前記片持ちストレー
トピン18には、回り止め工具挿入兼グリス用の孔18
aを設けてある。つまり、リフトアーム1の側面にスト
レートピン18を固定するに当たっては、ナット20の
締め込みによってストレートピン18が共回りすること
がないようにストレートピン18を固定しなければなら
ないが、斯る場合、回り止め工具挿入兼グリス用の孔1
8aにドライバー等の回り止め工具を挿入することによ
ってナット20の締め込みによってストレートピン18
が共回りすることが防止される。他方、油圧シリンダ6
のピストンロッド先端のボス部6Aには、或る特定の回
動位相で前記回り止め工具挿入兼グリス用の孔18aに
連通するグリスニップル6Bが設けられている。
ように、その取付部11をリフトアーム1から突出の片
持ちストレートピン18に支持させてある。前記ストレ
ートピン18は、段付きボルトから構成されており、リ
フトアーム1の側面を貫通してスプリング座金19、ナ
ット20を介して固定されている。前記片持ちストレー
トピン18には、回り止め工具挿入兼グリス用の孔18
aを設けてある。つまり、リフトアーム1の側面にスト
レートピン18を固定するに当たっては、ナット20の
締め込みによってストレートピン18が共回りすること
がないようにストレートピン18を固定しなければなら
ないが、斯る場合、回り止め工具挿入兼グリス用の孔1
8aにドライバー等の回り止め工具を挿入することによ
ってナット20の締め込みによってストレートピン18
が共回りすることが防止される。他方、油圧シリンダ6
のピストンロッド先端のボス部6Aには、或る特定の回
動位相で前記回り止め工具挿入兼グリス用の孔18aに
連通するグリスニップル6Bが設けられている。
【0015】前記油圧シリンダ6は、単動型の油圧シリ
ンダで、図6に示すように、コントロールレバー30の
操作によりポジション制御されるものであって、コント
ロールレバー30の操作によりコントロールバルブ31
並びに落下速度調節用の可変絞りバルブ25を介して左
右一対の油圧シリンダ6,6が同時駆動され、油圧シリ
ンダ6,6の作動に伴うフィードバックリンク機構32
の作動によりコントロールバルブ31を中立位置に復帰
操作するようになっている。図5に示すように、前記コ
ントロールバルブ31は、走行ミッションケース3上面
の蓋の内面に取付けられており、リフトアーム1の揺動
支点であるリフトアーム揺動軸17の下方に前後方向で
一部入り込ませて配置してある。また、前記落下速度調
節用の可変絞りバルブ25は、図1に示すように、前記
コントロールバルブ31の前後方向の近傍位置で、且
つ、ミッションケース3の外側面に取付けられており、
その操作ロッド33は、中間部に撓みスプリング33a
を備えた三次元に屈曲可能な可撓性のロッドから構成さ
れ、操作ロッド33先端の調節ノブ34が運転シート4
の左右中央に配置されて、調節ノブ34の回転操作に伴
って操作力伝達用のコイルスプリング33aを介して可
変絞りバルブ25が調節操作されるようになっている。
ンダで、図6に示すように、コントロールレバー30の
操作によりポジション制御されるものであって、コント
ロールレバー30の操作によりコントロールバルブ31
並びに落下速度調節用の可変絞りバルブ25を介して左
右一対の油圧シリンダ6,6が同時駆動され、油圧シリ
ンダ6,6の作動に伴うフィードバックリンク機構32
の作動によりコントロールバルブ31を中立位置に復帰
操作するようになっている。図5に示すように、前記コ
ントロールバルブ31は、走行ミッションケース3上面
の蓋の内面に取付けられており、リフトアーム1の揺動
支点であるリフトアーム揺動軸17の下方に前後方向で
一部入り込ませて配置してある。また、前記落下速度調
節用の可変絞りバルブ25は、図1に示すように、前記
コントロールバルブ31の前後方向の近傍位置で、且
つ、ミッションケース3の外側面に取付けられており、
その操作ロッド33は、中間部に撓みスプリング33a
を備えた三次元に屈曲可能な可撓性のロッドから構成さ
れ、操作ロッド33先端の調節ノブ34が運転シート4
の左右中央に配置されて、調節ノブ34の回転操作に伴
って操作力伝達用のコイルスプリング33aを介して可
変絞りバルブ25が調節操作されるようになっている。
【0016】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、落下速度調節バルブ25の操作ロッド33を三次元
に屈曲させるに当たって、撓みスプリングを用いたが、
ノブの回転によって操作力を伝達可能な弾性ゴムなどで
あっても良い。
は、落下速度調節バルブ25の操作ロッド33を三次元
に屈曲させるに当たって、撓みスプリングを用いたが、
ノブの回転によって操作力を伝達可能な弾性ゴムなどで
あっても良い。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】トラクタ後部の縦断側面図
【図2】同、縦断後面図
【図3】油圧シリンダの下部取付構造を示す一部破断平
面図
面図
【図4】リフトアームと油圧シリンダの連結状態を示す
断面図
断面図
【図5】ミッションケース上部の縦断側面図
【図6】油圧回路図
1 リフトアーム 3 ミッションケース 6 油圧シリンダ 17 リフトアーム揺動支点 25 落下速度調節バルブ 31 コントロールバルブ 33 操作ロッド
Claims (4)
- 【請求項1】 機体後部配置のミッションケース(3)
上方に運転シート(4)を備えるとともに、このミッシ
ョンケース(3)の後端上部に左右一対のリフトアーム
(1),(1)を枢支し、前記リフトアーム(1)を上
下揺動させる左右一対の油圧シリンダ(6),(6)を
前記ミッションケース(3)の後部に外装配置してある
農用トラクタにおいて、前記リフトアーム駆動用油圧シ
リンダ(6),(6)に対するコントロールバルブ(3
1)を前記リフトアーム(1)の揺動支点(17)の下
方近くに配設してある農用トラクタ。 - 【請求項2】 前記コントロールバルブ(31)を前記
リフトアーム(1)の揺動支点(17)の下方に入り込
ませてある請求項1に記載の農用トラクタ。 - 【請求項3】 前記リフトアーム(1)の下降速度を調
節する落下速度調節バルブ(25)を、前記コントロー
ルバルブ(31)の前後方向の近傍位置で、且つ、前記
ミッションケース(3)の横外側面に取付けてある請求
項1又は請求項2に記載の農用トラクタ。 - 【請求項4】 前記落下速度調節バルブ(25)の操作
ロッド(33)を三次元に屈曲可能な可撓性のロッドか
ら構成してある請求項3に記載の農用トラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28132795A JP3526988B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 農用トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28132795A JP3526988B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 農用トラクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121616A true JPH09121616A (ja) | 1997-05-13 |
JP3526988B2 JP3526988B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=17637565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28132795A Expired - Fee Related JP3526988B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 農用トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3526988B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005092074A1 (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Yanmar Co., Ltd. | トラクタ |
EP2823699A4 (en) * | 2012-03-09 | 2015-12-23 | Yanmar Co Ltd | TRACTOR |
US10645855B2 (en) | 2017-06-28 | 2020-05-12 | Cnh Industrial America Llc | Lift arm control system |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28132795A patent/JP3526988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005092074A1 (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Yanmar Co., Ltd. | トラクタ |
JP2005278416A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Yanmar Co Ltd | トラクタ |
EP2823699A4 (en) * | 2012-03-09 | 2015-12-23 | Yanmar Co Ltd | TRACTOR |
US10645855B2 (en) | 2017-06-28 | 2020-05-12 | Cnh Industrial America Llc | Lift arm control system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3526988B2 (ja) | 2004-05-17 |
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