JPH0440689Y2 - - Google Patents

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JPH0440689Y2
JPH0440689Y2 JP1986124554U JP12455486U JPH0440689Y2 JP H0440689 Y2 JPH0440689 Y2 JP H0440689Y2 JP 1986124554 U JP1986124554 U JP 1986124554U JP 12455486 U JP12455486 U JP 12455486U JP H0440689 Y2 JPH0440689 Y2 JP H0440689Y2
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JP
Japan
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locking
mounting
piece
cover
locking piece
Prior art date
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JP1986124554U
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JPS6332578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機の遊技板や機枠前面に蝶
着される扉枠等に取付けられる諸種の飾り部品類
を簡単に且つ確実に取付けるための取付構造に関
するものである。
[従来の技術] 一般に、パチンコ機には多くの飾り部品類が取
付けられている。パチンコ機前面の扉枠には装飾
効果を高めるための飾り部品が、また遊技部を構
成する遊技板前面にはセーフ球の飛入があつたこ
とを知らせる表示ランプを包むカバーや、球切れ
を表示するランプを被うカバー等の装飾性の高い
飾り部品が、そして遊技部中央部には諸種の入賞
装置等装飾機能を兼ねた各種の部品類が取付けら
れている。
これら多くの部品類は従来一般に釘や木ねじを
使つて個々に止着されているが、最近ではこれら
部品類をプラスチツクで成形することに併せて部
品類の取付面から係止片を延設し、これを例えば
遊技板に予じめ穿つておく取付孔に差し入れて掛
止め、釘、木ねじによる取付けに代えることが行
われており、その取付作業の簡素化に成功してい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、この係止片の掛止めによる取付けは取
付けの際、係止片を差し入れ、これに設ける係止
爪を取付孔の縁などに掛止めるだけでその作業が
完了する大きな利点がある反面、安定した確実な
取付けに欠ける欠点があつた。
即ち、部品類をプラスチツクにより成形する場
合、係止片も併せて比較的精度の高い製品を得る
ことができるが、遊技板等に形成する取付孔は素
材が木質であることに加え、木工工作機械で切削
形成するのが一般的であるため成形上の誤差があ
り、これがため係止片の係止位置が不揃いとなつ
て掛止められなかつたり、また逆に深く係合し過
ぎて取付けにガタを生じたりする欠点があつた。
本考案は、この飾り部品類の、特にプラスチツ
クを材料に成形される部品類の係止片による掛止
めの不揃いから生ずる掛止め不能、或はガタ付き
を有効に回避し、常に安定した取付状態が得られ
るべく考案されたものである。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本考案は上述従来の欠陥に鑑み、これを
解消すべく開発されたもので、その特徴とすると
ころは飾り部品類の本体取付面から掛止片を突き
出し状に延設すると共に該掛止片に対向させて上
記取付面から浮き出すようにばね片を延設し、他
方取付基板には取付孔を形成して上記係止片を該
取付孔に挿入係止せしめると同時に取付基板の表
面に前記ばね片を押圧当接して浮き上り方向に反
発させてなることを特徴としたパチンコ機におけ
る飾り部品類の取付構造にある。
本考案取付構造は上述の構成から遊技板等の取
付基板に開設する取付孔に係止片を押込むように
して掛止めると、この掛止めと同時に自動的にば
ね片が取付基板の表面に当接して反発し、上記係
止片のガタを吸収するもので、取付けの確実性と
作業性に優れるものとなつている。
次に、本考案を更に明らかにするため、図示す
る実施例につき説明し、併せてその特徴を述べ
る。
[実施例] 図示する実施例は本考案を遊技板の上方隅部に
設ける入賞を表示する表示ランプのカバーにつき
実施した一例で、第1図は使用状態の正面図、第
2図は要部の拡大正面図、第3図は拡大背面図、
第4図は第3図−線に沿つて断面とした取付
状態の要部の拡大縦断面図である。
図面において、1はパチンコ機に前面に開閉自
由に蝶着された扉枠で、2はこの扉枠に同じく開
閉自由に蝶着され嵌付けられたガラス枠、3はガ
ラス枠に嵌められたガラスによつて透視可能に被
われた遊技板であり、4はこの遊技板の上部両隅
部に装着された本考案に係る飾り部品の一種たる
表示ランプのカバーである。
ここにおける遊技板3は本考案における取付基
板であつて、この遊技板には表示ランプ(図示し
ない)を後方から覗かせると共に、上記カバー4
を装着する取付孔たる窓5がカバー4の形状に合
せた形で形成してある。そして、この窓5に近接
させてカバー4から垂設する位置決め兼用の係入
脚6を受け入れる係入孔7が設けてある。
カバー4は半透明のプラスチツクを原料に射出
成形されたもので、ここでは遊技板の隅部に合せ
て略直角三角形状に形成して周縁部から側壁4a
を起立延設して浅い箱形をなすよう形成してあ
り、直角状に隅部から側壁4aの起立方向に向け
て先端に外向きの係止爪8を有した係止片9を延
設し、その先端を側壁4aの端縁4bからカバー
の外に突き出すようにしてある。
そして、このカバー4は上記係止片9と向い合
せとなるように、しかも側壁4aの内側面部分か
