JPH0615688U - 可変入賞装置における可動球受部材の取付構造 - Google Patents

可変入賞装置における可動球受部材の取付構造

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JPH0615688U
JPH0615688U JP5914892U JP5914892U JPH0615688U JP H0615688 U JPH0615688 U JP H0615688U JP 5914892 U JP5914892 U JP 5914892U JP 5914892 U JP5914892 U JP 5914892U JP H0615688 U JPH0615688 U JP H0615688U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造でき、且つ組付が簡単な可変入賞
装置における可動球受部材の取付構造を提供する。 【構成】 可動球受部材1に、一側方が開口する凹陥段
部9を設けると共に、この凹陥段部9に異形孔4を開設
し、該異形孔4の近傍に凹陥段部9の高さ以内のストッ
パ10を突設し、一方、回動支軸2の一端に異形孔4に
対応する挿入部5を設けると共にEリングを嵌装するた
めの嵌装溝7を設け、回動支軸2の挿入部5を可動球受
部材1の異形孔4に挿入すると共にEリングを嵌装し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パチンコ機の可変入賞装置に関し、特に可変入賞装置における可 動球受部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の入賞装置には多種多様なものがあり、打球の流入が困難で遊技者 に不利な第1状態から、打球が極めて入り易くて遊技者に有利な第2状態に変換 可能な可変入賞装置が種々開発されている。そして、従来の可変入賞装置におい て入球状態を変化させる、「羽根」或は「翼片」等と呼ばれている可動球受部材 には、当該可動球受部材を取付基板等に回動自在に軸着すると共に、駆動源に連 結するための回動支軸が上記可動球受部材に固定状に設けてある。 この回動支軸は、例えば、実開昭62−180486号公報では、可動球受部 材に設けた挿入孔に、回動支軸の一端に形成した偏平部を圧入すると共に、可動 球受部材の側面から上記偏平部に向けてビスを螺着している。また、特開昭64 −43282号公報では、先端に雌ネジ孔を形成した回動支軸を、可動球受部材 の嵌合凹部に挿入すると共に、可動球受部材の前面側から上記雌ネジ孔にビスを 螺着している。更に、回動支軸を可動球受部材の成形時にインサート成形したも のもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、回動支軸に雌ネジ部を形成するのは甚だ面倒な作業であるし、 上記雌ネジ部にビスを螺着するのも厄介な作業であり、手間が掛かってコストア ップの原因となっている。また、ビスが可動球受部材の回動に伴って緩むことが ある。一方、回動支軸をインサート成形するには、金型等の面でコストアップに 繋がっていた。 本考案は上記に鑑み提案されたもので、安価に製造でき、且つ組付が簡単な可 変入賞装置における可動球受部材の取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、可変入賞装置本体の前面側で駆動源の駆 動により回動支軸を支点にして回動する可動球受部材を備え、該可動球受部材の 状態によって打球が流入し難く遊技者に不利な第1状態と、打球が流入し易く遊 技者に有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置において、少なくとも一側方 が開口する凹陥段部を設けると共に、この凹陥段部に異形孔を開設し、該異形孔 の近傍に上記凹陥段部の高さ以内のストッパを突設した可動球受部材と、 一端 に上記異形孔に嵌入する挿入部を設けると共に、抜け止め手段を嵌装するための 嵌装溝を設けた回動支軸と、を備え、上記回動支軸の挿入部を可動球受部材の異 形孔に挿入すると共に、抜け止め手段を嵌装した。
【0005】
【作用】
可動球受部材に開設した異形孔に回動支軸の挿入部が嵌入して、可動球受部材 と回動支軸とが所定の角度で交差状に止着されると共に、挿着部の嵌装溝に嵌装 した抜け止め手段により、可動球受部材に対して回動支軸が抜け止めされる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面の実施例について説明すると、図1は本考案に係る可動球 受部材1の取付構造を示す分解斜視図である。
【0007】 回動支軸2は、先端に可動球受部材1を止着すると共に後端に駆動機構を構成 するリンク部材3を止着するための、例えば真鍮製の棒材である。この回動支軸 2は前後対称であって、両端部分には後述する可動球受部材1の異形孔4に嵌入 する挿入部5を設ける。この挿入部5は、例えば側周面の一部を切削して形成し たDカット面5aを有している。また、この挿入部5の外周面には、後述する抜 け止め手段6を構成するための嵌装溝7を設ける。
【0008】 可動球受部材1は、一側面に平坦で且つ必要に応じて球を誘導可能な傾斜を設 けた球受面8を形成した合成樹脂の成形品であって、上記回動支軸2の挿入部5 に対応する異形孔4が上記球受面8を貫通している。また、この異形孔4の前面 側の端面には、少なくとも一側方が開口すると共に、異形孔4の周囲が一段低く なる凹陥段部9を形成する。この凹陥段部9には、上記異形孔4の弦部分に沿っ て凹陥段部9の高さ以上に突出しないようにストッパ10を突設する。
【0009】 そして、上記可動球受部材1の前面側の端面には、当該可動球受部材1の前面 を覆うように飾り板11を止着する。この飾り板11は、図示の実施例によれば 、皿孔12に通した皿ビス13を、可動球受部材1の端面に形成した止着ビス孔 14に螺着するようになっているが、飾り板11の後面に係止爪等を設けると共 に、可動球受部材1に係止孔を設け、上記係止爪と係止孔とを係止させるように してもよい。また、飾り板11の前面に装飾シールを貼設するようにしてもよい 。尚、図示の可動球受部材1においては、適宜位置に空間部15を設けて、成形 時の変形防止と共に軽量化及び原材料の削減が図ってある。
