JPH06163241A - 磁場発生装置用電磁石 - Google Patents

磁場発生装置用電磁石

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JPH06163241A
JPH06163241A JP30684392A JP30684392A JPH06163241A JP H06163241 A JPH06163241 A JP H06163241A JP 30684392 A JP30684392 A JP 30684392A JP 30684392 A JP30684392 A JP 30684392A JP H06163241 A JPH06163241 A JP H06163241A
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JP
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winding
coil
magnetic field
electromagnet
winding core
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JP30684392A
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Yasuo Fukushima
安雄 福島
Seiji Ogawa
清治 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コイルの巻き厚を大きくして強磁場を発生する
ことができ、かつ巻芯断面の長軸を長くして磁場の有効
利用範囲の拡大ができるようにする。 【構成】断面形状を楕円とした巻芯11に、絶縁被覆材
13bが被せられた導体部13aから成る電線13を巻
き付けて、コイル12を形成し、電磁石10を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物性研究、放射光装置
用挿入光源等に用いて好適な磁場発生装置用電磁石に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、物性研究等に用いられていた磁場
発生装置用レーストラック型電磁石の上面図及び断面図
を図6(a),(b)に示す。
【0003】図に示したように従来の磁場発生装置用レ
ーストラック型電磁石では、磁場の有効利用範囲を拡げ
るために、巻芯61は、その断面形状が円弧部611
(半円弧)と直線部612で構成されるレーストラック
状に形成されている。巻芯61の長軸寸法はbである。
この巻芯61は、高分子、ガラス等の絶縁被覆材(図示
せず)で表面が絶縁されている。この巻芯61に電線6
3を多数巻き付けることにより、コイル62が形成され
ている。コイル62の巻き厚の寸法はaである。
【0004】電線63は、図6(b)に示したDの部分
の拡大図に示してあるように、導体部63aの表面に高
分子、ガラス等の絶縁被覆材63bが被覆された構造と
なっている。
【0005】このような磁場発生装置用レーストラック
型電磁石では、均一な磁場を作るために、コイル62の
巻線時に、巻芯61の直線部612に電線63を密着さ
せる必要がある。このため、電線63に張力を加えなが
ら巻線作業を行う必要がある。
【0006】このとき、電線63に加えられる張力は、
円弧部611のみで支持され、直線部612では支持さ
れない。このため、コイル62最内層の電線63で巻芯
61の円弧部611に対応する部分には、積層されたす
べての電線63から圧縮力が作用する。
【0007】したがって、強い磁場を発生させるため
に、電線63の巻数を増やして、コイル62の巻き厚a
を大きくすると、積層された電線63のうち最内層の電
線63の円弧部611に対応する部分に作用する圧縮力
は増大する。
【0008】また、磁場の有効利用範囲を拡大するため
に、巻芯61の長軸寸法bを長くすると、電線63の直
線部612対応部分を直線状に引張るために必要な張力
が増大する。このため、コイル62最内層の電線63の
円弧部611に対応する部分に作用する圧縮力が一層増
