JPH074843Y2 - パチンコ機のダイアル装置 - Google Patents
パチンコ機のダイアル装置Info
- Publication number
- JPH074843Y2 JPH074843Y2 JP5274891U JP5274891U JPH074843Y2 JP H074843 Y2 JPH074843 Y2 JP H074843Y2 JP 5274891 U JP5274891 U JP 5274891U JP 5274891 U JP5274891 U JP 5274891U JP H074843 Y2 JPH074843 Y2 JP H074843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- cam pulley
- pachinko machine
- cam
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はパチンコ機のダイアル装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パチンコ機のダイアル装置は、弾球ばね
の張力調整用のワイヤを巻き取るカムプーリーを遊技者
が操作するダイアルにより自由に回転できるようにした
ものであるが、最近では組立工程を容易にするために、
ダイアルのみを１〜２本のビスで最後に取り付けるよう
にした簡易型のダイアル装置が普及している。
の張力調整用のワイヤを巻き取るカムプーリーを遊技者
が操作するダイアルにより自由に回転できるようにした
ものであるが、最近では組立工程を容易にするために、
ダイアルのみを１〜２本のビスで最後に取り付けるよう
にした簡易型のダイアル装置が普及している。
【０００３】その代表的なものは、図２に示すようにパ
チンコ機の本体１に取り付けられたカムボックス２の内
部にカムプーリー３をゆとりを持たせて予め収納してお
き、カムボックス２に後からダイアル４のダイアル軸５
を挿入することによってダイアル軸５の先端でカムプー
リー３を突き刺し、カムプーリー３を支持させる形式の
ものである。
チンコ機の本体１に取り付けられたカムボックス２の内
部にカムプーリー３をゆとりを持たせて予め収納してお
き、カムボックス２に後からダイアル４のダイアル軸５
を挿入することによってダイアル軸５の先端でカムプー
リー３を突き刺し、カムプーリー３を支持させる形式の
ものである。
【０００４】ところがこのカムプーリー３にはワイヤの
張力が作用しており、カムボックス２の内部で片側に偏
心したり傾斜しているので、ダイアル軸５を挿入しにく
いという問題がある。また無理にダイアル軸５を挿入す
ると、その先端でカムプーリー３を突き上げてしまいト
ラブルの原因となるうえ、仮にダイアル軸５が挿入され
てもダイアル４とカムプーリー３とが一線上にないとダ
イアル４が重くなるという問題があった。
張力が作用しており、カムボックス２の内部で片側に偏
心したり傾斜しているので、ダイアル軸５を挿入しにく
いという問題がある。また無理にダイアル軸５を挿入す
ると、その先端でカムプーリー３を突き上げてしまいト
ラブルの原因となるうえ、仮にダイアル軸５が挿入され
てもダイアル４とカムプーリー３とが一線上にないとダ
イアル４が重くなるという問題があった。
【０００５】また図３に示すように、ダイアル軸５を本
体のブッシュに差し込んでからその先端にカムプーリー
３を固定する形式のものもあるが、組立工程が面倒で簡
易型とはいい難いものであった。
体のブッシュに差し込んでからその先端にカムプーリー
３を固定する形式のものもあるが、組立工程が面倒で簡
易型とはいい難いものであった。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解消して、ダイアル軸を容易にカムプーリー
に挿入することができ、しかもダイアルが重くなるおそ
れもない簡易型のパチンコ機のダイアル装置を提供する
ために完成されたものである。
の問題点を解消して、ダイアル軸を容易にカムプーリー
に挿入することができ、しかもダイアルが重くなるおそ
れもない簡易型のパチンコ機のダイアル装置を提供する
ために完成されたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、パチンコ機の本体にカムプーリ
ー用のピンを立て、このピンに弾球力調整用のカムプー
リーを回転自在に取り付けるとともに、先端に非円形部
を持つダイアル軸をこのカムプーリーの中心孔に挿入し
たことを特徴とするものである。
めになされた本考案は、パチンコ機の本体にカムプーリ
ー用のピンを立て、このピンに弾球力調整用のカムプー
リーを回転自在に取り付けるとともに、先端に非円形部
を持つダイアル軸をこのカムプーリーの中心孔に挿入し
たことを特徴とするものである。
【０００８】
【実施例】以下に本考案を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図１において、１はパチンコ機の本体、
11はその前面に取り付けられたダイアルブロックであ
る。本考案においてはこの本体１の前面にカムプーリー
用のピン６を立て、このピン６に弾球力調整用のカムプ
ーリー３をビス７によって抜けないように、かつ回転自
在に取り付ける。
細に説明する。図１において、１はパチンコ機の本体、
11はその前面に取り付けられたダイアルブロックであ
る。本考案においてはこの本体１の前面にカムプーリー
用のピン６を立て、このピン６に弾球力調整用のカムプ
ーリー３をビス７によって抜けないように、かつ回転自
在に取り付ける。
【０００９】このカムプーリー３は断面が非円形の中心
孔８を持ち、この中心孔８に先端に非円形部９を持つダ
イアル軸５が挿入されている。実施例では中心孔８の内
面に縦溝10が形成されており、ダイアルブロック11の先
端から挿入されたダイアル軸５の非円形部９をこの中心