【0010】 一方、回動支軸2の後端に止着するリンク部材3は、Dカット面5aを有する 挿入部5に対応する形状の挿着孔16を有すると共に、この挿着孔16から偏心 した位置にリンクピン17が植設してある。そして、上記リンクピン17を連結 部材18に開設した長孔状のピン溝19に遊嵌する。また、上記連結部材18を 駆動源であるソレノイド20に連結する。即ち、ソレノイド20のプランジャ2 1の先端に設けた円盤部22を、連結部材18の連結溝23に挿着して駆動機構 を構成する。
【0011】 次に、組立方法について簡単に説明すると、例えば、先ず、回動支軸2の先端 の挿入部5を可動球受部材1の異形孔4に挿入して、回動支軸2と可動球受部材 1とが所定の角度で交差するように挿着し、凹陥段部9の開口した側方から専用 工具やペンチ等を用いて嵌装溝7に抜け止め手段6としてのEリングを嵌装する 。この挿着されたEリングはストッパ10によって回り止めされる。従って、回 動支軸2の先端部分が上記Eリングによって実質的に拡径するので、回動支軸2 が可動球受部材1に対して抜け止めされ、しかもEリングの回り止めも行なわれ ているので、このEリングが外れることもない。尚、この段階で可動球受部材1 の前面側に飾り板11を止着してもよいし、後工程で止着するようにしてもよい 。何れにしても、この段階では可動球受部材1と回動支軸2とが一体状となる。 そして、本考案における回動支軸2には前後の方向性がないので、どちら側に可 動球受部材1を挿着してもよいので作業時に選択することがなく、しかも回動支 軸2と可動部材との角度も自ずと決り、迅速な組付作業が可能である。
【0012】 そして、可変入賞装置本体(図示せず)の取付基板やリヤケースに設けた軸孔 部に軸受カラー24を各々挿着すると共に、該軸受カラー24に上記のようにし て可動球受部材1と一体状となった回動支軸2を挿入する。次いで、この回動支 軸2の後端にリンク部材3を嵌装すると共に、当該リンク部材3のリンクピン1 7をソレノイド20のプランジャ21に取り付けた連結部材18のピン溝19に 遊嵌させる。尚、必要に応じてリンク部材3側の嵌装溝7にEリングを嵌装して もよい。
【0013】 上記のようにして組み立てれば、回動支軸2に雌ネジ部を設ける必要がなく、 止着ビス等を上記雌ネジ部に螺着する必要もないので、組立が極めて簡単となる 。尚、組立工程は適宜変更できる。
【0014】 更に、動作について簡単に説明すると、ソレノイド20のプランジャ21が摺 動すると、連結部材18を介してリンク部材3が回動支軸2を支点に回動するの で、可動球受部材1も回動支軸2を支点に回動する。尚、可動球受部材1が起立 状態のときには、可動球受部材1の外側当接面25が、可変入賞装置の開口部の 側縁に設けた側枠に内側から当接し、可動球受部材1が傾動したときには、当該 可動球受部材1の異形孔4の近傍に設けたストッパ片26が上記側枠の上端に当 接することによって、可動球受部材1の回動範囲が規制され、可動球受部材1に 衝突する球の衝撃等がソレノイド20に影響しないようになっている。
【0015】 以上本考案を図面の実施例について説明したが、本考案は上記した実施例に限 定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限 り適宜に実施できる。例えば、異形孔及び該異形孔に対応する挿入部としてスプ ライン軸等とすることもでき、要するに可動球受部材と回動支軸とが所定の角度 で止着でき、ズレないようにできればよい。
【0016】
【考案の効果】
以上要するに本考案は、可変入賞装置において、少なくとも一側方が開口する 凹陥段部を設けると共に、この凹陥段部に異形孔を開設し、該異形孔の近傍に上 記凹陥段部の高さ以内のストッパを突設した可動球受部材と、一端に上記異形孔 に嵌入する挿入部を設けると共に、抜け止め手段を嵌装するための嵌装溝を設け た回動支軸と、を備え、上記回動支軸の挿入部を可動球受部材の異形孔に挿入す ると共に、抜け止め手段を嵌装したので、回動支軸に雌ネジ部を設けたり、この 雌ネジ部に止着ビス等を螺着する必要もないので、各部品の製造が極めて簡単に なるばかりではなく、組立作業も極めて簡単となる。また、製造時にインサート 成形等も不要であるので金型等も簡単となり、安価な金型及び成形機を使用でき る。従って、前記した作業の容易性と相俟って、トータルコストの削減に役立ち 、安価で且つ作業性のよい可変入賞装置の回動支軸の取付構造を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動球受部材の取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 可動球受部材 2 回動支軸 4 異形孔 5 挿入部 6 抜け止め手段 7 嵌装溝 9 凹陥段部 10 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変入賞装置本体の前面側で駆動源の駆
    動により回動支軸を支点にして回動する可動球受部材を
    備え、該可動球受部材の状態によって打球が流入し難く
    遊技者に不利な第1状態と、打球が流入し易く遊技者に
    有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置において、 少なくとも一側方が開口する凹陥段部を設けると共に、
    この凹陥段部に異形孔を開設し、該異形孔の近傍に上記
    凹陥段部の高さ以内のストッパを突設した可動球受部材
    と、 一端に上記異形孔に嵌入する挿入部を設けると共に、抜
    け止め手段を嵌装するための嵌装溝を設けた回動支軸
    と、 を備え、上記回動支軸の挿入部を可動球受部材の異形孔
    に挿入すると共に、抜け止め手段を嵌装したことを特徴
    とする可変入賞装置における可動球受部材の取付構造。
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