大する。
【0009】このように、コイル62最内層の電線63
の円弧部611に対応する部分に作用する圧縮力が増大
するために、同電線63の導体部63a表面に形成(被
覆)された絶縁被覆材63b、あるいは、巻芯61の表
面に形成(被覆)された絶縁被覆材が損傷し、絶縁の機
能を失ってしまう。つぎに、従来、物性研究等に用いら
れていた磁場発生装置である円筒のスプリットペアコイ
ルの断面図を図7に示す。
【0010】図において、スプリットペアコイルは、両
端に巻きつば72が一体形成された円柱状の巻芯71
に、電線を円筒状に巻き付けてコイル73が形成された
電磁石70を2つ対向させた構造となっている。この対
向する各電磁石70に通電することにより、2つの磁石
の中心、すなわち図に示した原点0の近傍に磁場が発生
する。
【0011】このようなスプリットペアコイルにおい
て、原点0の近傍で均一な磁場を得るためには、各コイ
ル73を形成する電線を均一に並べて、揃える必要があ
る。このため、巻きつば72は必要不可欠であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した如く、図6に
示したような従来の磁場発生装置用レーストラック型電
磁石には、レーストラックの直線部に電線を密着して沿
わせるのに大きな張力を要することから、以下に示す問
題があった。
【0013】まず、強い磁場を発生させるために、コイ
ルの巻き厚を大きくすると、コイル最内層の電線の巻芯
円弧部対応部分に、コイルを形成しているすべての電線
から圧縮力が作用するので、コイル最内層の電線の巻芯
円弧部対応部分の表面の絶縁被覆材および巻芯円弧部表
面の絶縁被覆材が損傷し、絶縁機能を失ってしまい、こ
のため、巻き厚を大きくできず、強い磁場を発生するこ
とができなかった。さらに、巻芯の断面形状において、
長軸の長さを大きくできなかったので、磁場有効利用範
囲を拡げることができなかった。
【0014】また、図7に示したような従来のスプリッ
トペアコイルでは、各コイルを形成する電線を均一に並
べて揃えることで、均一な磁場が得られるように、両端
に巻きつばが一体形成された巻芯を用いていたため、以
下に示す問題があった。
【0015】まず、強い磁場を得るためには、スプリッ
トペアコイルの対向する2つの電磁石のコイル間の距離
を縮めようとしても、互いの電磁石の巻きつばの厚さ分
よりコイル間の距離を短縮できなかった。すなわち、巻
きつばが邪魔であり、巻きつばが強い磁場発生の妨げと
なっていた。また、巻きつばの厚さの分だけ、コイルに
より発生する磁場の有効利用範囲が狭められていた。さ
らに、巻きつばが妨げとなり、装置全体を小型化するこ
とが困難であった。
【0016】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的は、コイルの巻き厚を大きくして強磁場
を発生することができ、かつ巻芯断面の長軸を長くして
磁場の有効利用範囲の拡大ができる磁場発生装置用電磁
石を提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、スプリットペアコイ
ルを構成する2つの電磁石の巻きつばを巻芯から取り外
し可能とすることにより、使用時における両電磁石間の
距離の短縮を可能とし、強磁場の発生、磁場の有効利用
範囲の拡大、かつ装置の小型化が図れる磁場発生装置用
電磁石を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
(第1の発明)本発明は、磁場発生装置用電磁石におい
て、巻芯の断面形状を楕円形状、もしくは、なめらかな
凸曲面を持つ形状とすることを特徴とする。 (第2の発明)また、本発明は、磁場発生装置用電磁石
において、巻芯と巻きつばを別部品とし、巻きつばの取
り付け及び分解が可能な構造とすることを特徴とする。
磁場発生装置用電磁石において、コイル巻線後、巻きつ
ばが不要となった時点で巻きつばを取り外して電磁石を
使用することを特徴とする。また、コイル巻線後、巻線
が乱れないように電線相互を樹脂を用いて固着させた
後、巻きつばを取り外して電磁石を使用することを特徴
とする。
【0019】
【作用】
(第1の発明)
【0020】巻芯に電線を巻き付けて製作される磁場発
生装置用電磁石において、断面形状が楕円形状もしくは
なめらかな凸曲面を持つ形状である巻芯に、電線が巻き
付けられると、巻芯の外周面全体で電線が支持される。
これにより、小さい張力で電線を巻芯の外周面に密着し
て沿わせることができる。
【0021】このように、電線に加えられる張力が小さ
くなるので、コイルを形成しているすべての電線からコ
イル最内層の電線に作用する圧縮力も減少する。このた
め、コイル最内層の電線の表面を被覆している絶縁被覆
材もしくは巻芯の表面を被覆している絶縁被覆材の損傷
が防止できる。 (第2の発明)
【0022】両端に巻きつばが取り付けられた巻芯に、
電線を巻き付けることにより、電線が均一に揃えられた
コイルが形成される。コイルを形成している電線相互
は、樹脂により固着される。巻きつばは、コイル形成後
に、巻芯から取り外される。
【0023】このように、コイル形成後に巻芯から巻き
つばを取り外した状態の磁場発生装置用電磁石を2つ用
いてスプリットペアコイルを構成すれば、従来の巻芯と
巻きつばとが一体形成された磁場発生装置用電磁石を用
いたスプリットペアコイルに比べて、取り外した巻きつ
ばの分だけ、互いの電磁石の距離が短縮できるので、磁
場が必要となる部分(両電磁石に挟まれた部分)に強い
磁場を発生させることができる。また、従来のスプリッ
トペアコイルに比べて、巻きつばの分だけ磁場の有効利
用範囲を拡げることができ、装置を小型にすることもで
きる。
【0024】さらに、電磁石のコイルを形成する電線相
互が樹脂を用いて固着されているので、巻芯から巻きつ
ばを取り外してもコイルの巻線形状が維持でき、均一な
磁場を発生させることができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、第1実施例について説明する
【0026】図1は、同実施例に係る磁場発生装置用電
磁石の構造を示すものであり、同図(a)は同電磁石の
上面図、同図(b)は同図(a)に示したA−A´線に
沿った断面図である。
【0027】図に示した電磁石10において、巻芯11
は、その断面形状が楕円状に形成されている。巻芯11
の断面(楕円面)の長軸寸法はbである。また、巻芯1
1は、高分子、ガラス等の絶縁被覆材(図示せず)で表
面が絶縁されている。この巻芯11の外周面には、電線
13が多数巻き付けられてコイル12が形成されてい
る。コイル12の巻き厚の寸法はaである。
【0028】電線13は、図1(b)に示したCの部分
の拡大図に示してあるように、電流の流れる導体部13
aの表面に、電線13相互の絶縁及び巻芯11との絶縁
を行うために、高分子、ガラス等の絶縁被覆材13bが
被覆された構造となっている。
【0029】上記構造の電磁石10において、コイル1
2を形成する電線13は、同電線13が巻き付けられて
いる巻芯11の断面が楕円状となっているために、従来
の断面がレーストラック型の電磁石と異なって、その巻
芯11の外周面全体に渡って支持される。したがって、
巻芯11断面の長軸寸法bを長くしても、コイル12巻
線時に、電線13を小さい張力で巻芯11の外周面に密
着して沿わせることができる。このため、コイル12最
内層の電線13に作用する力も小さくなる。また、コイ
ル12の巻き厚寸法aを大きくしても、コイル12全体
からコイル12最内層の電線13に作用する力が同電線
13の局部に集中することはなくなる。すなわち、電線
13に作用する力が巻芯11外周面全体に渡って分散す
る。
【0030】以上の理由により、コイル12最内層の電
線13表面を被覆する絶縁被覆材13bあるいは巻芯1
1表面を被覆する絶縁被覆材の損傷が防止できるので、
コイル12の巻き厚寸法aを大きくして強い磁場を得る
ことができる。また、巻芯11断面の長軸寸法bを長く
して磁場有効利用範囲を拡大することもできる。なお、
本実施例では、内部が充実した楕円柱状の巻芯を用いて
いるが、内部が中空の楕円筒状の巻芯を用いてもよい。
【0031】また、本実施例では、巻芯の断面形状を楕
円形状としたが、なめらかな凸曲面を持つ断面形状であ
ってもよい。要は、巻芯の外周面全体で電線が支持され
