JPH0787874B2 - 弾球遊技機の風車 - Google Patents

弾球遊技機の風車

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JPH0787874B2
JPH0787874B2 JP2258651A JP25865190A JPH0787874B2 JP H0787874 B2 JPH0787874 B2 JP H0787874B2 JP 2258651 A JP2258651 A JP 2258651A JP 25865190 A JP25865190 A JP 25865190A JP H0787874 B2 JPH0787874 B2 JP H0787874B2
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Japan
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nail
engaging
collar
wing
collar body
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JP2258651A
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道子 松元
春通 木村
Original Assignee
株式会社藤商事
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は弾球遊技機の遊技盤面に取付けられる風車に関
する。
<従来の技術> パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球機等の弾
球遊技機では、この遊技盤面に、風車が釘によって回転
自在に取付けられ、この風車によって、遊技盤面に打上
げられた遊技球の落下方向を変化させるようにしてい
る。ところで、この種の風車は、第12図及び第13図に示
すように釘1が回転自在に挿通される筒部2と該筒部2
外周に放射状に突出した複数の翼部3とを有する翼体4
を備えると共に、翼体4の筒部2の軸方向外端に突設さ
れた鍔体5とを備えたものがあるが、従来のこの種の風
車は、同図に示すように翼体4と鍔体5とを合成樹脂等
により一体に形成していたので、成形の際の型取りを可
能にするために、筒部2の釘1を挿通するための挿通孔
6は全長に亘って同径であり、筒部2は釘1に対して全
長に亘って密着状に外嵌されていた。
<考案が解決しようとする課題> 従来は、風車の翼体4の筒部2が釘1に対して全長に亘
って密着状に外嵌されているため、遊技球の流れを変更
するため等に釘1の鎖線の如く弯曲させると、筒部2の
内壁の一部が釘1に対して強く圧接してしまい、これが
ために風車がた易く回動不能になり、風車の機能を果た
せなくなるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、釘が多少弯曲しても、風車
のスムーズ回転を保持し得るようにしたものである。
<課題を解決するための手段> この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、演技
盤面11に、釘20によって回転自在に取付けられる風車が
あって、釘20が回転自在に挿通される筒部23と筒部23外
周に放射状に突出した複数の翼部24とを有する翼体21を
備えると共に、翼体21の筒部23の軸方向外端から突出さ
れた鍔体22を備えた弾球遊技機の風車において、 前記翼体21と鍔体22とが、別体に構成されると共に、翼
体21と鍔体22との間に設けた係合機構25を介して互いに
連結固定され、鍔体22の中央には、釘20に回動可能でか
つ密着状に外嵌する嵌合部34が設けられ、翼体21の筒部
23の前記鍔体22とは反対側端部には、釘20に回動可能で
かつ密着状に外嵌する嵌合部35が設けられ、筒部23の前
記反対側端部よりも鍔部22側には、釘20に遊嵌状に外嵌
する遊嵌部36が設けられ、 前記係合機構25は、翼体21の筒部23に、支持片26を介し
て突設された球状の係合部27と、翼体21の各翼部24に突
設された係合突起28とを備えると共に、鍔体22に、前記
係合部27に対応して設けられた球状の係止凹部31と、係
合突起28に対応して設けられた係止孔32とを備え、また
鍔体22には係止凹部31に対応して前記係合部27を挿通す
るための通孔30が設けられ、この通孔30は係合部27の径
よりも小径であり、係合部27を通孔30に挿通して係止凹
部31に係合すると共に、各係合突起28を係止孔32に嵌合
することにより、翼体21と鍔体22とが連結固定されるよ
うになっている点にある。
<作 用> 風車19を製造する場合、翼体21及び鍔体22を別々に成形
