JPH0615871Y2 - 包装体 - Google Patents

包装体

Info

Publication number
JPH0615871Y2
JPH0615871Y2 JP1988067335U JP6733588U JPH0615871Y2 JP H0615871 Y2 JPH0615871 Y2 JP H0615871Y2 JP 1988067335 U JP1988067335 U JP 1988067335U JP 6733588 U JP6733588 U JP 6733588U JP H0615871 Y2 JPH0615871 Y2 JP H0615871Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
wrapping
speaker
tweeter
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988067335U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01170662U (ja
Inventor
浩二 高橋
隆之 枝松
秀悟 出来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1988067335U priority Critical patent/JPH0615871Y2/ja
Publication of JPH01170662U publication Critical patent/JPH01170662U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0615871Y2 publication Critical patent/JPH0615871Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、一部が突出した被包装物に巻き付けて包装す
る帯状の包装体に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、例えば低音用の大口径スピーカ前面(即ち、振動
板の放音面側)に高音用の小口径スピーカ(ツイータ)
を同軸的に設けたスピーカの包装(梱包)は、斯るスピ
ーカ本体前面の中央部が凸状に突出した形状になつてい
るために、例えば発泡スチロールにて形成された緩衝材
を組み合わせて突出したツイータの保護を行なつた後外
装箱に収納したり、或いはツイータ挿通用に中央部を打
ち抜いた段ボール紙をスピーカ前面に複数積み重ねてツ
イータの保護を行なつた後外装箱に収納することで行な
つていた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところが、斯る従来方法では前者の場合発泡スチロール
製の緩衝材をスピーカの形状に見合つた形に作るための
金型が必要で費用が高くつき、又後者の場合段ボール紙
を積み重ねているため包装費用が高くなるだけでなくそ
の包装に手間を要するものであつた。そこで、第4図に
示す如く段ボール紙からなる帯状の包装体を用い、この
包装体(1)をスピーカ(2)に巻き付けて包装する方法も提
案されているが、斯る方法ではスピーカ前面に突出した
ツイータ(3)の突出量を包装体(1)の板厚で吸収するよう
にしているため、ツイータ(3)の突出量が少ない場合に
限られ、且つツイータ(3)前面が外部に露出していた。
更に、斯る包装方法では包装後に外装箱に収納或いは輸
送する際に帯状の包装体(1)の一端(1a)が矢印A方
向に開くことにより矢印B方向に包装の形くずれを生
じ、外装箱への収納作業に手間を要したり、スピーカが
傾いた状態で輸送されると謂つた問題が生じていた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は上記した課題を解決するために、一部が突出し
た被包装物(ツイータ付のスピーカ)に巻き付けて包装
する帯状の包装体であつて、複数の折り曲げ線を介して
複数の包装面を連接形成し、この各包装面の内、スピー
カ本体を包む包装面の少なくとも1つにスピーカ本体と
当接して位置決めを行なう当接リブを形成すると共に、
スピーカ本体前面のツイータを包みそのツイータ周囲に
緩衝空間を画する包装面の少なくとも1つに包装の形く
ずれを防止する支持リブを形成したものである。
(ホ) 作用 上記した本考案構成の帯状の包装体に依れば、例えばツ
イータ付のスピーカにおいて、突出したツイータ前面を
包装面と直接接しないように完全に覆うことが出来ると
共に、輸送時等における包装の形くずれやスピーカの前
後左右の移動を防止することが出来る。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例について図面と共に説明する。
即ち、第1図における(4)は段ボール紙より成る帯状の
包装体で、複数の折り曲げ線(5a)〜(5k)を介し
て複数の包装面(6a)〜(6l)が連接形成されてい
る。そして、各包装面(6a)〜(6l)の内、包装面
(6c)(6d)には半円形状の嵌入孔(7a)(7
b)が、また包装面(6a)(6f)(6l)には円形
状の嵌入孔(8a)(8b)(8c)が夫々形成(例え
ば、打抜きプレス形成)されており、包装面(6f)及
び(6g)には支持リブ(9)及び当接リブ(10)が夫々形
成されている。尚、折り曲げ線(5c)は段ボール紙の
厚さの半分まで切断した半切り部になつており、それ以
外の折り曲げ線(5a)〜(5k)は線プレスにて形成
されている。
従つて、斯る包装体(4)を用いたツイータ付スピーカの
包装は、先ず包装体(4)を折り曲げ線(5b)(5d)
と半切りの折り曲げ線(5c)より第2図に示す如く折
り曲げて、その半円形状の嵌入孔(7a)(7b)に上
方よりスピーカ本体(11)のフレーム後端部(11a)と
アツパープレート(11b)を嵌入させる。そして、次
に包装体(4)を折り曲げ線(5a)より直角に折り曲げ
てその包装面(6a)をスピーカ本体(11)の後端に当接
させ、その際円形状の嵌入孔(8a)をスピーカ本体(1
1)のボトムプレート(11c)に嵌入させる。そして、
包装体(4)を折り曲げ線(5e)より直角に折り曲げて
その包装面(6f)をスピーカ本体(11)の前面に当接さ
せ、その際円形状の嵌入孔(8b)にスピーカ本体(11)
の前面に突出するツイータ(12)を挿通させる。尚、この