るような断面形状であればよい。つぎに第2実施例につ
いて説明する。図2は、同実施例に係る磁場発生装置用
電磁石の断面図を示したものである。
【0032】図に示した電磁石20において、巻芯21
は、鉄により円柱状に形成されている。この巻芯21の
両端には、巻きつば22が取り付けられている。巻きつ
ば22は、ねじ止めにより、巻芯21に固定されてい
る。
【0033】巻芯21の外周面には、電線が多数巻き付
けられてコイル23が形成されている。この電線の巻き
付けにおいて、巻芯21の両端には巻きつば22が取り
付けられているため、この電線を均一に揃えることがで
きる。また、コイル23を形成している電線相互は樹脂
により固着されている。
【0034】このような電磁石20を用いてスプリット
ペアコイルを構成する場合、後述の効果を得るために、
巻きつば22を巻芯21から取り外す。そして、この巻
きつば22を取り外した電磁石20を1対用意してスプ
リットペアコイルに用いる。
【0035】上記電磁石20は、巻芯21と、巻芯21
の両端の巻きつば22とが分解可能な構造となっている
が、図3(第3実施例)に示した電磁石30のように、
巻芯の一方の端の巻きつばのみ分解可能な構造としても
よい。すなわち、巻芯31の一端に巻きつば32を巻芯
31と一体形成し、他方の端に巻きつば22をねじ止め
により取り付けた構造でもかまわない。つぎに図3に示
した電磁石30を用いたスプリットペアコイルの構成方
法について具体的に説明する。まず、図3に示した電磁
石30の巻芯31から、ねじ止めにより取り付けられて
いる巻きつば22を図4に示すように取り外す。
【0036】つぎに、巻きつば22が取り外された図4
に示す電磁石30を2つ用いて、図5に示すようにスプ
リットペアコイルを構成する。ここで、両電磁石30
は、各電磁石30の巻つば22を取り外した側を対向し
て配置されており、両電磁石30が通電されることによ
り、図に示した原点0近傍に磁場が発生する。
【0037】このような構造のスプリットペアコイルに
おいては、電磁石30の組み立て後(コイル23巻き付
け後)に巻きつば22を取り外し、この巻きつば22が
取り外された電磁石30を用いているため、同コイルの
電磁石30の間の距離は、巻きつばと巻芯が一体形成さ
れた電磁石を用いた従来のスプリットペアコイルに比べ
て、巻きつば22の厚さの分だけ短縮される。このた
め、原点0近傍において強い磁場が得られる。
【0038】しかも、電磁石30の組み立て後、巻きつ
ば22を取り外していることから、すなわち、巻芯31
に電線を均一に揃えて巻き付けるために、巻芯31の両
端に巻きつば22を取り付けた状態で、コイル23を形
成して、電磁石30を組み立てた後に、巻きつば22を
取り外していることから、巻きつば22がないことによ
る支障はない。
【0039】しかも、コイル23を形成している電線相
互が均一に揃えられた状態で樹脂により固着されている
ことから、巻きつば22を取り外しても巻線の形状が崩
れることはない。また、巻きつば22を取り外している
ことから、装置の小型化も図れる。
【0040】また、従来のスプリットペアコイルに比べ
て、スプリットペアコイルを構成している電磁石30の
間で、巻きつば22の厚さの分だけ、発生する磁場の有
効利用範囲が拡大する。
【0041】なお、本実施例では、円柱状の巻芯を用い
ているが、第1実施例に示したように、断面形状が楕円
形状の巻芯もしくは、なめらかな凸曲面を持つ断面形状
の巻芯を用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、巻芯に電線を巻き付け
て製作される磁場発生装置用電磁石において、コイルを
形成する電線が巻き付けられている巻芯の断面形状を楕
円状もしくは滑らかな凸曲面を持つ形状としたことよ
り、巻芯の断面形状がレーストラック型である従来の磁
場発生装置用電磁石と異なって、コイルを形成する電線
は巻芯の外周面全体に渡って支持される。したがって、
巻芯断面の長軸を長くしても、コイル巻線時に、電線を
小さい張力で巻芯の外周面に密着して沿わせることがで
きる。このため、コイルを形成するすべての電線からコ
イル最内層の電線に作用する圧縮力も小さくなる。ま