して、係合機構25で両者を連結固定すればよく、翼体21
の成形後に型取りが不能になるようなこともなく、風車
19を容易に製造することができる。
そして、第2図に示す如く釘20によって風車19を遊技盤
面11に取付けると、風車19は軸方向両端部で、釘20に対
して回転自在に支持され、風車19の軸方向中央側は釘20
に対して隙間が生じた状態になるため、釘20が多少弯曲
されても、筒部23が釘20に対して圧接するようなことは
なくなり、風車19は釘20に対してスムーズに回転できる
状態に保持される。
<実施例> 以下、本発明を図示の実施例に従って説明すると、第11
図において、11は前面がガラス12で覆われた遊技盤面
で、これには遊技球の落下を不規則にするための障害釘
13が多数植設されている。14は発射ハンドルで、これを
右に回転させることにより、上皿15内にある遊技球を1
個ずつ盤面11の上部に打ち上げるようになっている。こ
の打ち上げられた遊技球は盤面11の上部から落下する。
16は入球口で、遊技盤面11の中途部に複数個設けられ、
ここに遊技球が入ると、球払出し装置によって複数(例
えば13個)の遊技球が上皿15又は下皿16に払出されるよ
うになっている。
19は遊技盤面11の中途部に設けた風車で、遊技盤面11
に、釘20によって回転自在に取付けられている。
前記風車19は、第1図乃至第10図に示すように翼体21と
鍔体22とを備えて成り、翼体21は釘20が回転自在に挿通
される筒部23と該筒部23外周に放射状に突出した複数の
翼部24とを有し、鍔体22は翼体21の筒部23の軸方向外端
から突出されている。
前記翼体21と鍔体22とは合成樹脂により夫々別体に構成
され、翼体21と鍔体22との間には係合機構25が設けら
れ、翼体21と鍔体22とはこの係合機構25を介して互いに
連結固定されている。
即ち、係合機構25は、翼体21の筒部23に、支持片26を介
して突設された3個の球状の係合部27と、翼体21の各翼
部24に突設された3個の係合突起28とを備えると共に、
鍔体22に、前記係合部27に対応して設けられた球状の係
止凹部31と、係合突起28に対応して設けられた係止孔32
とを備える。また、鍔体22には各係止凹部31に対応して
前記係合部27を挿通するための通孔30が設けられてい
る。この通孔30は係合部27の径よりも小径であり、各係
合部27を通孔30に挿通して係止凹部31に係合すると共
に、各係合突起28を係止孔32に嵌合することにより、翼
体21と鍔体22とが連結固定されるようになっている。
前記鍔体22の中央には、釘20に対して回動可能でかつ密
着状に外嵌する嵌合部34が設けられている。この嵌合部
34は釘20と略同径の挿通孔33を有すると共に、翼体21側
に突出している。
翼体21の筒部23の前記鍔体22とは反対側端部には、釘20
に回動可能でかつ密着状に外嵌する嵌合部35が設けら
れ、筒部23の前記反対側端部よりも鍔体22側には、釘20
に遊嵌状に外嵌する遊嵌部36が設けられている。従っ
て、筒部23の釘20が挿通される挿通孔37は、嵌合部35側
の小径孔38と遊嵌部36側の大径孔39とを備えている。小
径孔38の孔径は釘20と略同径とされ、大径孔39の孔径は
釘20の径よりも大径とされている。そして、翼体21の筒
部23の鍔体22側には前記鍔体22の嵌合部34が内嵌する嵌
合凹部40が前記挿通孔37と連通するように設けられてお
り、これら嵌合凹部40と嵌合部34とは前記係合機構25の
一部を構成している。
前記鍔体22の前面には前記係合部27及び係合突起28を隠
すように装飾シート42が貼着されている。
<発明の効果> 本発明によれば、鍔体22の中央には、釘20に回動可能で
かつ密着状に外嵌する嵌合部34が設けられ、翼体21の筒
部23の前記鍔体22とは反対側端部には、釘20に回動可能
でかつ密着状に外嵌する嵌合部35が設けられ、筒部23の
前記反対側端部よりも鍔体22側には、釘20に遊嵌状に外
嵌する遊嵌部36が設けられているので、風車は、釘20に
対して軸方向両端部のみで回転自在に支持され、風車の
軸方向中央側と釘20との間には隙間が形成された状態に
なるため、釘20が多少弯曲されても、筒部23の内壁が釘
20に強く圧接するようなことはなくなり、風車をスムー
ズに回転できる状態に保持でき、風車の機能を長期に亘
って維持できる。
しかも、翼体21と鍔体22とが別体に構成されると共に、
翼体21と鍔体22との間に設けた係合機構25を介して互い
に連結固定されているので、翼体21の鍔体22側に遊嵌部
36があっても、翼体21を成形した後の型取りも容易にな
し得、風車の翼体21及び鍔体22を簡単に形成できる。
また、係合機構25は、翼体21の筒部23に、支持片26を介
