JPH0616123U - 農用トラクタにおけるエンジン制御装置 - Google Patents

農用トラクタにおけるエンジン制御装置

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JPH0616123U
JPH0616123U JP5405492U JP5405492U JPH0616123U JP H0616123 U JPH0616123 U JP H0616123U JP 5405492 U JP5405492 U JP 5405492U JP 5405492 U JP5405492 U JP 5405492U JP H0616123 U JPH0616123 U JP H0616123U
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JP
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agricultural tractor
detection sensor
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和彦 江澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用トラクタにおけるエンジンの回転数の制
御を容易にした。 【構成】 作業時のエンジン(4) の回転数をアクセルレ
バー(8) により設定すると共に、作業時以外では制御手
段(16)によりこれよりも低速となるように構成した農用
トラクタにおいて、上記制御手段(16)に設けるコントロ
ーラ(17)と油圧昇降レバー(13)側に設ける検出センサー
(20)とを接続し、同油圧昇降レバー(13)の上げ操作によ
りエンジン(4) の回転数が低速となるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、農用トラクタにおけるエンジン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、農用トラクタにより耕うん作業を行う場合は、機体の走行速度を時速5 kmぐらいにて設定しており、機体が枕地に至ると、このままの速度では早過ぎ るために機体の旋回が容易にできないものであった。したがって、機体が枕地に 至る時に、作業者がアクセルレバーを握って低速側に戻す操作を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の如く、作業時は速い速度で機体を走行させて、枕地では低速 にする必要があるため、作業者は、アクセルレバーを常時操作するのが煩雑で作 業を能率的にできないものであった。
【0004】 また、作業者は、機体が枕地に至ったときにアクセルレバーを戻さなかった場 合は機体が急旋回して機体が転倒することがあり危険であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、作業時のエンジンの回転数をアクセルレバーにより設定すると共 に、作業時以外では制御手段によりこれよりも低速となるように構成した農用ト ラクタにおいて、上記制御手段に設けるコントローラと油圧昇降レバー側に設け る検出センサーとを接続し、同油圧昇降レバーの上げ操作によりエンジンの回転 数が低速となるように構成したことを特徴とする農用トラクタにおけるエンジン 制御装置を提供せんとするものである。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づき具体的に説明すると、1は農用トラクタであっ て、機体2後方にロータリ作業機3を連動連結している。
【0007】 4は機体2前部に搭載するエンジン、5は同エンジン4の前部を覆うボンネッ トである。
【0008】 6はボンネット5の後部に連設するダッシュボードで、同ダッシュボード6位 置にステアリングハンドル7を配設している。
【0009】 また、ステアリングハンドル7の下部には、右側位置に手元用アクセルレバー 8を設けていると共に、ステップ9上にはクラッチペダル10と左右ブレーキペダ ル11,11 を設けている。
【0010】 12は主変速レバー、13は油圧リフトを上下回動させるための油圧昇降レバー、 14は操向用前車輪、15は駆動後車輪である。
【0011】 また、図4において、16はアクセルレバー8に連結して、エンジン4の回転数 を制御する制御手段である。17は同制御手段16に設けるコントローラであって、 同コントローラ17にはアクセルレバー8に接続するポテンショメータ18が連設さ れている。19はコントローラ17に接続してエンジン4側の出力を調整する電子ガ バナ、20はコントローラ17に接続してエンジン4の回転数を設定値よりも低速側 に切換える検出センサーである。
【0012】 そして、同検出センサー20は図5に示す如く上記油圧昇降レバー13の基部に配 設されている。
