JP3106432B2 - 乗用田植機 - Google Patents

乗用田植機

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JP3106432B2 JP11132780A JP13278099A JP3106432B2 JP 3106432 B2 JP3106432 B2 JP 3106432B2 JP 11132780 A JP11132780 A JP 11132780A JP 13278099 A JP13278099 A JP 13278099A JP 3106432 B2 JP3106432 B2 JP 3106432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用走行車の機体
後部に植付部を装着した田植機における機体を支持する
フレームの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、山間部等の小規模の圃場において
は、歩行型の田植機が用いられているが、最近、作業者
の高齢化や作業者減少化等の農業事情により、歩行型の
田植機は作業者への負担が大きく、作業時間が長くな
り、乗用型の田植機が望まれてきている。また、乗用型
の田植機は、前後方向に長く横設されている機体フレー
ムの前後端部に前輪と後輪を配し、前後の各々の車輪を
駆動するためにミッションケースが独立して配置され、
この前後のミッションケースを強固に連結するために、
剛性のある大型の機体フレームによって支持する構成と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の剛性の
ある大型の機体フレームによってミッションケースを支
持する構成においては、機体が大型化し、機体重量が嵩
むものとなり、値段が高価なものとなっていた。そこ
で、本発明は、安価な乗用型の田植機を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、機体後部に植付部を昇降自在
に配した乗用田植機において、機体前後方向に延出する
ミッションケースを設け、該ミッションケースの前部に
フロントアクスルケースを固設し、後部にリアアクスル
ケースを形成し、該フロントアクスルケースとリアアク
スルケースとを、前記ミッションケースに一体的に構成
すると共に、機体前後方向に延出する機体フレームの前
部を、前記ミッションケースの前部に支持ブラケットを
介して固設し、該機体フレームの後部を後部連結フレー
ムを介して前記ミッションケースの後部に固設したもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1はパイプ体による機体フレームを有する小型
乗用田植機の全体側面図、図2は同じく全体平面図一部
断面図、図3は小型乗用田植機の前上部を示す側面断面
図、図4はミッションケースの断面図、図5は昇降リン
ク機構を枢支する機体フレームを示す後面図、図6は一
体中空成形した車体カバーの正面断面図、図7は一体中
空成形した車体カバー途中部を屈曲させる構成を示す部
分平面断面図である。
【0006】まず、小型乗用田植機について図1〜図3
より全体構成から説明する。走行車1の前部及び後部に
前輪6と後輪8を懸架し、機体フレームFの前部上方に
エンジンEを搭載し、走行車1の左右中央に前後に長く
形成したミッションケースMを配し、該ミッションケー
スM前部に前輪6を支持させると共に、前記ミッション
ケースMの後部に後輪8を支持させている。そして、前
記エンジンEを覆うボンネット12eの両側に予備苗載
台10・10を配設し、作業者等が搭乗する車体カバー
12によって前記ミッションケースM等を覆い、前記車
体カバー12上部に運転席13を取り付け、該運転席1
3の前方の前記ボンネット12e後部に操向ハンドル1
4を配設している。
【0007】また、植付部15は四条植えとした苗載台
16や複数の植付け爪17等から構成されており、前高
後低に配設した苗載台16を下部レール18及びガイド
レール19を介して植付け伝動フレーム20に左右往復
摺動自在に支持させると共に、クランク機構21によっ
てクランク運動する植付け爪17・17を植付け伝動フ
レーム20後部に配設している。
【0008】また、前記植付け伝動フレーム20の前部