た、コイルの巻き厚を大きくしても、コイル全体からコ
イル最内層の電線に作用する圧縮力が同電線の局部に集
中することはなくなる。すなわち、電線に作用する力が
巻芯外周面全体に渡って分散する。
【0043】以上の理由により、コイル最内層の電線表
面を被覆する絶縁被覆材あるいは巻芯表面を被覆する絶
縁被覆材の損傷が防止できるので、コイルの巻き厚を大
きくして強い磁場を得ることができる。また、巻芯の断
面の長軸を長くして磁場有効利用範囲を拡大することも
できる。
【0044】また、本発明によれば、磁場発生装置用電
磁石において、巻芯の両端に巻きつばを取り外し可能に
取り付けたことにより、コイル形成時には、巻きつばを
利用して、コイルを形成する電線が均一に揃えられて巻
芯に巻き付けられ、コイル形成後には、不要となった巻
きつばを取り外すことができる。このため、この巻きつ
ばが取り外された磁場発生装置用電磁石を2つ用いてス
プリットペアコイルを構成すれば、従来の巻芯と巻きつ
ばとが一体形成された磁場発生装置用電磁石を用いたス
プリットペアコイルに比べて、巻きつばの分だけ、同コ
イルを構成する2つの電磁石の距離を縮めることができ
る。このため、磁場が必要となる部分(両電磁石に挟ま
れた部分)に両電磁石をより近付けることができるの
で、一層強い磁場を得ることができる。また、従来のス
プリットペアコイルに比べて、巻きつばの分だけ磁場の
有効利用範囲を拡げることができ、装置を小型にするこ
ともできる。
【0045】さらに、電磁石のコイルを形成する電線相
互を樹脂を用いて固着したことにより、巻芯から巻きつ
ばを取り外してもコイルの巻線形状が維持でき、均一な
磁場を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る磁場発生装置用電磁
石の構造図。
【図2】本発明の第2実施例に係る磁場発生装置用電磁
石の構造図。
【図3】本発明の第3実施例に係る磁場発生装置用電磁
石の構造図。
【図4】図3に示した電磁石30の巻芯31から巻きつ
ば22を取り外した状態を示す図。
【図5】図4に示した電磁石30を用いて構成したスプ
リットペアコイルの構造図。
【図6】従来の磁場発生装置用レーストラック型電磁石
の構造図。
【図7】従来のスプリットペアコイルの構造図。
【符号の説明】
10,20,30…電磁石、 11,21,31…巻
芯、12,23…コイル、 13…電線、13a
…導体部、 13b…絶縁被覆材、22,3
2…巻きつば。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯に電線を巻き付けて製作される磁場
    発生装置用電磁石において、 前記巻芯の断面形状を楕円形としたことを特徴とする磁
    場発生装置用電磁石。
  2. 【請求項2】 巻芯に電線を巻き付けて製作される磁場
    発生装置用電磁石において、 前記巻芯の断面形状をなめらかな凸曲面を持つ形状とし
    たことを特徴とする磁場発生装置用電磁石。
  3. 【請求項3】 両端に巻きつばを有する巻芯に電線を巻
    き付けてコイルを形成した磁場発生装置用電磁石におい
    て、 前記巻きつばの少なくとも一方を、前記巻芯から取り外
    し可能としたことを特徴とする磁場発生装置用電磁石。
  4. 【請求項4】 前記コイルの形成後に、前記少なくとも
    一方の巻きつばが前記巻芯から取り外された構造を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の磁場発生装置用電磁
    石。
  5. 【請求項5】 前記コイルを形成する前記電線相互が樹
    脂で固着されていることを特徴とする請求項4記載の磁
    場発生装置用電磁石。
JP30684392A 1992-11-17 1992-11-17 磁場発生装置用電磁石 Withdrawn JPH06163241A (ja)

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Cited By (5)

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