JPH0616352A - エレベーターの乗場表示装置 - Google Patents

エレベーターの乗場表示装置

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JPH0616352A
JPH0616352A JP17809892A JP17809892A JPH0616352A JP H0616352 A JPH0616352 A JP H0616352A JP 17809892 A JP17809892 A JP 17809892A JP 17809892 A JP17809892 A JP 17809892A JP H0616352 A JPH0616352 A JP H0616352A
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device case
building wall
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Mitsugi Adachi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置の据付作業に要する時間を短
縮することを目的とするものである。 【構成】 表示装置ケース8の取付部材を兼ねる表示装
置堰板10を、表示装置ケース10の周囲の建屋壁1と
三方枠2との間に設け、その表面に仕上壁9を直接設け
るようにした。これにより、表示装置ケース8の背部に
モルタルを詰める必要をなくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーター乗場の
三方枠と建屋壁との間に設けられるエレベーターの乗場
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベーター乗場には、縦枠お
よび横枠から形成された三方枠、表示装置ケースが取り
付けられ、これらは建屋壁の昇降路に貫通して開口する
穴に据え付けられている。
【0003】まず、図5〜図7により従来のエレベータ
ーの乗場表示装置について説明する。図において、1は
建屋壁、2はエレベーター開口部に据え付けられた三方
枠、3は建屋壁1から突出した鉄筋、4は三方枠2にボ
ルト締め(図示省略)された取付金、5は鉄筋3と取付
金4とを連結し三方枠2を固定する鉄筋である。
【0004】6は堰板であり、建屋壁1と三方枠2との
間の隙間を片側から塞ぐように、位置決めのうえコンク
リート釘(図示省略)などで建屋壁1に固着されてい
る。なお、堰板6は、通常鋼板製であるので、そのまま
放置されても防火規定上の問題はない。7は建屋壁1と
三方枠2との間の隙間に詰められたモルタル、8は取付
金4および建屋壁1に埋められた鉄筋3に取り付けら
れ、三方枠2の側部に設置された表示装置ケース(以
下、ケースと略称する。)であり、このケース8内に
は、表示装置本体が収容される。
【0005】上記のように構成された従来の乗場表示装
置では、まずモルタル7を止める堰板6を、建屋壁1と
三方枠2との間の隙間の昇降路側に取り付ける。また、
ケース8を取付金4および鉄筋3に取り付ける。次い
で、建屋壁1と三方枠2との間の隙間の下部から上部へ
向けて、モルタル7を少しずつ詰めていく。この後、モ
ルタル7の表面に壁材である仕上壁9を施す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の乗
場表示装置においては、モルタル7を隙間の下部より少
しずつ詰めても、中間部から上部にかけては、モルタル
7自身の重量により、詰めたモルタル7が崩れ落ち、手
直しを必要とすることがあった。また、モルタル7を詰
めた後の状況についても、同様にモルタル7の自重によ
りモルタル7の詰め量が不均一になり、出来映えが悪
く、手直しを要することがしばしばあった。従って、従
来の乗場表示装置の据付作業には、多大な時間を要する
という問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、据付作業に要
する時間を短縮することができるエレベーターの乗場表
示装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るエ
レベーターの乗場表示装置は、表示装置ケースの大きさ
に打ち抜いた形状で、打抜片で表示装置ケースを保持す
る表示装置堰板を、三方枠と建屋壁との間に設けたもの
である。
【0009】また、請求項2の発明に係るエレベーター
の乗場表示装置は、上記の表示装置堰板の壁材との接合
面に、接着剤により多数の粒状の凸部形成体を付着させ
たものである。
【0010】
【作用】この発明においては、堰板が、本来の壁材の堰
止め部材としての役目に加えて、表示装置ケースの取付
部材としての役目を果たす。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1〜図3につ
いて説明する。図中、図5〜図7と同一符号は同一また
は相当部分を示している。図において、10は建屋壁1
と三方枠2との間に設けられている表示装置堰板であ
り、この表示装置堰板10は、ケース8の大きさに打ち
抜いた取付片10a,10bを有しており、ケース8の
取付部材を兼ねている。
【0012】また、表示装置堰板10は、ミクロジョイ
ント(耳残し)を縦方向に加工した延長部分10c,1
0dにより、建屋壁1と三方枠2との間の隙間寸法に応
じて、幅寸法を段階的に調節できるようになっている。
さらに、表示装置堰板10には、取付穴11a,11b
が設けられており、アンカーボルト11により建屋壁1
に固定されている。一方、ケース8と表示装置堰板10
とは、電気溶接12によって固定されている。さらにま
た、表示装置堰板10は、仕上壁9が付着しやすいよう
に、例えば発泡スチロールからなる粒状の凸部形成体1
3aと接着剤とを混入させたモルタル13で表面加工さ
れている。
【0013】上記のように構成された乗場表示装置にお
いては、表示装置堰板10によりケース8の周囲が塞が
れているため、ケース8の背部が空間になっている。従