にローリング支点軸23を介してヒッチ24を設け、ト
ップリンク25及びロワーリンク26を含む昇降リンク
機構27を介して走行車1後部に前記ヒッチ24を連結
し、前記昇降リンク機構27を昇降駆動させる昇降シリ
ンダ28をロワーリンク26に連結したリフトアームに
連結している。そして、前記前輪6・6及び後輪8・8
を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動可能
な苗載台16から一株分の苗を植付け爪17によって取
り出し、連続的に苗植え作業を行うように構成してい
る。
【0009】また、前記運転席13等が設置された車体
カバー12には走行変速レバー29、主クラッチペダル
32、植付け昇降レバー30、ブレーキペダル33が配
設され、前記植付部15下部には均平用センターフロー
ト34、均平用サイドフロート35、植え深さ設定レバ
ー31等が配設されている。
【0010】そして、前記機体フレームFが、メインフ
レーム2とエンジンフレーム3とによって構成されてい
る。該エンジンフレーム3は、側面視において、前輪6
の前上方に配され、走行車1の前部形状に沿って平面視
略U型にパイプ体を屈曲し、開放側を後方に向けメイン
フレーム2の前端に固設した横部材41に固設してい
る。前記エンジンフレーム3の前部は上方に向かって屈
曲しバンパー部3aが形成され、該バンパー部3aには
ライト40等を装着することもできる。また、前記横部
材41の左右途中部に、パイプ体で形成する二本のメイ
ンフレーム2・2の前端部が固設されている。前記メイ
ンフレーム2・2は左右平行に配され、メインフレーム
2・2後部が後上方に湾曲され、メインフレーム2・2
後端部を後輪8の上方位置に配している。
【0011】このように、走行車1後部に昇降リンク機
構27を用いて植付部15を装着し、走行車1の機体フ
レームF前上部に動力部(エンジンE)を配し、機体フ
レームF下部に前輪6・6と後輪8・8に動力を伝達す
る前後方向に長いミッションケースMを配し、機体フレ
ームFを左右二本のパイプ体で形成し、該機体フレーム
Fの後端部を上方に湾曲させた構成としたことによっ
て、機体フレームFの軽量化を図ることができる。ま
た、機体フレームFの後端部を上方に湾曲させ、機体フ
レームF後部に運転席13のみを載置する構成とするこ
とで、走行車1の後部空間を簡素化することができ、走
行車1の重量を軽量化すると共に、走行車1を小型化す
ることができる。更に、機体フレームF後部に施肥機や
昇降リンク機構27を支持する独立の支持フレームをな
くして、部品点数を減らしており、コストを低減させた
田植機が構成されている。
【0012】前記メインフレーム2・2の上部には車体
カバー12が載置されている。該車体カバー12は、図
6に示すように、合成樹脂による一体中空成形され、該
車体カバー12の後部が上方に膨出され運転席載置部1
2aを形成し、該運転席載置部12a上に運転席13が
載置固定され、メインフレーム2の後部に固設する座席
フレーム9に支持されている。また、前記運転席載置部
12aの前部にはステップ部12bが形成され、該ステ
ップ部12b前部のエンジンEの左右側部に通路部12
cが成形されている。また、図3に示すように、左側の
前記メインフレーム2後部には、支持台42を固設し、
該支持台42上に側面視Ω型の枢支体43が固設され、
Ω型の枢支体43内部に、主変速レバー29の基部が軸
支されている。該主変速レバー29は、前進2速と後進
との切り換えを行うものである。更に、前記メインフレ
ーム2・2の前後途中部には、側面視略U型に構成した
ステップフレーム44の開放側端部が固設され、乗降時
のステップとして用いられている。
【0013】前述の如く、二本のパイプ体より成る機体
フレームFの一側後部に、主変速レバー29の基部を枢
支する構成としたことによって、主変速レバー29の基
部を剛性の高い機体フレームF上に配することができる
ので、信頼のおける枢支構成となっている。また、前記
主変速レバー29の基部を、車体カバー12内部に特別
の支持機構を配設することなく、後端部を後上方に湾曲
された機体フレームFの後部に配することで、主変速レ
バー29が運転者の近傍位置に配されることになり、安
価な構成で、操作性に優れた主変速レバーを提供するこ
とができる。
【0014】また、図3、図7に示すように、前記エン