して突設された球状の係合部27と、翼体21の各翼部24に
突設された係合突起28とを備えると共に、鍔体22に、前
記係合部27に対応して設けられた球状の係止凹部31と、
係合突起28に対応して設けられた係止孔32とを備え、ま
た鍔体22には係止凹部31に対応して前記係合部27を挿通
するための通孔30が設けられ、この通孔30は係合部27の
径よりも小径であり、係合部27を通孔30に挿通して係止
凹部31に係合すると共に、係合突起28を係止孔32に嵌合
することにより、翼体21と鍔体22とが連結固定されるよ
うになっているので、係合部27の係止凹部31への係合に
よって翼体21と鍔体22とが軸方向の引っ張り力等によっ
て翼体21と鍔体22とが互いに離脱しないように確実に連
結できると共に、係合突起28の係止孔32への嵌合によ
り、翼体21の各翼部24が回転方向等に撓まないように確
実に保持することができ、従って、係合機構25によって
翼体21と鍔体22を簡単かつ強固に連結固定することがで
きる。しかも、翼体21と鍔体22とを連結する際には、係
合部27と係止凹部31とを一致させると共に、係合突起28
と係止孔32とを一致させて、翼体21と鍔体22とを軸方向
に押し付ければよく、翼体21と鍔体22とを非常に簡単に
連結することができて、風車を容易に製造することが可
能であり、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は本発明の一実施例を示し、第1図は
風車の背面図、第2図は同側断面図、第3図は鍔体の正
面図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は係止
凹部部分の拡大断面図、第6図は翼体の正面図、第7図
は同平面図、第8図は同底面図、第9図は第6図のC−
C線断面図、第10図は第6図のD−D線断面図、第11図
はパチンコ遊技機の正面図である。第12図は従来例を示
す風車の背面図、第13図は同側断面図である。 11……遊技盤面、19……風車、20……釘、21……翼体、
22……鍔体、23……筒部、24……翼部、25……係合機
構、34……嵌合部、35……嵌合部、36……遊嵌部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面(11)に、釘(20)によって回転
    自在に取付けられる風車であって、釘(20)が回転自在
    に挿通される筒部(23)と筒部(23)外周に放射状に突
    出した複数の翼部(24)とを有する翼体(21)を備える
    と共に、翼体(21)の筒部(23)の軸方向外端から突出
    された鍔体(22)を備えた弾球遊技機の風車において、 前記翼体(21)と鍔体(22)とが、別体に構成されると
    共に、翼体(21)と鍔体(22)との間に設けた係合機構
    (25)を介して互いに連結固定され、鍔体(22)の中央
    には、釘(20)に回動可能でかつ密着状に外嵌する嵌合
    部(34)が設けられ、翼体(21)の筒部(23)の前記鍔
    体(22)とは反対側端部には、釘(20)に回動可能でか
    つ密着状に外嵌する嵌合部(35)が設けられ、筒部(2
    3)の前記反対側端部よりも鍔部(22)側には、釘(2
    0)に遊嵌状に外嵌する遊嵌部(36)が設けられ、 前記係合機構(25)は、翼体(21)の筒部(23)に、支
    持片(26)を介して突設された球状の係合部(27)と、
    翼体(21)の各翼部(24)に突設された係合突起(28)
    とを備えると共に、鍔体(22)に、前記係合部(27)に
    対応して設けられた球状の係止凹部(31)と、係合突起
    (28)に対応して設けられた係止孔(32)とを備え、ま
    た鍔体(22)には係止凹部(31)に対応して前記係合部
    (27)を挿通するための通孔(30)が設けられ、この通
    孔(30)は係合部(27)の径よりも小径であり、係合部
    (27)を通孔(30)に挿通して係止凹部(31)に係合す
    ると共に、各係合突起(28)を係止孔(32)に嵌合する
    ことにより、翼体(21)と鍔体(22)とが連結固定され
    るようになっていることを特徴とする弾球遊技機の風
    車。
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JP5243772B2 (ja) * 2007-11-01 2013-07-24 株式会社ニューギン パチンコ機の風車
JP5243841B2 (ja) * 2008-05-02 2013-07-24 株式会社ニューギン パチンコ機の風車
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