JPS58127305A - 超電導マグネツト - Google Patents
超電導マグネツトInfo
- Publication number
- JPS58127305A JPS58127305A JP940882A JP940882A JPS58127305A JP S58127305 A JPS58127305 A JP S58127305A JP 940882 A JP940882 A JP 940882A JP 940882 A JP940882 A JP 940882A JP S58127305 A JPS58127305 A JP S58127305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- winding part
- winding
- wound
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、超−導マグネットに関する。
９カ埋実験（４器、測定機器、医療機器などに用いられ
る超電導マグネットは、巻線として使用するニオブ・錫
合金（Ｎｂ３ Ｓ ｎ ）線が高価なため、内側の高磁
界側にのみＮｂ３Ｓｎ線を使用し、外τＩＪの低磁界側
には安価なニオブ・チタン合金（Ｎｂ−Ｔｉ）線を使用
した第１図に示す如き複合マグネットとすることが多く
、従来は、この複合マグネットを製作するに当って、Ｎ
ｂ２Ｓｎ線を巻いたマグネット１と、Ｎｂ−Ｔｉ線を巻
いたマグネットを別々に製作し、これを図のように組み
合わせ、線３を介して両者を電気的に接続していた。
る超電導マグネットは、巻線として使用するニオブ・錫
合金（Ｎｂ３ Ｓ ｎ ）線が高価なため、内側の高磁
界側にのみＮｂ３Ｓｎ線を使用し、外τＩＪの低磁界側
には安価なニオブ・チタン合金（Ｎｂ−Ｔｉ）線を使用
した第１図に示す如き複合マグネットとすることが多く
、従来は、この複合マグネットを製作するに当って、Ｎ
ｂ２Ｓｎ線を巻いたマグネット１と、Ｎｂ−Ｔｉ線を巻
いたマグネットを別々に製作し、これを図のように組み
合わせ、線３を介して両者を電気的に接続していた。
しかしながら、上記の構成とした複合マグネットは、内
側のマグネット１の巻線部外周から、外グーのマグネッ
ト２の巻線部内周−ｊに無効スペース込が生じ（店はボ
ビン４の鍔が巻線部外Ｊｉ’、Ｊがら突出した長さと、
ボビン５の胴部肉厚及びボビン５をボビン４に挿入する
ために両者間←設ける隙間の和となる）、この店を２倍
した分マグネットの径が大きくなる欠点がある。
側のマグネット１の巻線部外周から、外グーのマグネッ
ト２の巻線部内周−ｊに無効スペース込が生じ（店はボ
ビン４の鍔が巻線部外Ｊｉ’、Ｊがら突出した長さと、
ボビン５の胴部肉厚及びボビン５をボビン４に挿入する
ために両者間←設ける隙間の和となる）、この店を２倍
した分マグネットの径が大きくなる欠点がある。
また、無効スペースが生じることにより、Ｎｂ−Ｔｉ
線の曲率半径が大きくなるので、密巻きした場合に比
べ、同一磁場を発生させるため（こ使用するＮｂ−Ｔｉ
線の量が多くなり、しかも、ボビンを２個必斐とするの
で製品コストが高くなる。
線の曲率半径が大きくなるので、密巻きした場合に比
べ、同一磁場を発生させるため（こ使用するＮｂ−Ｔｉ
線の量が多くなり、しかも、ボビンを２個必斐とするの
で製品コストが高くなる。
さらに、２つのマグネットを組み合わせているため、マ
グネット１．２ｒｊ５に生じる電磁力により１１１「者
の千１１対位置がずれ易く、このずれが急に起きた場合
、超電導状態から常電導状態への転移（クエンチ）を起
こす恐れがある等性能面でも解決すべき問題がある。
グネット１．２ｒｊ５に生じる電磁力により１１１「者
の千１１対位置がずれ易く、このずれが急に起きた場合
、超電導状態から常電導状態への転移（クエンチ）を起
こす恐れがある等性能面でも解決すべき問題がある。
この発明は、これ等の点に鑑みてなされたもので、小型
・軽量かつ安価で、超電導状態の安定性にも優れるマダ
イ・ノドを提供するのを目的としている。
・軽量かつ安価で、超電導状態の安定性にも優れるマダ
イ・ノドを提供するのを目的としている。
この−５ご明は、Ｎｂ、Ｓｎ導体が、ボビンに巻回され
た後又は巻回される前に７００℃前後の温度で熱処１ｈ
！されるので、耐熱′此の良いガラス糸又はガラス布で
杷縁される点に着目し、Ｎｂ、、Ｓｎ線の巻線部を膚脂
でモールドすることにより、絶縁被覆層の繊維をｊ−ｕ
用したＦＲＰの新たな巻胴をＮｂよＳｎ線の巻線部外周
に形成し、この巻胴にＮｂ−Ｔｉ線を巻回することで従
来のマグネットのもつ欠点を解消したところに特徴を有
する。
た後又は巻回される前に７００℃前後の温度で熱処１ｈ
！されるので、耐熱′此の良いガラス糸又はガラス布で
杷縁される点に着目し、Ｎｂ、、Ｓｎ線の巻線部を膚脂
でモールドすることにより、絶縁被覆層の繊維をｊ−ｕ
用したＦＲＰの新たな巻胴をＮｂよＳｎ線の巻線部外周
に形成し、この巻胴にＮｂ−Ｔｉ線を巻回することで従
来のマグネットのもつ欠点を解消したところに特徴を有
する。
これを、第２図に示す実施例に基いて詳しく説明すると