ジンフレーム3からメインフレーム2の前部にかけての
車体カバー12は、エンジンEを被装するボンネット1
2eが形成され、ボンネット12e後部のステップ部1
2bの前後途中部に中空成形することのないくびれ部1
2dが成形され、その部分の厚み薄くして屈曲可能に構
成され、図3に示す二点鎖線12e’のようにボンネッ
ト12eを上方に回動して、エンジンE上方を開放でき
るようにしている。更に、前記ボンネット12e上部
は、開口部12fが成形されており、該開口部12f内
に燃料タンク45が挿入され、エンジンE上方位置に固
定されている。
【0015】また、前記エンジンEの前部には作業機用
油圧ポンプPが配設され、エンジンEの左側面より側方
に突出する出力軸に固設するプーリ46に巻回するベル
ト47を介して動力が伝達され、前述した昇降シリンダ
28に作動油を送油できるようにしている。また、前記
プーリ46は二連型のプーリが用いられており、ベルト
48を介してミッションケースMに動力が伝達される。
前記ベルト48はテンションプーリ49によって緊張さ
れ、前述したクラッチペダル32による踏み込み操作に
連動して動力伝達の断接を行えるようにしている。
【0016】また、前記ミッションケースMは、機体フ
レームFの前後中央部下部より機体フレームF後端部の
後下方まで延出して前後方向に長く形成され、側面視に
おいて前高後低に配されている。また、前記ミッション
ケースM前部に走行変速機構を内装して変速部51が形
成され、該変速部51の左右側面にフロントアクスルケ
ース5・5が固設され、該フロントアクスルケース5・
5の左右端部より下方に向かって車軸ケース53・53
が固設され、該車軸ケース53・53の下端部に前輪6
・6を固設する車軸54が軸支されている。前記ミッシ
ョンケースM後端部には、軸芯を左右方向に持つ筒状の
リアアクスルケース7・7が形成され、該リアアクスル
ケース7・7内に車軸56・56が軸支され、該車軸5
6・56の左右端部に後輪8・8が固設され、従来の伝
動ケースをなくした構成としている。よって、前後のフ
ロントアクスルケース5・5とリアアクスルケース7・
7とを同一のミッションケースMに一体的に形成され、
ミッションケースMが各車輪6・8を支持するフレーム
部材の一部を構成している。
【0017】また、前記ミッションケースMの変速部5
1より側方に入力軸60が突出され、該入力軸60に固
設するプーリ61に前記ベルト48を介して動力が伝達
され、エンジンEの動力を伝達するベルト48と、ミッ
ションケースMとが略直線上に配され、各車輪6・8に
動力を伝達する動力伝達経路が省スペースで効率の良い
配置構成としている。
【0018】また、前記ミッションケースMの変速部上
部の後部には、PTO軸62が軸支され、該PTO軸6
2の駆動がユニバーサルジョイント軸を介して植付部1
5に伝達されている。
【0019】次に、各車輪6・8を懸架するミッション
ケースM上に載置する機体フレームFの支持構成につい
て説明する。図3に示すように、フロントアクスルケー
ス5・5の上方の前記メインフレーム2・2の途中部に
おいて、メインフレーム2・2下部に支持ブラケット8
1・81が固設され、該支持ブラケット81に固定プレ
ート82が固設され、該固定プレート82をフロントア
クスルケース5の前面に配している。一方、前記フロン
トアクスルケース5の上部には前後方向に軸芯を有する
ボス5aが配されており、該ボス5a内に螺合するボル
ト83によって固定プレート82がフロントアクスルケ
ース5前部に固定され、フロントアクスルケース5に機
体フレームFの前部が固定されている。
【0020】このように、二本のパイプ体より成る機体
フレームF前部を横部材41で連結し、機体フレームF
前部をミッションケースM前部に形成したフロントアク
スルケース5・5に固設する構成としたことによって、
ミッションケースM前部より側方に形成した左右各々の
フロントアクスルケース5・5に、左右二本のパイプ体
(メインフレーム2・2)によって形成した各々の機体
フレームFを強固に固設することできる。また、左右の
パイプ体前部を横部材41によって連結したことによっ
て、剛性の高い機体フレームが構成することができ、走
行車1を支持する安定したフレーム構造を構成すること
ができる。
【0021】また、前記メインフレーム2・2の、後部