【0013】 また、上記検出センサーは、これにかえて図6に示す如く油圧昇降レバー13に 押釦式の切換スイッチ20A を設けて構成してもよい。また、油圧昇降レバー13の 基部にポテンショセンサー20B を設けて、同油圧昇降レバー13の上下回動による 電圧変化をとらえてコントローラ17側に出力してもよいものである。
【0014】 また、図7に示すものは、上記検出センサー20の作動を切り状態22と連動状態 23に切換える連動スイッチ24である。
【0015】 また、図8において、26は、上記検出センサー20をONにしたときにエンジン の回転数のダウン幅を設定する指示ダイヤルであって、上記コントローラ17と接 続している。
【0016】 本考案の実施例は上記のように構成されており、したがって、農用トラクタを 圃場に搬入してこれにより耕うん作業を行う場合は、アクセルレバー8により作 業時のエンジン回転数を設定する。そして、アクセルレバー8に連結するポテン ショメータ18により同アクセルレバー8の回動量を検出して、同検出結果をコン トローラ17に出力する。
【0017】 次に、コントローラ17により制御を行って電子ガバナ19側に出力し、エンジン 側を高速回転させるものである。
【0018】 また、作業時以外、例えば農用トラクタの機体が枕地にさしかかった場合は、 油圧昇降レバー13を上げ操作してロータリ作業機を上昇させる。そして、油圧昇 降レバー13の上げ操作により検出センサー20がON操作される。
【0019】 これにより、エンジン4は指示ダイヤル26にて設定された回転数まで下って低 速回転となる。
【0020】 したがって、機体2の走行速度は減速されて旋回が円滑に行なわれるものであ る。
【0021】 また、上記検出センサーを押釦式の切換スイッチ20A とした場合も、上記と同 様にエンジンの回転数が低速となるものである。
【0022】 以上の如く、上記実施例によれば、作業時のエンジン4の回転数をアクセルレ バー8により設定すると共に、作業時以外では制御手段16によりこれよりも低速 となるように構成した農用トラクタにおいて、上記制御手段16に設けるコントロ ーラ17と、油圧昇降レバー13側に設ける検出センサー20とを接続し、同油圧昇降 レバー13の上げ操作によりエンジン4の回転数が低速となるように構成したもの であるから、エンジンの回転数が作業時では高速回転であるが、作業部を上昇さ せて機体を旋回させる場合は自動的に低速回転とすることができて、運転操作が 容易であると共に、安全性を高めることができる。
【0023】 また、特にエンジンの回転を低速にする検出センサー20を油圧昇降レバー13に 付設した場合は、油圧昇降レバー13のみを上げ操作するだけでよく、特別な操作 を必要としないでエンジンの回転が自動的に低速となるものである。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、作業時のエンジンの回転数をアクセルレバーにより設定する と共に、作業時以外では制御手段によりこれよりも低速となるように構成した農 用トラクタにおいて、上記制御手段に設けるコントローラと、油圧昇降レバー側 に設ける検出センサーとを接続し、同油圧昇降レバーの上げ操作によりエンジン の回転数が低速となるように構成したものであるから、エンジンの回転数が作業 時では高速回転であるが、作業部を上昇させて機体を旋回させる場合は自動的に 低速回転とすることができて、運転操作が容易であると共に、安全性を高めるこ とができる。また、エンジンの制御手段の全体構造が簡単であり、安価に製作で きるものである。
【0025】 また、特にエンジンの回転を低速にする検出センサーを油圧昇降レバーに付設 した場合は、油圧昇降レバーのみを上げ操作するだけでよく、特別な操作を必要 としないでエンジンの回転が自動的に低速となり、作業者の疲労を少なくするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備する農用トラクタの全体側面図。
【図2】同拡大側面図。
【図3】本考案要部の斜視図。
【図4】制御手段を示す回路図。
【図5】油圧昇降レバーと検出センサーの取付状態を示
す側面図。
【図6】同押釦式の切換スイッチの取付状態を示す側面
図。
【図7】連動スイッチの平面図。
【図8】指示ダイヤルの平面図。
【符号の説明】
4 エンジン 13 油圧昇降レバー 16 制御手段 17 コントローラ 20 検出センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業時のエンジン(4) の回転数をアクセ
    ルレバー(8) により設定すると共に、作業時以外では制
    御手段(16)によりこれよりも低速となるように構成した
    農用トラクタにおいて、 上記制御手段(16)に設けるコントローラ(17)と油圧昇降
    レバー(13)側に設ける検出センサー(20)とを接続し、同
    油圧昇降レバー(13)の上げ操作によりエンジン(4) の回
    転数が低速となるように構成したことを特徴とする農用
    トラクタにおけるエンジン制御装置。
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