、図番こおいて１０は、ステンレス鋼等より成るボビン
で、その巻胴には、ガラス繊維の絶縁被覆層を有し、ボ
ビンに巻回する前又は巻回後に熱処理されたＮ ｂ ｉ
・Ｓｎｎ線１が巻かれている。
、図番こおいて１０は、ステンレス鋼等より成るボビン
で、その巻胴には、ガラス繊維の絶縁被覆層を有し、ボ
ビンに巻回する前又は巻回後に熱処理されたＮ ｂ ｉ
・Ｓｎｎ線１が巻かれている。
また、Ｎｂ５Ｓｎ線１１の巻線部には、熱処理後にエポ
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂を注入し、加熱硬化させてあ
り、注入された樹脂が、ｈＡｌｌの絶縁被覆層を構成す
るガラス繊維間及び線材間の隙間（こ含浸し、ＦＲＰ層
１２となってＮｂ、’：Ｓｎ線１１線巻１部外周に新た
な巻胴表面１３を作り出している。
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂を注入し、加熱硬化させてあ
り、注入された樹脂が、ｈＡｌｌの絶縁被覆層を構成す
るガラス繊維間及び線材間の隙間（こ含浸し、ＦＲＰ層
１２となってＮｂ、’：Ｓｎ線１１線巻１部外周に新た
な巻胴表面１３を作り出している。
さらに、モールドされたＮｂ５Ｓｎ線１１の巻き終り端
は、予めＦＲＰ層１２から引き出されており、これにＮ
ｂ−Ｔｉ線１４の一端を接続しく図中１５がその接続部
）、新たな巻胴表面１３上にＮｂ−Ｔｉ線１４を順次巻
き重ねて単一ボビンの複合マグネットを形成している。
は、予めＦＲＰ層１２から引き出されており、これにＮ
ｂ−Ｔｉ線１４の一端を接続しく図中１５がその接続部
）、新たな巻胴表面１３上にＮｂ−Ｔｉ線１４を順次巻
き重ねて単一ボビンの複合マグネットを形成している。
なお、Ｎｂ−Ｔｉ ＃＋１１４の巻線部外周にはステン
レス算４板等から成る外部補強層１６を設けるのが望ま
しい。
レス算４板等から成る外部補強層１６を設けるのが望ま
しい。
また、Ｎｂ−Ｔｉ線１４を巻回するＦＲＰ巻胴表面１３
の強度や平坦度が不足する場合は、これを補うため、第
３図のように、モールドされたＮｂ５ｓｎ 線１１の巻
線部外周に、ステンレス銅板やＦＲＰ板などによって形
成される境界補強Ｍ１７を設す°ることができる。
の強度や平坦度が不足する場合は、これを補うため、第
３図のように、モールドされたＮｂ５ｓｎ 線１１の巻
線部外周に、ステンレス銅板やＦＲＰ板などによって形
成される境界補強Ｍ１７を設す°ることができる。
さらに、Ｎｂ３Ｓｎ線１１の始端とＮｂ−Ｔｉ線１４の
終端は、第２図に示すリード線１８に接読するほか、第
３は目こ示すようにボビン１０の鍔Ｏこ絶縁板し介して
端子端１９を取付け、これに接続してもよい。
終端は、第２図に示すリード線１８に接読するほか、第
３は目こ示すようにボビン１０の鍔Ｏこ絶縁板し介して
端子端１９を取付け、これに接続してもよい。
この発明は、以上述べたように、Ｎｂ、Ｓｎ線の巻線部
を熱硬化性樹脂でモールドすることにより巻線部外周Ｏ
こ新たな巻胴表面を形成し、その上にＮｂ−Ｔｉ線を巻
き重ねるようにしたので、余分のスペースが省略され、
マグネットが小型・軽量化される。
を熱硬化性樹脂でモールドすることにより巻線部外周Ｏ
こ新たな巻胴表面を形成し、その上にＮｂ−Ｔｉ線を巻
き重ねるようにしたので、余分のスペースが省略され、
マグネットが小型・軽量化される。
また、ｒ９ｂ Ｔ ｆ線はＮｂ＋３Ｓｎ線上をこ密に
巻き重ねられるので、同一磁場を発生する７゛こめに使
用する線材量が従来に比べて少なくて済み、しかもボビ
ンは１個でよいので安価に製作でき、経済面でも有利と
なる。
巻き重ねられるので、同一磁場を発生する７゛こめに使
用する線材量が従来に比べて少なくて済み、しかもボビ
ンは１個でよいので安価に製作でき、経済面でも有利と
なる。
さらに、Ｎｂｙ、Ｓｎ線は、ＦＲＰモールドの状態（こ
なるので、機械的強度が高まって素線間の動きが防止さ
れ、また、Ｎｂ、、Ｓｎ線とＮｂ−Ｔｉ線は同一ボビン
内に巻かれるため、両者の巻線部同に相対的位置ずれが
生じることがなく、従ってクエンチの発生が防止され、
マグネットの性能も向上する。
なるので、機械的強度が高まって素線間の動きが防止さ
れ、また、Ｎｂ、、Ｓｎ線とＮｂ−Ｔｉ線は同一ボビン
内に巻かれるため、両者の巻線部同に相対的位置ずれが
生じることがなく、従ってクエンチの発生が防止され、
マグネットの性能も向上する。
第１図は、従来の超電導マグネットを示すＩｔ；ｒ面図
、第２図及び第３図は、この発明のマグネットの一例を
示す断面図である。 １０・・・ボビン、１１ ”・Ｎｂ、、 Ｓ ｎ線、１
２ ・ＦＲＰ層、１３・・・ＦＲＰＧこよる巻胴表面、
１４・・・Ｎｂ−Ｔｉ線、１５・・・接続部、１６・・
・外部補強層、１７・・・境界補強層
、第２図及び第３図は、この発明のマグネットの一例を
示す断面図である。 １０・・・ボビン、１１ ”・Ｎｂ、、 Ｓ ｎ線、１
２ ・ＦＲＰ層、１３・・・ＦＲＰＧこよる巻胴表面、
１４・・・Ｎｂ−Ｔｉ線、１５・・・接続部、１６・・
・外部補強層、１７・・・境界補強層