にはパイプ体で形成した後部連結フレーム85が固設さ
れ、該後部連結フレーム85の他端は後下方のリアアク
スルケース7近傍位置まで延出し、該後部連結フレーム
85端部に固定プレート86が固設されている。該固定
プレート86は側面視三角形状の板体であり、固定プレ
ート86の端部にボルトを挿入可能とする孔が開口され
ている。一方、前記リアアクスルケース7には、図2、
図5に示す如く、左右方向に螺子孔を開口するボス部7
a・7aが形成され、ボス部7a・7aの側方に固定プ
レート86を配し、該固定プレート86の孔をボス部7
aの螺子孔と軸芯を一致させて、側方よりボルトが螺合
され、固定プレート86とボス部7aとが固定されてい
る。よって、前記メインフレーム2の後端部とミッショ
ンケースM後端部とが後部連結フレーム85を介して連
結され、機体フレームFとミッションケースMと後部連
結フレーム85とによって側面視三角形状の走行車1を
支持する一体型フレームが構成されている。尚、前記ミ
ッションケースMは細長形状であり、図4に示す断面視
の如く、円管状に形成され、内周面に複数のリブ95・
95・・・を形成し、断面係数を高め、剛性のあるケー
スが形成されており、車輪6・8を懸架する剛性の高い
一体型フレームが構成されている。
【0022】前述の如く、前記機体フレームF後部に後
部連結フレーム85を固設し、該後部連結フレーム85
端部を後下方に突出し、前後方向に長いミッションケー
スM後側部に形成したリアアクスルケース7・7に固設
する構成としたことによって、機体フレームF後部とリ
アアクスルケース7・7とを、パイプ体にて形成した後
部連結フレーム85を用いて連結することができるの
で、後端部を上方に湾曲させた機体フレームFを強固に
固定することができると共に、該機体フレームF上に配
置する車体カバー12を安定して支持することができ
る。
【0023】また、機体フレームFの前部を前後方向に
長いミッションケースMの前部に固設し、機体フレーム
Fの後部を後部連結フレーム85を介してミッションケ
ースMの後部に固設し、走行車1を支持する側面視三角
形状の一体型フレームを構成したことによって、ミッシ
ョンケースMを走行車1を支持する支持フレームとして
用いることができ、機体フレームFへの負担を低減する
ことができ、軽量で安価なパイプ体を機体フレームFと
して使用しても、強固な一体支持フレームを構成するこ
とができ、乗用型田植機のコストを低減することができ
る。
【0024】次に、植付部15を昇降可能に装着する昇
降リンク機構27の構成について説明する。即ち、図
1、図5に示すように、前記昇降リンク機構27は、左
右に揺動可能に支持する植付部15のヒッチ24を平行
リンクを用いて昇降可能に装着するものであり、該ヒッ
チ24上部左右両側に平行リンクであるトップリンク2
5・25が枢支され、ヒッチ24下部左右両側に平行リ
ンクであるロワーリンク26・26が枢支されている。
前記ロワーリンク26・26は、前端部内側面にリフト
アーム90・90基部が固設され、該リフトアーム90
・90をロワーリンク26の配設方向に対して鉛直方向
に突出されている。また、左右のリフトアーム90・9
0の間隔は、先端に向かうに従って狭くなり、先端部の
間位置に昇降シリンダ28のロッド前部が連結される。
また、前記リフトアーム90・90先端部とロワーリン
ク26・26後端との間に補強リンク91・91が連結
され、ロワーリンク26・26の剛性を高めている。
【0025】そして、この昇降機構は走行車1の前述し
た一体型フレームの後部に枢支されている。即ち、前記
メインフレーム2・2後部より後方にアーム92・92
が突出され、左右のアーム92・92にピン93が横設
され、該ピン93にトップリンク25の前端部が枢支さ
れている。また、前記ミッションケースM後部とメイン
フレーム2とを連結する後部連結フレーム85の前後途
中部に枢支ピン94が横設され、該枢支ピン94の左右
端部にロワーリンク26・26前端部が枢支され、走行
車1の一体型フレームの後部連結フレーム85が昇降機
構の支持部として兼用され、特別な支持フレームを必要
とすることなく、シンプルな構成としている。
【0026】このように、走行車1後部に昇降リンク機
構27を用いて植付部15を装着し、走行車1の機体フ
レームM前上部に動力部(エンジンE)を配し、機体フ
レームF下部に前輪6・6と後輪8・8に動力を伝達す
る前後方向に長いミッションケースMを配し、機体フレ
ームF後部とミッションケースM後部とを後部連結フレ
ーム85を用いて連結し、該後部連結フレーム85に昇
降リンク機構27のロワーリンク26・26を枢支する
構成としたことによって、植付部15を安定して昇降さ
せることができると共に、後部連結フレーム85を介し
ているので、機体フレームFへの負担を低減させること
ができる。また、機体フレームFへの負担を低減させる
ことができるので、軽量で安価なパイプ体を機体フレー
ムFとして使用することができる。また、機体フレーム
Fに昇降リンク機構27を取付けるための特別な支持フ
レームを設ける必要がなくなり、部品点数を減らすこと
ができ、軽量で安価な支持構成となっている。
【0027】そして、前記機体フレームF後端部とミッ
ションケースM後端部とを連結する後部連結フレーム8
5の途中部に枢支ピン93を横設し、該枢支ピン93に
昇降リンク機構27のロワーリンク26・26を枢支す
る構成としたことによって、左右の後部連結フレーム8
5が補強され、走行車1の支持するフレームをより強固
にすることができ、また、昇降リンク機構27のロワー
リンク26・26前部を安定して支持することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
機体後部に植付部を昇降自在に配した乗用田植機におい
て、機体前後方向に延出するミッションケースを設け、
該ミッションケースの前部にフロントアクスルケースを
固設し、後部にリアアクスルケースを形成し、該フロン
トアクスルケースとリアアクスルケースとを、前記ミッ
ションケースに一体的に構成すると共に、機体前後方向
に延出する機体フレームの前部を、前記ミッションケー
スの前部に支持ブラケットを介して固設し、該機体フレ
ームの後部を後部連結フレームを介して前記ミッション
ケースの後部に固設したことによって、前部にフロント
アクスルケースを固設し、後部にリアアクスルケースを
形成した機体前後方向に延出するミッションケースを、
走行車を支持するフレームとして用いることができる。
また、前記ミッションケースを走行車を支持するフレー
ムとして用いることができるので、機体フレームへの負
担を低減することができる。さらに、前記機体フレーム
への負担を低減することができるので、機体フレームと
して軽量なものを使用しても、強固な支持フレームを構
成することができる。さらにまた、機体フレームを軽量
化することができ、乗用型田植機のコストを低減するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプ体による機体フレームを有する小型乗用
田植機の全体側面図である。
【図2】同じく全体平面図一部断面図である。
【図3】小型乗用田植機の前上部を示す側面断面図であ
る。
【図4】ミッションケースの断面図である。
【図5】昇降リンク機構を枢支する機体フレームを示す
後面図である。
【図6】一体中空成形した車体カバーの正面断面図であ
る。
【図7】一体中空成形した車体カバー途中部を屈曲させ
る構成を示す部分平面断面図である。
【符号の説明】
E エンジン F 機体フレーム M ミッションケース 1 走行車 5 フロントアクスルケース 6 前輪 7 リアアクスルケース 8 後輪 15 植付部 85 後部連結フレーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体後部に植付部を昇降自在に配した乗
    用田植機において、機体前後方向に延出するミッション
    ケースを設け、該ミッションケースの前部にフロントア
    クスルケースを固設し、後部にリアアクスルケースを形
    成し、該フロントアクスルケースとリアアクスルケース
    とを、前記ミッションケースに一体的に構成すると共
    、機体前後方向に延出する機体フレームの前部を、前
    記ミッションケースの前部に支持ブラケットを介して
    設し、該機体フレームの後部を後部連結フレームを介し
    て前記ミッションケースの後部に固設したことを特徴と
    する乗用田植機。
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