時支持リブ(9)には折り曲げ線(5e)が形成されてい
ないため、折り曲げられず包装面(6e)と平行になつ
ている。そして、その後斯る包装体(4)を折り曲げ線
(5f)より直角に折り曲げることによりスピーカ本体
(11)を包装面(6a)〜(6g)にて包み込み、更に折
り曲げ線(5g)折り曲げ線(5h)と順次直角に折り
曲げることにより包装面(6a)(6b)(6e)の外
表面を包装面(6h)(6i)にて包み込む。そして、
包装体(4)を折り曲げ線(5j)(5k)より直角に折
り曲げた後、折り曲げ線(5i)より直角に折り曲げる
ことにより、包装面(6l)を包装面(6f)に当接さ
せ、その際円形状の嵌入孔(8c)にツイータ(12)を挿
通させる。尚、この時支持リブ(9)の先端が包装面(6
j)に当接し、包装面(6l)の先端が支持リブ(9)を
押えるようになつている。従つて、包装面(6f)(6
i)〜(6l)にてスピーカ本体(11)の前面に突出する
ツイータ(12)を包み込みその周囲に緩衝空間を画した際
に、包装面(6f)が矢印方向に移動して包装の形くず
れが生じるのを防ぐことが出来る。そして、斯る包装完
了状態で包装面(6g)に形成された当接リブ(10)を指
で押圧して第3図に示す如く内方に折り曲げてその先端
をスピーカ本体(11)のフレーム前端(11d)に当接さ
せてやれば、包装面(6f)とでスピーカ本体(11)の前
後(矢印D−D′方向)への移動を阻止することが出来
(即ち、ツイータ(12)前面と包装面(6j)との隙間E
を一定に保つことが出来)、更に当接リブ(10)を内方へ
折り曲げることにより生じる包装面(6g)側の孔(13)
を外装箱から取り出す際の指掛けとして用いることが出
来る。
(ト) 考案の効果 上述した如く本考案に依れば、一部が突出した被包装物
を単一の帯状の包装体にて包装することが出来、またそ
の際その突出部を包装体の包装面と直接接しないように
完全に覆うことが出来る。更に、輸送時等における包装
の形くずれやスピーカの前後左右の移動を防止すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案包装体の一実施例を示す展開図、第2図
はその包装体による包装過程を示す図、第3図は包装完
了状態を示す断面図、第4図は従来の包装完了状態を示
す断面図である。(4) ……包装体、(5a)〜(5k)……折り曲げ線、
(9)……支持リブ、(10)……当接リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部が突出した被包装物に巻き付けて包装
    する帯状の包装体であって、複数の折り曲げ線を介して
    複数の包装面を連接形成してなる包装体において、嵌入
    孔(8b)を有する第1の包装面(6f)と、該第1の
    包装面の一部を切り起こして形成した支持リブ(9)
    と、当接リブ(10)が切り起こし形成されるとともに
    前記第1の包装面に連接する第2の包装面(6g)と、
    前記第1の包装面に対向して配置された第3の包装面と
    を有し、前記第1の包装面と前記当接リブとによって被
    包装物を位置決めし、前記第1の包装面と前記第3の包
    装面とによって被包装物の突出部を収納する緩衝空間を
    形成するとともに、前記支持リブを前記第3の包装面に
    当接させることによって包装および緩衝空間の形くずれ
    を防止することを特徴とする包装体。
JP1988067335U 1988-05-20 1988-05-20 包装体 Expired - Lifetime JPH0615871Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988067335U JPH0615871Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988067335U JPH0615871Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01170662U JPH01170662U (ja) 1989-12-01
JPH0615871Y2 true JPH0615871Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31292708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988067335U Expired - Lifetime JPH0615871Y2 (ja) 1988-05-20 1988-05-20 包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0615871Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01170662U (ja) 1989-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0615871Y2 (ja) 包装体
JPH10211967A (ja) 段ボール製パッキング
JP2015081097A (ja) 包装緩衝部材およびそれを備えた包装材
JPH0140867Y2 (ja)
JP4307756B2 (ja) 梱包具及び梱包体
JPH06227567A (ja) 緩衝材
JP2002255248A (ja) 段ボール製緩衝材
JP3002542U (ja) 緩衝材
JP2530727Y2 (ja) 包装装置
JPH0454153Y2 (ja)
JP3295356B2 (ja) 電子部品用リールの収納具用厚紙及びリール収納具
JPH0627630U (ja) 梱包用緩衝材ブロック
JPS6045141A (ja) 包装用箱
JPS6112357Y2 (ja)
JP2001106265A (ja) 商品保護体
JP2000302172A (ja) 段ボール板製緩衝体
JPH0423778Y2 (ja)
JP3021154U (ja) ゴムロール軸受緩衝材
JPH0451147Y2 (ja)
JP2002370771A (ja) ブリスターパック
JPS6219585Y2 (ja)
JPH0211324Y2 (ja)
JPH0424807Y2 (ja)
JP2020196545A (ja) エンボステープ
JP4357095B2 (ja) 段ボール製緩衝材