Claims (2)
- （１） ボビンの内周部に巻かれたニオブ・錫合金（
Ｎｂ３Ｓｎ）線を熱硬化性樹脂でモールドして巻線部外
周に絶縁被覆層の繊維を利用したＦＲＰによる新たな巻
胴表面を形成し、この巻胴上に、一端が上記ニオブ・錫
合金線に接続されたニオブ・チタン合金（Ｎｂ−ｒｔ）
ｆｍの巻線部を形成したことを特徴とする超電導マグネ
ット。 - （２） 上記ＦＲＰによる巻胴表面とニオブ・チタン
合金線の巻線部との間に境界補強層を介在したことを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の超電導マグネ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP940882A JPS58127305A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 超電導マグネツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP940882A JPS58127305A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 超電導マグネツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58127305A true JPS58127305A (ja) | 1983-07-29 |
Family
ID=11719573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP940882A Pending JPS58127305A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 超電導マグネツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58127305A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0455107U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-12 | ||
| GB2418069A (en) * | 2004-09-11 | 2006-03-15 | Bruker Biospin Gmbh | Superconducting magnet coil with reduced current density regions |
| WO2012070584A1 (ja) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 酸化物超電導ソレノイド巻きコイルおよびその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871606A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 超電導マグネツト |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP940882A patent/JPS58127305A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5871606A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 超電導マグネツト |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0455107U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-12 | ||
| GB2418069A (en) * | 2004-09-11 | 2006-03-15 | Bruker Biospin Gmbh | Superconducting magnet coil with reduced current density regions |
| US7317369B2 (en) | 2004-09-11 | 2008-01-08 | Bruker Biospin Gmbh | Superconductor magnet coil configuration |
| GB2418069B (en) * | 2004-09-11 | 2008-12-03 | Bruker Biospin Gmbh | Superconducting magnet with novel coil configuration |
| WO2012070584A1 (ja) | 2010-11-22 | 2012-05-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 酸化物超電導ソレノイド巻きコイルおよびその製造方法 |
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