らこの係止片9と同じくカバーの外に向けて突き
出すように帯板状のばね片10を延設し、常態に
おいてこのばね片10の先端が前記係止片9の係
止爪8に向い合うようにしてある。
前記係入脚6は上記カバー4の他の2つの隅部
からそれぞれ突き出すように延設され、その夫々
は円筒形にして脚端から切割るスリツト11で2
分し、このスリツトの空隙を利用して縮径し且つ
拡張方向に反発できるようにしてある。
本考案に係るカバー4は上述の如く構成される
もので、この取付けは窓5の前面を塞ぐように遊
技板3の前方から臨ませ、先ず側壁4aの端縁4
b、即ち、該カバーの取付面から長く突き出す係
止脚6の脚端を係入孔7に差し入れ位置を決め、
次にカバー全体を押当てるように遊技板3の前面
に接面させて係止片9を窓5に突き入れ、その係
止爪8を窓の内周面に設ける係止段部12に係合
させることによつて取付けられる。
この取付に当り係入脚6は係入孔7に無理に押
込められることで係合力を発揮することになる一
方、係止片9は係止段部12に係合する際一旦撓
んで係止爪8を係合させ、窓からの外れを防止す
ることになる。そして、この係合時側壁4aの端
縁4b、即ち取付面から先端部を浮き出すように
突き出したばね片10が遊技板3の表面に当接し
反発することになることから上記係止爪8と係止
段部12との係合が強められる。同時に、この両
者の係合に隙間がある場合、カバー4を浮き上げ
てこの間隙を吸収することになる。
[考案の効果] 以上本考案を飾り部品を代表して表示ランプの
カバーを例に説明したが、本考案取付構造は取付
孔たる窓に係止片を挿入し、これに係止爪等を係
止める等して取付けるのに併せて飾り部品に備え
るばね片を取付基板たる遊技板の表面に押当たる
ことで、上記係止片の係合のガタを吸収できる構
造としたことから安定した、しかも確実な取付け
が得られると共に、この取付操作は係止片を取付
孔に差し入れるように飾り部品を押付けるだけの
作業で行えることから極めて迅速に組付けられる
利点がある。
勿論、本考案の説明に当り、前記実施例では表
示ランプのカバーを例に説明したが、係止片並び
にばね片を設けられる部品であればその他いかな
る飾り部品にも実施は可能であり、またこの飾り
部品には広く遊技板に取付けられる諸種の入賞装
置類も含まれることは言うまでもない。
また、実施例では係入片並びにばね片を各1個
とした例につき示したが、大きさ、構造等に照し
て複数個宛設けることを妨げるものではなく、設
計者に委ねられるところである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は使用状態を示す正面図、第2図は要部の拡大
正面図、第3図は同じく背面図、第4図は取付状
態を示す第3図−線に沿つて断面とした縦断
側面図である。 3……取付基板たる遊技板、4……飾り部品た
るカバー、5……取付孔たる窓、9……係止片、
10……ばね片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飾り部品類の本体取付面から先端に鉤形の係止
    爪を備えた係止片を突き出すように延設する一
    方、この係止片に対向させて上記本体取付面から
    浮き出る如く帯板状のばね片を一体に延設せし
    め、他方取付基板には取付孔を形成して前記係止
    片を係入させ係止爪を取付孔の係止段部に係合さ
    せると同時に、前記ばね片を上記取付基板の表面
    に押圧当接して該ばね片の反発力で前記係止爪の
    係合を強めるようにしてなることを特徴としたパ
    チンコ機における飾り部品類の取付構造。
JP1986124554U 1986-08-15 1986-08-15 Expired JPH0440689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986124554U JPH0440689Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986124554U JPH0440689Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332578U JPS6332578U (ja) 1988-03-02
JPH0440689Y2 true JPH0440689Y2 (ja) 1992-09-24

Family

ID=31016676

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JP1986124554U Expired JPH0440689Y2 (ja) 1986-08-15 1986-08-15

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830765U (ja) * 1971-08-19 1973-04-14
JPS6110787B2 (ja) * 1976-12-29 1986-03-31 Suwa Seikosha Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110787U (ja) * 1984-06-25 1986-01-22 京楽産業株式会社 パチンコ機のランプ表示装置

Patent Citations (2)

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JPS4830765U (ja) * 1971-08-19 1973-04-14
JPS6110787B2 (ja) * 1976-12-29 1986-03-31 Suwa Seikosha Kk

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JPS6332578U (ja) 1988-03-02

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