って、この空間部にモルタル7を詰めない分だけ、装置
の据付作業に要する時間が短縮されることになる。ま
た、仕上壁9は厚さが薄いので、従来のモルタル7を詰
め込む際のような自重の問題は無視できる。
【0014】また、表示装置堰板10の表面には、凸部
形成部材13aを含むモルタル13により無数の凸部が
形成されているので、仕上壁9の付着が良い。これによ
り、施工後に、振動等により仕上壁9が表示装置堰板1
0から剥離したり、仕上壁9にひび割れが生じたりする
のが防止される。
【0015】実施例2.図4は他の実施例で、上記実施
例1では表示装置堰板10にミクロジョイント加工を施
したが、建屋壁1と三方枠2との間の隙間寸法をフレキ
シブルに設定可能とする曲げ材14としたもので、上記
実施例1と同様に、切断工具を必要とせずに、表示装置
堰板10の幅寸法を調節できる。
【0016】なお、上記実施例では、図3に示すよう
に、乗場表示装置の部分を除いた隙間には、従来と同様
にモルタル7が詰め込まれており、堰板6によりモルタ
ル7が止められている。このため、表示装置堰板10の
上端部には、上方のモルタル7がケース8の背部に落ち
ないように水平板を設けるのが好ましい。また、乗場表
示装置以外の部分でも、表示装置堰板10と同様の位置
に堰板を配置し、その上に仕上壁9を設けるようにすれ
ば、モルタル7を詰める作業は不要となり、堰板6を全
体的に省略できる。
【0017】さらに、上記実施例では壁材として仕上壁
9を示したが、これに限定されるものではなく、また表
示装置堰板10上にモルタルを薄く塗った後に仕上壁9
を塗るなどしてもよい。さらにまた、上記実施例では凸
部形成体13として発泡スチロールを示したが、例えば
プラスチックなど、他の材料からなるものでもよい。ま
た、上記実施例ではモルタル13に凸部形成体13aと
接着剤とを混入したが、凸部形成体13aと接着剤のみ
であっもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
エレベーターの乗場表示装置は、表示装置ケースの取付
部材を兼ねる表示装置堰板を、表示装置ケースの周囲の
建屋壁と三方枠との間に設け、その表面に壁材を設ける
ようにしたので、表示装置ケースの背部にモルタルを詰
める必要がなく、装置の据付作業に要する時間を短縮す
ることができるという効果を奏する。
【0019】また、請求項2の発明のエレベーターの乗
場表示装置は、凸部形成体を接着剤で付着することによ
り、表示装置堰板の表面に多数の凸部を形成したので、
上記請求項1の発明の効果に加えて、壁材の付着を良く
することができ、壁材の剥離やひび割れを防止すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるエレベーターの乗場
表示装置の断面図である。
【図2】図1の表示装置堰板を示す斜視図である。
【図3】図1の装置を据え付けたエレベーター乗場の仕
上げ前の状態を示す正面図である。
【図4】この発明の他の実施例による表示装置堰板の一
部を示す斜視図である。
【図5】従来の乗場表示装置を据え付けたエレベーター
乗場の一例を示す仕上げ前の状態の正面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】図5の乗場表示装置の断面図である。
【符号の説明】
1 建屋壁 2 三方枠 8 表示装置ケース 9 仕上壁(壁材) 10 表示装置堰板 13a 凸部形成体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三方枠と建屋壁との間の隙間に設置さ
    れ、表示装置本体を収容する表示装置ケースと、上記三
    方枠と上記建屋壁との間に設けられ、上記表示装置ケー
    スの周囲を壁材で埋めるための表示装置堰板とを備えて
    おり、上記表示装置堰板は、中央部が上記表示装置ケー
    スの大きさに打ち抜かれ、上記表示装置ケースの取付部
    材を兼ねるようになっていることを特徴とするエレベー
    ターの乗場表示装置。
  2. 【請求項2】 三方枠と建屋壁との間の隙間に設置さ
    れ、表示装置本体を収容する表示装置ケースと、上記三
    方枠と上記建屋壁との間に設けられ、上記表示装置ケー
    スの周囲を壁材で埋めるための表示装置堰板とを備えて
    おり、上記表示装置堰板は、中央部が上記表示装置ケー
    スの大きさに打ち抜かれ、上記表示装置ケースの取付部
    材を兼ねるようになっているとともに、上記壁材との接
    合面に、接着剤により多数の粒状の凸部形成体が付着さ
    れていることを特徴とするエレベーターの乗場表示装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6054379A (en) * 1998-02-11 2000-04-25 Applied Materials, Inc. Method of depositing a low k dielectric with organo silane
US6593655B1 (en) 1998-05-29 2003-07-15 Dow Corning Corporation Method for producing hydrogenated silicon oxycarbide films having low dielectric constant
US6667553B2 (en) 1998-05-29 2003-12-23 Dow Corning Corporation H:SiOC coated substrates

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JPS588780A (ja) * 1981-07-08 1983-01-18 Hitachi Ltd 液晶組成物
JPS60115786A (ja) * 1983-08-29 1985-06-22 三菱電機株式会社 エレベ−タの乗場装置

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