孔８の縦溝10に係合することによって、ダイアル軸５の
回転をカムプーリー３に確実に伝達できるようにしてあ
る。
孔８を持ち、この中心孔８に先端に非円形部９を持つダ
イアル軸５が挿入されている。実施例では中心孔８の内
面に縦溝10が形成されており、ダイアルブロック11の先
端から挿入されたダイアル軸５の非円形部９をこの中心
孔８の縦溝10に係合することによって、ダイアル軸５の
回転をカムプーリー３に確実に伝達できるようにしてあ
る。
【００１０】
【作用】このように構成された本考案のパチンコ機のダ
イアル装置は、本体１のピン６にカムプーリー３をビス
止めすることにより回転自在に取り付けてあるので、カ
ムプーリー３にワイヤ12による張力が作用してもカムプ
ーリー３が傾くおそれがない。このためにダイアル軸５
をカムプーリー３に嵌合させる組立作業が容易となると
ともに、安定した回転を得ることができる。
イアル装置は、本体１のピン６にカムプーリー３をビス
止めすることにより回転自在に取り付けてあるので、カ
ムプーリー３にワイヤ12による張力が作用してもカムプ
ーリー３が傾くおそれがない。このためにダイアル軸５
をカムプーリー３に嵌合させる組立作業が容易となると
ともに、安定した回転を得ることができる。
【００１１】また本考案によれば、カムプーリー３を本
体１の表面のベニヤ板13の内部に収納することができ、
従来のように本体１の裏面にカムプーリー３を設置する
必要がない。このため、従来は弾球用モータの位置を決
定する際にカムプーリー３を避けた位置とする必要があ
り、最適位置の決定に時間を要したが、本考案によれば
弾球用モータを容易に最適位置に取り付けることが可能
となる。
体１の表面のベニヤ板13の内部に収納することができ、
従来のように本体１の裏面にカムプーリー３を設置する
必要がない。このため、従来は弾球用モータの位置を決
定する際にカムプーリー３を避けた位置とする必要があ
り、最適位置の決定に時間を要したが、本考案によれば
弾球用モータを容易に最適位置に取り付けることが可能
となる。
【００１２】
【考案の効果】以上に説明したように本考案のパチンコ
機のダイアル装置は、ダイアル軸を容易にカムプーリー
に挿入することができ組立が容易であるうえ、カムプー
リーは本体のピンに取り付けられているので安定した回
転ができ、ダイアルが重くなるおそれもない。このほか
に本考案によれば本体の裏面のスペースを広く取ること
ができ、ダイアル装置の小型化を図ることもできる。よ
って本考案は従来の問題点を一掃したパチンコ機のダイ
アル装置として、その実用的価値は極めて大きいもので
ある。
機のダイアル装置は、ダイアル軸を容易にカムプーリー
に挿入することができ組立が容易であるうえ、カムプー
リーは本体のピンに取り付けられているので安定した回
転ができ、ダイアルが重くなるおそれもない。このほか
に本考案によれば本体の裏面のスペースを広く取ること
ができ、ダイアル装置の小型化を図ることもできる。よ
って本考案は従来の問題点を一掃したパチンコ機のダイ
アル装置として、その実用的価値は極めて大きいもので
ある。
【図１】本考案の実施例を示す一部切欠平面図である。
【図２】従来例を示す一部切欠平面図である。
【図３】他の従来例を示す一部切欠平面図である。
１ パチンコ機の本体 ３ カムプーリー ６ カムプーリー用のピン ５ ダイアル軸 ８ 中心孔 ９ 非円形部
Claims (1)
- 【請求項１】 パチンコ機の本体(1) にカムプーリー用
のピン(6)を立て、このピン(6) に弾球力調整用のカム
プーリー(3) を回転自在に取り付けるとともに、先端に
非円形部(9) を持つダイアル軸(5) をこのカムプーリー
(3) の中心孔(8) に挿入したことを特徴とするパチンコ
機のダイアル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5274891U JPH074843Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | パチンコ機のダイアル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5274891U JPH074843Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | パチンコ機のダイアル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136273U JPH04136273U (ja) | 1992-12-18 |
| JPH074843Y2 true JPH074843Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31928947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5274891U Expired - Lifetime JPH074843Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | パチンコ機のダイアル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074843Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP5274891U patent/JPH074843Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04136273U (ja) | 1992-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950721 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |